日本歯科新聞

簡便な歯周病検診 企業健診モデルとして期待—九歯大らが開発

簡便な方法の確立が課題とされていた歯周病検査だが、九州歯科大学(西原達次学長)らの開発した「舌ぬぐい液による迅速歯周病検診」が商品化され、今後、同大と北九州商工会議所が連携し、6千人以上の職員を対象にアドチェック検診をすることが決まった。「企業健診に歯周病検診を標準的に組み込むモデル」の先行事例になり得るものとして期待がかかる。同大が7日、北九州商工会議所と西日本産業衛生会と共同で開いた「歯周病検診事業のキックオフ」の記者会見で説明した。

限定的な改定財源に反対」—堀日歯会長·歯科の財源確保を要望

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、次期診療報酬改定で、看護の報酬引き上げや不妊治療等の問題など目的を限定して財源を充てることに反対の意を示し、歯科の課題にも対応できる改定財源の確保を求めている。16日の定例記者会見で述べたもの。

訪問歯科衛生指導 ICT活用の評価新設か—次期改定の歯科の議論

中医協の第504回総会で、次期診療報酬改定に向けた歯科医療(その2)の議論が行われた。かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)の施設基準で、小児患者を多く診療し、かつ成人期·高齢期にも対応している場合の要件見直しや、ICTを活用した訪問歯科衛生指導の評価、ファイバーポスト等の支台築造を行った場合の歯冠形成時の加算などが取り上げられた。

新型コロナワクチン接種 打ち手の歯科医師は延べ2万9,191人

ワクチン接種は、5月から11月末までで延べ2万9,191人の歯科医師が、168万9,716回実施している。16日の日本歯科医師会(堀 憲郎会長)の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告した。

国際学術交流基金対象者2人を決定—日歯

日本歯科医師会は、国際学術交流基金の令和4年度助成者2人を理事会で決定した。16日の定例記者会見で尾松素樹常務理事が報告したもの。

在宅歯科·介護連携協 関係団体らで情報共有—佐藤日歯副会長が報告

第3回日本在宅歯科医療·介護連携推進連絡協議会が8日にオンライン上で開かれ、中医協での議論や「ICTを活用した歯科診療等に関する検討会」、歯科のオンライン診療、在宅歯科医療の現状などについて情報共有した。16日の日本歯科医師会の定例記者会見で佐藤保副会長が報告した。

議長に村山氏、副議長に奥田氏—日学歯

日本学校歯科医会(川本強会長)は15日、東京都新宿区のTKP市ヶ谷ビルで第104回臨時代議員会を開いた。議長に群馬県の村山利之氏、副議長に大阪府の奥田昌義氏を選出し、予算決算特別委員会委員と議事運営特別委員会委員の選任について承認、可決した。

訃報 川越文雄 氏

前群馬県歯科医師会会長で元日本歯科医師会代議員の川越文雄氏が6日、死去した。89歳。通夜は9日、葬儀は10日に群馬県吾妻郡中之条町のあがつまメモワールで執り行われた。喪主は長男の靖夫氏。

教育研究向上で連携協定—福岡歯科大学らと筑紫女学園高等学校

筑紫女学園高等学校と福岡歯科大学·福岡看護大学·福岡医療短期大学は「連携協力に関する協定」を締結し、14日に筑紫女学園高校で協定書調印式を行った。

会員に禁煙指導プログラム紹介—日本口腔衛生学会

日本口腔衛生学会(天野敦雄理事長)は6日、日本禁煙推進医師歯科医師連盟(齋藤麗子会長)のeラーニングによる禁煙治療·支援のための指導者トレーニングプログラム「J–STOP(Japan Smoking cessation Training Outreach)」を活用して、会員向けに提供すると発表した。

改正薬機法研修会で発表 半数が添付文書「省略」—輸入協会ら

日本歯科用品輸入協会(茂久田篤会長)は7日、日本歯科用品卸商業組合(大石哲也理事長)と共同による改正薬機法に関するフォローアップ研修会を東京都千代田区の庭のホテル東京とオンラインの併用で開催した。

歯科と全身の関係を保険会社にプレゼン—日歯連盟

保険業界として初めて12月から歯科の健康度で保険料が割引される認知症保障保険がスタートした件で(既報)、日本歯科医師連盟の浦田健二理事長は、口腔と全身の健康について事前にプレゼンした成果との認識を示した。15日に開かれた日本学校歯科医会の臨時代議員会の来賓あいさつで述べたもの。

衛生士学生が歯科技工製作を見学—足利セラミックラボラトリー

今年9月から新社屋で業務を開始している足利セラミックラボラトリー(本社·群馬県、宗村政明社長)での歯科技工製作作業を太田医療技術専門学校歯科衛生学科の学生が11月17日と24日の2回に分け、見学した。学生からは「同じ歯科なのに、こういう作業をしているなんて知らなかった」という感想が多く聞かれた。

注目ニュース2021·インタビュー「国際スポーツ大会での歯科関係者の活躍」

昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症への対応に追われた1年だったが、多くの人を勇気づけた東京オリンピック·パラリンピック競技大会が開かれた年でもある2021年。大会を支えた歯科関係者の活躍や当時の状況などについて、オリンピック·パラリンピックの歯科部門の責任者を務めた岩手医科大学補綴·インプラント学講座教授の近藤尚知氏に聞いた。

インタビュー「『行きたくなる歯科医院』200回の連載を終えて」

2004年4月から200回にわたり本紙で連載されたコラム「行きたくなる歯科医院」。この間、全国各地の歯科医院を訪問した執筆者の菊池恩恵氏に、患者が「行きたくなる歯科医院」に共通する要素や、読者に伝えたかった想いなどを聞いた。

47都道府県別「噛む力」ランキング 1位「秋田県」—ロッテが調査

「噛む力」ランキング1位は秋田県—。ロッテ(本社·東京都新宿区、牛膓栄一社長)が行った調査によるもの。「噛む力」をテーマに、47都道府県別に20~60代の男女100人ずつ(性年代居住地均等割付)に10月23~27日にインターネットで実施。4,700人から有効回答を得た。

石福金属興業に聞く「金の相場動向」コロナ禍の影響は

今年は、新型コロナウイルスの影響による生活の変化に慣れつつある1年となった。貴金属価格もコロナ禍の影響を大きく受けていることから、「金」の相場動向と、今後の価格変動の見通しを貴金属総合メーカーの石福金属興業に聞いた。

洗口液需要に対応し3倍の生産体制で稼働—サンスター山梨工場

サンスターグループ(=サンスター)は、国内の洗口液などの液体製品を従来の最大3倍生産できる「サンスター 山梨工場」を山梨県南アルプス市に新たに建設し、10月から稼働を開始している。

PLIMESの「ウェアラブル嚥下解析」—いばらきイノベーションアワードで優秀賞

いばらきイノベーションアワード実行委員会が主催する「第2回いばらきイノベーションアワード」で、PLIMES(本社·茨城県、鈴木健嗣社長)のウェアラブル嚥下計/摂食嚥下モニタリング解析サービス「GOKURI」(装着イメージ)が優秀賞を受賞した。

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令和4年度診療報酬改定 厚労相に意見書—中医協

中医協は10日の第504回総会で、令和4年度診療報酬改定についての厚労大臣に対する意見書を取りまとめた。診療側の「プラス改定」、支払側の「報酬を引き上げる環境にない」の主張を両論併記した上で、診療報酬改定率の設定に適切な対応を求めている。

診療報酬改定 基本方針取りまとめ—日歯·歯科医療提供に必要な評価要望

社会保障審議会の医療保険部会と医療部会が9日にそれぞれ開かれ、令和4年度診療報酬改定の基本方針が取りまとめられた。医療保険部会で日本歯科医師会常務理事の林正純委員、医療部会で日歯副会長の遠藤秀樹委員がそれぞれ賛同の意を示し、感染症予防における口腔機能の維持の重要性を考慮した対応、多職種連携も含めた歯科医療を提供するために必要な評価を求めた。基本方針は10日に両部会名で公表された。

診療報酬改定 診療側、支払側がそれぞれ意見提出—中医協

中医協の第503回総会が8日、オンライン上で開かれ、令和4年度診療報酬改定に関する支払側委員、診療側委員それぞれの意見が提出された。支払側は、「国民皆保険制度の長期的な持続可能性を高めつつ、医療提供体制を新興感染症にも強い効率的·効果的な仕組みへ再構築することや、高い水準の自然増を考えれば、令和4年度は診療報酬を引き上げる環境にない」と指摘。診療側は「国民の安全を守るためには、地域の医療と医療従事者を支える適切な財源が必要」として「プラス改定しかあり得ない」と訴えた。

地域包括ケアでの役割を議論—厚労省·歯科医療提供体制の検討会

第5回「歯科医療提供体制等に関する検討会」が11月30日、オンライン上で開かれ、地域包括ケアシステムの構築における歯科の役割等について議論した。

オーラルフレイル対策の重要性や取り組みを紹介—8020推進財団·フォーラム8020

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第19回フォーラム8020「8020運動の成果から推進するオーラルフレイル対策」を6日からホームページ上で配信している。地域での取り組みを中心に、健康な口腔環境の保持·増進を図る8020運動を踏まえて、全ライフステージにおける口腔健康管理とオーラルフレイル対策を通じた「口腔の諸機能の衰えの予防」の重要性を広く国民に伝えることを目的として企画。

消費税負担分の上乗せ点数 次期改定で見直しせず

令和4年度診療報酬改定では、消費税負担分の診療報酬の上乗せ点数の見直しは行わず、引き続き、消費税負担額と補てん状況を把握·検証していく。8日の中医協で承認された。

歯科での抗生物質使用薬剤耐性のリスク警告—マンチェスター大ら

歯科で急性症状への対応として投与される抗生物質の80%は不必要で、予防的に投与されるものの80%は有害—。マンチェスター大学歯学部のウェンディ·トンプソン氏らイギリス、インドの研究者らは、歯科医療現場で使用される抗生物質が薬剤耐性(AMR)によるリスク要因となるとの警告を、世界歯科連盟(FDI)機関誌の『IDJ』71号のコメンタリー欄に掲載した。

もみ殻がCR材として有効か—マレーシア大が検証

もみ殻を使用したコンポジットレジン修復材料の有効性を検証した結果、低コストで安全、サステナブルな素材と評価された。マレーシア大学歯学部保存修復学分野のGalvin Sim Sliang Lin氏らが検証したもので、10月30日に発行された審美修復分野の学術誌『Journal of Esthetic and Restorative Dentisitry』に論文掲載。

ICT時代の教育に焦点—歯科医学教育学会学術大会

日本歯科医学教育学会(秋山仁志理事長)が「医療ICT時代の歯科医学教育を考える—歯科医学における遠隔教育の実践」をテーマにした第40回総会·学術大会(本田和也大会長)を11月20日から12月3日までウェブ上で開催した。

「オープンリソース」のデジタル臨床を考察—臨床CADCAM学会

日本臨床歯科CADCAM学会(=JSCAD、蕭敬意理事長)は4、5の両日、オンライン上で第7回学術大会(北道敏行大会長)を開いた。大会テーマは「オープンリソースによるデジタル臨床を考える」。

矯正中の笑顔を表彰—ブレーススマイルコンテスト

矯正歯科治療中の笑顔の写真を募る第17回「ブレーススマイルコンテスト」で、最優秀賞に松尾紗代子氏の「いただきます!」が選ばれた。優秀賞には久本りか氏の「反抗期の娘と」、大会賞には山田麻結氏の「家族」が選ばれた。

コロナ禍における歯科医療管理模索—関東甲信越歯科医療管理学会

「コロナ禍における歯科医療管理を考える~安全·安心な歯科医療提供をめざして」をテーマに、関東甲信越歯科医療管理学会の第27回学術大会(赤井淳二大会長)が11月3日から27日までオンライン上で開かれた。

年13%ずつ成長—アーユルヴェーダ歯磨剤世界市場

「アーユルヴェーダ歯磨剤」の世界市場は、2021~27年までに13.41%以上の年平均成長率で、27年に18億5千万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は7億7千万ドル。

年4%ずつ成長—舌クリーナー世界市場

「舌クリーナー」の世界市場は、2021~30年までに4.1%以上の年平均成長率で、30年に6億1,730万ドルに達すると予測—。

米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は4億410万ドル。製品タイプは、金属製、プラスチック、木材、ゴム。販売別は、オンラインストア、大型店舗(スーパーマーケット等)、専門店など。

著者インタビュー『世界一簡単な驚きの健康法マウステーピング』

「あいうべ体操」やマウステーピングの健康法で知られる福岡県みらいクリニックの今井一彰院長は、それらに関する多くの著者本を出しているが、このほどマウステーピングで、長野県松本市で開業する中島潤子歯科医師と共著本を出版した。『世界一簡単な驚きの健康法マウステーピング』(幻冬舎)と題した本ではタレントのパックンや落語家の立川談慶さんら、マウステープを愛用する多くの著名人がその驚きの効果を語っている。今井氏と中島氏に、貼って寝るだけで体調不良が改善されるマウステーピングの秘密や共著に至った経緯などを聞いた。

二酸化炭素測定で感染リスクを管理—シーラスメディカル

空気感染リスクの管理に必要な換気の常時モニタリングが、歯科でも普及する可能性が出てきた。陰圧·換気装置や環境モニタリングシステムを全国の医療機関、自治体に提供しているシーラスメディカル(大分市、イシカワ·マークCEO)は、歯科医院の治療室、待合室を想定して、後付け可能なクラウド型CO2モニタリングシステム「ME–238–j」の提供を始めた。

22年の事業戦略を発表—フィリップス·ジャパン

フィリップス·ジャパン(本社·東京都港区、堤 浩幸社長)は8日、「事業戦略発表会2022」を東京都千代田区の東京會舘およびオンライン配信で行った。

50歳以上2人に1人「ジンジバリス菌」保有

50歳以上の2人に1人が「ジンジバリス菌(歯周病菌)」を保有—。L8020協議会(二川浩樹会長)が行った調査によるもの。

歯医者のオンライン診療 9割「知らない」—20~50代のビジネスパーソンに調査

9割が「歯医者のオンライン診療」を知らないと回答—。Oh my teeth(本社·東京都渋谷区、西野誠CEO)が「オンライン診療」をテーマに、20~50代のビジネスパーソン3,021人に11月9~11日にインターネットで実施した調査によるもの。「オンライン診療を知っているか」では、「知っている」が56.8%、「知らない」が43.2%だった。「歯医者にもオンライン診療があることを知っているか」では、90.4%が「知らない」と回答した。オンライン診療を知っていると回答した人を対象に「オンライン診療を利用したことがあるか(n=1,717)」では、「利用したことがある」は11.2%と約1割だった。

口閉じテープで口内乾燥の予防と睡眠の質改善を確認—小林製薬

小林製薬(本社·大阪市、小林章浩社長)は、睡眠時に「口閉じテープ」を使用すると起床時の口腔内の乾燥を予防する他、睡眠の質を改善する可能性があるとの研究データを発表した。

認知症保険「歯が健康」だと保険料を割引き

「歯の健康度」によって保険料を割り引く認知症保障保険「認知症保険toスマイル」がネオファースト生命(本社·東京都品川区、徳岡裕士社長)から1日に発売された。「歯の健康度」による保険料割引は、保険業界では初という。 同保険は、認知症と診断され、要介護1以上と認定された場合に保険金が支払われるもの。40歳から契約でき、70歳になった年に永久歯が20本以上残っていれば、以後の保険料を1~3割程度割引く仕組み。

医療経済実態調査の結果受け「経営努力は限界に」—日歯

第23回医療経済実態調査の結果を受けて、3日の中医協総会で診療側委員と支払側委員がそれぞれ見解を示した。歯科について、支払側は、年度調査で歯科診療所が全体で20.4%の黒字(令和2年度)、単月調査で19.6%の黒字(令和3年6月)と指摘。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は「個人立歯科診療所の直近2事業年の医業収益はマイナス3.2%と落ち込んだ」と強調。経営努力や経費削減努力は限界に達しているとして、抜本的な対応を求めた。

令和3年薬価調査 歯科の乖離率マイナス2.4%

厚労省は、令和3年医薬品調査(薬価調査)の速報値を3日の中医協総会で報告した。薬価と市場での取引価格との開きを表す平均乖離率は7.6%だったが、歯科用薬剤の乖離率はマイナス2.4%となっている。

材料価格調査 乖離率は約3.8%

厚労省は、令和3年度特定保険医療材料価格調査(材料価格本調査)の速報値で平均乖離率が約3.8%だったと報告した。

診療報酬改定の基本方針 骨子案示す—社保審·部会

令和4年度診療報酬改定の基本方針(骨子案)が、11月29日の社会保障審議会医療部会、12月1日の社会保障審議会医療保険部会で示された。歯科については、かかりつけ歯科医の機能の評価や、効率的·効果的な歯科訪問診療の提供体制の確保、地域包括ケアシステム推進のための多職種連携、歯科診療所と病院歯科の機能分化·連携の強化、歯科固有の技術等の適切な評価などが記されている。

次期診療報酬改定 感染症対応で「診療報酬上の評価を」—日歯

次期診療報酬改定に向けて、3日の中医協総会で「コロナ·感染症対応(その2)」についての議論が行われた。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、感染リスクの高い歯科医療に対する診療報酬上の評価の検討や、職種連携に資する改定を求めた。

「選挙対策推進本部会」来年の立ち上げ決定—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は、令和4年から選対本部が行う選挙運動に向けて企画·準備を行う「選挙対策推進本部会」を立ち上げる。11月25日の理事会で決めたもので、理事会後の定例記者会見で浦田健二理事長が報告した。

9月の歯科診療所数 前月より23増の6万8041施設

厚労省の施設動態調査による令和3年9月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,041施設で、前月より23増加した。

令和3年8月の歯科医療費·社保 件数6.4%増、点数4.3%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年8月診療分の歯科の件数は1,301万2千件、点数は155億5,835万点で、前年同月に比べ件数は6.4%、点数は4.3%それぞれ増加した。

令和3年8月の歯科医療費·国保 市町村の金額2.8%増加

国保中央会がまとめた令和3年8月診療分の歯科医療費は市町村が539億円で、対前年同月比で2.8%増加。組合は47億円で4.4%増加。後期高齢者は499億円で5.5%増加した。

中医協 診療報酬改定結果検証部会の歯科に関する調査結果を報告

「かかりつけ歯科医機能の評価や歯科疾患管理料の評価の見直しの影響及び歯科疾患の継続的管理等の実施状況調査」の結果が1日の中医協第64回診療報酬改定結果検証部会と第501回総会で報告された。小児口腔機能管理料の算定は、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)で平均5.5回、それ以外1.1回、口腔機能管理料は、か強診で平均4.0回、それ以外0.3回などとなっている。

広告可能な歯科専門領域 新たな認定は来秋か

歯科の広告可能とされている専門領域は、「口腔外科」「歯周病」「小児歯科」「歯科麻酔」「歯科放射線」の五つで、「補綴歯科(仮)」「歯科保存(仮)」「矯正歯科(仮)」「インプラント歯科(仮)」「総合歯科(仮)」についても検討·準備を進めている。

日本歯科専門医機構(今井裕理事長)は、10月から医療広告規制の見直しで専門医機構専門医認定を受けた旨を広告できるようになったことを受け、歯科の専門医の現状や今後の見通しなどについて説明する記者会見を11月26日、東京都新宿区のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開いた。来年秋には新しい専門領域が認定される見込みと明かした。

「いい唾液の日」制定とNPO法人化で講演会—日本唾液ケア研究会

日本唾液ケア研究会(槻木恵一理事長)は、NPO法人化と「いい唾液の日」制定を記念して、11月28日、横浜ベイシェラトンホテルおよびウェブ配信でセレモニーや講演会を開いた。

日大 田中理事長が逮捕

日本大学の田中英壽理事長が11月29日、所得税法違反の疑いで逮捕された。同大板橋病院に関する背任罪で起訴されている井ノ口忠男元理事らから複数回受け取った所得を隠して、約5,300万円の脱税をした疑い。12月1日には臨時理事会を開催し、理事長の辞任届の受理や、被害届の提出などを決めた。

口腔ケアのコツ「親子編」を公開—日本歯磨工業会

日本歯磨工業会(濱逸夫会長)は、歯磨き啓発サイト「みがこうネット」 の新しいコンテンツとして「お口のセルフケアのコツ·親子編」を11月24日から公開している。

15カ国で「口腔衛生意識」調査—平均寿命との関係の理解度「日本」が1位

「歯の健康の平均寿命への影響に関する理解度」は日本が1位—。サンスターグループが行った調査によるもの。「オーラルヘルス意識·行動」に関して、ヨーロッパ、アジア、南北アメリカ地域の15カ国(日本、中国、タイ、シンガポール、インドネシア、イギリス、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、オランダ、アメリカ、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン)の18~65歳の男女1万5千人以上(各国1千人以上、男女同数)に今年4月にインターネットで実施した。

国内生産拠点の電力100% 再エネに—ナカニシ

ナカニシ(本社·栃木県、中西英一社長)は、同社の国内生産拠点の本社工場とA1工場で消費する電力を太陽光発電を含む再生可能エネルギーに100%切り替える「CO2 ゼロ·ものづくり」を1日に開始した。

犬の虫歯 5割「知らない」

約5割が「犬が虫歯になることを知らない」「犬も歯磨きで虫歯を予防できると知らない」と回答—。ペット用品を販売する上薬研究所(本社·横浜市、田中愼一郎社長)が行った調査によるもの。

歯ブラシより先に「歯間ブラシ」が有効—デンタルプロ

デンタルプロ(本社·大阪府、佐野 晃社長)と日本歯科大学新潟生命歯学部の研究グループは、歯間ブラシと歯ブラシの使用順序について、歯ブラシの前に歯間ブラシを使用することでプラーク除去効果が高いとする研究データを発表した。セルフケアの後半での歯間ブラシの使用はプラークコントロールの低下につながると考え、歯間ブラシを先に使用することで清掃効果を検討した。

笑顔が素敵 女性芸能人 1位「新垣結衣」さん

笑顔が素敵な女性芸能人の第1位は「新垣結衣さん」—。エキサイト(本社·東京都港区、西條晋一社長)が行った調査によるもの。

個人歯科診療所 損益差額は1 ,182万円、勤務医の年収645万円 —医療経済実態調査

厚労省は次期診療報酬改定に向け、第23回医療経済実態調査を24日の中医協で公表した。個人立歯科診療所(青色申告者含む)では、令和2年(前年)度の損益差額は1 ,182万4千円、新型コロナウイルス感染症関連の補助金を含めた損益差額は1 ,266万円。医療法人の損益差額は658万3千円、補助金あり738万7千円。損益差額の構成比率は、補助金を含めると令和元年(前々年)度より微増となっている。1施設当たりの補助金は医療法人80万4千円、個人83万6千円。

医療経済実態調査で「厳しい状況」—日歯の堀会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、第23回医療経済実態調査について、令和2年度の個人立歯科診療所の損益差額が令和元年度と比べて低く、さらに支出に当たる医療·介護費用の切り詰めもすでに限界で、補助金を補填しても厳しい状況との認識を示した。25日の定例記者会見で見解を述べたもの。

堀内ワクチン大臣に優先接種の確実な実施を要望—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は24日、堀内詔子ワクチン接種推進担当大臣からのヒアリングを受け、歯科医療従事者への確実な3回目の優先接種などを要望したほか、歯科医師によるワクチン接種の継続による協力姿勢を示した。25日の定例記者会見で堀会長が報告した。

新型コロナワクチン接種 歯科医師の打ち手延べ2万8,354人

新型コロナウイルスワクチンは、10月分を含めて延べ2万8,354人の歯科医師が、延べ163万4,437回の接種を行っている。25日の日本歯科医師会の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告したもの。

財政審のマイナス改定要求で 日歯「プラス改定が必要」

財務省の財政制度等審議会財政制度分科会で「マイナス改定」の必要性などが記載された資料について、日本歯科医師会の堀憲郎会長は「地域の歯科医療機関の現状を見ると、マイナス改定などはあり得ず、必ずプラス改定が必要だと認識している」と強調した。25日の定例記者会見で見解を示した。

金パラ問題で日歯 対応案を提示

歯科用貴金属告示価格の随時改定で、当面は改定するかの基準となる変動幅を一律にするか、変動幅を設けずに一定期間で改定を行い、中長期的には新たな試みを模索していく —。17日に開かれた日本歯科医師会の都道府県歯科医師会専務理事連絡協議会で、林正純常務理事が今後の見通しとして対応案、課題·問題点を示した。

予算編成に向け自民党に要望—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、自民党·公明党等から令和4年度の予算編成に関するヒアリングを22日に受けた。

岸田総理と会談 —堀日歯会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、岸田文雄総理大臣と24日に会談したと報告し、「これまで日歯と国が共有していた歯科医療政策に変わりがないことを確認した」と明かした。25日の定例記者会見で述べたもの。

JDAT創設 45都道府県歯など賛同—日歯が報告

災害時の歯科チーム「JDAT(Japan Dental Alliance Team)」の創設に、茨城県と群馬県を除く45都道府県歯科医師会や日本歯科医学会、関係団体が賛同している。17日に開かれた日本歯科医師会の都道府県歯科医師会専務理事連絡協議会の協議の中で報告があったもの。

歯科のICT活用 検討始まる

厚労省の第1回「ICTを活用した歯科診療等に関する検討会」が22日、オンライン上で開かれた。座長には東北大学大学院歯学研究科教授の佐々木啓一氏、座長代理に日本歯科医学会から参加の菊谷武氏を選出。検討会の趣旨や、現状、課題、スケジュール等が示され、各委員から広く意見を求めた。同検討会では、今年度中に「歯科診療におけるICTの活用についての手引き」の取りまとめを目指す。

外来機能明確化で地域事情への理解など求める—日歯

中医協の第496回総会が12日、オンライン上で開かれた。「外来(その3)」と「入院(その3)」について議論し、「外来(その3)」では、「紹介状なしで受診する場合等の定額負担」「紹介·逆紹介の推進」「地域の医療機関の外来機能の明確化・連携の推進」などの論点が示された。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、医療機能の強化、分化について、基幹的な医療機関と地域の医療機関の連携は重要とした上で、「歯科でも地域によっては基幹病院そのものが外来機能を担わざるを得ない状況もある」と理解と対応を求めた。

中医協「摂食嚥下支援加算」の議論で「歯科ない病院との連携 検討を—日歯

中医協の第497回総会が17日、オンライン上で開かれた。次期診療報酬改定に向けた「個別事項(その4)」の議論で、摂食嚥下支援加算の課題と論点が示され、日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、歯科のない病院と地域の歯科医療機関との連携の検討·評価を要望した。

若年層や就労世代へのアプローチ方法など議論—歯周病対策WG

第3回「歯科口腔保健の推進に係る歯周病対策ワーキンググループ」が19日、オンライン上で開かれた。20代の歯肉の状態は改善傾向にあることを確認した他、自治体での歯周病対策を推進するための都道府県と市町村の役割、若年層や就労世代へのアプローチ方法などについて議論。健康経営における歯科健診の位置付けの重要性や、レセプト情報を自治体につなげる仕組み、大学の学校歯科医の設置、簡便な歯周疾患のスクリーニング方法の必要性についての意見などが上がった。

活動指針の改訂版発行 —日学歯

日本学校歯科医会(川本強会長)は、『学校歯科医の活動指針 令和3年改訂版』を発行した。総論の「学校保健」「学校歯科医」「学校保健計画及び学校安全計画」の3章、各論の「保健教育」「保健管理」「組織活動」の3章、資料編で構成されている。

東京デンタルフェスティバル「若さ保つ口腔ケア」紹介—都歯ら

東京都歯科医師会(井上惠司会長)とグラクソ·スミスクライン·コンシューマー·ヘルスケア·ジャパン(野上麻理社長)が14日、ウェブ上で東京デンタルフェスティバル2021を開催した。テーマは「若さを保つ口腔ケア~楽しく食べて、お口をととのえ、健康になろう」。

都立·公社病院独法化に反対—東京歯科保険医協

東京歯科保険医協会(坪田有史会長)は、東京都が進めている都立·公社病院の独立行政法人化と、それに伴う病院機構設立案に反対の意向を示している。12日にオンライン開催したメディア懇談会で、馬場安彦副会長が経緯を説明した。

診療報酬の大幅なプラス改定を要望—保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は16日、要望書「医療提供の立て直しに向け大幅プラス改定を求める」を鈴木俊一財務大臣、後藤茂之厚生労働大臣に送付した。

口腔保健とNCDs各国に向けレポート発表—FDI

世界歯科連盟(FDI)は10月25日、各国の政策立案者向けに、口腔保健と非感染性疾患(NCDs)、公的医療制度(UHC)との関係についてのレポートを発表した。

再治療 50代の7割が経験—歯内療法学会調べ

40代の46%、50代の70%に、むし歯の再治療の経験がある—。日本歯内療法学会(阿南壽理事長)が勤労感謝の日に合わせて、20~50代の200人を対象に実施した「歯の再治療に関するアンケート調査」によるもの。

東京歯科大学と慶應義塾 合併協議の予定見直し

東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と慶應義塾(伊藤公平塾長〈理事長兼学長〉)は25日、歯学部の慶應義塾大学への統合および法人の合併についての協議のスケジュール見直しを発表した。2023年4月を目途に協議していくとしていたが、新型コロナウイルスの影響などを鑑み、スケジュールに目途を設けずに協議を継続していくとしている。

審美の可能性を学術大会で探る—日本歯科審美学会

「Challenge:歯科における審美の可能性を探る!」のテーマで、日本歯科審美学会(大槻昌幸理事長)は、第32回学術大会(宮崎真至大会長)を13日から2日間、東京都江東区のTFTホールで開催し、22日から29日までウェブ配信した。

歯科医が使用する歯ブラシと歯磨剤の1位は…

歯科医師が今使っている歯ブラシの第1位は「ルシェロ(ジーシー)」、歯磨き粉の第1位は「チェックアップ(ライオン歯科材)」 —。アウトオブザボックス(本社·東京都中央区、水本年成社長)が行った調査によるもの。「第2回 今リアルに使っている·歯ブラシ·歯磨き粉」をテーマに、歯科医院110軒に昨年11月12~今年10月20日に訪問面接で実施した。

歯科技工の世界市場 2027年に514億ドルに

歯科技工の世界の市場規模は、2021~27年までの間、CAGR(年平均)10.4%で成長を続け、27年には514億ドルに達する見込み —。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が10月22日にまとめた市場調査レポートによるもので、同市場には、ブリッジ、デンチャー、クラウン、インプラント、矯正装置などが含まれる。

インタビュー「歯科医院でのCRM(顧客関係管理)」

「う蝕治療から総義歯まで、生涯を通して先生に診てもらって良かった」と患者さんに言われるのは本望ではない —。そう語るのは、ITS理事長の石井宏明氏。理想は全て健康な自分の歯を保ってもらうこと。来院時からその人の状態に応じたベストを目指すためには、治療後のメインテナンスが重要となる。しかし、日本の歯科医院には「カスタマーリレーションシップマネージメント(CRM)」システムがないと指摘する。石井氏は、歯科でのCRMの一環として、合同会社東京オペラシティメディカルサービスと合同で開発したシステムを用いたパーソナライズド動画の送信を10月から開始した。同取り組みの意図、歯科医院の目指すものなどを同氏に聞いた。

インタビュー「X線画像による顎骨骨密度計測の臨床応用」

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、令和3年度課題研究テーマ「口内法デジタルX線画像による顎骨の骨密度計測の臨床応用」の採択課題を発表した。初めてメーカーとタイアップした研究テーマを7月末から公募し、9月10日に締め切られた。全国の大学や研究機関などから23件の応募があり、11件が採択された。連合専務理事で、日本歯科大学東京短期大学学長の小林隆太郎氏にメーカーとのタイアップ研究課題の展望や健康長寿社会への歯科医療の役割等について聞いた。

YAMAKINのマリモセメントLCが「四国経済産業局長賞」を受賞

発明協会(野間口有会長)が主催する「令和3年度四国地方発明表彰」で、YAMAKIN(本社·大阪市、山本樹育社長)のCAD/CAM冠専用の光重合型接着用レジンセメント「KZR —CAD マリモセメントLC」の特許が 「四国経済産業局長賞」を受賞した。

福利厚生の一環で歯科医院を開設 —サンギ

サンギ(本社·東京都中央区、ロズリン·ヘイマン社長)は、同社の社員と家族を対象にした歯科医院「Sangi Dental Clinic(サンギデンタルクリニック)」を11日に埼玉県春日部市のサンギ中央研究所内に開院した。同社社員の福利厚生を目的とした歯科医院の開設は今回が初めて。

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こんな患者さんが来たら…

  • 「あなたなら、どう診る?」— 背景の複雑な症例への対応
    • 話し手:島田 淳 
  • こうすればうまくいく! 医科歯科連携
    • 話し手:押村憲昭

マウスピース型人工喉頭で飛沫も抑制策

話し手:戸原 玄/山田大志

介護施設スタッフへの口腔ケア指導

話し手:精田紀代美

中古医療機器の売買ルールとリスク

監修:小畑 真

院長インタビュー

吉田尚史

あの先生のライフスタイル

坂本紗有見

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『日本歯科新聞』9月28日号に、加熱式タバコに関する意見広告が掲載され、一部から批判の声が上がりました。

「医療系メディアに、健康リスクのある製品やメーカーの広告を掲載すべきでない」という批判です。さまざまなご意見があろうかと思いますが、考えてみれば、歯科は生活習慣におせっかいなほど介入してきた歴史があるようです。

私は、咽頭がんの手術で口や鼻から呼吸しなくなり、解剖学的(?)に卒煙するまでは喫煙者で、禁煙運動の一部の主張に「不当な差別だ」と不満もありました。今も、そうした思いはなかなか消えません。

かと言って、「国家的禁煙運動を始めたのはナチス」と、禁煙運動をファシズムのように捉える見方には賛同しかねる部分があります。上流階級向け万能薬のように扱われたこともあるアヘンなどと異なり、タバコは前近代から、健康リスク、モラル、防火などの観点から批判され続けてきたためで、ナチス以前から「道徳的にたたかれ続ける専売品」という稀有な存在です。

歯科は、糖質制限や歯みがきなど生活習慣への介入に長い実績があり、さらに、18世紀から「歯の欠損や着色はモラルの欠如」と主張するデンティストが多かったことも知られています。

そうした「おせっかいな医療」として発展してきた経緯があることから、タバコへの批判が強いのも当然かもしれません。21世紀に入り、歯科医療が「予防管理型」へとシフトを強めた結果、いかに有効なおせっかいができるかが、医院の力量を決めるようになった面もあるでしょう。

さて、今月号のレポートで、東京医科歯科大学摂食嚥下リハビリテーション学分野で開発中の、マウスピース型人工喉頭を紹介しました。私も被験者としてクリーンルームでの実験に参加させていただき、久しぶりに「ザ·理系」な感じの体験をしました。歯科医療が各種産業と楽しくコラボできる可能性を示唆する取り組みです。ご一読いただければ幸いです。

(水谷)

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★その他、新型コロナに対応した記事•連載多数

口から「カラダ」を守る一手

  • 遠隔相談で口腔がんを早期発見
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慢性期医療展2021

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院長インタビュー

原澤良之

あの先生のライフスタイル

鹿島 勇

次期診療報酬改定に向けた評価の対象 歯科医療技術は76件

令和4年度診療報酬改定に向け、新規保険収載や既収載技術の見直し、適応疾患の拡大などの評価対象となる医療技術は768件(新規288件、既存480件)。10日の中医協診療報酬基本問題小委員会と総会で報告があったもので、歯科関係では、「歯科用CAD/CAM装置を用いたファイバー補強高強度コンポジットレジンブリッジ」「CAD/CAMインレー修復に対する光学印象法」「CAD/CAMインレー修復」「インフォームドコンセントへの口腔内スキャン検査の応用」など新規22件、既存54件が評価対象となる。

診療報酬の試案を公表—歯保連

合理的な診療報酬体系の実現を目指す歯学系学会社会保険委員会連合(=歯保連、外木守雄会長)は、「歯保連試案2021」の発刊に伴う記者会見を9日、東京都中央区のAP東京八重洲会議室で開いた。

同試案は、28の加盟学会が各領域について、「技術度」「人件費」「所要時間」「医療材料費」などを用いて手術、処置、検査の必要な診療報酬を提示したもの。

立浪中日監督が「健口大使」に—愛知県歯

中日ドラゴンズの立浪和義監督が愛知県歯科医師会の「健口大使」に再任した。現役引退直後に就任してから今年で13年目に入る。県内各地での講演や、広報での写真利用などで協力してきた。10月29日に監督就任が決まってから、県歯関係者の間では「継続は難しいのでは」との憶測が出ていたが、立浪氏から継続の意思が伝えられたという。

医療費適正化で「マイナス改定を」—財務省

財務省は8日、財政制度分科会で、「診療報酬(本体)の『マイナス改定』を続けることなくして医療費の適正化は到底図れない」との考えを示した。

ポケモンとの協力継続 「いい歯の日」にPR—日歯

日本歯科医師会(堀 憲郎会長)は8日、「いい歯の日(11月8日)」に合わせて、ポケモン(本社 ·東京都港区、石原恒和社長)との協力体制の継続、取り組みを発表した。日歯は「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」の一環として、未就学児 ·小学生への歯磨きの重要性などの周知を目的に、楽しみながらの歯磨きを支援する無料ゲームアプリ「ポケモンスマイル」内の歯磨き等のアドバイス文に協力をしている。

「新たな感染症を踏まえた歯科診療の指針」第2版公表—日歯

日本歯科医師会(堀 憲郎会長)は、「新たな感染症を踏まえた歯科診療の指針」の第2版をホームページで公表した。昨年8月に第1版を取りまとめてから1年が経ったことを受けて見直した。11日にニュースレターで紹介した。

次期診療報酬改定で在宅歯科充実に向けた検討要望—日歯ら

中医協の第495回総会がオンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けて、在宅歯科医療について議論した。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、在宅歯科医療に取り組む歯科医療機関が増えるように裾野を広げるための検討を要望。日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック教授の田村文誉専門委員は、小児の歯科訪問診療で、15歳以上になるとそれまで行ってきた診療で算定できなくなるケースなどを指摘し、改善に向けた検討を求めた。

令和3年度歯科保健事業功労者厚生労働大臣表彰 個人56人と1団体を選出

厚労省は12日、「令和3年度歯科保健事業功労者厚生労働大臣表彰」の被表彰者 ·団体を公表した。個人56人、1団体が選出されており、13日の宮崎市での第42回全国歯科保健大会で表彰式が行われた。

口腔保健大会ウェブで開催—千葉県歯

千葉県歯科医師会(高原正明会長)は7日、いい歯のイベント2021千葉県口腔保健大会を「いい歯とお口の健康ウィーク」のテーマでウェブ開催した。

令和3年8月末歯科診療所数は6万8,018軒

厚労省の施設動態調査による令和3年8月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,018施設で、前月より6減少した。

「歯ぎしり等」のニーズ 歯科衛生士の5割超が「増えた」と回答

歯科衛生士の54%がコロナ禍以前と比べて「歯ぎしり、歯の食いしばり、マウスピース」のニーズが増えたと回答した —。日本フィンランドむし歯予防研究会(羽村章理事長)が全国の歯科衛生士200人に行った「口腔ケアの実態調査」によるもので、「いい歯の日(11月8日)」に合わせて発表した。

今後の経営「見通し立たない」歯科医師の16.5%—保団連アンケート

コロナ禍で今後の経営の見通しについて、60.8%は対策を講じて維持できると見ているが、16.5%が「見通しが立たない」、3.1%が「閉院も考えている」と回答している—。全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)の「2021年歯科会員アンケート」の結果によるもの。

日本歯科医学会第24回学術大会 2万298人が登録

第24回日本歯科医学会学術大会の参加登録者数は、オンデマンド配信が終了した10月31日時点で2万298人だった。専用サイトで公表しているもの。

歯周病リスクの低年齢化を危惧—歯周病2学会コメント発信

日本歯周病学会(小方賴昌理事長)と日本臨床歯周病学会(高井康博理事長)は、マスク生活でのストレス増加や唾液量の減少、間食の増加などにより歯周病リスクの低年齢化が危惧されるとして、注意を呼び掛けている。「いい歯の日」の8日に合わせて、「マスク習慣と歯ならびに口腔ケアにおける意識および行動調査」の結果とともにコメントを発信した。

日臨矯プレスセミナー パノラマX線写真の有用性などアピール

日本臨床矯正歯科医会(=日臨矯、野村泰世会長)は、「保護者に知ってほしい!パノラマX線写真からわかる未来」のテーマでプレスセミナーを、「いい歯の日」の8日、東京都千代田区のフクラシア丸の内オアゾで開いた。

摂食嚥下機能 訓練ができなくても外出などがリハビリに

外出などの活動性やQOLの向上は要介護高齢者の摂食嚥下リハビリテーションに有効な可能性がある—。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授、中川量晴助教、石井美紀院生の研究グループが明らかにしたもの。

訃報 町田幸雄氏—東京歯科大学名誉教授

東京歯科大学名誉教授の町田幸雄(まちだ·ゆきお)氏が3日、死去した。享年90歳。葬儀は既に家族葬で執り行っている。

クリアアライナー世界市場 年27%ずつ成長 2027年に140億ドルに

クリアアライナーの世界市場は、2021~27年に27.3%以上の年平均成長率で、27年までに140億9千万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は約26億ドル。

訃報 小越 敏氏—日商連副会長

日本歯科用品商協同組合連合会副会長で、大東京歯科用品商協同組合理事長の小越 敏氏が5日、死去した。72歳。

インタビュー「視覚障がい者向け歯の模型でクラウドファンディング」

大阪大学大学院歯学研究科は、視覚障がい者の歯磨き指導を充実させるため、歯の大型模型を作製し、歯科大学 ·歯学部附属病院や盲学校など全国120カ所へ無償配布するクラウドファンディングを、「いい歯の日(11月8日)」から開始している。同取り組みの経緯や目的、今後の展望についてクラウドファンディングを担当する同研究科イノベーティブ ·デンティストリー推進センターの十河基文教授に聞いた。

アプリで歯科技工の金属ロスを管理·節約—DSiが開発

歯科技工で発生する金属ロスを管理するアプリ『Evi計り』が登場—。ラボから請求される金属代の無駄を省きたい歯科医院、毎日の金属ロスを節約したい歯科技工所の両方にとって、歯科用金属高騰が経営圧迫要因となる中、注目されている。

歯科医院の感染対策9割が「満足」—桜堤あみの歯科が1,053人に調査

約9割が「通院している歯科医院の感染対策に満足」と回答—。桜堤あみの歯科(東京都武蔵野市、網野重人理事長)が行った調査によるもの。

5G+スマートグラスで矯正を遠隔で支援—NTTドコモなど

大宮SHIN矯正歯科(矢野晋也院長)とNTTドコモ(本社 ·東京都千代田区、井伊基之社長)は、5Gなどを活用し、スマートグラスを使用して遠隔でマウスピース矯正を支援する実証実験を6月23日~9月30日に実施し、実際の患者の遠隔診療支援をリアルタイムで行うことに成功したと発表した。

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歯科の自費率10.8%、一部の医科より少ないと紹介

歯科は医科に比べて自費診療が多いと言われることがあるが、その割合は10.8%で、皮膚科33.9%、産婦人科26.7%、外科19.9%、小児科18.6%よりも少なく、金額ベースでは一般診療所(全体)や内科よりも少ない。日本歯科医師連盟の村岡宜明副会長が平成29年の自費率について紹介した。 

秋の叙勲 歯科関係者57人が受章

令和3年秋の叙勲の受章者が3日に発表され、少なくとも57人の歯科関係者が受章していることが分かった。

ベストスマイル ·オブ ·ザ ·イヤー 黒谷友香さんと間宮祥太朗さん

 

今年最も笑顔が輝いている著名人を表彰する「ベストスマイル ·オブ ·ザ ·イヤー2021」に、女優の黒谷友香さんと俳優の間宮祥太朗さんが選ばれた。

デンタルIQ「重要だと思う」9割—日歯が1万人に意識 ·実態調査

「デンタルIQ」の認知度は20.8%と低いが、意味を提示すると90.0%が「重要だと思う」と回答した。日本歯科医師会(堀憲郎会長)が全国の20~60代男女1万人を対象に行った「デンタルIQに関する意識と実態調査」によるもの。

診療報酬改定の視点受け、口腔健康管理の役割を主張—日歯

 

社会保障審議会の第82回医療部会が2日、オンライン上で開かれた。10月22日の医療保険部会と同様に「次期診療報酬改定に向けた基本認識、視点、方向性等」について議論。日本歯科医師会副会長の遠藤秀樹委員は、基本認識と視点について賛成した上で、口腔健康管理の感染予防への役割の大きさの考慮や、歯科の訪問診療の充実などを求めた。

「次は歯科医の技官を」—高橋日歯連盟会長が口腔ケア担当の審議官で見解

日本歯科医師連盟の高橋英登会長は10月29日、定例記者会見で厚労省に口腔ケア担当の審議官ができた点について、「次は人材を養成した上で、歯科医師を技官にするステップに移行していく」と今後に期待を示した。

小規模歯科医院集める「VC」本格始動でスケールメリットある運営可能に

事業所当たりの規模が小さいため、単体では経営の効率化に限界がある歯科医院をまとめ、スケールメリットを生かした運営管理を可能にするボランタリーチェーン(VC)が、本格的な活動を開始した。オールデンタルジャパン(=ADJ、千葉県市川市、木下英明 ·廣田祥司共同代表)は、コロナ禍での準備期間を経て、今年春から本格的に始動。すでに80医院が加盟し、連携する協賛企業は30社以上に及んでいるという。

ウェブ活用で小規模な医療系シンクタンク構築の可能性を示唆

質の高い成果を上げられるシンクタンクには莫大なコスト、人材が必要だが、ウェブ環境を活用すれば小規模な医療系シンクタンクを作ることができる—。日本で類例の少ない、民間の医療系シンクタンクとして活動している日本医療総合研究所の中村十念社長は1日、神奈川県保険医協会(田辺由紀夫理事長)がオンライン開催した医療問題研究会で講演。医療系シンクタンクが取り組むべき社会課題と、非常勤職員を中心にオンライン上のシンクタンクを作るアイデアを提案した。

「くちを大きく考えるシンポジウム」で他分野との関係学ぶ

「第2回くちを大きく考えるシンポジウム」が10月31日、東京都江東区のタイム24ビルとオンライン上で開かれた。認知症や口腔がん、食、痛み、精神医学などと歯や口との関わりについての講演、対談のほか、協賛企業によるプレゼンテーションなど、多彩な企画が催された。

アライナー矯正など課題議論—日本矯正歯科学会

日本矯正歯科学会は3日から3日間、横浜市のパシフィコ横浜とウェブで第80回学術大会、第5回国際会議(槇宏太郎大会長)を開催した。プログラムの中で、4日に行った与五沢文夫氏(東京都開業)による特別講演「歯科矯正臨床の変遷」や、第5回国際会議記念シンポジウム「アライナー矯正の光と影」など、近年、急速に普及しているアライナー矯正を中心に、矯正歯科学、矯正臨床の抱える課題について踏み込んだ議論が展開された。

エナメル上皮腫の形成機構を解明

九州大学大学院歯学研究院の研究グループが、エナメル上皮腫の腫瘍形成機構を解明した。低分子量Gタンパク質「ADP–ribosylation factor–like 4c(ARL4C)」がエナメル上皮腫に高発現しており、発現がエナメル上皮腫細胞増殖および破骨細胞形成を促進することが分かった。 

「医薬品市場の成長、日本だけマイナス」—PhRMAらが指摘

COVID–19による影響は各国で異なるが、2021年以降の医薬品市場の成長率は、主要国中、日本だけがマイナスとなる—。

米国研究製薬工業協会(PhRMA)と、臨床研究開発のグローバル企業IQVIAが10月28日にウェブ開催した記者会見で、IQVIAジャパンの高山莉理子氏(ソート ·リーダーシップマネジャー)が示したもの。

ジーシー 中尾眞氏の著作「日経品質管理文献賞」受賞

ジーシー(本社 ·東京都文京区、中尾潔貴社長)の最高顧問である中尾眞氏の著作『海外進出と品質経営による成長戦略 —グローバル中堅企業100年の軌跡—』が、日本科学技術連盟(佐々木眞一理事長)が主催する2021年度「日経品質管理文献賞」を受賞した。授賞式は10日に東京都千代田区の経団連会館で行われ、ライブ配信された。

『人生100年時代 歯を長持ちさせる鉄則』の著者に聞く

 

リンダ ·グラットンとアンドリュー ·スコットは共著『LAIF SHIFT ·100年時代の人生戦略』の中で、日本人の100歳以上の人口は2050年までに100万人を突破すると書いている。人生100年時代をテーマにした『人生100年時代 歯を長持ちさせる鉄則(ルール)』(クロスメディア ·パブリッシング刊)の著者、エンパシーデンタルクリニック院長の魚田真弘氏は、本書で歯の寿命100歳を実現し、生涯、噛めて、笑って、人生100年を楽しむための基礎知識と新常識を惜しみなく伝授している。魚田氏に本書発行の狙いや歯科の外向け情報発信力の在り方等を聞いた。

特集「オススメの予防グッズ」

 

「口腔の健康」を乳幼児から高齢者まで維持するためには、歯科医院でのプロフェッショナルケアと自宅でのセルフケアによる予防が欠かせない。患者が予防に取り組むためにオススメのグッズや、モチベーションを向上させるための工夫などについて聞いた。

舌磨きの実施率3割—ライオンがオーラルケアセミナー開催

 

日本歯科医師会常務理事の小山茂幸氏は、「コロナ禍での歯科医療現場における生活者動向」と題し、コロナ禍での歯科受診控えに伴う3人の症例を紹介した。

歯周病「正しく理解」する国民は1割—科研製薬が調査

 

「歯周病を正しく理解できている」のは1割—。科研製薬(本社 ·東京都文京区、堀内裕之社長)が実施した調査によるもの。

「抜歯は顎骨壊死のリスク因子ではない」/長崎大研究グループ

 

がんの骨転移や多発性骨髄腫に対して使われる骨吸収抑制薬の副作用に顎骨壊死がある。これまで服用期間中の抜歯が、顎骨壊死発症の可能性を高める要因として考えられていたが、むしろ抜歯を避けることで顎骨壊死の発症率が増加するという研究成果が発表された。長崎大学大学院医歯薬学総合研究科口腔保健学分野の五月女さき子准教授らの研究グループが明らかにしたもの。

衆議院議員選挙で渡辺孝一氏が当選

 

 第49回衆議院議員総選挙の投開票が10月31日に行われ、歯科医師で前衆議院議員(自民党)の渡辺孝一氏が比例北海道ブロックで当選を果たした。渡辺氏とともに日本歯科医師連盟が推薦していた日本大学歯学部専任講師の伊藤智加氏と元愛知学院大学歯学部助教の岡本康宏氏は落選した。また、前衆議院議員で立憲民主党(社民県連合)から群馬3区に立候補した長谷川嘉一氏も落選。本紙で把握していた歯科医師7人中、当選は1人だった。

日本健康会議の「実行宣言2025」に歯科の文言が記載

 

「日本健康会議2021」が10月29日に開かれ、「健康づくりに取り組む5つの実行宣言2025」が採択された。宣言には、8020運動やオーラルフレイル対策、歯周病予防について学ぶ機会の提供、かかりつけ歯科医へ定期的に歯科受診できる環境整備などについても記載。日本歯科医師会は同日、会からの追加提案も盛り込まれたとして、評価するとの見解を示した。

日歯の堀会長 新技術開発などの協議に意欲

 

日本歯科医師会の堀憲郎会長は10月28日、東京都千代田区の歯科医師会館での定例記者会見で、歯科活性化会議の位置付けと実績などについて説明し、新しい技術、材料等の開発や、新しい検査、病名などについて議論を深めていく構えを見せた。

嚥下障害診療ガイドライン改訂委員に歯科医も参加

 

日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会の「嚥下障害診療ガイドライン2018年版(第3版)」の改訂作業が進められており、改訂委員に初めて歯科医師2人が参加している。10月28日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた日本歯科医師会の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告した。

日歯 堀会長、参院議員当選の比嘉氏に期待示す

 

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、比嘉奈津美氏が参議院議員に繰り上げ当選したことについて、「歯科医療政策の提言、2040年を見据えた歯科ビジョンの展開においても力添えいただけるものと確信している」とし、日歯としても全力を挙げて応援していくとの考えを示した。10月28日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた定例記者会見で述べたもの。

日歯の林常務理事「訪問診療充実に向け改定を」

 

次期診療報酬改定の基本的視点は、①「新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的 ·効果的で質の高い医療提供体制の構築」、②「安心 ·安全で質の高い医療の実現のための医師等の働き方改革等の推進」、③「患者 ·国民にとって身近であって、安心 ·安全で質の高い医療の実現」、④「効率化 ·適正化を通じた制度の安定性 ·持続可能性の向上」の四つとし、特に①、②に重点を置く。10月22日にオンライン上で開かれた社会保障審議会医療保険部会で示された。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、①、②を重点課題とすることに賛同した上で、歯科医療従事者の感染拡大防止対策への理解と、歯科訪問診療の充実を念頭に置いた改定、ICTの効果的な応用の検討などを求めた。

日歯連盟 臨時評議員会で議長に北海道の藤田氏

 

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は10月29日、東京都千代田区の歯科医師会館で第144回臨時評議員会を開き、全4議案を可決した。議長に北海道の藤田一雄氏、副議長に新潟県の山下智氏が選出され、顧問に山田宏議員と比嘉奈津美議員を承認。役員報酬算定委員会委員と選挙管理委員会委員も承認された。評議員会後の記者会見で報告があった。

歯科技工の認知向上目指す—補綴物の製作情報提供事業研修

 

厚生労働省が平成29年度から実施する「歯科補てつ物製作過程などの情報提供推進事業研修会」が奈良県歯科医師会会館で、10月24日に開催され、歯科医師や歯科技工士が参加した。

歯科医療費、社保の件数11.4%増

 

社会保険診療報酬支払基金による令和3年7月診療分の歯科の件数は1,354万2千件、点数は165億9,472万2千点で、前年同月に比べ件数は11.4%、点数は7.2%それぞれ増加した。

国保、市町村の金額2.3%減少

 

国保中央会がまとめた令和3年7月診療分の歯科医療費は市町村が582億円で、対前年同月比で2.3%減少。組合は50億円で3.2%増加。後期高齢者は536億円で0.7%減少した。

歯周病進行の指標細胞を発見 

 

東京医科歯科大学大学院の研究グループは、口腔内の健常、歯肉炎、歯周炎部位から採取されたプラーク中のRNAを解析し、病態を特徴づける指標となる細菌を明らかにしたと発表した。

隣接医学との未来を模索—顎関節学会が学術大会

 

「顎関節の現在、そして未来へ」をテーマに日本顎関節学会(鱒見進一理事長)は、第32回学術大会(本田和也大会長)を10月23日から11月23日までウェブ上で開催している。

舌がん進展範囲の把握「生検前のMRI」が有効

 

 舌がんの進展範囲の把握は、「生検前のMRI」が最も有用—。東京医科歯科大学大学院の原田浩之教授らの研究グループが明らかにしたもので、国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(10月25日)に発表された。

前がん細胞を上皮細胞が排除

 

非免疫細胞である上皮細胞が、前がん細胞を認識し、攻撃 ·排除する監視のメカニズムが解明された。早稲田大学高等研究所の丸山剛准教授らの研究グループによるもので、上皮細胞が前がん細胞のMHC–1を認識し、前がん細胞を排除していることを明らかにした。論文は『Nature Immunology』オンライン版(10月22日)に掲載された。

妊娠中の高カロリー食は子の肥満の原因に

 

妊娠中に高カロリーの食物を摂取すると、子供の肥満や生活習慣病の原因となる―。九州大学大学院歯学研究院の安河内友世准教授と福岡歯科大学の平田雅人客員教授の研究グループが明らかにしたもの。

歯科矯正用品の世界市場、30年に154億ドル

 

歯科矯正用品の世界市場は、2022~30年末までに154億ドルに達し、12%の年平均成長率を予測—。Kenneth Research(本社 ·アメリカ ·ニューヨーク州)が発表したもの。22年の市場規模は67億ドル。

スマホの普及も影響、カルテ開示には注意を

 

患者とのトラブルは、コロナ禍で増加傾向にあるようだ。歯科医師として15年の臨床経験を持つ弁護士の小畑真氏に、その背景と、どのようなトラブルが増えているのか、またその対処法などについて話を伺った。

特集 ·第51回日本口腔インプラント学会学術大会

 

日本口腔インプラント学会は12月17日から26日まで、ウェブ上で「インプラント治療:これまでの50年、これからの50年―インプラントで支える未来の健康」をテーマに第51回学術大会を開催する。10月に広島市での現地開催を予定していたが、コロナ禍における関係者、会員の安心 ·安全を考慮した結果、ウェブ開催に舵を切った。学術大会の概要や口腔インプラント学分野の重要性、今後の展望、学会の役割などについて宮﨑隆理事長、津賀一弘大会長、簗瀬武史専務理事、阪本貴司学術委員会委員長に聞いた。

大人のぽかん口「知らなかった」7割超

 

7割以上が「大人のぽかん口(口唇閉鎖不全)を知らなかった」と回答し、7~8割が「口臭以外のぽかん口による弊害(虫歯になりやすい、歯周病、歯並びが悪くなる)を知らない」という結果に―。モンデリーズ ·ジャパン(本社 ·東京都品川区、福本千秋社長)が行った調査によるもの。調査は「マスク生活の長期化におけるぽかん口の実態」について、全国の20~49歳の共働き夫婦438人を対象に9月28~29日にインターネットで実施した。

Ivoclar Vivadentが40歳以下の排列コンテストを初開催

 

Ivoclar Vivadent(本社·東京都文京区、犬飼清社長)は、保険適用の人工歯「SRサクラール」の発売を記念して実施した「第1回SRサクラール排列コンテスト2021」のオンライン授賞式を10月7日に開いた。金賞には相模原市の「入れ歯の技工所おり鶴」の桑名勇至氏が受賞した。

比嘉奈津美氏が参議院議員に

 

第25回参議院選挙で次点だった比嘉奈津美氏が、21日付で参議院議員に繰り上げ当選した。20日に「令和元年7月21日執行の参議院比例代表選出議員選挙における欠員による繰上補充の選挙会」で決定したもので、21日に東京都千代田区の総務省で当選証書付与式が行われた。

「オン資」準備完了の歯科医院は4,110施設

 

オンライン資格確認システム(オン資)導入の準備が完了している歯科診療所は4,110施設で全歯科診療所の5.8%、すでに運用している歯科診療所は1,950施設(同2.8%)ある。厚労省が示した10日時点での状況によるもので、顔認証付きカードリーダーの歯科診療所の申込数は3万4,364施設(48.4%)。

衆議院選挙で歯科医7人が立候補

 

第49回衆議院議員総選挙で、少なくとも歯科医師7人が立候補している。

日本歯科医師連盟が推薦しているのは、比例北海道ブロックの渡辺孝一氏(前衆議院議員)、比例東京ブロックの伊藤智加氏(日本大学歯学部専任講師)、比例東海ブロックの岡本康宏氏(元小牧市民病院歯科口腔外科部長)の3人でいずれも自民党から。

日歯への要望を議論 医科歯科格差への対応求める—関東地区歯役員連絡協

 

令和3年度関東地区歯科医師会役員連絡協議会が21日、オンライン上で開かれた。メインテーマは「新しい時代の新しい歯科医療を創る」。第1分科会「新型コロナウイルス感染症によって歯科界は変化せざるをえなかったが、どのような対応をして、収束後はどのようにしたら良いか」と第2分科会「コロナ禍を経験して今後の社会保険の展望」で1都7県の取り組み状況の確認や議論を実施。全体協議会では、日本歯科医師会への要望書案について協議した。要望書は細かい調整の上で後日、日歯に提出される。

次期改定に向け外来診療を議論—中医協総会

 

中医協の第491回総会が20日、オンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けて「外来(その2)」を議論した。①「かかりつけ医機能」、②「小児におけるかかりつけ医機能」、③「医療機関間の連携について」、④「生活習慣病管理」、⑤「耳鼻咽喉科診療」の論点が示された。

優良校89校を表彰—全国学校歯科保健研究大会

 

第85回全国学校歯科保健研究大会が21日、ウェブ上で「『生き抜く力』をはぐくむ歯·口の健康づくりの展開を目指して─学校での新しい生活様式」のテーマで開催された。主催は日本学校歯科医会(川本強会長)、東京都学校歯科医会(鈴木博会長)、日本学校保健会(中川俊男会長)、文部科学省。

フッ化物洗口で消毒液を誤配布—新潟市の小学校

 

新潟市教育委員会は13日、市立内野小学校でフッ化物洗口の際に誤って手指消毒用のアルコールを配布し、児童24人が洗口に使用したと発表した。一部報道によれば、配布された消毒液のアルコール度数は67.89%だったという。

新型コロナワクチン長期的な効果を検証—イスラエル

 

イスラエルは、高いワクチン接種率にもかかわらず、COVID-19の発生率が増加傾向にある。同国の研究者らが、ワクチン接種による免疫効果の長期的変動に関するコホート研究を実施。BNT162b2(ファイザー)ワクチンの2回目接種から6カ月後、液性免疫が男性、65歳以上、免疫抑制状態のヒトで大幅に低下したことが分かった。

新歯科健診システム事業は大学生や健保組合が対象—都歯

 

東京都歯科医師会(井上惠司会長)は、令和5年度に新規事業として計画している「新歯科健診システム事業」に向けて、検討中の四つの柱となる事業を紹介した。在京大学生や、九つの健康保険組合の被保険者、約600の都内健康保険組合の被保険者、全国健康保険協会(東京支部)の被保険者への無料歯科健診を考えている。21日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた記者会見で報告したもの。

FDI新会長「口腔健康格差の是正に取り組む」

 

世界歯科連盟(FDI)の新会長として9月29日より会務に当たっているIhsane Ben Yahya氏は同日、FDIニュースレターで談話を発表した。同氏はモロッコ出身で、初のアフリカ大陸から選出されたFDI会長となる。任期は2023年までの2年間。

災害等に備えBCPを模索—医業経営コンサル学会

 

「備えあれば憂いなし―地域包括ケアシステムを担保するBCPをめざす」をテーマに第25回日本医業経営コンサルタント学会福島大会(永山正人学会長)が14日から11月30日までウェブ開催している。主催は学会長の永山氏が会長を務める日本医業経営コンサルタント協会。

DXと口臭に焦点—私立歯科大学協会プレスセミナー

 

日本私立歯科大学協会(三浦廣行会長)は22日、歯科の役割の大きさや魅力などについて情報発信する第12回歯科プレスオンラインセミナーを開いた。東京歯科大学の片倉朗教授が「Society5.0時代の歯科医療におけるDX」、松本歯科大学の亀山敦史教授が「コロナ禍のマスク生活で気になる口臭の仕組みと対策」をテーマに講演した。

30代以上「高血糖」は「歯の数 少ない」—滋賀医科大らの研究で明らかに

 

 30代以上では、HbA1c値や空腹時血糖値が高いほど歯の本数が少なく、高血糖と喫煙の条件が重なると歯の喪失リスクが高まる-。滋賀医科大学の前川聡教授、森野勝太郎准教授の研究グループとサンスターの共同研究によるもの。

鈴木英二氏が理事長に就任—東日本学園

 

北海道医療大学を運営する東日本学園の理事長に鈴木英二氏が1日付で就任した。9月30日の理事会で決定したもので、任期は2022年3月22日まで。

咬合の影響など考察—口腔筋機能療法学会

 

日本口腔筋機能療法学会(高橋治会長)は、第8回学術大会(舩木純三大会長)を13、14の両日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールとウェブ上で開催した。「MFTのエビデンスを求めて」をテーマに特別講演や教育講演、一般口演、シンポジウムなどが行われた。

学術大会で「食を考える」—咀嚼学会

 

「"食"を考える」をテーマに日本咀嚼学会(志賀博理事長)が第32回学術大会(大川周治大会長)を2日から29日までウェブで開催している。

世界の歯科用機器市場 2030年には131億ドルに

 

「歯科用機器」の世界市場予測で、市場規模は2022年の56億ドルから8年後の30年末までに2.3倍の131億ドルに達する-。Kenneth Research(本社·アメリカ、ニューヨーク州)が発表したもので、年平均成長率は13%と予測している。

歯ブラシ用滅菌器市場 年17%ずつ成長

 

歯ブラシ用滅菌器の世界市場は、2021~27年までに17.4%の年平均成長率で、27年に2億2,008万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は約7,160万ドル。

特集「ホワイトニングの現状と展望」

 

コロナ禍で医科歯科問わず受診控えが起こっている中、むしろニーズが増えた可能性がある分野の一つにホワイトニングがある。一方で日本において国民、術者側の双方にホワイトニングが根付いているとは言い難い状況もある。「歯科界で10年ごとに起こっているホワイトニングの第3の波が間もなく到来するかもしれない」と語る日本大学歯学部の宮崎真至教授に、同分野の現状や展望などについて聞いた。

グッドデザイン賞2021で歯科8製品が受賞

 

2021年度のグッドデザイン賞の受賞結果が20日に発表され、国内の歯科·口腔ケア関連では8点が受賞した(日本歯科新聞調べ)。 今年の審査対象数は前年より1,066件多く過去最多の5,835件、受賞数は前年より213件多い1,608件だった。今年度を代表する「グッドデザイン大賞」は11月2日に発表される予定。

医院検索サイト開設 掲載医院の募集開始—RAQ

 

貴金属のリサイクル事業を行うアール·エー·キュー(=RAQ、本社·京都市、伊藤晴康社長)は、インターネットから予約できる歯科医院検索サイト「らくらく歯医者さん検索」を開設し、10月1日から掲載医院を募集している。

製品の自主回収で再発防止策を公表—マニー

 

マニー(本社·栃木県、齊藤雅彦社長)は、同社製品の一部の自主回収を進めていることに伴い、再発防止策の概要を1日に発表した。

「医療系メディアに、健康リスクのある製品やメーカーの広告を掲載すべきでない」という批判です。さまざまなご意見があろうかと思いますが、考えてみれば、歯科は生活習慣におせっかいなほど介入してきた歴史があるようです。

私は、咽頭がんの手術で口や鼻から呼吸しなくなり、解剖学的(?)に卒煙するまでは喫煙者で、禁煙運動の一部の主張に「不当な差別だ」と不満もありました。今も、そうした思いはなかなか消えません。

かと言って、「国家的禁煙運動を始めたのはナチス」と、禁煙運動をファシズムのように捉える見方には賛同しかねる部分があります。上流階級向け万能薬のように扱われたこともあるアヘンなどと異なり、タバコは前近代から、健康リスク、モラル、防火などの観点から批判され続けてきたためで、ナチス以前から「道徳的にたたかれ続ける専売品」という稀有な存在です。

歯科は、糖質制限や歯みがきなど生活習慣への介入に長い実績があり、さらに、18世紀から「歯の欠損や着色はモラルの欠如」と主張するデンティストが多かったことも知られています。

そうした「おせっかいな医療」として発展してきた経緯があることから、タバコへの批判が強いのも当然かもしれません。21世紀に入り、歯科医療が「予防管理型」へとシフトを強めた結果、いかに有効なおせっかいができるかが、医院の力量を決めるようになった面もあるでしょう。

さて、今月号のレポートで、東京医科歯科大学摂食嚥下リハビリテーション学分野で開発中の、マウスピース型人工喉頭を紹介しました。私も被験者としてクリーンルームでの実験に参加させていただき、久しぶりに「ザ·理系」な感じの体験をしました。歯科医療が各種産業と楽しくコラボできる可能性を示唆する取り組みです。ご一読いただければ幸いです。

(水谷)

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「金パラ」等歯科用貴金属 1月からの告示価格は据え置き

 

歯科鋳造用金銀パラジウム合金を含む歯科用貴金属の告示価格は、来年1月の「随時改定Ⅱ」による変更はなく、全ての品目で据え置きとなる。13日の中医協総会で報告があった。

衆議院選挙 渡辺氏は自民党公認、長谷川氏は立憲民主党公認

 

衆議院が14日に解散し、総選挙が19日告示、31日に投開票の日程で行われる。

第1回WGでは、座長に埼玉県立大学理事長の田中滋氏を選出。開催概要や、今後の進め方について確認した。

医療·福祉関係者が集会で診療報酬引き上げ、処遇改善など要望

 

「♯いのちまもる 医療·社会保障を立て直せ!10·14総行動」が14日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂とオンライン上で開かれた。主催は、医療·福祉に関わる団体で作った実行委員会で、集会では診療報酬の大幅な引き上げを含む四つのスローガンを盛り込んだアピール文が採択された。

次期改定に向け在宅医療を議論—中医協総会

 

中医協の第490回総会が13日、オンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けて「在宅(その2)」の議論が行われた。 8月に行われた「在宅(その1)」の意見なども踏まえ、①「継続診療加算について」、②「在宅療養支援診療所及び在宅療養支援病院について」、③「外来を担当する医師と在宅を担当する医師の連携について」、④「在宅ターミナルケア加算について」の論点が示された。

足利セラミックラボラトリ—新社屋完成

 

足利セラミックラボラトリー(宗村政明社長)の新社屋が完成し、歯科技工物のより良いサービスの提供、さらなる歯科医療業への貢献を目指し、令和3年9月から業務を開始している。新社屋は群馬県太田市東新町714にあり、敷地面積は3844.68㎡(1163.0坪)、床面積は1387.35㎡(419.6坪)。

医療機関の税制で提言—日本医業経営コンサルタント協会

 

日本医業経営コンサルタント協会(永山正人会長)は14日、東京都千代田区のホスピタルプラザビルで記者発表会を開き、「医療機関等における税制のあり方に関する提言」について公表した。同提言は、充実した医療·介護提供体制の確立と医業経営安定化の目的で平成22年度から行っており、今回で10回目。①「医療法人·個人立医療機関の承継税制等の整備」、②「医師の勤務環境改善支援のための税制措置創設」、③「医療及び介護に係る控除対象外消費税問題の抜本的解決」、④「新型コロナウイルス感染症に関する税制措置」の四つを提言している。

「イレバ」の日に歯や義歯を供養—愛知県歯科保険医協

 

歯や義歯などを供養する「歯の供養祭」を愛知県保険医協会歯科部会(大藪憲治部会長)が8日、名古屋市の覚王山日泰寺で開いた。

政府の健康·医療戦略やデータ利活用など解説—医療経済フォーラム·ジャパン

 

医療経済フォーラム·ジャパン(中村洋会長)は14日、東京都江東区の東京イースト21で第19回公開シンポジウムを開催した。昨年は、コロナ禍で開催できなかったが、感染対策を講じた上で、オンライン併催により2年ぶりに再開した。

⑪ 人生100年時代のカリエスマネジメント—ヘルスケア歯科学会がミーティング

 

「人生100年時代のカリエスマネジメント」をテーマにした日本ヘルスケア歯科学会(杉山精一代表)のヘルスケアミーティング2021が10日、東京都墨田区の国際ファッションセンタービルとウェブ上で開催された。

⑫ コロナ時代の口腔保健に焦点—近畿·中国·四国口腔衛生学会

 

「地域住民の健康寿命を延伸する~ウィズコロナ時代の口腔保健」をテーマに、第32回近畿·中国·四国口腔衛生学会総会(安岡良介大会長)が3日、オンライン上で開かれた。主催は京都府歯科医師会と大阪歯科大学。これまで主催は歯科医師会か大学のいずれかが担当していたが、今年度から共催の形となった。

小児の口腔機能発達トレーニングDVD—THDC合同会社が提供へ

 

小児の運動機能、口腔機能の正しい発達を促すための、多職種連携の総合的なトレーニングを開発·実践しているTHDC合同会社(本社·愛知県豊橋市、堀尾麻衣CEO)は、関連の高師ほんごう歯科クリニック(豊橋市、田中文治院長)で実施してきたSHISEIアカデミーでのトレーニング内容をDVDとテキストにより、どこでも実践できるキット『SHISEI Box』として10月下旬以降に提供を始める。

コロナ感染症の診断·予防に焦点—歯科基礎医学会第63回学術大会

「歯科基礎医学、再生から進化へ」をテーマにした歯科基礎医学会(井上富雄理事長)の第63回学術大会(松尾雅斗大会長)がウェブ上で開かれ、9日から11日までライブ配信、17日までオンデマンド配信された。

学術大会で小児歯科医バンク紹介—日歯医学会

 

小児歯科医バンクは、産休や育休中、介護や自身の病気·療養などで短期間代わりに働いてくれるスポット雇用を探すことができ、復帰場所の確保につながる。日本歯科医学会の第24回学術大会で「未来の歯科医療の担い手である女性歯科医の育成と支援に向けて~日本小児歯科学会女性小児歯科医委員会の取組み」と題して講演した福岡歯科大学講師の馬場篤子氏が紹介した。

ヒト常在菌データ解析フレームワークを開発—早大·細川 准教授ら

ヒト常在菌を培養することなく、細菌群集から細菌株ごとのゲノムを一挙に取得、解析するフレームワークが開発された-。早稲田大学理工学術院の細川正人准教授らの研究グループは、腸内細菌、皮膚常在菌などのヒト常在菌を単離培養することなく分析し、多様な細菌株のゲノムを正確かつ網羅的に獲得する「シングルセルメタゲノミクス」を実現するフレームワーク「Single Linker」を開発。専門学術誌『Microbiome』10月12日に論文掲載した。

がん関連線維芽細胞 口腔がんの進展に関係

 

口腔がんの進展には、がん関連線維芽細胞(CAF)の存在が大きく関係している-。新潟大学大学院の羽賀健太氏と同大学院講師の山崎学氏、教授の田沼順一氏らの研究グループが明らかにしたもので、CAFを標的とした新規治療法開発への応用に期待がかかる。

日本デンタルショー2021 公式SNSを開設

 

日本デンタルショー2021準備委員会は、来年3月4~6の3日間に延期となった「日本デンタルショー2021」の開催に向け、公式SNSを開設した。リモート会議などを活用し、公式ホームページの再開に向けた準備も進めているという。

医療情報システム安全管理で勉強会—歯科コンピュータ協会

 

日本歯科コンピュータ協会(山中一剛会長)が7日、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」をテーマに勉強会を開いた。同会会員だけでなく、日本歯科商工協会傘下の他団体からも募り、オンライン形式で約100人が参加した。

歯科用消耗品市場 年6%ずつ成長で2030年に947億ドル

 

