インプラント使い回し疑惑 警察らに捜査を要望-被害者連絡会

愛知県豊橋市の歯科医院で、インプラントの使い回しや無資格者スタッフによる治療など様々な疑惑が浮上している問題で、「豊橋市・関歯科クリニック被害者連絡会」は4月20日、同市保健所所長及び県警豊橋警察署長に改めて歯科医院の調査・捜査を求める要望書を提出。

韓国で補綴材料の偽装が発覚

韓国・ソウルで、中国からの安価な義歯補綴材料を正規品であるように装い、販売していた一団が警察に摘発された。

6,605億円の赤字-全健保組合の22年度予算推計

全健保組合1,462の平成22年度予算合計の推計は、過去最悪の6,605億円の赤字。健康保険組合連合会が発表したもの。推計値は、予算データの報告があった1,313組合の数値を基に試算、赤字額は対前年度予算比で398億円増えている。

09年度医療機関の倒産件数・負債額 歯科は12件、10億円

帝国データバンクが法的整理のみを対象に調査・分析した09年度の医療機関の倒産件数は45件と、01年度以降で最多となった。負債総額も295億1,300万円。歯科医院は前年度よりも1件少なく12件、負債総額9億9,400万円。

東京歯科保険医協が「需給問題の処方箋」をテーマにシンポ開催

東京歯科保険医協会は歯科医師需給問題をテーマにした「これからの歯科医療を考えるシンポジウム」を4月18日に、東京都千代田区の砂防会館で開いた。座長に元朝日新聞編集委員の田辺功氏、シンポジストに民主党の大久保潔重参議院議員、同党の初鹿明博衆議院議員、自民党の平将明衆議院議員、共産党の小池晃参議院議員を招き、歯科医師が過剰と言われる中、どのような処方箋があるのかについて議論した。

6万8,155施設-1月歯科診療所数

厚労省の施設動態調査による平成22年1月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,155施設で、前月と同数だった。開設者別歯科診療所数の個人は5万7千施設、医療法人は1万522施設。

高齢者医療制度改革で国民の意識調査案を提示-厚労省

後期高齢者医療制度廃止に伴う新たな制度構築に向けて厚労省は4月16日、国民の意識調査の実施案を高齢者医療制度改革会議に提示した。調査項目は、後期高齢者の名称や保険料の支払方法などこれまでの制度の評価や、新たな制度について、税・保険料の負担の在り方などを質問する。

矢ヶ崎氏をしのぶ会、5月21日に変更

4月2日に死去した松本歯科大学の創設者、矢ヶ崎康氏を「しのぶ会」は、6月4日に予定されていたが、5月21日の午後2時からに変更となった。

歯科用医療機器データベースを拡充

日本歯科商工協会は、医療機器流通の円滑化などのため昨年4月から運用を始めた「歯科用医療機器データベース」の拡充を行った。同データベースでは企業ごとに、製品名や一般名称、薬事法承認(認証)番号、JMDNコード、JANコード、製品番号、クラス分類などの一覧がダウンロードできる。

福祉医療機構 日歯らが存続求め、民主・小沢幹事長に要望書

日本歯科医師会と日本歯科医師連盟は4月16日、事業仕分けの対象になっている福祉医療機構の存続を求める要望書を民主党の小沢一郎幹事長に提出した。

兵庫で参院選候補者の西村氏励ます会

7月の参議院比例代表選挙で民主党公認候補者の西村まさみを支援する兵庫の会は4月17日、神戸市内の県歯科医師会館で励ます会を開いた。県内の歯科関係者ら300人以上が駆けつけた。

推薦候補者問題 結論は持ち越し-日医連盟

7月の参議院比例代表選挙での推薦候補者の取り扱いに注目が集まる日本医師連盟は4月20日、執行委員会を開き、対応を協議したが意見集約ができず、結論を持ち越した。

加山雄三さんが受賞-第4回アンチエイジングアワード

加山雄三さんが第4回アンチエイジングアワードに選ばれた。日本アンチエイジング歯科学会が、美しく、健康的に年を重ねている著名人に贈るもの。17日に東京都千代田区の帝国ホテルで開かれた授賞式で加山さんは、子どもの頃から歯のケアをして、健康管理の大切さを言われて育ってきたエピソードなどを紹介した。