本紙のアンケートで日歯会長選出方法は「理想は直接選挙」の声強まる

日本歯科医師会と日本歯科医師連盟を巡る一連の事件をきっかけに、「日歯再生」に向けた取り組みが始まっている。そうした中、日歯会長の選出方法についても現行の代議員選挙に弊害があるとして、会員による直接選挙を望む声が強まっており、9月16、17の両日に開かれる第151回日歯代議員会でも議論の中心になると見られている。本紙が都道府県歯会長に日歯会長選出方法を電話でアンケート調査した結果では、「代議員選挙」が19人で「直接選挙」の16人を上回った。

警察歯科医会大会で國松氏(元警察庁長官)が「日本の社会と安全」と題し特別講演

第3回警察歯科医会全国大会が8月28日、愛媛県松山市の松山全日空ホテルで開かれた。「いま、警察歯科医会に何が求められているのか」をテーマに元警察庁長官の國松孝次氏は「日本の社会と安全」で特別講演し、「国の治安に誇りを持つ努力を怠ってはならない」と訴えた。またシンポジウム「警察歯科医会の原点を求めて」では地元県警察本部検視管理官や警察歯科医会理事などの口演の後、今後の方向性を示唆する活発なディスカッションが行われた。

日医臨代で植松会長が「皆保険堅持に努力」と所信表明

日本医師会の植松治雄会長は8月29日の臨時代議員会の所信表明で、政府が検討を進めている公的医療保険範囲の見直しや株式会社の参入が強くなってきていることについて「医療を成長産業と捉えて医療を経済の発展、活性化の起爆剤にしようという経済界の思惑であり、このような厳しい状況はさらに続くと考えている」と述べた。その上で「国民のため皆保険制度の堅持に今後も努めていく」と改めて政府方針に反対の姿勢を見せた。

内藤講師(福岡歯大)の調査でラテックスアレルギーが歯科医に高頻度で発症と判明

ラテックスアレルギーの症状が歯科医師に高頻度で発生していることが福岡歯科大学の内藤徹講師の調査で明らかになった。調査は福岡県歯科医師会の会員2, 894人に行った「歯科医師健康白書」調査の一環で行ったもので、回収率は53.0%だった。歯科医療従事者は診療時間の大半で手袋を装着していることが多く、ラテックスアレルギーの発症率も他の医療従事者に比べ高いか同等とされていたが、大規模な実態調査は今まで行われてこなかった。

厚労省の国民健康・栄養調査は「歯の健康」を重点的に実施

厚労省が毎年実施している04年国民健康・栄養調査で「歯の健康」が生活習慣調査として重点的に実施される。9月3日に行われた生活習慣病対策等担当者会議で、明らかになったもの。昨年までは歯の健康についての調査は2項目のみだったが、「健康日本21」に歯の健康も盛り込まれていることから04年調査については「歯の健康」を重点に8項目を調べることになった。

新潟県歯の今井博会長ら3人は金券受領認め日歯、連盟の全役職を辞任

新潟県歯科医師会の今井博会長ら3人が、2003年3月の日本歯科医師会会長選で臼田貞夫前会長から金券を受け取っていたことを認め、日本歯科医師会、日本歯科医師連盟におけるすべての役職を辞任した。今井会長は、新潟県歯会長は続けるとしている。買収工作問題で、都道府県歯科医師会幹部が金券受領を公の場で認めたのは初めて。

民主党は自民党の青木幹雄、野中広務の2氏を政治資金規正法違反で東京地検に告発

日本歯科医師連盟から自民党旧橋本派への1億円献金問題を巡り、民主党は8月31日、自民党の青木幹雄参院議員会長と野中広務元幹事長を政治資金規正法違反で東京地検特捜部に告発した。