歯科用消耗品の世界市場は、2022~30年末までに947億ドルに達し、6%の年平均成長率を予測-。Kenneth Research(本社·アメリカ、ニューヨーク州)が発表したもの。

ソルビトール市場 2020年は13億5千万ドル、27年まで年4.5%以上の成長予測

 

ソルビトールの世界市場は、2021~27年までに4.5%以上の年平均成長率を予測-。米市場調査会社のReportOcean(本社·アメリカ、ミシガン州)が発表したもの。20年のソルビトールの市場規模は13億5千万ドル。

ロシア製歯磨剤「R.O.C.S」歯科専売に本格参入

 

世界50カ国で販売されているロシアNo.1ブランドの天然素材歯磨剤「R.O.C.S」が、日本の歯科専売市場に本格参入する。

グループ2社を吸収合併—長田電機工業

 

長田電機工業(本社·東京都品川区、長田吉弘社長)は16日、グループ会社のオサダメディカル、オサダサービスを吸収合併した。

使用済み歯ブラシ回収し歯ブラシケースに再生—東横イン

 

東横イン(本社·東京都大田区、黒田麻衣子社長)は、歯ブラシを含む使用済みのプラスチック製アメニティの回収を日本国内の東横INN全店(宿泊療養施設として貸出中のホテルを除く)で10月1日から開始している。

歯科医師で衆議院議員だった北海道の渡辺孝一氏は自民党から比例代表で、長谷川嘉一氏は立憲民主党から群馬3区でそれぞれ公認を受けている。

ウェブで「歯と口の健康シンポジウム」—日歯

 

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は13日、歯と口の健康シンポジウム2021「健康で豊かな人生を歩むための口腔健康管理」をウェブで開催した。国民に口腔健康管理の重要性を伝える目的で1996年から行っているイベントで、今回で26回目。

在宅医療及び医療·介護連携 第1回WG—佐藤日歯副会長が参加

 

第1回在宅医療及び医療·介護連携に関するワーキンググループ(WG)が13日、オンライン上(主婦会館プラザエフ)で開かれた。第8次医療計画での在宅医療及び医療·介護連携の体制整備の取り組みについて検討するもので、日本歯科医師会からは佐藤保副会長が構成員として参加している。

第1回WGでは、座長に埼玉県立大学理事長の田中滋氏を選出。開催概要や、今後の進め方について確認した。

医療·福祉関係者が集会で診療報酬引き上げ、処遇改善など要望

 

「♯いのちまもる 医療·社会保障を立て直せ!10·14総行動」が14日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂とオンライン上で開かれた。主催は、医療·福祉に関わる団体で作った実行委員会で、集会では診療報酬の大幅な引き上げを含む四つのスローガンを盛り込んだアピール文が採択された。

次期改定に向け在宅医療を議論—中医協総会

 

中医協の第490回総会が13日、オンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けて「在宅(その2)」の議論が行われた。 8月に行われた「在宅(その1)」の意見なども踏まえ、①「継続診療加算について」、②「在宅療養支援診療所及び在宅療養支援病院について」、③「外来を担当する医師と在宅を担当する医師の連携について」、④「在宅ターミナルケア加算について」の論点が示された。

足利セラミックラボラトリ—新社屋完成

 

足利セラミックラボラトリー(宗村政明社長)の新社屋が完成し、歯科技工物のより良いサービスの提供、さらなる歯科医療業への貢献を目指し、令和3年9月から業務を開始している。新社屋は群馬県太田市東新町714にあり、敷地面積は3844.68㎡(1163.0坪)、床面積は1387.35㎡(419.6坪)。

医療機関の税制で提言—日本医業経営コンサルタント協会

 

日本医業経営コンサルタント協会(永山正人会長)は14日、東京都千代田区のホスピタルプラザビルで記者発表会を開き、「医療機関等における税制のあり方に関する提言」について公表した。同提言は、充実した医療·介護提供体制の確立と医業経営安定化の目的で平成22年度から行っており、今回で10回目。①「医療法人·個人立医療機関の承継税制等の整備」、②「医師の勤務環境改善支援のための税制措置創設」、③「医療及び介護に係る控除対象外消費税問題の抜本的解決」、④「新型コロナウイルス感染症に関する税制措置」の四つを提言している。

「イレバ」の日に歯や義歯を供養—愛知県歯科保険医協

 

歯や義歯などを供養する「歯の供養祭」を愛知県保険医協会歯科部会(大藪憲治部会長)が8日、名古屋市の覚王山日泰寺で開いた。

政府の健康·医療戦略やデータ利活用など解説—医療経済フォーラム·ジャパン

 

医療経済フォーラム·ジャパン(中村洋会長)は14日、東京都江東区の東京イースト21で第19回公開シンポジウムを開催した。昨年は、コロナ禍で開催できなかったが、感染対策を講じた上で、オンライン併催により2年ぶりに再開した。

⑪ 人生100年時代のカリエスマネジメント—ヘルスケア歯科学会がミーティング

 

「人生100年時代のカリエスマネジメント」をテーマにした日本ヘルスケア歯科学会(杉山精一代表)のヘルスケアミーティング2021が10日、東京都墨田区の国際ファッションセンタービルとウェブ上で開催された。

⑫ コロナ時代の口腔保健に焦点—近畿·中国·四国口腔衛生学会

 

「地域住民の健康寿命を延伸する~ウィズコロナ時代の口腔保健」をテーマに、第32回近畿·中国·四国口腔衛生学会総会(安岡良介大会長)が3日、オンライン上で開かれた。主催は京都府歯科医師会と大阪歯科大学。これまで主催は歯科医師会か大学のいずれかが担当していたが、今年度から共催の形となった。

小児の口腔機能発達トレーニングDVD—THDC合同会社が提供へ

 

小児の運動機能、口腔機能の正しい発達を促すための、多職種連携の総合的なトレーニングを開発·実践しているTHDC合同会社(本社·愛知県豊橋市、堀尾麻衣CEO)は、関連の高師ほんごう歯科クリニック(豊橋市、田中文治院長)で実施してきたSHISEIアカデミーでのトレーニング内容をDVDとテキストにより、どこでも実践できるキット『SHISEI Box』として10月下旬以降に提供を始める。

コロナ感染症の診断·予防に焦点—歯科基礎医学会第63回学術大会

「歯科基礎医学、再生から進化へ」をテーマにした歯科基礎医学会(井上富雄理事長)の第63回学術大会(松尾雅斗大会長)がウェブ上で開かれ、9日から11日までライブ配信、17日までオンデマンド配信された。

学術大会で小児歯科医バンク紹介—日歯医学会

 

小児歯科医バンクは、産休や育休中、介護や自身の病気·療養などで短期間代わりに働いてくれるスポット雇用を探すことができ、復帰場所の確保につながる。日本歯科医学会の第24回学術大会で「未来の歯科医療の担い手である女性歯科医の育成と支援に向けて~日本小児歯科学会女性小児歯科医委員会の取組み」と題して講演した福岡歯科大学講師の馬場篤子氏が紹介した。

ヒト常在菌データ解析フレームワークを開発—早大·細川 准教授ら

ヒト常在菌を培養することなく、細菌群集から細菌株ごとのゲノムを一挙に取得、解析するフレームワークが開発された-。早稲田大学理工学術院の細川正人准教授らの研究グループは、腸内細菌、皮膚常在菌などのヒト常在菌を単離培養することなく分析し、多様な細菌株のゲノムを正確かつ網羅的に獲得する「シングルセルメタゲノミクス」を実現するフレームワーク「Single Linker」を開発。専門学術誌『Microbiome』10月12日に論文掲載した。

がん関連線維芽細胞 口腔がんの進展に関係

 

口腔がんの進展には、がん関連線維芽細胞(CAF)の存在が大きく関係している-。新潟大学大学院の羽賀健太氏と同大学院講師の山崎学氏、教授の田沼順一氏らの研究グループが明らかにしたもので、CAFを標的とした新規治療法開発への応用に期待がかかる。

日本デンタルショー2021 公式SNSを開設

 

日本デンタルショー2021準備委員会は、来年3月4~6の3日間に延期となった「日本デンタルショー2021」の開催に向け、公式SNSを開設した。リモート会議などを活用し、公式ホームページの再開に向けた準備も進めているという。

医療情報システム安全管理で勉強会—歯科コンピュータ協会

 

日本歯科コンピュータ協会(山中一剛会長)が7日、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」をテーマに勉強会を開いた。同会会員だけでなく、日本歯科商工協会傘下の他団体からも募り、オンライン形式で約100人が参加した。

歯科用消耗品市場 年6%ずつ成長で2030年に947億ドル

 

歯科用消耗品の世界市場は、2022~30年末までに947億ドルに達し、6%の年平均成長率を予測-。Kenneth Research(本社·アメリカ、ニューヨーク州)が発表したもの。

ソルビトール市場 2020年は13億5千万ドル、27年まで年4.5%以上の成長予測

 

ソルビトールの世界市場は、2021~27年までに4.5%以上の年平均成長率を予測-。米市場調査会社のReportOcean(本社·アメリカ、ミシガン州)が発表したもの。20年のソルビトールの市場規模は13億5千万ドル。

ロシア製歯磨剤「R.O.C.S」歯科専売に本格参入

 

世界50カ国で販売されているロシアNo.1ブランドの天然素材歯磨剤「R.O.C.S」が、日本の歯科専売市場に本格参入する。

グループ2社を吸収合併—長田電機工業

 

長田電機工業(本社·東京都品川区、長田吉弘社長)は16日、グループ会社のオサダメディカル、オサダサービスを吸収合併した。

使用済み歯ブラシ回収し歯ブラシケースに再生—東横イン

 

東横イン(本社·東京都大田区、黒田麻衣子社長)は、歯ブラシを含む使用済みのプラスチック製アメニティの回収を日本国内の東横INN全店(宿泊療養施設として貸出中のホテルを除く)で10月1日から開始している。

企業と連携して換気装置を開発—日本歯科医学会連合

 

コロナウイルス感染症2019をはじめ、院内感染防止の面で換気が重要と言われる中、日本歯科医学会連合は、窓がないドア1枚の部屋でも室内の換気ができる装置の開発に携わっている。日本歯科医師会と厚労省が主催する令和3年度社会保険指導者研修会の研修の中で連合専務理事も務める日本歯科大学教授の小林隆太郎氏が紹介したもの。企業が試作品をつくっており、風量等の実験などを経て、製品販売を目指す。

衆院選に向け「国民皆歯科健診」自民党公約に初記載

 

19日に公示される衆議院総選挙の自民党公約に、「国民皆歯科健診」が初めて盛り込まれた。山田宏参議院議員が8日に都道府県歯科医師連盟宛に緊急報告した。

岸田内閣 厚労大臣に後藤茂之氏、文科大臣に末松信介氏

 

岸田新内閣が4日に発足し、厚生労働大臣には後藤茂之衆議院議員、文部科学大臣には末松信介参議院議員が就任した。

新興感染症への備え学ぶ—社保指導者研修会

 

令和3年度社会保険指導者研修会が8日、YouTubeによるライブ配信形式で行われた。主催は日本歯科医師会と厚労省で、テーマは「歯科医療現場に求められる感染症対策~コロナ禍そして今後」。厚労省保険局歯科医療管理官の宮原勇治氏が「最近の歯科医療の動向について(保険診療)」、日歯常務理事の林正純氏が「歯科における新規技術や期中導入について」で講演し、研修として日本歯科大学教授の小林隆太郎氏が「新たなパンデミックに備える-歯科の対応」と題して話した。

連携の過不足知る指標模索—歯科医療提供体制等に関する検討会

 

第4回歯科医療提供体制等に関する検討会が7日、オンライン上で開かれた。各地域で病診連携や診診連携、医科歯科連携等に係るニーズに対する過不足を把握するためにどのような指標を用いたら良いか、かかりつけ歯科医の充実度等についてどのような指標で可視化が図れるかについて議論した。

7月の歯科診療所数 前月より35減の6万8,024施設

 

厚労省の施設動態調査による令和3年7月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,024施設で、前月より35減少した。

会長表彰者や終身会員を表彰—都歯の日

 

東京都歯科医師会(井上惠司会長)は7日、東京都千代田区の歯科医師会館で令和3年度第24回「東京都歯科医師会の日」表彰式を開いた。

大久保教授はまとめで、磁性アタッチメントについて、「支台歯にダメージの少ない可撤性支台装置」「維持力は恒常的に継続する」とメリットを話す一方で、「適切な症例選択」「可撤性義歯の原則の厳守」「精度の高い技工操作」「慎重な臨床術式」「定期的なメインテナンスと変化への早期対応」などをする必要性を強調している。

NAMのカタリスト·アワードを新潟大歯の前川氏が受賞

 

新潟大学歯学部の前川知樹准教授(研究推進機構·研究教授)が、全米医学アカデミー(National Academy of Medicine=NAM)が健康長寿の実現に資するシーズとなり得る革新的なアイデアに与える第2回カタリスト·アワードを受賞した。受賞対象の研究課題は「The Correlation of  ectopic calcification signatures in the ageing eye  and cardiovascular system(加齢に伴って増加する網膜と心臓血管の異所性石灰化の相関についての基盤研究)」。9月22日にオンラインで開催された「Healthy  Longevity  Global  Innovator  Summit」で発表された。

マイクロバイオーム組成 歯周病の発症に深く関与と注目

 

マイクロバイオーム組成が歯周病の発症に深く関与するため、個々のリスクに対応した歯周病治療が必要-。岡山大学(予防歯科学)の外山直樹氏らが行った研究が、新たな歯周病の治療戦略につながると期待されている。

コロナ感染拡大を医史学から展望—日本医史学雑誌で座談会

 

日本医史学会は、9月20日発行の『日本医史学雑誌』(67巻3号)誌上で、同誌編集委員による座談会「医史学から展望するCOVID–19パンデミック」を掲載した。

桑田正博氏 追悼特集

 

金属焼付ポーセレン(PFM)の開発に携わるなど世界各国で功績を高く評価され、クワタカレッジ等で国内外の歯科医療人の教育にも尽力していた歯科技工士の桑田正博氏が7月16日に亡くなった。享年85歳。愛歯技工専門学校の名誉校長や、ボストン大学歯学部客員教授、ヨーロッパ歯科審美学会名誉会員、アメリカ歯科補綴学会オーナラリーフェロー、アメリカ歯科審美学会ライフフェローなど世界で活躍してきた同氏の功績·記録を展示している資料室がある。資料を基に、同氏の軌跡を振り返る。

薬事功労者厚労大臣表彰に前商工協会会長の森田氏ら

 

厚労省の「令和3年度薬事功労者厚生労働大臣表彰」を前日本歯科商工協会会長の森田晴夫氏、日本歯科器械工業協同組合副理事長の須貝辰生氏、神奈川県歯科用品商協同組合副理事長の中野等氏が受賞した。

歯科医院選び ホームページ見て4割が受診を躊躇

 

歯科の患者の3割以上が「公式ホームページを参考にする」と回答したが、「公式ホームページを見て、受診を躊躇した·やめた経験がある」は41.4%だった-。医科·歯科向けのホームページ制作などを行うⅠ Treat(本社·岐阜県、木村健太社長)が実施した調査によるもの。

「健口神社」を富山市に建立

 

Teeth Ai(本社·富山県、精田紀代美社長)は、口腔ケアの発祥地とされる富山市に「健口神社(けんこうじんじゃ)」を9月16日に建立した。「命の入り口·心の出口」をキャッチフレーズとし、口腔ケアの中でも「舌そうじ」が重要であるとの思いから口腔の健康が全身の健康につながることを普及·啓発するために建立した。

85歳以上の会員で、歯科保健事業を50年以上行い、現在も従事している会員に贈られる会長表彰では、荏原地区の小林進氏、大森地区の岩澤京氏が表彰状を贈呈されたほか、70歳以上で都歯在籍35年以上の終身会員表彰では129人が表彰された。

著者に聞く「歯科医院革命 ∼大廃業時代の勝ち残り戦略」河野恭佑氏

 

「歯科業界で生き残るのは簡単ではありません」「そんな歯科業界に、もう明るい未来はないのでしょうか?」。混迷する歯科業界の中わずか5年で25医院を開業した歯科医師がいる。歯科グループの代表として活躍する河野恭佑氏が、歯科医院開業10周年を記念して出版したのが『歯科医院革命~大廃業時代の勝ち残り戦略』(幻冬舎刊)である。「スターバックスのように、気軽に人が集まれて笑顔と真心はどこにも負けない明るい病院をコンセプトに、ここで治療すれば大丈夫といわれる歯科のブランドを立ち上げたい」と語る河野氏に、歯科医院経営を成功させる戦略を聞いた。

「磁性アタッチメント成功させるためには」—大久保鶴見大教授が講演

 

9月からC2区分で保険導入された磁性アタッチメントに焦点を当てた講演が、日本歯科医学会の第24回学術大会で10月31日までオンデマンド配信されている。鶴見大学歯学部有床義歯補綴学講座の大久保力廣教授による「磁性アタッチメント義歯を成功させるための術式と考え方」。

大久保教授はまとめで、磁性アタッチメントについて、「支台歯にダメージの少ない可撤性支台装置」「維持力は恒常的に継続する」とメリットを話す一方で、「適切な症例選択」「可撤性義歯の原則の厳守」「精度の高い技工操作」「慎重な臨床術式」「定期的なメインテナンスと変化への早期対応」などをする必要性を強調している。

NAMのカタリスト·アワードを新潟大歯の前川氏が受賞

 

新潟大学歯学部の前川知樹准教授(研究推進機構·研究教授)が、全米医学アカデミー(National Academy of Medicine=NAM)が健康長寿の実現に資するシーズとなり得る革新的なアイデアに与える第2回カタリスト·アワードを受賞した。受賞対象の研究課題は「The Correlation of  ectopic calcification signatures in the ageing eye  and cardiovascular system(加齢に伴って増加する網膜と心臓血管の異所性石灰化の相関についての基盤研究)」。9月22日にオンラインで開催された「Healthy  Longevity  Global  Innovator  Summit」で発表された。

マイクロバイオーム組成 歯周病の発症に深く関与と注目

 

マイクロバイオーム組成が歯周病の発症に深く関与するため、個々のリスクに対応した歯周病治療が必要-。岡山大学(予防歯科学)の外山直樹氏らが行った研究が、新たな歯周病の治療戦略につながると期待されている。

コロナ感染拡大を医史学から展望—日本医史学雑誌で座談会

 

日本医史学会は、9月20日発行の『日本医史学雑誌』(67巻3号)誌上で、同誌編集委員による座談会「医史学から展望するCOVID–19パンデミック」を掲載した。

桑田正博氏 追悼特集

 

金属焼付ポーセレン(PFM)の開発に携わるなど世界各国で功績を高く評価され、クワタカレッジ等で国内外の歯科医療人の教育にも尽力していた歯科技工士の桑田正博氏が7月16日に亡くなった。享年85歳。愛歯技工専門学校の名誉校長や、ボストン大学歯学部客員教授、ヨーロッパ歯科審美学会名誉会員、アメリカ歯科補綴学会オーナラリーフェロー、アメリカ歯科審美学会ライフフェローなど世界で活躍してきた同氏の功績·記録を展示している資料室がある。資料を基に、同氏の軌跡を振り返る。

薬事功労者厚労大臣表彰に前商工協会会長の森田氏ら

 

厚労省の「令和3年度薬事功労者厚生労働大臣表彰」を前日本歯科商工協会会長の森田晴夫氏、日本歯科器械工業協同組合副理事長の須貝辰生氏、神奈川県歯科用品商協同組合副理事長の中野等氏が受賞した。

歯科医院選び ホームページ見て4割が受診を躊躇

 

歯科の患者の3割以上が「公式ホームページを参考にする」と回答したが、「公式ホームページを見て、受診を躊躇した·やめた経験がある」は41.4%だった-。医科·歯科向けのホームページ制作などを行うⅠ Treat(本社·岐阜県、木村健太社長)が実施した調査によるもの。

「健口神社」を富山市に建立

 

Teeth Ai(本社·富山県、精田紀代美社長)は、口腔ケアの発祥地とされる富山市に「健口神社(けんこうじんじゃ)」を9月16日に建立した。「命の入り口·心の出口」をキャッチフレーズとし、口腔ケアの中でも「舌そうじ」が重要であるとの思いから口腔の健康が全身の健康につながることを普及·啓発するために建立した。

10月から「感染症対策実施加算」は廃止 「乳幼児感染予防策加算」は28点に減算

 

10月1日から「歯科外来等感染症対策実施加算」5点は算定できなくなり、55点だった「乳幼児感染予防策加算(歯科)」は来年3月診療分まで28点となる。一方で、9月28日から新型コロナウイルス感染症患者に対する歯科治療は、「新型コロナ歯科治療加算」298点に加えて、医療管理や訪問診療、呼吸管理を行う患者の口腔粘膜処置などケースに応じて診療報酬上の評価が拡充される。

補助金対応などは評価—コロナ対策への支援で日歯の堀会長

 

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、新型コロナウイルス感染症に関する医療機関への支援について、「歯科外来等感染症対策実施加算」の継続が実現しなかった点は残念とする一方、補助金での対応、コロナ感染者への診療報酬上の対応を拡充する措置に対しては評価し、関係各所に感謝の意を示した。9月30日にオンラインで開かれた定例記者会見で見解を述べた。

小学校で出前授業—日歯

 

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は9月15日、東京都多摩市の私立帝京大学小学校で、石膏を使った指の型取りをする体験学習を通して、歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士の仕事の魅力を伝える出前授業を行った。

歯科医2人に行政処分

 

厚労省は9月24日、同日開催の医道審議会医道分科会の答申を踏まえ、医師5人、歯科医師2人の行政処分を発表した。

歯科は「無免許過失運転致傷、道路交通法違反、器物損壊、建造物損壊」で歯科医業停止1年9カ月が1人、「傷害」で戒告が1人だった。処分に至らなかったが、医師5人、歯科医師2人が厳重注意となっている。行政処分の効力は10月8日から。

新型コロナワクチン接種 打ち手歯科医師は累計1万9,299人に

 

8月に新型コロナウイルスワクチン接種の打ち手となった歯科医師は延べ6,109人で、35万9,949回の接種を行っている。9月30日にオンラインで開かれた日本歯科医師会の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告したもので、5月からの累計はそれぞれ、1万9,299人、110万420回となる。

FDI総会 公衆衛生委員に小川祐司氏が当選

 

2021年FDI世界歯科大会が9月26日から29日まで、オンライン上で行われた。事務会議や総会はスイス·ジュネーブから、学術プログラムはシドニーの国際大会センターから配信された。総会では、会長職の引き継ぎや理事会役員選挙、常設委員会委員選挙が行われ、日本からは理事に立候補した平野裕之氏と歯科開業委員に立候補した岩崎万喜子氏は落選したものの、公衆衛生委員に小川祐司氏が当選。30日の日本歯科医師会定例記者会見で尾松素樹常務理事が報告したもの。

今年度も「無料歯科健診事業」—山梨県

 

山梨県の長崎幸太郎知事は、昨年度に県の委託事業で実施した「無料歯科健診事業」が、感染症予防に一定の効果があったとして、今年度も実施することを明かし、歯科医師会とさらに連携を強めていく構えを見せた。9月27日の山梨県議会で水岸富美男議員の代表質問に答えたもの。

リモートワークと共同開設から議論—歯科技工士の業務のあり方等に関する検討会

 

厚労省の第1回「歯科技工士の業務のあり方等に関する検討会」が9月30日、オンライン上で開かれ、座長に昭和大学客員教授の赤川安正氏が選出された。1回目となる検討会では、開催要綱の確認や、歯科技工士を取り巻く状況の確認、リモートワークについての議論が行われた。

令和3年6月の歯科医療費··社保 件数11.9%増、点数8.0%増

 

社会保険診療報酬支払基金による令和3年6月診療分の歯科の件数は1,347万1千件、点数は167億259万2千点で、前年同月に比べ件数は11.9%、点数は8.0%それぞれ増加した。

令和3年6月の歯科医療費·国保 市町村の金額3.4%増加

 

国保中央会がまとめた令和3年6月診療分の歯科医療費は市町村が619億円で、対前年同月比で3.4%増加。組合は51億円で7.5%増加。後期高齢者は555億円で2.5%増加した。

「介護報酬改定検証歯科の委員参加を」—社保審分科会で日歯

 

社会保障審議会の第203回介護給付費分科会が9月27日、オンライン上で開かれ、令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(令和3年度調査)の調査票等について議論した。日本歯科医師会常務理事の小玉剛委員は、「LIFEの活用可能性の検証に関する調査研究一式の調査検討組織」の委員案に歯科関係者がいない点について、歯科関係団体からも委員を参画させて欲しいと要望。厚労省からは、歯科関係団体からも委員を加える方向で相談したい旨の回答があった。

積極的な安全対策学ぶ—スポーツ歯科医学会第32回学術大会

 

日本スポーツ歯科医学会(安井利一理事長)は、第32回総会·学術大会(木本一成大会長)を単独プログラムとして9月21、22の両日にハイブリッド開催で、第24回日本歯科医学会学術大会との併催プログラムとして23~25日の3日間にオンラインで開催した。

新しい日常支える口腔健康管理に焦点—日本歯科衛生学会学術大会

 

新しい日常を支える口腔健康管理」をテーマに日本歯科衛生学会(吉田幸恵学会長)の第16回学術大会(晴山婦美子大会長)が9月18日から30日までウェブ上で開かれた。

クラリスロマイシンが肺炎球菌の毒素放出を抑制

 

マクロライド系抗菌薬のクラリスロマイシンは、肺炎球菌の毒素放出を抑制し、肺炎の重症化を予防する—。新潟大学大学院の土門久哲准教授と寺尾豊教授らの研究チームが明らかにした。

口腔悪性黒色腫の浸潤 骨形成因子が関与

 

骨内の骨形成因子(BMP)が、口腔悪性黒色腫を骨に浸潤しやすい形質にする—。九州大学大学院歯学研究院の自見英治郎教授、森悦秀教授、清島保教授らの研究グループが明らかにした。

新たな代用発声装置を開発—医科歯科大の戸原教授ら

 

がん手術などで発声機能を失った人のための新たな代用発声デバイスを、東京医科歯科大学大学院摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授と、同大学院生の山田大志氏らが開発した。従来の方法よりも簡単に使える上、音程を変えたり、手術前の自分の声を活用できたりと応用範囲の広さが特徴。

古人骨と歯石DNAから解析 江戸時代の人も歯周病に罹患か

 

江戸時代の人は、現代日本人の口腔内細菌叢と異なるものの、歯周病に罹患していた―。東京医科歯科大学大学院や総合研究大学大学院らの研究グループが明らかにした。

お寺で「健康」を考える—健康医療学会学術大会

 

「健康とは何かを考える—放射線と健康」をテーマに日本健康医療学会(佐藤元彦理事長)は、第13回総会·学術大会(徳植公一会長)を9月26日、神奈川県鎌倉市の建長寺で開催した。

東京医科歯科大学病院に医学部と歯学部の附属病院を一体化

 

東京医科歯科大学の医学部附属病院と歯学部附属病院が1日から一体化して東京医科歯科大学病院となった。病院長には旧医学部附属病院長の内田信一氏が、首席副病院長には旧歯学部附属病院長の水口俊介氏が就任する。

タカラベルモント創業100周年 吉川社長に今後の抱負聞く

 

「インフォームドコンセント」の考え方をいち早く取り入れた歯科用ユニットを提案してきたタカラベルモントは、今年10月5日に創業100周年を迎えた。患者の座りやすさや正面からの診療を可能にした「前折れチェア」や患者と術者の動線を分けた「動線分離」の医院レイアウトなど、現在の歯科医院の「当たり前」をいち早く市場に打ち出したのも同社だ。「これからも新しい概念やニーズの具現化にチャレンジしていきたい」と語る吉川秀隆社長に、100年を振り返ってもらいつつ、次なる目標や抱負について聞いた。

日本歯科医学会 第24回学術大会始まる

 

歯科界最大規模の学術大会、第24回日本歯科医学会学術大会(住友雅人会頭)が23日から、全面オンライン形式で開催された。「逆転の発想―歯科界2040年への挑戦」をメインテーマに500を超える発表があり、10月31日までオンデマンド配信で視聴できる。9月21日時点での参加登録者数は1万2,995人。

コロナ対策の診療報酬上の評価 9月末で終了

 

新型コロナウイルス感染拡大への対策を支援するための診療報酬上の評価「乳幼児感染予防策加算」「歯科外来等感染症対策実施加算」などが予定通り9月末で終了する。24日の閣議後の会見で田村憲久厚労大臣が明らかにしたもので、この先の支援は補助金での対応を検討しているという。

オンライン資格確認等システム 本格運用は10月20日から

 

医療機関·薬局での特定健診等情報や薬剤情報の閲覧などを含め、オンライン資格確認等システムの本格運用が10月20日から開始される。9月22日の社会保障審議会医療保険部会でスケジュール等が示された。

中原氏に、院内でロボホンを活用することにした経緯や歯科医院でのロボットの活用の可能性について聞いた。

営業系従業員を対象に週1回の抗原検査を実施—モリタ

 

モリタ(本社·大阪府、森田晴夫社長)は、営業系職種の従業員を対象に週1回の抗原検査を21日から始めた。新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する取り組みの一環で、感染症の影響が懸念される当面の間実施するとしている。

女性が選ぶ電動歯ブラシ利用率1位はパナソニック「ドルツEW—DT51」

 

女性が選ぶ電動歯ブラシの利用率1位はパナソニック「ドルツEW—DT51」、総合満足度第1位は「フィリップス「ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマート」—。園児とママの情報誌を発行する『こどもりびんぐ』の調査によるもの。

厚労省によると現在、チェック機能強化や修正対応によりデータの正確性は担保されており、参加機関数を徐々に増やしている状況。9月12日時点で、顔認証付きカードリーダーを申請しているのは、22万8,912施設中の12万8,794施設(56.3%)。内訳で歯科診療所は7万850施設中、3万4,318施設(48.4%)となっている。

次期診療報酬改定の基本認識案を提示—社保審医療保険部会

 

社会保障審議会の第145回医療保険部会が22日、オンライン上で開かれ、令和4年度診療報酬改定の基本方針の議論で、改定に当たっての基本認識案が示された。前回改定時のものに「新型コロナウイルス感染症をはじめとする新興感染症等に対応できる医療提供体制の構築」が加えられ、委員からは方向性について異論は出なかった。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は意見として、コロナ禍での歯科医療提供体制を維持するための配慮などを求めた。

令和2年届出状況「か強診」「歯援診2」が減少、「CAD/CAM冠」は増加

 

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」を届け出ている歯科医療機関は、令和2年7月1日時点で1万57施設と、全年同時期よりも774施設減少している。9月15日の中医協総会で厚労省が示した主な施設基準の届出状況等によるもので、「在宅療養支援歯科診療所(歯援診)2」は6,866施設で、3,390施設も減少している。

臨時評議員会で議長や顧問委嘱など決定—都歯連盟

 

東京都歯科医師連盟(大越壽和会長)は22日、東京都千代田区の歯科医師会館で第134回臨時評議員会を開いた。議案では、議長に杉並地区の野津秀郎氏、副議長に江東地区の渡辺広昭氏が選ばれ、選挙管理委員会委員の選出方法、顧問推薦についても承認された。顧問は、東京都歯科医師会の井上惠司会長、都歯連盟の高橋英登元会長、島村大参議院議員、山田宏参議院議員に加え、繰り上げ当選が行われ次第、比嘉奈津美氏にも委嘱する。

感染対策の補助金交付で申請書紛失の可能性を説明—山田 宏参院議員

 

「令和3年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止·医療提供体制確保支援補助金」の交付(振り込み)は17日から始まり、10月13日に完了を見込んでいるが、連絡がない場合は申請書の紛失の可能性があるので、再申請の必要性も生じるかもしれない。9月22日の東京都歯科医師連盟臨時評議員会の来賓あいさつで山田宏参議院議員が説明した。

歯科界における選挙の大切さ「スタッフの理解得る方策が必要」—島村議員

 

今後の衆議院選挙、参議院選挙に向けて、スタッフに歯科界の選挙がいかに大切かを浸透させる方策を考える必要がある—。22日の東京都歯科医師連盟の臨時評議員会であいさつした島村大参議院議員が述べたもの。

「医業経営コンサルタント連盟」が発足

 

医業経営コンサルタントの充実発展、地位向上などを図る政治団体「日本医業経営コンサルタント連盟」(木村光雄会長)は16日、設立発表会見を東京都港区の品川プリンスホテルで開いた。すでに6月9日に設立されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により記者会見を延期。17日告示の自民党総裁選に合わせての発表となった。

神奈川工業会の職域接種に協力—横浜市歯

 

横浜市歯科医師会(吉田直人会長)は、18日から2日間、横浜市中区の神奈川県歯科医師会館を会場に神奈川工業会合同の新型コロナウイルスワクチン職域接種1回目を行った。2回目の接種は10月16、17日を予定。

モバイル型qPCR装置でのコロナ感染症のスクリーニングに期待

 

モバイル型qPCR装置を使い、歯科診療所などでも新型コロナウイルス感染症のスクリーニングができる可能性がある。鶴見大学歯学部口腔内科学講座、済生会横浜市東部病院歯科口腔外科らの研究によるもので、9、10の両日に開かれた日本口腔内科学会と日本口腔診断学会の合同学術大会で鶴見大学口腔内科学講座(里村一人教授)の戸田(徳山)麗子学内講師が発表した。

エナメル上皮腫の湿潤と進展のメカニズムを解明—福歯大

 

良性腫瘍だが顎骨を溶かしながら増大するエナメル上皮腫は、TGF–βやTNF–α、LPSなどによって浸潤·進展していく。福岡歯科大学病態構造学分野の吉本尚平講師、橋本修一教授、同大総合歯科学講座の森田浩光教授、同大口腔腫瘍学分野の平木昭光教授らの研究グループが明らかにしたもので、治療予後の予測や、新たな治療法の開発に期待がかかる。

WHO総会議決書を支持し、日本の課題を示す—日本口腔衛生学会が提言発表

 

日本口腔衛生学会(天野敦雄理事長)は17日、世界保健機関(WHO)が第74回総会(2021年5月)で公表した口腔の健康に関する報告書「2030年に向けたユニバーサル·ヘルス·カバレッジ(UHC)対策の一環として、より良い口腔保健を達成する」を支持するとの提言を発表した。

健康格差是正テーマに第20回コロキウム開催—深井保健科学研究所

 

予防目的の歯科受診が増えないのは、医療提供側の要因も大きい—。19日にオンライン上で開かれた深井保健科学研究所(深井穫博代表)の第20回コロキウムで、歯科受診·受療行動の実態と格差、医療保険·介護保険制度における歯科受診·受療、健康政策と歯科医療、コロナ禍の歯科受診·受療行動に分け、各分野の専門家が内外の最新知見を示した。

世界のマウスガード市場 6.2%ずつ成長

 

マウスガードの世界市場は、2021~27年までに6.2%の年平均成長率を予測—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は1億8,920万ドル。タイプ別は「ストック型」「ボイル·バイト」「カスタムフィット」。販売別は「専門小売店」「多店舗展開の小売店」「オンラインストア」「その他」。

インタビュー「歯科医院での『ロボット』活用」

 

歯科医院の受付や診療スペースで、ロボットを活用する取り組みが始まっている。 栄昂会理事長で「中原まさひろの医療物販学LABO」社長の中原維浩氏は、自身の横浜市の医院で、シャープ製の小型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を受付や診療スペースで活用している。受付のサポートや患者向けに販売する商品の説明などを、人に変わってロボホンが代理で実施。

中原氏に、院内でロボホンを活用することにした経緯や歯科医院でのロボットの活用の可能性について聞いた。

営業系従業員を対象に週1回の抗原検査を実施—モリタ

 

モリタ(本社·大阪府、森田晴夫社長)は、営業系職種の従業員を対象に週1回の抗原検査を21日から始めた。新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する取り組みの一環で、感染症の影響が懸念される当面の間実施するとしている。

女性が選ぶ電動歯ブラシ利用率1位はパナソニック「ドルツEW—DT51」

 

女性が選ぶ電動歯ブラシの利用率1位はパナソニック「ドルツEW—DT51」、総合満足度第1位は「フィリップス「ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマート」—。園児とママの情報誌を発行する『こどもりびんぐ』の調査によるもの。

「認知」と「口腔」 関係解明へ—日本老年精神医学会と日本補綴歯科学会が連携

 

日本補綴歯科学会(馬場一美理事長)と日本老年精神医学会(池田学理事長)の「認知機能と口腔機能に関する医科歯科連携研究(ECCO)プロジェクト」が発足した。7日には、共同調印式と概要を説明するプレスセミナーが開かれた。

プロジェクトは、「認知機能」と「口腔機能の低下による機能障害や歯周病などの口腔疾患」との相関に関するエビデンスを医科歯科連携により共創し、超高齢社会での人々の健康長寿に貢献することを目的としている。

アンチエイジングアワード 女優の大竹しのぶさんが受賞

 

美しく、健康的に年を重ねている著名人を表彰する2021年度アンチエイジングアワードに女優の大竹しのぶさんが選ばれた。日本アンチエイジング歯科学会(松尾 通会長)が毎年実施しているもので、今回で14人目の受賞。

インタビュー「全国初の女性会長·米須敦子沖縄県歯会長」

 

都道府県歯科医師会では初となる女性の会長が沖縄に誕生した。6月末に会長に就任した米須敦子氏に、会長就任についての思いや、歯科医師会の課題、今後の展望などについて聞いた。

コロナの特例措置 厚労省に継続要望—日歯

 

日本歯科医師会(堀 憲郎会長)は、今年9月診療分までとされている新型コロナウイルス感染症対策に係る臨時的·特例的な診療報酬上の評価について、10月以降も継続を強く求める要望書を、田村憲久厚生労働大臣ら宛に提出した。日歯の瀬古口精良専務理事が同省を訪れ、濵谷浩樹保険局長に手渡した。

コロナ感染見舞金支給は350件—日歯

 

日本歯科医師会(堀 憲郎会長)は、新型コロナウイルス感染見舞金を、8月末までに350件給付している。9月9日の日歯臨時代議員会で柳川忠廣副会長が報告した。

「国民皆歯科健診」実現議連が総会

 

「『国民皆歯科健診』で健やかな人生100年時代を実現する議員連盟(国民皆歯科健診実現議連)」(古屋圭司会長)の総会が16日、衆議院第二議員会館で開かれた。人事について承認され、日本歯科医師連盟の高橋英登会長が「国民皆歯科健診実現議連に期待すること」と題して講演した。

コロナ収束までの加算の存続を要望—日歯連盟

 

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は、「診療報酬上の『歯科外来等感染症対策実施加算』のコロナ収束時期までの存続要望書」を各所に提出している。15日にウェブ上で開いた定例記者会見で浦田健二理事長が報告したもの。

施設基準の実績要件 コロナの特例措置一部除き9月で終了—中医協総会で承認

 

年間の診療実績を求める施設基準で、コロナ禍の特例措置として、要件を満たさない場合は、令和元年度の実績を用いても良いとされていたが、コロナ患者受入の重点医療機関、協力医療機関、コロナ患者受入病床を割り当てられた医療機関以外は、予定通り9月30日で措置を終了する。中医協の第488回総会で、一定の条件で特例措置を来年3月末まで延長することが承認された。

次期改定議論 中間取りまとめ—中医協総会

 

令和4年度診療報酬改定に向けた議論の中間取りまとめが、15日の中医協総会で報告された。これまで議論のあった「コロナ·感染症対応(その1)」「外来(その1)」「調剤(その1)」「個別事項(その1)」「歯科(その1)」「在宅(その1)」「入院(その1)」について、現状と課題、論点、主な意見を記載している。

コロナウイルス手指衛生の効果「アルコール」「次亜塩素酸水」「オゾン水」同等レベルで不活化

 

手指衛生で使うアルコール(70%エタノール)、38ppm次亜塩素酸水、3~10ppmオゾン水は、いずれも新型コロナウイルス感染症の原因ウイルス「SARS–CoV–2」に対して同等の不活化効果がある。日本歯科医学会の令和2年プロジェクト研究(代表:王宝禮大阪歯科大学教授·日本歯科薬物療法学会常任理事)によるもの。

中部日本デンタルショー開催中止

 

2022年2月19、20の両日に開催予定だった「第45回中部日本デンタルショー」の中止が決まった。

10月中旬に出荷予定「歯科用キシロカインカートリッジ」製造再開—デンツプライシロナ

 

デンツプライシロナ(本社·東京都港区、佐伯広幸社長)は、8月26日に歯科商店への出荷量を調整すると発表していた歯科用局所麻酔製剤「歯科用キシロカインカートリッジ」について、製造を再開し10月中旬に歯科商店への出荷が可能になる予定と明らかにした。

今年の歯科界で一番ホットな話題といえば、歯髄再生療法の適応拡大ではないかと思います。これまでの不可逆性歯髄炎に加え、根管治療後の歯や感染根管まで再生治療の対象となり、この治療法の専門医療機関である「RD歯科クリニック」(神戸市中央区 中島美砂子院長)を中心に、愛知、大阪、福岡で3カ所の歯科医院が運用を開始しています。

年齢制限も大幅に緩和されて小児の乳歯も対象となったことから、今後、歯髄再生が主要な歯科治療のオプションとして成長していくと期待されます。

これまで、「自然治癒しない」「失活歯は長持ちしない」ということが、予防の重要性を訴える際の、悪くいえば脅し文句として機能してきましたが、歯髄再生によって失活歯の機能を取り戻せるようになります。このことが、歯科医療と患者さんとの関係を変えるきっかけになるかもしれません。

以前から、再生医療の社会的リスクとして、「悪くなったら取り換えればいい」と、健康行動を諦める人が増えるのではないかという懸念が指摘されています。今後、さらに幅広い分野に再生医療が活用されるようになると、予防の呼びかけが説得力を失うことも考えられます。

今回の特集で、「1.5次予防グッズ」によって予防へのインセンティブを喚起する戦略を推進中の竹山旭先生にインタビューした際、大学院生時代、唾液腺再生に取り組んだお話を伺いました。唾液は口腔の健康にとって重要なので、唾液腺の機能を維持・再生する医療で口腔内のたいていの病気を予防できると考えたとのことですが、ある時、「カリオロジー、ペリオドントロジーは、もっと単純明快な予防戦略を打ち出している」と気付いたとのこと。

最先端の技術開発も魅力ですが、地道に患者さんの「やる気」を引き出していく取り組みも、歯科医療を楽しいものにしているのだなと感じました。ご一読いただければ幸いです。

(水谷)

令和2年度概算歯科医療費 3兆52億円

 

令和2年度概算医療費で歯科は3兆52億円と、前年に比べ234億円、0.8%減少した。対前年度比が減少するのは平成21年度以来。診療種類別の前年度比は入院3.4%減、入院外4.4%減、調剤2.7%減と新型コロナウイルスの影響が浮き彫りとなる結果になった。日本歯科医師会の堀憲郎会長は9日の代議員会で、歯科用金属材料の高騰の影響が年間2.3%ほどあるとして、歯科のダメージが他と同程度となる点を強調した。

金パラ問題で日歯「リアルタイム改定など必要」

金銀パラジウム合金の価格高騰問題を解決するには、ICTを活用して実売価格にタイムラグなく連動するリアルタイムの公定価格改定や、国が一定価格で材料を売る制度などが必要—。日本歯科医師会の堀憲郎会長は、9日の第196回臨時代議員会で考え方を示し、実現については「(規則改正等)課題もあり時間がかかるため、抜本的な見直しも視野に入れながら、現行制度を極力、乖離感の少ないものに求めていこうとしている」と述べた。

日歯代議員会議長に阿部氏、副議長に村山氏が就任

 

日本歯科医師会(堀憲郎会長)の第196回臨時代議員会が9日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれ、議長に岐阜県の阿部義和氏、副議長に群馬県の村山利之氏が選出された。決議では予算決算特別委員会委員と議事運営特別委員会委員も承認。任期はいずれも同日から令和5年6月30日まで。

日歯が米国歯とコロナで意見交換

 

日本歯科医師会(堀 憲郎会長)と米国歯科医師会(Daniel Klemmedson会長)は1日、日米両国での新型コロナウイルス感染症への対応や状況などについて意見交換するオンライン会議を開いた。日歯からは堀会長、佐藤保副会長、尾松素樹常務理事、冨田 滋理事、佐藤真奈美理事ら8人、米国歯からはKlemmedson会長、Chad Gehani前会長ら12人が出席。米国でも感染リスクが高い職業とされながらも、他の医療専門家の感染率をはるかに下回っている現状などの説明があった。

インタビュー·厚労省 歯科保健課長に聞く「歯科の役割と課題」

超高齢社会において、健康寿命の延伸は国の施策として外せないものとなっており、歯科保健医療が果たす役割は大きいと認められつつある。一方で、歯科医療提供体制の在り方、歯科医師の需給問題、歯科衛生士·歯科技工士の確保の問題など今後議論を詰めなくてはいけない課題も多い。7月に厚生労働省医政局歯科保健課課長に就任した小椋正之氏に社会における歯科の役割や、歯科界の課題、目指す方向性などについて聞いた。

8020運動をアジア諸国に紹介—日歯·8020財団

 

日本歯科医師会の佐藤保副会長(8020推進財団副理事長)と日本歯科総合研究機構の恒石美登里主任研究員(同理事)は、日本国際交流センターと東アジア·アセアン経済研究センター主催のウェビナーに動画出演し、8020運動の背景や変遷、成果などについて報告し、アジア諸国と情報共有を行った。

著者インタビュー·『「ずっと元気」をかなえる歯科患者学』

 

歯科治療に対する患者の想いをこれほどまでに的確に表現した本に出合ったのは初めてだ。それはノンフィクション作家の高見澤たか子氏のあくまで患者さんの立場に立った姿勢が大きいといえる。だからこそ、その質問に答える歯科医師の高橋英登氏や遠山佳之氏、そして歯科衛生士の筋野真紀氏の説明は納得と同意が得られるものとなっている。本書『「ずっと元気」をかなえる歯科患者学』(クインテッセンス出版)の副題「知りたいことあなたにかわって歯医者さんに聞きました」は妙を得ていて、ここに書かれている患者さんの「知りたいこと」を読むことで、歯科医療従事者も歯科医療とは何かを熟考させられるのではないだろうか。高見澤氏と高橋氏に執筆のきっかけや出版への想いなどを聞いた。

インタビュー·「注目の『再生歯内療法』とは」

歯髄を失うと、免疫の低下や抜歯に至る原因となり、患者のQOLの低下につながる。これまでの歯内療法では、将来的な抜歯のリスク回避は困難だったが、ここ近年で、根管の成長を促すための「再生歯内療法」が注目を浴びている。日本歯内療法学会(阿南壽理事長)の細矢哲康国内渉外委員会副委員長(鶴見大学歯学部教授)に再生歯内療法の概要や可能性について聞いた。

イノベーション·ジャパンに歯科関係の研究成果も

 

産学マッチングイベント「イノベーション·ジャパン2021~大学見本市Online」が8月23日から9月17日まで開催されている。全国の大学等の技術シーズを一堂に集め、企業とのマッチングにより研究成果の社会還元の促進を図るもので、「口腔細菌叢の恒常性を保つ事による疾患予防」や「歯周病診断用光学式検知装置」など歯科に関する研究成果も見られたので紹介する。

日本スポーツ歯科医学会学術大会事前インタビュー

 

日本スポーツ歯科医学会の第32回総会·学術大会が『Proactive Safety and Enjoy the Excitement of Sports!!(積極的な安全対策でスポーツの感動·興奮を楽しみましょう!!)』をメインテーマに、9月21、22日の両日、神奈川県歯科保健総合センターなどで行われる。また23~25日の3日間は、日本歯科医学会との併催で学術大会がオンライン開催される。同大会長の木本一成氏(神歯大)に大会の狙いや注目の企画·特別講演等のほか、東京2020オリンピック大会にアスリートコラボレーターとして参加した活動内容についても聞いた。

訪問歯科診療 提供文書の標準化目指し研究会発足

訪問歯科診療における提供文書の標準化に向けた研究会が発足した。フューチャーワークス(本社·東京都世田谷区、市川 浩社長)が、在宅医療助成勇美記念財団の助成により運営するもので、毎月、オンラインの定例会を開催し、提供文書の標準化や諸課題などについて座談会を行う。

プランメカ社 カボの2事業を買収へ

 

フィンランドのプランメカ社は7日、ドイツのカボデンタルシステムズ社のトリートメント事業およびインスツルメント事業を買収すると発表した。契約締結完了日は今年末を予定。

買収により、プランメカ社の製品群が補完されるとともに、技術、流通面における相乗効果を見込む。両社は引き続き独立した事業として運営される見込み。

パノラマX線のAI診断外来診療で開始—AOI国際病院

 

AOI国際病院(川崎市、古川良幸病院長)は、デンタルシステムズ(本社·東京都千代田区、岩室圭一社長)と研究開発している「歯科パノラマエックス線画像におけるAI診断支援システム」を利用した外来診療を、同病院の歯科口腔外科で13日に開始した。今後、協力病院として複数の歯科医院で同システムの利用を順次開始予定。

5月の歯科点数 コロナ前と比べ昨年84.3%、今年103.4%

歯科医療機関の経営状況で、2019年5月の点数と比べて、20年5月は84.3%、21年5月は103.4%となっている。日本歯科医師会が8月25日の定例記者会見で示した資料によるもので、引き続きの支援を国に求めたいとの考えを示している。

愛知県·新城保健所 所長に歯科医の宇佐美氏

愛知県新城保健所の所長に歯科医師の宇佐美毅氏が、8月1日付で就任していることが分かった。愛知県歯科医師会の情報提供によるもので、同県内の保健所所長に歯科医師が就任するのは初めて。

オンライン資格確認 伸び悩む カードリーダー申請

オンライン資格確認の顔認証付きカードリーダーを申請している歯科診療所の割合が伸び悩んでいる。少なくとも本紙に掲載した6月20日時点から8月15日時点まで横ばいで49.4%、同月22日時点では48.4%と減少した。

歯科治療介しての感染拡大は「なし」

新型コロナウイルスの歯科医療機関での感染状況で、歯科医師の感染73件、歯科衛生士の感染74件などは確認されているが、歯科治療を介しての感染拡大事例は未だ確認されていない。8月25日に開かれた日本歯科医師会の定例記者会見で示された資料によるもの。

6月の歯科診療所数 前月より34減の6万8,059施設

厚労省の施設動態調査による令和3年6月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,059施設で、前月より34減少した。

歯周病対策の第2回WG開く—厚労省

厚労省の第2回歯科口腔保健の推進に係る歯周病対策ワーキンググループが8月27日、ウェブ上で開かれた。新型コロナウイルス感染防止の観点から傍聴(取材)なしでの実施で、公開資料によると「歯科健診等のあり方について」議論した。

令和3年5月歯科医療費·社保 件数29.7%増、点数22.5%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年5月診療分の歯科の件数は1,238万6千件、点数は149億7,196万1千点で、前年同月に比べ件数は29.7%、点数は22.5%それぞれ増加した。

令和3年5月歯科医療費·国保 市町村の金額23.0%増加

国保中央会がまとめた令和3年5月診療分の歯科医療費は市町村が550億円で、対前年同月比で23.0%増加。組合は46億円で23.1%増加。後期高齢者は505億円で22.6%増加した。

「収益 戻ってない」—高橋日歯連盟会長が感染防止対策への理解求める

日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、歯科診療所の収益がコロナ禍前に戻ってきているとの声を耳にするとした上で、感染防止対策費用などを踏まえると収益は戻っていないと強調し、引き続き国等の理解を求めていく構えを見せた。8月26日の理事会後の記者会見で述べたもの。

代議員会で議長や各種委員を選出—都歯

東京都歯科医師会(井上惠司会長)は2日、第206回臨時代議員会を東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。新議長に蒲田地区の塩津二郎代議員、副議長に板橋区の土屋昭夫代議員が就任したほか、「予算決算特別委員会委員の選出」「議事運営特別委員会の選出」「裁定審議会委員の指名」「選挙管理委員会委員および同補欠委員の指名」の議案を可決した。

プラ製品削減の新法で特定製品に「歯ブラシ」

無償で提供される使い捨てプラスチック製品等の使用削減を義務付けるなどの新法が、来年度施行に向けて議論されており、特定製品として歯ブラシも対象となっている。環境省の「中央環境審議会循環型社会部会プラスチック資源循環小委員会」と経産省の「産業構造審議会産業技術環境分科会廃棄物·リサイクル小委員会プラスチック資源循環戦略ワーキンググループ」の第10回合同会議で制度についての概要が示された。

事前特集「日本歯科医学会第24回学術大会」·住友会頭にインタビュー

「逆転の発想 歯科界2040年への挑戦」をメインテーマにした第24回日本歯科医学会学術大会がいよいよ今月23日から全面オンライン形式で開かれる。開会講演、会頭講演、公開講演、公開フォーラム、シンポジウムなど100を超える演題に加え、分科会12学会と1地区歯科医師会が併催する年次学術大会のポスターセッション約450題など多くの発表が、25日までライブ配信、26日から10月31日までオンデマンド配信される。住友雅人会頭に大会の準備状況や見どころなどを聞いた。(9月2日時点)

誤嚥性肺炎 80代が最多—東北大が調査

誤嚥性肺炎は80代に最も多く、BMI値が低い入院時では、「CRP値が低い」「脳血管障害や認知症、神経疾患の併存が多い」「病院·介護施設に入院·入所している症例が多い」などの特徴がある。東北大学大学院医学系研究科の耳鼻咽喉·頭頚部外科学分野の香取幸夫教授、鈴木淳講師、池田怜吉講師のグループが行った大規模調査によるもの。

歯科用樹脂作成時の重合開始剤が乳がん悪化の可能性に

歯科用樹脂を作る時などに利用される重合開始剤が、乳がんを悪化させる可能性がある。岡山大学病院薬剤部の河崎陽一薬剤主任と同薬剤部の千堂年昭教授(現:就実大学薬学部特任教授)が明らかにしたもの。

輸入協会と卸商業組合が共同で第2回「改正薬機法研修会

日本歯科用品輸入協会(茂久田篤会長)は日本歯科用品卸商業組合(大石哲也理事長)と共同で、双方の組合員を対象に2回目となる「改正薬機法研修会」を東京都千代田区の庭のホテル東京およびオンライン形式で8月20日に開いた。1回目の研修会中およびその後に寄せられた計37個の質問に回答するもので、これとは別に日本歯科商工協会標準EDI(JDTA—Net)について、同協会IT検討委員会による解説も行われた。なお、37個の質問の内訳は、「添付文書の電子化」関連が31個、「法令順守体制の整備」関連が4個、「改正省令169号」関連が2個。医療機器に特化した薬事申請業務を支援するMAライティングサービス社長の山本款路氏が解説した。

SKメディカル電子を子会社化—モリタ

モリタ(本社·大阪府、森田晴夫社長)は、SKメディカル電子(本社·滋賀県、松元昭夫社長)の発行済株式100%を取得し、8月25日に完全子会社化した。SKメディカル電子の商号、事業内容、製造品目に変更はない。

初のオンラインデンタルショー開催—メディカルネット

メディカルネット(本社·東京都渋谷区、平川大会長兼CEO)は、歯科医療従事者向け総合情報サイト「Dentwave.com」上で、オンラインデンタルショー「DDS2021–Dentwave.com Online Dental Show–」を9月27日~10月10日に開催する。

歯髄再生治療 "処置歯"にも可能に—3歯科医院で開始

これまで神経を失った治療中の歯のみ対象だった「歯髄再生治療」が、過去に治療を終えた抜髄治療済みの歯(根管治療後の歯)に対しても可能になり、すでに市中の3歯科医院で開始している—。元国立長寿医療研究センター研究所幹細胞再生医療研究部長の中島美砂子氏を院長とする「RD歯科クリニック」が厚労省に提出した新たな再生医療等提供計画等が受理され、歯髄再生治療における適応症例の範囲拡大が認められた。

令和4年度概算要求歯科保健医療施策「歯科医療提供体制構築推進事業」に4億円計上

厚生労働省医政局歯科保健課は26日、令和4年度概算要求の歯科保健医療施策の概要を発表した。新規の要求はないものの、拡充·一部拡充した項目では、「8020運動·口腔保健推進事業」に7億6,358万7千円、「歯科医療提供体制構築推進事業」に4億1,456万4千円、「歯科衛生士の人材確保推進事業」に2億1,013万8千円、「歯科技工士の人材確保対策事業」に3,489万5千円などを求めている。特に「歯科医療提供体制構築推進事業」は昨年度予算額1,507万3千円から27.5倍となっている。

比嘉奈津美氏が繰り上げ当選か—日歯連盟会見で高橋会長が言及

第25回参議院選挙において次点で落選した比嘉奈津美氏が、繰り上げ当選する見込みとなっている。26日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた日本歯科医師連盟の理事会後の記者会見で高橋英登会長が明らかにした。

歯科大学·歯学部附属病院の診療実績 4、5月で落ち込み顕著—日歯調べ

歯科大学·歯学部附属病院の診療実績で、年間を通じて外来患者および入院患者、手術件数は減少し、歯科診療所と同様に4月、5月の落ち込みが大きい。日本歯科医師会の「院内感染対策費調査(歯科大学·歯学部附属病院)」によるもので、25日の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告した。

豪雨災害受け対策本部を設置—日歯

日本歯科医師会の定例記者会見が25日、オンライン上で開かれ、堀憲郎会長は8月の豪雨災害を受けて14日に災害対策本部を立ち上げたことを報告した。

歯科医師による新型コロナワクチン接種者数はのべ72万人超に

新型コロナウイルスワクチン接種に打ち手として参加した歯科医師は5~7月の3カ月で延べ1万2,727人に上り、接種対象数は72万1,471人となっている。日本歯科医師会の25日の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告した。

職域接種に歯科医参加—愛知県半田市

愛知県半田市の半田商工会議所の会員事業所の従業員約1万人を対象にした職域接種が7月から始まり、8月11日からは県内で初めて歯科医師が協力している。半田商工会議所と半田市医師会、同会健康管理センターが連携して実施するもので、医師、歯科医師、臨床検査技師、看護師の多職種での協力体制は全国初の試みという。

次期改定で在宅歯科を議論—中医協

中医協の第486回総会が25日、オンライン上で開かれた。次期診療報酬改定に向けた在宅医療、入院に関する初の議論が行われ、在宅歯科医療についても取り上げられた。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、通院困難な患者への歯科医療提供体制をどのように構築するかが非常に重要な課題との認識を示し、ICT等の活用、工夫によって、これまで訪問診療をしていない診療所が少しでも取り組みやすくなるような仕組みづくりを要望した。

コロナ禍での訪問歯科診療「感染者への実施体制を」—日歯大·田村氏

デルタ株のまん延など、新型コロナウイルス感染拡大の状況が変わってきている中で、感染者にも積極的に訪問歯科診療を行う体制に切り替えないといけないのではないか—。25日の中医協総会の在宅歯科診療の議論の中で、日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック口腔リハビリテーション科教授の田村文誉専門委員が意見を述べた。

選定療養に導入すべき事例等 歯科の提案·意見57件—中医協

選定療養に導入すべき事例に関して寄せられた提案·意見(速報)が、25日にオンライン上で開かれた中医協総会で報告された。計109件のうち歯科は57件で、「歯科口腔内デジタル印象」や「成長期におけるスポーツの際に装着するマウスガード」「小児期における舌圧検査、咀嚼能力検査」など新たに追加する提案は25件あった。今後、事務局で整理した上で、随時検討していく。

概算要求の総額33兆9,450億円—厚労省

厚労省は26日、総額33兆9,450億円の令和4年度予算の概算要求を発表した。過去最高で前年度の当初予算に比べて8,070億円の増額で、年金·医療等の経費は31兆7,791億円と6,738億円増。高齢化等に伴う増加額は6,600億円としている。また、診療報酬·薬価改定への対応、コロナ対策のうち事項要求のものについては、予算編成過程での検討となる。

SCRP日本選抜 岡大4年の棚井さんが優勝

全国の歯科大学·歯学部の学生が研究成果やプレゼンテーション能力を競う令和3年度「スチューデント·クリニシャン·リサーチ·プログラム(SCRP)」日本代表選抜大会で、岡山大学歯学部4年生の棚井あいりさんが優勝した。棚井さんの研究テーマは「歯周病と胎児の成長障害:Porphyromonas gingivalisはマクロファージの細胞外小胞を介して胎盤の血管形成を阻害する」で、来年3月に米国ジョージア州アトランタ市で開かれる予定の国際歯科研究学会米国部会(AADR)学術大会で日本代表として発表する。

歯周炎の局所治療がNASH病態進行を抑制—広大研究チーム

歯周炎の局所治療が、非アルコール性脂肪性肝炎(non-alcoholic steatohepatitis、以下NASH)の病態進行を抑制する。広島大学大学院医系科学研究科口腔顎顔面病理病態学研究室の宮内睦美教授、高田隆名誉教授、長﨑敦洋大学院生(現東北大学病院助教)らの研究チームが明らかにした。

サルコペニアや糖尿病リスクに歯数·咀嚼機能が関連

高齢期の残存歯数、咀嚼機能がサルコペニア、糖尿病のリスクと関連することが、島根県邑南町における635人を対象にした調査で明らかになった。島根大学の地域包括ケア教育研究センターによる島根CoHRE研究の一環として行われたもの。

唾液PCR検査で無症状者は低感度 

唾液を検体にしたSARS—CoV2のPCR検査について、感染初期の有症状者における検出には感度が高いが、無症状者では感度が低くなる傾向があり、唾液によるPCR検査を無症候性のCOVID—19のスクリーニングに使用するのは難しい。

ロサンゼルス·小児科病院感染症部門の医師、Zion Congrave—Wilson氏らが、8月13日発行の『JAMA』に論文掲載したもの。

クワバラを吸収合併—ヘンリーシャインジャパンイースト

ヘンリーシャインジャパンイースト(=HSJEast、本社·東京都台東区、加藤大慶社長)は、グループ会社で北陸地区を担当するクワバラ(本社·新潟県、加藤泰社長)を9月21日付で吸収合併する。これにより、経営資源の統合と効率化を図る。質の高いサービスの拡充で、より地域に密着した企業を目指すという。

新型コロナのワクチン接種 2回目、女性に多い副反応—徳島県歯調査

新型コロナウイルスワクチンで、2回目接種を受けた20代女性の44%が38度以上の発熱があった。徳島県歯科医師会(松本侯会長)が会員に行ったアンケート調査によるもので、1,326人が回答、年代·性別で結果を示している。

台風·豪雨での歯科の被害 床上浸水など33件

台風9、10号および8月11日からの豪雨で、歯科診療所等に床上浸水7件、床下浸水6件など少なくとも計33件の被害報告が確認されている。災害対策本部が設置された12県の歯科医師会に19日時点で挙がっている被害報告について聞いたもの。台風と豪雨の両方で対策本部が設置されたのは、岐阜、島根、広島の3県、台風での設置は青森、山口の2県、豪雨での設置は長野、愛知、三重、鳥取、福岡、佐賀、長崎の7県。

急性期病院の肺炎入院患者 歯科の口腔管理で在院日数が短縮

急性期病院の高齢肺炎入院患者に対する歯科による口腔管理は、経口摂取の確立と在院日数短縮に有効。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授、中川量晴助教、吉見佳那子特任助教の研究グループが、三重大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学分野の百崎良教授と共同で明らかにしたもの。

嚥下関連筋 加齢で低下

 嚥下関連筋の質も加齢により低下する可能性がある。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授と山口浩平特任助教の研究グループが明らかにしたもの。

九地連協議会で役員選任など全議案可決

九州地区連合歯科医師会は、令和3年度第1回協議会を7日、ウェブ会議形式で開催した。議事では役員選任、令和2年度一般会計決算、同積立金会計決算、令和3年度事業実施計画、同会員表彰の全ての議案が可決され、七つの協議題について各県歯や日本歯科医師会とで情報共有や意見交換などが行われた。役員改選では現会長の大山茂氏が二期目の会長に就任し、時局講演では、日歯の堀憲郎会長が「新執行部における課題と対応」について語った。

高齢者の食事 小型見守りシステム3大学ら共同開発へ

食事中の咀嚼嚥下、呼吸などを見守る小型·軽量なシステムの開発·実用化に向けて、岩手大学と東京医科歯科大学、長崎大学、タカノ社が共同研究契約を締結した。岩手大学理工学部の佐々木誠准教授らの研究グループが開発を進めてきた前頸部生体信号を利用したAIベースの嚥下機能評価技術や、耳周辺の生体信号を利用した咀嚼·嚥下の検出技術の社会実装を目指す。

WHO決議への各国対応を調整へ—FDI

世界歯科連盟(FDI)は16日、世界保健機関(WHO)の口腔疾患への取り組みに関するグローバル戦略について、各国歯科医師会やその他の口腔保健関連団体からの対応を調整する方針を示した。

患者のための歯科心身医学をテーマに講習会—JAOS

日本·アジア口腔保健支援機構(梅本俊夫会長·JAOS)は8日、東京都千代田区のJDNセミナールームとオンラインで「こころの病気と歯科治療—患者のための歯科心身医学」をテーマにした講演会を開いた。講師は、歯科領域における心身医学、リエゾン診療のパイオニアとして知られる和気裕之氏(神奈川県開業)で、歯科開業医が心身医学を学ぶ有用性、歯科心身医学の定義と臨床における課題などを、実例をもとに解説した。

5月の歯科診療所数 前月より30増の6万8,093施設

厚労省の施設動態調査による令和3年5月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,093施設で、前月より30増加した。

特別寄稿「歯科第4の職種 『デンチュリスト』と未来像」—竹内真人氏(カナダ)

カナダのビクトリアでデンチャークリニックを営む竹内氏に、デンチュリストを目指したターニングポイントやその職務内容、さらに若者の歯科技工士離れが深刻な日本の歯科技工界の活性化に向け、義歯に関する症例を患者に直接提供できるデンチュリストの可能性などについて、文書を寄せてもらった。

シェーグレン症候群のモデルマウスを開発—東北大グループ

東北大学の研究グループが、シェーグレン症候群のモデルマウスの開発に成功した。これまで唾液腺炎の疾患モデルとして使用されてきた「MRL/lprマウス」は腎炎を発症するために短命だったが、今回のモデルマウスは腎炎を発症せずに長命で、長期の治療薬投与の効果を調べる実験などへの利用が期待できる。

インタビュー「顎骨骨密度 検査の保険収載目指す」

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、令和3年度の研究課題で、初の試みとしてメーカーとコラボした研究テーマを募集する。「口内法デンタルX線画像による顎骨の骨密度計測の臨床応用」は、同連合が日本歯科医学会とともに積極的に取り組んでいる医療技術評価提案書による保険収載における今後を考える上でも注目されている。同連合専務理事で、日本歯科大学東京短期大学学長の小林隆太郎氏に、この研究テーマ募集の目的や歯科新技術の保険収載の動向などを聞いた。

訃報 斎藤隆司氏—コアデンタルラボ横浜創立者。

 歯科技工所のコアデンタルラボ横浜の創立者で、会長の斎藤隆司氏が23日、死去した。85歳。葬儀は既に近親者で執り行った。

コロナ禍の子供の健康 気になるトップ3に「むし歯」

コロナ禍で子供の健康で気になることのトップ3に「むし歯」がランクイン—。オハヨーバイオテクノロジーズ(本社·東京都千代田区、野津基弘社長)が実施した「コロナ禍における子どもと親の健康習慣」に関する調査結果によるもの。

企業の今 ケーオーデンタル

「業務自体はコロナ禍前と変えずに営業しています」というのはケーオーデンタルの担当者。感染対策は徹底した上で、事業継続を優先するよう要請された事業者(エッセンシャルワーカー)として、医院の診療に不可欠な器材を品薄状態の時期も経て、日々提供し続けている。コロナ禍での同社の取り組みについて聞いた。

言い古された言葉ですが、「文明の転換点にはパンデミックがある」といわれます。壮大な文明論で知られるシカゴ大学名誉教授のウィリアム・H・マクニール氏によると、14世紀から続いた大黒死病のパンデミックが、ヨーロッパだけでなく、中央アジアのステップ地域を長期的に汚染。それまで、幾多の騎馬民族国家を生んできた場所が、無人化によって中国やロシアといった大国のフロンティアになった、と説明しています。

その後は、新大陸の諸文明、アジアの帝国などが、ヨーロッパ人によって持ち込まれた疫病によって急速に弱体化した結果、19世紀にピークを迎える帝国主義につながったとのこと。

それまで交流がなかった文明同士が接触すると、双方に同程度の感染被害が生じてもおかしくありませんが、当時のヨーロッパ人には大黒死病で鍛えられた(?)免疫力があったため、非対称的な被害になり、人口の減った地域にヨーロッパ人が「進出」したと考えられます。

現在、「新型コロナウイルスは、某国の研究機関から漏れた」など、ある種の陰謀論のような話も聞かれます。欧米人がCOVID-19を見る目は、ひょっとして「かつて自分たちを繁栄させたもの(疫病)が、今、自分たちを襲っている」という恐怖なのかもしれません。

今月号の制作中、東京オリンピックが佳境を迎えました。無観客開催のためか、意外に都内は静かですが、想定外だったはずの感染拡大中の大規模国際競技会が無事終了し、その後もパンデミックのトリガーとならないことを切に祈っています。

2カ月連続の特集「医院を元気にする働き方改革」、今月号では、スタッフのやる気を高める組織づくりの知恵を、エキスパートの方から伝授していただきました。

インタビューの中で、私自身、先代の社長からさまざまな配慮をしていただいたことを認識する機会にもなりました。ご参考になれば幸いです。

(水谷)

次期診療報酬改定 歯科の議論始まる—中医協

中医協の第485回総会が4日、オンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けて「歯科(その1)」の議論がスタートした。厚労省からは論点が示され、日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、かかりつけ歯科医による口腔健康管理の推進や、医科歯科·多職種連携を進めるための評価や新たな方策、感染防止対策への引き続きの対応などを求めた。一方、支払側委員は、前回の改定と今年4月からのコロナ対応の特例措置で、歯科の感染防止対策への診療報酬上の対応は十分行われていると強調し、加算の延長や診療料への包括には反対の意思が示された。

フレイル高齢者 肺炎のリスク1.9倍

フレイルの高齢者は、1.9倍肺炎にかかりやすく、1.8倍重症化しやすい。

新潟大学大学院医歯学総合研究科国際保健学分野の齋藤孔良助教、菖蒲川由郷特任教授らの研究グループが明らかにした。

社保審医療部会で次期診療報酬改定の基本方針議論

社会保障審議会の第80回医療部会が5日、オンライン上で開かれた。医療保険部会(7月29日)に続いて次期診療報酬改定の基本方針の議論がスタート。日本歯科医師会副会長の遠藤秀樹委員は、感染症対策にも資する口腔健康管理の充実や、通院困難者への医療提供を考慮した改定の必要性を訴えた。

オンライン資格確認カードリーダー申請 歯科の申込率49.4%

オンライン資格確認の顔認証付きカードリーダーを申し込んでいる歯科診療所は、8月1日時点で3万5,004施設と全体の49.4%となっている。厚労省がホームページで定期的に公表しているもの。

投票行動につながるムービーコンテスト—保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は、より多くの人が選挙に関心を持ち、投票行動につながるような動画を募集する「『選挙に行こう』ムービーコンテスト」を実施している。受付期間は10月31日まで。

オンライン授業を活用しニュージーランドから講義—東京西の森歯科衛生士専門学校

東京西の森歯科衛生士専門学校(竹前理映子校長)では、新型コロナ対策により導入した「オンライン授業」を活用して、ニュージーランドから歯科麻酔医·オークランド大学口腔保健学科のZac Morse教授が2年生71人に向けて講義を行った。講義では両国での新型コロナ感染対策の違いや、ニュージーランドで活躍するデンタルセラピストなどに触れた。コロナ収束後は希望があれば学生をニュージーランドに招くなどして、交流を深めたいとの考えを語った。

歯科衛生士専門学校生が「感染管理者資格」に挑戦

NPO法人日本·アジア口腔保健支援機構(JAOS)は、つくば歯科福祉専門学校と取手歯科衛生専門学校で、4回目となる「第二種歯科感染管理者検定講習」を実施した。2018年から毎年開催しているもので、コロナ禍での実施となったため、昨年同様に合同開催を避け、7月16、26日での両校別々での開催となった。

コロナウイルスを不活化「オゾン化グリセロール」 創薬の可能性に期待

オゾンの抗微生物作用を長時間残すためにグリセロールを配合した「オゾン化グリセロール(OG)」が、COVID—19の原因ウイルス「SARS–CoV2」を不活化させる。日本歯科医学会の令和2年度プロジェクト研究(王宝禮代表·大阪歯科大学教授·日本歯科薬物療法学会常任理事)で明らかになった。

遺伝子よりも特定の細菌の割合が歯周病リスクとして重要

遺伝子の個人差よりも特定の細菌の存在が歯周病のリスクファクターとして重要な可能性がある。岡山大学学術研究院医歯薬学域予防歯科学分野の外山直樹助教、江國大輔准教授、森田学教授と、京都府立医科大学、名古屋大学、理化学研究所の共同研究グループが明らかにしたもので、歯周病患者は「Porphyromonas gingivalis」「Lactobacillaceae属」「Desulfobulbaceae属」の割合が高い結果が出た。

JDRの最高論文賞 岡大の研究が受賞

国際歯科研究学会(IADR)が運営する雑誌『Journal of Dental Research(JDR)』の最高論文賞、2020年度「William j. Gies Award」(バイオマテリアル·バイオエンジニアリング研究)に、岡山大学学術研究院医歯薬学域の高柴正悟教授と同大異分野融合先端研究コアの仁科勇太研究教授の作った歯工連携グループによる「機能性酸化グラフェンは歯の象牙質を脱灰から保護する」が選ばれた。7月21日の第99回IADR学術大会で受賞したもの。

インタビュー「歯科衛生士による『訪問口腔ケアサービス事業』を開始」

介護現場で培った口腔ケア法を全国各地で実施し、年間50本以上の講演や芸人「おんなきみまろ」として「爆笑健口ライブ」を行っているTeeth Ai(本社·富山市)の精田紀代美社長。新型コロナ感染拡大に伴い、2021年から全国初の歯科衛生士による「訪問口腔ケアサービス事業」を始動した。同事業の概要や広報ツールとして発行した冊子について聞いた。

著者に聞く『医院·歯科医院の税務ハンドブック』

歯科医院の院長は、歯科医師だけでなく、経営者という顔も併せ持つ。臨床、経営で日々多忙な院長が自院の決算書の作成から所得税、消費税の確定申告書の作成までの流れを理解できる実務書として長年多くの読者に支持されてきた『医院·歯科医院の税務ハンドブック』(実務出版)。大蔵省、国税庁を経て税務署長や大学教授を歴任し、本書を20年以上手掛ける税理士の藤本清一氏に、執筆のきっかけや歯科医師が税務について学ぶ意義などを聞いた。

