20年度改定「良い」1割強-宮崎、沖縄、鹿児島県歯ら調査

宮崎、沖縄、鹿児島の3県歯科医師会とNPO法人日本臨床歯周病学会が合同で実施したアンケート調査で、平成20年度診療報酬改定について「良かった」と感じているのは1割強で、4割強が「良くなかった」と感じていることが分かった。また、4月の診療報酬請求額について前年同月と比較して変わらないとしたのは3割を超えた。

6人2団体を表彰-日歯連盟 褒賞授賞式

日本歯科医師連盟は、連盟活動に功績のあった会員個人6人と2団体の平成20年度褒賞受賞者の授賞式を9月19日、東京・市谷の新歯科医師会館で開かれた第103回評議員会で執り行った。受賞した個人は、群馬の明石隆吉、青森の津島廉造、鹿児島の四元貢、愛知の成瀬行夫、東京の早川嘉彦、滋賀の白石宣の各氏。

指導・監査業務 地方厚生局らに移管-社保庁再編

社会保険庁再編に伴い、保険医療機関の指導・監査などの業務が10月1日から8地方厚生(支)局に移管した。そして、地方厚生局は管内の都府県ごとに事務所を設置し、そこで保険医療機関等からの各種届出の受理・審査及び指導・監査の実施や地方社会保険医療協議会(部会)に関連する業務を行う。

長寿医療制度 「1年めどに見直し」-麻生首相が所信表明で

麻生首相は9月29日の第170回国会の所信表明で長寿(後期高齢者)医療制度について「いたずらに混乱させた」とした上で1年をめどに見直すことを明言した。

歯科6万8,067施設-20年6月の診療所数

厚労省の施設動態調査による平成20年6月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,067施設となり、前月より27増えた。開設者別歯科診療所数の個人は5万7,342施設、医療法人は1万71施設となっている。

ディーラーを選ぶ理由 1位は「信頼性」-大阪府調査

歯科医師がディーラーを選ぶ際、「信頼性」「迅速な対応」「充実したサポート体制」「適切な情報提供」などを重視していることが大阪府の「歯科診療所における医療機器の使用及び保守点検状況等に関する調査」で明らかになった。

海外歯科技工訴訟 原告団が控訴

全国の歯科技工士80人が国に対し歯科技工の海外委託の禁止と地位保全損害賠償を求めた裁判で、9月26日の東京地裁の「却下、棄却」の判決を不服とした原告団は10月2日、東京高裁に控訴した。原告団代表の脇本征男氏は、一審判決について「『合法』と考えるのは早計で、大きな間違い」とした。

原告敗訴の判決に抗議-保団連

歯科技工士80人が歯科技工の海外委託の禁止などを求め、国を訴えていた裁判で、東京地裁の原告側敗訴の判決に対し、全国保険医団体連合会歯科代表の宇佐美宏氏は、抗議の談話を発表した。