日本歯科新聞 | 2008年4月1日付
第101回歯科医師国家試験 合格率68.9%
厚労省は3月27日、第101回歯科医師国家試験の合格者を発表した。受験者3,295人中、合格者は2,269人で、合格率68.9%。新卒のみの合格率は78.3%。
国外補綴物の取り扱いで日野市議会が意見書
東京の日野市議会は3月28日、国外で作成された補綴物の輸入取り扱い上の法整備や一定の規制をかけることなどを国に対して求める意見書を採択した。
医師国試合格率90.6%
第102回医師国家試験の合格者が3月28日発表された。合格者は7,733人。合格率は90.6%。
20周年記念式典を開催-8020推進財団
8020推進財団の第21回評議員会が3月26日、東京・市谷の新歯科医師会館で開かれ、12月4日に20周年記念式典を開催するなどの平成20年度事業計画や賛助会費額、収支予算、20・21年度理事及び監事の選任の4議案をすべて承認した。
名誉会長に猪谷千春氏-8020推進財団
8020推進財団は、シンボル的役割を担う名誉会長にスキー選手として活躍した猪谷千春(いがや・ちはる)氏を迎えることを決めた。
治療事故「補綴」が最多
治療中に発生した事故の診療行為として「補綴」が最も多かった。日歯の歯科医療安全対策委員会が3月にまとめた「歯科医療安全対策ネットワーク事業」の第1回報告書によるもの。医療事故で2番目に多かったのは「保存」、次いで「口腔外科」と続き、「インプラント」は5番目だった。
日本の世帯数の将来推計 2015年ピークに減少
日本の一般世帯総数は2015年の5,060万をピークに減少に転じ、30年には4,880万世帯となり、05年に比べ26万世帯少なくなる。国立社会保障・人口問題研究所がまとめた08年3月推計の「日本の世帯数の将来推計」による。総人口は05年の1億2,776万8千人が30年は1億1,522万4千人と推計。
山梨県歯が「歯科人間ドック」スタート
山梨県歯科医師会は4月から、一般的な歯科検診より更に詳しい口腔の健康度を判定する歯科人間ドックをスタートさせる。
厚労省がロゴマークを募集
厚労省は省独自のロゴマークの作成を決めた。ロゴマークは公募し、選定する。詳細は厚労省ホームページまで。
歯周炎適応の抗菌剤承認-中医協
中医協総会が3月26日に開かれ、新医薬品として歯周組織炎や歯冠周囲炎、顎炎などに適応される合成抗菌剤(内服薬)「グレースビット錠50ミリグラム」「グレースビット細粒10%」を含む21品目が承認された。一部を除き、4月18日収載予定。
次期参院選 候補者擁立を了承-第102回日歯連盟評議員会
日本歯科医師連盟は、平成22年7月に予定される参議院比例代表選挙に歯科職域代表候補者の擁立を決めた。3月28日の第102回評議員会で了承したもの。また、その他の役員任期2年への変更、平成20年度事業計画、17億802万4千円の一般会計収支予算など9議案も原案通り可決した。
レセオンライン化問題で石井参院議員が一律義務化に反対を表明
石井みどり参議院議員は、3月27日の厚生労働委員会でレセプトオンライン請求義務化問題について「義務化で診療ができなくなる歯科医院も出てくる。そういうことになれば、医療機関を切り捨てるだけでなく、その地域の医療を切り捨てることになる」とし、一律の義務化に反対する考えを示した。