中医協改革の一環で歯科代表委員削減へ

中医協改革に伴う診療側と支払側委員を1人ずつ削減する問題で、厚労省は歯科代表委員2人のうち1人を削減する方向で検討を進めていることが2月13日までに分かった。平成18年6月に診療側委員を1人削減することは決まっていたが、医科、歯科、調剤のいずれを削減するかは決まっていなかった。

国民と医師に開き-日医「日本の医療に関する意識調査」

医師の9割以上が、患者1人ひとりの性格や立場、本人の希望の「個別状況に応じた医療」を行っていると考えているが、国民がそう感じているのは5割強と、医師と国民の間で意識に開きがある―。日本医師会が国民、患者、医師を対象に実施した「日本の医療に関する意識調査」で明らかになったもの。

妊産婦らの歯科医療充実-新健康フロンティア戦略賢人会議・分科会

内閣府の「新健康フロンティア戦略賢人会議・女性を応援する分科会」が1月31日に開かれ、参考人で出席した昭和大学歯学部小児成育歯科学教授の井上美津子氏が妊産婦に対する歯科健診や子育て中の母親に対する歯科診療体制の充実を訴えた。

埼玉県歯会長に井坂氏が初当選

埼玉県歯科医師会の任期満了に伴う会長選挙が2月8日に行われ、元県歯常務理事の井坂義昭氏が初当選を果たした。任期は4月1日から3年。

東京・原宿に歯磨き専門の歯科医院「スマイルQピット」オープン

歯磨きを専門に行う歯科医院「スマイルQピット」が東京・原宿にオープンした。治療はせず、歯科衛生士による歯磨きやケア、歯科医師によるチェックとカウンセリングのみを行う。

後期高齢者医療制度-厚労省が「たたき台」

厚労省は2月5日、平成20年度に施行する後期高齢者医療制度の在り方に関する議論のたたき台を「社会保障審議会・後期高齢者医療の在り方に関する特別部会」に提示した。たたき台を元に議論し、3月中に基本的な考え方をまとめる方針。

歯科6万7,437施設-18年11月末歯科診療所数

厚労省の施設動態調査による平成18年11月末現在の歯科診療所数は全国で6万7,437施設となり、前月より50増えた。

平成19年度生涯研修セミナー5月から全国15カ所で開催

各地区歯科医師会所属会員を対象とした日歯・都道府県歯主催の平成19年度生涯研修セミナーの実施要領がまとまった。5月から来年1月にかけて、15カ所で講演が行われる。

金・パラ価格が高騰

金・パラジウムの高騰が続いている。昨年10月に実施された価格改定の後も伸び続けており、金の小売価格が2月9日、ついに1グラム2,700円(石福金属興業)を一時的に超えた。

新しい研究棟お披露目-ジーシー

ジーシー(本社・東京都板橋区、中尾眞社長)は2月8日、新しい研究棟の第一期建替工事竣工を記念し、約80人の歯科関係者に披露した。今回建て直されたのは東京の本社内にある研究棟の一部。4年後の創業90周年記念事業の一環として着手したもの。

日医連盟「武見一本化」を茨城県医師連盟に要請

日本医師連盟(唐澤祥人委員長)は2月7日、会見を開き、茨城県医師連盟に対して推薦候補者を武見敬三氏に一本化するよう働きかけていく考えを示した。7月の参議院選挙比例代表で茨城県医師連盟は、自民党の武見氏と国民新党の自見庄三郎氏を推薦している。