男女参画の意識探る-日歯が都道府県歯への調査を発表

日本歯科医師会は、女性会員に対する意識や男女共同参画に関する意識等を把握するため、「歯科医師会における男女共同参画等に関するモデル意識調査」を実施する。対象者については40歳未満、40歳代、50歳代、60歳以上の各年齢層男女1人ずつの計8人を各都道府県歯科医師会が選出する。質問は21問で、日歯の女性会員(現在8.6%)の割合は増えると思うか、増えた場合どのようなことが考えられるか等を回答項目から選択。

歯科のオンライン請求は17施設-支払基金

支払基金がまとめた平成21年9月診療分のレセプト電算処理システム普及状況で、オンライン請求の歯科医療機関が17施設と初めて発表された。件数は1,636件となっている。

件・点数とも増-支払基金7月分歯科

社会保険診療報酬支払基金による平成21年7月診療分の総計確定件数は7,064万6千件、点数1,098億8,119万6千点で前年同月に比べ、件数、点数とも増加した。歯科は939万2千件、117億4,833万7千点で、前年同月に比べ、件数、点数とも増加した。

市町村・組合の歯科医療費は減-国保7月診療分

国保中央会がまとめた平成21年7月診療分の総医療費は市町村と組合、後期高齢者を合わせて1兆9,627億円で、うち後期高齢者分は1兆205億円だった。

身元確認の役割再考-第8回警察歯科医会全国大会

日本歯科医師会主催、新潟県歯科医師会主管による第8回警察歯科医会全国大会が11月14日、新潟市のANAクラウンプラザホテル新潟で開かれた。400人を超える関係者が集まり、メインテーマの「身元確認における警察歯科医の役割」について考えた。主管県を代表してあいさつした新潟県歯の五十嵐治会長は、大災害などに「社会的貢献の立場から言っても、対応できるシステムを構築して準備していくことが警察歯科医会の基本的な仕事ではないかと思っている」との考えを示した。

歯磨工業会標語最優秀賞 「歯みがきは 一生続く 健康法」

日本歯磨工業会が毎年歯の衛生週間の関連企画として募集している標語の2009年度の最優秀賞に、上田孝司さんの「歯みがきは 一生続く 健康法」が選ばれた。

大久保日歯会長が政権与党の民主との関係で言及

日本歯科医師会の大久保満男会長は11月18日、都道府県歯科医師会専務理事連絡協議会で民主党との関係について「信頼関係を築きつつあり、軌道に乗っている」との認識を示した。

平成22年度診療報酬改定基本方針 歯科の充実明記

政権交代後初会合となる厚労省の社会保障審議会医療保険部会が11月16日に開かれ、平成22年度診療報酬改定の骨子案が提示された。11月25日には改定基本方針の素案を部会に示し、出来るだけ早い時期に取りまとめたい意向だ。

中医協で渡辺委員 歯科の厳しい環境訴える

中医協診療側の渡辺三雄委員(日本歯科医師会常務理事)は11月18日の総会で、医療経済実態調査に基づく歯科医院の経営分析結果について、「極めて厳しい状況に追い込まれている」と説明、次期診療報酬改定に当たり「適切な評価と十分な財源の確保が求められる」と主張した。一方、支払側の白川修二委員(健康保険組合連合会常務理事)は、歯科医院の経営状況は「前回と比較すると減益だが、黒字を確保している」との見解を示した。

次期参院選「組織内から擁立せず」-日歯連盟評議員会で可決

日本歯科医師連盟は11月20日、第108回臨時評議員会を開き、来年7月の参議院比例代表選挙について「組織内単一候補者を擁立して選挙しない」とする執行部提案の議案を賛成多数で可決した。執行部は「原則は選挙しない」としながらも「もし会員が立候補するならば支援はできる」との考えを述べた。また、堤会長は冒頭あいさつで候補者だった高嶺明彦氏への謝罪の言葉を述べた。