日医や日歯ら医療界がコロナで緊急声明

日本医師会(中川俊男会長)や日本歯科医師会(堀憲郎会長)ら医療界と感染症の専門家による「新型コロナウイルス感染症の爆発的拡大への緊急声明」が7月29日に出された。同日に東京都文京区の日医会館で開かれた緊急記者会見では、中川会長が声明文を読み上げ、緊急事態宣言の対象区域の拡大や、感染収束のめどがつくまでのテレワーク·直行直帰の推奨、40歳から64歳までのリスクの高い疾患を有する人へのワクチン接種の推進などを政府に要請した。

田村厚労大臣と萩生田文科大臣に令和4年度制度·予算で要望—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、「令和4年度制度·予算に関する要望」を田村憲久厚生労働大臣および萩生田光一文部科学大臣に手渡した。7月19日に堀会長と佐藤保副会長が厚労省、同21日に堀会長と柳川忠廣副会長が文科省を訪問。厚労省関係では、「病院における歯科医療提供体制の充実」「口腔健康管理及びオーラルフレイル対策の充実」「全ての国民を対象とした歯科健診導入」、文科省関係では、「学校教育下における歯科保健教育の充実」「児童生徒のスポーツ外傷の予防を目的とした、スポーツマウスガードの普及促進」「学校歯科健診結果をPHRに導入するための『歯科標準コード仕様』の利活用」などについて理解を求めた。

診療報酬改定の基本方針でICT活用推進など踏まえた策定を要望—日歯

社会保障審議会の第144回医療保険部会がオンライン上で開かれ、次期診療報酬改定の基本方針を定めるために、前回の基本方針の振り返りが行われた。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、前回盛り込まれた内容に加え、感染予防対策の引き続きの充実、ICT等の活用推進、口腔健康管理の充実を念頭においた基本方針の策定を要望した。

令和3年4月の歯科医療費·社保 件数は33.4%増、点数は27.2%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年4月診療分の歯科の件数は1,282万8千件、点数は159億3,235万5千点で、前年同月に比べ件数は33.4%、点数は27.2%それぞれ増加した。

令和3年4月の歯科医療費·国保 市町村の金額25.3%増加

国保中央会がまとめた令和3年4月診療分の歯科医療費は市町村が614億円で、対前年同月比で25.3%増加。組合は50億円で42.9%増加。後期高齢者は573億円で26.1%増加した。

12歳児の1人当たり むし歯等数0.68本—学校保健統計調査の確定値

12歳児1人当たりの永久歯の平均むし歯等数が0.68本となった。文科省が7月28日に公表した令和2年度学校保健統計調査の確定値によるもの。3月の同調査速報値では、新型コロナウイルス感染症の影響で健康診断を実施できない学校が多数あるなどの理由で発育状態のみの公表だった。

デジタル技工を高校生に紹介—足利セラミックラボラトリー

群馬県の足利セラミックラボラトリー(宗村裕之社長)は、デジタル化した最新歯科技工の作業工程を近隣の高校生に見学してもらうためのインターンシップを積極的に進めている。

歯科技工士の仕事に対するネガティブなイメージをなくすために、デジタルによる歯科技工作業の現場を見てもらい、実際にCAD/CAMシステムによる歯科技工製作の操作や指輪作りなどを行い、造形の楽しさを味わってもらいながら、「将来の歯科技工士」を育むためのさまざまな取り組みを積極的に始めた。

新型コロナで日本初 技工士の職域接種を実施—大阪府技

歯科技工士を対象とした日本初の職域接種が7月22日から3日間、大阪府のヴィアーレ大阪で行われた。「大阪のすべての歯科医療関係者をコロナ感染症から守ります」をスローガンに掲げる大阪府歯科技工士会(清水潤一会長)が会員および家族、同僚など約2千人を対象に実施。2回目の接種も8月22日から3日間、同会場で行う。

小児のOSA 交感神経β2受容体遮断薬で改善か

小児の閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)による小下顎症は、交感神経β2受容体の遮断薬を投与することで改善する可能性がある。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の小野卓史教授、細道純講師、Hong Haixin院生らの研究グループと同大医学部の吉田謙一教授らとの共同研究で明らかにしたもので、小児OSAにおける顎骨の成長阻害の新たな診断·予防の分子標的の可能性及び治療法開発の糸口として期待がかかる。

インタビュー「遊びながらむし歯予防の知識学ぶボードゲーム開発」

歯磨きアイテムが書かれたサイコロや「歯にいいこと·悪いこと」が書かれたカードを使って、遊びながらむし歯の予防知識を学べるボードゲーム「歯の王様をまもるゲーム~むし歯にならないサステナブルな歯をめざそう」=写真=が発売されている。Dental Defence(本社·東京都三鷹市)社長で歯科医師の生澤右子氏が開発したもの。対象年齢は5歳~。プレイ時間は約30分。2~6人用。言語は日本語と英語。価格は3,580円。説明用ウェブサイトはhttps://thekingofteeth.dentaldefense.co.jpまで。生澤氏に、ボードゲームに込めた思いなどを聞いた。

世界の歯磨剤市場 2027年に245億ドルに

歯磨剤の世界市場は、2021~27年までに3.7%の年平均成長率で、27年に245億ドルに達すると予測—。米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は185億ドル。販売別はスーパーマーケット、独立系小売店、薬局、オンラインストア。ユーザー別は大人と子供に分類。

「歯が命アワード」女優の前田敦子さんが受賞

健康的で美しい歯を持ち、自身の活動や生き方も輝いている人を表彰する「歯が命アワード」(主催·サンギ)の2021年受賞者に、女優の前田敦子さんが選ばれた。7月29日に東京都渋谷区の恵比寿ガーデンルームで表彰式が行われた。

企業の今·モリムラ 時差出勤、交代制在宅など導入

コロナ禍に伴い、モリムラでは時差出勤や就業時間の短縮、社外からの入力業務を可能にするなど、各種環境を整備。「早い段階から整っていたため、在宅勤務もスムーズに開始できた」と担当者は語る。社内の現状や取り組みなどを聞いた。

自由研究に「歯磨き」!テーマ別調べ方紹介—ライオン

ライオン(本社·東京都墨田区、掬川正純社長)は、歯磨きを含めた小学生向けの自由研究のテーマを同社のウェブサイト上で紹介している。

同サイトは「家事などの暮らし」「食べ物·食品」「国内外の文化·伝統」のカテゴリーごとにテーマを取り上げ、「家事などの暮らし」のカテゴリーでは「歯磨き」をテーマに「むし歯のない大人になるための研究」と題した自由研究を掲載。

義歯で体重低下リスク減少—医科歯科大ら解明

65歳以上の5万3千人を対象とした調査で、歯が19本以下でも義歯やブリッジの使用によって、体重低下のリスクが減少することが明らかになった。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の相田潤教授と東北大学大学院歯学研究科の草間太郎助教らによるもので、歯が20本以上の人に比べて、19本以下で義歯·ブリッジを使っていない人は体重減少のリスクが1.41倍高く、義歯·ブリッジを使用すると1.26倍と、体重減少リスクが約37%減少した。

歯科用貴金属価格の改定の在り方を議論—次期改定に向け中医協で開始

中医協の第484回総会がオンライン上で開かれた。次期診療報酬改定に向け、歯科用貴金属材料の基準材料価格改定について、論点整理のための議論がスタートした。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、歯科用貴金属の公示価格制度の対応を振り返り、「より現場の実態を反映できる制度設計の構築、改定ルールの透明性の確保を引き続き検討してほしい」と要望した。

金属焼付ポーセレンの開発者 桑田正博氏死去

金属焼付ポーセレンの開発者として世界的に知られる歯科技工士の桑田正博氏が16日に死去した。84歳。関係者の話では同日に突然、倒れたとのことで病名等は不明。葬儀はすでに近親者で執り行い、弔問、香典、供花等は辞退している。

議長や各種委員を代議員会で承認—神奈川県歯

神奈川県歯科医師会(松井克之会長)の第24回臨時代議員会が15日、横浜市の県歯科医師会館で開かれた。議長に玉置和延氏、副議長に弥郡彰彦氏が選出され、退任役員の5人に感謝状が贈呈された。議事では、各種委員や部会役員などの委嘱·選出の全9議案を可決承認した。

日歯 福祉共済保険加入者の死因調査「がん」が31.7%で最多

日本歯科医師会の福祉共済保険制度加入者のうち、令和2年度に亡くなった729人の死因調査で、最も多かったのは「悪性新生物(がん)」の231人(31.7%)だった。

次期診療報酬改定で要求本発行—保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は16日、『2022年度診療報酬改定に向けた保団連要求』を発行した。①「診療報酬改定とともに実施すべき医療保険制度の改善要求」、②「2022年診療報酬改定に向けた保団連医科·歯科共通改善要求」、③「同医科改善要求」、④「同歯科改善要求」で構成されている。

次期参院選 山田 宏議員が自民公認

第26回参議院議員通常選挙で歯科の職域代表として当選を目指す山田宏参議院議員が、自由民主党の公認候補者に決定した。自民党選挙対策本部が14日に決めたもので、15日の日本歯科医師連盟の理事会後の会見で太田謙司副会長が報告した。

あいさつ回りの現状などを報告—高橋日歯連盟会長

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は15日、東京都千代田区の歯科医師会館で理事会後の記者会見を開いた。高橋会長は7日から菅義偉総理を皮切りに、関係閣僚·自民党役員への就任あいさつに回っている現状を報告した。

創立90周年記念誌を発行—日学歯

日本学校歯科医会(川本強会長)は、創立90周年記念誌を発刊した。第1編「70周年のあゆみ」、第2編「70周年後のあゆみ」、第3編「加盟団体略史」、第4編「資料」から成る。

「口底がん」の前方型 重複がんの危険因子に

口底がんを前方型と後方型に分類すると、前方型は後方型に比べて全生存率が低く、重複がんとタバコ関連疾患が予後不良因子となることが判明した。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎口腔外科学分野の原田浩之教授と及川悠特任助教らの研究グループと、同研究科口腔病理学分野の池田通教授との共同研究によるもの。

withコロナ時代の国際歯科保健探る—JAICOH学術集会

withコロナ時代に考える国際歯科保健の在り方」をテーマにした歯科保健医療国際協力協議会(JAICOH)の第31回学術集会(有川量祟会長·大会長)が18日に千葉県松戸市の日本大学松戸歯学部とウェブ上で開かれた。

大会長講演「新型コロナウイルス感染症パンデミックからの教訓~歯科医学にどのように活かすか」と日本大学松戸歯学部の泉福英信教授による基調講演「新型コロナウイルス感染症等と口腔内状況及び歯科保健医療の関係性」、演者2人によるディスカションも行われた。

マタタビ由来の乳酸菌が粘着性グルカン形成を阻害

マタタビの花から取得した植物由来乳酸菌の一種「Lactobacillus reuteri BM53—1」は、う蝕起因菌「Streptococcus mutans」による粘着性グルカンの形成を阻害する物質「Glucan  Inhibitor(GI)」を作る。広島大学大学院医系科学研究科の研究グループが発見したもので、耐熱性や抗菌活性を有さないGIを使い、口腔内フローラを破綻させず、かつ薬剤耐性菌も誘発させないデンタルケア製品の創出に期待がかかる。

骨粗鬆症薬PTH 投与で折れにくい骨の形成を確認

骨粗鬆症治療薬PTH(副甲状腺ホルモン)製剤を投与すると、骨のコラーゲン線維が直線状に規則正しく並び、太く長いコラーゲンが形成される。北海道大学大学院歯学研究院の飯村忠浩教授と同大学院の佐藤孝紀氏らの研究グループは、旭化成ファーマとニコンとの共同研究で、同製剤によってしなやかで折れにくい骨が形成される仕組みを明らかにした。

著者インタビュー「院内環境の見直しで医院の悩みを解決」

清潔感や、スタッフの働きやすさがキーワードとなっている今、リニューアルしたり、院内の環境を見直したりする歯科医院が増えている。『100円グッズから始める 歯科医院の整理·収納アイデア集』の著者である小原啓子氏(デンタルタイアップ代表)は、「スタッフが定着しない、患者さんが減っているといった悩みが、院内環境の見直しで解決することが少なくない」と言う。院内環境改善のポイントや効果について聞いた。

AIを使った歯科技工士向け歯冠修復物設計サービス

3Shape Japan(本社·東京都港区、木内大社長)は、AI技術を使用した歯科技工士向けの歯冠修復物設計サービス「3Shape Automate」の提供を開始している。AIを活用した歯科技工士向けの歯冠修復物設計サービスは世界初。アメリカ、ヨーロッパ向けには、先行して提供されている。歯科技工士が同社·他社製問わず、口腔内スキャナーや技工所向けスキャナーで取り込んだ口腔内データをウェブサイト上にアップロードし、設定するだけで無制限にシングルクラウンを注文できる。注文数にかかわらず、最短5分で全てのクラウンのデザインを提案する。24時間365日利用可能。

「ナノ粒子ハイドロキシアパタイト」消臭効果を確認—サンギ

サンギ(本社·東京都中央区、ロズリン·ヘイマン社長)は、「ナノ粒子ハイドロキシアパタイト」に消臭効果があることを示唆する研究結果を発表した。

歯科手術の遠隔支援検証へ「5G」「XR」「3D模型」を活用

「5G(第5世代移動通信システム)ネットワーク」と、現実世界と仮想世界を融合させる「XR」、「3Dプリンティング技術」を使い、遠隔からの歯科手術支援の有効性を検証する実証実験プログラムが12日から始まった。歯科医師の宇野澤元春氏が代表を務めるDental Prediction(東京都北区)と医療用VR等を手掛けるHoloeyes社(東京都港区、谷口直嗣社長)とソフトバンク(東京都港区、宮川潤一社長)が協力して行うもので、最終的には、東京の指導医が遠隔支援をしながら、若手歯科医師が大阪市内の歯科クリニックで実際の患者の手術を行い、安全性と確実性を検証する。

広告規制見直し案 歯科専門医機構認定の専門医、秋頃に広告可能か

第18回「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」が8日に開かれ、日本歯科専門医機構が認定する専門医を広告可能とする旨を含む医療広告規制見直し案が示された。施行日は記載されていないが、医科の日本専門医機構による認定が始まる秋から広告可能とする方向で準備等が進められると見られる。

同プロジェクトの一環として、喉の痛みなどの原因菌を殺菌·消毒する「ガム·お口/のど 殺菌スプレー」(15ミリリットル×8本)、計1万本を今年結婚式を挙げる新郎新婦とその家族を対象に抽選でプレゼントするキャンペーンを実施。期間は8月15日まで。

「歯科鋳造用金銀パラジウム合金」以外では、「歯科鋳造用銀合金第1種」が130円から145円に、「同第2種」が151円から163円となる。

オンライン資格確認の集中導入期間を宣言—厚労省

厚労省は9日、オンライン資格確認等システムの集中導入期間の開始を宣言し、マイナンバーカードの健康保険証利用が本格化する10月までにシステムを導入するよう呼び掛けている。同日には医療機関·薬局への説明会をウェブ上で行った。

2年度改定検証の調査票案を承認—中医協

中医協の第483回総会が14日、ウェブ上で開かれた。令和2年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和3年度調査)の調査票案が承認された。特別調査には「かかりつけ歯科医機能の評価や歯科疾患管理料の評価の見直しの影響及び歯科疾患の継続的管理等の実施状況調査」も含まれている。

オンラインで子供歯磨き教室開催—山口県歯ら

山口県と山口県歯科医師会、ライオンなどで構成される官民協働「健口スマイル」推進協議会は12日、幼稚園·保育所などの子供たちに、歯磨きソングを聞きながら楽しく歯の磨き方を学ぶ「オンラインこども教室」を開いた。健口スマイル推進事業の一環で、6施設167人が参加した。

新執行部で課題を整理·実行目指す—日歯·歯科ビジョン

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は15日、東京都千代田区の歯科医師会館で定例記者会見を開き、「2040年を見据えた歯科ビジョン」の中で、新執行部が新たに整理した取り組むべき項目を紹介した。

歯科医師によるワクチン接種 延べ3,813人が協力

 延べ3,813人の歯科医師が5月と6月に、延べ23万2,940人に対してワクチン接種を行っている。日本歯科医師会の15日の定例記者会見で堀憲郎会長と柳川忠廣副会長が報告したもので、47都道府県歯科医師会のうち、26歯科医師会が接種を行っている現状を明かした。

7月の大雨 歯科の被害報告は28件

7月1日からの大雨により、14日時点で少なくとも秋田県、神奈川県、静岡県、広島県、山口県で歯科診療所の床上浸水、床下浸水、一部破損など28件の被害が確認されている。日本歯科医師会の15日の定例記者会見で津田勝則常務理事が報告した。

特集「IT導入補助金2021年版を見る」

新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、国からさまざまな支援策が発表されている。ITツールを導入する際に経費の一部(費用の2分の1、または3分の2、最大450万円)を補助する「IT導入補助金」2021年版でも、新型コロナウイルス関連の公募枠が設けられている。交付申請締切日は、2次締切日が7月30日17時(予定)、3次締切日が9月中(予定)となる。5月12日付の「IT導入補助金2021公募要領 通常枠(A·B類型)版」「IT導入補助金2021公募要領 低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C·D類型)版」を元に、IT導入補助金の概要、申請期間、分類の違いなどをまとめた。

スマホ動画で院内情報共有 需要が増—soeasy

マホで動画マニュアルを作成、共有するサービスを展開するsoeasy(本社·東京都千代田区、飯尾慶介代表)が、2019年から歯科医院向けにリリースしてきた「soeasy buddy for dental」の需要がコロナ禍で拡大している。

新郎新婦を応援でお口/のど殺菌スプレー1万本配布—サンスター

サンスターグループ(=サンスター)は、結婚式を挙げる新郎新婦をオーラルケアを通して応援する「サンスター オーラルベール プロジェクト」を開始している。

同プロジェクトの一環として、喉の痛みなどの原因菌を殺菌·消毒する「ガム·お口/のど 殺菌スプレー」(15ミリリットル×8本)、計1万本を今年結婚式を挙げる新郎新婦とその家族を対象に抽選でプレゼントするキャンペーンを実施。期間は8月15日まで。

現在、日本歯科専門医機構が認定している学会は、日本口腔外科学会、日本歯周病学会、日本小児歯科学会、日本歯科麻酔学会、日本歯科放射線学会の五つ。

歯科鋳造用金銀パラジウム合金の告示価格は10月から2,951円に

令和3年10月からの「歯科鋳造用金銀パラジウム合金」の告示価格は283円増の2,951円(1グラム)となる。歯科用貴金属価格の「随時改定Ⅰ」によるもので、計3品目の値上げが14日にオンライン上で開かれた中医協で報告された。

「歯科鋳造用金銀パラジウム合金」以外では、「歯科鋳造用銀合金第1種」が130円から145円に、「同第2種」が151円から163円となる。

オンライン資格確認の集中導入期間を宣言—厚労省

厚労省は9日、オンライン資格確認等システムの集中導入期間の開始を宣言し、マイナンバーカードの健康保険証利用が本格化する10月までにシステムを導入するよう呼び掛けている。同日には医療機関·薬局への説明会をウェブ上で行った。

2年度改定検証の調査票案を承認—中医協

中医協の第483回総会が14日、ウェブ上で開かれた。令和2年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和3年度調査)の調査票案が承認された。特別調査には「かかりつけ歯科医機能の評価や歯科疾患管理料の評価の見直しの影響及び歯科疾患の継続的管理等の実施状況調査」も含まれている。

オンラインで子供歯磨き教室開催—山口県歯ら

山口県と山口県歯科医師会、ライオンなどで構成される官民協働「健口スマイル」推進協議会は12日、幼稚園·保育所などの子供たちに、歯磨きソングを聞きながら楽しく歯の磨き方を学ぶ「オンラインこども教室」を開いた。健口スマイル推進事業の一環で、6施設167人が参加した。

新執行部で課題を整理·実行目指す—日歯·歯科ビジョン

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は15日、東京都千代田区の歯科医師会館で定例記者会見を開き、「2040年を見据えた歯科ビジョン」の中で、新執行部が新たに整理した取り組むべき項目を紹介した。

歯科医師によるワクチン接種 延べ3,813人が協力

 延べ3,813人の歯科医師が5月と6月に、延べ23万2,940人に対してワクチン接種を行っている。日本歯科医師会の15日の定例記者会見で堀憲郎会長と柳川忠廣副会長が報告したもので、47都道府県歯科医師会のうち、26歯科医師会が接種を行っている現状を明かした。

7月の大雨 歯科の被害報告は28件

7月1日からの大雨により、14日時点で少なくとも秋田県、神奈川県、静岡県、広島県、山口県で歯科診療所の床上浸水、床下浸水、一部破損など28件の被害が確認されている。日本歯科医師会の15日の定例記者会見で津田勝則常務理事が報告した。

特集「IT導入補助金2021年版を見る」

新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、国からさまざまな支援策が発表されている。ITツールを導入する際に経費の一部(費用の2分の1、または3分の2、最大450万円)を補助する「IT導入補助金」2021年版でも、新型コロナウイルス関連の公募枠が設けられている。交付申請締切日は、2次締切日が7月30日17時(予定)、3次締切日が9月中(予定)となる。5月12日付の「IT導入補助金2021公募要領 通常枠(A·B類型)版」「IT導入補助金2021公募要領 低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C·D類型)版」を元に、IT導入補助金の概要、申請期間、分類の違いなどをまとめた。

スマホ動画で院内情報共有 需要が増—soeasy

マホで動画マニュアルを作成、共有するサービスを展開するsoeasy(本社·東京都千代田区、飯尾慶介代表)が、2019年から歯科医院向けにリリースしてきた「soeasy buddy for dental」の需要がコロナ禍で拡大している。

新郎新婦を応援でお口/のど殺菌スプレー1万本配布—サンスター

サンスターグループ(=サンスター)は、結婚式を挙げる新郎新婦をオーラルケアを通して応援する「サンスター オーラルベール プロジェクト」を開始している。

同プロジェクトの一環として、喉の痛みなどの原因菌を殺菌·消毒する「ガム·お口/のど 殺菌スプレー」(15ミリリットル×8本)、計1万本を今年結婚式を挙げる新郎新婦とその家族を対象に抽選でプレゼントするキャンペーンを実施。期間は8月15日まで。

先日、大学院の授業を担当させていただいている中で、「公的医療システムの財源として、税金を中心にする国と、社会保険料を中心にする国がある」という話題を扱いました。その際、「ところで、税金と年貢の違いは何ですか?」と学生に質問したのですが、そもそも自分自身、明確な答えを持っていないのではないか、と青くなりました。

教科書的には、「税金は納税者から政府が預かったもので、何のために支出するかの透明性が不可欠。また、お金持ちから貧しい人への所得の再分配の役割も果たす」ということになり、そうした要件を備えていない「一方通行の徴収」が年貢だと説明されます。

医療制度の財源の説明には、これで十分なのではないかと思いますが、ヨーロッパでは、医療制度などの財源となる税金は、もっと分かりにくく深いもののようです。

例えば、信条・宗教の自由が保証される近代になっても、地元の教会の維持費をまかなう教会税は、20世紀半ばまで西ヨーロッパ全土で見られ、今でもドイツ、スイスなどに残っています。これは、福祉事業を長く教会が担ってきたためとされています。

日本ではリベラルな政党ほど減税を主張しますが、ヨーロッパでは逆。むしろ、福祉の充実を訴える政治勢力の方が、その財源確保のため「チョコレート税」「ベーコン税」などを提案したりしています。減税と福祉の充実を同時に訴える意見をリベラルだと見なす日本は、ある意味、年貢を軽くして民衆に施すという「仁政」の観念が残っているといえるかもしれません。なかなか社会の仕組みが変わらないのは、こうした感覚的なところに理由があるのでしょうか。

今号と次号の特集では、人材確保が難しい時代に、①人の代わりにデジタルツールを活用、②一人一人のスタッフの能力を最大化、③できるだけ辞めない医院づくりという方向性でアイデアを集めました。厳しい時代だからこそ、思わぬ工夫が思い浮かぶこともある、ということかもしれません。

(水谷)

『おしごと年鑑』で小中学生に歯科医師の仕事を紹介—日歯

小中学校の児童·生徒向けのキャリア教材『おしごと年鑑2021』(朝日新聞社)の中で、歯と口の大切さや歯科医師の仕事を日本歯科医師会(堀 憲郎会長)が情報発信している。

次期診療報酬改定 議論始まる—中医協

中医協の第482回総会が7日、オンライン上で開かれ、令和4年度診療報酬改定に向けた議論が始まった。「歯科(その1)」「歯科用貴金属の随時改定」を含む主な検討内容(テーマ)が示され、そのうち「コロナ·感染症対応(その1)」と「外来(その1)」について論点が示された。コロナ·感染症対応では、診療側が特例措置の継続、基本診療料に包括した評価の検討を訴える一方で、支払い側委員はエビデンスに基づいた評価の検討を呼びかけた。

厚労省歯科保健課長に小椋氏、歯科医療管理官に宮原氏

厚労省医政局歯科保健課課長に、前保険局歯科医療管理官の小椋正之氏が7月1日付で就任した。同課の歯科口腔保健推進室長には小嶺祐子氏、保険局歯科医療管理官には前歯科口腔保健推進室長の宮原勇治氏が就任した。

オーラルフレイルの知識と予防法を紹介—第26回口腔保健シンポジウム

日本歯科医師会(堀 憲郎会長)は、「コロナ時代、健康管理の鍵は〈オーラルフレイルの予防〉」をテーマとした第26回口腔保健シンポジウムを4日にオンライン配信した。東京大学高齢社会総合研究機構機構長の飯島勝矢氏、東京都健康長寿医療センター歯科口腔外科部長の平野浩彦氏、元マラソン選手の有森裕子氏らがパネリストとして参加し、オーラルフレイルの知識やセルフケアの方法など具体的な対策などについても取り上げられた。

危険運転致傷等で歯科医業停止3年—厚労省·医道審

厚労省は2日、前日に開催された医道審議会医道分科会の答申を踏まえ、医師18人、歯科医師6人の行政処分等を発表した。歯科は、「危険運転致傷·道路交通法違反」で歯科医業停止3年が1人、「過失運転致傷·道路交通法違反」で歯科医業停止6カ月が1人、「道路交通法違反」で歯科医業停止4カ月が3人、「無免許過失運転致傷」で歯科医業停止2カ月が1人と、いずれも自動車の運転に関わる事件だった。

新執行部初の代議員会で深田大阪府歯会長が所信を語る

 大阪府歯科医師会(深田拓司会長)の第243回臨時代議員会が6日、大阪市の府歯科医師会館で開かれた。議長·副議長が選出され、議事では顧問委嘱、前役員への退職慰労金支給の2議案が原案通り可決された。

4月の歯科診療所数 前月より12増の6万8,063施設

厚労省の施設動態調査による令和3年4月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,063施設で、前月より12増加した。

医療用および一般用マスクを対象とした「JIS T 9001」と、感染対策に従事する医療従事者用マスクを対象とした「JIS T 9002」で、材質(布、ウレタン、不織布)、形状を限定せず、マスク本体部分について、所定の試験項目に準拠した性能を評価する。

再利用可能マスク市場 年35%ずつ成長—2025年に68億ドルに

再利用可能なフェイスマスク(コットン、ナイロン、その他)の世界での市場規模は、2019年から25年にかけて年平均成長率(CAGR)35.2%で成長。25年には68億ドルに到達する。グローバルインフォメーション(本社·神奈川県川崎市、小野 悟社長)が6月16日より販売を開始した市場調査レポートによる。

著者に聞く『歯科医が考案した新習慣!免疫力を高めてウイルスを遠ざける7秒うがい』

「うがい」といえば、日本人にとっては物心ついたころからの習慣で、日常におけるルーティンの一つに過ぎない。しかし、うがいをテーマにした『歯科医が考案した新習慣!免疫力を高めてウイルスを遠ざける7秒うがい』(きずな出版)というタイトルには、「えっ?」と視線が釘付けになると同時に、「まさかうがいで?」という驚きも生じる。さらに本の帯には「これまでのうがいは間違いだらけ!」とあり、新型コロナウイルスやインフルエンザ、口臭、アルツハイマー、動脈硬化などの予防に効果あり!とのキャッチコピーも添えられている。著者の歯学博士で東京医科歯科大学非常勤講師の照山裕子氏に7秒うがいの効果を聞いた。

国交省のドローン配送実験に「歯科補綴物」を使用

DSデンタルスタジオ(本社·千葉市、小山田真一朗社長)が製作した補綴物が、6月21日に横浜·千葉市間で実施されたドローン配送実証実験のためのカイトプレーン飛行実験で、輸送物として使われた。 同実験は「国交省ドローン物流プロジェクト」の一環として、横浜市と千葉市間の約50キロメートルの東京湾縦断飛行をレベル3(無人地帯での目視外·自律飛行)で実施し、安全な航空搬送が可能かを検証したもの。

京都の6、愛知の5、新潟の4など16道府県で33減少したが、千葉の12、東京の8、埼玉の6、神奈川の4など17都県で45増加している。

熱海市土砂災害 歯科の被害なし

131棟が被害を受け、12日時点で10人の死亡が判明している静岡県熱海市の土砂災害で、歯科医師会会員の診療所および人的な被害の報告は上がっていない。同市歯科医師会から県歯科医師会に報告があったもので、身元確認作業には歯科医師が参加しているとのこと。

「社団を政治的分野で支援」—新執行部初の会見で 高橋日歯連盟会長

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は1日、東京都千代田区の歯科医師会館で4期目の高橋執行部発足後初となる理事会後に記者会見を開いた。理事会では、役員と監事の指名、委嘱、業務分担などが行われ、監事のうち、互選で常任監事には樋口壽一郎氏が就任した。

全歯連会長に山口氏が再選

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(=全歯連、山口誠一郎会長)の令和3年度第1回通常総会が7日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開催された。令和2年度事業、歳入歳出決算のいずれの議案も原案通り可決承認され、会長選挙では現会長の山口氏が無投票による再選を果たした。実会場での総会は2年ぶりで、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、来賓を呼ばず、出席者を減らし、また進行を簡素化するなどの対応を取って行われた。

地域住民らに新型コロナのワクチン接種開始—神奈川歯科大学

全国各地で新型コロナワクチン接種が始まっているが、神奈川歯科大学附属病院(鹿島勇理事長、井野智病院長)では、6月29日から神奈川県横須賀市の高齢者や地域住民等での歯科医師によるワクチン接種を開始した。接種日は毎週月·火曜日で、7月5日には横須賀市新型コロナワクチンコールセンターに申し込みのあった65歳以上の高齢者の接種が行われた。

「高齢者の食支援では薬の副作用にも注意」—有病者歯科医療学会がシンポ開催

嚥下障害の患者への対応として、服用している薬物にも目を向けてほしい。「高齢者の食支援」をテーマとしたシンポジウムで、コーディネーターを務めた明法会理事長の高山史年氏が呼び掛けた。シンポジウムは、第30回日本有病者歯科医療学会学術大会の中で行われたもので、日本大学歯学部准教授の中山渕利氏、社会福祉法人浴風会第二南陽園施設長の石渡博幸氏、池上総合病院歯科口腔外科口腔感染センターの金子明寛氏がそれぞれ講演した。

短い覚醒と共に発生か 睡眠中の子供の歯ぎしり

睡眠中に歯ぎしりをする子供は、レム睡眠に向けてノンレム睡眠が浅くなり交感神経系活動が高まる間に歯ぎしりが集中して発生する。大阪大学大学院歯学研究科の白石優季氏(当時大学院生)と加藤隆史教授らと同連合小児発達学研究科の谷池雅子教授らの研究グループによるもので、歯ぎしりが睡眠周期に合わせて繰り返し増減することを世界で初めて明らかにした。

馬場一美氏が会長に就任—日本補綴歯科学会

日本補綴歯科学会の理事長に昭和大学歯学部の馬場一美氏が就任した。6月18日の総会で承認された。

天野敦雄氏が会長に就任—日本口腔衛生学会

日本口腔衛生学会理事長に大阪大学大学院の天野敦雄氏が就任した。5月27日の総会で承認された。

高野正行氏が会長に就任—日本顎変形症学会

日本顎変形症学会理事長に東京歯科大学の高野正行氏が就任した。6月7日の総会で承認された。

マスクにJIS規格 移行期間は2023年まで

現状、一般向けマスク、医療用マスクの品質表示はメーカー各社に任されているが、性能と試験方法についての標準化を図るため、JIS規格が制定された。

医療用および一般用マスクを対象とした「JIS T 9001」と、感染対策に従事する医療従事者用マスクを対象とした「JIS T 9002」で、材質(布、ウレタン、不織布)、形状を限定せず、マスク本体部分について、所定の試験項目に準拠した性能を評価する。

再利用可能マスク市場 年35%ずつ成長—2025年に68億ドルに

再利用可能なフェイスマスク(コットン、ナイロン、その他)の世界での市場規模は、2019年から25年にかけて年平均成長率(CAGR)35.2%で成長。25年には68億ドルに到達する。グローバルインフォメーション(本社·神奈川県川崎市、小野 悟社長)が6月16日より販売を開始した市場調査レポートによる。

著者に聞く『歯科医が考案した新習慣!免疫力を高めてウイルスを遠ざける7秒うがい』

「うがい」といえば、日本人にとっては物心ついたころからの習慣で、日常におけるルーティンの一つに過ぎない。しかし、うがいをテーマにした『歯科医が考案した新習慣!免疫力を高めてウイルスを遠ざける7秒うがい』(きずな出版)というタイトルには、「えっ?」と視線が釘付けになると同時に、「まさかうがいで?」という驚きも生じる。さらに本の帯には「これまでのうがいは間違いだらけ!」とあり、新型コロナウイルスやインフルエンザ、口臭、アルツハイマー、動脈硬化などの予防に効果あり!とのキャッチコピーも添えられている。著者の歯学博士で東京医科歯科大学非常勤講師の照山裕子氏に7秒うがいの効果を聞いた。

国交省のドローン配送実験に「歯科補綴物」を使用

DSデンタルスタジオ(本社·千葉市、小山田真一朗社長)が製作した補綴物が、6月21日に横浜·千葉市間で実施されたドローン配送実証実験のためのカイトプレーン飛行実験で、輸送物として使われた。 同実験は「国交省ドローン物流プロジェクト」の一環として、横浜市と千葉市間の約50キロメートルの東京湾縦断飛行をレベル3(無人地帯での目視外·自律飛行)で実施し、安全な航空搬送が可能かを検証したもの。

2020年社会医療診療行為別統計 歯科1日当たり757.6点/「歯冠修復及び欠損補綴」は34.8%

令和2年(2020年)社会医療診療行為別統計によると、歯科の1件当たり点数は1327.7点で前年に比べ128.1点(10.7%)増加、1日当たり点数は757.6点で51.2点(7..3%)増加した。同年の6月審査分として審査決定された医療保険制度の診療報酬明細書および調剤報酬明細書のうち、「レセプト情報·特定健診等情報データベース(NDB)」に蓄積されている全てを対象としており、歯科は1412万4412件を集計したもの。

学生や教職員に対するワクチン接種は、岩手医科大学の3月上旬が最も早く、長崎大学歯学部も4月中旬から実施。6月下旬からは10校、7月から実施·実施予定は9校、8月から実施予定は2校、申請中が2校。

令和3年3月の歯科医療費 社保·件数は6.1%増、点数は86.6%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年3月診療分の歯科の件数は1,404万2千件、点数は175億2,187万8千点で、前年同月に比べ件数は6.1%増加、点数は8.6%増加した。

令和3年3月の歯科医療費 国保·市町村の金額11.4%増加

国保中央会がまとめた令和3年3月診療分の歯科医療費は市町村が649億円で、対前年同月比で11.4%増加。組合は54億円で8.9%増加。後期高齢者は597億円で12.2%増加した。 件数は市町村が466万件で6.4%増。組合は41万件で5.1%増。後期高齢者は391万件で7.2%増となっている。

石福金属興業に聞く、金の相場動向 価格変動の見通しは?

今年も半年が過ぎた。前号で取り上げた、パラジウム価格の変動に続き、今年1~5月の金の相場動向と今後の価格変動の見通しを、石福金属興業に聞いた。

審美歯科の世界市場、2027年までに年7%ずつ成長

「審美歯科」の世界市場は、2020~27年までに6&#;71%以上の年平均成長率を見込む—。米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の化粧品歯科市場は、約205億3千万ドル。製品別は「インプラント」「ブリッジ·クラウン」「歯列矯正用ブレース」「義歯」「レーザー」「ハンドピース」「ボンディング剤」「デンタルチェア」「CAD/CAMシステム」「ラジオロジー機器」。用途先は「歯科医院」「病院」「歯科技工所」「その他」。

医療用ルーペの世界市場 2027年には6億5千万ドルに

医療用ルーペの世界市場は、2019年の3億9,364万ドルから年平均成長率(CAGR)6.8%で拡大し、27年には6億5,849万ドルに達すると予測。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月26日に発表した市場調査レポートによるもの。

齋藤元彦氏を知事選に推薦—兵庫県歯連盟

兵庫県歯科医師連盟は、7月18日投開票の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦候補の推薦を明らかにした。県歯科医師会館で、6月26日に開催された兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会に先立ち、中坪信也連盟副会長が話したもの。知事選では、自民党県議団の中で推薦候補が二つに分かれる事態となっていた。

五島朋幸氏と酒田米菓がパタカせんべいを開発

東京都開業の五島朋幸氏と酒田米菓(本社·山形県、佐藤栄司社長)が共同開発した、食べるだけで咀嚼力を判定できる咀嚼機能判定スナック「パタカせんべい」が今月から発売されている。

歯科診療所の申込率を都道府県別にみると、13県が6割に達している。

オンライン資格確認「プレ運用」歯科は211施設

オンライン資格確認を6月21日時点で「プレ運用」している歯科診療所は211施設ある。25日の社会保障審議会医療保険部会で報告があった。

茨城県歯新会長に榊氏

茨城県歯科医師会の新会長に前常務理事の榊 正幸氏が6月23日に就任した。会長予備選挙で当選した前副会長の征矢亘氏は、代議員会で過半数の信任を得られず、当選が覆る結果となった。

太田会長が退任—大阪府歯代議員会

大阪府歯科医師会(太田謙司会長)の第242回定時代議員会が6月26日、大阪市の府歯科医師会館で開催された。常務理事の定数を6人以内から7人以内とする定款の一部改正、令和2年度貸借対照表及び損益計算書承認、理事選任、監事選任、選挙管理委員会委員選定の全ての議案が可決承認された。退任する太田会長がこれまでの任期を振り返り、新会長となる深田拓司専務理事への協力を呼びかけた。

代議員会で役員選任など全議案可決—兵庫県歯

兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会が6月26日、神戸市の県歯科医師会館で開かれ、令和2年度決算書、役員選任と選挙管理委員会委員の選出が承認されたほか、日本歯科医師会代議員及び予備代議員選挙が行われた。会長には現職の澤田隆氏が4期目の再任となった。任期は同日から2年間。

インタビュー「歯科医師国民年金基金の歴史と加入メリットとは」

人生100年時代において、歯科医師も若いうちから老後について考え、備えておく必要があると話すのは、4月に歯科医師国民年金基金の理事長に就任した冨山雅史氏。国民年金基金の歴史や、老後の備えの一つの方法として提案する基金の概要、メリットなどについて聞いた。

社員総会で役員選挙など7議案可決—都技

東京都歯科技工士会(石川功会長)は、令和3年度の第9回社員総会を6月26日に都技会館で開いた。役員選挙など全7議案は承認された。

ワクチンチームで、今月から接種スタート—都歯

東京都が7月8日から従業員50人以内の中小企業を中心に行うワクチン接種に東京都歯科医師会の会員も参加する。6月24日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた都歯の代議員会で会長代行の井上惠司氏が報告した。

新型コロナワクチンで会館が接種会場に—東京·豊島区歯

東京都豊島区歯科医師会(高草木章会長)は、6月27日から豊島区歯科医師会館を大規模ワクチン接種会場として、会員による区民へのワクチン接種を開始した。歯科医師会館が大規模接種会場となるのは全国で初めてと見られるとのこと。稼働日は土日限定で、一日の予約数は80人としている。

15校が学生への接種に着手、歯科医の打ち手参加·予定は19校

 29歯科大学·歯学部のうち、7月2日時点で少なくとも15校で学生に対するワクチン接種に着手している。本紙が29校に問い合わせた結果によるもので、25校から回答を得た。

学生や教職員に対するワクチン接種は、岩手医科大学の3月上旬が最も早く、長崎大学歯学部も4月中旬から実施。6月下旬からは10校、7月から実施·実施予定は9校、8月から実施予定は2校、申請中が2校。

令和3年3月の歯科医療費 社保·件数は6.1%増、点数は86.6%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年3月診療分の歯科の件数は1,404万2千件、点数は175億2,187万8千点で、前年同月に比べ件数は6.1%増加、点数は8.6%増加した。

令和3年3月の歯科医療費 国保·市町村の金額11.4%増加

国保中央会がまとめた令和3年3月診療分の歯科医療費は市町村が649億円で、対前年同月比で11.4%増加。組合は54億円で8.9%増加。後期高齢者は597億円で12.2%増加した。 件数は市町村が466万件で6.4%増。組合は41万件で5.1%増。後期高齢者は391万件で7.2%増となっている。

石福金属興業に聞く、金の相場動向 価格変動の見通しは?

今年も半年が過ぎた。前号で取り上げた、パラジウム価格の変動に続き、今年1~5月の金の相場動向と今後の価格変動の見通しを、石福金属興業に聞いた。

審美歯科の世界市場、2027年までに年7%ずつ成長

「審美歯科」の世界市場は、2020~27年までに6&#;71%以上の年平均成長率を見込む—。米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の化粧品歯科市場は、約205億3千万ドル。製品別は「インプラント」「ブリッジ·クラウン」「歯列矯正用ブレース」「義歯」「レーザー」「ハンドピース」「ボンディング剤」「デンタルチェア」「CAD/CAMシステム」「ラジオロジー機器」。用途先は「歯科医院」「病院」「歯科技工所」「その他」。

医療用ルーペの世界市場 2027年には6億5千万ドルに

医療用ルーペの世界市場は、2019年の3億9,364万ドルから年平均成長率(CAGR)6.8%で拡大し、27年には6億5,849万ドルに達すると予測。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月26日に発表した市場調査レポートによるもの。

齋藤元彦氏を知事選に推薦—兵庫県歯連盟

兵庫県歯科医師連盟は、7月18日投開票の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦候補の推薦を明らかにした。県歯科医師会館で、6月26日に開催された兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会に先立ち、中坪信也連盟副会長が話したもの。知事選では、自民党県議団の中で推薦候補が二つに分かれる事態となっていた。

五島朋幸氏と酒田米菓がパタカせんべいを開発

東京都開業の五島朋幸氏と酒田米菓(本社·山形県、佐藤栄司社長)が共同開発した、食べるだけで咀嚼力を判定できる咀嚼機能判定スナック「パタカせんべい」が今月から発売されている。

診療行為別で1日当たり点数が最も多いのは、「歯冠修復及び欠損補綴」の263.9点で前年より29点(12.3%)増加している。次いで「処置」151.0点(前年比5.6点、3.9%増)、「初·再診」97..2点(同5.9点、6.5%増)、「医学管理等」96.9点(同13.5点、16.2%増)、「検査」45.6点(同2.2点、4.6%減)などと続く。増減率が高いのは「放射線治療」0.2点の23.3%増、「注射」0.9点の17.1%増など。

新型コロナウイルスワクチン接種 24県で歯科医が協力

47都道府県のうち、5月28日時点で少なくとも24県でワクチン接種に歯科医師が協力している。日本歯科医師会が5月14~28日に都道府県歯科医師会に対して行った調査によるもので、6月25日の代議員会で報告された。

C2区分 2011年から歯科の承認17件

C2(新機能·新技術)として歯科の医療技術が中医協で承認された数は、2011年から2021年4月までで16件。6月23日に承認された磁性アタッチメントを含めると17件となる。6月25日に開かれた日本歯科医師会(堀憲郎会長)の定時代議員会の会長提出資料によるもの。

オンライン資格確認カードリーダー申請 歯科の申込率は49.4%

オンライン資格確認の顔認証付きカードリーダーを申請している歯科診療所は6月20日時点で3万5,071施設、全体の49.4%。厚労省が随時公表しているもので、申込率は3月21日時点の37.9%から11.5ポイント増。

歯科診療所の申込率を都道府県別にみると、13県が6割に達している。

オンライン資格確認「プレ運用」歯科は211施設

オンライン資格確認を6月21日時点で「プレ運用」している歯科診療所は211施設ある。25日の社会保障審議会医療保険部会で報告があった。

茨城県歯新会長に榊氏

茨城県歯科医師会の新会長に前常務理事の榊 正幸氏が6月23日に就任した。会長予備選挙で当選した前副会長の征矢亘氏は、代議員会で過半数の信任を得られず、当選が覆る結果となった。

太田会長が退任—大阪府歯代議員会

大阪府歯科医師会(太田謙司会長)の第242回定時代議員会が6月26日、大阪市の府歯科医師会館で開催された。常務理事の定数を6人以内から7人以内とする定款の一部改正、令和2年度貸借対照表及び損益計算書承認、理事選任、監事選任、選挙管理委員会委員選定の全ての議案が可決承認された。退任する太田会長がこれまでの任期を振り返り、新会長となる深田拓司専務理事への協力を呼びかけた。

代議員会で役員選任など全議案可決—兵庫県歯

兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会が6月26日、神戸市の県歯科医師会館で開かれ、令和2年度決算書、役員選任と選挙管理委員会委員の選出が承認されたほか、日本歯科医師会代議員及び予備代議員選挙が行われた。会長には現職の澤田隆氏が4期目の再任となった。任期は同日から2年間。

インタビュー「歯科医師国民年金基金の歴史と加入メリットとは」

人生100年時代において、歯科医師も若いうちから老後について考え、備えておく必要があると話すのは、4月に歯科医師国民年金基金の理事長に就任した冨山雅史氏。国民年金基金の歴史や、老後の備えの一つの方法として提案する基金の概要、メリットなどについて聞いた。

社員総会で役員選挙など7議案可決—都技

東京都歯科技工士会(石川功会長)は、令和3年度の第9回社員総会を6月26日に都技会館で開いた。役員選挙など全7議案は承認された。

ワクチンチームで、今月から接種スタート—都歯

東京都が7月8日から従業員50人以内の中小企業を中心に行うワクチン接種に東京都歯科医師会の会員も参加する。6月24日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた都歯の代議員会で会長代行の井上惠司氏が報告した。

新型コロナワクチンで会館が接種会場に—東京·豊島区歯

東京都豊島区歯科医師会(高草木章会長)は、6月27日から豊島区歯科医師会館を大規模ワクチン接種会場として、会員による区民へのワクチン接種を開始した。歯科医師会館が大規模接種会場となるのは全国で初めてと見られるとのこと。稼働日は土日限定で、一日の予約数は80人としている。

15校が学生への接種に着手、歯科医の打ち手参加·予定は19校

 29歯科大学·歯学部のうち、7月2日時点で少なくとも15校で学生に対するワクチン接種に着手している。本紙が29校に問い合わせた結果によるもので、25校から回答を得た。

学生や教職員に対するワクチン接種は、岩手医科大学の3月上旬が最も早く、長崎大学歯学部も4月中旬から実施。6月下旬からは10校、7月から実施·実施予定は9校、8月から実施予定は2校、申請中が2校。

令和3年3月の歯科医療費 社保·件数は6.1%増、点数は86.6%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年3月診療分の歯科の件数は1,404万2千件、点数は175億2,187万8千点で、前年同月に比べ件数は6.1%増加、点数は8.6%増加した。

令和3年3月の歯科医療費 国保·市町村の金額11.4%増加

国保中央会がまとめた令和3年3月診療分の歯科医療費は市町村が649億円で、対前年同月比で11.4%増加。組合は54億円で8.9%増加。後期高齢者は597億円で12.2%増加した。 件数は市町村が466万件で6.4%増。組合は41万件で5.1%増。後期高齢者は391万件で7.2%増となっている。

石福金属興業に聞く、金の相場動向 価格変動の見通しは?

今年も半年が過ぎた。前号で取り上げた、パラジウム価格の変動に続き、今年1~5月の金の相場動向と今後の価格変動の見通しを、石福金属興業に聞いた。

審美歯科の世界市場、2027年までに年7%ずつ成長

「審美歯科」の世界市場は、2020~27年までに6&#;71%以上の年平均成長率を見込む—。米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の化粧品歯科市場は、約205億3千万ドル。製品別は「インプラント」「ブリッジ·クラウン」「歯列矯正用ブレース」「義歯」「レーザー」「ハンドピース」「ボンディング剤」「デンタルチェア」「CAD/CAMシステム」「ラジオロジー機器」。用途先は「歯科医院」「病院」「歯科技工所」「その他」。

医療用ルーペの世界市場 2027年には6億5千万ドルに

医療用ルーペの世界市場は、2019年の3億9,364万ドルから年平均成長率(CAGR)6.8%で拡大し、27年には6億5,849万ドルに達すると予測。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月26日に発表した市場調査レポートによるもの。

齋藤元彦氏を知事選に推薦—兵庫県歯連盟

兵庫県歯科医師連盟は、7月18日投開票の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦候補の推薦を明らかにした。県歯科医師会館で、6月26日に開催された兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会に先立ち、中坪信也連盟副会長が話したもの。知事選では、自民党県議団の中で推薦候補が二つに分かれる事態となっていた。

五島朋幸氏と酒田米菓がパタカせんべいを開発

東京都開業の五島朋幸氏と酒田米菓(本社·山形県、佐藤栄司社長)が共同開発した、食べるだけで咀嚼力を判定できる咀嚼機能判定スナック「パタカせんべい」が今月から発売されている。

規制改革実施計画 歯科技工業務見直しへ

国により「CAD/CAM装置等を用いた自宅等でのリモートワーク」や「複数の歯科技工士等による歯科技工所の共同開設」が可能な旨を明確化し、周知する方向で計画が今年度にも進められる。規制改革により国の成長·発展を図るための「規制改革実施計画」が18日に閣議決定され、「デジタル化の進展等に対応するための歯科技工業務の見直し」が盛り込まれた。

日歯の新執行部が発足

日本歯科医師会の4期目となる堀執行部が25日に発足した。会長には予備選挙で当選した堀憲郎氏が就任。副会長は前期に引き続き、柳川忠廣氏、佐藤保氏、遠藤秀樹氏が、専務理事も瀬古口精良氏が再任した。常務理事には新たに津田勝則氏、三代知史氏、海野仁氏が加わっている。同日に初めて開いた理事会後の記者会見で公表したもので、任期は2年後の定時代議員会終了時まで。

有床義歯の磁性アタッチメント9月から保険収載へ

有床義歯の磁性アタッチメントに使う「フィジオマグネット」がC2区分で9月から保険収載される。6月23日の中医協総会で承認された。同製品は、有床義歯に付ける①「磁石構造体」と、支台歯の根面板につける②「キーパー」からなり、保険償還価格は①7,770円、②2,330円。

定時代議員会で全5議案を可決—日歯

日本歯科医師会の第195回定時代議員会が25日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれ、会長予備選挙の当選者の堀氏を含む理事24人、監事3人の選任や「令和2年度貸借対照表及び正味財産増減計算書並びにこれらの附属明細書、財産目録及びキャッシュ·フロー計算書」と「役員報酬算定審議会委員」「役員退職慰労金支給の件」の全5議案は承認された。

骨太の方針について「提言ほぼ反映」と見解—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は18日、骨太の方針2021の閣議決定を受け、提言してきた内容のほぼ全てが反映されたとし、「国民の健康寿命の延伸を図り、働き手や支え手を増やす」との方向性を国が共用していると評価する見解を示した。

歯科医のワクチン接種Q&A第3版を公表—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、「歯科医師によるワクチン接種等に関する日歯Q&A(第3版)」を作成し、ホームページ等で公表した。事前研修や実技研修、職域接種関係など計8問を第1版と第2版に追加したもの。ワクチン接種の筋肉内注射にあたっての留意すべき事項では、歯科用の注射針の脱着とワクチン接種用の注射針の脱着方法の違いによる留意点などの具体的注意事項なども盛り込んでいる。

警察官にワクチン接種—千葉県歯

千葉県歯科医師会(砂川稔会長)は、東京オリンピック·パラリンピックに携わる千葉県の警察官3千人に対する新型コロナウイルスワクチン接種に21日から参加している。1回目の接種を21日から3日間、後日2回目の接種を3日間で行う予定で、3千人のうち、1,500人を歯科医師が担当。1日5人の歯科医師が参加し、100人ずつ接種する見込み。砂川会長は、「1日も早く脱コロナを目指して、できることは協力したい」と自身も接種に参加する。

医科歯科連携で県病院局と協定—徳島県歯

徳島県歯科医師会(森秀司会長)は17日、徳島県病院局と「医科歯科連携の推進に係る相互協力に関する協定」を締結した。県歯は歯科標榜のない病院での周術期等口腔管理などに取り組んでおり、森会長は「協定を機に県立の3病院との情報共有や連携を強化して県内全域での切れ目のない患者支援を展開し、『地域包括ケアシステム』の推進に寄与したい」と意気込みを語った。

都歯会長選挙 井上惠司氏が当選

任期満了に伴う東京都歯科医師会の会長選挙が、24日の第205回定時代議員会内で行われ、現会長代行の井上惠司氏が当選した。理事の岡田信夫氏と2人が立候補し、157票(無効1票、白票1票)中、井上氏が過半数の79票を獲得した。代議員会では、「副会長3人」、「理事13人」、「監事3人」、「日本歯科医師会代議員17人·予備代議員17人の選任」も行われた他、「基本財産取扱規程の制定」「令和2年度収支決算」「特定資産の取崩し」の全8議案が可決した。

高橋新執行部を発表—日歯連盟

日本歯科医師連盟は25日、東京都千代田区の歯科医師会館で評議員会後の記者会見を開き、7月からの新役員を発表した。会長の高橋英登氏は4期目。副会長は村上恵一氏と村岡宜明氏が再任し、新たに大阪の太田謙司氏が就任する。副理事長は家田隆弘氏と神田晋爾氏が新任。

国民皆歯科健診実現議連の発足に「関与なし」—日歯連盟

「『国民皆歯科健診実現議連』の発足に、日本歯科医師連盟は一切関与していない」。25日の記者会見で日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、同議連についてあくまでも国のため、国民のために国会議員が主導して立ち上げたものと強調した。

副会長の定数変更など全議案を可決—神奈川県歯連盟

神奈川県歯科医師連盟(鶴岡裕亮会長)は17日、横浜市の県歯科医師会館で第48回定時評議員会を開いた。副会長の定数を「4人」から「若干名」とする「規約の一部改正」や、「令和2年度収入支出決算」「同年度貸借対照表、財産目録」の全3議案を可決したほか、選挙当選者の報告があり、次期会長の鶴岡氏と次期監事の関 泰忠氏に当選証書が手渡された。任期は7月1日から令和5年6月30日まで。

代議員会で役員選任など可決—神奈川県歯

神奈川県歯科医師会(松井克之会長)の第23回定時代議員会が24日、横浜市の県歯科医師会館で開かれた。代議員79人中、48人が議決権を行使し、31人が出席。「令和2年度収入支出補正予算」「同収入支出決算」「外部監事の承認」「役員選任(理事及び監事)」「代議員及び予備代議員選出」の全5議案が可決承認された。

筋肉注射を実技研修—神奈川県歯

神奈川県歯科医師会(松井克之会長)は県と、新型コロナウイルスワクチン接種のための筋肉内注射実技研修会を20日、横浜市の県歯科医師会館で開いた。条件付きで歯科医師によるワクチン接種を可能とする法整備を受け、新型コロナウイルスワクチンの基礎知識、アナフィラキシーへの対応などに関するe—ラーニングによる事前研修を修了した会員360人を対象に行った。

材料価格の調査で回収率改善を要望—中医協で林委員

中医協の第481回総会が23日、オンライン上で開かれ、令和3年度の薬品価格調査(薬価調査)の計画や特定保険医療材料価格調査の概要などが承認された。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、歯科用貴金属の公示価格にも反映される特定保険医療材料価格調査について、前回の歯科技工所の回収率の低さを指摘し、より精度の高い調査になるような対策を要望した。

代議員会で理事や監事選任を承認—日学歯

日本学校歯科医会(川本強会長)の第103回定時代議員会が23日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた。会長予備選挙で当選した川本氏を含む理事候補20人、監事候補3人の専任、「令和2年度貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計画書)並びに財産目録」の2議案を可決した。

都歯連盟会長選挙 大越会長が3選

任期満了に伴う東京都歯科医師連盟の会長選挙で現職の大越壽和氏が3選を決めた。22日に東京·市谷の歯科医師会館で開かれた第133回評議員会で承認されたもので、副会長以下の理事は会長指名とブロック推薦で構成されることも了承された。監事選挙では、定数内の立候補で村松守、内山誠也、塩津二郎の3氏が当選した。任期はいずれも7月1日から2年間。

インタビュー「ポスト·マローン氏の歯にダイヤモンド装飾」—歯科技工士の林 直樹氏

アーティストのPost Malone(ポスト·マローン)氏が、12カラットのダイヤモンドを使用した2本の歯(治療総額160万ドル=約1億7,600万円)を取り付けたとの報道が、全米で話題になっている。製作にはビバリーヒルズとニューヨークで開業している歯科医師のThomas Connelly(トーマス·コネリー)氏、ロサンゼルスを拠点とする歯科技工士の林直樹氏、プロのジュエラー(ダイヤモンドカッター)などが参加したという。本社刊行の書籍『世界で活躍するサムライ歯科技工士』でも執筆協力のあった林氏に、製作に携わることになった経緯や気を付けた点、終えた後の考え方の変化などについて聞いた。

学校歯科健診で「要受診」でも62.3%が未受診

学校歯科健診で受診が必要と判断されたものの、62.3%が受診していない。全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)が行った「2020年学校健診後治療調査」によるもので、前年調査よりも5.3ポイント増加している。17日に開いたマスコミ懇談会で紹介した。

飲酒時の中濃度で発がん物質を産生 エタノールと口腔内細菌

「静菌·殺菌作用」があるものの、「発がん物質アセトアルデヒドの産生」にも関与するエタノール。東北大学大学院歯学研究科の高橋信博教授、鷲尾純平講師らの研究グループは、エタノールの持つ二面的生物作用と濃度との関連について分析し、「明確な境界線がなく一部重複すること」「飲酒時の中濃度のエタノール環境下では、静菌·殺菌効果は低く、細菌のアセトアルデヒド産生能がピークに達する」と明らかにした。

総会で理事·監事を承認—私立歯大協

日本私立歯科大学協会は17日、第92回定時総会を開き、各会員校から推薦のあった理事および監事が承認された。総会後の理事会では、三浦廣行会長の再任をはじめ、役員、監事ともに前期と同様となった。任期は、6月17日から令和5年定時総会終了時まで。

輸入協会と卸商組合が「改正薬機法研修会」

9月23~25の3日間に開催予定だった「日本デンタルショー2021」が、来年3月4~6の3日間に延期される。同デンタルショー準備委員会が24日、関係者に通知したもの。

コロナ禍の中、ワクチン接種の職域接種等も始まっているが、出展各社の従業員への接種まではまだ時間がかかると思われ、出展説明員の安全面と、東京オリンピック·パラリンピックが開催された場合の状況などを考慮した結果、延期することにしたとしている。

新会長に中尾氏—日本歯科商工協会

日本歯科商工協会の新会長に中尾潔貴氏が就任した。24日に行われた令和3年度通常総会に続く臨時理事会で、副会長の山中一剛氏、専務理事の渡邉啓介氏とともに承認されたもの。

新会長に山中氏—日本歯科企業協議会

日本歯科企業協議会の新会長に山中一剛氏が就任した。15日に行われた第50回年次総会で承認されたもの。

プロ野球試合で「8029」PR—千葉県歯

ZOZOマリンスタジアムのバックスクリーンに、「80歳になっても肉をはじめとした良質なたんぱく質を食べ、介護いらずの元気な高齢者を増やしていこう」という「8029」運動の文字が映し出された。千葉県歯科医師会(砂川稔会長)が、10日に行われたプロ野球セ·パ交流戦第3回戦の千葉ロッテマリーンズ対東京ヤクルトスワローズの冠スポンサーを務め、「8029ナイター」と銘打って県歯の推進している8029運動をPRした。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

特に手軽さからウェブサイト上での情報提供が増えている中、不適切な表示を消費者が通報する「医療機関ネットパトロール事業」で、歯科の事例が多くみられる。紙面ではウェブサイト上での広告の仕方に規制を設けた「医療広告ガイドライン」に的を絞り、あらためて概要を確認するとともに、留意点や昨今増えているというSNS上での情報提供について弁護士で歯科医師の小畑真氏に聞いた。

次期診療報酬改定に向け技術提案書を提出へ—日歯医学会分科会

令和4年度診療報酬改定に向けて、日本歯科医学会の分科会から84件の医療技術評価提案書の提出があり、ブラッシュアップした後、11日に厚労省に提出される。日歯医学会の第105回臨時評議員会で歯科医療協議会から報告があった。

「肥満で歯周病悪化」のメカニズムを解明

肥満になると腸内細菌叢が変化し、プリン代謝経路が活性化され、産生された尿酸が血流を介して歯周組織での炎症を亢進させる。新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授(研究当時、現在·理化学研究所生命医科学研究センター所属)と同センター粘膜システム研究チームの大野博司リーダーらの共同研究で、肥満が歯周病を悪化させるメカニズムが解明された。

漢方薬の排膿散及湯 歯周組織炎に有効

漢方薬の排膿散及湯は、歯周病菌による炎症性サイトカインを抑制し、骨細胞増殖能·骨形成分化を活性化する。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループが松本歯科大学の今村泰弘氏との共同研究で明らかにしたもの。

東京都千代田区の歯科医によるワクチン接種で東歯大と日歯大が協力

東京都の千代田区(樋口高顕区長)は10日、区内にある東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と日本歯科大学(中原泉理事長)の協力を得て、新たにモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチン接種を実施すると発表した。

口腔レンサ球菌の酸産生 カテキンが抑制

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教と四川大学ダブルディグリープログラム大学院生(歯科医師)のHan Sili氏らが明らかにしたもの。

日臨矯新会長に野村氏、女性の就任は初

日本臨床矯正歯科医会の新会長に野村泰世氏(東京都開業)が9日付で就任した。日臨矯が15日に公表したもので、女性の会長は、国内の矯正歯科関連団体で初という。

石川九大教授と中尾GC社長が「井上春成賞」受賞

九州大学教授の石川邦夫氏とジーシー(本社·東京都文京区)社長の中尾潔貴氏が、骨組織(炭酸アパタイト)人工骨の社会実装において、「第46回井上春成賞」を受賞した。

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

北海道の7、新潟の4、茨城、群馬の3など12道県で28減少したが、千葉の7、大阪の6、埼玉の5など22都府県で56増加している。

後期高齢者の窓口負担「2割化」参議院で可決

一定の所得のある後期高齢者の窓口負担を2割とすることを盛り込んだ「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」が4日、参議院本会議で可決された。今後、2022年10月から23年3月の間で導入する具体的な日程等を政令で定める予定。

インタビュー「WHOの口腔保健推進の決議の意義と日本の役割とは」

世界保健機関(WHO)が、口腔保健を推進する決議を5月27日の第74回総会で採択した。同決議の要点や、世界の歯科保健医療の課題、日本の役割や方向性などについて、日本唯一のWHO協力センター(口腔保健)を担う新潟大学の小川祐司教授に聞いた。

理事と監事の選任など承認—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第20回評議員会を17日、東京都千代田区の歯科医師会館およびウェブ上で開いた。理事23人、監事2人の選任や、辞任に伴う2人の評議員の選任、令和2年度事業報告、同収支決算の全4議案を可決した。

特集「医療広告ガイドライン—Webサイト上での情報提供の留意点は」

コロナ禍により、患者の受診抑制が起こっていることなどもあり、情報提供の仕方を見直す歯科医院もあると聞く。しかし、医療機関においては、医療法や薬機法、景品表示法、医療広告ガイドラインなどの規制下での情報提供が求められる。

特に手軽さからウェブサイト上での情報提供が増えている中、不適切な表示を消費者が通報する「医療機関ネットパトロール事業」で、歯科の事例が多くみられる。紙面ではウェブサイト上での広告の仕方に規制を設けた「医療広告ガイドライン」に的を絞り、あらためて概要を確認するとともに、留意点や昨今増えているというSNS上での情報提供について弁護士で歯科医師の小畑真氏に聞いた。

次期診療報酬改定に向け技術提案書を提出へ—日歯医学会分科会

令和4年度診療報酬改定に向けて、日本歯科医学会の分科会から84件の医療技術評価提案書の提出があり、ブラッシュアップした後、11日に厚労省に提出される。日歯医学会の第105回臨時評議員会で歯科医療協議会から報告があった。

「肥満で歯周病悪化」のメカニズムを解明

肥満になると腸内細菌叢が変化し、プリン代謝経路が活性化され、産生された尿酸が血流を介して歯周組織での炎症を亢進させる。新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授(研究当時、現在·理化学研究所生命医科学研究センター所属)と同センター粘膜システム研究チームの大野博司リーダーらの共同研究で、肥満が歯周病を悪化させるメカニズムが解明された。

漢方薬の排膿散及湯 歯周組織炎に有効

漢方薬の排膿散及湯は、歯周病菌による炎症性サイトカインを抑制し、骨細胞増殖能·骨形成分化を活性化する。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループが松本歯科大学の今村泰弘氏との共同研究で明らかにしたもの。

東京都千代田区の歯科医によるワクチン接種で東歯大と日歯大が協力

東京都の千代田区(樋口高顕区長)は10日、区内にある東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と日本歯科大学(中原泉理事長)の協力を得て、新たにモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチン接種を実施すると発表した。

口腔レンサ球菌の酸産生 カテキンが抑制

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教と四川大学ダブルディグリープログラム大学院生(歯科医師)のHan Sili氏らが明らかにしたもの。

日臨矯新会長に野村氏、女性の就任は初

日本臨床矯正歯科医会の新会長に野村泰世氏(東京都開業)が9日付で就任した。日臨矯が15日に公表したもので、女性の会長は、国内の矯正歯科関連団体で初という。

石川九大教授と中尾GC社長が「井上春成賞」受賞

九州大学教授の石川邦夫氏とジーシー(本社·東京都文京区)社長の中尾潔貴氏が、骨組織(炭酸アパタイト)人工骨の社会実装において、「第46回井上春成賞」を受賞した。

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

同庁と国民生活センターが、再発防止のために事故の情報収集を行う医療機関ネットワーク事業で、参画する30医療機関から2016年4月から21年3月末までに報告のあった喉突き事故は120件。年齢別では、1歳児が48件で最多。次いで2歳児32件、3歳児が23件と、0歳児の1件も含めて86.7%が3歳児以下となっている。

3月の歯科診療所数 前月より28増の6万8,051施設

厚労省の施設動態調査による令和3年3月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,051施設で、前月より28増加した。

北海道の7、新潟の4、茨城、群馬の3など12道県で28減少したが、千葉の7、大阪の6、埼玉の5など22都府県で56増加している。

後期高齢者の窓口負担「2割化」参議院で可決

一定の所得のある後期高齢者の窓口負担を2割とすることを盛り込んだ「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」が4日、参議院本会議で可決された。今後、2022年10月から23年3月の間で導入する具体的な日程等を政令で定める予定。

インタビュー「WHOの口腔保健推進の決議の意義と日本の役割とは」

世界保健機関(WHO)が、口腔保健を推進する決議を5月27日の第74回総会で採択した。同決議の要点や、世界の歯科保健医療の課題、日本の役割や方向性などについて、日本唯一のWHO協力センター(口腔保健)を担う新潟大学の小川祐司教授に聞いた。

理事と監事の選任など承認—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第20回評議員会を17日、東京都千代田区の歯科医師会館およびウェブ上で開いた。理事23人、監事2人の選任や、辞任に伴う2人の評議員の選任、令和2年度事業報告、同収支決算の全4議案を可決した。

特集「医療広告ガイドライン—Webサイト上での情報提供の留意点は」

コロナ禍により、患者の受診抑制が起こっていることなどもあり、情報提供の仕方を見直す歯科医院もあると聞く。しかし、医療機関においては、医療法や薬機法、景品表示法、医療広告ガイドラインなどの規制下での情報提供が求められる。

特に手軽さからウェブサイト上での情報提供が増えている中、不適切な表示を消費者が通報する「医療機関ネットパトロール事業」で、歯科の事例が多くみられる。紙面ではウェブサイト上での広告の仕方に規制を設けた「医療広告ガイドライン」に的を絞り、あらためて概要を確認するとともに、留意点や昨今増えているというSNS上での情報提供について弁護士で歯科医師の小畑真氏に聞いた。

次期診療報酬改定に向け技術提案書を提出へ—日歯医学会分科会

令和4年度診療報酬改定に向けて、日本歯科医学会の分科会から84件の医療技術評価提案書の提出があり、ブラッシュアップした後、11日に厚労省に提出される。日歯医学会の第105回臨時評議員会で歯科医療協議会から報告があった。

「肥満で歯周病悪化」のメカニズムを解明

肥満になると腸内細菌叢が変化し、プリン代謝経路が活性化され、産生された尿酸が血流を介して歯周組織での炎症を亢進させる。新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授(研究当時、現在·理化学研究所生命医科学研究センター所属)と同センター粘膜システム研究チームの大野博司リーダーらの共同研究で、肥満が歯周病を悪化させるメカニズムが解明された。

漢方薬の排膿散及湯 歯周組織炎に有効

漢方薬の排膿散及湯は、歯周病菌による炎症性サイトカインを抑制し、骨細胞増殖能·骨形成分化を活性化する。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループが松本歯科大学の今村泰弘氏との共同研究で明らかにしたもの。

東京都千代田区の歯科医によるワクチン接種で東歯大と日歯大が協力

東京都の千代田区(樋口高顕区長)は10日、区内にある東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と日本歯科大学(中原泉理事長)の協力を得て、新たにモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチン接種を実施すると発表した。

口腔レンサ球菌の酸産生 カテキンが抑制

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教と四川大学ダブルディグリープログラム大学院生(歯科医師)のHan Sili氏らが明らかにしたもの。

日臨矯新会長に野村氏、女性の就任は初

日本臨床矯正歯科医会の新会長に野村泰世氏(東京都開業)が9日付で就任した。日臨矯が15日に公表したもので、女性の会長は、国内の矯正歯科関連団体で初という。

石川九大教授と中尾GC社長が「井上春成賞」受賞

九州大学教授の石川邦夫氏とジーシー(本社·東京都文京区)社長の中尾潔貴氏が、骨組織(炭酸アパタイト)人工骨の社会実装において、「第46回井上春成賞」を受賞した。

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

調査期間は、令和3年2月17日~3月19日、実施方法は調査票をメールで送受した。71社(回収率91%)から回答があった。

消費者庁が警鐘 子供の歯磨き中の事故

ここ5年で6歳以下の歯磨き中の喉突き事故が120件報告されている。「歯と口の健康週間」に合わせて消費者庁が2日、保護者の見守りや座っての歯磨き、喉突き防止対策の施された歯ブラシの使用など注意を呼び掛けた。

同庁と国民生活センターが、再発防止のために事故の情報収集を行う医療機関ネットワーク事業で、参画する30医療機関から2016年4月から21年3月末までに報告のあった喉突き事故は120件。年齢別では、1歳児が48件で最多。次いで2歳児32件、3歳児が23件と、0歳児の1件も含めて86.7%が3歳児以下となっている。

3月の歯科診療所数 前月より28増の6万8,051施設

厚労省の施設動態調査による令和3年3月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,051施設で、前月より28増加した。

北海道の7、新潟の4、茨城、群馬の3など12道県で28減少したが、千葉の7、大阪の6、埼玉の5など22都府県で56増加している。

後期高齢者の窓口負担「2割化」参議院で可決

一定の所得のある後期高齢者の窓口負担を2割とすることを盛り込んだ「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」が4日、参議院本会議で可決された。今後、2022年10月から23年3月の間で導入する具体的な日程等を政令で定める予定。

インタビュー「WHOの口腔保健推進の決議の意義と日本の役割とは」

世界保健機関(WHO)が、口腔保健を推進する決議を5月27日の第74回総会で採択した。同決議の要点や、世界の歯科保健医療の課題、日本の役割や方向性などについて、日本唯一のWHO協力センター(口腔保健)を担う新潟大学の小川祐司教授に聞いた。

理事と監事の選任など承認—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第20回評議員会を17日、東京都千代田区の歯科医師会館およびウェブ上で開いた。理事23人、監事2人の選任や、辞任に伴う2人の評議員の選任、令和2年度事業報告、同収支決算の全4議案を可決した。

特集「医療広告ガイドライン—Webサイト上での情報提供の留意点は」

コロナ禍により、患者の受診抑制が起こっていることなどもあり、情報提供の仕方を見直す歯科医院もあると聞く。しかし、医療機関においては、医療法や薬機法、景品表示法、医療広告ガイドラインなどの規制下での情報提供が求められる。

特に手軽さからウェブサイト上での情報提供が増えている中、不適切な表示を消費者が通報する「医療機関ネットパトロール事業」で、歯科の事例が多くみられる。紙面ではウェブサイト上での広告の仕方に規制を設けた「医療広告ガイドライン」に的を絞り、あらためて概要を確認するとともに、留意点や昨今増えているというSNS上での情報提供について弁護士で歯科医師の小畑真氏に聞いた。

次期診療報酬改定に向け技術提案書を提出へ—日歯医学会分科会

令和4年度診療報酬改定に向けて、日本歯科医学会の分科会から84件の医療技術評価提案書の提出があり、ブラッシュアップした後、11日に厚労省に提出される。日歯医学会の第105回臨時評議員会で歯科医療協議会から報告があった。

「肥満で歯周病悪化」のメカニズムを解明

肥満になると腸内細菌叢が変化し、プリン代謝経路が活性化され、産生された尿酸が血流を介して歯周組織での炎症を亢進させる。新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授(研究当時、現在·理化学研究所生命医科学研究センター所属)と同センター粘膜システム研究チームの大野博司リーダーらの共同研究で、肥満が歯周病を悪化させるメカニズムが解明された。

