日本歯科新聞 | 2013年1月1日付
浅野都歯会長合同葬1,800人が参列
昨年12月10日に65歳で死去した東京都歯科医師会会長の浅野紀元氏の浅野家、玉川歯科医師会、都歯による合同葬儀が同月17、18日に品川区の桐ヶ谷斎場で執り行われ、歯科関係者ら1,800人が参列した。
日本の対GDP比総医療費 G7の最下位脱する
直近における日本の対GDP比総医療費は9.5%で16位(2009年)となり、イタリア(2010年)を抜いて先進7カ国(G7)中最下位を脱したことが分かった。経済協力開発機構(OECD)がまとめた「OECDヘルスデータ2012」によるもの。
外来環 3年で届け出施設が1.8倍
平成20年度診療報酬改定で導入された「歯科外来診療環境体制加算(外来環)」の届け出医療機関数は平成23年で5,040施設になり、3年間で1.8倍増加した。厚労省が主な診療報酬の算定に関わる施設の届け出状況をまとめたもの。22年度改定で導入された歯科技工加算は前年に比べ294施設減の6,884施設、手術時歯根面レーザー応用加算は159施設増の943施設となった。
中国ユーザー 日本製品の使用方法に「自信なし」
日本製品は品質は高いが、価格も高く、「使用方法に自信がない」と感じている中国の歯科医療関係者が多いことが、日本歯科商工協会の調査で分かった。日本の歯科製品が中国市場でどのように受け止められているのか、2012年6月に開かれた北京展示会の場内で1千人にアンケート調査を行い、949人から有効回答を得た。
1年振り返り「集い」-日本歯科材料工業協組
日本歯科材料工業協同組合(高橋勝美理事長)は平成24年「年末の集い」を東京都港区の第一ホテル東京で昨年12月14日に開いた。開会に先立ち、新会員のNEOMAXエンジニアリングが紹介された。また、長年同組合の技術委員長として活躍した松村寛昭氏に高橋理事長から感謝状が贈呈された。さらに、ジーシーの毛利哲明副社長が「ジーシーにおけるTQM活動への取り組み―たゆまぬ品質経営の実践による健康長寿社会の実現」をテーマに講演した。
4月にアジア最大規模の展示会「メドテック」開催
医療機器の設計・製造に関するアジア最大の展示会「MEDTEC Japan 2013」が、4月24、25の両日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる。
政権移行で医療の財源確保に期待-大久保日歯会長
日本歯科医師会の大久保満男会長は、衆議院選挙で、民主政権から自公政権に移行したことについて「われわれの主張は変わることはない」とした上で、「医療への財源をしっかり確保してほしい」との見解を示した。昨年12月20日の理事会後の定例会見で述べたもの。
高木日歯連盟会長が参院選で見解
日本歯科医師連盟の高木幹正会長は、昨年12月21日の理事会後の会見で衆議院選挙の結果が夏の参議院比例代表選挙に与える影響について、「非常に厳しい戦いになる。自民党に風が吹いたわけではない。第三勢力などに票が分散しただけだ。むしろ今まで以上に引き締めていく必要がある」との認識を示した。
参院選に候補者擁立へ-日医連盟
日本医師会の横倉義武会長は昨年12月19日の理事会後の会見で、夏の参議院比例代表選挙に「日本医師連盟」として組織内候補者を擁立したいとの考えを明らかにした。1月15日に開催する連盟の最高議決機関となる執行委員会で正式に候補者を決める予定。
医療の営利産業化反対で総決起大会
国民医療を守るための総決起大会(主催・国民医療推進協議会)が昨年12月21日に東京・駒込の日本医師会館で開かれ、医療の営利産業化政策への反対および医療機関の消費税問題の解決を求める決議を採択した。大会は日歯、日技、日衛など医療関係40団体関係者1千人以上が参加した。