国会議員にアンケート調査-みんなの歯科ネットワーク

歯科医療の危機的状況や問題点などについての認識を、アンケートに答えた多くの衆・参国会議員が持ち、「歯科医療制度を改善することが国民の健康を守る」と考えていることが分かった。アンケートは医療、医療制度を患者とともに考えたいとするNPO法人みんなの歯科ネットワークが、実施した。

口腔機能評価を見直しへ-21年度介護報酬改定

平成21年度介護報酬改定に向けて厚労省は口腔機能向上サービスにかかわる報酬の見直しを行う方針を11月20日に開かれた社会保障審議会介護給付費分科会に提示した。

日歯レセコン 初期導入費は10万5千円-大久保執行部が見通し示す

日本歯科医師会が独自に開発するレセコンソフト初期導入にかかわる会員負担はパソコン、プリンターを除いて10万5千円程度になる。11月28日に日歯が開いた都道府県歯科医師会レセプトオンライン対策担当者連絡協議会で執行部が説明したもの。

オンライン義務化の理解求める-厚労省

厚労省保険局総務課保険システム高度化推進室の藤澤美穂室長は11月27日の都道府県歯レセプトオンライン対策担当者会議の席上、オンライン化によるメリットを説明しながら義務化に対する理解を求めた。

インプラント治療経験年数 「0~5年」が最多-東京歯科保険医協調べ

インプラント治療の経験年数として「0~5年」との回答が、行ったことがあるとした歯科医師の中で最も多かったことが、東京歯科保険医協会が実施した「インプラント実態調査」で分かった。同協会は「経営が苦しくなり、インプラントに走るといった傾向があるのではないか」と分析。

歯学生の定員削減支援を日歯が要望

日本歯科医師会は11月27日の会見で歯科医師需給問題について、国立大学歯学部の定員削減や私立歯科大学・歯学部への財政的支援を含む入学定員削減の促進策を求める「要望書」を12月5日付で塩谷立文科相に提出していたと発表した。

「住民参加型」活動を宣言-山口で全国歯科保健大会

 「健康への橋渡し-めざそう!!食べる喜びいつまでも」をテーマにした第29回全国歯科保健大会が11月22日、山口市の山口市民会館で開かれ、「住民参加型の保健活動として新たな8020運動に鋭意努力する」との大会宣言を採択した。

第4回国際歯科技工学術大会-国内外から約4千人参加

第4回国際歯科技工学術大会及び第30回日本歯科技工学会学術大会が11月21日から3日間、大阪市の大阪国際会議場で開かれ、歯科技工士を始めとする歯科関係者3,778人が来場した。テーマは「世界に発信!日本の歯科技工―審美修復・インプラント治療そして教育」。併設のデンタルショーには80を超える企業が出展。

喫煙本数多いほど歯喪失-JPHC研究疫学調査発表

喫煙本数が多く、喫煙期間が長いほど歯を失うリスクが高まる-厚労省の研究班「多目的コホート研究(JPHC研究)」は、喫煙と歯の喪失にかかわる疫学調査結果をまとめ、公表した。

日本禁煙科学会歯科教育分科会 禁煙支援の教育導入

禁煙支援を定着させるための教育カリキュラム導入が、歯科大学や歯科衛生士学校で必要-11月15、16の両日に聖路加看護大学で開かれた第3回日本禁煙科学会の同学会歯科教育分科会によるシンポジウムで、禁煙支援教育について話し合われた。

強力なLED光照射器-ジーシーが「G-ライトプリマ」を販売

約3秒で重合できるLED可視光照射器「G-ライトプリマ」をジーシーが発売した。コンパクトなLEDの良さを残しながら、プラズマアーク照射器と同等のパワーを持たせたもので、同照射器は1平方cmメートルあたり2千mWと強力なため、照射時間を大幅に短縮できる。

全役員を再任-日本歯科コンピュータ協会が総会

日本歯科コンピュータ協会は11月13日、東京都台東区の歯科器械会館で定期総会を開いた。同会主催の展示会「デジタルコミュニケーションフェア2009」を来年4月18、19日に東京都千代田区のアキバスクエアで開催することが確認された。

津曲雅美氏が日歯会長選に出馬-HP上で表明

来年3月の任期満了に伴う日本歯科医師会会長選挙に滋賀県で開業する津曲雅美氏が11月22日、選挙に立候補する旨を、自身が運営する「日本情念党」のホームページ(HP)で発表した。