日医会長選 唐澤氏が大差で再選

日本医師会は4月1、2の両日、第118回代議員会を開いた。任期満了に伴う役員選挙で、会長選では現職の唐澤祥人氏が対立候補を大差で破り、再選を果たした。

歯科健診・保健指導受診者は減少傾向-18年度地域保健・老人保健事業報告

保健所や市区町村での平成18年度の歯科健診・保健指導の受診者は448万2,461人と、15年度以降減少が続いている。厚労省が3月28日に発表した「平成18年度地域保健・老人保健事業報告の概況」によるもので、予防処置を受けた人数については14年度以降増加している。

1,577億円の赤字か-社保庁19年度政管健保等財政見込み

社会保険庁は、政府管掌は平成19年度の政管健保及び全国健康保険協会管掌健康保険の収支(医療分)が1,577億円の赤字になるとの見通しを3月12日に開かれた政管健保事業運営懇談会に報告した。赤字になれば5年ぶり。

CO2を年率1%削減-日医委員会が温暖化対策で報告書

日本医師会は、「私立病院における地球温暖化対策自主行動計画策定プロジェクト委員会」の報告書がまとまったことを3月26日の会見で発表した。報告書は、2006年から12年までの延床面積当たりのCO2排出量を年率1.0%削減するとの数値目標を打ち出している。

女性技工士向けの冊子発行-日技

日本歯科技工士会は、女性歯科技工士向け冊子「Smile」を発刊した。歯科技工業界でも、女性の割合が年々増加しており、現状の把握や問題解決に役立ち、働く女性を支援する情報を多数盛り込んだ同冊子が作成されることになった。

「後期高齢者」から「長寿」に-厚労省が医療制度で名称変更

厚労省は4月1日、この日からスタートした75歳以上を対象とした「後期高齢者医療制度」の名称を「長寿医療制度」に変更すると発表した。

歯科材料・機器ともに前年比増-18年薬事生産動態統計

厚労省は3月31日、平成18年薬事生産動態統計年報の概要を発表した。歯科材料生産金額は958億300万円、歯科用機器は421億8,600万円で、対前年度比でそれぞれ14%、7.2%増えた。