日本歯科新聞 | 2010年10月26日付
奄美大島豪雨 被害報告1件-10月25日現在
鹿児島県奄美大島を10月20日に襲った記録的豪雨で、歯科診療所の被害の報告は10月25日夕方までに1件上がっていることが日本歯科新聞の同県歯への取材で分かった。被害の状況などはまだ分かっていない。奄美大島に会員歯科診療所は30軒強あり、今後更に被害件数が増える可能性がある。
健康スポーツ歯科医 養成の必要性訴える-日歯検討委員会が答申
スポーツを通じた健康づくりを歯科の専門的立場から支援するため「健康スポーツ歯科医」の養成等の必要性を訴える答申書を、日本歯科医師会のスポーツ歯科検討委員会(箱崎守男委員長)が大久保満男会長に提出した。
社保7月分-歯科は点数、件数とも増
社会保険診療報酬支払基金による平成22年7月診療分の総計確定件数は7,398万7千件、点数1,146億1,314万4千点で前年同月に比べ、件数、点数ともに増加した。歯科は948万3千件、118億7,420万4千点で、前年同月に比べ、件数、点数ともに増加した。
電子レセプト請求医院数 初の1割超え
社会保険診療報酬支払基金が発表した平成22年8月診療分の歯科の電子レセプト請求医院数は7,748施設となり、総請求歯科医院数に占める割合が初めて1割を超え、10.9%となった。件数は123万9,880件で総請求件数に占める割合は13.4%。
「コレステロールは高めが長生き」ガイドライン-日医と日医学会ら批判
日本医師会(原中勝征会長)と日本医学会(高久史麿会長)、日本動脈硬化学会(北徹理事長)は10月20日、東京・駒込の日医会館で共同会見を開き、「コレステロールは高めが長生き」とする日本脂質栄養学会が策定した「長寿のためのコレステロールガイドライン2010年版」を「科学的な根拠がない」などとして真っ向から批判した。
平成22年度薬事功労者 毛利氏と粟生氏表彰
平成22年度薬事功労者厚生労働大臣表彰が10月22日、東京都千代田区の厚生労働省講堂で開かれ、歯科関連では元日本歯材同友会会長の毛利輝生氏と元日本歯科薬品協議会会長の粟生悟氏が表彰された。
品質経営度 ジーシーが3位-中国現地法人がデミング実施賞
ジーシー(本社・東京都板橋区、中尾眞社長)は日本科学技術連盟(日科技連)が実施する第6回「品質経営度調査」で総合3位に選ばれた。また、経営理念、業種、業態、規模、経営環境にふさわしいTQMが効果的に実施されているとしてジーシー社の中国・蘇州の現地法人而至歯科有限公司が日科技連の2010年度デミング賞実施賞を受賞した。
次期日歯会長選挙 各地で大久保氏に出馬要請
東海信越地区の歯科医師会は10月23日に開いた役員連絡協議会で、次期日歯会長選挙に現職の大久保満男氏の出馬要請を決めた。また、山梨県歯科医師会(三塚憲二会長)と栃木県歯科医師会(柴田勝会長)は、日本歯科医師会の大久保満男会長に次期日歯会長選挙への立候補を求める文書を送付していたことが日本歯科新聞の調べで分かった。
改正保険業法 早期成立を求める-日歯が政府に要望書
会員相互扶助の精神に基づき日本歯科医師会や全国の歯科医師会等が運営する自主共済(共済・年金事業)制度にかかわる「保険業法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案」の早期成立に向けた要望書を日本歯科医師会と日本歯科医師連盟がまとめ、政府に送付した。
年内に「あるべき姿」報告書取りまとめ-日歯連盟
日本歯科医師連盟の三塚憲二副会長は10月22日の理事会後の会見で、連盟組織のあるべき姿の報告書の原案が固まったことを明らかにした。年内を目途に報告書をまとめる予定。
千葉・勝浦市長選 歯科医の磯野氏が立候補を表明
来年2月13日投開票の千葉県勝浦市市長選挙に夷隅郡市歯科医師会長を務める磯野武氏が無所属で出馬することが分かった。
「国民集会」に5千人
社会保障費の大幅な増加や医療・介護の拡充を求める「国民集会」が10月21日、東京の日比谷野外音楽堂で開かれ、雨天にもかかわらず約5千人が参集した。