歯科医師数 20年末で9万9,426人-厚労省調査

平成20年12月末時点の歯科医師数は9万9,426人で、2年前と比較して2,228人の増加、人口10万対の歯科医師数は77.9人と1.8人増えた。厚労省が12月17日に発表した「医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」で分かったもの。

臨床研修 「連携型」を創設-厚労省検討会が報告書

協力型の臨床研修施設のグループ化に当たり、効果的な指導等が可能な医療機関を「連携型臨床研修施設(仮称)」として位置付けることなどを盛り込んだ報告書を厚労省の歯科医師臨床研修推進検討委員会は12月16日、まとめた。

日歯レセコンが発売延期

日本歯科医師会の近藤勝洪副会長は12月17日の会見で、日歯主導で開発しているレセプトコンピュータ「レセック」の販売開始の延期を発表した。

12歳児のう蝕本数 1.37-文科省の学校保健統計調査

12歳(中学校1年生)の永久歯の1人平均むし歯数は1.37本で、前年度より0.14本減少し、過去最低となった。文科省が発表した「平成21年度学校保健統計調査」によるもので、喪失歯数は0.03本で前年度より0.01本増えた。

8020達成 禁煙は21年以上で効果-フォーラムで川口氏が指定研究

8020を達成するには、喫煙しないことと、21年以上禁煙することが重要―。東京医科歯科大学大学院教授の川口陽子氏が8020推進財団の指定研究「多目的コホート研究における口腔と全身の健康に関する研究」について発表し、喫煙、禁煙状況と現在歯数との関連についての結果を示した。

診療報酬 歯科2.09%増-厚労相と財務相が合意

長妻昭厚労相は12月23日、午後4時半から緊急会見を開き、平成22年度診療報酬改定で診療報酬本体を1.55%引き上げることで藤井裕久財務相と合意したと発表した。内訳は医科1.74%、歯科2.09%、調剤0.52%。また薬価等の引き下げを含めた全体の改定率はプラス0.19%。診療報酬全体のプラス改定は平成12年度改定以来10年ぶり、歯科改定率が医科を上回ったのは昭和53年度改定以来、32年ぶりのこと。

「支持政党、3月までに決める」-堤日歯連盟会長が見解

日本歯科医師連盟の堤直文会長は12月18日の理事会後の会見で、支持政党問題について「(平成22年)3月の評議員会までに理事会で決めたい」との見解を述べた。

石井議員と連携を確認-日歯連盟

日本歯科医師連盟の高木幹正理事長は12月18日、職域代表で自民党の石井みどり参議院議員と会談し、今後、連携を密に取っていくことを確認したとした。同日の理事会後の会見で明らかにしたもの。