歯科医監修の高級洋菓子「YOU&G」全国展開

食生活提案の一環として歯科医師が監修した高級洋菓子『世にも奇妙な歯医者さんのおやつ』が、全国展開している。
千葉県開業の高野正博氏が、仙台市の高級パウンドケーキ専門店「YOU&G」と協力して開発したもので、甘味は100%キシリトールで、ヤギ乳を使用し、合成保存料などは不使用。

令和2年患者調査 1日歯科患者数133万2千人

令和2年患者調査による歯科診療所の1日推計患者数は133万2,100人で、平成29年と比べて1万5,600人減少している。同調査は3年ごとに行うもので、厚労省が6月30日に公表した。前々回の136万3,400人から続けての減少だが、平成17年127万7,200人、20年130万9,400人、23年136万2,500人とほぼ横ばいとなっている。

安倍元総理に堀日歯会長「歯科の道標を示したと感謝」

元内閣総理大臣の安倍晋三氏が8日に死去したことを受けて、日本歯科医師会の堀憲郎会長は11日にコメントを発表した。「骨太の方針2017」に歯科の文言が初めて記載されたことへの評価などに触れ、敬意と感謝の意を表し、冥福を祈っている。

10万人対受療率 熊本1,346が最多

歯科の人口10万人対受療率(推計患者数を推計人口で割り、10万を掛けた数値)は全国で1,056。都道府県別では、熊本の1,346が最も高く、次いで愛知1,324、徳島1,298、福岡1,272、香川1,268、岐阜1,245、三重1,233、佐賀1,225と続く。

歯科の在宅医療4万900人が受診

歯科診療所の在宅医療を受けたのは4万900人で、前回よりも1万3,700人減少している。

12歳児のむし歯等数 平均0.63本に-令和3年度学校保健統計速報値

12歳児1人当たりの永久歯の平均むし歯等数が0.63本となった。令和3年度学校保健統計調査の速報値によるもので、前年より0.05本減った。昭和59年度の調査開始以降、ほぼ毎年減少し、過去最低となっている。

山田宏議員の参院選得票数 会員1人当たり3.55票

参議院選挙で山田宏議員が獲得した17万5871.715票を会員数で割った、会員一人当たり得票数は平均3.55票で、都道府県別では島根県の6.64票が最も多かった。日本歯科医師連盟が公表した資料によるもの。

安倍元総理死去「断腸の思い」-高橋日歯連盟会長

日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、安倍晋三元内閣総理大臣の死去を受けて「われわれにとって、後ろ盾でもあった」とし、「凶弾に倒れたのは断腸の思い」と語った。11日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた参議院選挙後の臨時記者会見で述べたもの。

ジュニアFCにユニフォーム-足利セラミックが贈呈

足利セラミックラボラトリー(本社・群馬県太田市、宗村政明社長)は、スポンサー契約を交わしたジュニアフットボールクラブ「太田南FC」へのユニフォーム贈呈式を6月25日に開催した。FCの選手13人やコーチ、監督、保護者等が集まった。

「CAD/CAM修復エビデンスが不足」-坪田東京歯科保険医協会長

金パラの代替として期待されるCAD/CAM冠の適応拡大や、今回の改定で導入されたCAD/CAMインレーについて、日本接着歯学会理事長でもある東京歯科保険医協会の坪田有史会長が「現状、エビデンスが不足している」と課題を指摘。現場の歯科医師が、エビデンスに基づく診療実績を蓄積していくことが大切だと訴えた。

難民への口腔ケア支援を呼びかけ-FDI

世界歯科連盟(FDI)は6月22日、難民への口腔ケアを支援するよう、各国政府、歯科医師会などの関係機関に呼び掛けた。

“嚥下食”提供の店舗サイトで紹介-歯科医師が代表のEngood合同会社

全国のレストラン、ホテルなどで、嚥下食メニューが提供できる店舗を紹介するサイト「嚥下食レストラン.jp」(https://engesyoku.jp/)が登録企業を広げている。
運営企業のEngood合同会社(横浜市都筑区)の代表を務める齋藤匡布氏は摂食嚥下リハビリテーションに力を入れる歯科医師で、同市内で「食べる飲み込む歯科」を開業。摂食嚥下の問題は、年齢にかかわらず起こり得るため、食べにくさを感じているあらゆる人が、外出時に美味しい食事が楽しめる社会環境を整備することが重要だと考えてきたという。

オーラルフレイル予防に焦点-日歯が第27回口腔保健シンポジウム

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、「今から始めるオーラルフレイル対策~私が守る!100年health」をテーマに第27回口腔保健シンポジウムを9日、オンラインと東京都渋谷区のLUMINE0で行った。

教育現場から考える歯科技工士の未来-宮崎秀夫明倫短期大学長が語る

明倫短期大学は平成9年に開学したが、その前身は歯科技工士、歯科衛生士の養成を目的に昭和34年に設立された歯友歯科技工士養成所・歯科衛生士養成所である。短期大学に開学した当時、歯科技工士科の募集定員は80名だったが、平成31年に宮崎秀夫氏が学長に就任した時には30名にまでに減っていた。募集定員は平成23年に70名、25年から50名になり、入学定員は24年に28人と初めて30人を割り、29年からは30人に満たない状態が続いている。若者はなぜ歯科技工士を敬遠するのか、若者の歯科技工士離れを防ぐための対策はあるのか、宮崎大学長に聞いた。

歯の疾患や悩み AIが回答案を提示-相談プラットフォーム開発

歯の疾患や悩みをスマートフォンやパソコンから問い合わせると、AIが関連性の高い疾患や回答案を提示し、それを参考に歯科医師、歯科衛生士が簡便・的確に応急処置や早期の受診を勧めるなど回答できる-。歯科医師の宇野澤元春氏が代表を務めるDental Prediction(東京都港区)と日本アイ・ビー・エム(本社・東京都中央区、山口明夫社長)が開発したもので7日に発表した。

歯科医が使う歯磨き粉効果「歯周病予防」が最多

歯科医師自身が使っている歯磨き粉の効果で最も多いのは「歯周病予防」54.9%だった-。
アンケートモニター「ゼネラルリサーチイーリス」(本社・東京都港区、関口舞社長)が実施した「歯磨き粉の選び方」に関する調査結果によるもの。

モリタ等を引受先に第三者割当増資実施-WHITE CROSS

WHITE CROSS(本社・東京都港区、赤司征大社長)は、モリタ(本社・大阪府、森田晴夫社長)をはじめ、既存株主で投資事業会社のニッセイ・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、新たにCGRインベストメントや個人投資家複数名を引受先とする第三者割当増資を完了した。モリタの出資額は非公開。

「CAD/CAMインレー小冊子」-ヤマキン学術振興財団が無料配布

YAMAKIN(本社・高知県、山本樹育社長)の設立したヤマキン学術文化振興財団(山本裕久理事長)は、CAD/CAMインレーの形成・加工・装着のポイントを分かりやすく紹介した小冊子「知っておきたいCAD/CAMインレーのポイント」を発行している。

第2回「総義歯製作コンテスト」9作品を表彰-Ivoclar Vivadent

Ivoclar Vivadent(本社・東京都文京区、犬飼清社長)は、総義歯製作コンテスト「第2回SRサクラール排列コンテスト2022」のオンライン授与式を6月30日に開いた。金賞は、神奈川県の「NOBU D.Atelier」の延澤孝公氏が受賞した。