8020推進財団が調査研究の進捗状況報告

歯科医療が国民の健康保持・増進にどのように貢献しているかを明らかにしようとする調査研究が進んでいる。8020推進財団による「歯科医療における健康増進効果に関する調査研究」で6月29日、東京・市谷の歯科医師会館で開かれた同財団評議員会で報告があった。

オールセラミックスの国際的コンテスト 日本人が最優秀賞

オールセラミックスの修復症例を審美性・複雑性・調和などの観点から審査する国際的コンテスト「IPS e.max Smile Award 2016」のアジアパシフィック地区の最優秀賞に、東京都港区開業の歯科医師、内山徹哉氏と歯科技工士の間中道郎氏のチームが選ばれた。

E-ラインビューティフル大賞 横顔美人に江口ともみさん

横顔美人を表彰する日本成人矯正歯科学会(武内豊理事長)の2016年度E-ライン・ビューティフル大賞にタレントの江口ともみさんが選ばれた。6月26日に東京都千代田区の如水会館で授賞式が行われ、賞状やトロフィー、記念品が贈られた。

日歯連盟の予算執行率にバラツキ

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は6月24日、第129回評議員会を東京・市谷の歯科医師会館で開き、平成27年度一般会計収支決算、政治活動運営会計収支決算、熊本地震被災会員に関わる会費の減免など5議案を可決した。一般会計は、昨年の迂回寄付事件の影響などもあって項目によって執行率が0%~500%弱とバラツキがあった。

8020推進財団評議員会 議長に髙橋都歯会長選出

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第11回評議員会を6月29日、東京・市谷の歯科医師会館で開いた。議長に東京都歯科医師会会長の髙橋哲夫評議員を選出したほか、後任評議員や後任理事の選任、平成27年度事業報告および収支決算報告ならびに監査報告など全議案を承認、可決した。

歯科診療の情報標準化 日歯が実証事業実施へ

厚労省は、歯科診療情報の標準化に関する検討会を6月22日に開いた。東日本大震災で身元不明遺体の歯科所見と生前歯科情報の照合の有効性が示されたのを受け、診療情報の在り方を議論しているもので、同日の会合では、日本歯科医師会が28年度実証事業計画案を報告した。

日技 役員分担が決まる

日本歯科技工士会の第2次杉岡執行部の役員の職務分担が明らかになった。副会長には東京の西澤隆廣、福岡の直塚正昭、静岡の森野隆の3氏が就任した。

国際歯科医学会2016 新潟大の山崎教授が受賞

国際歯科医学会(IADR)は韓国・ソウルで年次総会を6月22~25日に開いた。6月21日には各分野において優れた業績を上げた2016年度の受賞研究者を発表した。日本人では新潟大学医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授が歯周病に関する基礎的研究について卓越した科学者として受賞対象となった。山崎氏は歯周病の免疫・病理分野における重要な研究を発表してきたのが評価された。

口腔顔面痛に関する会長シンポ行う-IADR

IADRは、ソウルで6月22日に開催している年次総会で、口腔顔面痛に関する会長シンポジウムを行った。Marc Heft会長が中心となり、口腔顔面痛のメカニズムと臨床面での対応について末梢、中枢の両面から検討した。