24年度から入会金1万円-日歯

平成24年度から日本歯科医師会の入会金が大幅に減額され、1万円になる。8、9の両日に開かれた第170回日歯代議員会で了承された。入会金は、これまで「一般会員」10万円、勤務歯科医師などが対象となる「定款施行規則第5条2項会員」7万5千円、大学等医育機関に勤める歯科医師が対象の「準会員」3万9千円だった。改正により、一般会員、定款施行規則第5条2項会員、準会員のいずれも1万円になる。

第105回歯科国試 合格率0.1%増の71.1%

第105回歯科医師国家試験結果が19日に厚労省から発表された。出願者3,825人に対し、受験者数は3,326人、合格者は2,364人で合格率は71.1%だった。前年に比べ、合格者は36人減ったが、合格率は0.1%増加した。過去10年間では5番目に高い合格率だが、合格者数では過去2番目に低い結果となった。

口腔機能管理評価 高齢社会への対応-24年度同時改定社保理事連絡協

日本歯科医師会(大久保満男会長)は、平成24年度診療報酬と介護報酬改定を説明するための社会保険担当理事連絡協議会を10日に東京・市谷の歯科医師会館で開いた。4月からの円滑な運用を求めた厚労省担当者は、診療報酬改定について、歯周病安定期治療の評価の見直しや歯内療法関連の技術などを評価したと説明した。

初の医院デザインフェア開く-本社主催

歯科医院のデザインに特化した初のデンタルショー「医院デザインフェア」が17、18の両日、東京・秋葉原のUDXギャラリーで開催された。主催は日本歯科新聞社。歯科医院のデザインを手がける設計事務所や医療機関専門の清掃会社など、45社が出展。両日での来場者は1,462人に上り、会場内で開催されたミニセミナーは満杯となった。

参院選で候補擁立-日歯連盟評議員会

日本歯科医師連盟(髙木幹正会長)は16日に東京・市谷の歯科医師会館で開いた第115回評議員会において、次期参議院選挙への組織代表の擁立を賛成多数で決めた。執行部は4月に参議院比例代表候補者選考委員会を立ち上げ、選考作業に入る。髙木会長は冒頭あいさつで、連盟の役割の一つとして選挙対策を挙げ、「やる限りには勝たなければならず、そのためには一致団結しなければ結果は出ない」と次期参議院選考への理解を求めた。

西澤会長が再選-都技

東京都歯科技工士会の任期満了に伴う役員選挙で、会長に西澤隆廣氏、副会長に石川功和、宇山慶昌の両氏、監事に横山豊氏の現職が無投票で再選を決めた。東京都豊島区の同会館で10日に開かれた第59回定期代議員会で承認されたもの。同役員の立候補者届け出は今年の1月5日に告示され、1月12日に締め切られたが、再選を決めた4氏以外に届け出がなかった。

硫化水素 肝臓細胞への分化促進-八重垣日本歯科大学教授らが解明

日本歯科大学口腔衛生学の八重垣健教授らの研究チームは、微量の硫化水素を加えると歯髄幹細胞の肝臓細胞への分化誘導能力が2~4倍高まることを明らかにした。

八重垣教授らは、歯髄幹細胞を培養して肝臓の細胞に分化誘導するに当たり、ヒト移植後に予想される血清の悪影響を避けるため、無血清培地を開発した。これに肝細胞成長因子などとともに1ナノグラムの硫化水素を加えたものと、加えないものとを比較。硫化水素を加えたグループで有意に肝臓の細胞を発現。機能性肝細胞であることを証明する尿素や肝グリコーゲンの合成も増加したという。