優香さんが13代目横顔美人-E-ライン・ビューティフル大賞

歯並びが良く、美しい横顔の女性に贈られる2007年度「E─ライン・ビューティフル大賞」に、女優の優香さんが選ばれた。日本成人矯正歯科学会が広報活動の一環として実施しているもの。

台湾から障害者ら相模原歯を視察

障害者歯科の在り方を学ぶため、台湾から障害者視察団が6月21日、神奈川県の相模原口腔保健センターの障害者歯科診療所を見学し、相模原歯科医師会と交流を深めた。視察団は台湾の障害者歯科学会と行政関係者、台北立八里愛心学院の生徒と介助者ら全60人。

医療安全管理で「歯科衛生士の役割大きい」-海野東医歯大院教授が改正医療法で講演

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の海野雅浩教授は、平成19年の改正医療法で医療安全管理が義務付けられたことで「歯科衛生士の役割が大きくなる」とし、インシデント情報収集や分析をしながら、対策を検討することが必要と提言した。

市立札幌病院問題控訴審 第3回公判開かれる

歯科医師である口腔外科医の救急研修が「専門外の医療行為」に当たるとして、医師法違反の罪に問われた元市立札幌病院救命救急センター部長の医師、松原泉被告に対する控訴審の第3回公判が6月7日、札幌高裁(矢村宏裁判長)で開かれた。

第71回総会開かれる-日学歯

日本学校歯科医会の第71回総会が東京・市谷の新歯科医師会館で開かれ、平成18年度の事業報告や収入支出決算など8議案を可決した。

市役所に「不要入れ歯回収ボックス」設置-千葉県鎌ヶ谷

不要な部分入れ歯の金属部分をリサイクルし、得た益金を日本ユニセフ協会等に寄付するため、千葉県鎌ヶ谷市役所に6月20日、「不要入れ歯回収ボックス」が設置された。

歯科技工物海外委託問題「保険の対象は困難」-仙谷議員の質問に厚労省が回答

国外で作成された補綴物について厚労省は、「質が一律に担保されているとは言えない」とし、「老人保健法や医療保険各法の療養の給付又は医療の対象とするのは困難」との見解を示した。仙谷由人衆院議員(民主党)が6月14日に提出した質問主意書に答えたもの。

医療提供体制で提言-健保連

医療保険制度の持続可能性を高めるため、健康保険組合連合会は6月14日、医療提供側に求められる改革の方向性についての提言「これからの医療提供体制と健保組合の役割」を発表した。

2,407億円の赤字-19年度健保組合予算早期集計

健康保険組合連合会は6月14日、2,407億円の赤字となる平成19年度健保組合予算早期集計結果を発表した。

セカンドオピニオン利用状況を調査-中医協部会

中医協は6月20日、診療報酬改定検証部会を開き、セカンドオピニオン外来実施医療機関の利用状況や生活習慣病管理料算定保険医療機関における患者調査を行うことを了承した。

6万7,575施設-19年3月歯科診療所数

厚労省の施設動態調査による平成19年3月末現在の歯科診療所数は全国で6万7,575施設となり、前月より82増えた。

治療に新たな可能性-薬物性歯肉増殖症

日本歯科薬物療法学会のシンポジウムで、薬物投与による薬物性歯肉増殖症の現状や新治療の可能性が示唆された。

社会歯科学研究会が設立総会

行政、歯科医師、教育関係者らで構成する社会歯科学研究会の設立総会が6月17日、東京都千代田区の日本大学歯学部大講堂で開かれた。

日中デンタルフォーラム 北京で開催

日本と中国の歯科医療従事者及び歯科関連企業が参加する「日中デンタルフォーラム」が6月6日、中国の北京市で開かれた。

みんなの歯科ネットワークが設立記念シンポ

患者と現場の医療従事者が不利益を受けない医療保険制度を考えようと設立されたNPO法人「みんなの歯科ネットワーク」の設立記念シンポジウムが6月17日、東京・永田町の星陵会館ホールで開かれた。同シンポのテーマは「歯科発 現在の医療保険制度は本当に安全で安心か? 医療情報の公開がもたらすもの」。

中国産歯磨剤 新たに5製品回収

旅館やビジネスホテルなどで利用されている中国産の歯磨剤からジエチレングリコールが相次いで検出された問題で、新たに5製品から未表示分が検出され、自主回収が行われている。

後期高齢者医療で歯科の役割強調-大久保日歯会長

自民党の若手衆参議員を中心に、医療行政における歯科医療の役割を再検討する場として設置された「真の歯科医療を勉強する会」の第8回勉強会が6月21日、衆院第1議員会館内で開かれた。日歯からは大久保満男会長や近藤勝洪副会長、渡辺三雄常務理事、日歯連盟からは鴨田博司、新井謙寿の両常任理事が出席した。

 

歯科技工物海外委託問題で技工士の有志が国を提訴

歯科技工物作成の海外委託問題について、国が適切な対応をしていなかったとして6月22日、「訴訟を起こして歯科技工士を守る会」は、国を相手取り総額1億3,600万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。

  

「健康ITカード」に社会保障番号制導入検討

柳澤伯夫厚労相は6月15日の閣議後の会見で、同省が導入を検討している「健康ITカード」に社会保障番号制度機能を盛り込む考えがあることを明らかにした。

  

20年度予算削減強調 「骨太方針」まとまる-経済財政諮問会議

経済財政諮問会議は、6月19日の会合で「経済財政改革の基本方針(骨太方針)2007」をまとめた。経済の成長力の強化を前面に打ち出すとともに、来年度予算編成については「最大限の削減を行う」との文言を明記した。

  

日医会長「骨太方針」に反発

日本医師会の唐澤祥人会長は6月20日の会見で、経済財政諮問会議の骨太方針に対し、「医療費はこれまでも厳しく抑制されてきた。診療報酬を引き上げ、行き過ぎた改革から引き返すべき」との考えを示した。