新政権への対応「信頼築き政策提言」-大久保日歯会長が表明

日本歯科医師会は9月10、11の両日、第164回日歯代議員会を東京・市谷の歯科医師会館で開いた。大久保満男会長は冒頭あいさつで日歯の役割と民主党中心の新政権について「国民の健康と生命を歯科医療を通してどのように守るのか。その政策をしっかり打ち出すこと。その際与党の存在を抜きに語ることはできない」とした上で、「民主党と信頼関係を築きながら我々の政策を提言する」との考えを示した。

新型インフルワクチン接種で日歯が厚労相に要望書

新型インフルエンザワクチンの接種で、厚労省はインフルエンザ患者の診療に当たる医療従事者が第一優先との考えを示した。日本歯科医師会は9月9日、歯科医療従事者の明確な位置付けと、優先接種対象者へのワクチンの必要量の早急な確保を求める「要望書」を舛添要一厚労相に提出した。

詐欺と業務上横領の疑いで神歯大前理事ら逮捕

投資ファンドで多額の損失を出した神奈川歯科大学の前理事2人と元投資顧問が詐欺と業務上横領の疑いで9月10日、横浜地検に逮捕された。

桑田氏の就任祝う-アメリカ補綴歯科学会名誉会員に

日本の歯科技工士として初めて桑田正博氏がアメリカ補綴歯科学会名誉会員に就任したことを祝う会が9月5日、東京都千代田区九段下のホテルグランドパレスで開かれ、200余人の歯科関係者が集まった。

適切な診療報酬提言目指し27学会で歯保連を設立-大久保会長「認めず」

学術的側面から適正な歯科系診療報酬への提言等をし、いわゆる内・外保連的な役割を目指す歯学系学会社会保険委員会連合(歯保連)が8月17日に設立された。これに対し、大久保満男日歯会長は日本歯科医師会代議員会の診療報酬改定に関する協議の中で「結論としては、歯科医師会は歯保連を認めてはいない」とし、「(できてしまった以上は)日本歯科医学会としっかりと協議し、二重看板にならないように、できれば一緒に取り組んでほしい」との考えを示した。一方、歯保連の今井裕代表は9月11日の説明会で、「他の団体と対峙するものではなく、国民に良い医療を還元することが目的」と訴えた。

次期参院選 たかみね氏を支援-中西日技連盟会長が表明

日本歯科技工士連盟の中西茂昭会長は、次期参議院選挙の対応で、日本歯科医師連盟が候補者として擁立するたかみね明彦氏の支援を発表した。9月12日の第90回代議員会終了後の会見で述べたもの。