日本歯科新聞 | 2006年11月14日付
「2006ベストスマイルオブザイヤー」に黒木瞳さんと室伏広治さん
今年笑顔が最も印象に残った有名人に贈られる「2006ベストスマイルオブザイヤー」(日本歯科医師会主催、ロッテ協賛)に女優の黒木瞳さんとハンマー投げ選手の室伏広治さんが選ばれた。
夢みるこども基金問題で会見「基金に日歯代表送るべき」
全国の歯科医院が患者の合意で撤去した金属冠などを集め、このリサイクル代金を資金としてボランティア事業を行っている「夢みるこども基金」(本部・福岡市)から業務妨害の疑いなどで法的措置を講じるとされた河原英雄、増田純一、河津寛の3氏と顧問弁護士の永松榮司氏は11月9日、東京都内で記者会見を開いた。会見で河原氏らは、「基金の運営に対して不透明さが払拭できない。基金運営の責任者が事実上不在になっているため日本歯科医師会から代表者を基金に送るべき」と主張した。
新会長にマレーシアのアルムガム氏就任-世界医師会
世界医師会新会長にマレーシアのアルムガム氏が就任した。日本医師会(唐澤祥人会長)は11月9日の定例会見で明らかにした。10月11日から14日に開かれた「世界医師会ピラネスバーグ総会」で決まったもの。また、次期会長には、アイスランド医師会のスネーデル氏が選出された。
次期事務局長に中国推薦のマーガレット・チャン氏-WHO
WHO次期事務局長に中国推薦で香港出身のマーガレット・チャン氏が選出された。
「医療・介護難民」4万人-日医が推計、中医協に報告
日本医師会(唐澤祥人会長)が実施した「療養病床の再編に関する調査」で、療養病床削減に伴い4万人が退院後行き場がなくなる「医療・介護難民」となる可能性があることが分かった。10月25日に開かれた中医協総会に日医が提出した資料で明らかになったもの。
病院総収支率、東京は赤字傾向-日本病院協会調べ
平成18年の病院総収支率は103.7%と前年の104.1%と比較して0.4%減った。特に東京は前年101.2%から3%以上減の98.1%と収支率100%を切る赤字経営に陥っていることが、日本病院協会がまとめた「平成18年度病院経営調査報告書」で分かった。
65歳以上人口が過去最高-国勢調査
平成17年10月1日現在の国勢調査で、日本の総人口に占める65歳以上の割合が20.1%と2割を超え過去最高となった。日本人の平均年齢は男性41.9歳に対し、女性44.7歳で女性が男性を約3歳上回り、全体では43.3歳となっている。
オーラルケア関連市場「洗口液が約10%増」
オーラルケア関連市場は微増ながら2007年も成長を続ける―。市場調査やマーケティングレポートを作成する富士経済(本社・東京都中央区、阿部英雄社長)が発表した「オーラルケア関連市場マーケティング総覧2006年」の概要によれば07年に洗口液が約10%の成長が見込まれるなど、オーラルケア関連市場は安定した成長を続けるという。