漢方薬の排膿散及湯 歯周組織炎に有効

漢方薬の排膿散及湯は、歯周病菌による炎症性サイトカインを抑制し、骨細胞増殖能·骨形成分化を活性化する。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループが松本歯科大学の今村泰弘氏との共同研究で明らかにしたもの。

東京都千代田区の歯科医によるワクチン接種で東歯大と日歯大が協力

東京都の千代田区(樋口高顕区長)は10日、区内にある東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と日本歯科大学(中原泉理事長)の協力を得て、新たにモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチン接種を実施すると発表した。

口腔レンサ球菌の酸産生 カテキンが抑制

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教と四川大学ダブルディグリープログラム大学院生(歯科医師)のHan Sili氏らが明らかにしたもの。

日臨矯新会長に野村氏、女性の就任は初

日本臨床矯正歯科医会の新会長に野村泰世氏(東京都開業)が9日付で就任した。日臨矯が15日に公表したもので、女性の会長は、国内の矯正歯科関連団体で初という。

石川九大教授と中尾GC社長が「井上春成賞」受賞

九州大学教授の石川邦夫氏とジーシー(本社·東京都文京区)社長の中尾潔貴氏が、骨組織(炭酸アパタイト)人工骨の社会実装において、「第46回井上春成賞」を受賞した。

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

調査は、昨今、インターネット等で歯科技工士の入社5年以内の離職率が約70%と伝えられていることを受け、同協会の会員にも該当するかどうかを調べたもの。

調査期間は、令和3年2月17日~3月19日、実施方法は調査票をメールで送受した。71社(回収率91%)から回答があった。

消費者庁が警鐘 子供の歯磨き中の事故

ここ5年で6歳以下の歯磨き中の喉突き事故が120件報告されている。「歯と口の健康週間」に合わせて消費者庁が2日、保護者の見守りや座っての歯磨き、喉突き防止対策の施された歯ブラシの使用など注意を呼び掛けた。

同庁と国民生活センターが、再発防止のために事故の情報収集を行う医療機関ネットワーク事業で、参画する30医療機関から2016年4月から21年3月末までに報告のあった喉突き事故は120件。年齢別では、1歳児が48件で最多。次いで2歳児32件、3歳児が23件と、0歳児の1件も含めて86.7%が3歳児以下となっている。

3月の歯科診療所数 前月より28増の6万8,051施設

厚労省の施設動態調査による令和3年3月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,051施設で、前月より28増加した。

北海道の7、新潟の4、茨城、群馬の3など12道県で28減少したが、千葉の7、大阪の6、埼玉の5など22都府県で56増加している。

後期高齢者の窓口負担「2割化」参議院で可決

一定の所得のある後期高齢者の窓口負担を2割とすることを盛り込んだ「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」が4日、参議院本会議で可決された。今後、2022年10月から23年3月の間で導入する具体的な日程等を政令で定める予定。

インタビュー「WHOの口腔保健推進の決議の意義と日本の役割とは」

世界保健機関(WHO)が、口腔保健を推進する決議を5月27日の第74回総会で採択した。同決議の要点や、世界の歯科保健医療の課題、日本の役割や方向性などについて、日本唯一のWHO協力センター(口腔保健)を担う新潟大学の小川祐司教授に聞いた。

理事と監事の選任など承認—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第20回評議員会を17日、東京都千代田区の歯科医師会館およびウェブ上で開いた。理事23人、監事2人の選任や、辞任に伴う2人の評議員の選任、令和2年度事業報告、同収支決算の全4議案を可決した。

特集「医療広告ガイドライン—Webサイト上での情報提供の留意点は」

コロナ禍により、患者の受診抑制が起こっていることなどもあり、情報提供の仕方を見直す歯科医院もあると聞く。しかし、医療機関においては、医療法や薬機法、景品表示法、医療広告ガイドラインなどの規制下での情報提供が求められる。

特に手軽さからウェブサイト上での情報提供が増えている中、不適切な表示を消費者が通報する「医療機関ネットパトロール事業」で、歯科の事例が多くみられる。紙面ではウェブサイト上での広告の仕方に規制を設けた「医療広告ガイドライン」に的を絞り、あらためて概要を確認するとともに、留意点や昨今増えているというSNS上での情報提供について弁護士で歯科医師の小畑真氏に聞いた。

次期診療報酬改定に向け技術提案書を提出へ—日歯医学会分科会

令和4年度診療報酬改定に向けて、日本歯科医学会の分科会から84件の医療技術評価提案書の提出があり、ブラッシュアップした後、11日に厚労省に提出される。日歯医学会の第105回臨時評議員会で歯科医療協議会から報告があった。

「肥満で歯周病悪化」のメカニズムを解明

肥満になると腸内細菌叢が変化し、プリン代謝経路が活性化され、産生された尿酸が血流を介して歯周組織での炎症を亢進させる。新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授(研究当時、現在·理化学研究所生命医科学研究センター所属)と同センター粘膜システム研究チームの大野博司リーダーらの共同研究で、肥満が歯周病を悪化させるメカニズムが解明された。

漢方薬の排膿散及湯 歯周組織炎に有効

漢方薬の排膿散及湯は、歯周病菌による炎症性サイトカインを抑制し、骨細胞増殖能·骨形成分化を活性化する。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループが松本歯科大学の今村泰弘氏との共同研究で明らかにしたもの。

東京都千代田区の歯科医によるワクチン接種で東歯大と日歯大が協力

東京都の千代田区(樋口高顕区長)は10日、区内にある東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と日本歯科大学(中原泉理事長)の協力を得て、新たにモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチン接種を実施すると発表した。

口腔レンサ球菌の酸産生 カテキンが抑制

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教と四川大学ダブルディグリープログラム大学院生(歯科医師)のHan Sili氏らが明らかにしたもの。

日臨矯新会長に野村氏、女性の就任は初

日本臨床矯正歯科医会の新会長に野村泰世氏(東京都開業)が9日付で就任した。日臨矯が15日に公表したもので、女性の会長は、国内の矯正歯科関連団体で初という。

石川九大教授と中尾GC社長が「井上春成賞」受賞

九州大学教授の石川邦夫氏とジーシー(本社·東京都文京区)社長の中尾潔貴氏が、骨組織(炭酸アパタイト)人工骨の社会実装において、「第46回井上春成賞」を受賞した。

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

同氏は、1980年に東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校を卒業。同年にライオン口腔衛生部入社。94年にライオンを退職し、ライオン歯科衛生研究所に入社。2001年に放送大学教養学部を卒業、05年には新潟大学大学院医歯学総合研究科を修了。09年から15年まで日本歯科衛生学会学会長、15年から日衛会長を務めていた。

歯科技工士5年以内の離職率27.8%、8%が他業種へ転職—歯技協会員調査

日本歯科技工所協会(南部哲男会長)は、会員歯科技工所78社に対し、入社5年以内の歯科技工士の離職率についての実態調査を実施し、結果を発表した。5年以内の入社総数は1,243人で、離職者は345人(離職率27..8%)、転職者99人(転職率8%)だった。

調査は、昨今、インターネット等で歯科技工士の入社5年以内の離職率が約70%と伝えられていることを受け、同協会の会員にも該当するかどうかを調べたもの。

調査期間は、令和3年2月17日~3月19日、実施方法は調査票をメールで送受した。71社(回収率91%)から回答があった。

消費者庁が警鐘 子供の歯磨き中の事故

ここ5年で6歳以下の歯磨き中の喉突き事故が120件報告されている。「歯と口の健康週間」に合わせて消費者庁が2日、保護者の見守りや座っての歯磨き、喉突き防止対策の施された歯ブラシの使用など注意を呼び掛けた。

同庁と国民生活センターが、再発防止のために事故の情報収集を行う医療機関ネットワーク事業で、参画する30医療機関から2016年4月から21年3月末までに報告のあった喉突き事故は120件。年齢別では、1歳児が48件で最多。次いで2歳児32件、3歳児が23件と、0歳児の1件も含めて86.7%が3歳児以下となっている。

3月の歯科診療所数 前月より28増の6万8,051施設

厚労省の施設動態調査による令和3年3月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,051施設で、前月より28増加した。

北海道の7、新潟の4、茨城、群馬の3など12道県で28減少したが、千葉の7、大阪の6、埼玉の5など22都府県で56増加している。

後期高齢者の窓口負担「2割化」参議院で可決

一定の所得のある後期高齢者の窓口負担を2割とすることを盛り込んだ「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」が4日、参議院本会議で可決された。今後、2022年10月から23年3月の間で導入する具体的な日程等を政令で定める予定。

インタビュー「WHOの口腔保健推進の決議の意義と日本の役割とは」

世界保健機関(WHO)が、口腔保健を推進する決議を5月27日の第74回総会で採択した。同決議の要点や、世界の歯科保健医療の課題、日本の役割や方向性などについて、日本唯一のWHO協力センター(口腔保健)を担う新潟大学の小川祐司教授に聞いた。

理事と監事の選任など承認—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第20回評議員会を17日、東京都千代田区の歯科医師会館およびウェブ上で開いた。理事23人、監事2人の選任や、辞任に伴う2人の評議員の選任、令和2年度事業報告、同収支決算の全4議案を可決した。

特集「医療広告ガイドライン—Webサイト上での情報提供の留意点は」

コロナ禍により、患者の受診抑制が起こっていることなどもあり、情報提供の仕方を見直す歯科医院もあると聞く。しかし、医療機関においては、医療法や薬機法、景品表示法、医療広告ガイドラインなどの規制下での情報提供が求められる。

特に手軽さからウェブサイト上での情報提供が増えている中、不適切な表示を消費者が通報する「医療機関ネットパトロール事業」で、歯科の事例が多くみられる。紙面ではウェブサイト上での広告の仕方に規制を設けた「医療広告ガイドライン」に的を絞り、あらためて概要を確認するとともに、留意点や昨今増えているというSNS上での情報提供について弁護士で歯科医師の小畑真氏に聞いた。

次期診療報酬改定に向け技術提案書を提出へ—日歯医学会分科会

令和4年度診療報酬改定に向けて、日本歯科医学会の分科会から84件の医療技術評価提案書の提出があり、ブラッシュアップした後、11日に厚労省に提出される。日歯医学会の第105回臨時評議員会で歯科医療協議会から報告があった。

「肥満で歯周病悪化」のメカニズムを解明

肥満になると腸内細菌叢が変化し、プリン代謝経路が活性化され、産生された尿酸が血流を介して歯周組織での炎症を亢進させる。新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授(研究当時、現在·理化学研究所生命医科学研究センター所属)と同センター粘膜システム研究チームの大野博司リーダーらの共同研究で、肥満が歯周病を悪化させるメカニズムが解明された。

漢方薬の排膿散及湯 歯周組織炎に有効

漢方薬の排膿散及湯は、歯周病菌による炎症性サイトカインを抑制し、骨細胞増殖能·骨形成分化を活性化する。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループが松本歯科大学の今村泰弘氏との共同研究で明らかにしたもの。

東京都千代田区の歯科医によるワクチン接種で東歯大と日歯大が協力

東京都の千代田区(樋口高顕区長)は10日、区内にある東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と日本歯科大学(中原泉理事長)の協力を得て、新たにモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチン接種を実施すると発表した。

口腔レンサ球菌の酸産生 カテキンが抑制

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教と四川大学ダブルディグリープログラム大学院生(歯科医師)のHan Sili氏らが明らかにしたもの。

日臨矯新会長に野村氏、女性の就任は初

日本臨床矯正歯科医会の新会長に野村泰世氏(東京都開業)が9日付で就任した。日臨矯が15日に公表したもので、女性の会長は、国内の矯正歯科関連団体で初という。

石川九大教授と中尾GC社長が「井上春成賞」受賞

九州大学教授の石川邦夫氏とジーシー(本社·東京都文京区)社長の中尾潔貴氏が、骨組織(炭酸アパタイト)人工骨の社会実装において、「第46回井上春成賞」を受賞した。

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

日衛はコロナ禍での「お別れの会」などの開催は控えるとし、新型コロナ感染症が収束した後に弔慰を示したいとしている。

同氏は、1980年に東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校を卒業。同年にライオン口腔衛生部入社。94年にライオンを退職し、ライオン歯科衛生研究所に入社。2001年に放送大学教養学部を卒業、05年には新潟大学大学院医歯学総合研究科を修了。09年から15年まで日本歯科衛生学会学会長、15年から日衛会長を務めていた。

歯科技工士5年以内の離職率27.8%、8%が他業種へ転職—歯技協会員調査

日本歯科技工所協会(南部哲男会長)は、会員歯科技工所78社に対し、入社5年以内の歯科技工士の離職率についての実態調査を実施し、結果を発表した。5年以内の入社総数は1,243人で、離職者は345人(離職率27..8%)、転職者99人(転職率8%)だった。

調査は、昨今、インターネット等で歯科技工士の入社5年以内の離職率が約70%と伝えられていることを受け、同協会の会員にも該当するかどうかを調べたもの。

調査期間は、令和3年2月17日~3月19日、実施方法は調査票をメールで送受した。71社(回収率91%)から回答があった。

消費者庁が警鐘 子供の歯磨き中の事故

ここ5年で6歳以下の歯磨き中の喉突き事故が120件報告されている。「歯と口の健康週間」に合わせて消費者庁が2日、保護者の見守りや座っての歯磨き、喉突き防止対策の施された歯ブラシの使用など注意を呼び掛けた。

同庁と国民生活センターが、再発防止のために事故の情報収集を行う医療機関ネットワーク事業で、参画する30医療機関から2016年4月から21年3月末までに報告のあった喉突き事故は120件。年齢別では、1歳児が48件で最多。次いで2歳児32件、3歳児が23件と、0歳児の1件も含めて86.7%が3歳児以下となっている。

3月の歯科診療所数 前月より28増の6万8,051施設

厚労省の施設動態調査による令和3年3月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,051施設で、前月より28増加した。

北海道の7、新潟の4、茨城、群馬の3など12道県で28減少したが、千葉の7、大阪の6、埼玉の5など22都府県で56増加している。

後期高齢者の窓口負担「2割化」参議院で可決

一定の所得のある後期高齢者の窓口負担を2割とすることを盛り込んだ「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」が4日、参議院本会議で可決された。今後、2022年10月から23年3月の間で導入する具体的な日程等を政令で定める予定。

インタビュー「WHOの口腔保健推進の決議の意義と日本の役割とは」

世界保健機関(WHO)が、口腔保健を推進する決議を5月27日の第74回総会で採択した。同決議の要点や、世界の歯科保健医療の課題、日本の役割や方向性などについて、日本唯一のWHO協力センター(口腔保健)を担う新潟大学の小川祐司教授に聞いた。

理事と監事の選任など承認—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第20回評議員会を17日、東京都千代田区の歯科医師会館およびウェブ上で開いた。理事23人、監事2人の選任や、辞任に伴う2人の評議員の選任、令和2年度事業報告、同収支決算の全4議案を可決した。

特集「医療広告ガイドライン—Webサイト上での情報提供の留意点は」

コロナ禍により、患者の受診抑制が起こっていることなどもあり、情報提供の仕方を見直す歯科医院もあると聞く。しかし、医療機関においては、医療法や薬機法、景品表示法、医療広告ガイドラインなどの規制下での情報提供が求められる。

特に手軽さからウェブサイト上での情報提供が増えている中、不適切な表示を消費者が通報する「医療機関ネットパトロール事業」で、歯科の事例が多くみられる。紙面ではウェブサイト上での広告の仕方に規制を設けた「医療広告ガイドライン」に的を絞り、あらためて概要を確認するとともに、留意点や昨今増えているというSNS上での情報提供について弁護士で歯科医師の小畑真氏に聞いた。

次期診療報酬改定に向け技術提案書を提出へ—日歯医学会分科会

令和4年度診療報酬改定に向けて、日本歯科医学会の分科会から84件の医療技術評価提案書の提出があり、ブラッシュアップした後、11日に厚労省に提出される。日歯医学会の第105回臨時評議員会で歯科医療協議会から報告があった。

「肥満で歯周病悪化」のメカニズムを解明

肥満になると腸内細菌叢が変化し、プリン代謝経路が活性化され、産生された尿酸が血流を介して歯周組織での炎症を亢進させる。新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授(研究当時、現在·理化学研究所生命医科学研究センター所属)と同センター粘膜システム研究チームの大野博司リーダーらの共同研究で、肥満が歯周病を悪化させるメカニズムが解明された。

漢方薬の排膿散及湯 歯周組織炎に有効

漢方薬の排膿散及湯は、歯周病菌による炎症性サイトカインを抑制し、骨細胞増殖能·骨形成分化を活性化する。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループが松本歯科大学の今村泰弘氏との共同研究で明らかにしたもの。

東京都千代田区の歯科医によるワクチン接種で東歯大と日歯大が協力

東京都の千代田区(樋口高顕区長)は10日、区内にある東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と日本歯科大学(中原泉理事長)の協力を得て、新たにモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチン接種を実施すると発表した。

口腔レンサ球菌の酸産生 カテキンが抑制

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教と四川大学ダブルディグリープログラム大学院生(歯科医師)のHan Sili氏らが明らかにしたもの。

日臨矯新会長に野村氏、女性の就任は初

日本臨床矯正歯科医会の新会長に野村泰世氏(東京都開業)が9日付で就任した。日臨矯が15日に公表したもので、女性の会長は、国内の矯正歯科関連団体で初という。

石川九大教授と中尾GC社長が「井上春成賞」受賞

九州大学教授の石川邦夫氏とジーシー(本社·東京都文京区)社長の中尾潔貴氏が、骨組織(炭酸アパタイト)人工骨の社会実装において、「第46回井上春成賞」を受賞した。

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

 照会結果は、同協議会が情報収集に努めていたもので、大会組織委員会からの回答は5月28日にあった。

それによると、現時点で歯科医師の配置が決まっている競技と人数は、水球6人、3×3バスケットボール3人、ボクシング5人、馬術15人、ハンドボール6人、ホッケー3人、空手8人、近代五種4人、セブンズ(ラグビー)3人、バレーボール5人、レスリング5人(うちバレーボールと兼務1人)、サーフィン1人の合計12競技、63人。

ワクチン接種など意見交換—第68回全歯懇

第68回全国歯科大学同窓·校友会懇話会(全歯懇)が5日、名古屋市の愛知県歯科医師会館およびオンライン上で開かれた。当番校は愛知学院大学歯学部同窓会(池山正仁会長)で、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、全歯懇では初の実開催とオンラインのハイブリッド形式となった。大学病院におけるワクチン接種、会員への広報活動、会費徴収についての報告や、当番校の選出·承認などが協議され、懇話会後には日本歯科医師会の堀憲郎会長によるオンライン講演会が行われた。

日衛新会長に吉田直美氏

日本歯科衛生士会(武井典子会長)の令和3年度定時代議員会が13日、東京都千代田区のステーションコンファレンス東京で開催され、会長候補者に現日本歯科衛生学会長の吉田直美氏が選ばれた。同代議員会では、20人の理事候補者と2人の監事候補者を承認した後、会長候補者も選定。その他、令和2年度事業報告や決算報告も可決した。役員の任期は2年後の定時代議員会まで。

日本歯科衛生士会前会長 武井典子氏が死去

日本歯科衛生士会の前会長の武井典子氏は12日、死去した。日衛が15日に関係者に公表したもので、故人の遺志およびコロナ禍を踏まえ、葬儀は近親者のみで執り行い、弔問、香典、供花、弔電は辞退している。

日衛はコロナ禍での「お別れの会」などの開催は控えるとし、新型コロナ感染症が収束した後に弔慰を示したいとしている。

同氏は、1980年に東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校を卒業。同年にライオン口腔衛生部入社。94年にライオンを退職し、ライオン歯科衛生研究所に入社。2001年に放送大学教養学部を卒業、05年には新潟大学大学院医歯学総合研究科を修了。09年から15年まで日本歯科衛生学会学会長、15年から日衛会長を務めていた。

歯科技工士5年以内の離職率27.8%、8%が他業種へ転職—歯技協会員調査

日本歯科技工所協会(南部哲男会長)は、会員歯科技工所78社に対し、入社5年以内の歯科技工士の離職率についての実態調査を実施し、結果を発表した。5年以内の入社総数は1,243人で、離職者は345人(離職率27..8%)、転職者99人(転職率8%)だった。

調査は、昨今、インターネット等で歯科技工士の入社5年以内の離職率が約70%と伝えられていることを受け、同協会の会員にも該当するかどうかを調べたもの。

調査期間は、令和3年2月17日~3月19日、実施方法は調査票をメールで送受した。71社(回収率91%)から回答があった。

消費者庁が警鐘 子供の歯磨き中の事故

ここ5年で6歳以下の歯磨き中の喉突き事故が120件報告されている。「歯と口の健康週間」に合わせて消費者庁が2日、保護者の見守りや座っての歯磨き、喉突き防止対策の施された歯ブラシの使用など注意を呼び掛けた。

同庁と国民生活センターが、再発防止のために事故の情報収集を行う医療機関ネットワーク事業で、参画する30医療機関から2016年4月から21年3月末までに報告のあった喉突き事故は120件。年齢別では、1歳児が48件で最多。次いで2歳児32件、3歳児が23件と、0歳児の1件も含めて86.7%が3歳児以下となっている。

3月の歯科診療所数 前月より28増の6万8,051施設

厚労省の施設動態調査による令和3年3月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,051施設で、前月より28増加した。

北海道の7、新潟の4、茨城、群馬の3など12道県で28減少したが、千葉の7、大阪の6、埼玉の5など22都府県で56増加している。

後期高齢者の窓口負担「2割化」参議院で可決

一定の所得のある後期高齢者の窓口負担を2割とすることを盛り込んだ「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」が4日、参議院本会議で可決された。今後、2022年10月から23年3月の間で導入する具体的な日程等を政令で定める予定。

インタビュー「WHOの口腔保健推進の決議の意義と日本の役割とは」

世界保健機関(WHO)が、口腔保健を推進する決議を5月27日の第74回総会で採択した。同決議の要点や、世界の歯科保健医療の課題、日本の役割や方向性などについて、日本唯一のWHO協力センター(口腔保健)を担う新潟大学の小川祐司教授に聞いた。

理事と監事の選任など承認—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第20回評議員会を17日、東京都千代田区の歯科医師会館およびウェブ上で開いた。理事23人、監事2人の選任や、辞任に伴う2人の評議員の選任、令和2年度事業報告、同収支決算の全4議案を可決した。

特集「医療広告ガイドライン—Webサイト上での情報提供の留意点は」

コロナ禍により、患者の受診抑制が起こっていることなどもあり、情報提供の仕方を見直す歯科医院もあると聞く。しかし、医療機関においては、医療法や薬機法、景品表示法、医療広告ガイドラインなどの規制下での情報提供が求められる。

特に手軽さからウェブサイト上での情報提供が増えている中、不適切な表示を消費者が通報する「医療機関ネットパトロール事業」で、歯科の事例が多くみられる。紙面ではウェブサイト上での広告の仕方に規制を設けた「医療広告ガイドライン」に的を絞り、あらためて概要を確認するとともに、留意点や昨今増えているというSNS上での情報提供について弁護士で歯科医師の小畑真氏に聞いた。

次期診療報酬改定に向け技術提案書を提出へ—日歯医学会分科会

令和4年度診療報酬改定に向けて、日本歯科医学会の分科会から84件の医療技術評価提案書の提出があり、ブラッシュアップした後、11日に厚労省に提出される。日歯医学会の第105回臨時評議員会で歯科医療協議会から報告があった。

「肥満で歯周病悪化」のメカニズムを解明

肥満になると腸内細菌叢が変化し、プリン代謝経路が活性化され、産生された尿酸が血流を介して歯周組織での炎症を亢進させる。新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授(研究当時、現在·理化学研究所生命医科学研究センター所属)と同センター粘膜システム研究チームの大野博司リーダーらの共同研究で、肥満が歯周病を悪化させるメカニズムが解明された。

漢方薬の排膿散及湯 歯周組織炎に有効

漢方薬の排膿散及湯は、歯周病菌による炎症性サイトカインを抑制し、骨細胞増殖能·骨形成分化を活性化する。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループが松本歯科大学の今村泰弘氏との共同研究で明らかにしたもの。

東京都千代田区の歯科医によるワクチン接種で東歯大と日歯大が協力

東京都の千代田区(樋口高顕区長)は10日、区内にある東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と日本歯科大学(中原泉理事長)の協力を得て、新たにモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチン接種を実施すると発表した。

口腔レンサ球菌の酸産生 カテキンが抑制

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教と四川大学ダブルディグリープログラム大学院生(歯科医師)のHan Sili氏らが明らかにしたもの。

日臨矯新会長に野村氏、女性の就任は初

日本臨床矯正歯科医会の新会長に野村泰世氏(東京都開業)が9日付で就任した。日臨矯が15日に公表したもので、女性の会長は、国内の矯正歯科関連団体で初という。

石川九大教授と中尾GC社長が「井上春成賞」受賞

九州大学教授の石川邦夫氏とジーシー(本社·東京都文京区)社長の中尾潔貴氏が、骨組織(炭酸アパタイト)人工骨の社会実装において、「第46回井上春成賞」を受賞した。

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

開会セレモニーでは、砂川会長が始球式に登場。スクリーンでは、8029運動のPR動画が放映された他、来場者に向け、「8029」にちなんだチバザビーフ「せんば牛」サーロインステーキや、ゴロゴロ牛すじカレー、ロッテのお菓子などが当たるラッキーチャンス抽選を実施した。

骨太方針2021 閣議決定 歯科の文言も明記

「経済財政運営と改革の基本方針2021」(骨太方針2021)が18日、経済財政諮問会議での答申を経て、閣議決定された。歯科については、社会保障改革の「感染症を機に進める新たな仕組みの構築」の中で、昨年と同様に「生涯を通じた切れ目のない歯科健診」や「オーラルフレイル対策·疾病の重症化予防」「歯科医療専門職種間、医科歯科、介護、障害福祉機関等との連携」などが記載されているほか、新たに「飛沫感染等の防止を含め歯科保健医療提供体制の構築と強化」や「歯科衛生士·歯科技工士の人材確保」「ICTの活用の推進」などが盛り込まれている。

「国民皆歯科健診」実現に向け議連発足

生涯を通じた歯科健診の充実に向け、法整備や政策の拡充を目指す議員連盟が発足した。「『国民皆歯科健診』で健やかな人生100年時代を実現する議員連盟(国民皆歯科健診実現議連)」の設立総会が16日、東京都千代田区の参議院議員会館で開かれ、会長には発起人代表の古屋圭司衆議院議員が、最高顧問には、文部科学大臣や財務大臣、衆議院議長などの経験を有する伊吹文明衆議院議員、前首相の安倍晋三衆議院議員、元厚生労働大臣で国民歯科問題議員連盟会長の尾辻秀久参議院議員の3人が就任した。事務局長は山田宏参議院議員が務める。

東京五輪に歯科医63人を配置へ—スポーツデンティスト協議会

東京オリンピックで、12競技に計63人の歯科医師が配置される。日本スポーツ協会公認スポーツデンティスト協議会(太田謙司会長)が8日に情報提供した内容に基づいたもの。

 照会結果は、同協議会が情報収集に努めていたもので、大会組織委員会からの回答は5月28日にあった。

それによると、現時点で歯科医師の配置が決まっている競技と人数は、水球6人、3×3バスケットボール3人、ボクシング5人、馬術15人、ハンドボール6人、ホッケー3人、空手8人、近代五種4人、セブンズ(ラグビー)3人、バレーボール5人、レスリング5人(うちバレーボールと兼務1人)、サーフィン1人の合計12競技、63人。

ワクチン接種など意見交換—第68回全歯懇

第68回全国歯科大学同窓·校友会懇話会(全歯懇)が5日、名古屋市の愛知県歯科医師会館およびオンライン上で開かれた。当番校は愛知学院大学歯学部同窓会(池山正仁会長)で、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、全歯懇では初の実開催とオンラインのハイブリッド形式となった。大学病院におけるワクチン接種、会員への広報活動、会費徴収についての報告や、当番校の選出·承認などが協議され、懇話会後には日本歯科医師会の堀憲郎会長によるオンライン講演会が行われた。

日衛新会長に吉田直美氏

日本歯科衛生士会(武井典子会長)の令和3年度定時代議員会が13日、東京都千代田区のステーションコンファレンス東京で開催され、会長候補者に現日本歯科衛生学会長の吉田直美氏が選ばれた。同代議員会では、20人の理事候補者と2人の監事候補者を承認した後、会長候補者も選定。その他、令和2年度事業報告や決算報告も可決した。役員の任期は2年後の定時代議員会まで。

日本歯科衛生士会前会長 武井典子氏が死去

日本歯科衛生士会の前会長の武井典子氏は12日、死去した。日衛が15日に関係者に公表したもので、故人の遺志およびコロナ禍を踏まえ、葬儀は近親者のみで執り行い、弔問、香典、供花、弔電は辞退している。

日衛はコロナ禍での「お別れの会」などの開催は控えるとし、新型コロナ感染症が収束した後に弔慰を示したいとしている。

同氏は、1980年に東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校を卒業。同年にライオン口腔衛生部入社。94年にライオンを退職し、ライオン歯科衛生研究所に入社。2001年に放送大学教養学部を卒業、05年には新潟大学大学院医歯学総合研究科を修了。09年から15年まで日本歯科衛生学会学会長、15年から日衛会長を務めていた。

歯科技工士5年以内の離職率27.8%、8%が他業種へ転職—歯技協会員調査

日本歯科技工所協会(南部哲男会長)は、会員歯科技工所78社に対し、入社5年以内の歯科技工士の離職率についての実態調査を実施し、結果を発表した。5年以内の入社総数は1,243人で、離職者は345人(離職率27..8%)、転職者99人(転職率8%)だった。

調査は、昨今、インターネット等で歯科技工士の入社5年以内の離職率が約70%と伝えられていることを受け、同協会の会員にも該当するかどうかを調べたもの。

調査期間は、令和3年2月17日~3月19日、実施方法は調査票をメールで送受した。71社(回収率91%)から回答があった。

消費者庁が警鐘 子供の歯磨き中の事故

ここ5年で6歳以下の歯磨き中の喉突き事故が120件報告されている。「歯と口の健康週間」に合わせて消費者庁が2日、保護者の見守りや座っての歯磨き、喉突き防止対策の施された歯ブラシの使用など注意を呼び掛けた。

同庁と国民生活センターが、再発防止のために事故の情報収集を行う医療機関ネットワーク事業で、参画する30医療機関から2016年4月から21年3月末までに報告のあった喉突き事故は120件。年齢別では、1歳児が48件で最多。次いで2歳児32件、3歳児が23件と、0歳児の1件も含めて86.7%が3歳児以下となっている。

3月の歯科診療所数 前月より28増の6万8,051施設

厚労省の施設動態調査による令和3年3月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,051施設で、前月より28増加した。

北海道の7、新潟の4、茨城、群馬の3など12道県で28減少したが、千葉の7、大阪の6、埼玉の5など22都府県で56増加している。

後期高齢者の窓口負担「2割化」参議院で可決

一定の所得のある後期高齢者の窓口負担を2割とすることを盛り込んだ「全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案」が4日、参議院本会議で可決された。今後、2022年10月から23年3月の間で導入する具体的な日程等を政令で定める予定。

インタビュー「WHOの口腔保健推進の決議の意義と日本の役割とは」

世界保健機関(WHO)が、口腔保健を推進する決議を5月27日の第74回総会で採択した。同決議の要点や、世界の歯科保健医療の課題、日本の役割や方向性などについて、日本唯一のWHO協力センター(口腔保健)を担う新潟大学の小川祐司教授に聞いた。

理事と監事の選任など承認—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第20回評議員会を17日、東京都千代田区の歯科医師会館およびウェブ上で開いた。理事23人、監事2人の選任や、辞任に伴う2人の評議員の選任、令和2年度事業報告、同収支決算の全4議案を可決した。

特集「医療広告ガイドライン—Webサイト上での情報提供の留意点は」

コロナ禍により、患者の受診抑制が起こっていることなどもあり、情報提供の仕方を見直す歯科医院もあると聞く。しかし、医療機関においては、医療法や薬機法、景品表示法、医療広告ガイドラインなどの規制下での情報提供が求められる。

特に手軽さからウェブサイト上での情報提供が増えている中、不適切な表示を消費者が通報する「医療機関ネットパトロール事業」で、歯科の事例が多くみられる。紙面ではウェブサイト上での広告の仕方に規制を設けた「医療広告ガイドライン」に的を絞り、あらためて概要を確認するとともに、留意点や昨今増えているというSNS上での情報提供について弁護士で歯科医師の小畑真氏に聞いた。

次期診療報酬改定に向け技術提案書を提出へ—日歯医学会分科会

令和4年度診療報酬改定に向けて、日本歯科医学会の分科会から84件の医療技術評価提案書の提出があり、ブラッシュアップした後、11日に厚労省に提出される。日歯医学会の第105回臨時評議員会で歯科医療協議会から報告があった。

「肥満で歯周病悪化」のメカニズムを解明

肥満になると腸内細菌叢が変化し、プリン代謝経路が活性化され、産生された尿酸が血流を介して歯周組織での炎症を亢進させる。新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授(研究当時、現在·理化学研究所生命医科学研究センター所属)と同センター粘膜システム研究チームの大野博司リーダーらの共同研究で、肥満が歯周病を悪化させるメカニズムが解明された。

漢方薬の排膿散及湯 歯周組織炎に有効

漢方薬の排膿散及湯は、歯周病菌による炎症性サイトカインを抑制し、骨細胞増殖能·骨形成分化を活性化する。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループが松本歯科大学の今村泰弘氏との共同研究で明らかにしたもの。

東京都千代田区の歯科医によるワクチン接種で東歯大と日歯大が協力

東京都の千代田区(樋口高顕区長)は10日、区内にある東京歯科大学(井出吉信理事長·学長)と日本歯科大学(中原泉理事長)の協力を得て、新たにモデルナ社製の新型コロナウイルスワクチン接種を実施すると発表した。

口腔レンサ球菌の酸産生 カテキンが抑制

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレート(EGCG)が、口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する。東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教と四川大学ダブルディグリープログラム大学院生(歯科医師)のHan Sili氏らが明らかにしたもの。

日臨矯新会長に野村氏、女性の就任は初

日本臨床矯正歯科医会の新会長に野村泰世氏(東京都開業)が9日付で就任した。日臨矯が15日に公表したもので、女性の会長は、国内の矯正歯科関連団体で初という。

石川九大教授と中尾GC社長が「井上春成賞」受賞

九州大学教授の石川邦夫氏とジーシー(本社·東京都文京区)社長の中尾潔貴氏が、骨組織(炭酸アパタイト)人工骨の社会実装において、「第46回井上春成賞」を受賞した。

同賞は、科学技術振興機構の前身の一つである新技術開発事業団の初代理事長で工業技術庁初代長官だった井上春成氏の業績に鑑み、創設されたもの。

大学、研究機関等の独創的な研究成果を基に企業が開発、販売実績があるものにおいて、日本の科学技術の進展に寄与し、経済の発展、福祉の向上に貢献したものの中から特に優れたものに授与される。

北海道デンタルショーが開催中止

8月21、22の両日に開催予定だった「2021北海道デンタルショー」の中止が決まった。北海道デンタルショー実行委員会が6月15日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続。

九州デンタルショー 出展製品検索ページ開設

開催中止となった九州デンタルショー2021実行委員会の福岡県歯科用品商組合は10日、同ショーのホームページ内に、出展予定だった各社の新製品を含む出展製品を検索できるページを開設したと発表した。

新理事長に横江氏—日本歯科材料組合

日本歯科材料工業協同組合の新理事長に横江浩司氏が就任した。5月25日に行われた第66回総会で承認されたもの。

武市敏一氏を理事長に再任—近畿歯科用品商

近畿歯科用品商協同組合は5月22日、第62回通常総会を開き、理事長に武市敏一氏を再任した。

歯科受診での感染「気になる」48.7%

コロナ禍で歯科医院を受診した約半数が感染リスクを気にしている。タカラベルモント(本社·大阪府大阪市、吉川秀隆社長)が「歯と口の健康週間」に合わせて行った「コロナ禍における歯科医院利用の実態調査」によるもの。

調査は20歳から69歳の全国の男女1千人を対象にインターネットで4月8日から9日まで実施

私が長期入院していた時、テレビやラジオの報道バラエティー番組が毎日の生活リズムを作ってくれました。

なぜか大抵は「だから日本はダメだ」といった論調に落ち着くのですが、放射線化学療法の副作用で立っていられないほどだった時には、「桜の開花はいつ?」という話題に元気づけられました。そして、きつい論調の番組は苦痛でした。

コロナ禍になってから、「東京の感染者数が急増」「ワクチン接種の遅れが顕著」といった報道バラエティーを熱心に見ている人ほど、元気がないように思えるのは私だけでしょうか。

そうした番組の「鉄板ネタ」は「政府は何をしている!」「諸外国では〇〇だ!」という話題。安倍前首相から続く現政権のコロナ対策が後手に回り、いち早く経済復興に向かいつつある他国と差がついた、という批判が目立ちます。ちなみに2009年の新型インフルエンザの際、日本とスウェーデンの対応を比較すると、次のようなものだったようです。

 

[日本]

水際対策を徹底し、ワクチンの安定供給と合意形成のために意見聴取を進めたが、そのうち騒ぎは収まった。

[スウェーデン]

防疫は不可能と諦め、事実上放置。その間、ワクチンの確保に努め、全国民に無料接種を推進した。

 

何となく、今のコロナ対策とあまり違わないような感じがしませんか?危機において、社会はいつも同じような反応をするということではないかと思われます。

危機対応では「無駄な努力をしない」「被害を甘受する」という姿勢も必要と思われます。非現実的な「ゼロリスク信仰」が対応の遅れにつながっている可能性もあります。

日ごろから社会が培ってきた価値観や行動様式を大きく超えた危機対応には限界があります。今回のコロナ禍を教訓とするのであれば、日ごろの行動様式から見直す必要があり、それは相当の困難を伴うはずです。

今回の特集では、ハイブリッド触媒やトイレの蓋を閉めてもらうシートなど、コロナ禍で注目されるようになった身近な環境浄化のアイデアを集めました。参考になれば幸いです。

(水谷)

議員連盟 発足へ「国民皆歯科健診」の実現目指す

国民皆歯科健診を実現する勉強会(古屋圭司会長)が、今国会中に議員連盟を立ち上げる方針を示した。2日に衆議院第二議員会館で開かれた第4回勉強会で古屋会長が述べたもの。

  1. ①フッ化物入り歯みがき粉の普及、地域ベースでのフロリデーションに取り組む
  2. ②予防、口腔健康格差、非感染性疾患群(NCDs)と口腔疾患との関連に関すエビデンスを強化する研究を推進する
  3. ③患者、口腔保健専門家、歯科医師会その他の組織を有効に組織する
  4. ④糖尿病対策を初めとする2023~30年に向けたNCDs対策のロードマップなどの将来のプロセスと口腔保健を統合する

インタビュー「学校歯科医制度の制定90周年」—川本日学歯会長に聞く

学校歯科医制度が今月23日で制定90周年を迎える。むし歯の洪水時代と呼ばれたころには4本以上だった12歳児のDMFTが、0.70本にまで減ったのは、学校歯科医のこれまでの取り組みの成果とも言える。日本学校歯科医会の川本強会長(以下敬称略)に、学校歯科のこれまでの歴史や、学校歯科医の役割、日学歯の展望などについて聞いた。

歯科用局所麻酔剤「アルチカイン製剤」—岡大病院が最終治験

岡山大学病院の主管で、歯科用局所麻酔剤「アルチカイン製剤」の3回目の医師主導治験が6月より全国10施設で開始される。同治験で有効性と安全性を確認した後に新薬として申請、承認されれば、国内での20年ぶりとなる新しい歯科用局所麻酔剤が誕生する。

歯の修復機序を解明—東歯大

う蝕や外傷などの硬組織ダメージによって象牙芽細胞が死ぬと、新生象牙芽細胞の分化、歯の修復が誘導される。東京歯科大学口腔科学研究センター准教授の溝口利英氏、同大口腔顎顔面外科学講座大学院生の伊藤慎一郎氏、同大解剖学講座教授の阿部伸一氏、同講座准教授の松永智氏と松本歯科大学との共同研究によるもので、この修復過程が骨粗鬆症の薬剤によって促進することも明らかにした。

唾液中IgA上昇、脂肪摂取量が影響—神歯大らが発見

神奈川歯科大学の槻木恵一教授と同大短期大学部の山本裕子准教授らの研究グループは、先行研究で判明している唾液中のIgAレベルを上昇させるフラクトオリゴ糖の効果が、高脂肪摂取時には現れず、低脂肪摂取時に発現することを初めて明らかにした。

令和3年2月の歯科医療費·社保 件数2.2%減、点数1.5%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年2月診療分の歯科の件数は1,228万6千件、点数は148億8,071万6千点で、前年同月に比べ件数は2.2%減少、点数は1.5%増加した。

令和3年2月の歯科医療費·国保 市町村の金額1.1%減、件数5.8%減

国保中央会がまとめた令和3年2月診療分の歯科医療費は市町村が546億円で、対前年同月比で1.1%減少。組合は46億円で1.8%増加。後期高齢者は501億円で3.6%減少した。 件数は市町村が411万件で5.8%減。組合は36万件で2.9%減。後期高齢者は346万件で7.0%減となっている。

著者に聞く『ミュータンス·ミュータント』島谷浩幸氏

死体からは全ての歯が抜かれていたという、ショッキングな本格歯科ミステリー、『ミュータンス·ミュータント』(幻冬舎刊)の著者は現役の歯科医師である。本書には歯科大学の授業光景も出てくれば、全部の歯を一気に喪失させる新しいむし歯菌を突き詰めるための研究をする歯科大学細菌学教室も出てくる。さらに、著者が大学院生のころから興味を持っていた『TOOTH BANK』も取り上げられている。まさに、歯科尽くしのミステリー小説といえる。著者に本書執筆の動機や次回作の抱負などを聞いた。

米国の補綴市場 2027年に107億ドルへ

米国における歯科補綴の市場規模は、2021年の97億ドルから27年には107億ドルへと成長する見込み。内訳では、クラウンブリッジが最も高い成長と予想。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月14日にまとめた調査レポートによるもの。

「マウスシールド」感染予防効果なし—千葉大の中田氏訴える

マウスシールドは、感染症予防にまったく効果がない。テレビや動画サイトでの着用が目立つことを受け、千葉大学大学院医学研究院救急·集中治療医の中田孝明氏が警笛を鳴らしている—。 同氏が社長を務めるSmart119(本社·千葉市)が公開した「啓発チラシ」によるもの。

東北デンタルショー 2年連続の中止を決定

8月28、29の両日に開催予定だった「第28回東北デンタルショー」の開催中止が決まった。東北デンタルショー実行員会が5月27日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続での開催中止となる。

可撤式矯正装置の2028年の世界市場 38億5千万ドルに

可撤式矯正装置(トゥースポジショナー)の世界での市場規模は、2020年の19億191万ドルから年平均成長率(CAGR)9.3%で成長。28年には38億5,565万ドルに達する。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月19日に販売開始した市場調査レポートの予測によるもの。

デンツプライシロナ新社長に佐伯氏

デンツプライシロナ(本社·東京都港区)の新社長に佐伯広幸(さえき·ひろゆき)氏が6月1日付で就任した。

口の元気度を点数化、スマホアプリで無料で確認可能—サンスター

サンスターグループ(=サンスター)は、口の元気度を点数化してオーラルフレイルを予防するスマートフォンアプリ「おくち元気チェック」の提供を5月27日に開始した。オーラルフレイルの認知度を高め、口の状態や機能の実態をセルフチェックするために開発したもので、東京都健康長寿医療センターの歯科医師、平野浩彦氏が監修。

古屋会長は、今国会中に勉強会から議員連盟を立ち上げるとし、「歯科健診を積極的に行うと医療費を下げることができるという多方面からの話を伺い、まとめた上で実現を目指す」と説明した。

歯科医療提供体制の議論の方向性を提案—厚労省

厚労省の第2回「歯科医療提供体制等に関する検討会」が2日、ウェブ上で開かれた。当面の検討の進め方として、「歯科医療提供体制推進等事業」の調査結果等を踏まえつつ、歯科医療提供体制と歯科専門職の需給について、具体的な議論を行う6項目が提案された。

日本歯科医学会 次期会長に住友氏

任期満了に伴う日本歯科医学会の会長選挙が7日、オンラインで開催された第105回臨時評議員会内で行われ、現職の住友雅人氏が投票によらず当選を決めた。任期は7月1日から令和5年6月30日まで。副会長は、会長が後日指名する者を、理事については、専門分科会および学会長、日本歯科医師会会長の後日指名するものを事前に承認した。

歯科医によるワクチン接種 日歯の事前研修受講者1万人突破

歯科医師によるワクチン接種のための日本歯科医師会のシステムを活用した事前研修受講者が1万人を突破した。7日の日本歯科医学会臨時評議員会であいさつした日歯の堀憲郎会長が報告したもので、同日の午前中で1万579人が受講していると明かした。

次期執行部での金パラ問題対応などに意欲—堀日歯会長

日本歯科医師会は5月27日、東京都千代田区の歯科医師会館で都道府県会長会議を開いた。堀憲郎会長は、現執行部最後の会長会議になるとして任期2年を振り返り、金パラ高騰問題の解決や新病名の検討など次期執行部に引き継ぐ重点課題などについて語った。

骨太の方針で国民皆歯科健診の「具現化 目指したい」—高橋日歯連盟会長

日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、今月にも取りまとめられると見られる「骨太の方針」について、関係する議員に働きかけている現状を紹介し、これまでの骨太の方針にも記載されてきた「生涯を通じた歯科健診」等の具現化に向けて活動していきたいとの考えを示した。5月27日の定例記者会見で述べたもの。

診療報酬の特例措置「ワクチン接種の終了まで延長を」

日本歯科医師連盟は、新型コロナウイルスの感染対策として9月末まで小児外来に55点、全医療機関の初再診等に5点を加算する臨時的取り扱いの延長を各所に要望している。5月27日の定例記者会見で浦田健二理事長が説明した。

都道府県歯連盟に総額1億円を支給—日歯連盟

日本歯科医師連盟は、都道府県歯科医師連盟に対して、新型コロナウイルス感染症対策および組織力強化のため、総額1億円の政治活動費を支給した。5月27日の定例記者会見で浦田健二理事長が報告した。

WHO決議で声明—FDIとIADR

世界歯科連盟(FDI)、国際歯科医学会(IADR)は5月28日、世界保健機関(WHO)の第74回総会における口腔保健推進決議に関連し、次の4項目からなる声明を発表した。

  1. ①フッ化物入り歯みがき粉の普及、地域ベースでのフロリデーションに取り組む
  2. ②予防、口腔健康格差、非感染性疾患群(NCDs)と口腔疾患との関連に関すエビデンスを強化する研究を推進する
  3. ③患者、口腔保健専門家、歯科医師会その他の組織を有効に組織する
  4. ④糖尿病対策を初めとする2023~30年に向けたNCDs対策のロードマップなどの将来のプロセスと口腔保健を統合する

インタビュー「学校歯科医制度の制定90周年」—川本日学歯会長に聞く

学校歯科医制度が今月23日で制定90周年を迎える。むし歯の洪水時代と呼ばれたころには4本以上だった12歳児のDMFTが、0.70本にまで減ったのは、学校歯科医のこれまでの取り組みの成果とも言える。日本学校歯科医会の川本強会長(以下敬称略)に、学校歯科のこれまでの歴史や、学校歯科医の役割、日学歯の展望などについて聞いた。

歯科用局所麻酔剤「アルチカイン製剤」—岡大病院が最終治験

岡山大学病院の主管で、歯科用局所麻酔剤「アルチカイン製剤」の3回目の医師主導治験が6月より全国10施設で開始される。同治験で有効性と安全性を確認した後に新薬として申請、承認されれば、国内での20年ぶりとなる新しい歯科用局所麻酔剤が誕生する。

歯の修復機序を解明—東歯大

う蝕や外傷などの硬組織ダメージによって象牙芽細胞が死ぬと、新生象牙芽細胞の分化、歯の修復が誘導される。東京歯科大学口腔科学研究センター准教授の溝口利英氏、同大口腔顎顔面外科学講座大学院生の伊藤慎一郎氏、同大解剖学講座教授の阿部伸一氏、同講座准教授の松永智氏と松本歯科大学との共同研究によるもので、この修復過程が骨粗鬆症の薬剤によって促進することも明らかにした。

唾液中IgA上昇、脂肪摂取量が影響—神歯大らが発見

神奈川歯科大学の槻木恵一教授と同大短期大学部の山本裕子准教授らの研究グループは、先行研究で判明している唾液中のIgAレベルを上昇させるフラクトオリゴ糖の効果が、高脂肪摂取時には現れず、低脂肪摂取時に発現することを初めて明らかにした。

令和3年2月の歯科医療費·社保 件数2.2%減、点数1.5%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年2月診療分の歯科の件数は1,228万6千件、点数は148億8,071万6千点で、前年同月に比べ件数は2.2%減少、点数は1.5%増加した。

令和3年2月の歯科医療費·国保 市町村の金額1.1%減、件数5.8%減

国保中央会がまとめた令和3年2月診療分の歯科医療費は市町村が546億円で、対前年同月比で1.1%減少。組合は46億円で1.8%増加。後期高齢者は501億円で3.6%減少した。 件数は市町村が411万件で5.8%減。組合は36万件で2.9%減。後期高齢者は346万件で7.0%減となっている。

著者に聞く『ミュータンス·ミュータント』島谷浩幸氏

死体からは全ての歯が抜かれていたという、ショッキングな本格歯科ミステリー、『ミュータンス·ミュータント』(幻冬舎刊)の著者は現役の歯科医師である。本書には歯科大学の授業光景も出てくれば、全部の歯を一気に喪失させる新しいむし歯菌を突き詰めるための研究をする歯科大学細菌学教室も出てくる。さらに、著者が大学院生のころから興味を持っていた『TOOTH BANK』も取り上げられている。まさに、歯科尽くしのミステリー小説といえる。著者に本書執筆の動機や次回作の抱負などを聞いた。

米国の補綴市場 2027年に107億ドルへ

米国における歯科補綴の市場規模は、2021年の97億ドルから27年には107億ドルへと成長する見込み。内訳では、クラウンブリッジが最も高い成長と予想。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月14日にまとめた調査レポートによるもの。

「マウスシールド」感染予防効果なし—千葉大の中田氏訴える

マウスシールドは、感染症予防にまったく効果がない。テレビや動画サイトでの着用が目立つことを受け、千葉大学大学院医学研究院救急·集中治療医の中田孝明氏が警笛を鳴らしている—。 同氏が社長を務めるSmart119(本社·千葉市)が公開した「啓発チラシ」によるもの。

東北デンタルショー 2年連続の中止を決定

8月28、29の両日に開催予定だった「第28回東北デンタルショー」の開催中止が決まった。東北デンタルショー実行員会が5月27日、関係者宛てに通知したもので、昨年に続く2年連続での開催中止となる。

可撤式矯正装置の2028年の世界市場 38億5千万ドルに

可撤式矯正装置(トゥースポジショナー)の世界での市場規模は、2020年の19億191万ドルから年平均成長率(CAGR)9.3%で成長。28年には38億5,565万ドルに達する。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月19日に販売開始した市場調査レポートの予測によるもの。

デンツプライシロナ新社長に佐伯氏

デンツプライシロナ(本社·東京都港区)の新社長に佐伯広幸(さえき·ひろゆき)氏が6月1日付で就任した。

口の元気度を点数化、スマホアプリで無料で確認可能—サンスター

サンスターグループ(=サンスター)は、口の元気度を点数化してオーラルフレイルを予防するスマートフォンアプリ「おくち元気チェック」の提供を5月27日に開始した。オーラルフレイルの認知度を高め、口の状態や機能の実態をセルフチェックするために開発したもので、東京都健康長寿医療センターの歯科医師、平野浩彦氏が監修。

アルツハイマー型認知症 28歯の喪失でリスク1.81倍

60歳以上で歯を28本失っていると、アルツハイマー型認知症となるリスクが1.81倍となる。日本歯科総合研究機構(堀憲郎機構長)が、恒石美登里主任研究員を中心にNDB第三者提供データを用いて明らかにしたもので、『PLOS ONE』オンラインジャーナル(4月30日)に掲載された。

歯科医によるワクチン接種 事前研修6千人突破

歯科医師による新型コロナウイルスワクチン接種に伴う日本歯科医師会の生涯研修システムを活用した事前研修の受講者は、開始から10日となる5月28日9時30分時点で6,007人と6千人を突破した。同日に開かれた日歯の都道府県会長会議で堀憲郎会長が報告したもので、前日の定例記者会見で発表した27日9時時点の5,243人から764人増加している。

総合歯科的な専門医で見解—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、「総合歯科的な専門医に関する日本歯科医師会の見解」を公表した。5月27日の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告したもので、専門医の育成に拘らず、生涯研修事業や現場で活動している会員の支援を優先していく構えを見せた。

医療経済実態調査で「6月」の単月調査実施へ

診療報酬改定の議論などに結果を用いる第23回医療経済実態調査で、令和元年、2年、3年の6月の単月調査を行うことが決まった。5月26日にオンライン上で開かれた中医協の第480回総会で承認された。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、単月調査の必要性に理解を示した上で、歯科の特徴などを踏まえて調査結果の慎重な評価などを求めた

ワクチン接種の研修 受講者の9割が歯科医師会会員

歯科医師によるワクチン接種に伴う日歯の事前研修の受講者のうち、9割以上が歯科医師会の会員となっている。定例記者会見で柳川副会長が述べたもの。

歯科医によるワクチン接種Q&A第2版—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、厚労省と日本歯科医学会と連携して作成した「歯科医師によるワクチン接種等に関する日歯Q&A(第2版)」を5月25日に公表した。今回は実技研修の方法や、接種液の希釈を頼まれた場合の対応、医療事故等が発生した場合の責任の所在など7問について取り上げている。

書面表決で役員選任が可に—日学歯

日本学校歯科医会(川本強会長)は5月27日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で第102回臨時代議員会を開き、書面による議決権行使の場合でも役員選任を行えるよう選挙規則を改定する議案を承認した。施行は同日付。

理事と監事の候補者を公表—日学歯

日本学校歯科医会の役員選挙候補者の届出が5月11日に締め切られ、理事と監事の候補者が公表された。

グローバルインフォメーション(=GI、川崎市)が5月18日に販売開始した市場調査レポートによるもので、21年から27年までの年平均成長率(CAGR)は5.9%と予測。糖アルコール全体のうち、19年実績で最もシェアが高いのはソルビトール。

コロナ禍で「洗口液等」の使用増加

コロナ禍で新たなオーラルケア習慣を取り入れたのは34%で、うち「洗口液·デンタルリンス」を使い始めた人が最も多い。サンスターグループ(=サンスター)が4月21日に20歳から69歳の男女1千人に実施したインターネットアンケート調査結果によるもの。

いずれも定数内で、役員選挙は6月の定時代議員会で行われる。

かながわSDGsパートナー 横浜市歯が登録

神奈川県と企業、団体等が連携してSDGsの普及促進活動に取り組む「かながわSDGsパートナー」に、医療系団体として初めて横浜市歯科医師会(杉山紀子会長)が登録された。同市歯が5月26日に発表した。

ワクチン接種の実技研修を実施—愛知県歯

愛知県歯科医師会(内堀典保会長)と県(大村秀章知事)は5月30日、「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種のための筋肉注射実技研修」を県歯科医師会館で実施した。この日は100人ずつの研修を5回、合計500人が参加。講師によるレクチャーとデモンストレーションに続いて筋肉注射の実技研修を行った。全国·地元のテレビ局や新聞社など10社が取材し、歯科医師によるワクチン接種への関心の高さがうかがわれた。

口腔保健推進を決議—WHO

世界保健機関(WHO)は5月27日の第74回総会で、口腔保健推進を決議した。ほとんどの口腔疾患が予防可能でありながら、世界人口の約10%が歯周病に罹患し、乳歯う蝕に罹患している子供は5億3千万人以上に上り、劣悪な口腔衛生による経済的損失は5,450億ドル(2015年)に及ぶなどの現状を踏まえたもの。

人事評価·面談術テーマにした書籍執筆 濵田真理子氏に聞く

歯科専門の人材育成コンサルタントとして25年以上活動するエイチ·エムズコレクション代表の濵田真理子氏。以前は医院の依頼を受けて院内研修を行うと、その時はスタッフの技術や士気も上がるが、研修が終わってしばらくすると成長が止まり、スタッフ間のトラブルも発生するという事態に悩まされていた。それを解決するために生み出したのが「成長評価」という独自の仕組みだ。評価制度を導入することで、スタッフが長期的に成長するだけでなく、院内トラブルが減り、医院全体の経営も改善したという。このほど書籍『歯科医院のための成長評価シートとスタッフ面談術』を上梓した濵田氏に、小規模医療機関が多い歯科業界になぜ評価が有効なのか、書籍に込めた思いなどを聞いた。

ワクチン接種に協力へ–私立歯科大学協会

日本私立歯科大学協会(三浦廣行会長)は5月24日、新型コロナウイルスワクチン接種への協力を機関決定した。21日に日本歯科医師会(堀憲郎会長)から協力要請を受け、同日に文書による理事会を開催し協力について協議し、全会一致で決議に至った。

歯を多く保つと「うつ」の予防に—医科歯科大ら解明

自分の歯を多く保つと、「うつ」の予防につながる可能性がある。東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科国際健康推進医学分野の松山祐輔助教の研究グループと、ラドバウドダイタクやヴッパータール大学、キングス·カレッジ·ロンドンとの共同研究によるもので、歯が1本多く残るごとに、うつ症状得点が0.15点低くなることを明らかにした。

糖タンパクBiglycanの阻害でがん治療の効果が改善

北海道大学大学院歯学研究院の樋田京子教授、間石奈湖助教らは、糖タンパク「Biglycan」を阻害するとがん微小環境が正常化され、抗がん剤や免疫細胞の治療効果が改善することを明らかにした。がん治療の新たな標的となることに期待がかかる。

SA口腔器具市場 2023年に4億8千万ドルに—SDKI

「睡眠時無呼吸(SA)口腔器具」の世界市場は、2018年の2億3,320万ドルから23年までに約4億8,250万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、「下顎前進装置(MAD)」、「舌保持装置(TRD)」。タイプ別は、「医師の処方/カスタマイズした口腔器具およびオンラインOTC口腔器具」。

歯科矯正用品の世界市場2023年に66億ドルに—SDKI

歯科矯正用品の世界市場は2018~23年の間、8.9%の年平均成長率で、23年までに66億3千万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、固定ブレース、取り外し可能なブレース、アーチワイヤー、アンカー、リガチャー、リテーナー。患者は子供、10代、成人に分類。

糖アルコール2027年に48億ドル—GI·世界市場調べ

砂糖や人工甘味料の健康への悪影響の懸念から、糖アルコールの世界的な市場規模は拡大傾向で、2019年に33億6千万ドルだったのが、27年には48億40万ドルに達する見込み。

グローバルインフォメーション(=GI、川崎市)が5月18日に販売開始した市場調査レポートによるもので、21年から27年までの年平均成長率(CAGR)は5.9%と予測。糖アルコール全体のうち、19年実績で最もシェアが高いのはソルビトール。

コロナ禍で「洗口液等」の使用増加

コロナ禍で新たなオーラルケア習慣を取り入れたのは34%で、うち「洗口液·デンタルリンス」を使い始めた人が最も多い。サンスターグループ(=サンスター)が4月21日に20歳から69歳の男女1千人に実施したインターネットアンケート調査結果によるもの。

理事候補者は会長予備選挙に当選した川本強氏を含む20人、監事候補者は末髙英世氏(東京都学校歯科医会)、田幡純氏(大阪府学校歯科医会)、三箇正人(福岡県学校歯科医会)の3人。

いずれも定数内で、役員選挙は6月の定時代議員会で行われる。

かながわSDGsパートナー 横浜市歯が登録

神奈川県と企業、団体等が連携してSDGsの普及促進活動に取り組む「かながわSDGsパートナー」に、医療系団体として初めて横浜市歯科医師会(杉山紀子会長)が登録された。同市歯が5月26日に発表した。

ワクチン接種の実技研修を実施—愛知県歯

愛知県歯科医師会(内堀典保会長)と県(大村秀章知事)は5月30日、「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種のための筋肉注射実技研修」を県歯科医師会館で実施した。この日は100人ずつの研修を5回、合計500人が参加。講師によるレクチャーとデモンストレーションに続いて筋肉注射の実技研修を行った。全国·地元のテレビ局や新聞社など10社が取材し、歯科医師によるワクチン接種への関心の高さがうかがわれた。

口腔保健推進を決議—WHO

世界保健機関(WHO)は5月27日の第74回総会で、口腔保健推進を決議した。ほとんどの口腔疾患が予防可能でありながら、世界人口の約10%が歯周病に罹患し、乳歯う蝕に罹患している子供は5億3千万人以上に上り、劣悪な口腔衛生による経済的損失は5,450億ドル(2015年)に及ぶなどの現状を踏まえたもの。

人事評価·面談術テーマにした書籍執筆 濵田真理子氏に聞く

歯科専門の人材育成コンサルタントとして25年以上活動するエイチ·エムズコレクション代表の濵田真理子氏。以前は医院の依頼を受けて院内研修を行うと、その時はスタッフの技術や士気も上がるが、研修が終わってしばらくすると成長が止まり、スタッフ間のトラブルも発生するという事態に悩まされていた。それを解決するために生み出したのが「成長評価」という独自の仕組みだ。評価制度を導入することで、スタッフが長期的に成長するだけでなく、院内トラブルが減り、医院全体の経営も改善したという。このほど書籍『歯科医院のための成長評価シートとスタッフ面談術』を上梓した濵田氏に、小規模医療機関が多い歯科業界になぜ評価が有効なのか、書籍に込めた思いなどを聞いた。

ワクチン接種に協力へ–私立歯科大学協会

日本私立歯科大学協会(三浦廣行会長)は5月24日、新型コロナウイルスワクチン接種への協力を機関決定した。21日に日本歯科医師会(堀憲郎会長)から協力要請を受け、同日に文書による理事会を開催し協力について協議し、全会一致で決議に至った。

歯を多く保つと「うつ」の予防に—医科歯科大ら解明

自分の歯を多く保つと、「うつ」の予防につながる可能性がある。東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科国際健康推進医学分野の松山祐輔助教の研究グループと、ラドバウドダイタクやヴッパータール大学、キングス·カレッジ·ロンドンとの共同研究によるもので、歯が1本多く残るごとに、うつ症状得点が0.15点低くなることを明らかにした。

糖タンパクBiglycanの阻害でがん治療の効果が改善

北海道大学大学院歯学研究院の樋田京子教授、間石奈湖助教らは、糖タンパク「Biglycan」を阻害するとがん微小環境が正常化され、抗がん剤や免疫細胞の治療効果が改善することを明らかにした。がん治療の新たな標的となることに期待がかかる。

SA口腔器具市場 2023年に4億8千万ドルに—SDKI

「睡眠時無呼吸(SA)口腔器具」の世界市場は、2018年の2億3,320万ドルから23年までに約4億8,250万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、「下顎前進装置(MAD)」、「舌保持装置(TRD)」。タイプ別は、「医師の処方/カスタマイズした口腔器具およびオンラインOTC口腔器具」。

歯科矯正用品の世界市場2023年に66億ドルに—SDKI

歯科矯正用品の世界市場は2018~23年の間、8.9%の年平均成長率で、23年までに66億3千万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、固定ブレース、取り外し可能なブレース、アーチワイヤー、アンカー、リガチャー、リテーナー。患者は子供、10代、成人に分類。

糖アルコール2027年に48億ドル—GI·世界市場調べ

砂糖や人工甘味料の健康への悪影響の懸念から、糖アルコールの世界的な市場規模は拡大傾向で、2019年に33億6千万ドルだったのが、27年には48億40万ドルに達する見込み。

グローバルインフォメーション(=GI、川崎市)が5月18日に販売開始した市場調査レポートによるもので、21年から27年までの年平均成長率(CAGR)は5.9%と予測。糖アルコール全体のうち、19年実績で最もシェアが高いのはソルビトール。

コロナ禍で「洗口液等」の使用増加

コロナ禍で新たなオーラルケア習慣を取り入れたのは34%で、うち「洗口液·デンタルリンス」を使い始めた人が最も多い。サンスターグループ(=サンスター)が4月21日に20歳から69歳の男女1千人に実施したインターネットアンケート調査結果によるもの。

ワクチン接種で堀日歯会長、菅首相と意見交換

日本歯科医師会の堀憲郎会長ら役員は18日、首相官邸で菅義偉首相と面会した。歯科医師による新型コロナウイルスワクチン接種で、14日時点で14県約20地区の自治体等から協力要請があるなどの現状報告や意見交換を行った。

ワクチン接種で小池都知事も歯科に協力要請

日本歯科医師会の堀憲郎会長と東京都歯科医師会の井上恵司会長代行は21日、東京都の小池百合子知事から新型コロナウイルスワクチン接種への協力要請を受けた。

歯の凍結保存 歯髄損傷せず移植に成功

歯根を形成する前の歯胚を凍結保存し、移植すると歯髄の細胞が生きた状態で維持され、歯根および周囲の歯根膜も形成された。東北大学大学院歯学研究科の中村恵助教と笹野泰之教授らのグループと深大学病院との共同研究によるもの。

歯科医によるワクチン接種でNHKラジオに出演—堀日歯会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は17日、NHKラジオ「らじる★らじる」の番組「Nらじ」に出演した。テーマは「歯科医師によるワクチン接種」で、概要や歯科医師の見解などについて語った。

歯磨き時の飛沫で「口を閉じて」と呼びかけ—日歯8020テレビ

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、口を閉じての歯磨きを呼びかける動画を、ホームページ内「日歯8020テレビ」に掲載した。

全市町の特養等の職員用フェイスシールド寄贈へ—愛媛県歯

愛媛県歯科医師会(是澤惠三会長)は、県の全市町の特別養護老人ホーム、グループホーム等の職員に対し、フェイスシールドを無償で贈ることを理事会で決定した。14日には、松山市役所で同市に対して5千部のフェイスシールドを贈呈。他の市町にも順次寄贈していき、寄贈総数は1万5,400部を予定している。

窓口負担2割化に抗議 署名104万筆提出—保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は「医療費窓口負担2倍化とめる」と題した署名提出集会を、東京都千代田区の衆議院第1議員会館およびウェブ上で20日に開いた。中央社会保障推進協議会、全日本年金者組合、日本高齢期運動連絡会との共同開催で医療·介護の負担増の中止を求める請願署名は、当日分3万6,948筆を含めて計104万5,990筆が集まり、国会議員に提出した。

子供の「1日3回」歯磨き実施率「秋田」「鹿児島」が最多

親が理想とする子供の歯磨き回数「1日3回」をもっとも実施している都道府県は、「秋田」と「鹿児島」で共に実施率は48%だった。全国的に見ると「1日2回」が47.5%で、「3回」28.8%を上回っている。ロッテ(本社·東京都新宿区、牛膓栄一社長)のアンケート調査結果によるもの。

今後の講習会等で9割がウェブ希望—山形県歯会員

今後の講習会等の開催形式で、87.2%がウェブまたはハイブリッド型での開催を希望している。山形県歯科医師会がデジタル化推進に向けて行った会員アンケート結果によるもので、会報誌5月号で概要が掲載された。調査は1月に実施し、会員の49.8%が回答している。

奥田東歯大名誉教授に聞く「新型コロナワクチンの有効性と副反応」

新型コロナウイルス感染の予防ワクチン接種が進みだした。ワクチン接種について副反応への不安や次々に出現してくる変異株に有効なのかなど東京歯科大学名誉教授の奥田克爾氏に聞いた。特に、変異を繰り返すRNAウイルスの特徴や国内での接種が進んでいるファイザー社mRNAワクチンの概要、ウイルスベクターを使ったDNAワクチンの概要、複数回接種の効果、変異型ウイルスに対するワクチンの効果、治療に使われるモノクロナール抗体などについて解説してもらった。

「口腔機能発達不全症」の解説動画を公開—日歯医学会連合

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、口腔機能発達不全症の通称名「オーラルハビル」から作成したキャラクター「ハビルちゃん」を使った動画「『お口の発達サポート』こんにちは!ハビルちゃんです!」をYouTube上で公開している。口腔機能の発達やサポートについて解説し、子供の口腔発達で気になったことがあった場合には、日本小児歯科学会や日本障害者歯科学会の認定医、専門医の先生に相談してほしいと呼びかけている。

歯科衛生士の7割超がコロナ禍前と比べ「患者の唾液が減少」と回答

歯科衛生士の7割超がコロナ禍前よりも患者の唾液の量が少ないと感じている。日本フィンランドむし歯予防研究会(羽村章理事長)が歯科衛生士201人に実施した「唾液と口腔のコロナ禍前後の変化に関するアンケート調査」結果によるもので、コロナ禍での患者の口腔の課題が浮き彫りになった。

ワクチン接種に歯科医師を派遣決定—広島大学

広島大学は、新型コロナウイルスワクチン接種の人材不足を受け、大学病院と歯学部、大学院医系科学研究科に所属する歯科医師を接種会場に継続的に派遣することを決めた。18日に開いた緊急記者会見で明らかにしたもので、大学としての歯科医師派遣決定は全国で初めてとしている。

インタビュー「食育カフェを10年以上運営」1,500組の親子から見えたもの

新井氏は、2007年に歯科医院の隣に親子対象の食育カフェを開店。離乳食の時期に悩みを抱える親子をターゲットとしたところ、多くがカフェを訪れるように。立地の悪さで患者が伸び悩んでいた歯科医院も「0歳児から親子で通える歯科医院」として広く知られるようになったという。10年以上、1,500組の親子の食をサポートして見えた、保護者の悩みや、歯科における小児歯科への取り組みを聞いた。

3Dプリンターの米国の販売台数 2020年に4千台超

米国における歯科用3Dプリンター市場が拡大し、二桁成長も見込まれる—。

グローバルインフォメーション(=GI、川崎市)が17日にまとめた調査レポートによれば、2019年から緩やかな成長で、COVID—19の状況下でも20年には4千台を超える販売台数となった。21年以降、経済が回復すると、歯科用3Dプリンターの市場も2桁成長に戻ると予測されている。

コロナ禍で、日本社会のさまざまな脆弱性が指摘されるようになりました。医療分野では、「検査体制などのデジタルインフラが未整備」「感染症病床、医師が足りない」「ワクチン獲得競争に敗戦」などなど。

これらは一般的に、日本が諸外国に比べて遅れているためだと説明されます。「遅れている」というのは、日本もその方向に向かって進んでいることが前提ですが、実際にはそうとも言えず、現在の日本の姿は、人々が意図的に選んできたといえる面も多いように感じます。

例えば「日本の労働生産性は低い。賃金も低過ぎる」などの批判が産業界からも出ていますが、これは90年代に「海外への生産拠点の移転により、日本の産業が空洞化する」という懸念への対応として、賃金水準を抑えたのが理由と考えられます。短期的に見れば、この政策が一つの模範解答だったから広がったのでしょう。

医師不足については、1992年に厚生省健康政策局長が大蔵省主計局主計官(いずれも当時)宛に出した資料によると、医師需給の将来像が歯科医師のそれとほぼ同じ文脈で解釈され、国家試験合格者抑制、入学定員削減、定年制導入、免許更新制が対策として提示されています。

高齢化社会を前にして、むしろ医療需要が増大・高度化すると見られていたにもかかわらず、そうした側面は、医師数の長期予測には反映されなかったことになります。以前からの小さな判断の積み重ねが、現在の状況につながっているのです。歯科技工が危機的状況にあるとされていますが、「安く入手できるなら」と見逃されてきたラボ間のダンピング競争について、どこかで原点に立ち戻って考える必要があるのではないでしょうか。

今回の特集では、健康づくりに貢献する歯科医療の新たな動きを追いました。何もせずにそこにいるだけで健康になるという、「ゼロ次予防」の考え方も紹介しています。ご参考になれば幸いです。

(水谷)

厚労省·歯周病対策WGがスタート

厚労省の第1回「歯科口腔保健の推進に係る歯周病対策ワーキンググループ」(以下、WG)が14日、都内のAP新橋(オンライン併用)で開かれた。糖尿病や循環器疾患など全身疾患との関係が指摘されている歯周病への効果的な対策を検討するもので、対策の指標·目標値や歯科健診等のあり方などについても方向性が議論される。座長には、国立保健医療科学院統括研究官の福田英輝氏が就任した。

濱会長は、「口腔衛生に対する生活者の意識が大きく向上し、歯磨類の出荷金額は50年で約3倍に拡大した。これまでもさまざまな施策を実施してきたが、50周年を迎えるに当たり、生活者に発信する新コンセプトメッセージ『歯みがきで心と体を健やかに』を534件の応募作品から選考を重ね策定した。引き続き、オーラルセルフケアの重要性を訴えていく」とあいさつした。

歯磨類出荷実績 2020年度前年水準上回る—歯磨工業会

2020年度(1~12月)の歯磨類全体の出荷実績は、数量、中味総量、金額のいずれも前年の水準を上回る—。日本歯磨工業会が11日に発表したもの。数量は4,252万個(+7.1%)増の6億4,108万4千個、中味総量は8,790トン(+7.8%)増の12万2,181トン、金額は70億7,200万円(+4.8%)増の1,531億9,200万円だった。

「歯の修復」世界市場 2023年まで年7%ずつ成長

「歯の修復」の世界市場は、2017年から約7%の年平均成長率で、23年までに約150億ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、補綴物、義歯、ブリッジ、インプラント、CAD/CAMシステムなど。使用場所は、歯科医院、病院、歯科技工所、DSO(歯科業務支援組織)、歯科学術研究センター。

医薬品会社をグループ傘下に—メディカルネット

医療·歯科関連のポータルサイトを運営するメディカルネット(本社·東京都渋谷区)は、子会社である歯科ディーラーのオカムラ(本社·東京都福生市)を通じて、大衆医薬品の企画開発·医薬品卸業のノーエチ薬品(本社·大阪府)の全株式を6月に取得する予定で、4月19日に契約を締結した。取得価格は非公開。ノーエチ薬品の2020年11月期の売上高は3億7,800万円で、営業利益は4,200万円。

持続可能性ある歯科確立に4社が協力へ—FDI

世界歯科連盟(FDI)は5日、持続可能性ある歯科医療の確立に向けたファンディングパートナーとして協力する4社を発表した。今回、発表されたのは、コルゲート、デンツプライシロナ、GSK、TePe。

