日本歯科新聞 | 2014年3月18日付
26年度日歯一般会計予算 事業費を削減
日本歯科医師会(大久保満男会長)は3月13、14の両日、第175回臨時代議員会を東京・市谷の歯科医師会館で開き、平成26年度の事業計画や収支予算など8議案を了承した。予算では一般会計の学術、社会保険、管理費などの事業活動支出が24億1,779万円と、前年度予算と比べて2億14万円、7.6%減となった。大久保会長はあいさつで、会員減少による日歯財政の厳しさを指摘し、代議員に理解を求めた。
歯科医院等の被害報告なし-瀬戸内・伊予灘地震
瀬戸内海の伊予灘を震源とする地震が3月14日午前2時ごろに発生した。震度5を超えた愛媛、高知、広島、山口、大分の各県歯科医師会によると、3月14日午後1~3時現在で、物が落ちた程度の報告はあるものの、大きな被害報告は上がってきていない。
26年度診療報酬改定の財源配分 9割は既存技術
平成26年度診療報酬改定の周知を図るため、日本歯科医師会(大久保満男会長)は3月8日、都道府県歯科医師会社会保険担当理事連絡協議会を東京・市谷の歯科医師会館で開いた。堀憲郎常務理事は、プラス改定財源と歯科訪問診療の引き下げなどにより一定の財源を捻出したとし、「9割を既存技術に充てた」と述べた。
歯科用貴金属 全15品目で変更
平成26年度診療報酬改定により歯科用貴金属の価格(1グラム当たり)が15品目で変更となり、中には1千円以上価格の上がる品目も見られた。価格変更は、消費税8%引き上げに伴い、歯科用貴金属も含めた材料費に消費税分が補填されたほか、中医協が2年に1回、実施する特定保険医療材料価格調査結果の反映などによるもの。
被災者支援で日衛、商工協会らに厚労大臣感謝状
厚労省は3月11日、東日本大震災における被災者の支援活動等を行った820の団体等の功労に対して厚生労働大臣感謝状の贈呈を決めた。
26年度予算など可決-全歯連
全国歯科医師国民健康保険組合連合会(小澤孜会長)は、平成25年度第2回通常総会を東京・市谷のアルカディア市ヶ谷で3月4日に開いた。任期が25年8月1日~26年7月31日までの25、26年度役員を会長が紹介し、会務運営での支援と協力を願った。さらに、議案では26年度の事業計画や会費賦課ならびに徴収、歳入歳出予算等を承認、可決した。
近畿デンタルショー2014 1万1,819人来場
近畿歯科用品商協同組合(上山哲司理事長)は3月15、16の両日、近畿デンタルショー2014を大阪市のATCホールで開き、歯科医師ら1万1,819人が来場した。