介護事業撤退を表明 訪問歯科診療にも影響か-コムスン

訪問介護最大手のコムスンが事業所開設の虚偽申請で指定停止処分を受けた問題で、同社の樋口公一社長は6月13日、厚労省を訪れ、阿曽沼慎司老健局長らに来年3月末まで、責任を持ってサービスを提供することや事業の譲渡先をグループ外にすることを正式に伝えた。コムスンは訪問歯科診療も手掛け、5月31日現在で114の歯科医院が提携しており、事業撤退による提携歯科医院への影響が懸念される。

中国製歯磨剤 未表示のジエチレングリコール国内販売品で検出

厚労省は6月15日、日本で販売されている中国製の歯磨剤3製品から原材料に表示されていないジエチレングリコールが検出されたと発表した。いずれも小売店などで市販されているものではなく、ビジネスホテルなどで利用されるもの。

福岡県警 夢みるこども基金への名誉毀損等で河原氏ら取り調べへ

金属冠リサイクルで福祉活動、各種イベントを行っている「夢みるこども基金」に対し、約2年にわたり偽計業務妨害、名誉毀損を続けたとして、福岡県警は、河原英雄、河津寛、増田純一の3氏らに対して捜査を開始した。

都が麻酔研修で連絡会議-三井記念病院問題

東京都千代田区の三井記念病院が歯科医師に不適切な医科麻酔科研修を行っていた問題を受け、都は6月8日、都内の歯科大学・歯学部5校の代表者を集め、「歯科医師による医科麻酔科研修に関する連絡会議」を開いた。

骨太方針の原案を了承 診療報酬見直し明記-経済財政諮問会議

経済財政諮問会議は6月12日、平成20年度予算の考え方を明記した骨太方針の原案を了承した。特に社会保障分野については、生活習慣病対策、介護予防の推進など予防関連を推進する一方で、診療報酬・介護報酬の見直しの文言が明記された。

18年度決算など承認-8020推進財団

8020推進財団の第20回評議員会が6月13日、東京・市谷の新歯科医師会館で開かれ、平成18年度事業報告及び収支決算報告、監査報告の議案が承認された。

歯科は件数、金額減少-支払基金3月分

社会保険診療報酬支払基金による平成19年3月診療分の総計確定件数は8,028万4千件、金額9,343億9,900万円。歯科は921万5千件、857億1,700万円。

産婦人科医が歯科との関係で「連携必要」

産婦人科医の多くは「歯科に関する情報が欲しいのに、収集できない」と思っている―4月に開かれた第59回日本産婦人科学会の参加者を対象に行ったアンケート調査で分かった。

歯科技工士の勤務実態「再調査必要なし」-厚労省が大久保議員(民主)に回答

「長時間・低賃金」と指摘される歯科技工士の勤務実態の再調査について、厚労省は「行う必要がない」との考えを明らかにした。民主党の大久保勉参院議員が扇千景参院議長に5月21日に提出した質問主意書に答えたもの。

石井選挙で決起大会-全国歯科大同窓・校友会

全国歯科大学同窓会・校友会は6月10日、7月の参議院選挙に出馬する石井みどり候補の総決起大会を東京・有楽町のよみうりホールで開き、歯科医師ら約1千人が出席した。

参院選「臨戦態勢に入った」-会見で永山日歯連盟会長が発言

日本歯科医師連盟の永山一行会長は6月15日、理事会後の会見で7月の参議院選挙投票日まで約1カ月となったことを見据えて「臨戦態勢に入った」と発言し「石井みどり候補を必ず国政の場に送りこまなければならない」との考えを強調した。