アストラゼネカ(大阪市北区、ステファン·ヴォックスストラム社長)が2020年10月9日~11月19日に実施した肺がん患者131人へのウェブアンケートによるもの。

新コンセプトメッセージ「歯みがきで心と体を健やかに」—歯磨工業会

日本歯磨工業会(濱逸夫会長)は11日、「設立50周年記念式典及び『歯と口の健康週間』キャンペーン説明会」をオンライン形式で実施した。

濱会長は、「口腔衛生に対する生活者の意識が大きく向上し、歯磨類の出荷金額は50年で約3倍に拡大した。これまでもさまざまな施策を実施してきたが、50周年を迎えるに当たり、生活者に発信する新コンセプトメッセージ『歯みがきで心と体を健やかに』を534件の応募作品から選考を重ね策定した。引き続き、オーラルセルフケアの重要性を訴えていく」とあいさつした。

歯磨類出荷実績 2020年度前年水準上回る—歯磨工業会

2020年度(1~12月)の歯磨類全体の出荷実績は、数量、中味総量、金額のいずれも前年の水準を上回る—。日本歯磨工業会が11日に発表したもの。数量は4,252万個(+7.1%)増の6億4,108万4千個、中味総量は8,790トン(+7.8%)増の12万2,181トン、金額は70億7,200万円(+4.8%)増の1,531億9,200万円だった。

「歯の修復」世界市場 2023年まで年7%ずつ成長

「歯の修復」の世界市場は、2017年から約7%の年平均成長率で、23年までに約150億ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、補綴物、義歯、ブリッジ、インプラント、CAD/CAMシステムなど。使用場所は、歯科医院、病院、歯科技工所、DSO(歯科業務支援組織)、歯科学術研究センター。

医薬品会社をグループ傘下に—メディカルネット

医療·歯科関連のポータルサイトを運営するメディカルネット(本社·東京都渋谷区)は、子会社である歯科ディーラーのオカムラ(本社·東京都福生市)を通じて、大衆医薬品の企画開発·医薬品卸業のノーエチ薬品(本社·大阪府)の全株式を6月に取得する予定で、4月19日に契約を締結した。取得価格は非公開。ノーエチ薬品の2020年11月期の売上高は3億7,800万円で、営業利益は4,200万円。

持続可能性ある歯科確立に4社が協力へ—FDI

世界歯科連盟(FDI)は5日、持続可能性ある歯科医療の確立に向けたファンディングパートナーとして協力する4社を発表した。今回、発表されたのは、コルゲート、デンツプライシロナ、GSK、TePe。

WGの検討課題は「歯周病に関する現状(疾患·対策等)」「効果的な予防対策」「歯周病対策に係る指標·目標値」「歯周病に係る健康格差」「歯科健診等のあり方」「全身疾患と歯周病の関係」など。

新型コロナワクチン接種の迅速化で歯科医師会と連携へ—福岡市

福岡市(高島宗一郎市長)は、新型コロナワクチン接種の迅速化に向けて、福岡市歯科医師会(神田普爾会長)と連携して、接種体制の強化を図っていく—。11日に開いた同市と福岡市医師会(平田康彦会長)、市歯の三者合同記者会見で発表したもの。神田会長は、歯科医師が筋肉注射·静脈注射の教育を受けている点や、歯科麻酔医や口腔外科の歯科医師が歯科病名に対する筋肉注射は行っている点を説明。「われわれも福岡市民の命と健康を守るため、協力させていただきたい」と語った。

ワクチン接種のスタッフに歯科医—神奈川県大和市

神奈川県の大和市(大木哲市長)は10日、新型コロナワクチンの接種を実施する医療スタッフに、市立病院で口腔外科を担当している歯科医師を加えることを決めたと発表した。

ワクチン接種で歯科医の協力視野に独自の接種会場準備—鳥取県

鳥取県(平井伸治知事)は、新型コロナワクチン接種について、相談の上、歯科医師会の協力を得られることが決まったと12日の定例記者会見で発表した。11日には医師会の承諾も得たとしている。

歯科医師によるワクチン接種 日歯らがQ&Aを作成

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、厚労省と日本歯科医学会連合と連携し、「歯科医師によるワクチン接種等に関する日歯Q&A(第1版)」を作成した。10日のニュースレターで紹介し、会員等への周知を図っている

ワクチン接種の体制強化で要望「歯科医にも予診を」—広島市

ワクチン接種の終了時期の早期化を図るための方策として、歯科医師がワクチン接種のための予診まで行えるようにする措置などを、広島市が国に要望していることが分かった。10日の記者会見で阪谷幸春保健医療担当局長が述べたもの。

ワクチン接種で山梨県知事が県歯に協力要請

山梨県の長崎幸太郎知事が11日、山梨県歯科医師会(三森幹夫会長)を訪れ、歯科医師による新型コロナワクチン接種に関して協力要請を行っていたことが分かった。県歯によると全面的に協力する旨を伝えたとのこと。

インタビュー「口腔診査情報標準コード仕様が厚労省の標準規格に」

大規模災害時等における身元確認作業のための「歯科情報の利活用及び標準化普及事業」で、日本歯科医師会が中心となって作成した「口腔診査情報標準コード仕様」が、「厚生労働省標準規格」として3月26日に採用された。同コード仕様の活用で、身元確認に使用する生前情報のデータ蓄積だけでなく、さまざまな場面での口腔診査情報の電子的交換などへの応用に期待がかかっている。コード仕様を策定した経緯や目的、概要、デジタルトランスフォーメーションを推進する日本での活用の可能性などを日歯の柳川忠廣副会長に聞いた。

歯科医のうち黒人は3.8%—ADA政策研が報告書

アメリカの2020年時点での黒人系、ヒスパニック系の歯科医師の全体に占める割合は、それぞれ3.8%、5.9%だったが、同時期の人口構成は黒人が12.4%、ヒスパニック系が18.4%で、白人系、アジア系に比べて非常に低かった。 アメリカ歯科医師会(ADA)の保健政策研究所(HPⅠ)が、国内の人種別の歯科医師数や、経済的な理由による受診障壁などに関するレポートを4月に発表した。

2月末の歯科診療所数 6万8,023施設

厚労省の施設動態調査による令和3年2月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,023施設と、前月より1減少した。

特集「口腔内スキャナー」の現状と未来

歯科界でもコーンビームCT等の画像診断やCAD/CAMシステムなどのデジタル技術がどんどんと活用されてきている。国がデジタルトランスフォーメーションの推進を掲げる中、さらにデジタルデンティストリーが歯科界に浸透していくと思われるが、今回は口腔内スキャナーに焦点を当て、活用状況や今後の可能性、課題などについて、日本臨床歯科CADCAM学会の蕭敬意会長に聞いた。

インタビュー「3Dプリンティングモデル事業とVRを活用してセミナー」

CTデータと口腔内スキャンデータから歯肉の形態·厚み、根管など患者の口腔内を精密に再現した3Dモデルを作成し、さらにVRを活用することで歯科治療の診断·練習を仮想空間で行えるシステムが注目を集めている。ICOIインプラント指導医で医学博士でもある宇野澤元春氏が昨年設立し、3Dプリンティングモデル事業を手掛けるDental Predictionが、医療用VR分野で躍進中のHoloeyesとコラボレーションしたことで実現。6月6日には同システムを使ったハンズオンセミナー「サイナスラテラルアプローチを徹底解説」が開かれる。宇野澤氏にシステム開発の経緯や概要、今後の可能性などを聞いた。

肺がん患者の7割 再発遅らせるだけでも補助療法望む

過去10年以内に根治療法を受けた肺がん患者(ステージⅡ~Ⅲ期)の多くは再発への不安を抱えており、たとえ、再発を遅らせるだけの効果しか期待できなくても術後補助化学療法を希望する人が70%に上る。

アストラゼネカ(大阪市北区、ステファン·ヴォックスストラム社長)が2020年10月9日~11月19日に実施した肺がん患者131人へのウェブアンケートによるもの。

新コンセプトメッセージ「歯みがきで心と体を健やかに」—歯磨工業会

日本歯磨工業会(濱逸夫会長)は11日、「設立50周年記念式典及び『歯と口の健康週間』キャンペーン説明会」をオンライン形式で実施した。

濱会長は、「口腔衛生に対する生活者の意識が大きく向上し、歯磨類の出荷金額は50年で約3倍に拡大した。これまでもさまざまな施策を実施してきたが、50周年を迎えるに当たり、生活者に発信する新コンセプトメッセージ『歯みがきで心と体を健やかに』を534件の応募作品から選考を重ね策定した。引き続き、オーラルセルフケアの重要性を訴えていく」とあいさつした。

歯磨類出荷実績 2020年度前年水準上回る—歯磨工業会

2020年度(1~12月)の歯磨類全体の出荷実績は、数量、中味総量、金額のいずれも前年の水準を上回る—。日本歯磨工業会が11日に発表したもの。数量は4,252万個(+7.1%)増の6億4,108万4千個、中味総量は8,790トン(+7.8%)増の12万2,181トン、金額は70億7,200万円(+4.8%)増の1,531億9,200万円だった。

「歯の修復」世界市場 2023年まで年7%ずつ成長

「歯の修復」の世界市場は、2017年から約7%の年平均成長率で、23年までに約150億ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、補綴物、義歯、ブリッジ、インプラント、CAD/CAMシステムなど。使用場所は、歯科医院、病院、歯科技工所、DSO(歯科業務支援組織)、歯科学術研究センター。

医薬品会社をグループ傘下に—メディカルネット

医療·歯科関連のポータルサイトを運営するメディカルネット(本社·東京都渋谷区)は、子会社である歯科ディーラーのオカムラ(本社·東京都福生市)を通じて、大衆医薬品の企画開発·医薬品卸業のノーエチ薬品(本社·大阪府)の全株式を6月に取得する予定で、4月19日に契約を締結した。取得価格は非公開。ノーエチ薬品の2020年11月期の売上高は3億7,800万円で、営業利益は4,200万円。

持続可能性ある歯科確立に4社が協力へ—FDI

世界歯科連盟(FDI)は5日、持続可能性ある歯科医療の確立に向けたファンディングパートナーとして協力する4社を発表した。今回、発表されたのは、コルゲート、デンツプライシロナ、GSK、TePe。

日歯医学会分科会の会員数増加トップは歯周病学会

日本歯科医学会の専門·認定分科会のうち、ここ1年で最も会員数が増えたのは、日本歯周病学会の265人増で、次いで日本口腔インプラント学会217人増、日本有病者歯科医療学会156人増と続く。一方で新型コロナウイルス感染症の影響かは定かでないが、日本歯科審美学会の422人減、日本顎咬合学会の356人減と例年では見られないほどの落ち込みもある。毎年3月末発行の日本歯科医学会誌『JADS』に掲載される学会活動報告を基に前年と比較したもの。

新型コロナ 歯科医院でクラスター 富山市で6人、高崎市で19人感染

富山県と富山市は4月29日、市内の歯科医院で計6人のクラスターが発生したとの認識を示した。新型コロナウイルス感染症の発生について同市の保健所で記者らに説明したもの。

イタリアのビータ·サリューテ·サン·ラファエーレ大学のエンリコ·ガーローン教授らの研究グループが、同大医学部附属病院の入院患者122人の口腔内検査結果から明らかにした。2020年7月23日から9月7日までに入院した患者を対象にしたもので、退院後約3カ月で口腔内、口腔外の所見を調べた。

歯科技工士問題を考える国会内集会に300人が参加—
「保険で良い歯科医療を」全国連絡会

「保険で良い歯科医療を」全国連絡会(雨松真希人会長)による第6回「歯科技工士問題を考える国会内集会」が4月22日に東京·霞ヶ関の衆議院第2議員会館においてウェブ併用で開かれた。会場とウェブの220人を合わせて約300人が参加した。

診療報酬単価の補正案を提示—財政審

財務省の財政制度等審議会·財政制度分科会は4月15日、新型コロナ患者を受け入れている医療機関を対象に、診療報酬の1点単価を調整して収入の補正を図る案を提示した。

令和3年1月の歯科医療費·社保 件数1.7%減、点数2.9%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年1月診療分の歯科の件数は1,197万2千件、点数は141億7,599万6千点で、前年同月比で件数は1.7%減少、点数は2.9%増加。医療費全体に占める構成割合は前月に比べ、件数は変わらず14.6%、点数は0.6ポイント下がって9.7%。

令和3年1月の歯科医療費·国保 市町村の金額5.9%減少

国保中央会がまとめた令和3年1月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆2,127億円で、うち後期高齢者分は1兆3,699億円だった。歯科医療費は市町村が513億円で、対前年同月比で5.9%減少。組合は43億円で0.4%増加。後期高齢者は468億円で8.0%減少した。

フェイスシールド世界市場 2025年に42億2千万ドルに

フェイスシールドの世界市場規模は、COVID—19への対策として使用が広がり、2020年の26億ドルから21年には28億6千万ドルへと、年平均成長率(CAGR)9.8%で拡大。25年には、42億2千万ドルに達する(CAGR10.2%)と予測される。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が、4月26日に発表した市場調査レポートによるもの。

買収の那須工場で21日から受注開始—モリタデンタルプロダクツ

モリタデンタルプロダクツ(本社·栃木県、森田晴夫社長)は、デンツプライシロナ(本社·東京都港区、北本優子社長)の歯科矯正製品等を製造している那須工場の事業買収が4月1日に完了したと4月30日に発表した。

リード新社長に佐藤総一氏

リード(本社·東京都台東区)の新社長に佐藤総一(さとう·そういち)氏が2日付で就任した。

群馬県高崎市の歯科医院で、新型コロナウイルスに従業員19人(5月6日時点)が感染する事例が発生した。市が公表したもので、保健所によると、今のところ治療を介したものではなく、院内のスタッフ間で感染が広がったと見られている。

歯科医師によるワクチン接種 神戸市で5月下旬に開始へ

全国に先駆けて神戸市で歯科医師による新型コロナウイルスワクチン接種の準備が進められている。7日に同市が開いた臨時会見で明かされたもので、「神戸市新型コロナワクチン接種連携本部」に市歯科医師会(安井仁司会長)が参画し、5月下旬に大規模接種会場での接種に協力する見込み。安井会長は会見で「ワクチンを迅速に提供し、発症と重症化を予防し、医療提供体制を守っていきたい」との思いを語った。

春の叙勲 歯科関係者58人が受章

令和3年度春の叙勲の受章者が4月29日に発表され、少なくとも58人の歯科関係者が受章した。

春の褒章 神奈川県歯の松井会長が受章

令和3年春の褒章で、神奈川県歯科医師会会長の松井克之氏が藍綬褒章を受章した。

「多年保健衛生関係団体の要職にあって斯界の向上に寄与したこと」の功績が認められた。

九州デンタルショー開催中止に

5月29、30の両日に開催を予定していた第45回九州デンタルショー2021が中止となった。新型コロナウイルスによる感染拡大と緊急事態宣言発令を踏まえたもので、福岡県歯科用品商組合(堤一広理事長)が公表した。会場で展示予定だった機器や商品はホームページ上(http://kyushu-dentalshow.jp/)で5月末から8月末まで閲覧できるように対応。商品については各出展者に直接問い合わせが可能となる。なお、来年は9月3、4の両日に開催を予定している。

歯科医師によるワクチン接種で「協力 迅速に進める」—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、厚労省が4月26日に発出した歯科医師によるワクチン接種についての事務連絡を受け、研修等への協力を迅速に進めるとともに、具体的な対応について厚労省はじめ関係方面とも調整していく構えを見せている。同日、都道府県歯科医師会宛に連絡および協力要請をしており、27日にコメントを公表した。

コロナワクチン接種 歯科医師の実施で厚労省が事務連絡

厚労省は4月26日、事務連絡「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種のための筋肉内注射の歯科医師による実施について」を、都道府県や市町村、特別区の衛生主管部(局)に送付した。23日の医道審議会医師分科会と歯科医師分科会合同の「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に係る人材に関する懇談会」での議論を踏まえたもの。

ワクチン接種で高橋日歯連盟会長「医師会の反応も見て協力」

日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、歯科医師によるワクチン接種について、「医師や看護師が全て出払って、それでも足りなければ喜んで協力する。ただし、医師会はわれわれが早期参入することに関して決して賛同していただいていない。その辺は十分見極めた上で、本当に必要な段階で手を挙げることで、社団とも連携を取っている」との考えを示した。4月22日の定例記者会見で述べたもの。

職域等での口腔保健推進の手引きを発行—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、「職域等で活用するための歯科口腔保健推進の手引き」を発刊した。歯科口腔保健分野に関する政策的な変化や労災疾病臨床研究事業費補助金で実施されてきた事業等の報告、研究成果や歯科関連企業の取り組み、健康保険連合会のアンケート調査、NDB研究などを掲載している。

事業所の歯科保健介入研究結果報告—8020財団

8020推進財団は、歯科健診の効果を検討するための令和2年度調査研究事業「事業所を対象とした歯科健診及び歯科保健指導の介入研究」報告書(ベースライン調査結果)を取りまとめた。

コロナサバイバー唾液腺に後遺症—イタリアの研究

新型コロナウイルス感染症(COVID—19)にり患し、その後、回復した「コロナサバイバー」のうち、高頻度に唾液腺拡大の後遺症が見られる。

イタリアのビータ·サリューテ·サン·ラファエーレ大学のエンリコ·ガーローン教授らの研究グループが、同大医学部附属病院の入院患者122人の口腔内検査結果から明らかにした。2020年7月23日から9月7日までに入院した患者を対象にしたもので、退院後約3カ月で口腔内、口腔外の所見を調べた。

歯科技工士問題を考える国会内集会に300人が参加—
「保険で良い歯科医療を」全国連絡会

「保険で良い歯科医療を」全国連絡会(雨松真希人会長)による第6回「歯科技工士問題を考える国会内集会」が4月22日に東京·霞ヶ関の衆議院第2議員会館においてウェブ併用で開かれた。会場とウェブの220人を合わせて約300人が参加した。

診療報酬単価の補正案を提示—財政審

財務省の財政制度等審議会·財政制度分科会は4月15日、新型コロナ患者を受け入れている医療機関を対象に、診療報酬の1点単価を調整して収入の補正を図る案を提示した。

令和3年1月の歯科医療費·社保 件数1.7%減、点数2.9%増

社会保険診療報酬支払基金による令和3年1月診療分の歯科の件数は1,197万2千件、点数は141億7,599万6千点で、前年同月比で件数は1.7%減少、点数は2.9%増加。医療費全体に占める構成割合は前月に比べ、件数は変わらず14.6%、点数は0.6ポイント下がって9.7%。

令和3年1月の歯科医療費·国保 市町村の金額5.9%減少

国保中央会がまとめた令和3年1月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆2,127億円で、うち後期高齢者分は1兆3,699億円だった。歯科医療費は市町村が513億円で、対前年同月比で5.9%減少。組合は43億円で0.4%増加。後期高齢者は468億円で8.0%減少した。

フェイスシールド世界市場 2025年に42億2千万ドルに

フェイスシールドの世界市場規模は、COVID—19への対策として使用が広がり、2020年の26億ドルから21年には28億6千万ドルへと、年平均成長率(CAGR)9.8%で拡大。25年には、42億2千万ドルに達する(CAGR10.2%)と予測される。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が、4月26日に発表した市場調査レポートによるもの。

買収の那須工場で21日から受注開始—モリタデンタルプロダクツ

モリタデンタルプロダクツ(本社·栃木県、森田晴夫社長)は、デンツプライシロナ(本社·東京都港区、北本優子社長)の歯科矯正製品等を製造している那須工場の事業買収が4月1日に完了したと4月30日に発表した。

リード新社長に佐藤総一氏

リード(本社·東京都台東区)の新社長に佐藤総一(さとう·そういち)氏が2日付で就任した。

院内感染対策費 衛生用品費が35%増加

院内感染対策によって、歯科材料費は1カ月約10万円増加し、特に衛生用品は対前年度比35%増となっている。日本歯科医師会(堀憲郎会長)の「院内感染対策費に関する調査報告書」によるもので、診療予約時間や準備時間の増加、対策のため新規購入した物品の平均額が90万円となるなどの結果が出ている。22日の定例記者会見で報告があった。

新型コロナワクチン 歯科医による接種が条件付きで可能に

厚労省の「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に係る人材に関する懇談会」が23日、オンライン上で開かれ、条件を満たした上での歯科医師によるワクチン接種を違法と見なさない(違法性阻却)案が容認された。集団接種で必要な医師·看護師等の確保ができない場合、必要な研修を受け、患者の同意を得ることで歯科医師の違法性が阻却される。

日歯 次期理事候補24人を届出、現執行部から15人継続

任期満了に伴う日本歯科医師会の次期理事候補者と監事立候補者の届出が21日に締め切られた。理事候補者は、会長予備選挙当選者の堀憲郎氏が、自身も含む24人を届け出ており、現執行部からの継続は15人。

災害対応のJDATの創設準備を理事会で決定—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、22日の理事会で災害時の緊急対応を目的としたJDAT(Japan Dental Alliance  Team)の創設に向けて準備を進めることを決定した。理事会後の定例記者会見で堀会長と小玉剛常務理事が報告した。

8020運動をアジアに展開—日歯

日本歯科医師会は8020運動をアジアでも展開していく。歯科ビジョンの柱に掲げられている「多様なニーズに応え社会貢献を果たす」に当たる取り組みとして、会見で堀憲郎会長と佐藤保副会長が説明した。

会長としての承認は6月の評議員会で議案として上程される予定。

国際口腔ケア学会が発足—記念式典で「東京宣言」発表

国際口腔ケア学会(星和人理事長)は18日、発足記念式典も含めた第1回総会·学術集会を開いた。東京都文京区の伊藤国際学術研究センター及びオンライン(ライブ配信·オンデマンド配信)で、第18回日本口腔ケア学会(夏目長門理事長)総会·学術大会との合同開催。記念式典では、口腔ケアを通じて世界中の健康と幸福に貢献することを誓う「東京宣言」が発表された。

舌表面の菌量が肺の健康に影響—九大研究グループらが解明

高齢者の舌の表面に蓄積した細菌量が多いと、息が吐きだしにくくなる頻度が高い傾向にある。九州大学大学院歯学研究院口腔予防医学分野の竹下徹准教授と山下喜久教授らの研究グループと同大学院医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授らとの共同研究で明らかにしたもので、口腔衛生を保つことが肺の健康にもつながる可能性を示唆する研究として注目が集まる。

口腔機能の低下で認知機能も低下か

65歳以上の高齢者1万3,594人への6年間の追跡調査によると、主観的な認知機能低下を認めたのは男性の26.6%、女性の24.9%で、嚥下機能の低下があった群の認知機能低下率は男性35.2%、女性31.5%だった。東北大学大学院歯学研究科歯学イノベーションリエゾンセンター地域展開部門、同研究科国際歯科保健学分野らの研究によるもので、年齢や既往歴などの要因を考慮した結果では、嚥下機能を低下していると認知機能を低下した割合が男性8.8ポイント、女性7.7ポイント高かった。

医療機関あるある川柳コンテストの受賞作決定

第1回「医療機関あるある川柳コンテスト」で、歯科医師(ペンネームまめこさん)による作品「入れ歯診て!入れ歯どこです?おうちです!?」が優秀賞を受賞した。セリスタ(東京都千代田区·伊藤承正社長)が主催したもので、最優秀賞は看護師(同うおすけさん)の「誰よりもアンパンマンに助けられ」だった。

歯が白く美しい芸能人 綾瀬はるかさんと新庄剛志さんが1位

歯が白くて美しい·かっこいい芸能人ランキングで女性の1位は綾瀬はるかさん、男性1位は新庄剛志さんだった。NEXER(本社·東京都豊島区、宮田祐也社長)が運営するアンケートサイト「ボイスノート」で実施した調査結果によるもの。

車両の老朽化に伴い県から補助を受け、新型コロナや災害時に対応した車両にした。

集団的個別指導 対象レセプトは昨年4~9月分

集団的個別指導の選定に関わる対象レセプトは、2020年4月から9月分まで。厚生労働省が岡山県保険医協会事務局の開示請求(令和2年12月25日付け保医発1225大号)「保険医療機関等に係るデータの提供について」に答えたもので社保分について開示。国保分は、4月6日に同じく4月~9月分との開示を行っている。

9月の学術大会で「3万人の参加目指す」—日歯医学会

日本歯科医学会(住友雅人会長)は22日、東京都千代田区の歯科医師会館で9月に開催する第24回学術大会についての記者会見を開いた。会頭を務める住友会長は参加者について、「最低で3万人、目標は会員数の10万人」との意気込みを見せた。

次期会長立候補 現職の住友氏のみ

任期満了に伴う日本歯科医学会の会長候補者の届出が21日に締め切られ、立候補は現職の住友雅人氏のみだった。

会長としての承認は6月の評議員会で議案として上程される予定。

国際口腔ケア学会が発足—記念式典で「東京宣言」発表

国際口腔ケア学会(星和人理事長)は18日、発足記念式典も含めた第1回総会·学術集会を開いた。東京都文京区の伊藤国際学術研究センター及びオンライン(ライブ配信·オンデマンド配信)で、第18回日本口腔ケア学会(夏目長門理事長)総会·学術大会との合同開催。記念式典では、口腔ケアを通じて世界中の健康と幸福に貢献することを誓う「東京宣言」が発表された。

舌表面の菌量が肺の健康に影響—九大研究グループらが解明

高齢者の舌の表面に蓄積した細菌量が多いと、息が吐きだしにくくなる頻度が高い傾向にある。九州大学大学院歯学研究院口腔予防医学分野の竹下徹准教授と山下喜久教授らの研究グループと同大学院医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授らとの共同研究で明らかにしたもので、口腔衛生を保つことが肺の健康にもつながる可能性を示唆する研究として注目が集まる。

口腔機能の低下で認知機能も低下か

65歳以上の高齢者1万3,594人への6年間の追跡調査によると、主観的な認知機能低下を認めたのは男性の26.6%、女性の24.9%で、嚥下機能の低下があった群の認知機能低下率は男性35.2%、女性31.5%だった。東北大学大学院歯学研究科歯学イノベーションリエゾンセンター地域展開部門、同研究科国際歯科保健学分野らの研究によるもので、年齢や既往歴などの要因を考慮した結果では、嚥下機能を低下していると認知機能を低下した割合が男性8.8ポイント、女性7.7ポイント高かった。

医療機関あるある川柳コンテストの受賞作決定

第1回「医療機関あるある川柳コンテスト」で、歯科医師(ペンネームまめこさん)による作品「入れ歯診て!入れ歯どこです?おうちです!?」が優秀賞を受賞した。セリスタ(東京都千代田区·伊藤承正社長)が主催したもので、最優秀賞は看護師(同うおすけさん)の「誰よりもアンパンマンに助けられ」だった。

歯が白く美しい芸能人 綾瀬はるかさんと新庄剛志さんが1位

歯が白くて美しい·かっこいい芸能人ランキングで女性の1位は綾瀬はるかさん、男性1位は新庄剛志さんだった。NEXER(本社·東京都豊島区、宮田祐也社長)が運営するアンケートサイト「ボイスノート」で実施した調査結果によるもの。

同研究成果は国際科学誌『International Journal  of  Environmental  Research  and  Public  Health』オンライン版(3月10日)に発表された。

都歯と葛飾区歯 合同で故山崎会長のお別れの会

2月11日に死去した東京都歯科医師会の山崎一男会長のお別れの会が4月25日、東京都千代田区の歯科医師会館で執り行われた。都歯(井上恵司会長代行)と葛飾区歯科医師会(勝俣文良会長)の合同開催で、喪主は妻の梅子氏。コロナ感染対策として、2部構成で密集を避けた中、450人が参列し、献花した。

創立30周年で記念誌を発行—医業コンサルタント協

日本医業コンサルタント協会(永山正人会長)は、創立30周年記念誌を3月に発行した。昨年11月1日に満30周年を迎え、記念式典の開催を企画していたが、新型コロナウイルス感染症に伴う社会情勢を踏まえて中止。これまでの歴史を記録するために記念誌の発行に至った。

歯科保健診療車「けんし8020」新車両を披露—岐阜県歯

 岐阜県歯科医師会(阿部義和会長)は、「よい歯の日」の4月18日、リニューアルした令和3年度の歯科保健診療車「けんし8020」の披露式を岐阜市の県歯科医師会館で開いた。

車両の老朽化に伴い県から補助を受け、新型コロナや災害時に対応した車両にした。

集団的個別指導 対象レセプトは昨年4~9月分

集団的個別指導の選定に関わる対象レセプトは、2020年4月から9月分まで。厚生労働省が岡山県保険医協会事務局の開示請求(令和2年12月25日付け保医発1225大号)「保険医療機関等に係るデータの提供について」に答えたもので社保分について開示。国保分は、4月6日に同じく4月~9月分との開示を行っている。

9月の学術大会で「3万人の参加目指す」—日歯医学会

日本歯科医学会(住友雅人会長)は22日、東京都千代田区の歯科医師会館で9月に開催する第24回学術大会についての記者会見を開いた。会頭を務める住友会長は参加者について、「最低で3万人、目標は会員数の10万人」との意気込みを見せた。

次期会長立候補 現職の住友氏のみ

任期満了に伴う日本歯科医学会の会長候補者の届出が21日に締め切られ、立候補は現職の住友雅人氏のみだった。

会長としての承認は6月の評議員会で議案として上程される予定。

国際口腔ケア学会が発足—記念式典で「東京宣言」発表

国際口腔ケア学会(星和人理事長)は18日、発足記念式典も含めた第1回総会·学術集会を開いた。東京都文京区の伊藤国際学術研究センター及びオンライン(ライブ配信·オンデマンド配信)で、第18回日本口腔ケア学会(夏目長門理事長)総会·学術大会との合同開催。記念式典では、口腔ケアを通じて世界中の健康と幸福に貢献することを誓う「東京宣言」が発表された。

舌表面の菌量が肺の健康に影響—九大研究グループらが解明

高齢者の舌の表面に蓄積した細菌量が多いと、息が吐きだしにくくなる頻度が高い傾向にある。九州大学大学院歯学研究院口腔予防医学分野の竹下徹准教授と山下喜久教授らの研究グループと同大学院医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授らとの共同研究で明らかにしたもので、口腔衛生を保つことが肺の健康にもつながる可能性を示唆する研究として注目が集まる。

口腔機能の低下で認知機能も低下か

65歳以上の高齢者1万3,594人への6年間の追跡調査によると、主観的な認知機能低下を認めたのは男性の26.6%、女性の24.9%で、嚥下機能の低下があった群の認知機能低下率は男性35.2%、女性31.5%だった。東北大学大学院歯学研究科歯学イノベーションリエゾンセンター地域展開部門、同研究科国際歯科保健学分野らの研究によるもので、年齢や既往歴などの要因を考慮した結果では、嚥下機能を低下していると認知機能を低下した割合が男性8.8ポイント、女性7.7ポイント高かった。

医療機関あるある川柳コンテストの受賞作決定

第1回「医療機関あるある川柳コンテスト」で、歯科医師(ペンネームまめこさん)による作品「入れ歯診て!入れ歯どこです?おうちです!?」が優秀賞を受賞した。セリスタ(東京都千代田区·伊藤承正社長)が主催したもので、最優秀賞は看護師(同うおすけさん)の「誰よりもアンパンマンに助けられ」だった。

歯が白く美しい芸能人 綾瀬はるかさんと新庄剛志さんが1位

歯が白くて美しい·かっこいい芸能人ランキングで女性の1位は綾瀬はるかさん、男性1位は新庄剛志さんだった。NEXER(本社·東京都豊島区、宮田祐也社長)が運営するアンケートサイト「ボイスノート」で実施した調査結果によるもの。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

日学歯が文科大臣表彰の191人を公表

日本学校歯科医会(川本強会長)は、「学校歯科医制度90周年及び法人設立50周年事業記念文部科学大臣表彰」の被表彰者191人を公表した。29日に予定していた「学校歯科医制度90周年及び法人設立50周年事業」の記念式典は中止。受賞者には、加盟団体を通して賞状及び記念品を順次送る予定としている。

定期歯科健診の受診 歯科衛生士の数が影響

歯科医院の歯科衛生士数や歯科衛生士専用ユニットの有無などが定期歯科健診を受診するかどうかに影響する。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の相田潤教授の研究グループが、愛知学院大学、九州大学、国立保健医療科学院、明倫短期大学、大阪歯科大学、深井保健科学研究所との共同研究で明らかにしたもの。

同研究成果は国際科学誌『International Journal  of  Environmental  Research  and  Public  Health』オンライン版(3月10日)に発表された。

都歯と葛飾区歯 合同で故山崎会長のお別れの会

2月11日に死去した東京都歯科医師会の山崎一男会長のお別れの会が4月25日、東京都千代田区の歯科医師会館で執り行われた。都歯(井上恵司会長代行)と葛飾区歯科医師会(勝俣文良会長)の合同開催で、喪主は妻の梅子氏。コロナ感染対策として、2部構成で密集を避けた中、450人が参列し、献花した。

創立30周年で記念誌を発行—医業コンサルタント協

日本医業コンサルタント協会(永山正人会長)は、創立30周年記念誌を3月に発行した。昨年11月1日に満30周年を迎え、記念式典の開催を企画していたが、新型コロナウイルス感染症に伴う社会情勢を踏まえて中止。これまでの歴史を記録するために記念誌の発行に至った。

歯科保健診療車「けんし8020」新車両を披露—岐阜県歯

 岐阜県歯科医師会(阿部義和会長)は、「よい歯の日」の4月18日、リニューアルした令和3年度の歯科保健診療車「けんし8020」の披露式を岐阜市の県歯科医師会館で開いた。

車両の老朽化に伴い県から補助を受け、新型コロナや災害時に対応した車両にした。

集団的個別指導 対象レセプトは昨年4~9月分

集団的個別指導の選定に関わる対象レセプトは、2020年4月から9月分まで。厚生労働省が岡山県保険医協会事務局の開示請求(令和2年12月25日付け保医発1225大号)「保険医療機関等に係るデータの提供について」に答えたもので社保分について開示。国保分は、4月6日に同じく4月~9月分との開示を行っている。

9月の学術大会で「3万人の参加目指す」—日歯医学会

日本歯科医学会(住友雅人会長)は22日、東京都千代田区の歯科医師会館で9月に開催する第24回学術大会についての記者会見を開いた。会頭を務める住友会長は参加者について、「最低で3万人、目標は会員数の10万人」との意気込みを見せた。

次期会長立候補 現職の住友氏のみ

任期満了に伴う日本歯科医学会の会長候補者の届出が21日に締め切られ、立候補は現職の住友雅人氏のみだった。

会長としての承認は6月の評議員会で議案として上程される予定。

国際口腔ケア学会が発足—記念式典で「東京宣言」発表

国際口腔ケア学会(星和人理事長)は18日、発足記念式典も含めた第1回総会·学術集会を開いた。東京都文京区の伊藤国際学術研究センター及びオンライン(ライブ配信·オンデマンド配信)で、第18回日本口腔ケア学会(夏目長門理事長)総会·学術大会との合同開催。記念式典では、口腔ケアを通じて世界中の健康と幸福に貢献することを誓う「東京宣言」が発表された。

舌表面の菌量が肺の健康に影響—九大研究グループらが解明

高齢者の舌の表面に蓄積した細菌量が多いと、息が吐きだしにくくなる頻度が高い傾向にある。九州大学大学院歯学研究院口腔予防医学分野の竹下徹准教授と山下喜久教授らの研究グループと同大学院医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授らとの共同研究で明らかにしたもので、口腔衛生を保つことが肺の健康にもつながる可能性を示唆する研究として注目が集まる。

口腔機能の低下で認知機能も低下か

65歳以上の高齢者1万3,594人への6年間の追跡調査によると、主観的な認知機能低下を認めたのは男性の26.6%、女性の24.9%で、嚥下機能の低下があった群の認知機能低下率は男性35.2%、女性31.5%だった。東北大学大学院歯学研究科歯学イノベーションリエゾンセンター地域展開部門、同研究科国際歯科保健学分野らの研究によるもので、年齢や既往歴などの要因を考慮した結果では、嚥下機能を低下していると認知機能を低下した割合が男性8.8ポイント、女性7.7ポイント高かった。

医療機関あるある川柳コンテストの受賞作決定

第1回「医療機関あるある川柳コンテスト」で、歯科医師(ペンネームまめこさん)による作品「入れ歯診て!入れ歯どこです?おうちです!?」が優秀賞を受賞した。セリスタ(東京都千代田区·伊藤承正社長)が主催したもので、最優秀賞は看護師(同うおすけさん)の「誰よりもアンパンマンに助けられ」だった。

歯が白く美しい芸能人 綾瀬はるかさんと新庄剛志さんが1位

歯が白くて美しい·かっこいい芸能人ランキングで女性の1位は綾瀬はるかさん、男性1位は新庄剛志さんだった。NEXER(本社·東京都豊島区、宮田祐也社長)が運営するアンケートサイト「ボイスノート」で実施した調査結果によるもの。

正式には6月の代議員会終了後の理事会で決定する。

会長予備選挙·大阪府歯 専務理事の深田氏が会長候補者に当選

 任期満了に伴う大阪府歯科医師会の会長候補者選挙で、21日に立候補辞退届出が締め切られ、現専務理事の深田拓司氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

日学歯が文科大臣表彰の191人を公表

日本学校歯科医会(川本強会長)は、「学校歯科医制度90周年及び法人設立50周年事業記念文部科学大臣表彰」の被表彰者191人を公表した。29日に予定していた「学校歯科医制度90周年及び法人設立50周年事業」の記念式典は中止。受賞者には、加盟団体を通して賞状及び記念品を順次送る予定としている。

定期歯科健診の受診 歯科衛生士の数が影響

歯科医院の歯科衛生士数や歯科衛生士専用ユニットの有無などが定期歯科健診を受診するかどうかに影響する。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の相田潤教授の研究グループが、愛知学院大学、九州大学、国立保健医療科学院、明倫短期大学、大阪歯科大学、深井保健科学研究所との共同研究で明らかにしたもの。

同研究成果は国際科学誌『International Journal  of  Environmental  Research  and  Public  Health』オンライン版(3月10日)に発表された。

都歯と葛飾区歯 合同で故山崎会長のお別れの会

2月11日に死去した東京都歯科医師会の山崎一男会長のお別れの会が4月25日、東京都千代田区の歯科医師会館で執り行われた。都歯(井上恵司会長代行)と葛飾区歯科医師会(勝俣文良会長)の合同開催で、喪主は妻の梅子氏。コロナ感染対策として、2部構成で密集を避けた中、450人が参列し、献花した。

創立30周年で記念誌を発行—医業コンサルタント協

日本医業コンサルタント協会(永山正人会長)は、創立30周年記念誌を3月に発行した。昨年11月1日に満30周年を迎え、記念式典の開催を企画していたが、新型コロナウイルス感染症に伴う社会情勢を踏まえて中止。これまでの歴史を記録するために記念誌の発行に至った。

歯科保健診療車「けんし8020」新車両を披露—岐阜県歯

 岐阜県歯科医師会(阿部義和会長)は、「よい歯の日」の4月18日、リニューアルした令和3年度の歯科保健診療車「けんし8020」の披露式を岐阜市の県歯科医師会館で開いた。

車両の老朽化に伴い県から補助を受け、新型コロナや災害時に対応した車両にした。

集団的個別指導 対象レセプトは昨年4~9月分

集団的個別指導の選定に関わる対象レセプトは、2020年4月から9月分まで。厚生労働省が岡山県保険医協会事務局の開示請求(令和2年12月25日付け保医発1225大号)「保険医療機関等に係るデータの提供について」に答えたもので社保分について開示。国保分は、4月6日に同じく4月~9月分との開示を行っている。

9月の学術大会で「3万人の参加目指す」—日歯医学会

日本歯科医学会(住友雅人会長)は22日、東京都千代田区の歯科医師会館で9月に開催する第24回学術大会についての記者会見を開いた。会頭を務める住友会長は参加者について、「最低で3万人、目標は会員数の10万人」との意気込みを見せた。

次期会長立候補 現職の住友氏のみ

任期満了に伴う日本歯科医学会の会長候補者の届出が21日に締め切られ、立候補は現職の住友雅人氏のみだった。

会長としての承認は6月の評議員会で議案として上程される予定。

国際口腔ケア学会が発足—記念式典で「東京宣言」発表

国際口腔ケア学会(星和人理事長)は18日、発足記念式典も含めた第1回総会·学術集会を開いた。東京都文京区の伊藤国際学術研究センター及びオンライン(ライブ配信·オンデマンド配信)で、第18回日本口腔ケア学会(夏目長門理事長)総会·学術大会との合同開催。記念式典では、口腔ケアを通じて世界中の健康と幸福に貢献することを誓う「東京宣言」が発表された。

舌表面の菌量が肺の健康に影響—九大研究グループらが解明

高齢者の舌の表面に蓄積した細菌量が多いと、息が吐きだしにくくなる頻度が高い傾向にある。九州大学大学院歯学研究院口腔予防医学分野の竹下徹准教授と山下喜久教授らの研究グループと同大学院医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授らとの共同研究で明らかにしたもので、口腔衛生を保つことが肺の健康にもつながる可能性を示唆する研究として注目が集まる。

口腔機能の低下で認知機能も低下か

65歳以上の高齢者1万3,594人への6年間の追跡調査によると、主観的な認知機能低下を認めたのは男性の26.6%、女性の24.9%で、嚥下機能の低下があった群の認知機能低下率は男性35.2%、女性31.5%だった。東北大学大学院歯学研究科歯学イノベーションリエゾンセンター地域展開部門、同研究科国際歯科保健学分野らの研究によるもので、年齢や既往歴などの要因を考慮した結果では、嚥下機能を低下していると認知機能を低下した割合が男性8.8ポイント、女性7.7ポイント高かった。

医療機関あるある川柳コンテストの受賞作決定

第1回「医療機関あるある川柳コンテスト」で、歯科医師(ペンネームまめこさん)による作品「入れ歯診て!入れ歯どこです?おうちです!?」が優秀賞を受賞した。セリスタ(東京都千代田区·伊藤承正社長)が主催したもので、最優秀賞は看護師(同うおすけさん)の「誰よりもアンパンマンに助けられ」だった。

歯が白く美しい芸能人 綾瀬はるかさんと新庄剛志さんが1位

歯が白くて美しい·かっこいい芸能人ランキングで女性の1位は綾瀬はるかさん、男性1位は新庄剛志さんだった。NEXER(本社·東京都豊島区、宮田祐也社長)が運営するアンケートサイト「ボイスノート」で実施した調査結果によるもの。

佐藤副会長によるとアーウィン(Asia Health and Wellbeing Initiative)が行う事業で、日本国際交流センターと東アジアアセアン経済研究センターから、8020推進財団に対してペーパーへの出稿依頼がきたとのこと。

金パラ 公定価格見直しの仕組み検討に注力—日歯

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、2040年を見据えた歯科ビジョンでの取り組みとして歯科活性化会議を継続し、特に金銀パラジウムの価格高騰問題の解決、公定価格見直しの仕組みの検討、代替材料の開発などに注力していく構えを見せた。22日の定例記者会見で述べたもの。

新スローガンやVIで存在感の向上目指す—日歯

 日本歯科医師会は、社会的役割を可視化し、社会に伝えるため、新たなスローガンやビジュアルアイデンティティー(Ⅵ)の開発を目指している。定例記者会見で小山茂幸常務理事が報告した。

会長予備選挙·千葉県歯 副会長の高原氏が当選を果たす

任期満了に伴う千葉県歯科医師会の会長予備選挙で、22日に開票が行われ、現副会長の高原正明氏が当選を果たした。

正式には6月の代議員会終了後の理事会で決定する。

会長予備選挙·大阪府歯 専務理事の深田氏が会長候補者に当選

 任期満了に伴う大阪府歯科医師会の会長候補者選挙で、21日に立候補辞退届出が締め切られ、現専務理事の深田拓司氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

日学歯が文科大臣表彰の191人を公表

日本学校歯科医会(川本強会長)は、「学校歯科医制度90周年及び法人設立50周年事業記念文部科学大臣表彰」の被表彰者191人を公表した。29日に予定していた「学校歯科医制度90周年及び法人設立50周年事業」の記念式典は中止。受賞者には、加盟団体を通して賞状及び記念品を順次送る予定としている。

定期歯科健診の受診 歯科衛生士の数が影響

歯科医院の歯科衛生士数や歯科衛生士専用ユニットの有無などが定期歯科健診を受診するかどうかに影響する。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の相田潤教授の研究グループが、愛知学院大学、九州大学、国立保健医療科学院、明倫短期大学、大阪歯科大学、深井保健科学研究所との共同研究で明らかにしたもの。

同研究成果は国際科学誌『International Journal  of  Environmental  Research  and  Public  Health』オンライン版(3月10日)に発表された。

都歯と葛飾区歯 合同で故山崎会長のお別れの会

2月11日に死去した東京都歯科医師会の山崎一男会長のお別れの会が4月25日、東京都千代田区の歯科医師会館で執り行われた。都歯(井上恵司会長代行)と葛飾区歯科医師会(勝俣文良会長)の合同開催で、喪主は妻の梅子氏。コロナ感染対策として、2部構成で密集を避けた中、450人が参列し、献花した。

創立30周年で記念誌を発行—医業コンサルタント協

日本医業コンサルタント協会(永山正人会長)は、創立30周年記念誌を3月に発行した。昨年11月1日に満30周年を迎え、記念式典の開催を企画していたが、新型コロナウイルス感染症に伴う社会情勢を踏まえて中止。これまでの歴史を記録するために記念誌の発行に至った。

歯科保健診療車「けんし8020」新車両を披露—岐阜県歯

 岐阜県歯科医師会(阿部義和会長)は、「よい歯の日」の4月18日、リニューアルした令和3年度の歯科保健診療車「けんし8020」の披露式を岐阜市の県歯科医師会館で開いた。

車両の老朽化に伴い県から補助を受け、新型コロナや災害時に対応した車両にした。

集団的個別指導 対象レセプトは昨年4~9月分

集団的個別指導の選定に関わる対象レセプトは、2020年4月から9月分まで。厚生労働省が岡山県保険医協会事務局の開示請求(令和2年12月25日付け保医発1225大号)「保険医療機関等に係るデータの提供について」に答えたもので社保分について開示。国保分は、4月6日に同じく4月~9月分との開示を行っている。

9月の学術大会で「3万人の参加目指す」—日歯医学会

日本歯科医学会(住友雅人会長)は22日、東京都千代田区の歯科医師会館で9月に開催する第24回学術大会についての記者会見を開いた。会頭を務める住友会長は参加者について、「最低で3万人、目標は会員数の10万人」との意気込みを見せた。

次期会長立候補 現職の住友氏のみ

任期満了に伴う日本歯科医学会の会長候補者の届出が21日に締め切られ、立候補は現職の住友雅人氏のみだった。

会長としての承認は6月の評議員会で議案として上程される予定。

国際口腔ケア学会が発足—記念式典で「東京宣言」発表

国際口腔ケア学会(星和人理事長)は18日、発足記念式典も含めた第1回総会·学術集会を開いた。東京都文京区の伊藤国際学術研究センター及びオンライン(ライブ配信·オンデマンド配信)で、第18回日本口腔ケア学会(夏目長門理事長)総会·学術大会との合同開催。記念式典では、口腔ケアを通じて世界中の健康と幸福に貢献することを誓う「東京宣言」が発表された。

舌表面の菌量が肺の健康に影響—九大研究グループらが解明

高齢者の舌の表面に蓄積した細菌量が多いと、息が吐きだしにくくなる頻度が高い傾向にある。九州大学大学院歯学研究院口腔予防医学分野の竹下徹准教授と山下喜久教授らの研究グループと同大学院医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授らとの共同研究で明らかにしたもので、口腔衛生を保つことが肺の健康にもつながる可能性を示唆する研究として注目が集まる。

口腔機能の低下で認知機能も低下か

65歳以上の高齢者1万3,594人への6年間の追跡調査によると、主観的な認知機能低下を認めたのは男性の26.6%、女性の24.9%で、嚥下機能の低下があった群の認知機能低下率は男性35.2%、女性31.5%だった。東北大学大学院歯学研究科歯学イノベーションリエゾンセンター地域展開部門、同研究科国際歯科保健学分野らの研究によるもので、年齢や既往歴などの要因を考慮した結果では、嚥下機能を低下していると認知機能を低下した割合が男性8.8ポイント、女性7.7ポイント高かった。

医療機関あるある川柳コンテストの受賞作決定

第1回「医療機関あるある川柳コンテスト」で、歯科医師(ペンネームまめこさん)による作品「入れ歯診て!入れ歯どこです?おうちです!?」が優秀賞を受賞した。セリスタ(東京都千代田区·伊藤承正社長)が主催したもので、最優秀賞は看護師(同うおすけさん)の「誰よりもアンパンマンに助けられ」だった。

歯が白く美しい芸能人 綾瀬はるかさんと新庄剛志さんが1位

歯が白くて美しい·かっこいい芸能人ランキングで女性の1位は綾瀬はるかさん、男性1位は新庄剛志さんだった。NEXER(本社·東京都豊島区、宮田祐也社長)が運営するアンケートサイト「ボイスノート」で実施した調査結果によるもの。

歯科用貴金属価格随時改定 見直し議論か 中医協で言及

歯科用貴金属の告示価格の随時改定について、厚労省保険局医療課の小椋正之歯科医療管理官は「令和4年度診療報酬改定の中で議論していただくテーマの一つ」との認識を示した。14日の中医協総会で述べたもの。

6月1日から9月18日まで、県内104カ所の「スポーツ歯科健診事業」協力歯科診療所において無料で実施。

「正しい説得でも行動変容起きない」—医療翻訳家の市川氏が指摘

医療従事者からの「〇〇しないと大変なことに」という警告や、医学的に正しい内容に基づく説得では、人々の行動変容にはつながらない—。医師で、メディカルジャーナリズム勉強会代表の市川衛氏が、9日に東北大学医学部·医学系研究科未来型医療創造卓越大学院プログラムが開催したウェブ講演「なぜ、ワクチン勧奨のメッセージは届かないのか~メディア視点で見るヘルスコミュニケーション」で、全国の医療従事者に示した。医療の翻訳家とも称される同氏の講演には、同大関係者だけでなく、歯科医療従事者を含めて135人が参加した。

免疫力が向上するならコロナ禍でも「歯科に行きたい」7割

 6割の人がコロナ禍で歯科医院に行くことに不安·恐怖があるが、口内ケアで免疫力が向上するのなら行きたい人も7割いる。ブランディングテクノロジー(本社·東京都渋谷区、木村裕紀社長)が運営する歯科医院の検索·予約ポータルサイト「歯科タウン」の調査によるもの。

実録「新型コロナ 陽性者からの一報を受けて~休診から再開まで~」

昨年12月18日、閉院間際に受けた電話に「一瞬言葉を失った」と振り返るのは、こどもの歯科(東京都目黒区)院長の伊藤織恵氏。週1で来てもらっている勤務医から「新型コロナウイルスの陽性が判明した」との一報を受けて、その対応に追われたという。「歯科関係者の参考にしてほしい」と話す同氏に、当時の状況や経験から気付いた留意点などについて聞いた。

文科大臣表彰科学技術賞 広大 香西名誉教授ら受賞

「すべての子どもの歯の健康増進を目指す教育活動の理解増進」に取り組んできた広島大学の香西克之名誉教授と同大大学院医系科学研究科の岩本優子助教、三宅学園広島デンタルアカデミー専門学校の岩本明子専任教員の3氏が文部科学大臣表彰「科学技術賞理解増進部門」を受賞した。文科省が6日に公表したもので、14日には表彰式が行われた。

日本予防歯科学会が発足

個別の歯科疾患リスク評価に基づいて定期管理するOHCP(Oral Health Care Program)を実践する日本予防歯科学会が発足した。9月11、12の両日に歯科医療従事者向けの公開セミナーを開催すべく、準備を進めている。同会は、開業医主体の家族予防モデルの確立を目指す組織。理事長は野玉智弘氏(大津市開業)が務める他、星加直樹氏(横浜市開業)、根本章吾氏(千葉県我孫子市開業)らが発足メンバーとなっている。

グラスアイオノマーセメント市場 2020~27年 6.5%ずつ成長

「グラスアイオノマーセメント」の世界市場は、2020~27年に年平均成長率6.5%超を見込む—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は約996億米ドル。タイプ別は、「修復セメント」「ルティングセメント」「その他」。用途先は「病院」「クリニック」「その他」。

これに対し、小椋歯科医療管理官は、「現行のルールを変更するのかどうかも含め、歯科用貴金属の随時改定については、令和4年度診療報酬改定の中で議論していただくテーマの一つと認識している」と述べた。

令和3年度感染拡大防止·医療提供体制確保補助金の対象費用は9月末分まで

厚労省は9日、「令和3年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止·医療提供体制確保支援補助金」の概要について事務連絡した。令和2年度の同補助金による補助を受けていない無床歯科診療所に対して25万円を上限に、今年4月1日から9月30日までに感染拡大防止対策や診療体制確保等に要する費用を補助するもの。

次期診療報酬改定のスケジュール案示す—中医協

令和4年度診療報酬改定に向けて、中医協総会では7月頃から論点等の整理をし、9月以降に具体的な議論を進め、年明けに諮問·答申·附帯意見を行っていく。中医協の第478回総会が14日にオンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けた主な検討スケジュール案が示された。

イスラエルの医療システム 運営の柔軟さ光る—コロナ対策などHMOが紹介

ワクチン接種の速度の早さ、デジタルヘルスの普及などが世界で注目されるイスラエルでは、どのような医療体制の強みがあるのか。イスラエルで二番目の規模を持つ医療管理組織(HMO)であるMACCABIの担当者らが、医療制度とデジタルヘルスの最新事情を説明した。17日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた国際医薬品開発展2021(インフォーマ·マーケッツ·ジャパン主催)のセミナーで講演したもの。

選定療養 学会等の提案を5月以降に議論—中医協

選定療養に導入すべき事例等に関する提案·意見募集が4月から行われ、5月以降には提案の結果を踏まえて中医協で議論が行われる。14日の中医協総会で報告があった。

国体の候補選手らに6月から104の歯科診療所で健診—三重県歯

三重とこわか国体·三重とこわか大会への出場を目指す候補選手が安心·安全にスポーツを行えるよう支援するため、候補選手ら700人に対して三重県歯科医師会(大杉和司会長)が「スポーツ歯科健診事業」を実施する。12日には三重県庁で同事業に関わる贈呈式が開かれ、大杉会長がスポーツ歯科健診の目的などについて報告し、受診券などの目録を鈴木英敬知事に贈呈。知事からは大杉会長に感謝状が手渡された。

6月1日から9月18日まで、県内104カ所の「スポーツ歯科健診事業」協力歯科診療所において無料で実施。

「正しい説得でも行動変容起きない」—医療翻訳家の市川氏が指摘

医療従事者からの「〇〇しないと大変なことに」という警告や、医学的に正しい内容に基づく説得では、人々の行動変容にはつながらない—。医師で、メディカルジャーナリズム勉強会代表の市川衛氏が、9日に東北大学医学部·医学系研究科未来型医療創造卓越大学院プログラムが開催したウェブ講演「なぜ、ワクチン勧奨のメッセージは届かないのか~メディア視点で見るヘルスコミュニケーション」で、全国の医療従事者に示した。医療の翻訳家とも称される同氏の講演には、同大関係者だけでなく、歯科医療従事者を含めて135人が参加した。

免疫力が向上するならコロナ禍でも「歯科に行きたい」7割

 6割の人がコロナ禍で歯科医院に行くことに不安·恐怖があるが、口内ケアで免疫力が向上するのなら行きたい人も7割いる。ブランディングテクノロジー(本社·東京都渋谷区、木村裕紀社長)が運営する歯科医院の検索·予約ポータルサイト「歯科タウン」の調査によるもの。

実録「新型コロナ 陽性者からの一報を受けて~休診から再開まで~」

昨年12月18日、閉院間際に受けた電話に「一瞬言葉を失った」と振り返るのは、こどもの歯科(東京都目黒区)院長の伊藤織恵氏。週1で来てもらっている勤務医から「新型コロナウイルスの陽性が判明した」との一報を受けて、その対応に追われたという。「歯科関係者の参考にしてほしい」と話す同氏に、当時の状況や経験から気付いた留意点などについて聞いた。

文科大臣表彰科学技術賞 広大 香西名誉教授ら受賞

「すべての子どもの歯の健康増進を目指す教育活動の理解増進」に取り組んできた広島大学の香西克之名誉教授と同大大学院医系科学研究科の岩本優子助教、三宅学園広島デンタルアカデミー専門学校の岩本明子専任教員の3氏が文部科学大臣表彰「科学技術賞理解増進部門」を受賞した。文科省が6日に公表したもので、14日には表彰式が行われた。

日本予防歯科学会が発足

個別の歯科疾患リスク評価に基づいて定期管理するOHCP(Oral Health Care Program)を実践する日本予防歯科学会が発足した。9月11、12の両日に歯科医療従事者向けの公開セミナーを開催すべく、準備を進めている。同会は、開業医主体の家族予防モデルの確立を目指す組織。理事長は野玉智弘氏(大津市開業)が務める他、星加直樹氏(横浜市開業)、根本章吾氏(千葉県我孫子市開業)らが発足メンバーとなっている。

グラスアイオノマーセメント市場 2020~27年 6.5%ずつ成長

「グラスアイオノマーセメント」の世界市場は、2020~27年に年平均成長率6.5%超を見込む—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は約996億米ドル。タイプ別は、「修復セメント」「ルティングセメント」「その他」。用途先は「病院」「クリニック」「その他」。

中医協総会で7月の随時改定Ⅱについての報告を受けた日本歯科医師会の林正純委員は、より現場の実態を反映できる制度設計の構築、改定ルールの透明性の確保を引き続き検討いただきたい」と要望した。

これに対し、小椋歯科医療管理官は、「現行のルールを変更するのかどうかも含め、歯科用貴金属の随時改定については、令和4年度診療報酬改定の中で議論していただくテーマの一つと認識している」と述べた。

令和3年度感染拡大防止·医療提供体制確保補助金の対象費用は9月末分まで

厚労省は9日、「令和3年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止·医療提供体制確保支援補助金」の概要について事務連絡した。令和2年度の同補助金による補助を受けていない無床歯科診療所に対して25万円を上限に、今年4月1日から9月30日までに感染拡大防止対策や診療体制確保等に要する費用を補助するもの。

次期診療報酬改定のスケジュール案示す—中医協

令和4年度診療報酬改定に向けて、中医協総会では7月頃から論点等の整理をし、9月以降に具体的な議論を進め、年明けに諮問·答申·附帯意見を行っていく。中医協の第478回総会が14日にオンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けた主な検討スケジュール案が示された。

イスラエルの医療システム 運営の柔軟さ光る—コロナ対策などHMOが紹介

ワクチン接種の速度の早さ、デジタルヘルスの普及などが世界で注目されるイスラエルでは、どのような医療体制の強みがあるのか。イスラエルで二番目の規模を持つ医療管理組織(HMO)であるMACCABIの担当者らが、医療制度とデジタルヘルスの最新事情を説明した。17日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた国際医薬品開発展2021(インフォーマ·マーケッツ·ジャパン主催)のセミナーで講演したもの。

選定療養 学会等の提案を5月以降に議論—中医協

選定療養に導入すべき事例等に関する提案·意見募集が4月から行われ、5月以降には提案の結果を踏まえて中医協で議論が行われる。14日の中医協総会で報告があった。

国体の候補選手らに6月から104の歯科診療所で健診—三重県歯

三重とこわか国体·三重とこわか大会への出場を目指す候補選手が安心·安全にスポーツを行えるよう支援するため、候補選手ら700人に対して三重県歯科医師会(大杉和司会長)が「スポーツ歯科健診事業」を実施する。12日には三重県庁で同事業に関わる贈呈式が開かれ、大杉会長がスポーツ歯科健診の目的などについて報告し、受診券などの目録を鈴木英敬知事に贈呈。知事からは大杉会長に感謝状が手渡された。

6月1日から9月18日まで、県内104カ所の「スポーツ歯科健診事業」協力歯科診療所において無料で実施。

「正しい説得でも行動変容起きない」—医療翻訳家の市川氏が指摘

医療従事者からの「〇〇しないと大変なことに」という警告や、医学的に正しい内容に基づく説得では、人々の行動変容にはつながらない—。医師で、メディカルジャーナリズム勉強会代表の市川衛氏が、9日に東北大学医学部·医学系研究科未来型医療創造卓越大学院プログラムが開催したウェブ講演「なぜ、ワクチン勧奨のメッセージは届かないのか~メディア視点で見るヘルスコミュニケーション」で、全国の医療従事者に示した。医療の翻訳家とも称される同氏の講演には、同大関係者だけでなく、歯科医療従事者を含めて135人が参加した。

免疫力が向上するならコロナ禍でも「歯科に行きたい」7割

 6割の人がコロナ禍で歯科医院に行くことに不安·恐怖があるが、口内ケアで免疫力が向上するのなら行きたい人も7割いる。ブランディングテクノロジー(本社·東京都渋谷区、木村裕紀社長)が運営する歯科医院の検索·予約ポータルサイト「歯科タウン」の調査によるもの。

実録「新型コロナ 陽性者からの一報を受けて~休診から再開まで~」

昨年12月18日、閉院間際に受けた電話に「一瞬言葉を失った」と振り返るのは、こどもの歯科(東京都目黒区)院長の伊藤織恵氏。週1で来てもらっている勤務医から「新型コロナウイルスの陽性が判明した」との一報を受けて、その対応に追われたという。「歯科関係者の参考にしてほしい」と話す同氏に、当時の状況や経験から気付いた留意点などについて聞いた。

文科大臣表彰科学技術賞 広大 香西名誉教授ら受賞

「すべての子どもの歯の健康増進を目指す教育活動の理解増進」に取り組んできた広島大学の香西克之名誉教授と同大大学院医系科学研究科の岩本優子助教、三宅学園広島デンタルアカデミー専門学校の岩本明子専任教員の3氏が文部科学大臣表彰「科学技術賞理解増進部門」を受賞した。文科省が6日に公表したもので、14日には表彰式が行われた。

日本予防歯科学会が発足

個別の歯科疾患リスク評価に基づいて定期管理するOHCP(Oral Health Care Program)を実践する日本予防歯科学会が発足した。9月11、12の両日に歯科医療従事者向けの公開セミナーを開催すべく、準備を進めている。同会は、開業医主体の家族予防モデルの確立を目指す組織。理事長は野玉智弘氏(大津市開業)が務める他、星加直樹氏(横浜市開業)、根本章吾氏(千葉県我孫子市開業)らが発足メンバーとなっている。

グラスアイオノマーセメント市場 2020~27年 6.5%ずつ成長

「グラスアイオノマーセメント」の世界市場は、2020~27年に年平均成長率6.5%超を見込む—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は約996億米ドル。タイプ別は、「修復セメント」「ルティングセメント」「その他」。用途先は「病院」「クリニック」「その他」。

オーラルフレイル事業 全国で33県が実施—日歯·令和2年度調査

令和2年度にオーラルフレイルに関する事業を実施しているのは33県で、平成30年度、令和元年度の30県より微増した。日本歯科医師会が47都道府県歯科医師会に行う令和2年度地域保健·産業保健·介護保険アンケート結果によるもの。市町村の総合事業における口腔機能向上の取り組みの把握では、「一部市町村で把握している」18県、「全市町村を把握している」1県、「把握していない」28県だった。

義歯使用の高齢者 マウスピース活用の訓練で咬合力が改善

歯を失うと咬合力は低下していくが、義歯使用の高齢者もマウスピースを使ったトレーニングで咬合力が改善できる。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野の戸原玄教授、山口浩平特任助教、高野悟大学院生の研究グループが明らかにしたもの。

東京五輪 歯科医の配置は11競技か

東京2020オリンピック競技大会は、7月23日~8月8日まで開催され、史上最多となる33競技339種目が行われる。そのうち11の競技に歯科医師が配置される見込みがあると、関係者の話で分かった。

妊婦歯科健診事業 都道府県単位は3県、市区町村単位は31県—日歯調査

令和元年度の妊婦歯科健診は、3県が都道府県事業として、31県が市区町村事業として実施している。さらに産婦歯科健診は、都道府県事業で2県、市区町村事業でも12県にとどまり、パートナー歯科健診は、都道府県事業では0で、5県が市区町村事業で行っている。日本歯科医師会が47都道府県歯科医師会に行う令和2年度地域保健·産業保健·介護保険アンケート結果によるもの。

歯周疾患検診の対象年齢で「30歳から70歳の10歳刻み」が最多

市区町村での令和2年度歯周疾患検診の実施で、健康増進法に基づく対象年齢以外で最も多く行われているのは「30歳~70歳の10歳刻み」45.2%。日本歯科医師会が47都道府県歯科医師会に行う令和2年度地域保健·産業保健·介護保険アンケート結果によるもの。

児童相談所·児童養護施設等への歯科医の配置は3県

虐待関係の取り組みの都道府県の児童相談所や児童養護施設等への歯科医師の配置状況で、常勤の配置はないが、2県が「全域で配置(非常勤)」、1県が「一部で配置(非常勤)」と回答している。日本歯科医師会が47都道府県歯科医師会に行う令和2年度地域保健·産業保健·介護保険アンケート結果によるもの。

会長予備選挙 岡山県歯·常務の西岡氏が無投票で当選

任期満了に伴う岡山県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現常務理事の西岡宏樹氏が無投票で当選した。

アメリカの国立糖尿病·消化器·腎臓病研究所(NIDDK)のJoseph M. Courtney研究官らがバイオ化学の国際誌『Biophysical』(2月11日)に論文掲載したもの。

歯科印象システムの世界市場 25年に19億米ドルに

「歯科印象システム」の世界市場は、2020年の13億米ドルから年平均成長率7.7%で推移し、25年には19億米ドルに達すると予測—。市場調査会社のグローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が発表したもの。

世界の歯間洗浄製品市場 2027年まで、年5.3%ずつ成長

「歯間洗浄製品」の世界市場は、202~27年までに5.30%以上の年平均成長率を見込む—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は、約22億1千万米ドル。同市場の製品タイプは「歯間ブラシ」「歯科用テープ」「デンタルフロス」などが対象。

総義歯をデジタル複製—パリムデンタルがサービスを開始

義歯の総合クリニックの中道会パリムデンタルクリニック(大阪府豊中市、大前太美雄院長)は、3月から総義歯のスキャンデータを3Dプリンターと組み合わせたデジタル複製サービス「デジタルコピーデンチャー」を開始した。

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

衛生士学校の卒業生対象にマスクケースを配布—口腔保健協

口腔保健協会は、歯科衛生士·歯科技工士学校の卒業生を対象としたマスクケース9千枚を各校の卒業式に合わせて配布した。同ケースは、衛生士·技工士の法令等の諸規則や仕事範囲領域などを掲載した手引書にQRコードからアクセスできる仕様になっている。

新型コロナによる収入減で歯痛が増加か—医科歯科大らが分析

新型コロナウイルスにより「世帯収入の減少」「仕事の減少」「失業の経験」をしていると、歯の痛みを訴えるケースがそれぞれ1.42倍、1.58倍、2.17倍多かった。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科国際健康推進医学分野の松山祐輔助教、同研究科健康推進歯学分野の相田潤教授の研究グループが大阪国際がんセンター、名古屋大学との共同研究で明らかにしたもので、精神的ストレスが主な中間因子となっている。

マスク着用の湿潤効果で感染症の重症化予防に期待

マスクを着用すると、ウイルスの拡散を防ぐだけでなく、呼気が湿潤化するため、粘液繊毛クリアランスが促進され、呼吸器感染症の発症、重症化を防ぐ効果がある。

アメリカの国立糖尿病·消化器·腎臓病研究所(NIDDK)のJoseph M. Courtney研究官らがバイオ化学の国際誌『Biophysical』(2月11日)に論文掲載したもの。

歯科印象システムの世界市場 25年に19億米ドルに

「歯科印象システム」の世界市場は、2020年の13億米ドルから年平均成長率7.7%で推移し、25年には19億米ドルに達すると予測—。市場調査会社のグローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が発表したもの。

世界の歯間洗浄製品市場 2027年まで、年5.3%ずつ成長

「歯間洗浄製品」の世界市場は、202~27年までに5.30%以上の年平均成長率を見込む—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は、約22億1千万米ドル。同市場の製品タイプは「歯間ブラシ」「歯科用テープ」「デンタルフロス」などが対象。

総義歯をデジタル複製—パリムデンタルがサービスを開始

義歯の総合クリニックの中道会パリムデンタルクリニック(大阪府豊中市、大前太美雄院長)は、3月から総義歯のスキャンデータを3Dプリンターと組み合わせたデジタル複製サービス「デジタルコピーデンチャー」を開始した。

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

会長予備選挙 沖縄県歯·副会長の米須氏が当選を果たす

任期満了に伴う沖縄県歯科医師会の会長予備選挙が4日に行われ、現副会長の米須敦子氏が当選を果たした。

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

衛生士学校の卒業生対象にマスクケースを配布—口腔保健協

口腔保健協会は、歯科衛生士·歯科技工士学校の卒業生を対象としたマスクケース9千枚を各校の卒業式に合わせて配布した。同ケースは、衛生士·技工士の法令等の諸規則や仕事範囲領域などを掲載した手引書にQRコードからアクセスできる仕様になっている。

新型コロナによる収入減で歯痛が増加か—医科歯科大らが分析

新型コロナウイルスにより「世帯収入の減少」「仕事の減少」「失業の経験」をしていると、歯の痛みを訴えるケースがそれぞれ1.42倍、1.58倍、2.17倍多かった。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科国際健康推進医学分野の松山祐輔助教、同研究科健康推進歯学分野の相田潤教授の研究グループが大阪国際がんセンター、名古屋大学との共同研究で明らかにしたもので、精神的ストレスが主な中間因子となっている。

マスク着用の湿潤効果で感染症の重症化予防に期待

マスクを着用すると、ウイルスの拡散を防ぐだけでなく、呼気が湿潤化するため、粘液繊毛クリアランスが促進され、呼吸器感染症の発症、重症化を防ぐ効果がある。

アメリカの国立糖尿病·消化器·腎臓病研究所(NIDDK)のJoseph M. Courtney研究官らがバイオ化学の国際誌『Biophysical』(2月11日)に論文掲載したもの。

歯科印象システムの世界市場 25年に19億米ドルに

「歯科印象システム」の世界市場は、2020年の13億米ドルから年平均成長率7.7%で推移し、25年には19億米ドルに達すると予測—。市場調査会社のグローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が発表したもの。

世界の歯間洗浄製品市場 2027年まで、年5.3%ずつ成長

「歯間洗浄製品」の世界市場は、202~27年までに5.30%以上の年平均成長率を見込む—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は、約22億1千万米ドル。同市場の製品タイプは「歯間ブラシ」「歯科用テープ」「デンタルフロス」などが対象。

総義歯をデジタル複製—パリムデンタルがサービスを開始

義歯の総合クリニックの中道会パリムデンタルクリニック(大阪府豊中市、大前太美雄院長)は、3月から総義歯のスキャンデータを3Dプリンターと組み合わせたデジタル複製サービス「デジタルコピーデンチャー」を開始した。

県民の「健口」作りで協定 官民協働で事業推進—山口県歯ら

山口県で歯·口腔の機能低下の予防·改善を通じて県民の健康寿命延伸を目指す県民運動「健口スマイル推進事業」が官民協働で進められようとしている。3月26日には山口県歯科医師会(小山茂幸会長)と県(村岡嗣政知事)、県歯科衛生士会(金子郁子会長)、サンスター、ライオン、ロッテ、山口フィナンシャルグループが県庁で同事業の連携協定を締結した。

訃報 宮村一弘氏—元愛知県歯会長·元日歯副会長

元愛知県歯科医師会会長で元日本歯科医師会副会長の宮村一弘氏が3月30日、死去した。79歳。通夜は31日、告別式は4月1日、名古屋市の「いちやなぎ中央斎場」で執り行われた。喪主は妻の初栄氏。

口腔保健条例制定44県のうち「健康寿命の延伸」文言記載は22県

47都道府県中、歯科口腔保健推進条例が制定されているのは44県で、うち条例の中に「健康寿命の延伸」と記載があるのは22県、「オーラルフレイル」は12県となっている。日本歯科医師会の行った「令和2年度地域保健·産業保健·介護保険アンケート結果」によるもので、3月31日の同分野の担当理事連絡協議会で報告があった。

オンライン資格確認で歯科のカードリーダー申請は2万6,885施設

オンライン資格確認の顔認証付きカードリーダーを申請している歯科診療所は3月21日時点で2万6,885施設、全体の37.9%となっている。厚労省のホームページで公表しているもので、1カ月前と比較して7,717施設、10.9ポイント増えている。

同研究成果は国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月30日)で発表された。

肥満や糖尿病でオーラルフレイルのリスク増

肥満や糖尿病の人はオーラルフレイルのリスクが高い。大阪大学大学院医学系研究科の髙原充佳寄附講座講師、下村伊一郎教授らの研究グループによるもので、国際科学誌『Obesity Research &Clinical Practice』(3月7日)にオンライン公開された。

瞬間接着剤「シアノアクリレート」 う蝕の進行を停止—王大歯大教授らが研究

瞬間接着剤「シアノアクリレート」の塗布によって、う蝕の進行の停止や、症状を軽減できる可能性がある。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループによるもので、国際誌『Clinical Case Reports』(2020年3月)と『J Hard Tissue Biol』(2021年1月)で発表された

THE世界大学ランキング日本版278校中東北大が1位

THE世界大学ランキング日本版で、東北大学が2年連続で1位だった。イギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education(THE)』が公表したもので、278校を対象にしており、歯学部を有する大学もランクインしている。

歯科用3Dプリント世界市場 2025年まで年29%成長

歯科用3Dプリントの世界全体における市場規模は、2020年の18億ドルから年平均成長率(CAGR)28.8%で成長し、25年には65億ドルに到達する。グローバルインフォメーション(川崎市)が4月1日に発表した市場調査レポートによるもので、マテリアル、機器(3Dプリンター、スキャナー)と関連サービスを含めている。

歯にまつわる日本文化について研究する民俗学研究者でデザイナーの福田直子氏が、日中共同の研究雑誌『東アジア文化研究』6号(2月20日発行)に、江戸期の歯みがき習俗の変化に関する論文を掲載。当時の文献に記載されている口腔ケア関連の記述を検討した結果、18世紀初頭からの養生書の登場が口腔衛生や歯みがきの目的などの認識を変化させたことが分かったという。

1月末の歯科診療所数 前月比64減の6万8,024軒

厚労省の施設動態調査による令和3年1月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,024施設で、前月より64減少した。

