日歯仕様レセコン開発 「NTTデータ」を選定

日本歯科医師会は10月23日の理事会で、日歯仕様レセコンソフトの開発企業に「NTTデータ」を選定した。理事会後の会見で発表したもので、平成22年1月からサービスを提供したい考えだ。原則的にレセコン未導入会員に対応することや既存のレセコン企業との共存をコンセプトとし、初心者でも簡単に操作できるよう必要最低限の機能を有するソフト開発を行う。

社保総額が1割減-平成20年7月分

社会保険診療報酬支払基金による平成20年7月診療分の総計確定件数は6,869万9千件、金額7,860億700万円で前年同月に比べ、件数、金額は減少した。歯科は920万7千件、834億700万円で、前年同月に比べ、件数、金額とも増加した。

高齢者医療で提案-日医が小冊子を作成

日本医師会は10月22日に会見を開き、「高齢者のための医療制度の提案」と題した小冊子を作成したと発表した。冊子は、全国の国会議員、厚労省、財務省、都道府県・郡市区医師会や医療関係団体などに配布している。

患者負担減で決議-保団連

全国保険医団体連合会は10月26日、東京・新宿のベルサール西新宿で、「医科歯科混合診療問題を考える」シンポジウムを開き、「混合診療の全面解禁をやめ、必要な医療を保険診療で受給できる国民皆保険制度の理念を貫き、保険給付の拡大を求める」決議を採択した。

日本健康医療学会設立 理事長に佐藤元彦氏

医師や歯科医師に限らず、医療関係者らが集学的に健康を追究する日本健康医療学会が設立、10月26日に東京・赤坂のグランドプリンスホテル赤坂で総会及び学術設立記念大会が開かれた。同学会理事長には、日本成人矯正歯科学会理事長の佐藤元彦氏が総会で選ばれた。

朝日大学学長に大友克之氏就任

朝日大学前学長の故岩山幸雄氏の急逝に伴い、新学長に大友克之氏が就任した。10月4日付。任期は2010年3月まで。

平成20年度薬事功労者表彰 歯科は猪俣、安原の2氏

平成20年度薬事功労者厚生労働大臣表彰の表彰式が10月21日に厚労省講堂で開かれ、歯科関係では日本歯科用品商協同組合連合会理事の猪俣清一氏と、同会元副会長の安原克樹氏が選ばれた。

レセプトオンライン化問題 三師会で共同声明

日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会の三師会は10月22日、レセプトオンライン請求の完全義務化撤廃を求める「共同声明」を舛添厚労相らに提出した。同日、厚労省内記者クラブでの会見で明らかにしたもの。レセプトオンライン義務化問題で三師会が共同声明を出すのは初めて。

次期参院選候補者問題 選考は永山日歯連盟会長に一任

次期参議院比例代表選挙の候補者選考問題で日本歯科医師連盟は10月24日の理事会で、候補者選考を会長に一任することを決めた。同日の会見で発表したもの。永山一行会長は、新たな人材を探すとともに選考委員会で規程の3分の2以上の得票を得ることができなかった7人についても選考対象とする考えを明らかにした。

政治資金報告 朝日新聞が都歯連盟報道を修正

政治資金収支報告書に関する記事を朝日新聞が報じた問題で、東京都歯科医師連盟は10月22日、同紙が同日の朝刊で修正記事を掲載すると、会員向け「都歯連盟通信」で報告した。

医療・介護崩壊阻止訴え、集会

長寿(後期高齢者)医療制度や社会保障費の機械的削減の中止・撤廃などを求める「STOP!医療・介護崩壊、増やせ社会保障費10・19中央集会―医師・看護師・介護士を増やして、安全・安心の医療・介護を」が10月19日、東京都千代田区の日比谷公会堂で開かれ、関係団体や関係者が全国から駆けつけた。

二審に向け代表会議-海外委託技工訴訟

歯科技工の海外委託の禁止と地位保全を求め、東京地裁に国を訴えた「歯科技工の海外委託問題原告団」と「歯科技工の海外問題訴訟を支援する会」は10月18日、東京・中野区立商工会館で合同での二審に向けての「初代表者会議」を開いた。