日歯会長選立候補者3氏‐合同記者会見で井堂、大久保両氏が抱負語る

来年1月30日開票の日歯代議員含む650人の選挙人による初の日歯会長選挙の立候補届出が12月8日、締め切られ、現日歯会長の井堂孝純、元香川県歯会長の西岡忠文、現日歯連盟会長の大久保満男の3氏が立候補した。16の歯科医療関係新聞、雑誌社で構成される歯科記者会は12月12日、東京・市谷の新歯科医師会館で会長立候補者合同記者会見を開き、立候補に当たっての抱負などを聞いた。任期中の達成目標について井堂氏は「経営の安定化と良質な歯科医療の提供」、大久保氏は「歯科医療の需要の拡大」を挙げた。

学校保健統計調査でう歯被患率がトップ

児童、生徒の疾病・異常の被患状況で「むし歯(う歯)」が幼稚園から高等学校までのどの学校段階においても最も高く、次いで「裸眼視力1.0未満の者」の順となっている。文科省がこのほど発表した平成17年度の「学校保健統計調査」によるもので、むし歯の被患率は幼稚園54.4%、小学校68.2%、中学校62.7%、高等学校72.8%と高学校になるほど割合は高くなっている。

保団連が厚労省に歯科医の参画義務付けなどの要望書提出

口腔機能向上に関する介護報酬や介護予防給付について全国保険医団体連合会は12月3日、地域包括支援センターでの一次判定に歯科医師参画の義務付けや歯科衛生士必置など4項目の要望を川崎二郎厚労相に提出した。

品川区学校保健会学校歯科医会で齋藤滋氏が咀嚼の重要性を指摘

食育基本法の施行に伴い学校での食育が注目される中、東京都品川区の荏原歯科医師会(佐々木康会長)で12月1日、同区学校保健会学校歯科医部会の研修会が開かれ、NPO法人「健康情報推進機構」理事長の齋藤滋氏(元神奈川歯科大学教授)が講演し、食に不可欠な、噛むことの大切さを訴えた。齋藤氏は講演で、食育において咀嚼は重要で、噛むことは「治療から予防へシフトする流れの一つ」と位置付けた。

日大歯と同大同窓会が「佐藤会」で団結誓う

日本大学歯学部(大塚吉兵衛歯学部長)と同大同窓会(糟谷修三会長)は「第52回佐藤会」を11月13日、東京・御茶ノ水の同大大学院講堂で開いた。

関東6県集まり「関東地域各県女性歯科医の会」発足

関東地域各県の「女性歯科医の会」が集まり「関東地域各県女性歯科医の会」が発足した。各会の運営、活動内容の向上を図るため、互いの取り組みや問題などの報告、提案を行うもの。11月13日には各会の代表者が都内で懇談会を開き、今後の方向性などを話し合った。

17年9月歯科診療所数で29施設増

厚労省の施設動態調査による平成17年9月末現在の歯科診療所数は全国で6万7,112施設となり、前月より29施設増えた。

カルテ・レセプト開示、明細書発行等でシンポ

「国民は歯科医療に何を求めているのか?」をテーマに、歯科医療の質や安全と、カルテ・レセプト開示、明細書発行による情報開示を取り上げたシンポジウムが11月27日、都内で開かれた。主催は歯科医院の第三者評価を行うNPO法人歯科医療情報推進機構(=IDI、藤本孝雄理事長)。連合推薦の中医協委員で「患者本位の医療を確立する連合会」委員の勝村久司氏は、レセプトや明細書発行等による患者への情報開示が、結果的に歯科も含めた診療報酬における点数配分の矛盾、単価の不健全の是正につながることを訴えた。

次期参院選で日歯連に4氏届出

次期参議院比例代表選挙の日本歯科医師連盟(大久保満男会長)への候補者推薦届出が12月12日締切られた。候補者には広島県歯科医師連盟と中国ブロック歯科医師連盟推薦の現日歯常務理事の石井みどり、東京都歯科医師連盟推薦による現参議院議員の中原爽、中野区開業の小針秀夫、中野区議会議員の山崎芳夫の4氏が届出た(届出順)。

国民医療推進協議会が国民集会で皆保険崩壊に「断固反対」

日本医師会、日本歯科医師会の医療関係や国民の健康を守る会など38団体で組織される国民医療推進協議会(会長=植松治雄・日医会長)は12月3日、東京の日比谷公会堂で「国民皆保険制度を守る国民集会」を開き、医療制度改革での厚労省「試案」や経済財政諮問会議の意見に、「断固反対する」との決議を採択した。

「医療制度改革大綱」で日医が「プラス改定が筋」と反発

日本医師会(植松治雄会長)は政府・与党の医療改革協議会がまとめた「医療制度改革大綱」について、厚生労働省試案に内閣府からの経済的な側面を追加したもので、「国民不在の内容」との見解を12月6日の定例会見で発表した。櫻井秀也副会長は「マイナスの方向で診療報酬改定を検討、措置する」と大綱に盛り込まれていることについて「ここ2年間保険財政は黒字、賃金・物価は横ばいの状況だ」と指摘した上で「保険財政、賃金・物価の動向を踏まえてというならプラス改定にしなければならない。ミスプリントではないか」と強く反発した。

譽田裁判で捜査官が証言「200」メモの自白説明

中医協贈収賄事件で起訴されている前中医協委員、前福島県歯科医師会会長の譽田雄一郎氏の公判が12月7日、東京地検で開かれ、証人として譽田氏の取り調べを行った捜査官が出廷し、取り調べ状況などを証言した。

18年度歯科診療報酬改定の見直し提示

平成18年度歯科診療報酬改定について厚労省は、「かかりつけ歯科医初診料」の廃止も視野に入れた抜本的な見直しや歯科診療報酬上で評価されている指導管理料の大幅な見直しを中医協の診療報酬基本問題小委員会に提示した。また、小児歯科医療における休日夜間診療の充実、臨床研修必修化に伴う評価が行われようとしている。