日本歯科新聞 | 2009年6月23日付
歯科口腔外科対象 初のがん治療認定医-日本がん治療認定医機構
がん治療水準の向上のために教育セミナーや認定事業に取り組む日本がん治療認定医機構は、歯科口腔外科を対象とした「がん治療認定医(歯科口腔外科)」及び「暫定教育医(歯科口腔外科)」制度を2009年度審査から新たに設置した。
臨床研修改正に向けた検討入る-厚労省検討会
厚労省の歯科医師臨床研修推進検討会は、平成23年度の歯科医師臨床研修制度の改正へ向け、具体的な検討に入った。
北海道で歯科条例成立
歯・口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ効果的に推進し、道民の健康増進への寄与を目的とした「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」が、6月16日に開会した北海道議会平成21年度第2回定例会で可決された。都道府県議会での条例可決は新潟に次いで2番目。
日医総研が患者負担下げを提案
日医総研は、2008年5月~09年2月の家計における保健医療サービス支出(医薬品、健康保持用摂取品、保健医療用品・器具は除く)が、前年同月比で消費総支出のマイナスを上回るマイナスとなっていることなどから、患者一部負担割合の引き下げが必要などとする調査結果を発表した。
看護・介護の負担を軽減する職種 4分の1が「衛生士」
高齢者医療、介護サービスに取り組む医療機関で、コメディカルスタッフの一員として歯科衛生士が多くはないものの活躍していることが、日本慢性期医療協会が発表した「チーム医療に関するアンケート」結果で分かった。アンケートは各病棟に配置されるコメディカルがどれだけ多くの病棟業務にかかわり、効率化に貢献したかを踏まえて、従来の診療報酬が不合理かを指摘するために実施。
谷山氏の叙勲祝う-記念式典に200人以上が参集
谷山勝美日本歯科用品商協同組合連合会会長の旭日双光章受章を祝う記念式典が6月18日、東京都港区の芝パークホテルで開かれ、200人以上が祝福した。発起人を代表し、中尾氏が継続研修制度、薬事法の改正、卸売販売制度の移行への対応などの功績を紹介して、業績を称えた。来賓を代表し、大久保満男日本歯科医師会会長、中西茂昭日本歯科技工士会会長、金澤紀子日本歯科衛生士会会長、関口昌一参議院議員らが祝辞を述べた。
次期参院選 6人の候補者からヒアリング-日歯連盟選考委員会
日本歯科医師連盟は6月17日、第3回参議院選挙候補者選考委員会を開き、6人の立候補者からヒアリングを実施した。ヒアリングは松井正剛、松元一広、高嶺明彦、白須賀貴樹、島田二郎、島村大の各氏の届出順。選考委員会はこの日のヒアリングを踏まえて、6月24日にも候補者の絞り込みに入る。