成長期の軟食化が咀嚼運動の発達に影響

軟食化した食物の摂取は、成長期の顎顔面領域の形態や機能の発育だけでなく、中枢性制御機構に影響して咀嚼運動の発達にも影響を及ぼす。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の小野卓史教授、加藤千帆特任助教、ミャンマーのPhyo Thura Aung大学院生(留学生)らの研究グループによるもの。

同研究成果は国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月30日)で発表された。

肥満や糖尿病でオーラルフレイルのリスク増

肥満や糖尿病の人はオーラルフレイルのリスクが高い。大阪大学大学院医学系研究科の髙原充佳寄附講座講師、下村伊一郎教授らの研究グループによるもので、国際科学誌『Obesity Research &Clinical Practice』(3月7日)にオンライン公開された。

瞬間接着剤「シアノアクリレート」 う蝕の進行を停止—王大歯大教授らが研究

瞬間接着剤「シアノアクリレート」の塗布によって、う蝕の進行の停止や、症状を軽減できる可能性がある。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループによるもので、国際誌『Clinical Case Reports』(2020年3月)と『J Hard Tissue Biol』(2021年1月)で発表された

THE世界大学ランキング日本版278校中東北大が1位

THE世界大学ランキング日本版で、東北大学が2年連続で1位だった。イギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education(THE)』が公表したもので、278校を対象にしており、歯学部を有する大学もランクインしている。

歯科用3Dプリント世界市場 2025年まで年29%成長

歯科用3Dプリントの世界全体における市場規模は、2020年の18億ドルから年平均成長率(CAGR)28.8%で成長し、25年には65億ドルに到達する。グローバルインフォメーション(川崎市)が4月1日に発表した市場調査レポートによるもので、マテリアル、機器(3Dプリンター、スキャナー)と関連サービスを含めている。

6月の定時社員総会後の理事会で正式に決定する。

評議員会で事業計画など可決—都歯連盟

東京都歯科医師連盟(大越壽和会長)は3月31日、東京都千代田区の歯科医師会館で第132回評議員会を開いた。「令和2年度収入支出補正予算」「令和3年度事業計画」「同年度会費の額」「同年度収入支出予算」の4議案を可決した。

元プロ野球選手の関氏が歯科技工士に

元プロ野球選手で中日ドラゴンズに所属していた関 啓扶氏が3月26日、歯科技工士国家試験に合格した。セムイ学園(小足信雄理事長)が同日公表した。

新型コロナ 2割の歯科医がワクチン接種

約1千人の歯科医師のうち、2割が3月12、13日時点で新型コロナウイルスワクチンを接種しており、6割が接種予定と回答している。「桜堤あみの歯科」が歯科医師に行った「歯科の感染症予防に関する意識調査」によるもの。

令和2年12月の歯科医療費·社保 件数は1.7%増、点数は6.1%増

社会保険診療報酬支払基金による令和2年12月診療分の歯科の件数は1,348万1千件、点数は162億8,122万2千点で、前年同月に比べ件数は1.7%増加、点数は6.1%増加した。

令和2年12月の歯科医療費·国保 市町村の金額0.8%増加

国保中央会がまとめた令和2年12月診療分の歯科医療費は市町村が604億円で、対前年同月比で0.8%増加。組合は50億円で4.1%増加。後期高齢者は566億円で0.1%増加した。

江戸期の歯磨き 養生書で予防目的へ

江戸時代の日本でも行われていた歯みがきなどの口腔衛生習慣は、18世紀以降に予防的な目的が明確になった可能性がある。

歯にまつわる日本文化について研究する民俗学研究者でデザイナーの福田直子氏が、日中共同の研究雑誌『東アジア文化研究』6号(2月20日発行)に、江戸期の歯みがき習俗の変化に関する論文を掲載。当時の文献に記載されている口腔ケア関連の記述を検討した結果、18世紀初頭からの養生書の登場が口腔衛生や歯みがきの目的などの認識を変化させたことが分かったという。

1月末の歯科診療所数 前月比64減の6万8,024軒

厚労省の施設動態調査による令和3年1月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,024施設で、前月より64減少した。

成長期の軟食化が咀嚼運動の発達に影響

軟食化した食物の摂取は、成長期の顎顔面領域の形態や機能の発育だけでなく、中枢性制御機構に影響して咀嚼運動の発達にも影響を及ぼす。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の小野卓史教授、加藤千帆特任助教、ミャンマーのPhyo Thura Aung大学院生(留学生)らの研究グループによるもの。

同研究成果は国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月30日)で発表された。

肥満や糖尿病でオーラルフレイルのリスク増

肥満や糖尿病の人はオーラルフレイルのリスクが高い。大阪大学大学院医学系研究科の髙原充佳寄附講座講師、下村伊一郎教授らの研究グループによるもので、国際科学誌『Obesity Research &Clinical Practice』(3月7日)にオンライン公開された。

瞬間接着剤「シアノアクリレート」 う蝕の進行を停止—王大歯大教授らが研究

瞬間接着剤「シアノアクリレート」の塗布によって、う蝕の進行の停止や、症状を軽減できる可能性がある。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループによるもので、国際誌『Clinical Case Reports』(2020年3月)と『J Hard Tissue Biol』(2021年1月)で発表された

THE世界大学ランキング日本版278校中東北大が1位

THE世界大学ランキング日本版で、東北大学が2年連続で1位だった。イギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education(THE)』が公表したもので、278校を対象にしており、歯学部を有する大学もランクインしている。

歯科用3Dプリント世界市場 2025年まで年29%成長

歯科用3Dプリントの世界全体における市場規模は、2020年の18億ドルから年平均成長率(CAGR)28.8%で成長し、25年には65億ドルに到達する。グローバルインフォメーション(川崎市)が4月1日に発表した市場調査レポートによるもので、マテリアル、機器(3Dプリンター、スキャナー)と関連サービスを含めている。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙 山梨県歯·現職の三森氏が無投票で当選

任期満了に伴う山梨県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2月5日に締め切られ、現職の三森幹夫氏が無投票で当選した。

6月の定時社員総会後の理事会で正式に決定する。

評議員会で事業計画など可決—都歯連盟

東京都歯科医師連盟(大越壽和会長)は3月31日、東京都千代田区の歯科医師会館で第132回評議員会を開いた。「令和2年度収入支出補正予算」「令和3年度事業計画」「同年度会費の額」「同年度収入支出予算」の4議案を可決した。

元プロ野球選手の関氏が歯科技工士に

元プロ野球選手で中日ドラゴンズに所属していた関 啓扶氏が3月26日、歯科技工士国家試験に合格した。セムイ学園(小足信雄理事長)が同日公表した。

新型コロナ 2割の歯科医がワクチン接種

約1千人の歯科医師のうち、2割が3月12、13日時点で新型コロナウイルスワクチンを接種しており、6割が接種予定と回答している。「桜堤あみの歯科」が歯科医師に行った「歯科の感染症予防に関する意識調査」によるもの。

令和2年12月の歯科医療費·社保 件数は1.7%増、点数は6.1%増

社会保険診療報酬支払基金による令和2年12月診療分の歯科の件数は1,348万1千件、点数は162億8,122万2千点で、前年同月に比べ件数は1.7%増加、点数は6.1%増加した。

令和2年12月の歯科医療費·国保 市町村の金額0.8%増加

国保中央会がまとめた令和2年12月診療分の歯科医療費は市町村が604億円で、対前年同月比で0.8%増加。組合は50億円で4.1%増加。後期高齢者は566億円で0.1%増加した。

江戸期の歯磨き 養生書で予防目的へ

江戸時代の日本でも行われていた歯みがきなどの口腔衛生習慣は、18世紀以降に予防的な目的が明確になった可能性がある。

歯にまつわる日本文化について研究する民俗学研究者でデザイナーの福田直子氏が、日中共同の研究雑誌『東アジア文化研究』6号(2月20日発行)に、江戸期の歯みがき習俗の変化に関する論文を掲載。当時の文献に記載されている口腔ケア関連の記述を検討した結果、18世紀初頭からの養生書の登場が口腔衛生や歯みがきの目的などの認識を変化させたことが分かったという。

1月末の歯科診療所数 前月比64減の6万8,024軒

厚労省の施設動態調査による令和3年1月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,024施設で、前月より64減少した。

成長期の軟食化が咀嚼運動の発達に影響

軟食化した食物の摂取は、成長期の顎顔面領域の形態や機能の発育だけでなく、中枢性制御機構に影響して咀嚼運動の発達にも影響を及ぼす。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の小野卓史教授、加藤千帆特任助教、ミャンマーのPhyo Thura Aung大学院生(留学生)らの研究グループによるもの。

同研究成果は国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月30日)で発表された。

肥満や糖尿病でオーラルフレイルのリスク増

肥満や糖尿病の人はオーラルフレイルのリスクが高い。大阪大学大学院医学系研究科の髙原充佳寄附講座講師、下村伊一郎教授らの研究グループによるもので、国際科学誌『Obesity Research &Clinical Practice』(3月7日)にオンライン公開された。

瞬間接着剤「シアノアクリレート」 う蝕の進行を停止—王大歯大教授らが研究

瞬間接着剤「シアノアクリレート」の塗布によって、う蝕の進行の停止や、症状を軽減できる可能性がある。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループによるもので、国際誌『Clinical Case Reports』(2020年3月)と『J Hard Tissue Biol』(2021年1月)で発表された

THE世界大学ランキング日本版278校中東北大が1位

THE世界大学ランキング日本版で、東北大学が2年連続で1位だった。イギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education(THE)』が公表したもので、278校を対象にしており、歯学部を有する大学もランクインしている。

歯科用3Dプリント世界市場 2025年まで年29%成長

歯科用3Dプリントの世界全体における市場規模は、2020年の18億ドルから年平均成長率(CAGR)28.8%で成長し、25年には65億ドルに到達する。グローバルインフォメーション(川崎市)が4月1日に発表した市場調査レポートによるもので、マテリアル、機器(3Dプリンター、スキャナー)と関連サービスを含めている。

歯科診療所の申請割合を都道府県別にみると、福井県が75.2%で最も多く、宮崎58.5%、富山57.8%、佐賀56.5%、鳥取56.2%、岩手53.6%、滋賀51.7%、鹿児島51.7%が5割を超えている。

代議員会で事業計画など可決—兵庫県歯

兵庫県歯科医師会(澤田隆会長)は3月27日、神戸市の県歯科医師会館で第170回臨時代議員会を開いた。議事では役員選挙で書面による議決権行使を可能にするための役員選挙規則一部改正、令和2年度の収支補正予算書、同3年度の事業計画、収支予算書を含む全ての議案が原案通り可決·承認された。

都道府県歯会長予備選挙 茨城県歯·副会長の征矢氏が当選を果たす

任期満了に伴う茨城県歯科医師会の会長予備選挙で、3月25日に開票が行われ、現副会長の征矢亘氏が当選を果たした。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙 山梨県歯·現職の三森氏が無投票で当選

任期満了に伴う山梨県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2月5日に締め切られ、現職の三森幹夫氏が無投票で当選した。

6月の定時社員総会後の理事会で正式に決定する。

評議員会で事業計画など可決—都歯連盟

東京都歯科医師連盟(大越壽和会長)は3月31日、東京都千代田区の歯科医師会館で第132回評議員会を開いた。「令和2年度収入支出補正予算」「令和3年度事業計画」「同年度会費の額」「同年度収入支出予算」の4議案を可決した。

元プロ野球選手の関氏が歯科技工士に

元プロ野球選手で中日ドラゴンズに所属していた関 啓扶氏が3月26日、歯科技工士国家試験に合格した。セムイ学園(小足信雄理事長)が同日公表した。

新型コロナ 2割の歯科医がワクチン接種

約1千人の歯科医師のうち、2割が3月12、13日時点で新型コロナウイルスワクチンを接種しており、6割が接種予定と回答している。「桜堤あみの歯科」が歯科医師に行った「歯科の感染症予防に関する意識調査」によるもの。

令和2年12月の歯科医療費·社保 件数は1.7%増、点数は6.1%増

社会保険診療報酬支払基金による令和2年12月診療分の歯科の件数は1,348万1千件、点数は162億8,122万2千点で、前年同月に比べ件数は1.7%増加、点数は6.1%増加した。

令和2年12月の歯科医療費·国保 市町村の金額0.8%増加

国保中央会がまとめた令和2年12月診療分の歯科医療費は市町村が604億円で、対前年同月比で0.8%増加。組合は50億円で4.1%増加。後期高齢者は566億円で0.1%増加した。

江戸期の歯磨き 養生書で予防目的へ

江戸時代の日本でも行われていた歯みがきなどの口腔衛生習慣は、18世紀以降に予防的な目的が明確になった可能性がある。

歯にまつわる日本文化について研究する民俗学研究者でデザイナーの福田直子氏が、日中共同の研究雑誌『東アジア文化研究』6号(2月20日発行)に、江戸期の歯みがき習俗の変化に関する論文を掲載。当時の文献に記載されている口腔ケア関連の記述を検討した結果、18世紀初頭からの養生書の登場が口腔衛生や歯みがきの目的などの認識を変化させたことが分かったという。

1月末の歯科診療所数 前月比64減の6万8,024軒

厚労省の施設動態調査による令和3年1月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,024施設で、前月より64減少した。

成長期の軟食化が咀嚼運動の発達に影響

軟食化した食物の摂取は、成長期の顎顔面領域の形態や機能の発育だけでなく、中枢性制御機構に影響して咀嚼運動の発達にも影響を及ぼす。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の小野卓史教授、加藤千帆特任助教、ミャンマーのPhyo Thura Aung大学院生(留学生)らの研究グループによるもの。

同研究成果は国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月30日)で発表された。

肥満や糖尿病でオーラルフレイルのリスク増

肥満や糖尿病の人はオーラルフレイルのリスクが高い。大阪大学大学院医学系研究科の髙原充佳寄附講座講師、下村伊一郎教授らの研究グループによるもので、国際科学誌『Obesity Research &Clinical Practice』(3月7日)にオンライン公開された。

瞬間接着剤「シアノアクリレート」 う蝕の進行を停止—王大歯大教授らが研究

瞬間接着剤「シアノアクリレート」の塗布によって、う蝕の進行の停止や、症状を軽減できる可能性がある。大阪歯科大学歯学部の王宝禮教授の研究グループによるもので、国際誌『Clinical Case Reports』(2020年3月)と『J Hard Tissue Biol』(2021年1月)で発表された

THE世界大学ランキング日本版278校中東北大が1位

THE世界大学ランキング日本版で、東北大学が2年連続で1位だった。イギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education(THE)』が公表したもので、278校を対象にしており、歯学部を有する大学もランクインしている。

歯科用3Dプリント世界市場 2025年まで年29%成長

歯科用3Dプリントの世界全体における市場規模は、2020年の18億ドルから年平均成長率(CAGR)28.8%で成長し、25年には65億ドルに到達する。グローバルインフォメーション(川崎市)が4月1日に発表した市場調査レポートによるもので、マテリアル、機器(3Dプリンター、スキャナー)と関連サービスを含めている。

オンライン資格確認 本格運用 先送り

3月からの開始を目指していたオンライン資格確認等システムの本格運用は、医療機関·薬局や保険者の準備状況などを鑑みて10月まで先送りする。厚労省が3月26日の社会保障審議会医療保険部会で明らかにしたもので、3月末日までにカードリーダーを申し込んだ場合の準備費用満額補助については期日を延長しない考えを示した。

歯科医療費 昨年10月の9.6%増「金属価格上昇や稼働日数が影響」—堀日歯会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、昨年10月の歯科医療費が対前年同月比でプラス9.6%になっている点について、金属価格上昇分や稼働日数の違いによる影響などがあるとの認識を示した。3月25日の定例記者会見で最近の歯科受診動向等の評価について紹介した。

歯科医師によるワクチン接種で「要請あれば全面協力」—堀日歯会長

歯科医師によるワクチン接種について、堀会長は「医師や看護師が足りなく、国や医師会から要請があれば全面協力する方針で、かねてから日本医師会、厚労省にもお伝えしている」と発言した。

日歯連盟の次期会長に現職の高橋氏

日本歯科医師連盟の第142回評議員会が26日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれ、次期会長に現職の高橋英登氏、監事には、現職の樋口壽一郎氏、現常任理事の竹之下伸一氏、現副会長の藤井重壽氏が選出された。評議員会(非公開)後の記者会見で報告があった。

予算委員会で政府に歯科健診等の奨励を求める—山田 宏参議院議員

山田 宏参議院議員は19日の参議院予算委員会で、コロナ禍において感染防止や重症化防止の観点から歯科健診の奨励を政府に要望した。これに対して菅義偉首相は「口腔の健康の保持増進を図ることは健康で質の高い生活を行う上で極めて重要な役割を果たしていると認識している」と発言。「コロナ禍でも国民の皆さんが必要な受診や歯科健診等を行うよう国としても働きかけをしているところ。引き続き対応していきたい」との考えを示した。

訃報 濵田義彦氏—元鹿児島県歯会長

元鹿児島県歯科医師会会長で元日本歯科医師会代議員の濵田義彦氏は19日、死去した。86歳。葬儀·告別式等は近親者のみで執り行われ、香典等は辞退している。

歯科技工士国家試験 合格者は823人

令和2年度歯科技工士国家試験の合格者が26日に発表された。合格者は前回より15人少ない823人で合格率は0.8ポイント増の95.8%だった。うち新卒は814人が受験し、787人(合格率96.7%)が合格。

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

「下顎骨原発性骨内がん」が口腔扁平上皮がん遠隔転移の危険因子と判明

口腔扁平上皮がんが遠隔転移する危険因子として「下顎骨原発性骨内がんであること」が新たに発見された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎口腔外科学分野の原田浩之教授と富岡寛文助教らの研究グループによるもので、国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月4日)で発表された。

オンラインで事前商談 成立までのサポートも実施—上海デンタルショー

アジア最大級のデンタルショーであるDentech China(上海デンタルショー)は、今年10月27~30日に開催予定だが、これに先立ち、オンライン商談のプラットフォームが始動した。

ヒドロキシアパタイト世界市場 23年まで年6%成長

「ヒドロキシアパタイト」の世界市場は、2018~23年まで5.9%の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。18年の市場規模は22億2千万米ドルで、23年までに29億7千万米ドルに達すると予測。市場は、整形外科、歯科治療、形成外科での使用を対象としている。

岩瀬歯科とウチヤマを合併—ヘンリーシャインジャパン

 ヘンリーシャインジャパン(本社·東京都中央区)のグループ会社で、東北地区を担当するウチヤマ(本社·仙台市、石川良則社長)と関東地区を担当する岩瀬歯科商会(本社·東京都台東区、加藤大慶社長)が合併し、21日付で社名を「ヘンリーシャインジャパンイースト」に変更した。

江崎グリコのPOS–Ca 農芸化学技術賞を受賞—「歯の修復」等の技術開発で

江崎グリコ(本社·大阪市、江崎勝久社長)は、同社の「歯の修復および加速化に関する革新技術開発」の研究において、日本農芸化学会(吉田稔会長)実施の「2021年度農芸化学技術賞」を受賞したと19日に発表した。授賞式·受賞者講演は18日にホテルメトロポリタン仙台で行われた。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙 青森県歯·常務の福士氏が無投票で当選

任期満了に伴う青森県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が24日に締め切られ、現常務理事の福士賢治氏が無投票で当選した。

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

「下顎骨原発性骨内がん」が口腔扁平上皮がん遠隔転移の危険因子と判明

口腔扁平上皮がんが遠隔転移する危険因子として「下顎骨原発性骨内がんであること」が新たに発見された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎口腔外科学分野の原田浩之教授と富岡寛文助教らの研究グループによるもので、国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月4日)で発表された。

オンラインで事前商談 成立までのサポートも実施—上海デンタルショー

アジア最大級のデンタルショーであるDentech China(上海デンタルショー)は、今年10月27~30日に開催予定だが、これに先立ち、オンライン商談のプラットフォームが始動した。

ヒドロキシアパタイト世界市場 23年まで年6%成長

「ヒドロキシアパタイト」の世界市場は、2018~23年まで5.9%の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。18年の市場規模は22億2千万米ドルで、23年までに29億7千万米ドルに達すると予測。市場は、整形外科、歯科治療、形成外科での使用を対象としている。

岩瀬歯科とウチヤマを合併—ヘンリーシャインジャパン

 ヘンリーシャインジャパン(本社·東京都中央区)のグループ会社で、東北地区を担当するウチヤマ(本社·仙台市、石川良則社長)と関東地区を担当する岩瀬歯科商会(本社·東京都台東区、加藤大慶社長)が合併し、21日付で社名を「ヘンリーシャインジャパンイースト」に変更した。

江崎グリコのPOS–Ca 農芸化学技術賞を受賞—「歯の修復」等の技術開発で

江崎グリコ(本社·大阪市、江崎勝久社長)は、同社の「歯の修復および加速化に関する革新技術開発」の研究において、日本農芸化学会(吉田稔会長)実施の「2021年度農芸化学技術賞」を受賞したと19日に発表した。授賞式·受賞者講演は18日にホテルメトロポリタン仙台で行われた。

幻冬舎(東京都渋谷区·見城徹社長)とトップアスリートが運営する「13歳のハローワーク公式サイト」の調査によるもので1位はプロスポーツ選手だった。

防災袋に歯科用品「備えている」11%—サンスター意識調査

東日本大震災以降、7割近い人の防災意識が高まっているものの、防災袋にオーラルケア用品(歯ブラシ·歯磨き·液体歯磨き)を備える人は全体の11%だった。サンスターグループ(本社·社長)が実施した「防災に関する意識調査」の結果によるもの。

代議員会で松井会長が特別委員会の設置報告—神奈川県歯

神奈川県歯科医師会(松井克之会長)は25日、第22回臨時代議員会を横浜市の県歯会館で開いた。令和3年度事業計画や書面による役員選挙を可能とする臨時規則の制定など全10議案を可決。松井会長は、次期の重点事業として「デジタルトランスフォーメーション」「インサイドベンチャー」「福祉共済の在り方」「会館別棟建設」「SDGs」「バスケット」の理事会内特別委員会を設置し、対応していく構えを見せた。次期執行部で、神奈川県歯科医師連盟会長を務める鶴岡裕亮氏を理事に加える。

都道府県歯会長予備選挙 富山県歯·現職の山﨑氏が当選を果たす

任期満了に伴う富山県歯科医師会の会長予備選挙で、24日に開票が行われ、現職の山﨑安仁氏が当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙 青森県歯·常務の福士氏が無投票で当選

任期満了に伴う青森県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が24日に締め切られ、現常務理事の福士賢治氏が無投票で当選した。

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

「下顎骨原発性骨内がん」が口腔扁平上皮がん遠隔転移の危険因子と判明

口腔扁平上皮がんが遠隔転移する危険因子として「下顎骨原発性骨内がんであること」が新たに発見された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎口腔外科学分野の原田浩之教授と富岡寛文助教らの研究グループによるもので、国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月4日)で発表された。

オンラインで事前商談 成立までのサポートも実施—上海デンタルショー

アジア最大級のデンタルショーであるDentech China(上海デンタルショー)は、今年10月27~30日に開催予定だが、これに先立ち、オンライン商談のプラットフォームが始動した。

ヒドロキシアパタイト世界市場 23年まで年6%成長

「ヒドロキシアパタイト」の世界市場は、2018~23年まで5.9%の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。18年の市場規模は22億2千万米ドルで、23年までに29億7千万米ドルに達すると予測。市場は、整形外科、歯科治療、形成外科での使用を対象としている。

岩瀬歯科とウチヤマを合併—ヘンリーシャインジャパン

 ヘンリーシャインジャパン(本社·東京都中央区)のグループ会社で、東北地区を担当するウチヤマ(本社·仙台市、石川良則社長)と関東地区を担当する岩瀬歯科商会(本社·東京都台東区、加藤大慶社長)が合併し、21日付で社名を「ヘンリーシャインジャパンイースト」に変更した。

江崎グリコのPOS–Ca 農芸化学技術賞を受賞—「歯の修復」等の技術開発で

江崎グリコ(本社·大阪市、江崎勝久社長)は、同社の「歯の修復および加速化に関する革新技術開発」の研究において、日本農芸化学会(吉田稔会長)実施の「2021年度農芸化学技術賞」を受賞したと19日に発表した。授賞式·受賞者講演は18日にホテルメトロポリタン仙台で行われた。

試験は2月28日に実施され、前回より23人少ない859人が受験。合格者は平成15年度から17年度は2,200人台だったが、18年度に2千人を切り1,991人、徐々に減少して28年には1千人を割った。

歯科診療所の小児栄養サポートチーム等連携加算の算定なし

令和2年度診療報酬改定で新設された「『小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料』の算定患者に対する『小児栄養サポートチーム等連携加算』」を算定している歯科診療所はなかった。24日にオンライン上で開かれた中医協の診療報酬改定結果検証部会と総会で示された「令和2年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和2年度調査)の報告書」によるもの。

プログラム医療機器 診療報酬上の扱い等議論へ

アプリや人工知能(AI)を使用したプログラム医療機器が薬事承認、保険収載される事例が出てきていることから、中医協の保険医療材料等専門部会で令和4年度診療報酬改定に向けて議論を行っていく。24日の中医協総会で提案があった。

臨時代議員会で事業計画など5議案可決—日学歯

 日本学校歯科医会(川本強会長)は24日、東京·市谷の歯科医師会館で第101回臨時代議員会を開いた。令和3年度事業計画など全5議案を可決したほか、4月1日付での公益社団法人移行の決定や、会長予備選挙結果などを報告。278人の日本学校歯科医会会長表彰も行われた。

金パラ「逆ザヤ」解消手段を提案—神奈川県保険医協

神奈川県保険医協会(田辺由紀夫理事長)は18日、厚生労働省内で記者会見し、金銀パラジウム合金での「逆ザヤ」の問題を解消する手段として、超過価格設定と事後調整を組み合わせた方式を提言した。

人気職業ランキング 歯科医師は189位…

人気職業ランキングで、歯科医師は189位で、歯科衛生士·助手は187位、歯科技工士は684位だった。

幻冬舎(東京都渋谷区·見城徹社長)とトップアスリートが運営する「13歳のハローワーク公式サイト」の調査によるもので1位はプロスポーツ選手だった。

防災袋に歯科用品「備えている」11%—サンスター意識調査

東日本大震災以降、7割近い人の防災意識が高まっているものの、防災袋にオーラルケア用品(歯ブラシ·歯磨き·液体歯磨き)を備える人は全体の11%だった。サンスターグループ(本社·社長)が実施した「防災に関する意識調査」の結果によるもの。

代議員会で松井会長が特別委員会の設置報告—神奈川県歯

神奈川県歯科医師会(松井克之会長)は25日、第22回臨時代議員会を横浜市の県歯会館で開いた。令和3年度事業計画や書面による役員選挙を可能とする臨時規則の制定など全10議案を可決。松井会長は、次期の重点事業として「デジタルトランスフォーメーション」「インサイドベンチャー」「福祉共済の在り方」「会館別棟建設」「SDGs」「バスケット」の理事会内特別委員会を設置し、対応していく構えを見せた。次期執行部で、神奈川県歯科医師連盟会長を務める鶴岡裕亮氏を理事に加える。

都道府県歯会長予備選挙 富山県歯·現職の山﨑氏が当選を果たす

任期満了に伴う富山県歯科医師会の会長予備選挙で、24日に開票が行われ、現職の山﨑安仁氏が当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙 青森県歯·常務の福士氏が無投票で当選

任期満了に伴う青森県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が24日に締め切られ、現常務理事の福士賢治氏が無投票で当選した。

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

「下顎骨原発性骨内がん」が口腔扁平上皮がん遠隔転移の危険因子と判明

口腔扁平上皮がんが遠隔転移する危険因子として「下顎骨原発性骨内がんであること」が新たに発見された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎口腔外科学分野の原田浩之教授と富岡寛文助教らの研究グループによるもので、国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月4日)で発表された。

オンラインで事前商談 成立までのサポートも実施—上海デンタルショー

アジア最大級のデンタルショーであるDentech China(上海デンタルショー)は、今年10月27~30日に開催予定だが、これに先立ち、オンライン商談のプラットフォームが始動した。

ヒドロキシアパタイト世界市場 23年まで年6%成長

「ヒドロキシアパタイト」の世界市場は、2018~23年まで5.9%の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。18年の市場規模は22億2千万米ドルで、23年までに29億7千万米ドルに達すると予測。市場は、整形外科、歯科治療、形成外科での使用を対象としている。

岩瀬歯科とウチヤマを合併—ヘンリーシャインジャパン

 ヘンリーシャインジャパン(本社·東京都中央区)のグループ会社で、東北地区を担当するウチヤマ(本社·仙台市、石川良則社長)と関東地区を担当する岩瀬歯科商会(本社·東京都台東区、加藤大慶社長)が合併し、21日付で社名を「ヘンリーシャインジャパンイースト」に変更した。

江崎グリコのPOS–Ca 農芸化学技術賞を受賞—「歯の修復」等の技術開発で

江崎グリコ(本社·大阪市、江崎勝久社長)は、同社の「歯の修復および加速化に関する革新技術開発」の研究において、日本農芸化学会(吉田稔会長)実施の「2021年度農芸化学技術賞」を受賞したと19日に発表した。授賞式·受賞者講演は18日にホテルメトロポリタン仙台で行われた。

第114回歯科国試 2,123人が合格、合格率は64.6%

 厚労省は16日、第114回歯科医師国家試験の合格者状況を発表した。出願者が3,852人、受験者が3,284人、合格者は2,123人で合格率は前回より1ポイント低い64.6%だった。合格者数は4人減。大学別の合格率では、36.1%から94.2%とばらつきがある。

冨山氏は平成9年に同基金の代議員に就任後、理事や参与を歴任。日本歯科医師連盟の副理事長も務めている。

日本歯科医学会"集い"で8題発表 分野越え研究の推進図る

日本歯科医学会(住友雅人会長)は17日、オンラインライブ配信で第36回「歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い」を開いた。分化した各専門領域の間で情報を交換し、ジャンルを越えた研究者が異なる視点から新しい要素を加え、研究の活性化を図るための場として行われるもの。今回は、歯根膜再生法やVRの遠隔歯科医療への応用、センサーを利用した口腔内での生体情報の獲得、新型コロナ関連、AIでの睡眠時無呼吸の早期発見など8題の研究が発表された。

AMEDらの研究推進事業 新潟大准教授の前川氏が受賞

新潟大学大学院医歯学総合研究科高度口腔機能教育研究センターの前川知樹准教授が、日本医療研究開発機構(AMED)とニューヨーク科学アカデミー(NYAS)の主催する医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業で「Healthy Longevity  Award-1st  prize」を受賞した。同大が12日に公表したもの。

世界大学ランキング 医科歯科大学が歯学分野で5位

東京医科歯科大学(田中雄二郎学長)が、世界大学ランキングの歯学分野で5位(日本1位)にランクインした。 英国の世界大学評価機関「クアクアレリ·シモンズ(QS)」が毎年発表するランキングで、同大が16日にホームページ上で公表した。

ガッタパーチャ世界市場 2027年まで年6%成長見込み

「ガッタパーチャ」の世界市場は、2020年~27年までに5.77%以上の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は、約1億7,210万米ドル。

評議員会では、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中で、会長·監事選挙を郵便投票で行えるよう選挙規則の一部改正する議案や、令和3年度事業計画、同年度会費賦課並びに収納方法、同年度収入支出予算の全4議案が承認、可決された。

歯技協·学術ウェビナー「3Dプリンター」に焦点

日本歯科技工所協会(南部哲男理事長)は、「3Dプリンター」と題した学術セミナーをウェブ形式で13日に開催した。最大参加人数500人規模のウェビナーは歯技協としても初の試み。

都技·オンラインで講習会 感染症予防の知識学ぶ

東京都歯科技工士会(石川功和会長)は、厚労省後援、日本歯科技工士会指定研修の『感染症予防歯科技工士講習会』をオンラインで14日に開催した。

東日本大震災の教訓をテーマに—日医シンポ

日本医師会(中川俊男会長)は10日、東日本大震災発災から10年経つのを踏まえ、国民向けシンポジウム「東日本大震災10年、あの時得た教訓を忘れない~続ける『絆』の医療支援」を日医公式YouTubeで公開した。

「P重防」の算定は35%—東京歯科保険医協

昨年新たに導入された歯周病重症化予防治療(P重防)を算定した歯科医院は35%に留まっている。東京歯科保険医協会(坪田有史会長)は12日、オンラインで開催した記者懇談会の中で、同会が昨年10月に実施した診療報酬改定に関する会員アンケートの結果について概要を説明。「P重防」を算定しなかったという回答が多かった理由について川戸二三江副会長は、「現場での制度運用が複雑に感じた上に、コロナ禍で対面での説明会などが開催できなかった」と示した。

新型コロナの影響を調査で「再び患者減」が34.8%—東京歯科保険医協

コロナ禍により、昨年の緊急事態宣言頃に患者数が大幅に減少したが、その後、多くの歯科医院で持ち直したとされている。しかし、東京歯科保険医協会(坪田有史会長)が、役員、部員、通信員の合計73人に現状を聞いたところ、「一時期回復したが、再び減少を始めた」との回答が34.8%だった(1月19、20日)。

歯科医師国民年金基金の理事長に冨山雅史氏

歯科医師国民年金基金の理事長に4月から冨山雅史氏が就任する。17日の第88回理事会で理事長選挙が行われ、岡英男氏の後任として選出された。任期は令和6年3月31日まで。

冨山氏は平成9年に同基金の代議員に就任後、理事や参与を歴任。日本歯科医師連盟の副理事長も務めている。

日本歯科医学会"集い"で8題発表 分野越え研究の推進図る

日本歯科医学会(住友雅人会長)は17日、オンラインライブ配信で第36回「歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い」を開いた。分化した各専門領域の間で情報を交換し、ジャンルを越えた研究者が異なる視点から新しい要素を加え、研究の活性化を図るための場として行われるもの。今回は、歯根膜再生法やVRの遠隔歯科医療への応用、センサーを利用した口腔内での生体情報の獲得、新型コロナ関連、AIでの睡眠時無呼吸の早期発見など8題の研究が発表された。

AMEDらの研究推進事業 新潟大准教授の前川氏が受賞

新潟大学大学院医歯学総合研究科高度口腔機能教育研究センターの前川知樹准教授が、日本医療研究開発機構(AMED)とニューヨーク科学アカデミー(NYAS)の主催する医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業で「Healthy Longevity  Award-1st  prize」を受賞した。同大が12日に公表したもの。

世界大学ランキング 医科歯科大学が歯学分野で5位

東京医科歯科大学(田中雄二郎学長)が、世界大学ランキングの歯学分野で5位(日本1位)にランクインした。 英国の世界大学評価機関「クアクアレリ·シモンズ(QS)」が毎年発表するランキングで、同大が16日にホームページ上で公表した。

ガッタパーチャ世界市場 2027年まで年6%成長見込み

「ガッタパーチャ」の世界市場は、2020年~27年までに5.77%以上の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は、約1億7,210万米ドル。

 6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

神奈川県歯の松井克之会長「連盟との一体化目指す」

神奈川県歯科医師会の松井克之会長は、次期執行部において「本会と連盟の一体化に取り組んでいきたい」との考えを示した。18日に横浜市の県歯会館で開かれた神奈川県歯科医師連盟(鶴岡裕亮会長)の第47回定時評議員会であいさつしたもの。

評議員会では、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中で、会長·監事選挙を郵便投票で行えるよう選挙規則の一部改正する議案や、令和3年度事業計画、同年度会費賦課並びに収納方法、同年度収入支出予算の全4議案が承認、可決された。

歯技協·学術ウェビナー「3Dプリンター」に焦点

日本歯科技工所協会(南部哲男理事長)は、「3Dプリンター」と題した学術セミナーをウェブ形式で13日に開催した。最大参加人数500人規模のウェビナーは歯技協としても初の試み。

都技·オンラインで講習会 感染症予防の知識学ぶ

東京都歯科技工士会(石川功和会長)は、厚労省後援、日本歯科技工士会指定研修の『感染症予防歯科技工士講習会』をオンラインで14日に開催した。

東日本大震災の教訓をテーマに—日医シンポ

日本医師会(中川俊男会長)は10日、東日本大震災発災から10年経つのを踏まえ、国民向けシンポジウム「東日本大震災10年、あの時得た教訓を忘れない~続ける『絆』の医療支援」を日医公式YouTubeで公開した。

「P重防」の算定は35%—東京歯科保険医協

昨年新たに導入された歯周病重症化予防治療(P重防)を算定した歯科医院は35%に留まっている。東京歯科保険医協会(坪田有史会長)は12日、オンラインで開催した記者懇談会の中で、同会が昨年10月に実施した診療報酬改定に関する会員アンケートの結果について概要を説明。「P重防」を算定しなかったという回答が多かった理由について川戸二三江副会長は、「現場での制度運用が複雑に感じた上に、コロナ禍で対面での説明会などが開催できなかった」と示した。

新型コロナの影響を調査で「再び患者減」が34.8%—東京歯科保険医協

コロナ禍により、昨年の緊急事態宣言頃に患者数が大幅に減少したが、その後、多くの歯科医院で持ち直したとされている。しかし、東京歯科保険医協会(坪田有史会長)が、役員、部員、通信員の合計73人に現状を聞いたところ、「一時期回復したが、再び減少を始めた」との回答が34.8%だった(1月19、20日)。

歯科医師国民年金基金の理事長に冨山雅史氏

歯科医師国民年金基金の理事長に4月から冨山雅史氏が就任する。17日の第88回理事会で理事長選挙が行われ、岡英男氏の後任として選出された。任期は令和6年3月31日まで。

冨山氏は平成9年に同基金の代議員に就任後、理事や参与を歴任。日本歯科医師連盟の副理事長も務めている。

日本歯科医学会"集い"で8題発表 分野越え研究の推進図る

日本歯科医学会(住友雅人会長)は17日、オンラインライブ配信で第36回「歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い」を開いた。分化した各専門領域の間で情報を交換し、ジャンルを越えた研究者が異なる視点から新しい要素を加え、研究の活性化を図るための場として行われるもの。今回は、歯根膜再生法やVRの遠隔歯科医療への応用、センサーを利用した口腔内での生体情報の獲得、新型コロナ関連、AIでの睡眠時無呼吸の早期発見など8題の研究が発表された。

AMEDらの研究推進事業 新潟大准教授の前川氏が受賞

新潟大学大学院医歯学総合研究科高度口腔機能教育研究センターの前川知樹准教授が、日本医療研究開発機構(AMED)とニューヨーク科学アカデミー(NYAS)の主催する医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業で「Healthy Longevity  Award-1st  prize」を受賞した。同大が12日に公表したもの。

世界大学ランキング 医科歯科大学が歯学分野で5位

東京医科歯科大学(田中雄二郎学長)が、世界大学ランキングの歯学分野で5位(日本1位)にランクインした。 英国の世界大学評価機関「クアクアレリ·シモンズ(QS)」が毎年発表するランキングで、同大が16日にホームページ上で公表した。

ガッタパーチャ世界市場 2027年まで年6%成長見込み

「ガッタパーチャ」の世界市場は、2020年~27年までに5.77%以上の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は、約1億7,210万米ドル。

 6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·愛媛県歯 副会長の橋本氏が無投票で当選

任期満了に伴う愛媛県歯科医師会の会長予備選挙で、2月15日に立候補届出が締め切られ、現副会長の橋本成人氏が無投票で当選した。

 6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

神奈川県歯の松井克之会長「連盟との一体化目指す」

神奈川県歯科医師会の松井克之会長は、次期執行部において「本会と連盟の一体化に取り組んでいきたい」との考えを示した。18日に横浜市の県歯会館で開かれた神奈川県歯科医師連盟(鶴岡裕亮会長)の第47回定時評議員会であいさつしたもの。

評議員会では、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中で、会長·監事選挙を郵便投票で行えるよう選挙規則の一部改正する議案や、令和3年度事業計画、同年度会費賦課並びに収納方法、同年度収入支出予算の全4議案が承認、可決された。

歯技協·学術ウェビナー「3Dプリンター」に焦点

日本歯科技工所協会(南部哲男理事長)は、「3Dプリンター」と題した学術セミナーをウェブ形式で13日に開催した。最大参加人数500人規模のウェビナーは歯技協としても初の試み。

都技·オンラインで講習会 感染症予防の知識学ぶ

東京都歯科技工士会(石川功和会長)は、厚労省後援、日本歯科技工士会指定研修の『感染症予防歯科技工士講習会』をオンラインで14日に開催した。

東日本大震災の教訓をテーマに—日医シンポ

日本医師会(中川俊男会長)は10日、東日本大震災発災から10年経つのを踏まえ、国民向けシンポジウム「東日本大震災10年、あの時得た教訓を忘れない~続ける『絆』の医療支援」を日医公式YouTubeで公開した。

「P重防」の算定は35%—東京歯科保険医協

昨年新たに導入された歯周病重症化予防治療(P重防)を算定した歯科医院は35%に留まっている。東京歯科保険医協会(坪田有史会長)は12日、オンラインで開催した記者懇談会の中で、同会が昨年10月に実施した診療報酬改定に関する会員アンケートの結果について概要を説明。「P重防」を算定しなかったという回答が多かった理由について川戸二三江副会長は、「現場での制度運用が複雑に感じた上に、コロナ禍で対面での説明会などが開催できなかった」と示した。

新型コロナの影響を調査で「再び患者減」が34.8%—東京歯科保険医協

コロナ禍により、昨年の緊急事態宣言頃に患者数が大幅に減少したが、その後、多くの歯科医院で持ち直したとされている。しかし、東京歯科保険医協会(坪田有史会長)が、役員、部員、通信員の合計73人に現状を聞いたところ、「一時期回復したが、再び減少を始めた」との回答が34.8%だった(1月19、20日)。

歯科医師国民年金基金の理事長に冨山雅史氏

歯科医師国民年金基金の理事長に4月から冨山雅史氏が就任する。17日の第88回理事会で理事長選挙が行われ、岡英男氏の後任として選出された。任期は令和6年3月31日まで。

冨山氏は平成9年に同基金の代議員に就任後、理事や参与を歴任。日本歯科医師連盟の副理事長も務めている。

日本歯科医学会"集い"で8題発表 分野越え研究の推進図る

日本歯科医学会(住友雅人会長)は17日、オンラインライブ配信で第36回「歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い」を開いた。分化した各専門領域の間で情報を交換し、ジャンルを越えた研究者が異なる視点から新しい要素を加え、研究の活性化を図るための場として行われるもの。今回は、歯根膜再生法やVRの遠隔歯科医療への応用、センサーを利用した口腔内での生体情報の獲得、新型コロナ関連、AIでの睡眠時無呼吸の早期発見など8題の研究が発表された。

AMEDらの研究推進事業 新潟大准教授の前川氏が受賞

新潟大学大学院医歯学総合研究科高度口腔機能教育研究センターの前川知樹准教授が、日本医療研究開発機構(AMED)とニューヨーク科学アカデミー(NYAS)の主催する医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業で「Healthy Longevity  Award-1st  prize」を受賞した。同大が12日に公表したもの。

世界大学ランキング 医科歯科大学が歯学分野で5位

東京医科歯科大学(田中雄二郎学長)が、世界大学ランキングの歯学分野で5位(日本1位)にランクインした。 英国の世界大学評価機関「クアクアレリ·シモンズ(QS)」が毎年発表するランキングで、同大が16日にホームページ上で公表した。

ガッタパーチャ世界市場 2027年まで年6%成長見込み

「ガッタパーチャ」の世界市場は、2020年~27年までに5.77%以上の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は、約1億7,210万米ドル。

歯科国試は1月30、31の両日に全国8カ所で実施。新卒では、2,615人が出願し、うち2,103人が受験、1,687人(合格率80.2%)が合格している。

歯科医師によるワクチン接種「万が一の時はぜひ」—菅首相ら 島村議員の打診に

ワクチン接種に当たる医師や看護師の確保ができるかどうか市区町村で不安が広がっており、菅義偉首相や田村憲久厚労相、河野太郎ワクチン担当大臣など国、自民党内からは「万が一、人材が不足した場合にはぜひとも歯科医師もやってくれないか」との声がある。島村 大参議院議員が18日に開かれた神奈川県歯科医師連盟の第47回定時評議員会の国政報告で明らかにしたもの。

日歯が新型コロナの見舞金の継続を検討

 日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、令和2年度の時限措置として申請期限が今月31日までとなっていた「新型コロナウイルス感染被害見舞金」を次年度も継続する方向で検討に入っている。12日の第194回臨時代議員会で柳川忠廣副会長が報告した。

補助金での固定資産の購入「圧縮記帳制度で税務処理を」—遠藤日歯副会長

「医療機関·薬局等における感染拡大防止等支援事業」の補助金を経費に充てた場合、基本的には収入と経費が両建てとなり課税対象は0円となるが、固定資産を購入した場合は、圧縮記帳制度によって税務処理をすることになる。12日の日歯臨時代議員会で遠藤秀樹副会長が説明した。

日歯·国民向けサイト アクセス数4倍に—新型コロナ情報に注目集まる

日本歯科医師会(堀憲郎会長)のホームページ(国民向けサイト)の月別·一日平均アクセス数が、前年同月の約4倍に増加している。予算決算特別委員会(安岡良介委員長)の会務に対する質疑に答えたもので、12日の臨時代議員会で委員会報告書が示された。

都道府県歯会長予備選挙·徳島県歯 副会長の松本氏が当選を果たす

任期満了に伴う徳島県歯科医師会の会長予備選挙で、14日に投開票が行われ、現副会長の松本侯氏が当選した。

 6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·愛媛県歯 副会長の橋本氏が無投票で当選

任期満了に伴う愛媛県歯科医師会の会長予備選挙で、2月15日に立候補届出が締め切られ、現副会長の橋本成人氏が無投票で当選した。

 6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

神奈川県歯の松井克之会長「連盟との一体化目指す」

神奈川県歯科医師会の松井克之会長は、次期執行部において「本会と連盟の一体化に取り組んでいきたい」との考えを示した。18日に横浜市の県歯会館で開かれた神奈川県歯科医師連盟(鶴岡裕亮会長)の第47回定時評議員会であいさつしたもの。

評議員会では、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中で、会長·監事選挙を郵便投票で行えるよう選挙規則の一部改正する議案や、令和3年度事業計画、同年度会費賦課並びに収納方法、同年度収入支出予算の全4議案が承認、可決された。

歯技協·学術ウェビナー「3Dプリンター」に焦点

日本歯科技工所協会(南部哲男理事長)は、「3Dプリンター」と題した学術セミナーをウェブ形式で13日に開催した。最大参加人数500人規模のウェビナーは歯技協としても初の試み。

都技·オンラインで講習会 感染症予防の知識学ぶ

東京都歯科技工士会(石川功和会長)は、厚労省後援、日本歯科技工士会指定研修の『感染症予防歯科技工士講習会』をオンラインで14日に開催した。

東日本大震災の教訓をテーマに—日医シンポ

日本医師会(中川俊男会長)は10日、東日本大震災発災から10年経つのを踏まえ、国民向けシンポジウム「東日本大震災10年、あの時得た教訓を忘れない~続ける『絆』の医療支援」を日医公式YouTubeで公開した。

「P重防」の算定は35%—東京歯科保険医協

昨年新たに導入された歯周病重症化予防治療(P重防)を算定した歯科医院は35%に留まっている。東京歯科保険医協会(坪田有史会長)は12日、オンラインで開催した記者懇談会の中で、同会が昨年10月に実施した診療報酬改定に関する会員アンケートの結果について概要を説明。「P重防」を算定しなかったという回答が多かった理由について川戸二三江副会長は、「現場での制度運用が複雑に感じた上に、コロナ禍で対面での説明会などが開催できなかった」と示した。

新型コロナの影響を調査で「再び患者減」が34.8%—東京歯科保険医協

コロナ禍により、昨年の緊急事態宣言頃に患者数が大幅に減少したが、その後、多くの歯科医院で持ち直したとされている。しかし、東京歯科保険医協会(坪田有史会長)が、役員、部員、通信員の合計73人に現状を聞いたところ、「一時期回復したが、再び減少を始めた」との回答が34.8%だった(1月19、20日)。

歯科医師国民年金基金の理事長に冨山雅史氏

歯科医師国民年金基金の理事長に4月から冨山雅史氏が就任する。17日の第88回理事会で理事長選挙が行われ、岡英男氏の後任として選出された。任期は令和6年3月31日まで。

冨山氏は平成9年に同基金の代議員に就任後、理事や参与を歴任。日本歯科医師連盟の副理事長も務めている。

日本歯科医学会"集い"で8題発表 分野越え研究の推進図る

日本歯科医学会(住友雅人会長)は17日、オンラインライブ配信で第36回「歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い」を開いた。分化した各専門領域の間で情報を交換し、ジャンルを越えた研究者が異なる視点から新しい要素を加え、研究の活性化を図るための場として行われるもの。今回は、歯根膜再生法やVRの遠隔歯科医療への応用、センサーを利用した口腔内での生体情報の獲得、新型コロナ関連、AIでの睡眠時無呼吸の早期発見など8題の研究が発表された。

AMEDらの研究推進事業 新潟大准教授の前川氏が受賞

新潟大学大学院医歯学総合研究科高度口腔機能教育研究センターの前川知樹准教授が、日本医療研究開発機構(AMED)とニューヨーク科学アカデミー(NYAS)の主催する医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業で「Healthy Longevity  Award-1st  prize」を受賞した。同大が12日に公表したもの。

世界大学ランキング 医科歯科大学が歯学分野で5位

東京医科歯科大学(田中雄二郎学長)が、世界大学ランキングの歯学分野で5位(日本1位)にランクインした。 英国の世界大学評価機関「クアクアレリ·シモンズ(QS)」が毎年発表するランキングで、同大が16日にホームページ上で公表した。

ガッタパーチャ世界市場 2027年まで年6%成長見込み

「ガッタパーチャ」の世界市場は、2020年~27年までに5.77%以上の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は、約1億7,210万米ドル。

日本では、コロナ禍の影響による患者減が昨年4月を中心に起こりました。東京歯科保険医協会の調査によると、都内では94%の歯科医院が患者減となったということです。しかし、6月以降は堅調な回復が見られ、政府の緊急融資や補助金などの効果もあり、コロナ禍によって経営難が続く歯科医院は、現在、それほど多くないと見られています。

一方、医療システムが異なり、COVID–19そのものの被害も大きかった地域では状況が違います。イギリスでは、1月1日より「患者数を前年比の45%以上にせよ」という指針が施行され、36%未満だった場合には罰金の対象となりました。

同国は、今年に入っても感染拡大が収まっていないこともあり、76%以上の歯科医院がキャンセル増加を経験しているとのことですが、なぜ罰則付きで患者数の回復を義務化しなければならなかったのでしょうか。

イギリスを含め、租税を主な財源として運営される国営医療(NHS)のシステムでは、各医療機関の運営原資は予算制となるのが一般的。そのため、患者数が回復しなければ、次年度の予算には影響するものの、今すぐ経営難になるという事態は起こらない仕組みで、現場の危機感が希薄なのです。

患者数の回復が義務化されたことで現場は大混乱。歯科国際誌『Dental Tribune』(2月17日)は、「むし歯治療などより、確実にアポを埋められる健診とクリーニングを優先させろ」と傘下医院に指示した大手法人の話を紹介しています。

昨年は「不要不急の歯科治療はやめよう」と、健診やクリーニングを延期するようNHS当局も勧告していたのですから、180度方向転換です。医療制度の違いが、コロナ禍での医院運営にも現れた例だといえるかもしれません。

今月の特集では、長期的なチーム作りという観点から、スタッフの採用や教育についての話題を取り上げました。その中で、「コロナと経営の話題は、今や書籍も動画も注目されにくい」という指摘を受けました。歯科経営誌として、なかなか耳の痛い話でしたが、逆に、発信される情報量が多過ぎて、その取捨選択が難しくなっているという背景もうかがえます。皆さまは、どうお感じでしょうか。

(水谷)

役員選任が書面表決で可に—日歯·臨時代議員会で規則改正を承認

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、書面による議決権行使の場合でも役員選任を行えるよう「役員選挙規則」の一部を改正する。12日に東京都千代田区の歯科医師会館で開いた第194回臨時代議員会で承認された。6月の定時代議員会で役員選任が行われるものの、書面による議決権行使の場合の規定がなかった。

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
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  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

和漢薬について漢方医学を専門とする王宝禮教授(大阪歯科大学)によると、「近年、人口構成の高齢化に伴い、さまざまな和漢(漢方)薬を服用した高齢の来院患者が増加傾向にあり、歯科医師は漢方薬の副作用、西洋薬や食品との相互作用の知識が必要になった」との背景があるという。

歯科技工のリモートワーク解禁に向け議論—内閣府WG

日本の歯科技工所の8割弱は1人で業務を行っている。こうした一人歯科技工所の生産性を高めるための制度設計として、進歩、発展するデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁に向けた議論を行う内閣府の第6回「医療·介護ワーキング·グループ」が、2月10日にオンラインで開催された。同会議には、河野太郎行政改革担当大臣や藤井比早之内閣府副大臣、そして厚労省からは大臣官房審議官等が参加した。また、歯科技工所におけるデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁の議題提出者として、テクニカルセンター社長の野島正美氏と同社技術顧問の山口佳男氏が参加した。

日本の子供の3割が「口ぽかん」—新潟大ら調べ

日本の子供の3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」—。新潟大学大学院医歯学総合研究科の齊藤一誠准教授らの研究グループが全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力を得て、大垣女子短期大学歯科衛生学科の海原康孝教授、鹿児島大学病院小児歯科の稲田絵美講師らとの共同研究で明らかにした。

歯髄にダメージで破歯細胞が誘導—東歯大らが解明

歯の内部吸収の発症に至る破歯細胞の形成メカニズムを、東京歯科大学·口腔科学研究センターの西田大輔博士研究員、溝口利英准教授が松本歯科大学との共同研究で明らかにした。歯髄がダメージを受けると破歯細胞を誘導するランクルが上昇し、同細胞分化を抑制するオステオプロテゲリン(OPG)が低下することで、破歯細胞の形成が促されるというもの。内部吸収の予防および治療法の確立につながる知見として期待がかかっている。

歯科情報の標準化目指す—厚労省事業で研修会

「歯科情報の標準化に関する研修会」が2月28日、オンラインで開かれた。令和2年度の厚生労働省「歯科情報の利活用推進事業」の一つで、歯科医師や歯科ベンダーを中心に約200人が参加した。 10年前に発生した東日本大震災では、身元不明遺体の歯科的所見による確認の有効性があらためて示されたが、その一方で歯科診療情報の標準化が図られず、身元確認に困難をきたした事例も見受けられた。

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

事業計画などを書面表決で可決—全歯連

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(山口誠一郎会長)は3日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下で、感染拡大防止の観点から中止した令和2年度第2回通常総会の議案について、書面表決を行い、全議案を可決した。議案は「令和3年度事業計画」「同会費賦課並びに徴収」「同歳入歳出予算」に関する三つ。

第204回臨時代議員会で全3議案を可決—都歯

 東京都歯科医師会(井上惠司会長代行)は4日、第204回臨時代議員会を東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急事態宣言下で書面決議を採用し、「事務局規則の一部改正」や「基本財産の積立」「名誉会員の推薦」の全3議案を可決、承認した。名誉会員になったのは、練馬区歯科医師会推薦の近藤勝洪氏。また、附属歯科衛生士専門学校の廃校に伴う事務局統合により4月から組織改編、役職の追加が行われる。

歯科国試に和漢薬出題について「高齢化が背景」—大歯大·王教授

今後の歯科医師国家試験で、和漢薬を服用している高齢者、有病者への対応、国際保健に関する問題が出題される見込みとなり、注目が集まっている。 

和漢薬について漢方医学を専門とする王宝禮教授(大阪歯科大学)によると、「近年、人口構成の高齢化に伴い、さまざまな和漢(漢方)薬を服用した高齢の来院患者が増加傾向にあり、歯科医師は漢方薬の副作用、西洋薬や食品との相互作用の知識が必要になった」との背景があるという。

歯科技工のリモートワーク解禁に向け議論—内閣府WG

日本の歯科技工所の8割弱は1人で業務を行っている。こうした一人歯科技工所の生産性を高めるための制度設計として、進歩、発展するデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁に向けた議論を行う内閣府の第6回「医療·介護ワーキング·グループ」が、2月10日にオンラインで開催された。同会議には、河野太郎行政改革担当大臣や藤井比早之内閣府副大臣、そして厚労省からは大臣官房審議官等が参加した。また、歯科技工所におけるデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁の議題提出者として、テクニカルセンター社長の野島正美氏と同社技術顧問の山口佳男氏が参加した。

日本の子供の3割が「口ぽかん」—新潟大ら調べ

日本の子供の3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」—。新潟大学大学院医歯学総合研究科の齊藤一誠准教授らの研究グループが全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力を得て、大垣女子短期大学歯科衛生学科の海原康孝教授、鹿児島大学病院小児歯科の稲田絵美講師らとの共同研究で明らかにした。

歯髄にダメージで破歯細胞が誘導—東歯大らが解明

歯の内部吸収の発症に至る破歯細胞の形成メカニズムを、東京歯科大学·口腔科学研究センターの西田大輔博士研究員、溝口利英准教授が松本歯科大学との共同研究で明らかにした。歯髄がダメージを受けると破歯細胞を誘導するランクルが上昇し、同細胞分化を抑制するオステオプロテゲリン(OPG)が低下することで、破歯細胞の形成が促されるというもの。内部吸収の予防および治療法の確立につながる知見として期待がかかっている。

歯科情報の標準化目指す—厚労省事業で研修会

「歯科情報の標準化に関する研修会」が2月28日、オンラインで開かれた。令和2年度の厚生労働省「歯科情報の利活用推進事業」の一つで、歯科医師や歯科ベンダーを中心に約200人が参加した。 10年前に発生した東日本大震災では、身元不明遺体の歯科的所見による確認の有効性があらためて示されたが、その一方で歯科診療情報の標準化が図られず、身元確認に困難をきたした事例も見受けられた。

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·熊本県歯 現職の伊藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う熊本県歯科医師会の会長予備選挙で、12日に立候補届出が締め切られ、現職の伊藤明彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

事業計画などを書面表決で可決—全歯連

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(山口誠一郎会長)は3日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下で、感染拡大防止の観点から中止した令和2年度第2回通常総会の議案について、書面表決を行い、全議案を可決した。議案は「令和3年度事業計画」「同会費賦課並びに徴収」「同歳入歳出予算」に関する三つ。

第204回臨時代議員会で全3議案を可決—都歯

 東京都歯科医師会(井上惠司会長代行)は4日、第204回臨時代議員会を東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急事態宣言下で書面決議を採用し、「事務局規則の一部改正」や「基本財産の積立」「名誉会員の推薦」の全3議案を可決、承認した。名誉会員になったのは、練馬区歯科医師会推薦の近藤勝洪氏。また、附属歯科衛生士専門学校の廃校に伴う事務局統合により4月から組織改編、役職の追加が行われる。

歯科国試に和漢薬出題について「高齢化が背景」—大歯大·王教授

今後の歯科医師国家試験で、和漢薬を服用している高齢者、有病者への対応、国際保健に関する問題が出題される見込みとなり、注目が集まっている。 

和漢薬について漢方医学を専門とする王宝禮教授(大阪歯科大学)によると、「近年、人口構成の高齢化に伴い、さまざまな和漢(漢方)薬を服用した高齢の来院患者が増加傾向にあり、歯科医師は漢方薬の副作用、西洋薬や食品との相互作用の知識が必要になった」との背景があるという。

歯科技工のリモートワーク解禁に向け議論—内閣府WG

日本の歯科技工所の8割弱は1人で業務を行っている。こうした一人歯科技工所の生産性を高めるための制度設計として、進歩、発展するデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁に向けた議論を行う内閣府の第6回「医療·介護ワーキング·グループ」が、2月10日にオンラインで開催された。同会議には、河野太郎行政改革担当大臣や藤井比早之内閣府副大臣、そして厚労省からは大臣官房審議官等が参加した。また、歯科技工所におけるデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁の議題提出者として、テクニカルセンター社長の野島正美氏と同社技術顧問の山口佳男氏が参加した。

日本の子供の3割が「口ぽかん」—新潟大ら調べ

日本の子供の3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」—。新潟大学大学院医歯学総合研究科の齊藤一誠准教授らの研究グループが全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力を得て、大垣女子短期大学歯科衛生学科の海原康孝教授、鹿児島大学病院小児歯科の稲田絵美講師らとの共同研究で明らかにした。

歯髄にダメージで破歯細胞が誘導—東歯大らが解明

歯の内部吸収の発症に至る破歯細胞の形成メカニズムを、東京歯科大学·口腔科学研究センターの西田大輔博士研究員、溝口利英准教授が松本歯科大学との共同研究で明らかにした。歯髄がダメージを受けると破歯細胞を誘導するランクルが上昇し、同細胞分化を抑制するオステオプロテゲリン(OPG)が低下することで、破歯細胞の形成が促されるというもの。内部吸収の予防および治療法の確立につながる知見として期待がかかっている。

歯科情報の標準化目指す—厚労省事業で研修会

「歯科情報の標準化に関する研修会」が2月28日、オンラインで開かれた。令和2年度の厚生労働省「歯科情報の利活用推進事業」の一つで、歯科医師や歯科ベンダーを中心に約200人が参加した。 10年前に発生した東日本大震災では、身元不明遺体の歯科的所見による確認の有効性があらためて示されたが、その一方で歯科診療情報の標準化が図られず、身元確認に困難をきたした事例も見受けられた。

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

6月の総会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·福岡県歯 現職の大山氏が当選を果たす

任期満了に伴う福岡県歯科医師会の会長予備選挙で、7日に開票が行われ、現職の大山茂氏が当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·熊本県歯 現職の伊藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う熊本県歯科医師会の会長予備選挙で、12日に立候補届出が締め切られ、現職の伊藤明彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

事業計画などを書面表決で可決—全歯連

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(山口誠一郎会長)は3日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下で、感染拡大防止の観点から中止した令和2年度第2回通常総会の議案について、書面表決を行い、全議案を可決した。議案は「令和3年度事業計画」「同会費賦課並びに徴収」「同歳入歳出予算」に関する三つ。

第204回臨時代議員会で全3議案を可決—都歯

 東京都歯科医師会(井上惠司会長代行)は4日、第204回臨時代議員会を東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急事態宣言下で書面決議を採用し、「事務局規則の一部改正」や「基本財産の積立」「名誉会員の推薦」の全3議案を可決、承認した。名誉会員になったのは、練馬区歯科医師会推薦の近藤勝洪氏。また、附属歯科衛生士専門学校の廃校に伴う事務局統合により4月から組織改編、役職の追加が行われる。

歯科国試に和漢薬出題について「高齢化が背景」—大歯大·王教授

今後の歯科医師国家試験で、和漢薬を服用している高齢者、有病者への対応、国際保健に関する問題が出題される見込みとなり、注目が集まっている。 

和漢薬について漢方医学を専門とする王宝禮教授(大阪歯科大学)によると、「近年、人口構成の高齢化に伴い、さまざまな和漢(漢方)薬を服用した高齢の来院患者が増加傾向にあり、歯科医師は漢方薬の副作用、西洋薬や食品との相互作用の知識が必要になった」との背景があるという。

歯科技工のリモートワーク解禁に向け議論—内閣府WG

日本の歯科技工所の8割弱は1人で業務を行っている。こうした一人歯科技工所の生産性を高めるための制度設計として、進歩、発展するデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁に向けた議論を行う内閣府の第6回「医療·介護ワーキング·グループ」が、2月10日にオンラインで開催された。同会議には、河野太郎行政改革担当大臣や藤井比早之内閣府副大臣、そして厚労省からは大臣官房審議官等が参加した。また、歯科技工所におけるデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁の議題提出者として、テクニカルセンター社長の野島正美氏と同社技術顧問の山口佳男氏が参加した。

日本の子供の3割が「口ぽかん」—新潟大ら調べ

日本の子供の3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」—。新潟大学大学院医歯学総合研究科の齊藤一誠准教授らの研究グループが全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力を得て、大垣女子短期大学歯科衛生学科の海原康孝教授、鹿児島大学病院小児歯科の稲田絵美講師らとの共同研究で明らかにした。

歯髄にダメージで破歯細胞が誘導—東歯大らが解明

歯の内部吸収の発症に至る破歯細胞の形成メカニズムを、東京歯科大学·口腔科学研究センターの西田大輔博士研究員、溝口利英准教授が松本歯科大学との共同研究で明らかにした。歯髄がダメージを受けると破歯細胞を誘導するランクルが上昇し、同細胞分化を抑制するオステオプロテゲリン(OPG)が低下することで、破歯細胞の形成が促されるというもの。内部吸収の予防および治療法の確立につながる知見として期待がかかっている。

歯科情報の標準化目指す—厚労省事業で研修会

「歯科情報の標準化に関する研修会」が2月28日、オンラインで開かれた。令和2年度の厚生労働省「歯科情報の利活用推進事業」の一つで、歯科医師や歯科ベンダーを中心に約200人が参加した。 10年前に発生した東日本大震災では、身元不明遺体の歯科的所見による確認の有効性があらためて示されたが、その一方で歯科診療情報の標準化が図られず、身元確認に困難をきたした事例も見受けられた。

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

6月の代議員会後の理事会で正式に就任する。

都道府県歯会長予備選挙·鳥取県歯 現職の渡部氏が無投票で当選

任期満了に伴う鳥取県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の渡部隆夫氏が無投票で当選した。

6月の総会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·福岡県歯 現職の大山氏が当選を果たす

任期満了に伴う福岡県歯科医師会の会長予備選挙で、7日に開票が行われ、現職の大山茂氏が当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·熊本県歯 現職の伊藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う熊本県歯科医師会の会長予備選挙で、12日に立候補届出が締め切られ、現職の伊藤明彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

事業計画などを書面表決で可決—全歯連

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(山口誠一郎会長)は3日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下で、感染拡大防止の観点から中止した令和2年度第2回通常総会の議案について、書面表決を行い、全議案を可決した。議案は「令和3年度事業計画」「同会費賦課並びに徴収」「同歳入歳出予算」に関する三つ。

第204回臨時代議員会で全3議案を可決—都歯

 東京都歯科医師会(井上惠司会長代行)は4日、第204回臨時代議員会を東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急事態宣言下で書面決議を採用し、「事務局規則の一部改正」や「基本財産の積立」「名誉会員の推薦」の全3議案を可決、承認した。名誉会員になったのは、練馬区歯科医師会推薦の近藤勝洪氏。また、附属歯科衛生士専門学校の廃校に伴う事務局統合により4月から組織改編、役職の追加が行われる。

歯科国試に和漢薬出題について「高齢化が背景」—大歯大·王教授

今後の歯科医師国家試験で、和漢薬を服用している高齢者、有病者への対応、国際保健に関する問題が出題される見込みとなり、注目が集まっている。 

和漢薬について漢方医学を専門とする王宝禮教授(大阪歯科大学)によると、「近年、人口構成の高齢化に伴い、さまざまな和漢(漢方)薬を服用した高齢の来院患者が増加傾向にあり、歯科医師は漢方薬の副作用、西洋薬や食品との相互作用の知識が必要になった」との背景があるという。

歯科技工のリモートワーク解禁に向け議論—内閣府WG

日本の歯科技工所の8割弱は1人で業務を行っている。こうした一人歯科技工所の生産性を高めるための制度設計として、進歩、発展するデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁に向けた議論を行う内閣府の第6回「医療·介護ワーキング·グループ」が、2月10日にオンラインで開催された。同会議には、河野太郎行政改革担当大臣や藤井比早之内閣府副大臣、そして厚労省からは大臣官房審議官等が参加した。また、歯科技工所におけるデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁の議題提出者として、テクニカルセンター社長の野島正美氏と同社技術顧問の山口佳男氏が参加した。

日本の子供の3割が「口ぽかん」—新潟大ら調べ

日本の子供の3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」—。新潟大学大学院医歯学総合研究科の齊藤一誠准教授らの研究グループが全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力を得て、大垣女子短期大学歯科衛生学科の海原康孝教授、鹿児島大学病院小児歯科の稲田絵美講師らとの共同研究で明らかにした。

歯髄にダメージで破歯細胞が誘導—東歯大らが解明

歯の内部吸収の発症に至る破歯細胞の形成メカニズムを、東京歯科大学·口腔科学研究センターの西田大輔博士研究員、溝口利英准教授が松本歯科大学との共同研究で明らかにした。歯髄がダメージを受けると破歯細胞を誘導するランクルが上昇し、同細胞分化を抑制するオステオプロテゲリン(OPG)が低下することで、破歯細胞の形成が促されるというもの。内部吸収の予防および治療法の確立につながる知見として期待がかかっている。

歯科情報の標準化目指す—厚労省事業で研修会

「歯科情報の標準化に関する研修会」が2月28日、オンラインで開かれた。令和2年度の厚生労働省「歯科情報の利活用推進事業」の一つで、歯科医師や歯科ベンダーを中心に約200人が参加した。 10年前に発生した東日本大震災では、身元不明遺体の歯科的所見による確認の有効性があらためて示されたが、その一方で歯科診療情報の標準化が図られず、身元確認に困難をきたした事例も見受けられた。

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·滋賀県歯 現職の中村氏が無投票で当選

任期満了に伴う滋賀県歯科医師会の会長予備選挙で3日に立候補届出が締め切られ、現職の中村彰彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に就任する。

都道府県歯会長予備選挙·鳥取県歯 現職の渡部氏が無投票で当選

任期満了に伴う鳥取県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の渡部隆夫氏が無投票で当選した。

6月の総会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·福岡県歯 現職の大山氏が当選を果たす

任期満了に伴う福岡県歯科医師会の会長予備選挙で、7日に開票が行われ、現職の大山茂氏が当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·熊本県歯 現職の伊藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う熊本県歯科医師会の会長予備選挙で、12日に立候補届出が締め切られ、現職の伊藤明彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

事業計画などを書面表決で可決—全歯連

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(山口誠一郎会長)は3日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下で、感染拡大防止の観点から中止した令和2年度第2回通常総会の議案について、書面表決を行い、全議案を可決した。議案は「令和3年度事業計画」「同会費賦課並びに徴収」「同歳入歳出予算」に関する三つ。

第204回臨時代議員会で全3議案を可決—都歯

 東京都歯科医師会(井上惠司会長代行)は4日、第204回臨時代議員会を東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急事態宣言下で書面決議を採用し、「事務局規則の一部改正」や「基本財産の積立」「名誉会員の推薦」の全3議案を可決、承認した。名誉会員になったのは、練馬区歯科医師会推薦の近藤勝洪氏。また、附属歯科衛生士専門学校の廃校に伴う事務局統合により4月から組織改編、役職の追加が行われる。

歯科国試に和漢薬出題について「高齢化が背景」—大歯大·王教授

今後の歯科医師国家試験で、和漢薬を服用している高齢者、有病者への対応、国際保健に関する問題が出題される見込みとなり、注目が集まっている。 

和漢薬について漢方医学を専門とする王宝禮教授(大阪歯科大学)によると、「近年、人口構成の高齢化に伴い、さまざまな和漢(漢方)薬を服用した高齢の来院患者が増加傾向にあり、歯科医師は漢方薬の副作用、西洋薬や食品との相互作用の知識が必要になった」との背景があるという。

歯科技工のリモートワーク解禁に向け議論—内閣府WG

日本の歯科技工所の8割弱は1人で業務を行っている。こうした一人歯科技工所の生産性を高めるための制度設計として、進歩、発展するデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁に向けた議論を行う内閣府の第6回「医療·介護ワーキング·グループ」が、2月10日にオンラインで開催された。同会議には、河野太郎行政改革担当大臣や藤井比早之内閣府副大臣、そして厚労省からは大臣官房審議官等が参加した。また、歯科技工所におけるデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁の議題提出者として、テクニカルセンター社長の野島正美氏と同社技術顧問の山口佳男氏が参加した。

日本の子供の3割が「口ぽかん」—新潟大ら調べ

日本の子供の3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」—。新潟大学大学院医歯学総合研究科の齊藤一誠准教授らの研究グループが全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力を得て、大垣女子短期大学歯科衛生学科の海原康孝教授、鹿児島大学病院小児歯科の稲田絵美講師らとの共同研究で明らかにした。

歯髄にダメージで破歯細胞が誘導—東歯大らが解明

歯の内部吸収の発症に至る破歯細胞の形成メカニズムを、東京歯科大学·口腔科学研究センターの西田大輔博士研究員、溝口利英准教授が松本歯科大学との共同研究で明らかにした。歯髄がダメージを受けると破歯細胞を誘導するランクルが上昇し、同細胞分化を抑制するオステオプロテゲリン(OPG)が低下することで、破歯細胞の形成が促されるというもの。内部吸収の予防および治療法の確立につながる知見として期待がかかっている。

歯科情報の標準化目指す—厚労省事業で研修会

「歯科情報の標準化に関する研修会」が2月28日、オンラインで開かれた。令和2年度の厚生労働省「歯科情報の利活用推進事業」の一つで、歯科医師や歯科ベンダーを中心に約200人が参加した。 10年前に発生した東日本大震災では、身元不明遺体の歯科的所見による確認の有効性があらためて示されたが、その一方で歯科診療情報の標準化が図られず、身元確認に困難をきたした事例も見受けられた。

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

都道府県歯会長予備選挙·三重県歯 現職の大杉氏が無投票で当選

任期満了に伴う三重県歯科医師会の会長予備選挙で4日に立候補届出が締め切られ、現職の大杉和司氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·滋賀県歯 現職の中村氏が無投票で当選

任期満了に伴う滋賀県歯科医師会の会長予備選挙で3日に立候補届出が締め切られ、現職の中村彰彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に就任する。

都道府県歯会長予備選挙·鳥取県歯 現職の渡部氏が無投票で当選

任期満了に伴う鳥取県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の渡部隆夫氏が無投票で当選した。

6月の総会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·福岡県歯 現職の大山氏が当選を果たす

任期満了に伴う福岡県歯科医師会の会長予備選挙で、7日に開票が行われ、現職の大山茂氏が当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·熊本県歯 現職の伊藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う熊本県歯科医師会の会長予備選挙で、12日に立候補届出が締め切られ、現職の伊藤明彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

事業計画などを書面表決で可決—全歯連

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(山口誠一郎会長)は3日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下で、感染拡大防止の観点から中止した令和2年度第2回通常総会の議案について、書面表決を行い、全議案を可決した。議案は「令和3年度事業計画」「同会費賦課並びに徴収」「同歳入歳出予算」に関する三つ。

