レセオンライン化 6割が対応未定-四国地区歯会員アンケート

2011年4月以降のレセプトオンライン請求義務化について、四国地区歯科医師会会員の6割近くは「できない」「わからない」と答え、日歯開発のレセコンソフトでは6割以上が導入するかどうか「わからない」と答えている。オンライン請求が義務化された場合の開業保険医の継続では、全体では84%が「継続」と答えているが、70代以上は「継続」45%、「引退」24%、「その他」24%と、義務化による厳しい選択を迫られている。

全国歯の再加入に伴い規約・選挙規程を改正-全歯連総会

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(全歯連)は平成20年度第1回総会を10月9日、東京・市谷の歯科医師会館で開き、来年4月1日からの全国歯科医師国民健康保険組合(全国歯)の全歯連への再加入に伴う「規約・選挙規程の一部改正」などの議案を承認、可決した。

たばこ税増税 HPで署名運動-日医

日本医師会のホームページ上でたばこ税増税賛成のための署名運動を実施することを、今村聡常任理事が15日の定例会見で明らかにした。早ければ10月下旬から始める予定で準備を進める。署名運動の期限は設けない。

電算機利用率 歯科はほぼ8割

社会保険診療報酬支払基金が調査した平成20年5月診療分について、医療保険業務研究会がまとめた診療報酬明細書の電算化状況で、電算機利用の歯科医療機関数は5万6,686施設となり、請求医療機関数のほぼ8割となった。電算機利用請求件数は831万3千件で、伸び率は前年に比べると落ちているが、請求件数に占める割合は92.4%と前年同月比で1.2%伸びた。

品質経営でGCが8位-製品開発等が評価

品質にかかわる現場の管理情報や人材育成、顧客対応などを評価する第4回「品質経営度調査」で、ジーシーが8位に選ばれた。主催・日本科学技術連盟(御手洗冨士夫会長)、協賛・日本経済新聞社。調査は国内製造業者500社を対象に、有識者や専門家らによる調査票で行われた。

日歯会長選 現職の大久保氏事実上、出馬表明

日本歯科医師会の大久保満男会長は10月18日、東海・信越地区歯科医師会役員連絡協議会の懇親会で、同協議会から来年3月の任期満了に伴う日歯会長選挙に出馬するよう要請されたことを受けて、「推薦していただいたことで、(出馬への)決意を後押ししてもらった。覚悟はできている」と事実上の出馬表明を行った。大久保会長が次期日歯会長選に言及するのは初めてのこと。

四国地区歯役員協が日歯に財源確保など要望

平成20年度四国地区歯科医師会役員連絡協議会が10月12日、高松市のリーガホテルゼスト高松で開かれ、歯科医療財源の確保、レセプトオンライン請求義務化移行に断固反対するための署名運動の展開などを求める「要望書」を日本歯科医師会の大久保満男会長に提出することを決めた。

埼玉県歯連盟が「政経文化の集い」で新井議員を激励

埼玉県歯科医師連盟は10月13日、さいたま市のパレスホテル大宮で政経文化の集いを開いた。県内の連盟関係者、日歯、日歯連盟、関東地区の歯科医師連盟、東京歯科大学や日本大学歯学部など各地の歯科大・歯学部同窓会関係者ら約200人が出席、次期衆議院選挙で埼玉11区から出馬する自民党の新井悦二衆議院議員を激励した。

社会保障費抑制の撤回で要望書-日医

今秋、取りまとめが予定されている社会保障国民会議の「最終報告とりまとめ」に向け、日本医師会は10月15日、社会保障費の機械的抑制の撤回などを盛り込んだ「要望書」を発表した。