21年度入学者「大きく不足」6割以上-日技が養成学校にアンケート

6割以上の歯科技工士養成学校で21年度の入学者が大きく不足すると考えていることが、日本歯科技工士会が実施した「入学者志願者・求人等に関するアンケート」で分かった。調査は2月18~25日の間、21年度に入学生を募集している歯科技工士学校・養成所56校に対して行われた。回答数は46校。

原材料高騰保証制度に歯科技工所が追加指定

日本歯科技工士会の中西茂昭会長は、経済産業省と中小企業庁が中小企業の資金繰り支援対策の一環として行う「原材料価格高騰対応等緊急保証制度」の対象に歯科技工所が追加指定されたことを明らかにした。3月20日に開かれた第89回代議員会の冒頭あいさつで述べたもの。

金澤会長が4選-日衛総会

日本歯科衛生士会は3月15日、第54回総会を東京都新宿区のベルサール西新宿で開いた。役員任期満了に伴う役員選挙で、会長には現職の金澤氏が無投票で4選を決めた。また、副会長は現職の相川敬子氏と現常務理事の武井典子氏、ブロック理事6人、理事6人、監事2人が無投票当選となった。任期は4月1日から2年間。

中田氏が会長に初当選-日学歯総会

日本学校歯科医会の第74回総会が東京・市谷の歯科医師会館で開かれた。任期満了に伴う役員選挙では、現副会長の中田郁平氏(東京)が、櫻井善忠氏(東京)を押さえて会長に初当選した。

歯科件数・点数とも減-支払基金20年11月診療分

社会保険診療報酬支払基金による平成20年11月診療分の総計確定件数は6,748万6千件、点数1,013億2,350万9千点で前年同月に比べ、件数、点数ともに減少した。歯科は849万2千件、105億3,666万7千点で、前年同月に比べ、件数、点数とも減少。

高高度での口腔状態 「高空歯科学」-ザディック氏が著作

高高度を飛行中の飛行機などの中で、口腔の状況はどのように変化するかを調べ、飛行中に治療行為が可能かを考える「高空歯科学」なる分野が開発されている。イェフーダ・ザディック氏は、高高度で発症する歯周疾患やブラキシズムについて著書をまとめた。

堤氏が初当選-日歯連盟会長選挙

日本歯科医師連盟は3月19日、第104回評議員会を東京・市谷の歯科医師会館で開いた。役員任期満了に伴う会長選挙では、現日歯副会長の堤直文氏の無投票での初当選が承認された。監事選挙では、現日歯連盟理事の中野健一郎、現常任監事の竹内昌司、群馬県歯連盟会長の松本常男の3氏が無投票当選となった。