日歯代議員会 大久保会長当選を承認

日本歯科医師会は3月12、13の両日、第162回代議員会を東京・市谷の歯科医師会館で開いた。任期満了に伴う会長選挙での大久保会長の当選を承認、監事に和田明人、一志忠廣、矢崎秀昭の三氏の無投票当選を了承した。また、平成21年度事業計画や一般会計収支予算など全議案などを可決した。大久保会長は当選承認後のあいさつで「喜びよりも責任の重さに身が押しつぶされる思い。これからの2年間を頑張りたい」と次期への決意表明をした。また会務に対する質疑応答等では、レセプトオンライン義務化、歯科衛生士不足問題の質問が目立った。

女性の諸問題で提言-日歯WGが報告書まとめる

日本歯科医師会の「女性歯科医師の会ワーキンググループ」は、女性歯科医師が直面している諸問題やいきいきと働くための提言、日歯会員組織率向上への提案などの報告書をまとめ、大久保満男会長に提出した。

「歯科の受診減らす」3割-コムネットらが共同アンケート

コムネットとメディカル・コミュニケーションズが共同で実施したネットアンケート「迫る不況!いま患者が求める歯科医療とは」によると、受診頻度の変化で、「減らすと思う」との回答の割合が歯科は29.4%と医療の中で最も高かった。

6万8,129施設-20年11月歯科診療所

厚労省の施設動態調査による平成20年11月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,129施設となり、前月より増えた。開設者別歯科診療所数の個人は5万7,344施設、医療法人は1万134施設となっている。

受動喫煙防止 日本学術会議らが公開シンポ

日本学術会議と鶴見大学、国際口腔医療財団による公開シンポジウム「タバコの煙は愛する人を傷つける」が3月7日、同大記念館ホールで開かれた。

歯磨剤の出荷金額 前年比2.5%増

平成20年度の歯磨剤の出荷数量は4億3,231万7千個で618万3千個(1.4%)減少したが、金額は897億7,300万円で、前年に比べ21億9,900万円(2.5%)増えたことが日本歯磨工業会の調査で分かった。

レセオンライン義務化問題-日歯が日経新聞に抗議

日本経済新聞が3月9日の社説で「レセプト完全電子化を後退させるな」と題し、日本医師会と日本歯科医師会、日本薬剤師会のレセプトオンライン義務化反対運動がIT化推進を阻む一因、と取れる記事を掲載した。これに対し、日本歯科医師会は3月13日、東京・市谷の歯科医師会館で緊急記者会見を開き、見解と抗議文を発表した。

代行請求を検討-レセオンラインで都歯が見解

平成23年度からのレセプトオンライン化への対応について、東京都歯科医師会は、歯科医師会による代行請求方式を中心とするシステム構築を図る見解を発表した。

中医協の見直し示唆-舛添厚労相が会見で

舛添厚労相は、3月10日の閣議後の会見で、中医協における診療報酬改定などを決める過程が国民には分かりにくいとし、見直す可能性を示唆した。