日本歯科新聞 | 2010年2月2日付
インプラント使い回し問題 被害拡大の可能性も-愛知・豊橋市歯が会見
愛知県豊橋市の歯科医院でのインプラントの使い回しが報道された問題で、「同意なくインプラントを埋入された」人が少なくとも64人に上る可能性が出てきた。同市歯科医師会(朽名正也会長)が1月28日、歯科医師会館で緊急記者会見を開き、1月20日から同27日にかけて199人から電話相談があったことを発表。
インプラント使い回し問題 被害拡大の可能性も-愛知・豊橋市歯が会見
愛知県豊橋市の歯科医院でのインプラントの使い回しが報道された問題で、「同意なくインプラントを埋入された」人が少なくとも64人に上る可能性が出てきた。同市歯科医師会(朽名正也会長)が1月28日、歯科医師会館で緊急記者会見を開き、1月20日から同27日にかけて199人から電話相談があったことを発表。
協会けんぽ 保険料率9.34%-現行8.2%から大幅引き上げ
全国健康保険協会は1月27日、運営委員会を開き、中小企業の従業員らが加入する「協会けんぽ」(旧政府管掌保険)の新年度の都道府県別の保険料率を決めた。47都道府県の平均保険料率は9.34%と現行の8.2%から大幅に引き上げられた。
レセ電助成金の申請状況 歯科1,401施設-支払基金1月時点の報告
電子レセプト導入にかかわる国庫補助の1月21日現在の申請状況について、社会保険診療報酬支払基金は1月25日、発表した。歯科診療所は1,401施設だった。歯科診療所の場合、補助金は最大でレセコン購入が50万円、ソフトウエア40万円が補助される。
日医会長選立候補予定者 原中氏が公約発表
任期満了に伴い、4月1日に実施される日本医師会会長選挙に出馬表明している茨城県医師会会長の原中勝征氏は1月20日、東京都千代田区のホテルニューオータニで会見を開き、マニフェストを発表した。
岐阜県歯理事の澤田勝範氏が死去
岐阜県歯科医師会理事の澤田勝範(さわだ・かつのり)氏が1月31日、死去した。52歳。
元北海道歯会長の庄内宗夫氏が死去
北海道歯科医師会会長を18年間、日本歯科医師会代議員を22年間の長きにわたり務めた庄内宗夫(しょうない・むねお)氏が1月31日、死去した。91歳。
歯科、件数が微増-支払基金10月分
社会保険診療報酬支払基金による平成21年10月診療分の総計確定件数は7,537万4千件、点数1,130億8,011万9千点で前年同月に比べ、件数は、点数ともに増加した。歯科は889万9千件、112億9,117万4千点で、前年同月に比べ、件数は増加したが、点数は減少した。
患者減り、経営苦 仕事への「生きがい」減少-東京歯科保険医協調査
東京歯科保険医協会(中川勝洋会長)の調査で「経営が苦しくなった」や「患者数が減った」との回答者にその傾向が見られた。将来の展望についての質問でも「明るい」8.2%に対し、「暗い」が64.9%を占めた。
歯科器材の開発あらためて考察-東医歯大シンポ
東京医科歯科大学歯科器材・薬品開発センター(田上順次センター長)は1月18日、第6回シンポジウムを開いた。テーマは「歯科器材の開発・改良における諸問題―『患者さんにより良い歯科医療を』の視点から、あらためて考える」。
日歯大病院教授の澁井尚武氏が死去
日本歯科大学附属病院小児歯科教授の澁井尚武(しぶい・なおたけ)氏が1月31日に死去した。65歳。
歯科関連で3技術-22年度改定で保険導入提案
現行制度では保険収載されていないエルビウム YAGレーザーを用いた歯石除去と舌接触補助床、下顎関節突起骨折観血手術の3技術について、中医協の調査専門組織・医療技術評価分科会は1月27日の総会で「新規保険収載する優先度が高いと考えられる技術」と報告した。既存技術の見直しでは、歯周組織再生誘導手術と歯周安定治療における増点、他の歯科技術項目でも算定時期の見直し等を求めている。
診療報酬改定 栄養サポートチーム加算を新設へ
厚労省は平成22年度診療報酬改定で、医療関係職種の役割分担と連携評価の観点から医科の診療報酬で「栄養サポートチーム加算」を新設する案を、1月27日に開かれた中医協総会に提示した。施設基準には、栄養管理にかかわる研修を修了した常勤の医師、薬剤師、管理栄養士のいずれかの専従の他に、歯科医師、歯科衛生士等の配置も望ましいと明記されている。
沖縄市長選 喜屋武氏が出馬
4月25日投開票の沖縄県沖縄市長選挙に元沖縄県歯科医師会会長の喜屋武満氏(62)が出馬する。