共済金引き下げへ-日歯執行部が基本方針示す

日本歯科医師会(大久保満男会長)は9月9、10の両日、東京・市谷の歯科医師会館で第166回代議員会を開いた。協議で執行部は福祉共済制度について、死亡・障害共済金の給付金を現行の800万円から600万円以下に引き下げるなどの基本方針を示した。執行部は、会員アンケートを行った上で来年3月にも改正福祉共済制度の議案を提出したい意向。しかし、改正保険業法の一部改正案の審議次第では議案提出を見送る可能性もあり、事態は流動的だ。

中国技工「完全自動化を模索」-学会幹部の于氏が方向性語る

中国歯科技工学会の実質的なナンバー2とされる人物で、華西口腔医学院教授・歯科医師である于海洋秘書長がこのほど来日し、本紙のインタビューに対して中国の歯科技工の方向性としては「CAD/CAM技工を柱にした完全自動化を模索している」と語った。

ツイッターで情報を発信-厚労省

厚労省は9月10日、インターネット上の簡易投稿サービス「ツイッター」の開始を発表した。参加できるイベントや会議、新しく始まる制度の案内などの情報を平日は原則毎日、発信する。

日歯会員有功章 6人受賞

日本歯科医師会(大久保満男会長)の平成22年度日本歯科医師会会員有功章表彰式が9月10日、第166回日歯代議員会の2日目冒頭に行われた。受賞者は6人で、会員有功章授賞規則第4条第1項第一号該当者は松澤郁子(長野)、比嘉宗安(沖縄)の2氏、会員有功章授賞規則第4条第1項第三号該当者は和田明人(徳島)、秋山保之(高知)、福島善彦(高知)、高松平人(大阪)の4氏。

口腔がんなどで6,546人死亡-厚労省21年統計

平成21年1月1日~12月31日の間に口唇、口腔及び咽頭の悪性新生物による死亡者数は6,546人で、前年に比べ37人減った。人口10万対の死亡率は5.2%で前年と同じだった。厚労省が2日に発表した平成21年人口動態統計の概況「死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率」によるもので、死亡者数は女性1,859人に対し、男性は4,687人と2倍以上多かった。

顎顔面補綴士 養成講座始まる-全技協認定・主催

顎顔面補綴の専門的知識と技術を身に着けた歯科技工士「顎顔面補綴士」を育てる講座が8月から全国歯科技工士教育協議会(末瀬一彦会長)認定・主催でスタートしている。

民主党・小沢氏、日歯代議員にあいさつ

民主党代表選挙に立候補している小沢一郎氏は9月10日、歯科医師会館を訪れ、日歯代議員らにあいさつした。小沢氏のあいさつのため代議員会は一時休憩とした。