第204回臨時代議員会で全3議案を可決—都歯

 東京都歯科医師会(井上惠司会長代行)は4日、第204回臨時代議員会を東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急事態宣言下で書面決議を採用し、「事務局規則の一部改正」や「基本財産の積立」「名誉会員の推薦」の全3議案を可決、承認した。名誉会員になったのは、練馬区歯科医師会推薦の近藤勝洪氏。また、附属歯科衛生士専門学校の廃校に伴う事務局統合により4月から組織改編、役職の追加が行われる。

歯科国試に和漢薬出題について「高齢化が背景」—大歯大·王教授

今後の歯科医師国家試験で、和漢薬を服用している高齢者、有病者への対応、国際保健に関する問題が出題される見込みとなり、注目が集まっている。 

和漢薬について漢方医学を専門とする王宝禮教授(大阪歯科大学)によると、「近年、人口構成の高齢化に伴い、さまざまな和漢(漢方)薬を服用した高齢の来院患者が増加傾向にあり、歯科医師は漢方薬の副作用、西洋薬や食品との相互作用の知識が必要になった」との背景があるという。

歯科技工のリモートワーク解禁に向け議論—内閣府WG

日本の歯科技工所の8割弱は1人で業務を行っている。こうした一人歯科技工所の生産性を高めるための制度設計として、進歩、発展するデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁に向けた議論を行う内閣府の第6回「医療·介護ワーキング·グループ」が、2月10日にオンラインで開催された。同会議には、河野太郎行政改革担当大臣や藤井比早之内閣府副大臣、そして厚労省からは大臣官房審議官等が参加した。また、歯科技工所におけるデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁の議題提出者として、テクニカルセンター社長の野島正美氏と同社技術顧問の山口佳男氏が参加した。

日本の子供の3割が「口ぽかん」—新潟大ら調べ

日本の子供の3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」—。新潟大学大学院医歯学総合研究科の齊藤一誠准教授らの研究グループが全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力を得て、大垣女子短期大学歯科衛生学科の海原康孝教授、鹿児島大学病院小児歯科の稲田絵美講師らとの共同研究で明らかにした。

歯髄にダメージで破歯細胞が誘導—東歯大らが解明

歯の内部吸収の発症に至る破歯細胞の形成メカニズムを、東京歯科大学·口腔科学研究センターの西田大輔博士研究員、溝口利英准教授が松本歯科大学との共同研究で明らかにした。歯髄がダメージを受けると破歯細胞を誘導するランクルが上昇し、同細胞分化を抑制するオステオプロテゲリン(OPG)が低下することで、破歯細胞の形成が促されるというもの。内部吸収の予防および治療法の確立につながる知見として期待がかかっている。

歯科情報の標準化目指す—厚労省事業で研修会

「歯科情報の標準化に関する研修会」が2月28日、オンラインで開かれた。令和2年度の厚生労働省「歯科情報の利活用推進事業」の一つで、歯科医師や歯科ベンダーを中心に約200人が参加した。 10年前に発生した東日本大震災では、身元不明遺体の歯科的所見による確認の有効性があらためて示されたが、その一方で歯科診療情報の標準化が図られず、身元確認に困難をきたした事例も見受けられた。

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

主な連携事項は「教育」「研究」「社会貢献」に関するもの。教育では、地域の歯科衛生士が世代を問わず、「知識·技術」の「自信回復」と「修練」が図れるよう「機会の創出」と「場所の提供」について、互いに連携し協力していくとしている。

学校保健統計調査で「12歳児むし歯等数」公表なし

12歳児1人当たりの永久歯の平均むし歯等数などが報告される、学校保健統計調査(速報値)で、令和2年度は健康診断を実施できなかった学校が多数あることなどから、発育状態(身長、体重)の全国値のみ公表となった。9日に文部科学省がリリースした。

県内の事業所に無料で出前講座—石川県歯

 石川県歯科医師会(飯利邦洋会長)は働く世代の歯周病予防を推進するため、県内の事業所に無料で歯科医師を派遣する出前講座を随時開催する。

都道府県歯会長予備選挙·山形県歯 現職の冨田氏を代議員会で承認

任期満了に伴う山形県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補していた現職の冨田滋氏が4日、代議員会で承認された。

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

都道府県歯会長予備選挙·三重県歯 現職の大杉氏が無投票で当選

任期満了に伴う三重県歯科医師会の会長予備選挙で4日に立候補届出が締め切られ、現職の大杉和司氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·滋賀県歯 現職の中村氏が無投票で当選

任期満了に伴う滋賀県歯科医師会の会長予備選挙で3日に立候補届出が締め切られ、現職の中村彰彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に就任する。

都道府県歯会長予備選挙·鳥取県歯 現職の渡部氏が無投票で当選

任期満了に伴う鳥取県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の渡部隆夫氏が無投票で当選した。

6月の総会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·福岡県歯 現職の大山氏が当選を果たす

任期満了に伴う福岡県歯科医師会の会長予備選挙で、7日に開票が行われ、現職の大山茂氏が当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·熊本県歯 現職の伊藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う熊本県歯科医師会の会長予備選挙で、12日に立候補届出が締め切られ、現職の伊藤明彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

事業計画などを書面表決で可決—全歯連

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(山口誠一郎会長)は3日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下で、感染拡大防止の観点から中止した令和2年度第2回通常総会の議案について、書面表決を行い、全議案を可決した。議案は「令和3年度事業計画」「同会費賦課並びに徴収」「同歳入歳出予算」に関する三つ。

第204回臨時代議員会で全3議案を可決—都歯

 東京都歯科医師会(井上惠司会長代行)は4日、第204回臨時代議員会を東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急事態宣言下で書面決議を採用し、「事務局規則の一部改正」や「基本財産の積立」「名誉会員の推薦」の全3議案を可決、承認した。名誉会員になったのは、練馬区歯科医師会推薦の近藤勝洪氏。また、附属歯科衛生士専門学校の廃校に伴う事務局統合により4月から組織改編、役職の追加が行われる。

歯科国試に和漢薬出題について「高齢化が背景」—大歯大·王教授

今後の歯科医師国家試験で、和漢薬を服用している高齢者、有病者への対応、国際保健に関する問題が出題される見込みとなり、注目が集まっている。 

和漢薬について漢方医学を専門とする王宝禮教授(大阪歯科大学)によると、「近年、人口構成の高齢化に伴い、さまざまな和漢(漢方)薬を服用した高齢の来院患者が増加傾向にあり、歯科医師は漢方薬の副作用、西洋薬や食品との相互作用の知識が必要になった」との背景があるという。

歯科技工のリモートワーク解禁に向け議論—内閣府WG

日本の歯科技工所の8割弱は1人で業務を行っている。こうした一人歯科技工所の生産性を高めるための制度設計として、進歩、発展するデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁に向けた議論を行う内閣府の第6回「医療·介護ワーキング·グループ」が、2月10日にオンラインで開催された。同会議には、河野太郎行政改革担当大臣や藤井比早之内閣府副大臣、そして厚労省からは大臣官房審議官等が参加した。また、歯科技工所におけるデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁の議題提出者として、テクニカルセンター社長の野島正美氏と同社技術顧問の山口佳男氏が参加した。

日本の子供の3割が「口ぽかん」—新潟大ら調べ

日本の子供の3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」—。新潟大学大学院医歯学総合研究科の齊藤一誠准教授らの研究グループが全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力を得て、大垣女子短期大学歯科衛生学科の海原康孝教授、鹿児島大学病院小児歯科の稲田絵美講師らとの共同研究で明らかにした。

歯髄にダメージで破歯細胞が誘導—東歯大らが解明

歯の内部吸収の発症に至る破歯細胞の形成メカニズムを、東京歯科大学·口腔科学研究センターの西田大輔博士研究員、溝口利英准教授が松本歯科大学との共同研究で明らかにした。歯髄がダメージを受けると破歯細胞を誘導するランクルが上昇し、同細胞分化を抑制するオステオプロテゲリン(OPG)が低下することで、破歯細胞の形成が促されるというもの。内部吸収の予防および治療法の確立につながる知見として期待がかかっている。

歯科情報の標準化目指す—厚労省事業で研修会

「歯科情報の標準化に関する研修会」が2月28日、オンラインで開かれた。令和2年度の厚生労働省「歯科情報の利活用推進事業」の一つで、歯科医師や歯科ベンダーを中心に約200人が参加した。 10年前に発生した東日本大震災では、身元不明遺体の歯科的所見による確認の有効性があらためて示されたが、その一方で歯科診療情報の標準化が図られず、身元確認に困難をきたした事例も見受けられた。

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

今回の臨時代議員会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から会期の短縮、書面による議決権行使などを採用。同議案のほか、令和3年度事業計画や収支予算など全5議案を可決した。

歯科点数の前年比増で要因の検証を要望—中医協支払側

中医協支払側委員で全国健康保険協会理事の吉森俊和氏は、10日の中医協総会で、歯科のレセプト総点数が昨年8月から前年同期比を上回っている点について、「診療報酬改定の影響が大きく出ているのではないか」と発言。厚労省に次期診療報酬改定に向けて要因の検証を行える準備をしてほしいと要望した。一方、日本歯科医師会常務理事の林正純氏は、同点数について歯科の特殊性が影響している可能性にも触れながら、歯科の重要性が国民に広まりつつある点も含めて、次期改定で議論をしてほしいと強調した。

愛知学院大短大部と愛知県歯·県衛が歯科衛生士育成などで包括連携協定締結

愛知学院大学短期大学部(引田弘道学長)と愛知県歯科医師会(内堀典保会長)、愛知県歯科衛生士会(金森いづみ会長)は、地域住民の健康増進に寄与する歯科衛生士の人材育成などを目的とした包括連携協定を締結した。4日には締結式が開かれた。

主な連携事項は「教育」「研究」「社会貢献」に関するもの。教育では、地域の歯科衛生士が世代を問わず、「知識·技術」の「自信回復」と「修練」が図れるよう「機会の創出」と「場所の提供」について、互いに連携し協力していくとしている。

学校保健統計調査で「12歳児むし歯等数」公表なし

12歳児1人当たりの永久歯の平均むし歯等数などが報告される、学校保健統計調査(速報値)で、令和2年度は健康診断を実施できなかった学校が多数あることなどから、発育状態(身長、体重)の全国値のみ公表となった。9日に文部科学省がリリースした。

県内の事業所に無料で出前講座—石川県歯

 石川県歯科医師会(飯利邦洋会長)は働く世代の歯周病予防を推進するため、県内の事業所に無料で歯科医師を派遣する出前講座を随時開催する。

都道府県歯会長予備選挙·山形県歯 現職の冨田氏を代議員会で承認

任期満了に伴う山形県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補していた現職の冨田滋氏が4日、代議員会で承認された。

正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。

都道府県歯会長予備選挙·三重県歯 現職の大杉氏が無投票で当選

任期満了に伴う三重県歯科医師会の会長予備選挙で4日に立候補届出が締め切られ、現職の大杉和司氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·滋賀県歯 現職の中村氏が無投票で当選

任期満了に伴う滋賀県歯科医師会の会長予備選挙で3日に立候補届出が締め切られ、現職の中村彰彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に就任する。

都道府県歯会長予備選挙·鳥取県歯 現職の渡部氏が無投票で当選

任期満了に伴う鳥取県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の渡部隆夫氏が無投票で当選した。

6月の総会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·福岡県歯 現職の大山氏が当選を果たす

任期満了に伴う福岡県歯科医師会の会長予備選挙で、7日に開票が行われ、現職の大山茂氏が当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

都道府県歯会長予備選挙·熊本県歯 現職の伊藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う熊本県歯科医師会の会長予備選挙で、12日に立候補届出が締め切られ、現職の伊藤明彦氏が無投票で当選した。

6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。

事業計画などを書面表決で可決—全歯連

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(山口誠一郎会長)は3日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下で、感染拡大防止の観点から中止した令和2年度第2回通常総会の議案について、書面表決を行い、全議案を可決した。議案は「令和3年度事業計画」「同会費賦課並びに徴収」「同歳入歳出予算」に関する三つ。

第204回臨時代議員会で全3議案を可決—都歯

 東京都歯科医師会(井上惠司会長代行)は4日、第204回臨時代議員会を東京都千代田区の歯科医師会館で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急事態宣言下で書面決議を採用し、「事務局規則の一部改正」や「基本財産の積立」「名誉会員の推薦」の全3議案を可決、承認した。名誉会員になったのは、練馬区歯科医師会推薦の近藤勝洪氏。また、附属歯科衛生士専門学校の廃校に伴う事務局統合により4月から組織改編、役職の追加が行われる。

歯科国試に和漢薬出題について「高齢化が背景」—大歯大·王教授

今後の歯科医師国家試験で、和漢薬を服用している高齢者、有病者への対応、国際保健に関する問題が出題される見込みとなり、注目が集まっている。 

和漢薬について漢方医学を専門とする王宝禮教授(大阪歯科大学)によると、「近年、人口構成の高齢化に伴い、さまざまな和漢(漢方)薬を服用した高齢の来院患者が増加傾向にあり、歯科医師は漢方薬の副作用、西洋薬や食品との相互作用の知識が必要になった」との背景があるという。

歯科技工のリモートワーク解禁に向け議論—内閣府WG

日本の歯科技工所の8割弱は1人で業務を行っている。こうした一人歯科技工所の生産性を高めるための制度設計として、進歩、発展するデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁に向けた議論を行う内閣府の第6回「医療·介護ワーキング·グループ」が、2月10日にオンラインで開催された。同会議には、河野太郎行政改革担当大臣や藤井比早之内閣府副大臣、そして厚労省からは大臣官房審議官等が参加した。また、歯科技工所におけるデジタル機器の共同利用やリモートワークの解禁の議題提出者として、テクニカルセンター社長の野島正美氏と同社技術顧問の山口佳男氏が参加した。

日本の子供の3割が「口ぽかん」—新潟大ら調べ

日本の子供の3割が「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」—。新潟大学大学院医歯学総合研究科の齊藤一誠准教授らの研究グループが全国小児歯科開業医会(JSPP)の協力を得て、大垣女子短期大学歯科衛生学科の海原康孝教授、鹿児島大学病院小児歯科の稲田絵美講師らとの共同研究で明らかにした。

歯髄にダメージで破歯細胞が誘導—東歯大らが解明

歯の内部吸収の発症に至る破歯細胞の形成メカニズムを、東京歯科大学·口腔科学研究センターの西田大輔博士研究員、溝口利英准教授が松本歯科大学との共同研究で明らかにした。歯髄がダメージを受けると破歯細胞を誘導するランクルが上昇し、同細胞分化を抑制するオステオプロテゲリン(OPG)が低下することで、破歯細胞の形成が促されるというもの。内部吸収の予防および治療法の確立につながる知見として期待がかかっている。

歯科情報の標準化目指す—厚労省事業で研修会

「歯科情報の標準化に関する研修会」が2月28日、オンラインで開かれた。令和2年度の厚生労働省「歯科情報の利活用推進事業」の一つで、歯科医師や歯科ベンダーを中心に約200人が参加した。 10年前に発生した東日本大震災では、身元不明遺体の歯科的所見による確認の有効性があらためて示されたが、その一方で歯科診療情報の標準化が図られず、身元確認に困難をきたした事例も見受けられた。

同研修会の目的は、三つの講演を通じて、歯科診療報標準化の意義、必要性に対する理解を深め、最終的には電子カルテやレセプトコンピューターへの実装を目指すというもの。主催はエヌ·ティ·ティ·データ、エヌ·ティ·ティ·データ経営研究所、後援は日本歯科医師会。

新型コロナでFDIが声明「歯科医療従事者ワクチン接種を」

世界歯科連盟(FDI)は2月25日、歯科医療従事者へのCOVID—19ワクチン接種の必要性を強調する声明を発表した。

各国がワクチン接種のプログラムを発表する中、口腔衛生の重要性にかんがみ、その担い手である歯科医療従事者へのワクチン接種が必要だとの観点によるもの。

ガム咀嚼で唾液中IgAの分泌2.5倍に

ガム咀嚼によって、口腔内での免疫グロブリンA(IgA)の分泌が2.5倍になる。ロッテ(牛膓栄一社長)が順天堂大学の小林弘幸教授の監修で研究したもので、『薬理と治療』(2020 48巻12号)に論文掲載された。

30代歯科医師をセクハラで処分—阪大

大阪大学は5日、同大大学院生の女性にセクシュアル·ハラスメントを行ったとして、3日付で歯学部附属病院の30代歯科医師に対して停職1カ月の処分を下した。

技工物の誤飲·誤嚥を防ぐ「リングノブ」発売—キャステム

精密金属部品メーカーのキャステム(本社·広島県、戸田拓夫社長)は、岡山大学との共同研究で、歯科技工物の口腔内落下防止リングノブ「PSリングノブワックス」を開発し、2月26に発売した。広島県医工連携推進プロジェクト·チームの支援の下、岡山大学病院医療安全管理部の医療ニーズ「歯科治療中に起きる技工物(銀歯)の誤飲誤嚥をなくしたい」を受けて開発された。

健康経営優良法人で歯科関係11社が認定

優良な健康経営を実践している企業や医療法人等を認定する「健康経営優良法人」の2021年度版に、歯科関連の企業が少なくとも11社認定された。経済産業省が制度設計し、日本健康会議が認定するもので、5回目となる今回は、「大規模法人部門」で1,801法人、そのうち上位500法人が「ホワイト500」として、また「小規模法人部門」で7,934法人が認定を受けている。

4K医療画像国際市場 2030年に24億ドルに

4K医療画像の国際的な市場規模は、2019年の8億2,210万ドルから成長を続け、30年には23億9,990万ドルに達する。20年から30年までの年平均成長(CAGR)は12.2%と推計。グローバルインフォメーションが11日に発表した市場調査レポートによる。

九州デンタルショー開催へ

昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となったが、「第45回九州デンタルショー2021」が5月29、30の両日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれる。

保険適用(3月1日付)

【区分A2】

  • ▼アイキャット=「ニュートム GO」歯科パノラマ断層撮影デジタル映像化処理装置

【区分B1】

  • ▼Ivoclar Vivadent=「プロベース」041 義歯床用アクリリック樹脂(粉末JIS適合品)·042 義歯床用アクリリック樹脂(液 JIS適合品)·043 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(粉末)·044 義歯床用アクリリック即時硬化樹脂(液)、「ヘリオシール F Plus」 049 歯科充填用材料Ⅰ(1)複合レジン系
  • ▼ジーシー=「ジーシー インプラント ロケーターアタッチメント」028 アタッチメント(1)アタッチメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅲ」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(2)暫間装着体(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅳ」026 スクリュー、「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Ⅷ EX」027 アバットメント(4)アバットメント(Ⅳ)、「ジーシー インプラント 上部構造材」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)·025 暫間装着体(3)暫間装着体(Ⅲ)·029 シリンダー、「ジーシー スクリュー インプラント Re ?」·「ジーシー スクリュー インプラント Re Plus Hybrid」024 インプラント体(2)標準型(Ⅱ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」027 アバットメント(1)アバットメント(Ⅰ)、「ジーシー スクリュー インプラント Re ? IN」·「ジーシー スクリュー インプラント Re ? EX」025 暫間装着体(1)暫間装着体(Ⅰ)
  • ▼松風=「コバリオン EX」020 歯科鋳造用コバルトクロム合金 鉤·バー用·025 歯科鋳造用コバルトクロム合金 床用
  • ▼DentalBank=「ハイカラ」 035 硬質レジン歯 前歯用·036 硬質レジン歯 臼歯用
  • ▼ジオメディ=「アンバー ミルH」058 CAD/CAM冠用材料(2)CAD/CAM冠用材料(Ⅱ)

歯科国試で出題へ「和漢薬服用患者への対応」

歯科医師国家試験で今後、「和漢薬の服用高齢者や全身疾患を持つ者等への対応」や「国際保健」に関する内容が出題されるようになる。厚労省が3日に公表した「歯科医師国家試験制度改善検討部会報告書」によるもので、改善可能な事項は早期に行い、令和5年の第116回歯科国試からの適用を目指している。

令和2年度補正予算·感染拡大防止等の支援 未申請の人は次年度に活用可

令和2年度三次補正予算で導入された「医療機関·薬局等の感染拡大防止等の支援」で、申請期限の2月28日に間に合わなかった場合は、4月1日からの経費が補助の対象となる令和3年度実施分が活用できる。2月26日の日本歯科医師会の都道府県会長会議で三井博晶常務理事が説明した。

オンライン資格確認 カードリーダー申請歯科診療所は27%

本オンライン資格確認の顔認証付きカードリーダーを申し込んでいる歯科診療所は2月21日時点で1万9,168施設で全体の27.0%となっている。3月4日にオンライン上で開かれた社会保障審議会医療保険部会で示されたもので、前回報告の2月7日時点よりも2,637施設、3.7ポイント増加している。財政支援策の締め切りの関係で今月中の駆け込み申請が増えると見られている。

日歯がこれまでのコロナ対応を報告書に

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、これまでの新型コロナウイルス感染症対応について取りまとめ、3月の代議員会で報告する構えを見せている。

歯科医師によるワクチン接種で日歯「要請はない」

新型コロナウイルスワクチンの予防接種を歯科医師が行ってはどうかとの声があるが、行政や医師会等からの要請もなく、現在のところ行われる予定はない。

PCR検体採取 全国で48人の歯科医が実施

新型コロナウイルスのPCR検査検体採取を行った歯科医師は2月2日時点で少なくとも延べ48人いる。

施設基準の届出状況「歯援診2」が3割減

施設基準の届出状況で、昨年3月31日までの経過措置終了後、「歯援診2」が約3割、「か強診」が約1割減少している。2月26日の日本歯科医師会の都道府県会長会議で林正純常務理事が報告したもので、「訪問診療等の実績要件が満たせない医療機関が出てきているのではないか」との考えを示した。

日歯役員報酬で堀会長「引き上げはコロナ収束後」

4年前から議論に挙がっている日本歯科医師会の役員報酬の引き上げについて、堀憲郎会長は「次期執行部で新型コロナウイルスが一定の収束をした段階で引き上げを断行するよう強く申し送ると理事会合意を得た」と報告した。2月26日の都道府県会長会議で述べたもの。

成育医療等の総合的推進の基本方針に妊産婦や乳幼児の口腔の大切さ明記

先月閣議決定した「成育医療等の提供に関する施策の総合的な推進に関する基本的な方針」で、基本的方向の中に「妊産婦及び乳幼児における口腔」の項目が設置され、関係者の責務及び役割の中に「歯科医師」と「歯科衛生士」が盛り込まれている。2月26日の日本歯科医師会の都道府県会長会議で山本秀樹常務理事が報告したもの。

オンライン資格確認 プレ運用に参加の歯科は195施設

オンライン資格確認のプレ運用に参加する歯科医院は195施設。2月26日の日本歯科医師会の都道府県会長会議で宇佐美伸治常務理事が報告したもの。

ワクチン接種「河野大臣から説明受けた」—堀日歯会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は2月25日の定例記者会見で、新型コロナワクチン接種推進担当の河野太郎大臣から22日に医療従事者へのワクチン接種状況の報告·説明を受けたと明かした。また、11日に死去した東京都歯科医師会会長の山崎一男氏への弔意や、日歯会長予備選挙当選への所感を述べた。

東日本大震災から10年で「被災地の先生に敬意」—柳川日歯副会長

東日本大震災から10年が経つことを受け、日本歯科医師会の柳川忠廣副会長は、「課題を抱えながらも地域歯科医療を復旧復興させた被災地の先生たちに敬意を表したい」と述べる一方で、歯科所見による身元確認に必要な「歯科診療情報のデータベース化ができていないのは残念」との所感を述べた。2月25日の定例記者会見で記者の質問に答えたもの。

都道府県歯会長予備選挙·福島県歯 現職の海野氏が当選を決める

任期満了に伴う福島県歯科医師会の会長予備選挙で、開票が2月21日に行われ、現職の海野仁氏が過半数を獲得して当選した。

都道府県歯会長予備選挙·栃木県歯 現常務理事の赤沼氏が当選

任期満了に伴う栃木県歯科医師会の会長予備選挙が4日に行われ、現常務理事の赤沼岩男氏が当選を果たした。

都道府県歯会長予備選挙·神奈川県歯 現職の松井氏が無投票で当選

任期満了に伴う神奈川県歯科医師会の会長予備選挙で、2月26日に立候補届出が締め切られ、現職の松井克之氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·石川県歯 現職の飯利氏を代議員会で承認

任期満了に伴う石川県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補していた現職の飯利邦洋氏が2月21日の代議員会で会長候補として承認された。

都道府県歯会長予備選挙·福井県歯 現職の山本氏が無投票で当選

 任期満了に伴う福井県歯科医師会の会長予備選挙で、4日に立候補届出が締め切られ、現職の山本有一郎氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·和歌山県歯 現職の中西氏が無投票で当選

任期満了に伴う和歌山県歯科医師会の会長予備選挙で、2月17日に立候補届出が締め切られ、現職の中西孝紀氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·兵庫県歯 現職の澤田氏が無投票で当選

任期満了に伴う兵庫県歯科医師会の会長予備選挙で、2月27日に立候補届出が締め切られ、現職の澤田隆氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·山口県歯 現職の小山氏が無投票で当選

 任期満了に伴う山口県歯科医師会の会長予備選挙で、2月6日に立候補届出が締め切られ、現職の小山茂幸氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·香川県歯 現職の豊嶋氏が無投票で当選

任期満了に伴う香川県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1日に締め切られ、現職の豊嶋健治氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·長崎県歯 現専務理事の渋谷氏を承認

任期満了に伴う長崎県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補していた現専務理事の渋谷昌史氏が2月27日の代議員会で承認された。

都道府県歯会長予備選挙·宮崎県歯 現職の重城氏が無投票で当選)

任期満了に伴う宮崎県歯科医師会の会長選定選挙で、立候補届出が2月25日に締め切られ、現職の重城正敏氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·鹿児島県歯 現職の伊地知氏が当選を果たす

任期満了に伴う鹿児島県歯科医師会の会長予備選挙が2月27日に行われ、現職の伊地知博史氏が当選した。

キャッシュレス化「手数料への合意あれば普及進む」—三井日歯常務

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済による診療費支払のキャッシュレス化について、日本歯科医師会の三井博昌常務理事は、「保険診療での一部負担金の徴収に手数料がかかることに歯科界のコンセンサスが得られれば、普及が進む」との見方を示した。本紙のインタビューに答えたもので、日本医師会、日本薬剤師会とも勉強会を重ねて共通認識を深めていくとした。

新歯科医療提供検討委員会が日本歯科医学会に「1.5次歯科診療所」で提案

新歯科医療提供検討委員会(永山正人委員長)が、多機能を有する歯科医療機関(いわゆる1.5次歯科診療所)の在り方についての提案を取りまとめ、日本歯科医学会(住友雅人会長)に答申した。2月19日に日歯医学会の第104回評議員会で報告があったもので、ホームページでも公開している。委員会は2040年を見据えて「訪問歯科診療への人材·歯科診療所の確保」「専門医の活躍の場、専門医を習得する環境整備」「女性を含むワークライフバランスを考えた職場環境の構築」などの必要性に触れ、1.5次医療機関の有用性などについて述べている。

「日中の噛みしめ」で歯周病進行リスクが4.9倍に

「日中の噛みしめ」があると、歯周病の進行リスクが4.9倍となる。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野の森田学教授、江國大輔准教授らの共同研究グループが世界で初めて発見した。

 同研究成果はヨーロッパの歯周病専門雑誌『Journal of Clinical Periodontology』(1月23日)に掲載された。

一人暮らしの大学生は歯科検診受けない!?

一人暮らしの大学生は、家族との同居を続けている学生と比べて、定期的に歯科検診を受けていない傾向にあり、歯茎が腫れやすい。岡山大学病院予防歯科医員の中原桃子氏と同大大学院医歯薬学総合研究科予防歯科学分野教授の森田学氏、同大保健管理センター教授の岩﨑良章氏らの共同研究で明らかになった。

まとまった部数のチラシの請求は、同協会事務局のわかば出版(TEL03(3816)7818/シエン社内)で受け付けている。

医療機関向けカタログ発刊—アスクル

アスクル(本社·東京都江東区、吉岡晃社長)は、「アスクル医療機関向けカタログ2021号」を2月22日に発刊した。

インタビュー 歯科AIで特許 AOI国際病院 田島氏

病院や介護老人施設、学校などを運営している葵会(新谷幸義理事長)とAOI国際病院歯科口腔外科の田島聖士氏の「歯科パノラマエックス線におけるAI診断」が1月19日に特許を取得した。2018年6月4日に特許出願していたもの。同特許は、歯科パノラマエックス線画像をAI(人工知能)に読み込ませると、疾患名を確信度とともにエックス線画像上に表示する技術。そこで、研究開発の中心人物である田島氏に特許取得を目指した経緯から現在の取り組みについて聞いた。

「日本の医薬政策改革が必要」—PhRMA委員長

日本の医薬政策は、イノベーションを促進するものであるべき—。米国研究製薬工業協会(PhRMA)の在日執行委員会のジェームズ·フェリシアーノ委員長は2月18日、オンラインで開催した記者会見で、バイオ医薬品業界がCOVID—19対策として進めてきた成果と、日本の医薬品政策の課題について考え方を示した。

今月の評議員会 書面表決方式で調整—日歯連盟

日本歯科医師連盟は、今月26日に開催予定の第142回評議員会について、議案は書面表決を採用し、それ以外はウェブ併用で行う方向で話を進めている。2月25日の理事会で決定し、理事会後の定例記者会見で浦田健二理事長が報告した。ただ、評議員全員の了解を得る必要があり、一人でも反対した場合は実開催となる。

歯科医療費は市町村が576億円で、対前年同月比で3.1%減少。組合は47億円で0.6%減少。後期高齢者は546億円で2.7%減少した。

16社協同で初の合同チラシ—出版協会

日本歯学図書出版協会(白石泰夫会長)は初の試みとして、全会員16社が協同した合同チラシを作成した。各出版社で2020年に一番売れた書籍をピックアップして、A4判の表裏1枚にまとめたもの。

まとまった部数のチラシの請求は、同協会事務局のわかば出版(TEL03(3816)7818/シエン社内)で受け付けている。

医療機関向けカタログ発刊—アスクル

アスクル(本社·東京都江東区、吉岡晃社長)は、「アスクル医療機関向けカタログ2021号」を2月22日に発刊した。

インタビュー 歯科AIで特許 AOI国際病院 田島氏

病院や介護老人施設、学校などを運営している葵会(新谷幸義理事長)とAOI国際病院歯科口腔外科の田島聖士氏の「歯科パノラマエックス線におけるAI診断」が1月19日に特許を取得した。2018年6月4日に特許出願していたもの。同特許は、歯科パノラマエックス線画像をAI(人工知能)に読み込ませると、疾患名を確信度とともにエックス線画像上に表示する技術。そこで、研究開発の中心人物である田島氏に特許取得を目指した経緯から現在の取り組みについて聞いた。

「日本の医薬政策改革が必要」—PhRMA委員長

日本の医薬政策は、イノベーションを促進するものであるべき—。米国研究製薬工業協会(PhRMA)の在日執行委員会のジェームズ·フェリシアーノ委員長は2月18日、オンラインで開催した記者会見で、バイオ医薬品業界がCOVID—19対策として進めてきた成果と、日本の医薬品政策の課題について考え方を示した。

今月の評議員会 書面表決方式で調整—日歯連盟

日本歯科医師連盟は、今月26日に開催予定の第142回評議員会について、議案は書面表決を採用し、それ以外はウェブ併用で行う方向で話を進めている。2月25日の理事会で決定し、理事会後の定例記者会見で浦田健二理事長が報告した。ただ、評議員全員の了解を得る必要があり、一人でも反対した場合は実開催となる。

歯科の件数は1,257万件、点数は151億502万5千点で、前年同月に比べ件数は0.9%減少、点数は1.4%増加した。

令和2年11月の歯科医療費 国保·市町村の点数3.1%減少

国保中央会がまとめた令和2年11月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆2,270億円で、うち後期高齢者分は1兆3,695億円だった。

歯科医療費は市町村が576億円で、対前年同月比で3.1%減少。組合は47億円で0.6%減少。後期高齢者は546億円で2.7%減少した。

16社協同で初の合同チラシ—出版協会

日本歯学図書出版協会(白石泰夫会長)は初の試みとして、全会員16社が協同した合同チラシを作成した。各出版社で2020年に一番売れた書籍をピックアップして、A4判の表裏1枚にまとめたもの。

まとまった部数のチラシの請求は、同協会事務局のわかば出版(TEL03(3816)7818/シエン社内)で受け付けている。

医療機関向けカタログ発刊—アスクル

アスクル(本社·東京都江東区、吉岡晃社長)は、「アスクル医療機関向けカタログ2021号」を2月22日に発刊した。

インタビュー 歯科AIで特許 AOI国際病院 田島氏

病院や介護老人施設、学校などを運営している葵会(新谷幸義理事長)とAOI国際病院歯科口腔外科の田島聖士氏の「歯科パノラマエックス線におけるAI診断」が1月19日に特許を取得した。2018年6月4日に特許出願していたもの。同特許は、歯科パノラマエックス線画像をAI(人工知能)に読み込ませると、疾患名を確信度とともにエックス線画像上に表示する技術。そこで、研究開発の中心人物である田島氏に特許取得を目指した経緯から現在の取り組みについて聞いた。

「日本の医薬政策改革が必要」—PhRMA委員長

日本の医薬政策は、イノベーションを促進するものであるべき—。米国研究製薬工業協会(PhRMA)の在日執行委員会のジェームズ·フェリシアーノ委員長は2月18日、オンラインで開催した記者会見で、バイオ医薬品業界がCOVID—19対策として進めてきた成果と、日本の医薬品政策の課題について考え方を示した。

今月の評議員会 書面表決方式で調整—日歯連盟

日本歯科医師連盟は、今月26日に開催予定の第142回評議員会について、議案は書面表決を採用し、それ以外はウェブ併用で行う方向で話を進めている。2月25日の理事会で決定し、理事会後の定例記者会見で浦田健二理事長が報告した。ただ、評議員全員の了解を得る必要があり、一人でも反対した場合は実開催となる。

同集会は、医療崩壊からの再生を目指して現場の声を発信することを目的としたもの。勤務医、開業医、歯科医、看護師、病院管理者それぞれの立場から発言があり、政府への要請文を発表した。

フィルターの効果歯科医院で実証—ロシア

歯科医院で使用されるバキュームシステムにHEPAフィルターを搭載すると、新型コロナウイルスの感染予防効果が上昇する。ロシア科学アカデミーウラル支部(エカテリンブルグ)のMaria Sarapultseva博士(免疫学)らが、条件の異なるバキュームシステムを装備した3カ所の歯科医院で感染状況を比較した結果、明らかになった。

NHSの診療量目標に戸惑い—イギリス

新型コロナウイルスのパンデミックによる3回目の緊急事態に追い込まれているイギリスで(3月時点)、国営医療(NHS)が歯科医院に求めている診療量の目標が、現場に戸惑いと混乱を与えている。

ルポ·中古医療機器売買ルールとリスク

コロナ禍の「STAY HOME」の中で、流行ったものの一つが「断捨離」。「メルカリ」などフリマアプリやシェアリングエコノミーの考え方が広がるとともに、「中古品」に対する物理的·心理的ハードルが低くなっている。そうした中、歯科医院の設備投資においても「中古の機器ならば費用を抑えられるのでは」と思う歯科医師も少なくないかもしれない。しかし、医療機器は医薬品医療機器等法(薬機法)で医療安全の観点から特別なルールが設けられ、中古機器の販売·購入にも多くの制約がつく。また、感染対策、個人情報保護対策などの対応が必要となるようだが、詳細は分かりにくい。

令和2年11月の歯科医療費 社保·件数は0.9%減、点数は1.4%増

社会保険診療報酬支払基金による令和2年11月診療分の総計確定件数は8,767万9千件、点数1,475億386万4千点で前年同月に比べ件数は10.3%減少、点数は3.8%減少した。

歯科の件数は1,257万件、点数は151億502万5千点で、前年同月に比べ件数は0.9%減少、点数は1.4%増加した。

令和2年11月の歯科医療費 国保·市町村の点数3.1%減少

国保中央会がまとめた令和2年11月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆2,270億円で、うち後期高齢者分は1兆3,695億円だった。

歯科医療費は市町村が576億円で、対前年同月比で3.1%減少。組合は47億円で0.6%減少。後期高齢者は546億円で2.7%減少した。

16社協同で初の合同チラシ—出版協会

日本歯学図書出版協会(白石泰夫会長)は初の試みとして、全会員16社が協同した合同チラシを作成した。各出版社で2020年に一番売れた書籍をピックアップして、A4判の表裏1枚にまとめたもの。

まとまった部数のチラシの請求は、同協会事務局のわかば出版(TEL03(3816)7818/シエン社内)で受け付けている。

医療機関向けカタログ発刊—アスクル

アスクル(本社·東京都江東区、吉岡晃社長)は、「アスクル医療機関向けカタログ2021号」を2月22日に発刊した。

インタビュー 歯科AIで特許 AOI国際病院 田島氏

病院や介護老人施設、学校などを運営している葵会(新谷幸義理事長)とAOI国際病院歯科口腔外科の田島聖士氏の「歯科パノラマエックス線におけるAI診断」が1月19日に特許を取得した。2018年6月4日に特許出願していたもの。同特許は、歯科パノラマエックス線画像をAI(人工知能)に読み込ませると、疾患名を確信度とともにエックス線画像上に表示する技術。そこで、研究開発の中心人物である田島氏に特許取得を目指した経緯から現在の取り組みについて聞いた。

「日本の医薬政策改革が必要」—PhRMA委員長

日本の医薬政策は、イノベーションを促進するものであるべき—。米国研究製薬工業協会(PhRMA)の在日執行委員会のジェームズ·フェリシアーノ委員長は2月18日、オンラインで開催した記者会見で、バイオ医薬品業界がCOVID—19対策として進めてきた成果と、日本の医薬品政策の課題について考え方を示した。

今月の評議員会 書面表決方式で調整—日歯連盟

日本歯科医師連盟は、今月26日に開催予定の第142回評議員会について、議案は書面表決を採用し、それ以外はウェブ併用で行う方向で話を進めている。2月25日の理事会で決定し、理事会後の定例記者会見で浦田健二理事長が報告した。ただ、評議員全員の了解を得る必要があり、一人でも反対した場合は実開催となる。

前年同月比の全国の歯科診療所数の動向では、316施設減少した。開設者別歯科診療所数の個人は755減少、医療法人は430と増加となっている。

口腔の大切さ小冊子で紹介—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は国民向け小冊子「お口は万病の元―全身に影響を及ぼすお口の健康を考えよう」を1月に発行した。日本宝くじ協会の社会貢献広報事業で作成したもので、全国の保健所、県庁、歯科医師会に無料で配布する。

医療崩壊からの再生に向け現場の声を政府に発信—保団連ら

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)や全国医師ユニオンなどで構成されるドクターズ·デモンストレーションは、2月25日に国会内集会「医療崩壊はなぜ起きたのか?求められる日本の医療体制について考える」を開いた。現地での参加は発言者、国会議員、報道関係者に限り、ウェブ配信により約100人の医療関係者が参加した。

同集会は、医療崩壊からの再生を目指して現場の声を発信することを目的としたもの。勤務医、開業医、歯科医、看護師、病院管理者それぞれの立場から発言があり、政府への要請文を発表した。

フィルターの効果歯科医院で実証—ロシア

歯科医院で使用されるバキュームシステムにHEPAフィルターを搭載すると、新型コロナウイルスの感染予防効果が上昇する。ロシア科学アカデミーウラル支部(エカテリンブルグ)のMaria Sarapultseva博士(免疫学)らが、条件の異なるバキュームシステムを装備した3カ所の歯科医院で感染状況を比較した結果、明らかになった。

NHSの診療量目標に戸惑い—イギリス

新型コロナウイルスのパンデミックによる3回目の緊急事態に追い込まれているイギリスで(3月時点)、国営医療(NHS)が歯科医院に求めている診療量の目標が、現場に戸惑いと混乱を与えている。

ルポ·中古医療機器売買ルールとリスク

コロナ禍の「STAY HOME」の中で、流行ったものの一つが「断捨離」。「メルカリ」などフリマアプリやシェアリングエコノミーの考え方が広がるとともに、「中古品」に対する物理的·心理的ハードルが低くなっている。そうした中、歯科医院の設備投資においても「中古の機器ならば費用を抑えられるのでは」と思う歯科医師も少なくないかもしれない。しかし、医療機器は医薬品医療機器等法(薬機法)で医療安全の観点から特別なルールが設けられ、中古機器の販売·購入にも多くの制約がつく。また、感染対策、個人情報保護対策などの対応が必要となるようだが、詳細は分かりにくい。

令和2年11月の歯科医療費 社保·件数は0.9%減、点数は1.4%増

社会保険診療報酬支払基金による令和2年11月診療分の総計確定件数は8,767万9千件、点数1,475億386万4千点で前年同月に比べ件数は10.3%減少、点数は3.8%減少した。

歯科の件数は1,257万件、点数は151億502万5千点で、前年同月に比べ件数は0.9%減少、点数は1.4%増加した。

令和2年11月の歯科医療費 国保·市町村の点数3.1%減少

国保中央会がまとめた令和2年11月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆2,270億円で、うち後期高齢者分は1兆3,695億円だった。

歯科医療費は市町村が576億円で、対前年同月比で3.1%減少。組合は47億円で0.6%減少。後期高齢者は546億円で2.7%減少した。

16社協同で初の合同チラシ—出版協会

日本歯学図書出版協会(白石泰夫会長)は初の試みとして、全会員16社が協同した合同チラシを作成した。各出版社で2020年に一番売れた書籍をピックアップして、A4判の表裏1枚にまとめたもの。

まとまった部数のチラシの請求は、同協会事務局のわかば出版(TEL03(3816)7818/シエン社内)で受け付けている。

医療機関向けカタログ発刊—アスクル

アスクル(本社·東京都江東区、吉岡晃社長)は、「アスクル医療機関向けカタログ2021号」を2月22日に発刊した。

インタビュー 歯科AIで特許 AOI国際病院 田島氏

病院や介護老人施設、学校などを運営している葵会(新谷幸義理事長)とAOI国際病院歯科口腔外科の田島聖士氏の「歯科パノラマエックス線におけるAI診断」が1月19日に特許を取得した。2018年6月4日に特許出願していたもの。同特許は、歯科パノラマエックス線画像をAI(人工知能)に読み込ませると、疾患名を確信度とともにエックス線画像上に表示する技術。そこで、研究開発の中心人物である田島氏に特許取得を目指した経緯から現在の取り組みについて聞いた。

「日本の医薬政策改革が必要」—PhRMA委員長

日本の医薬政策は、イノベーションを促進するものであるべき—。米国研究製薬工業協会(PhRMA)の在日執行委員会のジェームズ·フェリシアーノ委員長は2月18日、オンラインで開催した記者会見で、バイオ医薬品業界がCOVID—19対策として進めてきた成果と、日本の医薬品政策の課題について考え方を示した。

今月の評議員会 書面表決方式で調整—日歯連盟

日本歯科医師連盟は、今月26日に開催予定の第142回評議員会について、議案は書面表決を採用し、それ以外はウェブ併用で行う方向で話を進めている。2月25日の理事会で決定し、理事会後の定例記者会見で浦田健二理事長が報告した。ただ、評議員全員の了解を得る必要があり、一人でも反対した場合は実開催となる。

同研究成果はスイスの学術雑誌『International Journal of Environmental Research and Public Health』(1月5日)に掲載された。

令和2年12月歯科診療所数 前月より38減の6万8,088施設

厚労省の施設動態調査による令和2年12月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,088施設で、前月より38減少した。

前年同月比の全国の歯科診療所数の動向では、316施設減少した。開設者別歯科診療所数の個人は755減少、医療法人は430と増加となっている。

口腔の大切さ小冊子で紹介—8020財団

8020推進財団(堀憲郎理事長)は国民向け小冊子「お口は万病の元―全身に影響を及ぼすお口の健康を考えよう」を1月に発行した。日本宝くじ協会の社会貢献広報事業で作成したもので、全国の保健所、県庁、歯科医師会に無料で配布する。

医療崩壊からの再生に向け現場の声を政府に発信—保団連ら

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)や全国医師ユニオンなどで構成されるドクターズ·デモンストレーションは、2月25日に国会内集会「医療崩壊はなぜ起きたのか?求められる日本の医療体制について考える」を開いた。現地での参加は発言者、国会議員、報道関係者に限り、ウェブ配信により約100人の医療関係者が参加した。

同集会は、医療崩壊からの再生を目指して現場の声を発信することを目的としたもの。勤務医、開業医、歯科医、看護師、病院管理者それぞれの立場から発言があり、政府への要請文を発表した。

フィルターの効果歯科医院で実証—ロシア

歯科医院で使用されるバキュームシステムにHEPAフィルターを搭載すると、新型コロナウイルスの感染予防効果が上昇する。ロシア科学アカデミーウラル支部(エカテリンブルグ)のMaria Sarapultseva博士(免疫学)らが、条件の異なるバキュームシステムを装備した3カ所の歯科医院で感染状況を比較した結果、明らかになった。

NHSの診療量目標に戸惑い—イギリス

新型コロナウイルスのパンデミックによる3回目の緊急事態に追い込まれているイギリスで(3月時点)、国営医療(NHS)が歯科医院に求めている診療量の目標が、現場に戸惑いと混乱を与えている。

ルポ·中古医療機器売買ルールとリスク

コロナ禍の「STAY HOME」の中で、流行ったものの一つが「断捨離」。「メルカリ」などフリマアプリやシェアリングエコノミーの考え方が広がるとともに、「中古品」に対する物理的·心理的ハードルが低くなっている。そうした中、歯科医院の設備投資においても「中古の機器ならば費用を抑えられるのでは」と思う歯科医師も少なくないかもしれない。しかし、医療機器は医薬品医療機器等法(薬機法)で医療安全の観点から特別なルールが設けられ、中古機器の販売·購入にも多くの制約がつく。また、感染対策、個人情報保護対策などの対応が必要となるようだが、詳細は分かりにくい。

令和2年11月の歯科医療費 社保·件数は0.9%減、点数は1.4%増

社会保険診療報酬支払基金による令和2年11月診療分の総計確定件数は8,767万9千件、点数1,475億386万4千点で前年同月に比べ件数は10.3%減少、点数は3.8%減少した。

歯科の件数は1,257万件、点数は151億502万5千点で、前年同月に比べ件数は0.9%減少、点数は1.4%増加した。

令和2年11月の歯科医療費 国保·市町村の点数3.1%減少

国保中央会がまとめた令和2年11月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆2,270億円で、うち後期高齢者分は1兆3,695億円だった。

歯科医療費は市町村が576億円で、対前年同月比で3.1%減少。組合は47億円で0.6%減少。後期高齢者は546億円で2.7%減少した。

16社協同で初の合同チラシ—出版協会

日本歯学図書出版協会(白石泰夫会長)は初の試みとして、全会員16社が協同した合同チラシを作成した。各出版社で2020年に一番売れた書籍をピックアップして、A4判の表裏1枚にまとめたもの。

まとまった部数のチラシの請求は、同協会事務局のわかば出版(TEL03(3816)7818/シエン社内)で受け付けている。

医療機関向けカタログ発刊—アスクル

アスクル(本社·東京都江東区、吉岡晃社長)は、「アスクル医療機関向けカタログ2021号」を2月22日に発刊した。

インタビュー 歯科AIで特許 AOI国際病院 田島氏

病院や介護老人施設、学校などを運営している葵会(新谷幸義理事長)とAOI国際病院歯科口腔外科の田島聖士氏の「歯科パノラマエックス線におけるAI診断」が1月19日に特許を取得した。2018年6月4日に特許出願していたもの。同特許は、歯科パノラマエックス線画像をAI(人工知能)に読み込ませると、疾患名を確信度とともにエックス線画像上に表示する技術。そこで、研究開発の中心人物である田島氏に特許取得を目指した経緯から現在の取り組みについて聞いた。

「日本の医薬政策改革が必要」—PhRMA委員長

日本の医薬政策は、イノベーションを促進するものであるべき—。米国研究製薬工業協会(PhRMA)の在日執行委員会のジェームズ·フェリシアーノ委員長は2月18日、オンラインで開催した記者会見で、バイオ医薬品業界がCOVID—19対策として進めてきた成果と、日本の医薬品政策の課題について考え方を示した。

今月の評議員会 書面表決方式で調整—日歯連盟

日本歯科医師連盟は、今月26日に開催予定の第142回評議員会について、議案は書面表決を採用し、それ以外はウェブ併用で行う方向で話を進めている。2月25日の理事会で決定し、理事会後の定例記者会見で浦田健二理事長が報告した。ただ、評議員全員の了解を得る必要があり、一人でも反対した場合は実開催となる。

新型コロナウイルスワクチン接種強制は違法か スタッフ対応の相談が急増

新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への接種が17日から始まった。歯科医師会経由などで、歯科医院にも接種の意思表示の手続きが進む中、「スタッフ全員にワクチン接種させることは可能か」などの相談が急増しているという。労働法制上、こうした問題はどのように解釈されるのか、歯科医師としての臨床経験も豊富な弁護士の小畑真氏に聞いた。

歯科医療提供体制議論がスタート—厚労省 検討会

人口構成の変化や歯科医療ニーズの多様化などに対応できる歯科医療提供体制の構築について総合的に議論する第1回「歯科医療提供体制等に関する検討会」が19日、東京都港区のAP新橋およびウェブ上で開かれた。

厚労省の田口歯科保健課長が歯周病対策WGの必要性に言及

厚労省医政局歯科保健課の田口円裕課長は、歯周病予防·治療等を進めるためには、国にワーキンググループ(WG)を立ち上げて対策を検討する必要性があるとの認識を示した。14日にオンライン上で開かれた日本歯科衛生士会(武井典子会長)の令和2年度歯科衛生推進フォーラムの講演で述べたもの。

スポーツ振興センターの「歯牙欠損見舞金」で1歯のみ欠損も対象に

日本スポーツ振興センターは4月から、これまで対象ではなかった学校管理下における災害により生じた1歯の欠損に対しても「歯牙欠損見舞金」を支給する。17日に東京都新宿区のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターとウェブ上で開かれた日本学校歯科医会の令和2年度加盟団体長会で澤田章司常務理事が報告したもの。

日学歯会長予備選挙 現職の川本氏が無投票で当選

日本学校歯科医会の会長予備選挙の立候補届出が15日に締め切られ、現職の川本強氏が無投票で当選した。17日の加盟団体長会で報告があった。

日学歯 4月に公益法人に—関係規則を3月に審議

日本学校歯科医会は、19日に公益法人認定等委員会による審査で認定されれば、4月から公益社団法人に移行する。17日の加盟団体長会で長沼善美専務理事が報告した。

また令和2年度日本歯科医学会会長賞授賞式が19日、オンライン開催の同学会評議員会の中で行われ、研究や教育、地域歯科医療に貢献した7人の功績を称えた。オンライン上の授賞式のため、受賞者の名前と顕彰状を読み上げ、盾と勲章は近日中に送るとした。

「コロナは中期的に医療に弱い追い風」—日本福祉大学二木名誉教授

新型コロナウイルス感染症(COVID—19)の拡大は、今後の医療分野に弱いながらも追い風になる。医療経済学者の二木立日本福祉大学名誉教授は、著書『コロナ危機後の医療·社会保障改革』(勁草書房、2020年9月)で指摘して以来、各メディアで「コロナ禍により国民の医療への意識改革が進んだ可能性」を示唆している。

新社屋で業務開始—モリムラ

モリムラ(本社·東京都台東区、森村豪社長)は、二つの老朽化した旧社屋を一棟にした新社屋での業務を1月4日から始めている。業務効率化の促進、就業環境の改善を図るために建て替えていた。

日歯連盟 次期会長 立候補は高橋氏のみ

日本歯科医師連盟の次期会長の推薦候補者届出が21日に締め切られ、立候補(推薦)は現職の高橋英登氏のみだった。日歯連盟が22日に公表した。

同研究成果は米国科学誌『Journal of Biological Chemistry』(1月9日)で公開された。

日歯医学会の認定分科会に口腔内科学会と睡眠歯科学会が追加へ

日本歯科医学会の認定分科会に4月から、日本口腔内科学会と日本睡眠歯科学会が加わる。19日にオンライン上で開かれた日歯医学会の第104回評議員会で承認された。認定分科会の学会数は20となり、専門分科会も含めると計45学会となる。

また令和2年度日本歯科医学会会長賞授賞式が19日、オンライン開催の同学会評議員会の中で行われ、研究や教育、地域歯科医療に貢献した7人の功績を称えた。オンライン上の授賞式のため、受賞者の名前と顕彰状を読み上げ、盾と勲章は近日中に送るとした。

「コロナは中期的に医療に弱い追い風」—日本福祉大学二木名誉教授

新型コロナウイルス感染症(COVID—19)の拡大は、今後の医療分野に弱いながらも追い風になる。医療経済学者の二木立日本福祉大学名誉教授は、著書『コロナ危機後の医療·社会保障改革』(勁草書房、2020年9月)で指摘して以来、各メディアで「コロナ禍により国民の医療への意識改革が進んだ可能性」を示唆している。

新社屋で業務開始—モリムラ

モリムラ(本社·東京都台東区、森村豪社長)は、二つの老朽化した旧社屋を一棟にした新社屋での業務を1月4日から始めている。業務効率化の促進、就業環境の改善を図るために建て替えていた。

日歯連盟 次期会長 立候補は高橋氏のみ

日本歯科医師連盟の次期会長の推薦候補者届出が21日に締め切られ、立候補(推薦)は現職の高橋英登氏のみだった。日歯連盟が22日に公表した。

また同協議会では、九州地区連合歯科医師会会長会は20日、令和3年度の共同指導の中止を求める要望を日本歯科医師会に提出することを決めたとの報告もあった。

特集·3月からスタート!?オンライン資格確認に備える

健康保険のオンライン資格確認等システムがいよいよ3月からスタートする。国は3月末までに顔認証付きカードリーダーを申請する医療機関等の目標を6割としているが、歯科の申請率は3割に満たない状況となっている。あらためてオンライン資格確認をする目的やメリット、普及に向けての課題について、日本歯科医師会の宇佐美伸治常務理事に聞いた。

根尖性歯周炎による顎骨破壊に関与するタンパク質を特定

根尖性歯周炎による顎骨破壊に関わるタンパク質が特定された—。根尖性歯周炎を悪化させるケモカインの「CXCL96」が、破骨細胞を活性化する炎症性サイトカインを分泌するというもので、東北大学大学院歯学研究科歯科保存学分野の斎藤正寛教授、同研究科顎口腔矯正学分野の北浦英樹准教授、新潟大学大学院医歯学総合研究科う蝕学分野の野杁由一郎教授、神奈川歯科大学口腔生化学分野の半田慶介教授の研究グループが明らかにした。

衛生士への浸潤麻酔講習で主催団体との関係性を否定—歯科麻酔学会が見解

日本歯科麻酔学会(飯島毅彦理事長)は、日本歯科医学振興機構などによる歯科衛生士のための浸潤麻酔講習会について、「学会とは無関係」とする見解をホームページ上で公表した。

受容体「GPRC6A」 肥満の抑制を確認—九州大ら

脂肪細胞で、骨ホルモンのオステオカルシンやオルニチンによる恒常的な受容体「GPRC6A」シグナルが肥満を抑制している—。九州大学大学院歯学研究院OBT研究センターの向井悟学術研究員(現東亜大学医療学部准教授)、溝上顕子准教授、福岡歯科大学口腔医学研究センターの平田雅人客員教授らによる研究で、脂肪細胞での「GPRC6A」シグナル不全が脂肪の分解を抑制して、食餌誘発性の肥満とそれに起因する代謝異常を引き起こすことを明らかにした。

同研究成果は米国科学誌『Journal of Biological Chemistry』(1月9日)で公開された。

日歯医学会の認定分科会に口腔内科学会と睡眠歯科学会が追加へ

日本歯科医学会の認定分科会に4月から、日本口腔内科学会と日本睡眠歯科学会が加わる。19日にオンライン上で開かれた日歯医学会の第104回評議員会で承認された。認定分科会の学会数は20となり、専門分科会も含めると計45学会となる。

また令和2年度日本歯科医学会会長賞授賞式が19日、オンライン開催の同学会評議員会の中で行われ、研究や教育、地域歯科医療に貢献した7人の功績を称えた。オンライン上の授賞式のため、受賞者の名前と顕彰状を読み上げ、盾と勲章は近日中に送るとした。

「コロナは中期的に医療に弱い追い風」—日本福祉大学二木名誉教授

新型コロナウイルス感染症(COVID—19)の拡大は、今後の医療分野に弱いながらも追い風になる。医療経済学者の二木立日本福祉大学名誉教授は、著書『コロナ危機後の医療·社会保障改革』(勁草書房、2020年9月)で指摘して以来、各メディアで「コロナ禍により国民の医療への意識改革が進んだ可能性」を示唆している。

新社屋で業務開始—モリムラ

モリムラ(本社·東京都台東区、森村豪社長)は、二つの老朽化した旧社屋を一棟にした新社屋での業務を1月4日から始めている。業務効率化の促進、就業環境の改善を図るために建て替えていた。

日歯連盟 次期会長 立候補は高橋氏のみ

日本歯科医師連盟の次期会長の推薦候補者届出が21日に締め切られ、立候補(推薦)は現職の高橋英登氏のみだった。日歯連盟が22日に公表した。

また加盟団体長会では、コロナ禍での研修開催が困難な現状を踏まえ、日本学校歯科医会がオンラインでの開催を可能とする生涯研修制度細則の改定を実施していることも報告された。

都道府県歯会長予備選挙·埼玉県歯 現職の大島氏が無投票で当選

任期満了に伴う埼玉県歯科医師会の会長予備選挙で、現職の大島修一氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·岐阜県歯 現職の阿部氏が無投票で当選

任期満了に伴う岐阜県歯科医師会の会長予備選挙で、18日に立候補届出が締め切られ、現職の阿部義和氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·島根県歯 現職の内田氏が無投票で当選

任期満了に伴う島根県歯科医師会の会長予備選挙で、3日に立候補届出が締め切られ、現職の内田朋良氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·高知県歯 現職の野村氏が無投票で当選

任期満了に伴う高知県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が8日に締め切られ、現職の野村和男氏が無投票で当選した。

都道府県歯会長予備選挙·佐賀県歯 現職の門司氏が無投票で当選

任期満了に伴う佐賀県歯科医師会の会長予備選挙で、現職の門司達也氏が当選した。定数の立候補で、12日の会員協議会で当選者として宣言された。

九地連が「災害対策検討委員会」を設置へ

九州地区連合歯科医師会(=九地連、大山茂会長)は20日、ウェブ上で令和2年度第2回協議会を開き、「九州各県災害対策検討委員会」の設置や令和3年度事業実施計画、同一般会計予算の3議案を承認した。

また同協議会では、九州地区連合歯科医師会会長会は20日、令和3年度の共同指導の中止を求める要望を日本歯科医師会に提出することを決めたとの報告もあった。

特集·3月からスタート!?オンライン資格確認に備える

健康保険のオンライン資格確認等システムがいよいよ3月からスタートする。国は3月末までに顔認証付きカードリーダーを申請する医療機関等の目標を6割としているが、歯科の申請率は3割に満たない状況となっている。あらためてオンライン資格確認をする目的やメリット、普及に向けての課題について、日本歯科医師会の宇佐美伸治常務理事に聞いた。

根尖性歯周炎による顎骨破壊に関与するタンパク質を特定

根尖性歯周炎による顎骨破壊に関わるタンパク質が特定された—。根尖性歯周炎を悪化させるケモカインの「CXCL96」が、破骨細胞を活性化する炎症性サイトカインを分泌するというもので、東北大学大学院歯学研究科歯科保存学分野の斎藤正寛教授、同研究科顎口腔矯正学分野の北浦英樹准教授、新潟大学大学院医歯学総合研究科う蝕学分野の野杁由一郎教授、神奈川歯科大学口腔生化学分野の半田慶介教授の研究グループが明らかにした。

衛生士への浸潤麻酔講習で主催団体との関係性を否定—歯科麻酔学会が見解

日本歯科麻酔学会(飯島毅彦理事長)は、日本歯科医学振興機構などによる歯科衛生士のための浸潤麻酔講習会について、「学会とは無関係」とする見解をホームページ上で公表した。

受容体「GPRC6A」 肥満の抑制を確認—九州大ら

脂肪細胞で、骨ホルモンのオステオカルシンやオルニチンによる恒常的な受容体「GPRC6A」シグナルが肥満を抑制している—。九州大学大学院歯学研究院OBT研究センターの向井悟学術研究員(現東亜大学医療学部准教授)、溝上顕子准教授、福岡歯科大学口腔医学研究センターの平田雅人客員教授らによる研究で、脂肪細胞での「GPRC6A」シグナル不全が脂肪の分解を抑制して、食餌誘発性の肥満とそれに起因する代謝異常を引き起こすことを明らかにした。

同研究成果は米国科学誌『Journal of Biological Chemistry』(1月9日)で公開された。

日歯医学会の認定分科会に口腔内科学会と睡眠歯科学会が追加へ

日本歯科医学会の認定分科会に4月から、日本口腔内科学会と日本睡眠歯科学会が加わる。19日にオンライン上で開かれた日歯医学会の第104回評議員会で承認された。認定分科会の学会数は20となり、専門分科会も含めると計45学会となる。

また令和2年度日本歯科医学会会長賞授賞式が19日、オンライン開催の同学会評議員会の中で行われ、研究や教育、地域歯科医療に貢献した7人の功績を称えた。オンライン上の授賞式のため、受賞者の名前と顕彰状を読み上げ、盾と勲章は近日中に送るとした。

「コロナは中期的に医療に弱い追い風」—日本福祉大学二木名誉教授

新型コロナウイルス感染症(COVID—19)の拡大は、今後の医療分野に弱いながらも追い風になる。医療経済学者の二木立日本福祉大学名誉教授は、著書『コロナ危機後の医療·社会保障改革』(勁草書房、2020年9月)で指摘して以来、各メディアで「コロナ禍により国民の医療への意識改革が進んだ可能性」を示唆している。

新社屋で業務開始—モリムラ

モリムラ(本社·東京都台東区、森村豪社長)は、二つの老朽化した旧社屋を一棟にした新社屋での業務を1月4日から始めている。業務効率化の促進、就業環境の改善を図るために建て替えていた。

日歯連盟 次期会長 立候補は高橋氏のみ

日本歯科医師連盟の次期会長の推薦候補者届出が21日に締め切られ、立候補(推薦)は現職の高橋英登氏のみだった。日歯連盟が22日に公表した。

コロナ禍はまだ収束していませんが、編集部では、各地の歯科医院などへの対面での取材を、十分な感染対策の上で再開しています。

咽頭がんの手術後に初めてお会いする方も多く、「しばらく会わないうちに大変だったね」と心配していただき、恐縮しています。中には「大丈夫だ。オレの方がもっとひどかったか ら……」と、病気自慢のマウンティング(?)で慰めてくださる方もいらっしゃいます。

「もっと大変な状況にある人もいる」と思うと、それだけで自分の悩みが軽く感じることもあるのは事実のようで、実際、自分だけではないと知ることは大きな慰めです。

長期入院していた際、同じ病気で後から入院してきた「新人さん」からいろいろと相談されましたが、こうした相談は何か答えを見つけるためのものではなく、「同じ状況の人が近くにいる」と思えること自体が慰めになるからだと思います。

もっとも、「オレなんか○○がんでステージ4だった」と言われて、「いや、実は私もステージ4で……」とはなかなか言い返せないもので、「病気自慢」の会話は難しいものだと感じたりしています(笑)。

以前、要介護度4の母を奈良の実家から東京に呼び寄せたことを特集記事で書いた際も、同業他社の方から「ウチなんか要介護度5の親と同居!」と介護自慢のマウンティングで慰めていただいたこともあります。

歯科業界で働いていて本当に良かったと思えるのは、皆さん、温かい人たちばかりだと感じるからです。お互い再発しないよう、合併症にならないよう、予防と早期発見を心掛けたいものです。

今月の特集は、スタッフ採用・育成から患者さんとのコミュニケーションまで含んだ、皆がハッピーになれる歯科医院づくりを提案する企画の後半です。特に、女性特有の疾患に配慮した歯科医療の試みと、「女性脳」「男性脳」を考えたコミュニケーションスキルなど、性差に着目した記事を掲載しています。これまでの歯科では見過ごされがちだった視点だと思われます。読者の皆様のご参考になれば幸いです。

(水谷)

2020年の歯科医療費 8月から前年比プラスに—厚労省が補正データを紹介

2020年の歯科医療費の対前年同期比で、4月は17.5%減、5月は17.3%減とマイナスが著しかったが、6月4.7%減、7月0.5%減、8月3.1%増、9月1.5%増とプラスに転じている。医療費の動向(メディアス)のデータを元に、休日数等の補正を行ったもので、12日にオンライン上で開かれた社会保障審議会の第140回医療保険部会で示された。メディアスによる20年の歯科医療費の対前年比(補正前)は、4月15.3%減、5月15.8%減、6月0.2%減、7月4.0%減、8月0.9%増、9月5.0%増だった。

オンライン資格確認カードリーダー 歯科の申請率23.3%

3月にスタートするオンライン資格確認システムの顔認証付きカードリーダーを申し込んでいる歯科診療所数は7日時点で1万6,531施設と、全体の23.3%となっている。12日の社会保障審議会医療保険部会で示されたもので、前回報告のあった1月3日時点から4,497施設増え、割合も7.1ポイント増えている。

東京都歯科医師会会長 山崎一男氏死去

東京都歯科医師会会長の山崎一男氏が11日、死去した。71歳

また、学長を訓告とし、歯学部長、歯学部教授会、OSCE委員会委員長およびOSCE実行委員会委員長に対して厳重注意を行ったとしている。

大型医療研究の推進を目指す—日本歯科医学会連合が第4回フォーラム

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、「第4回大型医療研究推進フォーラム―未来の歯科医療を見据えた革新的な研究開発に向けて」を6日にウェブ配信形式で開催した。

課題を漏洩した大学院生と専攻生は12月2日付で無期停学処分とし、同15日付で嘱託歯科医師職も解雇。漏洩に関与した学生2人は、同2日付で無期停学処分とし、機構により当該年度の受験資格が取り消されたため、やり直し試験の受験は認められなかった。

また、学長を訓告とし、歯学部長、歯学部教授会、OSCE委員会委員長およびOSCE実行委員会委員長に対して厳重注意を行ったとしている。

大型医療研究の推進を目指す—日本歯科医学会連合が第4回フォーラム

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、「第4回大型医療研究推進フォーラム―未来の歯科医療を見据えた革新的な研究開発に向けて」を6日にウェブ配信形式で開催した。

20年7月に医療系大学間共用試験実施評価機構からの指摘を受けて学内調査を行って漏洩が判明。当該試験は無効となり、12月12日に改めて試験を行った。

課題を漏洩した大学院生と専攻生は12月2日付で無期停学処分とし、同15日付で嘱託歯科医師職も解雇。漏洩に関与した学生2人は、同2日付で無期停学処分とし、機構により当該年度の受験資格が取り消されたため、やり直し試験の受験は認められなかった。

また、学長を訓告とし、歯学部長、歯学部教授会、OSCE委員会委員長およびOSCE実行委員会委員長に対して厳重注意を行ったとしている。

大型医療研究の推進を目指す—日本歯科医学会連合が第4回フォーラム

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、「第4回大型医療研究推進フォーラム―未来の歯科医療を見据えた革新的な研究開発に向けて」を6日にウェブ配信形式で開催した。

なお、優先接種を希望する場合は、医療機関の判断によるので、要相談としている。

歯科大学·歯学部の共用試験合格が国試受験要件に

2023年4月から、共用試験に合格した歯科大学·歯学部の学生が臨床実習として歯科医業を行える旨を歯科医師法上で明確化し、25年4月からは共用試験の合格が歯科医師国家試験の受験資格要件となる。2日に閣議決定した「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案」に記載されているもので、8日の社保審医療部会で議論があった。

明海大学歯学部 共用試験の漏洩が発覚

明海大学歯学部で2020年2月に行った共用試験OSCE(Objective Structured Clinical  Examination)で、補助者として参画した大学院生と専攻生が受験予定の学生2人に試験課題を漏洩していたことが分かった。同大が今月4日に公表した。

20年7月に医療系大学間共用試験実施評価機構からの指摘を受けて学内調査を行って漏洩が判明。当該試験は無効となり、12月12日に改めて試験を行った。

課題を漏洩した大学院生と専攻生は12月2日付で無期停学処分とし、同15日付で嘱託歯科医師職も解雇。漏洩に関与した学生2人は、同2日付で無期停学処分とし、機構により当該年度の受験資格が取り消されたため、やり直し試験の受験は認められなかった。

また、学長を訓告とし、歯学部長、歯学部教授会、OSCE委員会委員長およびOSCE実行委員会委員長に対して厳重注意を行ったとしている。

大型医療研究の推進を目指す—日本歯科医学会連合が第4回フォーラム

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、「第4回大型医療研究推進フォーラム―未来の歯科医療を見据えた革新的な研究開発に向けて」を6日にウェブ配信形式で開催した。

同氏は昭和26年生まれ。51年3月に東京歯科大学卒業。平成17年4月に同大口腔外科学講座教授に就任し、同大千葉病院病院長や同大口腔がんセンター長などを歴任。29年4月に同大名誉教授となった。

新型コロナウイルスワクチンの情報を通知—日技

日本歯科技工士会(杉岡範明会長)は、新型コロナウイルスワクチンの医療従事者の優先接種について、歯科技工士に関わる情報を都道府県歯科技工士会に1月22日付で通知した。

なお、優先接種を希望する場合は、医療機関の判断によるので、要相談としている。

歯科大学·歯学部の共用試験合格が国試受験要件に

2023年4月から、共用試験に合格した歯科大学·歯学部の学生が臨床実習として歯科医業を行える旨を歯科医師法上で明確化し、25年4月からは共用試験の合格が歯科医師国家試験の受験資格要件となる。2日に閣議決定した「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案」に記載されているもので、8日の社保審医療部会で議論があった。

明海大学歯学部 共用試験の漏洩が発覚

明海大学歯学部で2020年2月に行った共用試験OSCE(Objective Structured Clinical  Examination)で、補助者として参画した大学院生と専攻生が受験予定の学生2人に試験課題を漏洩していたことが分かった。同大が今月4日に公表した。

20年7月に医療系大学間共用試験実施評価機構からの指摘を受けて学内調査を行って漏洩が判明。当該試験は無効となり、12月12日に改めて試験を行った。

課題を漏洩した大学院生と専攻生は12月2日付で無期停学処分とし、同15日付で嘱託歯科医師職も解雇。漏洩に関与した学生2人は、同2日付で無期停学処分とし、機構により当該年度の受験資格が取り消されたため、やり直し試験の受験は認められなかった。

また、学長を訓告とし、歯学部長、歯学部教授会、OSCE委員会委員長およびOSCE実行委員会委員長に対して厳重注意を行ったとしている。

大型医療研究の推進を目指す—日本歯科医学会連合が第4回フォーラム

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、「第4回大型医療研究推進フォーラム―未来の歯科医療を見据えた革新的な研究開発に向けて」を6日にウェブ配信形式で開催した。

また、日歯の堀会長が主催者あいさつで警察歯科医会の歴史と日歯の取り組みについて紹介。警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長の曽根明文氏が来賓あいさつした他、鹿児島県知事の塩田康一氏、鹿児島市長の下鶴隆央氏、県警察本部長の鈴木敏夫氏が来賓祝辞を述べた。

「感染対策」を"行動計画"に追加へ—日歯

日本歯科医師会が2010年に発刊した「大規模災害時の歯科医師会行動計画」が近々、感染症への対応を含んだ形で改訂される。オンライン上で6日に開かれた第18回警察歯科医会全国大会のあいさつで堀憲郎会長が述べたもの。

訃報 髙野伸夫氏

東京歯科大学名誉教授の髙野伸夫氏は9日、死去した。69歳。

同氏は昭和26年生まれ。51年3月に東京歯科大学卒業。平成17年4月に同大口腔外科学講座教授に就任し、同大千葉病院病院長や同大口腔がんセンター長などを歴任。29年4月に同大名誉教授となった。

新型コロナウイルスワクチンの情報を通知—日技

日本歯科技工士会(杉岡範明会長)は、新型コロナウイルスワクチンの医療従事者の優先接種について、歯科技工士に関わる情報を都道府県歯科技工士会に1月22日付で通知した。

なお、優先接種を希望する場合は、医療機関の判断によるので、要相談としている。

歯科大学·歯学部の共用試験合格が国試受験要件に

2023年4月から、共用試験に合格した歯科大学·歯学部の学生が臨床実習として歯科医業を行える旨を歯科医師法上で明確化し、25年4月からは共用試験の合格が歯科医師国家試験の受験資格要件となる。2日に閣議決定した「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案」に記載されているもので、8日の社保審医療部会で議論があった。

明海大学歯学部 共用試験の漏洩が発覚

明海大学歯学部で2020年2月に行った共用試験OSCE(Objective Structured Clinical  Examination)で、補助者として参画した大学院生と専攻生が受験予定の学生2人に試験課題を漏洩していたことが分かった。同大が今月4日に公表した。

20年7月に医療系大学間共用試験実施評価機構からの指摘を受けて学内調査を行って漏洩が判明。当該試験は無効となり、12月12日に改めて試験を行った。

課題を漏洩した大学院生と専攻生は12月2日付で無期停学処分とし、同15日付で嘱託歯科医師職も解雇。漏洩に関与した学生2人は、同2日付で無期停学処分とし、機構により当該年度の受験資格が取り消されたため、やり直し試験の受験は認められなかった。

また、学長を訓告とし、歯学部長、歯学部教授会、OSCE委員会委員長およびOSCE実行委員会委員長に対して厳重注意を行ったとしている。

大型医療研究の推進を目指す—日本歯科医学会連合が第4回フォーラム

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、「第4回大型医療研究推進フォーラム―未来の歯科医療を見据えた革新的な研究開発に向けて」を6日にウェブ配信形式で開催した。

調査票の配布は今年7月、回答期限は8月中旬とするが、柔軟に対応すると記載。報告時期については前回同様を目標としている。

日歯会長予備選挙 現職の堀氏が当選

日本歯科医師会の会長予備選挙で選挙権者による投票が行われ、有効投票数の満票に当たる601票を獲得して現職の堀憲郎氏が当選を果たした。

桜島大噴火に焦点を当て 警察歯科医会全国大会

「想定外の大規模災害にも有効な連携を探る」をテーマに第18回警察歯科医会全国大会が6日、オンライン上で開かれた。日本歯科医師会(堀憲郎会長)の主催で、主管は鹿児島県歯科医師会(伊地知博史会長)が務めた。主管県ならではの桜島大規模噴火に焦点を当てた特別講演、基調講演、シンポジウムが企画され、日本であまり進んでいない噴火災害への対策を模索した。

