健康寿命の延伸に期待-日歯・国民歯科会議が提言まとめる

日本歯科医師会の「生きがいを支える国民歯科会議」は、歯科医療に対して、活躍の場を診療所のみならず地域社会へ展開し、「健康寿命の延伸」に寄与することに期待するとの提言をまとめた。11月3日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開かれた記者会見で、同会議の議長を務めた大島伸一国立長寿医療研究センター総長から大久保満男日歯会長に提言が手渡された。

「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」 松下奈緒さんら受賞

今年一番、笑顔が輝いた有名人に贈られる日本歯科医師会主催のベストスマイル・オブ・ザ・イヤーに、女優の松下奈緒さんと俳優の佐々木蔵之介さんが選ばれた。

レセプト情報提供の指針議論-厚労省の有識者会議

医療費適正化計画の作成等に資する調査・分析を行う以外の用途で、関係者からデータの利用申請があった場合に、データ利用の公益性等を審議するのが目的で厚労省は10月28日、第2回レセプト情報等の提供に関する有識者会議を開いた。

秋の叙勲 歯科で36人受章

秋の叙勲受章者が3日、発表された。歯科関係者では厚労省所管で旭日小綬章の元日本歯科医師会副会長の清藤勇也氏や元香川県歯科医師会会長の湖崎武敬氏ら5人、旭日双光章では元大阪府歯科医師会副会長の岸直樹氏ら歯科医師16人と歯科技工士1人の合わせて22人が受章した。また文科省所管では、瑞宝重光章の昭和大学名誉教授の須田立雄氏や瑞宝中綬章の広島大学名誉教授の松島龍太郎氏ら14人が受章した。

無歯科医地区 全国で930

日本全国に無歯科医地区は平成21年10月末現在で930地区あり、同地区の人口は23万6,527人いる。厚労省が5年ごとに実施する無医・無歯科医地区等の調査によるもので、無歯科医地区は前回調査(平成16年)に比べ116地区、5万8,953人減った。

患者負担軽減など7項目決議-保団連・歯科全国交流集会

全国保険医団体連合会の第11回歯科全国交流集会が10月31日、都内で開かれ、患者の窓口負担軽減や歯科医療費総枠拡大などを求める7項目の決議を採択した。

1万6,950人が来場-デンタルショー大阪2010

「デンタルショー2010大阪」が11月6、7の両日に大阪市のマイドームおおさかで開かれ、歯科医師ら1万6,950人が来場した。

国保組合 国庫補助見直しへ-厚労省が方針示す

厚労省は、医師、歯科医師らなど同一業種で組織する国民健康保険組合(国保組合)に対する国庫補助について財政力(所得水準)に応じて見直す方針を10月27日に開かれた社会保障審議会医療保険部会に提示した。

医療経済実態調査の議論を開始

中医協は10月27日、総会を開き、来年6月に予定している第18回医療経済実態調査の議論を開始した。会合で厚労省は、調査設計を行うため、調査実施小委員会で平成22年度中に結論を得るように議論を進める方針を示した。

一般社団を取得-新日本歯科医師会

滋賀県で開業する津曲雅美氏らを代表理事とする新日本歯科医師会は11月4日、都内の健保会館で会見を開き、一般社団を9月に取得したと発表した。