来年度の厚労省歯科保健予算要求 大学の機能転換に4億円

厚労省は8月26日、歯科保健医療分野に関わる平成29年度予算概算要求を発表した。新規では定員削減を条件に卒業生への技術修練を行うための「歯科大学等機能転換・活用促進モデル事業」に3億9,488万4千円、補綴物の作製者や作製過程をポスター等で歯科診療所に掲示するための「歯科補てつ物製作過程等の情報提供推進事業」として207万5千円、歯科衛生士の復職支援などのための事業に2億527万3千円など、歯科医療の活性化に向けてさまざまな観点からの予算を計上した。

熊本地震の特例措置 29年3月末まで中医協が了承

中医協は熊本地震に伴う保険診療について、仮設建物による保険診療等、看護配置などの特例措置を平成29年3月末までとする方針を8月24日の総会で了承した。

「医務総監」ポスト要求-厚労省

厚労省は8月26日、医療・保健に係る重要施策について専門的観点から統括する次官級ポスト「医務総監」の新設を政府に要求すると発表した。医療・保健の技術分野での部局連携による重要課題に対応するためのもの。

歯科3団体が連絡協

日本歯科医師会(堀憲郎会長)、日本歯科技工士会(杉岡範明会長)、日本歯科衛生士会(武井典子会長)の歯科三団体は8月17日に「歯科三会会長連絡協議会」を設置し、初会合を開いた。協議会は歯科界を取り巻く課題の解決に向けて総論的に議論するもので、日歯からは堀会長、佐藤保、牧野利彦両副会長、村岡宜明専務理事、日衛は武井会長、茂木美保専務理事、日技は杉岡会長、夏目克彦専務理事が出席した。

厚労省29年度一般会計概算要求 総額で31兆1,217億円

厚労省は8月26日、平成29年度一般会計予算概算要求総額が31兆1,217億円と、前年度より8,108億円増になると発表した。うち年金、医療に関わる経費は29兆1,060億円で、政府が概算要求基準(シーリング)で認めた6,400億円増を上回る6,601億円の増額要求となった。

健保連がレセプトを分析 歯科は3,348億円

健康保険組合連合会は、加入する1,124組合の平成26年度の歯科医療費の動向調査分析結果を発表した。

厚労省が口腔保健テーマに市町村セミナー

「歯科口腔保健の推進」をテーマに県や市町村の行政関係者を対象に厚労省が8月9日に開いた市町村セミナーで、島根県邑南町役場や東京都大田区、大分県杵築市、鹿児島県錦江町の関係者が歯科関連施策の取り組み状況について報告した。同セミナーは、市町村厚生労働行政交流研修事業として、市町村に関連の深い厚生労働行政をテーマに取り上げ、市町村職員間や市町村職員と厚労省職員間での情報交換を目的としているもので、厚労省は歯科口腔保健関連施策を説明した。

北海道歯が創立90周年祝う

北海道歯科医師会創立90周年記念式典・祝賀会が8月20日、札幌市内の札幌パークホテルで開かれた。式辞で藤田一雄会長は、大正15年8月に北海道歯が誕生したとし、「伝統と輝かしい歴史を築き上げてきた諸先輩に敬意と感謝の意を表したい」と述べた。

SCRP日本で鹿大4年生が優勝

全国の歯科大学・歯学部の代表学生が自身の研究成果と英語でのプレゼンテーション能力を競う第22回日本歯科医師会/デンツプライシロナスチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)日本代表選抜大会が8月19日、東京・市谷の歯科医師会館で開かれた。初めて29校が出そろった同大会で鹿児島大学歯学部4年生の神園藍さんが優勝。10月20日に米国コロラド州デンバー市で開催されるADA/SCRP大会に派遣され、世界各国の代表と共にプレゼンテーションを行う予定。

細菌叢 周囲炎と歯周炎に差

インプラント周囲炎を引き起こす細菌叢は、歯周炎と細菌種や細菌の比率、活動性の高い細菌種が異なる-。東京医科歯科大学大学院の和泉雄一教授らの研究グループが解析したもので、インプラント周囲炎に歯周炎と同じ治療法を用いても奏功しない理由の一つと考察している。

29校初の合同会議開催 宮崎昭和大歯学部長にインタビュー

全国29歯科大学・歯学部のトップと附属病院長が集結する合同会議が初めて開催され、専門分野別認証評価やスチューデント・デンティスト制度、臨床実習終了後の態度・技能評価など諸課題について審議した。7月29日に東京・新宿の京王プラザホテルで開かれた平成28年度歯科大学学長・歯学部長及び全国歯科大学・歯学部附属病院長合同会議の狙いや審議の内容について主幹大学を務めた昭和大学の宮崎隆歯学部長に聞いた。

第69回北海道歯科学術大会 視点変え開催

「視点を変える」をテーマに第69回北海道歯科学術大会(北海道歯科医師会創立90周年記念大会)が8月20、21の両日、札幌市内の札幌パークホテルで開かれた。大会長で北海道歯科医師会会長の藤田一雄氏は冒頭あいさつで、大会テーマを選んだ理由について「科学の世界において一つの事象をいろいろな視点から観察することで思わぬ発見が生まれた例は数多くある」と話し、大会を通じて活発な議論を求めた。

定期歯科健診 6カ月以内に1回が51.0%

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、平成27年度調査研究事業「一般地域住民を対象とした歯・口腔の健康に関する調査研究」の報告書をまとめた。調査対象は層化2段無作為抽出法により抽出した全国の20~79歳の5千人で、このうち回答者数は2,465人(有効回収率49.3%)だった。定期検診の頻度では、「6カ月以内に1回」が51.0%と最多だった。

歯科技工士 自殺する若者も

「いきなりこのような事を記入して申し訳ありません。実は今年の2月7日、息子が自殺してしまいました。26歳でした」というショッキングな文章は、千葉県保険医協会が発表した「2016年歯科技工所アンケート調査」の自由意見の一つだ。自殺した彼は歯科技工士になって5年目。知人の経営する歯科技工所に勤務していて昨年、うつ病になった。2カ月休職し、回復したと思った矢先の出来事とし、歯科技工士の待遇改善を求めている。

小学生が歯科を体験-GCが職業体験イベント

ジーシー(=GC、本社・東京都文京区、中尾潔貴社長)は8月21日、小学生を対象にした職業体験イベント「『歯科』わくわく体験デー」を開いた。企画協力は東京都文京区開業の竹内千惠氏で、歯科医療への理解・関心を深めてもらう目的で2011年から毎年開催している。今年は会場の同社本社に保護者含め約250人が参加した。

デザインワン・ジャパンが東証第一部へ市場変更

インターネットメディア事業を手掛けるデザインワン・ジャパン(本社・東京都品川区、高畠靖雄社長)は8月12日、東京証券取引所のマザース市場から市場第一部へと株式を市場変更した。

北海道デンタルショーに3千人

2016北海道デンタルショーが8月20、21の両日、札幌市の札幌パークホテルで開かれた。第69回北海道歯科学術大会の併催行事として行われ、歯科医師ら3,162人が来場した。

石井みどり参議院議員 不適切発言を撤回

歯科職域代表で自民党の石井みどり参議院議員は、7月の参議院選挙後に開かれた東京都歯科医師連盟主催の講演会での自身の発言について「言葉足らずだった。発言を撤回する」と、8月26日に開かれた日本歯科医師連盟の四役会と理事会で謝罪した。