日本歯科新聞 | 2008年11月18日付
第21回日本歯科医学会総会が開幕
4年に一度、歯科医療・医学の集大成が示される第21回日本歯科医学会総会(会頭・大塚吉兵衛日本大学歯学部長)が11月14日、パシフィコ横浜で幕を開けた。日本最大規模の同総会には、初日から歯科医師や歯科技工士、歯科衛生士を始めとする関係者が大勢集まった。テーマは「めざせ!健・口・美-未来に向けた歯科医療」。同日からは、同じテーマで併催の日本デンタルショー2008もスタートした。
日本デンタルショー2008華やかに幕開け-国内外約200社が出展
第21回日本歯科医学会総会の併催行事としてパシフィコ横浜の展示ホールで11月14~16日の3日間開かれる日本デンタルショー2008が、11月14日午後1時からスタートを切った。国内外の200を超える企業が出展。各ブースでは最新の歯科器材、薬剤、コンピューターなど様々な製品が並べられ、歯科医師らで賑わった。
レセオンライン義務化「全医療機関が対応可能」-政府が見解
政府は11月11日、平成23年度から義務化されるレセプトオンライン請求について、準備期間を設けていることなどからすべての保険医療機関等のオンライン化への対応は十分に可能との見解を示した。民主党の辻泰弘参議院議員の質問主意書に対する答弁で明らかになったもの。
歯科医療費4~6月分 前年比2.4%の増-診療報酬改定などが影響か
平成20年4月から6月の歯科医療費は対前年同期比で2.4%増加した。厚労省の「最近の医療費の動向」によるもの。
歯科医師臨床研修-マッチ率87.3%
歯科医師臨床研修マッチングの平成20年度の参加者数は3,960人で過去最大となった。一方、マッチ率は87.3%と制度始まって以来の低い結果となることが歯科医師臨床研修マッチング協議会の発表資料で分かった。
裁判員制度で申し入れ-日医
来年5月から始まる裁判員制度の施行に当たり、日本医師会は、森英介法務大臣に制度実施以後に医療現場に混乱が起きないよう、申し入れを行った。11月5日の理事会後の定例会見で羽生田俊常任理事が述べたもので、最高裁の長官、事務総長、総務局長にも文書を提出したことを明らかにした。
歯科医にしたい芸能人 トップは福山さんと松嶋さん
歯科医師にしたい芸能人1位に、男性が福山雅治さん、女性は松嶋菜々子さんが選ばれた。ジョンソン・エンド・ジョンソンが男女300人にインターネットを通じて調査したもの。
増える認知症患者 医師の高瀬氏が現場での対応法など指摘-日本訪問歯科医学会
高齢化が進むと同時に認知症患者の数が急速に増え、歯科の訪問診療においても認知症患者への対応は避けられない-。医師の高瀬義昌氏は11月9日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開かれた第8回日本訪問歯科医学会で「訪問歯科診療に役立つ認知症の知識」と題して認知症の傾向や対応などを紹介した。