12代目「横顔美人」は上戸彩さん-「E-ライン・ビューティフル大賞」

歯並びが良く、美しい横顔の女性に贈られる2006年度「E─ライン・ビューティフル大賞」に、タレントの上戸彩さんが選ばれた。日本成人矯正歯科学会(佐藤元彦理事長)が広報活動の一環として実施しているもので、上戸さんは12代目の横顔美人となった。6月25日、都内の東京アメリカンクラブで授賞式が行われ、トロフィーなど記念品が贈られた。

歯科金額前年比6.2%減-支払基金18年4月分

診療報酬改定で請求件数、金額の動向が注目される平成18年4月の診療分が、社会保険診療報酬支払基金から発表され、対前月、前年同月比で医科、歯科ともに今回の改定で示されていたマイナス幅を大幅に上回る減少となった。歯科は件数、855万7,372件、金額778億9,169万7,000円で、前年同月に比べ件数では0.3%増えているが、前月比では7.8%、さらに金額では前月比12.4%、前年同月比で6.2%減少している。

日医が医療経済実態調査結果を分析「厳しい経営環境」を強調

日本医師会(唐澤祥人会長)は6月27日、会見を開き、医療経済実態調査結果(平成17年6月実施)で借入金が返済額より上回っている状況について、「運転資金を借り入れている可能性もある」と見解を示し、厳しい経営環境にあることを訴えた。会見で中川俊男常任理事は、個人以外の無床診療所における当期借入金8,600万円に対し、返済額が5,500万円になっているとし、設備投資額以上に借入が行われている現状を強調した。

死因のトップは「悪性新生物」-日歯死因調査

日本歯科医師会がまとめた福祉共済制度に加入する会員の死因調査で、平成17年度(17年4月1日~18年3月31日)に死亡した694人のうち、死因のトップは「悪性新生物」の224人で、前年度より26人増えた。次いで多かったのは「呼吸器疾患」の152人、「心臓疾患」96人、「脳血管疾患」55人で、上位4位までの順番はここ10年変わっていない。

「AISET」が日本で初めて開催される

米国アンチエイジング医学会(=A4M、ロバート・ゴールドマン理事長)の国際シンポジウム及びエキスポ東京「AISET」が6月16からの3日間、東京・台場のパシフィックホテルを会場に、日本で初めて開かれた。国内外から医科や美容、統合医療などの専門家が集い、各国でのアンチエイジングの取り組みについて発表があった。歯科からは、東北大学大学院・歯学部長の渡邉誠氏と日本アンチエイジング歯科学会会長の松尾通氏が講演した。

「IT時代の歯学教育」で米国・メリーランド大学歯学部長が講演

デジタル時代における新世代の歯学教育スタイルについて6月18日、米国・メリーランド大学歯学部長のクリスチャン・ストーラー氏が東京都千代田区の丸ビルコンファレンススクエアで講演した。主催・ジーシー、協賛・プランメカ。ストーラー氏は現在のIT時代の一つの特質として「人類史上初めて新技術で子の世代が親の世代を抜いた」と語り、歯学教育においても従来通りのスタイルでは学生が能力を発揮しきれないと指摘した。

高齢者対象の健康情報サイト「健康長寿ネット」オープン

高齢者を対象にした健康情報サイト「健康長寿ネット」がオープンした。専門家による医療や介護についてコンテンツが500ほどあり、歯や口腔疾患についても分かりやすく説明されている。

茨城県歯連盟有志中心に全国初の民主党職域支部設立

茨城県歯科医師連盟(慶野利文会長・会員1,288人)の有志を中心とした「茨城県歯科医師会民主党支部」の設立総会が6月29日、つくば市のホテルグランド東雲で開かれ、歯科医師で県歯連盟参与の川口浩県議会議員が支部代表に就任した。自民党の有力な支持基盤の歯科医師連盟内に民主党の職域支部ができたのは全国でも初めてのこと。県歯連盟は6月15日の理事会で同支部に対し、助成金50万円を送ることを決めた。設立総会には民主党を支持する歯科医師ら約150人が出席した。