また、日歯の堀会長が主催者あいさつで警察歯科医会の歴史と日歯の取り組みについて紹介。警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長の曽根明文氏が来賓あいさつした他、鹿児島県知事の塩田康一氏、鹿児島市長の下鶴隆央氏、県警察本部長の鈴木敏夫氏が来賓祝辞を述べた。

「感染対策」を"行動計画"に追加へ—日歯

日本歯科医師会が2010年に発刊した「大規模災害時の歯科医師会行動計画」が近々、感染症への対応を含んだ形で改訂される。オンライン上で6日に開かれた第18回警察歯科医会全国大会のあいさつで堀憲郎会長が述べたもの。

訃報 髙野伸夫氏

東京歯科大学名誉教授の髙野伸夫氏は9日、死去した。69歳。

同氏は昭和26年生まれ。51年3月に東京歯科大学卒業。平成17年4月に同大口腔外科学講座教授に就任し、同大千葉病院病院長や同大口腔がんセンター長などを歴任。29年4月に同大名誉教授となった。

新型コロナウイルスワクチンの情報を通知—日技

日本歯科技工士会(杉岡範明会長)は、新型コロナウイルスワクチンの医療従事者の優先接種について、歯科技工士に関わる情報を都道府県歯科技工士会に1月22日付で通知した。

なお、優先接種を希望する場合は、医療機関の判断によるので、要相談としている。

歯科大学·歯学部の共用試験合格が国試受験要件に

2023年4月から、共用試験に合格した歯科大学·歯学部の学生が臨床実習として歯科医業を行える旨を歯科医師法上で明確化し、25年4月からは共用試験の合格が歯科医師国家試験の受験資格要件となる。2日に閣議決定した「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案」に記載されているもので、8日の社保審医療部会で議論があった。

明海大学歯学部 共用試験の漏洩が発覚

明海大学歯学部で2020年2月に行った共用試験OSCE(Objective Structured Clinical  Examination)で、補助者として参画した大学院生と専攻生が受験予定の学生2人に試験課題を漏洩していたことが分かった。同大が今月4日に公表した。

20年7月に医療系大学間共用試験実施評価機構からの指摘を受けて学内調査を行って漏洩が判明。当該試験は無効となり、12月12日に改めて試験を行った。

課題を漏洩した大学院生と専攻生は12月2日付で無期停学処分とし、同15日付で嘱託歯科医師職も解雇。漏洩に関与した学生2人は、同2日付で無期停学処分とし、機構により当該年度の受験資格が取り消されたため、やり直し試験の受験は認められなかった。

また、学長を訓告とし、歯学部長、歯学部教授会、OSCE委員会委員長およびOSCE実行委員会委員長に対して厳重注意を行ったとしている。

大型医療研究の推進を目指す—日本歯科医学会連合が第4回フォーラム

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、「第4回大型医療研究推進フォーラム―未来の歯科医療を見据えた革新的な研究開発に向けて」を6日にウェブ配信形式で開催した。

同氏は昭和24年8月30日生まれ。日本歯科大学卒業。日本歯科医師会関係では、平成21年4月から29年6月まで代議員を務めた。都歯関係では、15年4月から21年3月まで理事、21年4月から29年6月まで副会長、29年6月から会長を務めていた。

次期診療報酬改定に向けた医療技術評価提案書は2月から受付

2022年度診療報酬改定に向けて、学会等による医療技術評価提案書の提出受付が2月中旬から6月上旬まで行われるなど今後の進め方やスケジュール案がおおむね決まった。10日にオンライン上で開かれた中医協の第201回診療報酬基本問題小委員会で議論し、その後の総会で承認された。

厚労省が歯科医師臨床研修の制度改正の説明会

厚労省は5日、歯科医師臨床研修の制度改正に関する説明会をYouTube生配信方式で開催した。改正では、令和3年度から「歯科保健医療を取り巻く状況の変化に対応した歯科医師養成のため、到達目標の見直し」「管理型·協力型の研修内容を補完する臨床研修施設として、協力型(Ⅱ)臨床研修施設を新設」「指導歯科医の質を担保する観点から、指導歯科医は、定期的に研修(フォローアップ研修)を受ける準備」などが取り入れられる。

第23回医療経済実態調査の実施要領を承認

第23回医療経済実態調査について、単月調査の実施以外の要領が10日の中医協で承認された。「単月の収益、費用について項目を追加」は、簡素化した調査票を用意した上で、今後の新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、春ごろをめどに中医協総会で審議する。

調査票の配布は今年7月、回答期限は8月中旬とするが、柔軟に対応すると記載。報告時期については前回同様を目標としている。

日歯会長予備選挙 現職の堀氏が当選

日本歯科医師会の会長予備選挙で選挙権者による投票が行われ、有効投票数の満票に当たる601票を獲得して現職の堀憲郎氏が当選を果たした。

桜島大噴火に焦点を当て 警察歯科医会全国大会

「想定外の大規模災害にも有効な連携を探る」をテーマに第18回警察歯科医会全国大会が6日、オンライン上で開かれた。日本歯科医師会(堀憲郎会長)の主催で、主管は鹿児島県歯科医師会(伊地知博史会長)が務めた。主管県ならではの桜島大規模噴火に焦点を当てた特別講演、基調講演、シンポジウムが企画され、日本であまり進んでいない噴火災害への対策を模索した。

また、日歯の堀会長が主催者あいさつで警察歯科医会の歴史と日歯の取り組みについて紹介。警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長の曽根明文氏が来賓あいさつした他、鹿児島県知事の塩田康一氏、鹿児島市長の下鶴隆央氏、県警察本部長の鈴木敏夫氏が来賓祝辞を述べた。

「感染対策」を"行動計画"に追加へ—日歯

日本歯科医師会が2010年に発刊した「大規模災害時の歯科医師会行動計画」が近々、感染症への対応を含んだ形で改訂される。オンライン上で6日に開かれた第18回警察歯科医会全国大会のあいさつで堀憲郎会長が述べたもの。

訃報 髙野伸夫氏

東京歯科大学名誉教授の髙野伸夫氏は9日、死去した。69歳。

同氏は昭和26年生まれ。51年3月に東京歯科大学卒業。平成17年4月に同大口腔外科学講座教授に就任し、同大千葉病院病院長や同大口腔がんセンター長などを歴任。29年4月に同大名誉教授となった。

新型コロナウイルスワクチンの情報を通知—日技

日本歯科技工士会(杉岡範明会長)は、新型コロナウイルスワクチンの医療従事者の優先接種について、歯科技工士に関わる情報を都道府県歯科技工士会に1月22日付で通知した。

なお、優先接種を希望する場合は、医療機関の判断によるので、要相談としている。

歯科大学·歯学部の共用試験合格が国試受験要件に

2023年4月から、共用試験に合格した歯科大学·歯学部の学生が臨床実習として歯科医業を行える旨を歯科医師法上で明確化し、25年4月からは共用試験の合格が歯科医師国家試験の受験資格要件となる。2日に閣議決定した「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案」に記載されているもので、8日の社保審医療部会で議論があった。

明海大学歯学部 共用試験の漏洩が発覚

明海大学歯学部で2020年2月に行った共用試験OSCE(Objective Structured Clinical  Examination)で、補助者として参画した大学院生と専攻生が受験予定の学生2人に試験課題を漏洩していたことが分かった。同大が今月4日に公表した。

20年7月に医療系大学間共用試験実施評価機構からの指摘を受けて学内調査を行って漏洩が判明。当該試験は無効となり、12月12日に改めて試験を行った。

課題を漏洩した大学院生と専攻生は12月2日付で無期停学処分とし、同15日付で嘱託歯科医師職も解雇。漏洩に関与した学生2人は、同2日付で無期停学処分とし、機構により当該年度の受験資格が取り消されたため、やり直し試験の受験は認められなかった。

また、学長を訓告とし、歯学部長、歯学部教授会、OSCE委員会委員長およびOSCE実行委員会委員長に対して厳重注意を行ったとしている。

大型医療研究の推進を目指す—日本歯科医学会連合が第4回フォーラム

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、「第4回大型医療研究推進フォーラム―未来の歯科医療を見据えた革新的な研究開発に向けて」を6日にウェブ配信形式で開催した。

2020年の歯科医院の倒産件数は11件、負債総額は5億2,400万円

2020年の歯科医院の倒産件数は11件、負債総額5億2,400万円で、前年よりも4件、4億6,600万円少ない。全国企業倒産集計を毎年公表している帝国データバンクへの聞き取りによるもの。

歯科医療費は市町村が631億円で、対前年同月比で5.0%増加。組合は51億円で10.0%増加。後期高齢者は588億円で4.6%増加した。

歯周病の重症度と口内微生物の多様性に相関

歯周病が重症なほど、口腔内にいる微生物の種類が多様となる可能性がある。東北大学東北メディカル·メガバンク機構(ToMMo)が1,289人分の唾液と歯垢の微生物集団(マイクロバイオーム)解析によって明らかにしたもの。

同研究成果は『Frontiers Cellular and Infection Microbiology』オンライン版(1月29日)に公開された。

ハイドロキシアパタイト 世界市場は2027年に36億ドル

世界のハイドロキシアパタイト市場は、2027年までに36億5千万ドルに達すると予測—。市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は24億6千万ドルで、20年から27年までの年平均成長率は5.1%。なお、同調査のハイドロキシアパタイト市場は、「整形外科」「歯の手入れ」「形成外科」「その他」を対象としている。

日本デンタルショー2021 ホームページ開設

9月23~25日に横浜市のパシフィコ横浜で開催される「日本デンタルショー2021」の公式ホームページが1日に公開された。 同デンタルショー公式ホームページはhttps://www.dental-show.jp/。

歯科の件数は1,335万7千件、点数は167億3,892万8千点で、前年同月に比べ件数は8.0%、点数は14.8%それぞれ増加した。令和2年10月の歯科医療費 国保·市町村の点数5.0%増加

国保中央会がまとめた令和2年10月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆3,750億円で、うち後期高齢者分は1兆4,536億円だった。

歯科医療費は市町村が631億円で、対前年同月比で5.0%増加。組合は51億円で10.0%増加。後期高齢者は588億円で4.6%増加した。

歯周病の重症度と口内微生物の多様性に相関

歯周病が重症なほど、口腔内にいる微生物の種類が多様となる可能性がある。東北大学東北メディカル·メガバンク機構(ToMMo)が1,289人分の唾液と歯垢の微生物集団(マイクロバイオーム)解析によって明らかにしたもの。

同研究成果は『Frontiers Cellular and Infection Microbiology』オンライン版(1月29日)に公開された。

ハイドロキシアパタイト 世界市場は2027年に36億ドル

世界のハイドロキシアパタイト市場は、2027年までに36億5千万ドルに達すると予測—。市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は24億6千万ドルで、20年から27年までの年平均成長率は5.1%。なお、同調査のハイドロキシアパタイト市場は、「整形外科」「歯の手入れ」「形成外科」「その他」を対象としている。

日本デンタルショー2021 ホームページ開設

9月23~25日に横浜市のパシフィコ横浜で開催される「日本デンタルショー2021」の公式ホームページが1日に公開された。 同デンタルショー公式ホームページはhttps://www.dental-show.jp/

2000年以降の歯科医院の倒産件数は2018年が23件(負債総額11億5,100万円)で最多。負債総額は2010年の31億4,200万円(12件)が最も多かった。

歯科用CAD/CAMフライス盤の世界市場 年9.24%の成長

「歯科用CAD/CAMフライス盤」の世界市場は、2020年~26年までに9.24%という目覚ましい年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表した。19年の市場規模は16億8,346万米ドルで、26年までに30億1,296万米ドルに達すると予測している。

オンライン資格確認「プレ運用」3月から—厚労省が参加施設募集

厚労省は、3月4日から開始予定の「オンライン資格確認」プレ運用に参加する約500施設の医療機関·薬局を2月12日まで募集している。同省は「データヘルス改革の基盤となるオンライン資格確認システムを本番運用前にスタートできるため、PR効果を期待できる」として参加を呼びかけている。

第23回医療経済実態調査の実施案に大筋で合意—中医協小委員会

中医協の第52回調査実施小委員会が3日、オンライン上で開かれ、第23回医療経済実態調査の実施案について大筋で委員の合意が図られた。単月調査については、「実施する場合は、令和元年、2年、3年の3カ年で同月を調査」「最終的に実施するかは新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、春頃を目処に決定」などとしている。日本歯科医師会の林正純常務理事は、単月調査の必要性に理解を示した上で、歯科では通年調査に比べてバイアスがかかりやすいとして、配慮を求めた。

医療等の負担増に反対 17万の署名集まる—保団連が請願書提出

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は「みんなでストップ!負担増」と題した集会を東京都千代田区の衆議院第2議員会館およびウェブ上で1月28日に開いた。医療·介護の負担増の中止を求める請願書を17万2,833人の署名とともに衆参両院議長に提出した。集会には医療関係者100人(うちウェブ55人)と議員17人が参加した。

会長予備選挙 北海道歯·現職の藤田氏が無投票で当選

任期満了に伴う北海道歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が3日に締め切られ、現職の藤田一雄氏が無投票で当選した。

会長予備選挙 秋田県歯·現職の藤原氏が無投票で当選

秋田県歯科医師会会長予備選挙で、立候補届出が1月28日で締め切られ、現職の藤原元幸氏のみが立候補。2月2日を期限とする辞退届もなかったため、無投票で当選した。

会長予備選挙 新潟県歯·現職の松﨑氏が無投票で当選

任期満了に伴う新潟県歯科医師会会長予備選挙で、4日に立候補届出が締め切られ、現職の松﨑正樹氏が無投票で当選した。

会長予備選挙 長野県歯·現職の伊藤氏が無投票で当選

任期満了に伴う長野県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が2日に締め切られ、現職の伊藤正明氏が無投票で当選した。

令和2年10月の歯科医療費 社保·件数8.0%増、点数14.8%増

社会保険診療報酬支払基金による令和2年10月診療分の総計確定件数は9,433万6千件、点数1,587億1,283万9千点で前年同月に比べ件数は0.8%減少、点数は3.7%増加した。

歯科の件数は1,335万7千件、点数は167億3,892万8千点で、前年同月に比べ件数は8.0%、点数は14.8%それぞれ増加した。令和2年10月の歯科医療費 国保·市町村の点数5.0%増加

国保中央会がまとめた令和2年10月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆3,750億円で、うち後期高齢者分は1兆4,536億円だった。

歯科医療費は市町村が631億円で、対前年同月比で5.0%増加。組合は51億円で10.0%増加。後期高齢者は588億円で4.6%増加した。

歯周病の重症度と口内微生物の多様性に相関

歯周病が重症なほど、口腔内にいる微生物の種類が多様となる可能性がある。東北大学東北メディカル·メガバンク機構(ToMMo)が1,289人分の唾液と歯垢の微生物集団(マイクロバイオーム)解析によって明らかにしたもの。

同研究成果は『Frontiers Cellular and Infection Microbiology』オンライン版(1月29日)に公開された。

ハイドロキシアパタイト 世界市場は2027年に36億ドル

世界のハイドロキシアパタイト市場は、2027年までに36億5千万ドルに達すると予測—。市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の市場規模は24億6千万ドルで、20年から27年までの年平均成長率は5.1%。なお、同調査のハイドロキシアパタイト市場は、「整形外科」「歯の手入れ」「形成外科」「その他」を対象としている。

日本デンタルショー2021 ホームページ開設

9月23~25日に横浜市のパシフィコ横浜で開催される「日本デンタルショー2021」の公式ホームページが1日に公開された。 同デンタルショー公式ホームページはhttps://www.dental-show.jp/

4月から 歯科用貴金属の告示価格「金パラ」は2,668円に

令和3年4月からの「歯科鋳造用金銀パラジウム合金」の告示価格は218円増の2,668円(1g)となる。歯科用貴金属の「随時改定Ⅰ」によるもので、計6品目の価格が上がることが1月27日の中医協総会で報告された。

今回の「随時改定Ⅰ」の報告では、昨年10月の改定漏れを受けて、「試算価格」の算式に用いられた期間と平均材料価格が初めて示された。日本歯科医師会の林正純常務理事は、改めて公示価格改定の不透明な部分を明瞭に可視化していく取り組みは重要との考えを述べた上で、引き続き実勢価格と公示価格の差、改定のタイムラグの問題などの解消に向けた検討を要望した。

日歯がオーラルフレイル対策のための口腔体操を紹介

コロナ禍のマスク生活で口周りの筋肉等が衰えるリスクの高まる中、日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、「オーラルフレイル対策のための口腔体操」をホームページ上で紹介している。

医療従事者へのワクチン接種、各県のスケジュール公表相次ぐ

新型コロナワクチン接種のスケジュール等を都道府県が続々と発表し始めている。医療従事者への接種は2月下旬か3月中に行われる見込みとなっている。厚労省の資料によると、対象の病院、診療所で新型コロナウイルス感染症患者·疑い患者に頻繁に接する機会のある医師等は、診療科·職種は限定せずに歯科も含まれている。さらに、受託業者の従業員も、感染症患者と頻繁に接する場合は、医療機関の判断で対象にできると記載されている。

会長予備選挙 宮城県歯·現職の細谷氏が無投票で当選

任期満了に伴う宮城県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1月25日に締め切られ、現職の細谷仁憲氏が無投票で当選した。

訃報 湯浅太郎氏

元日本歯科医師会監事で元千葉県歯科医師会理事の湯浅太郎氏が1月23日、死去した。82歳。同氏は昭和13年9月29日生まれ。日本歯科大学卒業。日歯関係では平成23年4月から25年6月まで監事を務めた。千葉県歯関係では昭和56年4月から58年3月までと62年4月から平成元年3月まで理事を務めていた。

会長予備選挙 愛知県歯·現職の内堀氏が無投票で当選

任期満了に伴う愛知県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が1月28日に締め切られ、現職の内堀典保氏が無投票で当選した。

都技 セミナーで"デジタル技工時代"の役割を模索

東京都歯科技工士会(石川功和会長)は、都技会員と日本歯科技工士会会員、そして歯科技工士学校生が受講できるオンラインセミナー「デジタル技工時代に、歯科技工士は何をすべきか?」を1月17日に開催した。都技会員59人、日技会員86人、学生14人が受講した。Zoomシステムに不慣れな会員のために、都技会館で受講できるようにしていたが、年明けからのコロナ感染急増もあって、会場受講者はゼロだった。

令和2年11月歯科診療所数 22減の6万8,126施設

 厚労省の施設動態調査による令和2年11月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,126施設で、前月より22減少した。

前年同月比の全国の歯科診療所数の動向では、353施設減少した。開設者別歯科診療所数の個人は760減少、医療法人は398増加となっている。

炎症等の高浸透圧刺激で口腔がんの増殖が促進

炎症反応等に伴う高い浸透圧刺激によって口腔がんの増殖が促進される。福岡歯科大学病態構造学分野の吉本尚平講師、橋本修一教授、同大総合歯学講座の森田浩光教授、同大口腔医学研究センターの平田雅人客員教授らの研究グループが明らかにした。同研究成果は米国科学雑誌『Laboratory ]Investigation』(1月号)で公開された。

医科歯科大ら四大学連合がポストコロナで研究で連携

東京医科歯科大学と東京外国語大学、東京工業大学、一橋大学の四大学連合は、新型コロナウイルス感染症およびポストコロナ社会に関する研究を進め、有効な対策に関する政策提言や実質的な研究·教育の連携強化を図るための覚書を締結した。1日にオンライン上で開いた記者会見で報告したもので、12日には第1回キックオフシンポジウムを開催する。

個別指導の中止を要請—保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は1月25日、「新型コロナウイルス感染が収束するまで個別指導等の実施を中止するよう求める要請」を武田浩一医科部長と新井良一歯科部長の連名で田村憲久厚労大臣らに送付した。

機械振興賞の審査員長特別賞にノイシュタットジャパンなど

機械産業技術の進歩·発展に著しく寄与したと認められる企業·大学·研究機関および研究開発担当者を表彰する「第55回機械振興賞」(機械振興協会主催)の審査委員長特別賞をノイシュタットジャパン、鶴見大学歯学部、松伯会の「テコの原理を使って迅速な抜歯を可能にした抜歯鉗子」が受賞した。本紙調べ。22日に表彰式を開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大で中止となった。

医歯薬出版が創業100周年特設サイト開設

先月に創業100周年を迎えた医歯薬出版(本社·東京都文京区、白石泰夫社長)は、「創業100周年特設ウェブサイト」を同社ホームページ内に開設した。 詳細はhttps://www.ishiyaku.co.jp/100th/まで。

行政処分 日歯連盟の元会長に歯科医業停止6カ月

厚労省の医師·歯科医師の行政処分内容が1月29日に決定し、日本歯科医師連盟元会長の髙木幹正氏、堤直文氏に歯科医業停止6カ月、同元副理事長の村田憙信氏に歯科医業停止8カ月の処分が下される。今回の行政処分の対象者は医師11人、歯科医師6人の計17人。

介護報酬改定 歯科医の居宅療養管理指導費「単一建物1人」は7単位増

4月の介護報酬改定で、歯科医師による居宅療養管理指導費が、

  • ①「単一建物居住者1人に対して行う場合」で7単位増の516単位、
  • ②「単一建物居住者2人以上9人以下に対して行う場合」で1単位増の486単位、
  • ③「①と②以外の場合」で4単位減の440単位

となる。また、新型コロナの影響を踏まえた特例として、9月末まで全てのサービスの基本報酬に0.1%を上乗せする。1月18日の社会保障審議会介護給付費分科会で4月からの介護報酬単位を含む告示改正案が了承された。

吉村大阪府知事の発言受け、歯科の感染防止対策に特化した調査実施へ—日歯

吉村洋文大阪府知事が、府内の5,500歯科医院からクラスターが出ていない点を取り上げ、「何かがある」「専門家に分析してもらいたい」と発言した内容が各紙で報じられた。日本歯科医師会の堀憲郎会長は、21日にオンライン上で開いた定例記者会見で同話題について触れ、2月に感染防止対策に特化した調査を実施予定と明かし、「講じてきた措置と効果の因果関係にどこまで迫れるか、日本歯科医学会とも連携して、議論したい」とコメントした。

日歯会長予備選挙 堀氏のみ立候補—2月12日に投票結果

日本歯科医師会の会長予備選挙への立候補は、現職の堀憲郎氏のみで、代議員140人と選挙人497人による郵便投票を経て、2月12日に結果が出る予定となっている。

今年初の日歯定例記者会見で「明るい話題提供したい」—堀会長

日本歯科医師会は21日、オンライン上で今年初めてとなる定例記者会見を開き、堀憲郎会長は、新型コロナウイルス感染症の現状に触れ、「厳しい状況にあってこそ、会員や国民に一つでも明るい話題が提供できるよう、会務に当たることを徹底したい」との抱負を述べた。

日歯の休診補償制度 受付開始から6日間で1,620施設が契約

日歯の新型コロナウイルス感染症に対応した休診補償制度の契約数は、受付開始の15日から6日間で1,620施設に上る。定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告した。

「高齢者が受診抑制」—高橋日歯連盟会長が危機感示す

 日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、自身の診療室で特に高齢者の受診抑制が起こっていると明かし、今後の重症化が起こる可能性に危機感を示した。21日にオンライン上で開いた定例記者会見のあいさつで述べたもの。

保団連が緊急要請書 減収補填など求める

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は18日、「新型コロナウイルス感染症拡大を阻止し、国民の命と健康を守るため、第3次補正、21年度予算案を大幅に組み換え、医療·歯科医療、介護·障害者福祉の確保を求める緊急要請書」を菅義偉内閣総理大臣、麻生太郎財務大臣、西村康稔新型コロナウイルス感染症対策担当大臣、田村憲久厚労大臣宛に送付した。

会長予備選挙 京都府歯·現職の安岡氏が無投票で当選

任期満了に伴う京都府歯科医師会の会長予備選挙で、14日に立候補届出が締め切られ、現職の安岡良介氏が無投票で当選した。

口腔健康の格差是正について議論—FDI

世界歯科連盟(FDI)は18日、世界保健機関(WHO)のエクゼクティブボードとの第148回会合で、世界の口腔健康の格差是正について議論。合わせて、「ビジョン2030:みんなに最適な口腔健康を」と題するレポートを発表した。 本文は、専用ウェブサイト(https://www.fdiworlddental.org/vision2030)で入手可能。

口腔衛生の改善がコロナ拡大を制御—FDIが発信

歯周病のコントロール、口腔衛生の改善は、COVID—19の感染拡大の制御に役立つ—。世界歯科連盟(FDI)は昨年12月17日、スペイン·マドリードコンプルテンセ大学のDavid Herrera教授(歯周病学)によるQ&Aをウェブサイトで発信した。

都内技工所の6割が週休1日以下

東京歯科保険医協会(坪田有史会長)は18日、都23区内の保健所に届出がなされている歯科技工所に対するアンケート結果を公表した。6割の歯科技工所が週休1日以下、約5割で1日の歯科技工にかかる時間が10時間以上など依然として厳しい就労環境が浮き彫りになった。調査期間は2020年9月11~30日。アンケート用紙を送付できたのは1,126件で、211件(回収率18.7%)の回答を得た。結果概要を紹介する。

技工所と行政が" 中山間地域" の歯科医療現場のドキュメント動画製作

少子高齢化に伴う人口減少や過疎化が進む中山間地域で、住民に寄り添う地域歯科医療現場の挑戦を描くビデオ製作が14日、鳥取県日野郡江府町で始まった。

この試みは、江府町と同県倉吉市で事業を営む倉繁歯科技工所(倉繁光信代表)との共同企画によるもので、撮影は町内2カ所にある診療所の取り組みを紹介し、ドキュメンタリー作品として、2月半ばをめどに2部構成の20分作品として動画サイトYouTubeで全国配信する。

コロナ禍で学校歯科保健現場にも影響 洗口事業の導入見送り

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、市立小学校での「フッ化物洗口」導入に向けた準備が止まる自治体や、校内での歯みがきを自粛する学校が出るなど学校歯科保健の現場にも影響を及ぼしている。

日学歯会長予備選挙 現職の川本氏が立候補を表明

日本学校歯科医会の会長予備選挙の公示が22日に始まり、同日に現職会長の川本強氏が立候補を表明した。 候補者届出期間は2月1日から15日まで。選挙は代議員の郵送投票で実施し、開票は3月3日を予定している。

フッ化物洗口の実施状況 保育所等が18.3%、小中学校等19.4%

フッ化物洗口の施設での実施率は、全国平均で保育所等·認定こども園·幼稚園が18.3%、小中学校·特別支援学校が19.4%で、合計が18.7%であった。令和元年度厚労省医政局歯科保健課委託事業「う蝕対策等歯科口腔保健の推進に係る調査」の一環で実施した「各都道府県におけるフッ化物洗口の実施状況」(委託先:みずほ情報総研)によるもの。

意識不明者の身元を「歯科所見」で特定

「歯科所見」により生存している意識不明者の身元を特定する事例が横浜市であった。「歯科所見」による身元確認は主に遺体に対して行われるもので、生存者に対しては少なくとも神奈川県内では初めてという。身元を特定した鶴見大学歯学部准教授の勝村聖子氏には、神奈川県警南警察署から感謝状が贈られた。

女性疾患考慮した歯科の学会設立へ—井上孝東歯大教授

女性特有の生理、病気、病態が、歯科口腔領域の疾患や治療にも関連していることを重視し、新たな歯科医療の在り方を追究する学会設立の動きが進んでいる。 問い合わせはメール(inoue@tokyo-igaku.com)まで。

優秀経営者顕彰の最優秀経営者賞に成田デンタル社長の石川氏

モノづくり関連の優れた中堅·中小企業経営者を表彰する「第38回優秀経営者顕彰」(日刊工業新聞社主催)の最優秀経営者賞を歯科技工の総合商社·成田デンタル(本社·千葉県富里市、千葉市)社長の石川典男氏が受賞した。産学官イノベーション創出賞にはYAMAKIN(本社·大阪市)社長の山本樹育氏が選ばれている。本紙調べ。

コロナ禍の第1波のころに「感染はいつまで続くと思う?」と聞かれ、「COVID-19は知らないが、14世紀の大黒死病は18世紀まで400年は続いた」と答えたところ、「そんなに脅すものではない」とたしなめられました。

ただし、大黒死病の経験は現在にも通じるところがあります。例えば、密な環境や大規模な長距離移動が感染拡大につながるというもの。教会に集まって疫病退散をお祈りしたらクラスター感染したとか、「悪い空気」を避けた人々の引っ越し先で感染が拡大したといった話です。

大黒死病の結果、ロックダウンとなったイギリスの寒村では、外からもたらされる貨幣が感染源だというので、酢で消毒して使用していたことが知られています。現在も、お金のやりとりで感染が媒介されるというので、キャッシュレス化や自動釣銭機が急速に普及しています。感染そのものは早く収束することが望まれますが、コロナ禍で得られた知見は長く引き継がれるよう願っています。

さて、昨年、小社が発行した日本医業経営コンサルタント協会編著の『386歯科医院の統計データから見える成功医院のセオリー』が、なかなかの反響です。勤務医や歯科衛生士の数、ユニット数やCT、CAD/CAMなどが、どの程度の規模だと最も経営効率が良いのか、訪問診療やインプラント、矯正など、有利な診療内容はあるのかなど、数字で「経営の本当」が分かると評判です。

同じデータでも見方によって違う結論が出ることもしばしばなので、複数の著者が同じデータから考察を加えたことで信頼性も担保しています。不安な時期こそ、データに立脚した意思決定が重要だということでしょうか。

今月と来月の特集では、スタッフ採用、人事評価、患者さんとのコミュニケーションなど、人的側面から見た歯科医院経営の話題を取り上げます。取材を通して、歯科医院の業態が急速に変化しているのを実感できました。ご一読いただければ幸いです。

(水谷)

歯科用貴金属価格 4品目が改定漏れ

昨年10月の歯科用貴金属価格の随時改定Ⅰで価格が据え置かれた4品目が、本来改定すべきだったことが判明した。13日の中医協総会で厚労省から報告のあったもので、官報の正誤により訂正をし、手続きは検討中だが10月からの使用分については正しい金額を支払う予定という。さらに、今後、計算方法の可視化を図り、再発防止に努めるとしている。

指導·監査等の実施状況 令和元年度歯科の返還金 2億882万8千円

指導·監査等で令和元年度に歯科医療機関が国に返還した金額は2億882万8千円で、前年度より2,939万6千円少なかった。厚労省の保険医療機関等の指導·監査等の実施状況」によるもの。

新型コロナ対応の休診補償制度—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、新型コロナウイルス感染症に対応した「休診補償制度」の加入受付を15日から開始した。12日にニュースレターで概要が紹介された。

医療経済実態調査の項目見直しの議論スタート—中医協

中医協の第51回調査実施小委員会が13日、オンライン上で開かれ、第23回医療経済実態調査について議論した。昨年12月18日の中医協総会で同調査について小委員会で検討すると決定してから1回目の開催。事務局から調査に向け「新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえた調査項目の見直し」「有効回答率向上に向けた対応」に関する論点が提示された。

薬価算定基準の見直し案を承認—中医協

中医協の第472回総会が13日、オンライン上で開かれ、「令和3年度薬価改定に係る薬価算定基準の見直し案」が承認された。昨年12月18日の総会で了承された「薬価改定の骨子」を踏まえて具体的内容について示している。

都道府県歯会長予備選挙の結果

  • •岩手県歯·現職の佐藤氏が無投票で当選
     任期満了に伴う岩手県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が15日に締め切られ、現職の佐藤保氏が無投票で当選した。
  • •群馬県歯·現職の村山氏が無投票で当選
     任期満了に伴う群馬県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が8日に締め切られ、
    現職の村山利之氏が無投票で当選した。
  • •静岡県歯·監事の大松氏が無投票で当選
     任期満了に伴う静岡県歯科医師会の会長予備選挙で、14日に立候補届出が締め切られ、現監事の大松髙氏が無投票で当選を決めた。
  • •奈良県歯·立候補の届出は理事の末瀨氏のみ
     任期満了に伴う奈良県歯科医師会の会長予備調査で、立候補届出が昨年11月11日に締め切られ、理事の末瀨一彦氏のみが立候補した。
  • •広島県歯·専務の山﨑氏が無投票で当選
     任期満了に伴う広島県歯科医師会の会長予備選挙で、昨年12月16日に立候補届出が締め切られ、専務理事の山﨑健次氏が無投票で当選した。
オンライン資格確認システム 顔認証付きカードリーダーの歯科の申請数1万2,034施設

今年3月にスタートするオンライン資格確認システムの顔認証付きカードリーダーを申し込んでいる歯科診療所数は1月3日時点で1万2,034施設と、全体の16.2%となっている。13日の社会保障審議会医療保険部会で示されたもので、昨年の10月11日時点13.6%、11月8日時点14.4%(1万212施設)からは微増している。

指定居宅サービス等「基準等の改正」答申—社保審·介護給付費分科会

社会保障審議会の第198回介護給付費分科会が13日、オンライン上で開かれた。年末の審議報告を踏まえて、厚労大臣から社保審に対して「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の改正について」の諮問書が提出され、省令案を了承する旨の答申が出された。

医療機関の5割が新型コロナで仕事量が増加

新型コロナ感染拡大の影響で医療機関の7割超が外来患者数が「減った」「変化がない」と回答しているのに対し、5割は仕事量が増えている。

医療資格等のマイナンバー制度利活用に関する報告書—厚労省

厚労省の「社会保障に係る資格におけるマイナンバー制度利活用に関する検討会」の報告書が8日に取りまとめられた。同検討会は、社会保障に係る医師、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士など31資格を対象に、マイナンバーとの情報連携等に関する利活用策、マイナポータルを活用した資格情報の閲覧や人材確保策などの利活用策を3回にわたり議論。資格登録の申請·変更のオンライン化や、マイナポータルを活用した資格所持の証明などについて記載されている。

新型コロナ関連で現状に理解求める—中川日医会長

日本医師会は6日、2021年初の定例記者会見を東京都文京区の日医会館で開いた。中川俊男会長が新年に当たってのあいさつを兼ねて「新型コロナウイルス感染症に関する最近の動向」について説明したほか、地域住民の生活を支えている医師を顕彰する「赤ひげ大賞」受賞者を発表した。

65周年記念事業 顕彰者 古橋元会長ら92人—日技

日本歯科技工士会(杉岡範明会長)は、歯科技工士法制定および日技創立65周年記念事業の顕彰者を、会誌『日本歯技』の令和3年1月号で発表した。

また「ははは川柳」の2020年の結果も発表した。

3次補正予算の補助金増額要望—保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は14日、要請書「第3次補正予算(案)医療機関への『補助金』の増額と迅速な給付を求める」を田村憲久厚労大臣宛に送付した。

乳幼児の加算 レセプト記載周知を求める

全国保険医団体連合会は、要請書「『乳幼児感染予防策加算』のレセプト記載についてすべての保険医療機関への速やかな周知を求める」を昨年12月、田村憲久厚労大臣宛に送付した。

PBS患者の歯の違和感"脳活動の乱れ"が原因か

補綴物の調整の繰り返し、歯科矯正やインプラント治療後に咬合の違和感が続く「Phantom bite syndrome(PBS)」の患者は、歯の違和感に伴い脳活動パターンに微妙な乱れが生じている。福岡歯科大学総合歯科学講座高齢者歯科学分野の梅﨑陽二朗准教授、内藤徹教授らのグループと、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科·歯科心身医学分野の豊福明教授らの研究グループとの共同研究で明らかになったもの。 同研究は、文部科学省科学研究費補助金の支援で行われ、成果は『Neuropsychiateic Disease and Treatment』オンライン版(2020年10月6日)で発表された。

医療施設の87.5%が敷地内の全面禁煙

歯科診療所を含む病院以外の医療施設のうち、敷地内を全面禁煙にしているのは令和元年12月末時点で87.5%。厚労省が昨年12月28日に公表した「令和元年度喫煙環境に関する実態調査」によるもの。

歯磨きによるコロナ感染報道受け、口腔衛生学会の山下理事長が情報発信

新型コロナウイルスに感染した地下鉄大江戸線の運転士39人が「歯磨きの際の唾液が付着した手で蛇口を触れ、感染が広まった可能性が高い」とする報道を受け、日本口腔衛生学会の山下喜久理事長は、「調査に当たった保健所は、聞き取り調査だけで、感染源の具体的検査等は何も行っていないことが分かった」と会員宛に情報発信している。

EPARKメディカルを吸収合併へ—エンパワーヘルスケア

エンパワーヘルスケア(本社·東京都港区、髙橋悠路社長)は4日、グループ会社のEPARKメディカル(本社·東京都港区、大西洋代表)を2月1日付で吸収合併すると発表した。

令和3年度歯科関係予算 OSCEの実証事業で6,752万6千円

 厚労省医政局歯科保健課は昨年12月21日、令和3年度歯科保健課予算(案)の概要を発表した。新規事業は①「歯科疾患実態調査」の8,631万1千円、②「OSCEの在り方·評価者養成に係る調査·実証事業」の6,752万6千円で、概算要求時と比べて、①は同額、②は1,957万9千円の減となっている。また、概算要求で拡充されていた「歯周病予防に関する実証事業」が前年度予算と同額となったものの、「歯科衛生士に対する復職支援·離職防止等推進事業」や「歯科技工士の人材確保対策事業」「歯科医療関係者感染症予防講習会」などは拡充となった。

四師会·四病協が「医療緊急事態」 宣言 

日本歯科医師会を含む四師会と四病協は昨年12月21日、全国民が基本的な感染予防対策を徹底するように求める「医療緊急事態宣言」を発出した。東京都文京区の日医会館で開いた合同記者会見で説明があった。

「B型肝炎患者後回し」の記事で日歯が毎日新聞に申し入れ

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、昨年12月29日付の毎日新聞朝刊に「B型肝炎、歯科で差別2割、申告の患者『後回し』」との記事が掲載された件で、毎日新聞社に「誤解を招く部分があることは遺憾」とする申し入れを行ったと1月5日に発表した。

歯科のオンライン診療「診療報酬の検討を」—中医協で林日歯常務

中医協の第471回総会が昨年12月23日、TKPイベントホールシルク新宿とオンライン上で開かれた。第13回「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」での議論の報告などが行われ、日本歯科医師会の林正純常務理事は、歯科分野でも安心かつ効率的·効果的と判断できる部分があれば診療報酬への組み込みを早期に検討してほしい旨の考えを示した。

大分県歯会長予備選で脇田副会長が無投票当選

大分県歯科医師会の次期会長予備選挙の立候補届出が昨年12月24日に締め切られ、現副会長の脇田晴彦氏が無投票で当選した。

厚労省令和3年度予算 総額33兆1,380億円

厚労省は、総額33兆1,380億円の令和3年度一般会計予算案を昨年12月21日に発表した。前年度当初予算に比べて1,519億円、0.5%の増加。社会保障関係費は0.5%増の32兆7,928億円で、内訳は年金12兆6,213億円、医療12兆799億円、介護3兆4,862億円、福祉等4兆4,976億円、雇用1,078億円。

訃報 中尾 薫氏—元日歯常務理事

前兵庫県歯科医師会副会長で元日本歯科医師会常務理事の中尾薫氏が昨年12月30日に死去した。73歳。

フェリシアーノ氏は、ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学大学院修士課程を修了。日本には20年以上在住し、医薬品業界でのキャリアは15年以上。2019年9月から在日執行委員会副委員長。

山田宏議員と政策協定結ぶ—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)と山田宏参議院議員が、政策協定を結んでいたことが昨年12月17日の定例記者会見で分かった。

シンボルマークは、「世界の人々の健康と笑顔に貢献していく」という思いを込めて2017年に制定した「Smile for the World」マークに「1」を組み合わせたもの。100周年を迎え、「なかまがこれからも思いをひとつに一丸となって進んでいく姿」を表現したという。

PhRMA新委員長にフェリシアーノ氏が就任

米国研究製薬工業協会(Phrma)の在日執行委員会の委員長に、今月1日からアッヴィ社長のジェームス·フェリシアーノ氏が就任した。

フェリシアーノ氏は、ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学大学院修士課程を修了。日本には20年以上在住し、医薬品業界でのキャリアは15年以上。2019年9月から在日執行委員会副委員長。

山田宏議員と政策協定結ぶ—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)と山田宏参議院議員が、政策協定を結んでいたことが昨年12月17日の定例記者会見で分かった。

スローガンとシンボルマークは、国内外の社員からの公募で選ばれたもの。スローガンは「100years of Quality in Dental」で、「歯科界の質の向上に、より一層貢献していく」という思いを込めたという。

シンボルマークは、「世界の人々の健康と笑顔に貢献していく」という思いを込めて2017年に制定した「Smile for the World」マークに「1」を組み合わせたもの。100周年を迎え、「なかまがこれからも思いをひとつに一丸となって進んでいく姿」を表現したという。

PhRMA新委員長にフェリシアーノ氏が就任

米国研究製薬工業協会(Phrma)の在日執行委員会の委員長に、今月1日からアッヴィ社長のジェームス·フェリシアーノ氏が就任した。

フェリシアーノ氏は、ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学大学院修士課程を修了。日本には20年以上在住し、医薬品業界でのキャリアは15年以上。2019年9月から在日執行委員会副委員長。

山田宏議員と政策協定結ぶ—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)と山田宏参議院議員が、政策協定を結んでいたことが昨年12月17日の定例記者会見で分かった。

同大医科歯科総合病院副病院長や同大学生部長、福岡学園評議員などを歴任している。

新型コロナ関連ニュースレター—歯内療法学会が発行

日本歯内療法学会(阿南壽理事長)は昨年12月18日、新型コロナウイルス感染症発生下での歯科受診の在り方や、現場最前線での対策について情報発信するニュースレターを発行した。

令和元年薬事工業生産動態統計で歯科用ユニットの生産額は213億1千万円

令和元年の医療機器全体の生産金額は2兆5,678億円で、前年に比べ31.8%増加した。歯科は10位の歯科用金属1,010億9,300万円がトップで、次いで17位の歯科用接着充填材料336億5,700万円、19位の歯科用ユニット213億1千万円が続いた。厚労省がまとめた「令和元年薬事工業生産動態統計年報の概要」によるもので、昨年12月24日に公表している。

創業100周年スローガンとシンボルマーク、社員からの公募で選出—ジーシー

ジーシー(本社·東京都文京区、中尾潔貴社長)は、2月11日に創業100周年を迎えるにあたり、期間中グループ会社で使う創業100周年の「スローガンとシンボルマーク」を公表した。

スローガンとシンボルマークは、国内外の社員からの公募で選ばれたもの。スローガンは「100years of Quality in Dental」で、「歯科界の質の向上に、より一層貢献していく」という思いを込めたという。

シンボルマークは、「世界の人々の健康と笑顔に貢献していく」という思いを込めて2017年に制定した「Smile for the World」マークに「1」を組み合わせたもの。100周年を迎え、「なかまがこれからも思いをひとつに一丸となって進んでいく姿」を表現したという。

PhRMA新委員長にフェリシアーノ氏が就任

米国研究製薬工業協会(Phrma)の在日執行委員会の委員長に、今月1日からアッヴィ社長のジェームス·フェリシアーノ氏が就任した。

フェリシアーノ氏は、ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学大学院修士課程を修了。日本には20年以上在住し、医薬品業界でのキャリアは15年以上。2019年9月から在日執行委員会副委員長。

山田宏議員と政策協定結ぶ—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)と山田宏参議院議員が、政策協定を結んでいたことが昨年12月17日の定例記者会見で分かった。

同氏は福岡歯科大学卒業。同大助手、講師、助教授を経て、2003年に同大有床義歯学分野教授に就任。18年2月から第11代学長に就任し、現在に至る。

同大医科歯科総合病院副病院長や同大学生部長、福岡学園評議員などを歴任している。

新型コロナ関連ニュースレター—歯内療法学会が発行

日本歯内療法学会(阿南壽理事長)は昨年12月18日、新型コロナウイルス感染症発生下での歯科受診の在り方や、現場最前線での対策について情報発信するニュースレターを発行した。

令和元年薬事工業生産動態統計で歯科用ユニットの生産額は213億1千万円

令和元年の医療機器全体の生産金額は2兆5,678億円で、前年に比べ31.8%増加した。歯科は10位の歯科用金属1,010億9,300万円がトップで、次いで17位の歯科用接着充填材料336億5,700万円、19位の歯科用ユニット213億1千万円が続いた。厚労省がまとめた「令和元年薬事工業生産動態統計年報の概要」によるもので、昨年12月24日に公表している。

創業100周年スローガンとシンボルマーク、社員からの公募で選出—ジーシー

ジーシー(本社·東京都文京区、中尾潔貴社長)は、2月11日に創業100周年を迎えるにあたり、期間中グループ会社で使う創業100周年の「スローガンとシンボルマーク」を公表した。

スローガンとシンボルマークは、国内外の社員からの公募で選ばれたもの。スローガンは「100years of Quality in Dental」で、「歯科界の質の向上に、より一層貢献していく」という思いを込めたという。

シンボルマークは、「世界の人々の健康と笑顔に貢献していく」という思いを込めて2017年に制定した「Smile for the World」マークに「1」を組み合わせたもの。100周年を迎え、「なかまがこれからも思いをひとつに一丸となって進んでいく姿」を表現したという。

PhRMA新委員長にフェリシアーノ氏が就任

米国研究製薬工業協会(Phrma)の在日執行委員会の委員長に、今月1日からアッヴィ社長のジェームス·フェリシアーノ氏が就任した。

フェリシアーノ氏は、ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学大学院修士課程を修了。日本には20年以上在住し、医薬品業界でのキャリアは15年以上。2019年9月から在日執行委員会副委員長。

山田宏議員と政策協定結ぶ—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)と山田宏参議院議員が、政策協定を結んでいたことが昨年12月17日の定例記者会見で分かった。

同研究成果は国際学術雑誌『ScientificReports』(2020年12月17日)に掲載された。

福岡歯科大学学長に髙橋裕氏が再任

福岡歯科大学の学長に現職の髙橋裕氏が再任する。福岡学園(水田祥代理事長)が昨年12月15日の理事会で、2021年1月31日の任期満了に伴い選考した。任期は2月1日から3年間。

同氏は福岡歯科大学卒業。同大助手、講師、助教授を経て、2003年に同大有床義歯学分野教授に就任。18年2月から第11代学長に就任し、現在に至る。

同大医科歯科総合病院副病院長や同大学生部長、福岡学園評議員などを歴任している。

新型コロナ関連ニュースレター—歯内療法学会が発行

日本歯内療法学会(阿南壽理事長)は昨年12月18日、新型コロナウイルス感染症発生下での歯科受診の在り方や、現場最前線での対策について情報発信するニュースレターを発行した。

令和元年薬事工業生産動態統計で歯科用ユニットの生産額は213億1千万円

令和元年の医療機器全体の生産金額は2兆5,678億円で、前年に比べ31.8%増加した。歯科は10位の歯科用金属1,010億9,300万円がトップで、次いで17位の歯科用接着充填材料336億5,700万円、19位の歯科用ユニット213億1千万円が続いた。厚労省がまとめた「令和元年薬事工業生産動態統計年報の概要」によるもので、昨年12月24日に公表している。

創業100周年スローガンとシンボルマーク、社員からの公募で選出—ジーシー

ジーシー(本社·東京都文京区、中尾潔貴社長)は、2月11日に創業100周年を迎えるにあたり、期間中グループ会社で使う創業100周年の「スローガンとシンボルマーク」を公表した。

スローガンとシンボルマークは、国内外の社員からの公募で選ばれたもの。スローガンは「100years of Quality in Dental」で、「歯科界の質の向上に、より一層貢献していく」という思いを込めたという。

シンボルマークは、「世界の人々の健康と笑顔に貢献していく」という思いを込めて2017年に制定した「Smile for the World」マークに「1」を組み合わせたもの。100周年を迎え、「なかまがこれからも思いをひとつに一丸となって進んでいく姿」を表現したという。

PhRMA新委員長にフェリシアーノ氏が就任

米国研究製薬工業協会(Phrma)の在日執行委員会の委員長に、今月1日からアッヴィ社長のジェームス·フェリシアーノ氏が就任した。

フェリシアーノ氏は、ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学大学院修士課程を修了。日本には20年以上在住し、医薬品業界でのキャリアは15年以上。2019年9月から在日執行委員会副委員長。

山田宏議員と政策協定結ぶ—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)と山田宏参議院議員が、政策協定を結んでいたことが昨年12月17日の定例記者会見で分かった。

同研究成果は国際科学雑誌『International Journal of Environmental Research and Public Health』電子版(2020年11月16日)に掲載された。

「魚コラーゲン」から「人工歯肉」—新潟大らが開発

魚のコラーゲン製の移植材料に、ヒトの口腔粘膜特有の波状構造を付与し、口の中の傷の治りを良くする生体材料が開発された。新潟大学大学院医歯学総合研究科生体組織再生工学分野の泉健次教授、同大医歯学総合病院小児·障がい者歯科の鈴木絢子医員らの研究グループが早稲田大学ナノライフ創新研究機構、多木化学と歯工連携して成功したもの。

同研究成果は国際学術雑誌『ScientificReports』(2020年12月17日)に掲載された。

福岡歯科大学学長に髙橋裕氏が再任

福岡歯科大学の学長に現職の髙橋裕氏が再任する。福岡学園(水田祥代理事長)が昨年12月15日の理事会で、2021年1月31日の任期満了に伴い選考した。任期は2月1日から3年間。

同氏は福岡歯科大学卒業。同大助手、講師、助教授を経て、2003年に同大有床義歯学分野教授に就任。18年2月から第11代学長に就任し、現在に至る。

同大医科歯科総合病院副病院長や同大学生部長、福岡学園評議員などを歴任している。

新型コロナ関連ニュースレター—歯内療法学会が発行

日本歯内療法学会(阿南壽理事長)は昨年12月18日、新型コロナウイルス感染症発生下での歯科受診の在り方や、現場最前線での対策について情報発信するニュースレターを発行した。

令和元年薬事工業生産動態統計で歯科用ユニットの生産額は213億1千万円

令和元年の医療機器全体の生産金額は2兆5,678億円で、前年に比べ31.8%増加した。歯科は10位の歯科用金属1,010億9,300万円がトップで、次いで17位の歯科用接着充填材料336億5,700万円、19位の歯科用ユニット213億1千万円が続いた。厚労省がまとめた「令和元年薬事工業生産動態統計年報の概要」によるもので、昨年12月24日に公表している。

創業100周年スローガンとシンボルマーク、社員からの公募で選出—ジーシー

ジーシー(本社·東京都文京区、中尾潔貴社長)は、2月11日に創業100周年を迎えるにあたり、期間中グループ会社で使う創業100周年の「スローガンとシンボルマーク」を公表した。

スローガンとシンボルマークは、国内外の社員からの公募で選ばれたもの。スローガンは「100years of Quality in Dental」で、「歯科界の質の向上に、より一層貢献していく」という思いを込めたという。

シンボルマークは、「世界の人々の健康と笑顔に貢献していく」という思いを込めて2017年に制定した「Smile for the World」マークに「1」を組み合わせたもの。100周年を迎え、「なかまがこれからも思いをひとつに一丸となって進んでいく姿」を表現したという。

PhRMA新委員長にフェリシアーノ氏が就任

米国研究製薬工業協会(Phrma)の在日執行委員会の委員長に、今月1日からアッヴィ社長のジェームス·フェリシアーノ氏が就任した。

フェリシアーノ氏は、ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学大学院修士課程を修了。日本には20年以上在住し、医薬品業界でのキャリアは15年以上。2019年9月から在日執行委員会副委員長。

山田宏議員と政策協定結ぶ—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)と山田宏参議院議員が、政策協定を結んでいたことが昨年12月17日の定例記者会見で分かった。

要請書では、12月15日に閣議決定された令和2年度三次補正予算で、感染防止対策への支援として病院·有床診療所、無床診療所、薬局·訪問看護ステーションに対する補助金が盛り込まれた点を評価する一方で、「歯科医療機関とともに歯科保険診療の給付を支える歯科技工所が含まれていない」と指摘。「歯科技工所が感染拡大防止策に留意しながら歯科技工物の製作を行うことは、新型コロナ感染拡大下でも患者·国民に安心の歯科医療を提供し続けるために不可欠」と訴えている。

小児受診時加算引き上げ求める

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は昨年12月24日、歯科の小児外来の加算点数を医科並みに引き上げることや、今年4月からの全患者への加算の大幅な引上げなどを求める要請書を内閣総理大臣、財務大臣、厚労大臣宛に提出した。

医療保険制度改革の「議論の整理」窓口負担など方針示す

社会保障審議会の第138回医療保険部会が昨年12月23日、東京都千代田区の全国都市会館で開かれ、医療保険制度改革の「議論の整理」を大筋で了承した。後期高齢者の窓口負担割合の在り方については、全世代型社会保障制度改革の方針に対する部会からの意見として、「受診控えを防ぐための広報等、配慮措置の周知徹底を含め、高齢者に健康被害が起こらないよう配慮すべき」と、日本歯科医師会の林正純常務理事の発言内容も盛り込まれている。

社会保障の維持で「高齢者」と「現役世代」負担求める声は拮抗—厚労省調査

少子高齢化が進む中で、社会保障を維持するための負担について、「高齢者の負担増はやむを得ない」と「現役世代が負担するべき」との意見がそれぞれ3割程度と拮抗している。厚労省が昨年12月22日に公表した「平成30年高齢期における社会保障に関する意識調査報告書」によるもの。

令和2年10月歯科診療所数 6万8,148施設

厚労省の施設動態調査による令和2年10月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,148施設で、前月より39減少した。前年同月比の全国の歯科診療所数の動向では、359施設減少した。開設者別歯科診療所数の個人は778減少、医療法人は408増加となっている。

令和2年9月の歯科医療費 社保·件数は0.7%増、点数は8.3%増

社会保険診療報酬支払基金による令和2年9月診療分の総計確定件数は8,436万5千件、点数1,460億5,270万8千点で前年同月に比べ件数は7.8%、点数は0.2%それぞれ減少した。歯科の件数は1,234万4千件、点数は152億4,230万9千点で、前年同月に比べ件数は0.7%増、点数は8.3%増加した。

令和2年9月の歯科医療費 国保·市町村の点数は1.9%増加

国保中央会がまとめた令和2年9月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆2,317億円で、うち後期高齢者分は1兆3,709億円だった。歯科医療費は市町村が578億円で、対前年同月比で1.9%増加。組合は48億円で7.5%増加。後期高齢者は528億円で1.4%増加した。

歯科衛生士学生の就職先探し"求人サイト"活用は7割

歯科衛生士養成校の学生が就職先を探す方法で最も多いのは「歯科衛生士向けの求人サイト」の68.8%だった。桜翔会桜堤あみの歯科が歯科衛生士養成校の学生647人を対象に11月9~17日までインターネットで実施した「歯科衛生士の就活事情」の調査結果によるもの。

新型コロナワクチンの副作用に注意喚起—大阪市大の井上氏

世界的に開発と早期承認の競争が激化している新型コロナウイルスのワクチンは、抗体依存性感染増強(ADE)による深刻な副作用が発生するリスクがある—。疾病を生命の歴史の大きな流れから考察して国際的に知られる井上正康大阪市立大学医学部名誉教授が、近年のワクチン開発において見られる副反応について注意喚起した。

小学生のう蝕 未疾患でも介入が必要「予防のパラドックス」が成立

小学生に対して、従来の歯科健診と受診勧奨だけでは、う蝕予防には不十分で、う蝕を有していない児童も対象とした集団フッ化物洗口やシーラント·プログラムなどを含む包括的な予防アプローチが必要。東北大学大学院歯学研究科の相田潤教授らによる調査結果によるもの。

同研究成果は国際科学雑誌『International Journal of Environmental Research and Public Health』電子版(2020年11月16日)に掲載された。

「魚コラーゲン」から「人工歯肉」—新潟大らが開発

魚のコラーゲン製の移植材料に、ヒトの口腔粘膜特有の波状構造を付与し、口の中の傷の治りを良くする生体材料が開発された。新潟大学大学院医歯学総合研究科生体組織再生工学分野の泉健次教授、同大医歯学総合病院小児·障がい者歯科の鈴木絢子医員らの研究グループが早稲田大学ナノライフ創新研究機構、多木化学と歯工連携して成功したもの。

同研究成果は国際学術雑誌『ScientificReports』(2020年12月17日)に掲載された。

福岡歯科大学学長に髙橋裕氏が再任

福岡歯科大学の学長に現職の髙橋裕氏が再任する。福岡学園(水田祥代理事長)が昨年12月15日の理事会で、2021年1月31日の任期満了に伴い選考した。任期は2月1日から3年間。

同氏は福岡歯科大学卒業。同大助手、講師、助教授を経て、2003年に同大有床義歯学分野教授に就任。18年2月から第11代学長に就任し、現在に至る。

同大医科歯科総合病院副病院長や同大学生部長、福岡学園評議員などを歴任している。

新型コロナ関連ニュースレター—歯内療法学会が発行

日本歯内療法学会(阿南壽理事長)は昨年12月18日、新型コロナウイルス感染症発生下での歯科受診の在り方や、現場最前線での対策について情報発信するニュースレターを発行した。

令和元年薬事工業生産動態統計で歯科用ユニットの生産額は213億1千万円

令和元年の医療機器全体の生産金額は2兆5,678億円で、前年に比べ31.8%増加した。歯科は10位の歯科用金属1,010億9,300万円がトップで、次いで17位の歯科用接着充填材料336億5,700万円、19位の歯科用ユニット213億1千万円が続いた。厚労省がまとめた「令和元年薬事工業生産動態統計年報の概要」によるもので、昨年12月24日に公表している。

創業100周年スローガンとシンボルマーク、社員からの公募で選出—ジーシー

ジーシー(本社·東京都文京区、中尾潔貴社長)は、2月11日に創業100周年を迎えるにあたり、期間中グループ会社で使う創業100周年の「スローガンとシンボルマーク」を公表した。

スローガンとシンボルマークは、国内外の社員からの公募で選ばれたもの。スローガンは「100years of Quality in Dental」で、「歯科界の質の向上に、より一層貢献していく」という思いを込めたという。

シンボルマークは、「世界の人々の健康と笑顔に貢献していく」という思いを込めて2017年に制定した「Smile for the World」マークに「1」を組み合わせたもの。100周年を迎え、「なかまがこれからも思いをひとつに一丸となって進んでいく姿」を表現したという。

PhRMA新委員長にフェリシアーノ氏が就任

米国研究製薬工業協会(Phrma)の在日執行委員会の委員長に、今月1日からアッヴィ社長のジェームス·フェリシアーノ氏が就任した。

フェリシアーノ氏は、ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学大学院修士課程を修了。日本には20年以上在住し、医薬品業界でのキャリアは15年以上。2019年9月から在日執行委員会副委員長。

山田宏議員と政策協定結ぶ—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)と山田宏参議院議員が、政策協定を結んでいたことが昨年12月17日の定例記者会見で分かった。

同氏は昭和22年6月7日生まれ。大阪歯科大学卒業。日歯では、平成21年4月から23年3月まで常務理事を、18年4月から21年3月までと27年7月から令和元年6月まで代議員を歴任。兵庫県歯では、平成15年4月から18年3月まで理事、18年4月から21年6月まで常務理事、21年4月から22年9月までと27年7月から令和元年6月まで副会長、25年7月から27年6月まで監事を務めていた。

「食べる」機能の管理を—千葉県歯が技工士の新たなビジョン提案

歯科技工士という職業を根本から見直し、中高生が目指す魅力ある職業にするためにはどうすればよいのか。2021年度から歯科技工士の人材確保の対策事業を展開していく予定の千葉県歯科医師会(砂川稔会長)が、新春座談会「歯科界が目指す方向」の中で歯科技工士の未来をテーマに取り上げた。座談会で、砂川会長は摂食嚥下領域を含む一連の口腔機能を管理する職種として生まれ変わるビジョンを提案。参加した厚労省医政局歯科保健課の田口円裕課長は、今年の早い段階で業務の内容に関する見直しの検討会が立ち上がる見通しを示し、今後、業務と教育を一体的に捉えた議論が行われる可能性に言及した

感染拡大防止等支援の補助対象 技工所の追加要望—保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は昨年12月23日、「『医療機関·薬局等の感染拡大防止等の支援』の補助対象機関に歯科技工所を加えることを求める」要請書を宇佐美宏歯科代表名で田村憲久厚労大臣に送付した。

要請書では、12月15日に閣議決定された令和2年度三次補正予算で、感染防止対策への支援として病院·有床診療所、無床診療所、薬局·訪問看護ステーションに対する補助金が盛り込まれた点を評価する一方で、「歯科医療機関とともに歯科保険診療の給付を支える歯科技工所が含まれていない」と指摘。「歯科技工所が感染拡大防止策に留意しながら歯科技工物の製作を行うことは、新型コロナ感染拡大下でも患者·国民に安心の歯科医療を提供し続けるために不可欠」と訴えている。

小児受診時加算引き上げ求める

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は昨年12月24日、歯科の小児外来の加算点数を医科並みに引き上げることや、今年4月からの全患者への加算の大幅な引上げなどを求める要請書を内閣総理大臣、財務大臣、厚労大臣宛に提出した。

医療保険制度改革の「議論の整理」窓口負担など方針示す

社会保障審議会の第138回医療保険部会が昨年12月23日、東京都千代田区の全国都市会館で開かれ、医療保険制度改革の「議論の整理」を大筋で了承した。後期高齢者の窓口負担割合の在り方については、全世代型社会保障制度改革の方針に対する部会からの意見として、「受診控えを防ぐための広報等、配慮措置の周知徹底を含め、高齢者に健康被害が起こらないよう配慮すべき」と、日本歯科医師会の林正純常務理事の発言内容も盛り込まれている。

社会保障の維持で「高齢者」と「現役世代」負担求める声は拮抗—厚労省調査

少子高齢化が進む中で、社会保障を維持するための負担について、「高齢者の負担増はやむを得ない」と「現役世代が負担するべき」との意見がそれぞれ3割程度と拮抗している。厚労省が昨年12月22日に公表した「平成30年高齢期における社会保障に関する意識調査報告書」によるもの。

令和2年10月歯科診療所数 6万8,148施設

厚労省の施設動態調査による令和2年10月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,148施設で、前月より39減少した。前年同月比の全国の歯科診療所数の動向では、359施設減少した。開設者別歯科診療所数の個人は778減少、医療法人は408増加となっている。

令和2年9月の歯科医療費 社保·件数は0.7%増、点数は8.3%増

社会保険診療報酬支払基金による令和2年9月診療分の総計確定件数は8,436万5千件、点数1,460億5,270万8千点で前年同月に比べ件数は7.8%、点数は0.2%それぞれ減少した。歯科の件数は1,234万4千件、点数は152億4,230万9千点で、前年同月に比べ件数は0.7%増、点数は8.3%増加した。

令和2年9月の歯科医療費 国保·市町村の点数は1.9%増加

国保中央会がまとめた令和2年9月診療分の総医療費は市町村国保と国保組合、後期高齢者を合わせて2兆2,317億円で、うち後期高齢者分は1兆3,709億円だった。歯科医療費は市町村が578億円で、対前年同月比で1.9%増加。組合は48億円で7.5%増加。後期高齢者は528億円で1.4%増加した。

歯科衛生士学生の就職先探し"求人サイト"活用は7割

歯科衛生士養成校の学生が就職先を探す方法で最も多いのは「歯科衛生士向けの求人サイト」の68.8%だった。桜翔会桜堤あみの歯科が歯科衛生士養成校の学生647人を対象に11月9~17日までインターネットで実施した「歯科衛生士の就活事情」の調査結果によるもの。

新型コロナワクチンの副作用に注意喚起—大阪市大の井上氏

世界的に開発と早期承認の競争が激化している新型コロナウイルスのワクチンは、抗体依存性感染増強(ADE)による深刻な副作用が発生するリスクがある—。疾病を生命の歴史の大きな流れから考察して国際的に知られる井上正康大阪市立大学医学部名誉教授が、近年のワクチン開発において見られる副反応について注意喚起した。

小学生のう蝕 未疾患でも介入が必要「予防のパラドックス」が成立

小学生に対して、従来の歯科健診と受診勧奨だけでは、う蝕予防には不十分で、う蝕を有していない児童も対象とした集団フッ化物洗口やシーラント·プログラムなどを含む包括的な予防アプローチが必要。東北大学大学院歯学研究科の相田潤教授らによる調査結果によるもの。

同研究成果は国際科学雑誌『International Journal of Environmental Research and Public Health』電子版(2020年11月16日)に掲載された。

「魚コラーゲン」から「人工歯肉」—新潟大らが開発

魚のコラーゲン製の移植材料に、ヒトの口腔粘膜特有の波状構造を付与し、口の中の傷の治りを良くする生体材料が開発された。新潟大学大学院医歯学総合研究科生体組織再生工学分野の泉健次教授、同大医歯学総合病院小児·障がい者歯科の鈴木絢子医員らの研究グループが早稲田大学ナノライフ創新研究機構、多木化学と歯工連携して成功したもの。

同研究成果は国際学術雑誌『ScientificReports』(2020年12月17日)に掲載された。

福岡歯科大学学長に髙橋裕氏が再任

福岡歯科大学の学長に現職の髙橋裕氏が再任する。福岡学園(水田祥代理事長)が昨年12月15日の理事会で、2021年1月31日の任期満了に伴い選考した。任期は2月1日から3年間。

同氏は福岡歯科大学卒業。同大助手、講師、助教授を経て、2003年に同大有床義歯学分野教授に就任。18年2月から第11代学長に就任し、現在に至る。

同大医科歯科総合病院副病院長や同大学生部長、福岡学園評議員などを歴任している。

新型コロナ関連ニュースレター—歯内療法学会が発行

日本歯内療法学会(阿南壽理事長)は昨年12月18日、新型コロナウイルス感染症発生下での歯科受診の在り方や、現場最前線での対策について情報発信するニュースレターを発行した。

令和元年薬事工業生産動態統計で歯科用ユニットの生産額は213億1千万円

令和元年の医療機器全体の生産金額は2兆5,678億円で、前年に比べ31.8%増加した。歯科は10位の歯科用金属1,010億9,300万円がトップで、次いで17位の歯科用接着充填材料336億5,700万円、19位の歯科用ユニット213億1千万円が続いた。厚労省がまとめた「令和元年薬事工業生産動態統計年報の概要」によるもので、昨年12月24日に公表している。

創業100周年スローガンとシンボルマーク、社員からの公募で選出—ジーシー

ジーシー(本社·東京都文京区、中尾潔貴社長)は、2月11日に創業100周年を迎えるにあたり、期間中グループ会社で使う創業100周年の「スローガンとシンボルマーク」を公表した。

スローガンとシンボルマークは、国内外の社員からの公募で選ばれたもの。スローガンは「100years of Quality in Dental」で、「歯科界の質の向上に、より一層貢献していく」という思いを込めたという。

シンボルマークは、「世界の人々の健康と笑顔に貢献していく」という思いを込めて2017年に制定した「Smile for the World」マークに「1」を組み合わせたもの。100周年を迎え、「なかまがこれからも思いをひとつに一丸となって進んでいく姿」を表現したという。

PhRMA新委員長にフェリシアーノ氏が就任

米国研究製薬工業協会(Phrma)の在日執行委員会の委員長に、今月1日からアッヴィ社長のジェームス·フェリシアーノ氏が就任した。

フェリシアーノ氏は、ミシガン大学日本学科修士課程、コーネル大学経営学大学院修士課程を修了。日本には20年以上在住し、医薬品業界でのキャリアは15年以上。2019年9月から在日執行委員会副委員長。

山田宏議員と政策協定結ぶ—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)と山田宏参議院議員が、政策協定を結んでいたことが昨年12月17日の定例記者会見で分かった。

 後期高齢者の窓口負担 年収200万円以上等で2割に

第12回全世代型社会保障検討会議が昨年12月14日に官邸で開かれ、年収200万円以上等の後期高齢者の医療費窓口負担を2割とするなどとした「全世代型社会保障改革の方針」をまとめた。施行時期は2022年度の後半で政令により定めるとしており、施行後3年間は一月分の負担増を最大3千円に収める配慮措置を導入するとしている。

一般歯科外来 コロナ特例 初再診等に5点加算へ

4月から9月末まで、感染予防策を講じた上での歯科外来診療の初再診等に5点が加算される。新型コロナウイルス感染症への診療報酬上の対応として昨年12月17日の令和3年度予算編成大臣折衝で盛り込まれ、18日の中医協で承認された。

小児歯科外来 初再診等に55点を追加

6歳未満の乳幼児に対して、小児特有の感染予防策を講じた上で外来診療等を実施した場合、初再診にかかわらず患者ごとに歯科は55点を算定できるようになる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての特例措置で、昨年12月14日に持ち回り開催された中医協の第469回総会で承認された。

薬価改定 対象品目で大臣らが合意 乖離率5%超に

毎年薬価改定の初年度となる令和3年度薬価改定の対象品目は、乖離率5%を超えるものとし、薬価の削減幅を0.8%分緩和する。加藤勝信内閣官房長官と麻生太郎財務大臣、田村憲久厚労大臣が昨年12月17日に合意したもの。

介護報酬改定率0.70%引き上げに

田村憲久厚労大臣は昨年12月17日、令和3年度介護報酬改定率を0.70%(国費196億円)引き上げることで麻生太郎財務大臣と合意した。

骨子を承認 2021年度 薬価改定—中医協

2021年度薬価改定の骨子が昨年12月18日の中医協総会で承認された。17日の内閣官房長官、財務大臣、厚労大臣合意に基づき、対象品目は平均乖離率の8.0%の0.5倍~0.75倍の中間の0.625倍(乖離率5.0%)を超える、価格乖離の大きな品目を対象とする。

薬価改定の対象品目数など議論—中医協部会

令和3年度薬価改定の議論が、中医協の薬価専門部会で進められており、昨年12月11日には関係業界から意見を聴取し、14日にはこれまでの意見のまとめが提示された。専門委員からは、「薬価改定の対象範囲は、平均乖離よりも上にするものと認識しており、コロナの影響を勘案すると、著しく乖離した品目に限定すべきで、2倍以上にするのが妥当」との考えを示した。次回の部会で骨子が示される予定。

介護報酬改定の審議を報告へ—社保審

社会保障審議会の第197回介護給付費分科会が昨年12月18日、オンライン上で開かれ、令和3年度介護報酬改定の審議報告が大筋で取りまとめられた。年明けにも審議報告と改定率を踏まえ、単位数も含めた具体的な取り扱いが示される予定。

令和2年度三次補正予算 診療所に25万円補助

令和2年度の第三次補正予算案が昨年12月15日に閣議決定され、「医療機関·薬局等の感染拡大防止等の支援」として858億円が盛り込まれた。無床の歯科診療所に対しては、12月15日から3年3月31日までにかかる感染拡大防止対策や診療体制確保等に要する費用を対象に25万円を補助する。12月17日の日本歯科医師会の定例記者会見で三井博晶常務理事が報告した。

休診補償制度を設置へ—日歯理事会で決定

日本歯科医師会は昨年12月17日の理事会で、民間保険を利用した歯科診療所の休診補償制度を立ち上げることを決めた。理事会後の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告した。

「歯科ビジョン実行する年に」—堀日歯会長

日本歯科医師会の2020年最後の定例記者会見が昨年12月17日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれ、堀憲郎会長は2021年について、「引き続き先の見えないコロナという難題に立ち向かいながら、2040年に向けて歯科ビジョンに沿った具体的なアクションを展開するタフな1年になる」との考えを示した。

介護報酬改定率受け「適切な配分を」—日歯

日本歯科医師会は昨年12月18日、令和3年度介護報酬の改定率がプラス0.70%となったことを受けて、プラス改定を評価した上で、財源の適切な配分を求めるコメントを発表した。

高齢者の窓口負担増で受診勧奨策求める—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は昨年12月15日、後期高齢者窓口負担の引き上げについて、受診控えを防ぐための広報や、後期高齢者歯科健診と必要な受診勧奨の推進を求めたいとする見解を発表した。

令和3年度予算編成 大綱に「歯科」明記

令和3年度予算編成大綱の「新型コロナウイルス禍の中で国民の命と健康を守る」の項目で、「歯科保健医療を推進する」との文言が明記された。政府が昨年12月10日に公表したもの。

フォーラム8020 感染予防の役割に焦点

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第18回フォーラム8020を昨年12月5日からウェブ開催している。財団設立20周年を記念して行われる同フォーラムのテーマは「フォーカス!感染予防~未来歯科医療の幕開け」で基本的には公開を続けていく。

感染防止支援事業 申請は58.4%—八南歯連盟会員調査

第二次補正予算で導入された「新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金(以下、慰労金)」と「医療機関·薬局等における感染防止支援事業(以下、防止支援)」を申請しているのは、それぞれ82.9%、58.4%(昨年11月17日時点)。都内で最多の会員を擁する東京都八南歯科医師連盟(北村新理事長)が行った会員アンケートによるもの。

医療等の確保求める—保団連がコロナ禍で

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は昨年12月7日、「新型コロナウイルス感染症拡大から国民の命と健康を守るため、医療·歯科医療、介護·障害者福祉サービスの確保のための緊急要請書」を菅義偉内閣総理大臣、麻生太郎財務大臣、田村憲久厚労大臣に送付した。

薬価改定の見送り要望—保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は昨年12月11日、2021年度薬価改定は行うべきではないとする声明を菅義偉内閣総理大臣と田村憲久厚労大臣に送付した。

岩瀬歯科商会がヘンリーシャインジャパンの完全子会社に

岩瀬歯科商会(本社·東京都台東区、加藤大慶社長)は昨年12月20日、全ての保有株式をヘンリーシャインジャパン(本社·東京都中央区)に売却し、ヘンリーシャインジャパンの100%子会社になった。

医療機器バーコード表示 個装(最小包装)は89%

医療機器のバーコード表示割合の個装(最小包装)単位は、前年比6.7ポイント増の88.9%—。厚労省が昨年12月16日に公表した、製造販売業者が取り組む医療機器等へのバーコード表示の進捗状況を調査した「医療機器等における情報化進捗状況調査」(令和元年9月末時点)の結果によるもの。

後期高齢者の2割負担で「どちらかと言うと敗北」—日歯連盟高橋会長

年収200万円以上等の後期高齢者の窓口負担が2割になることについて、日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、必至にロビー活動を行った結果として「どちらかと言うと敗北」との認識を示した。昨年12月17日の定例記者会見で述べたもの。

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