日本歯科新聞 | 2008年3月18日付
四つの課題取り上げる-第160回代議員会で大久保日歯会長
日本歯科医師会の大久保満男会長は第160回代議員会の冒頭あいさつで、診療報酬改定への対応と医療制度改革、レセプトオンラインの義務化、公益法人改革の四つを大きな課題と取り上げた。
20年度事業計画など可決-第160回日歯代議員会
日本歯科医師会は3月13、14の両日、第160回代議員会を東京・市谷の新歯科医師会館で開き、歯科保健・医療ビジョンの普及啓発などを柱とした平成20年度事業計画、それに伴う一般会計収支予算、日本歯科医学会規則の一部改正など9議案を原案通り可決した。
海外技工の実態調査へ-平成20年度厚生労働科学研究
中国も含めた諸外国で作製された歯科補綴物の使用実績などの実態調査を平成20年度厚生労働科学研究で実施することが本紙の調べで分かった。歯科補綴物の使用実績の実態などを2年かけて調査する予定。
日技会長選 中西氏が3選果たす
日本歯科技工士会は3月15日、東京・市谷の日技会館で第87回代議員会を開き、任期満了に伴う役員選挙で、現職の中西茂昭会長(59)が3選を果たした。副会長は現常務理事の古橋博美氏(58)、前日技連盟副会長の三国努氏(64)、現日技連盟常任総務の大西清支氏(52)。
技工学校の入学希望者大幅減
平成20年度の歯科技工士養成学校の入学希望者が入学定員を大幅に割り込むことが、日技の調査で分かった。全国の歯科技工士養成学校に調査したもの。
歯と全身の健康に関する実態調査-北海道歯が概要発表
残存歯数が少なくなるほど平均医科診療費が高くなるとの調査結果を北海道歯科医師会が発表した。北海道の依頼を受けた道国民健康保険連合会が実施まとめたもので、今回発表されたのは「8020運動に基づく歯と全身の健康に関する実態調査」の概要版。
豊間会長が再選-全歯連総会、任期は1年
全国歯科医師国民健康保険組合連合会は3月6日、平成19年度第2回総会を東京・四谷のスクワール麹町で開き、任期満了に伴う会長と監事選挙で、それぞれ現職を無投票で再選した。
日大歯らがプロジェクト実績報告-へき地医療シンポジウム
日本大学歯学部らは3月8日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで「へき地医療等における医療系大学・学部の医療活動に関するシンポジウム」を開き、医療人GPプロジェクトの実績報告などを行った。
平成19年度歯磨剤 国内外の出荷額増
歯磨剤の平成19年度の出荷は数量4億3,850万個、中身総量7万3,556トン、金額875億7,300万円となり、前年度に比べそれぞれ4.98%、1.62%、5.98%増えた。日本歯磨工業会が発表した歯磨剤の出荷、輸出入統計によるもの。
第10代IDM会長に森田晴夫氏が就任
日本歯科商工協会副会長で国際委員長の森田晴夫氏が、国際歯科製造連盟(IDM)の第10代会長に就任した。任期は2010年までの2年間。同連盟は国際歯科工業界で国際利害の調整や、各国政府やFDIなどとの渉外活動、歯科器材に関する規制、標準化についての協業を目的として1988年に創立された。
往診車両等の駐車で配慮を求める-日医
日本医師会は3月12日の定例会見で、往診、訪問看護車両について標章交付等の駐車規制や駐車許可制の配慮を求める要望書を泉信也国家公安委員長、自民党の柳本卓治政務調査会交通安全対策特別委員長に提出した。
後期高齢者医療制度 中止・撤回求め集会アピール採択
医療団体連絡会議と中央社会保障推進協議会は3月12日、東京・霞ヶ関の衆議院第2議員会館で、「後期高齢者医療制度の中止・撤回」を求める国会内集会を開いた。同制度の実施中止と撤回を実現するために全力で戦い抜くとの「集会アピール」を採択した。