支払基金レセ審査、9割をコンピュータで完結

厚労省は、レセプト審査におけるコンピュータチェックの徹底などを盛り込んだ「支払基金業務効率化・高度化計画」を4日に発表した。審査基準(告示・通知等)を明確化し、平成32年度に審査支払システムの刷新を行い、ICTやAI等の活用によりシステム刷新後2年以内にレセプト全体の9割程度をコンピュータチェックでの審査完結を目指すというもの。

FDI、歯周健康プロジェクト始動へ

世界歯科連盟(FDI)は8月31日にマドリードで開催される世界口腔保健フォーラムに合わせ、歯周疾患の予防に関する3年間の戦略的啓発活動となるグローバル歯周健康プロジェクト(GPHP)を始動させる。

10月からの歯科用貴金属価格、2品目値上げ

今年10月から歯科用貴金属13品目中で2品目の価格が値上げになる。厚労省が12日の中医協総会で報告したもの。変更になるのは歯科鋳造用金銀パラジウム合金(金12%以上JIS適合品)が1,414円で135円の値上げ、歯科非鋳造用金銀パラジウム合金 板状(金12%以上JIS適合品)が1,350円で164円の値上げ。

厚労省が組織再編、医務技監など新設

厚労省は4日、「医務技監」「雇用環境・均等局」「子ども家庭局」「人材開発統括官」の新設を発表した。

選定療養、歯科の新規提案19件

厚労省は、関係学会や医療関係団体、国民から要望があった選定療養の項目を5日の中医協総会で公表した。歯科関連の新規提案は19件。

鹿児島震度5強、被害報告はなし

11日午前11時56分ごろ、鹿児島湾を震源とした最大震度5強の地震が発生した。鹿児島県歯科医師会によると、12日午後1時の時点では、会員の歯科診療所での被害は入っていない。

全歯連、山口会長が無投票で再任

全国歯科医師国民健康保険組合連合会(=全歯連、山口誠一郎会長)は、平成29年度第1回通常総会を東京・市谷のアルカディア市ヶ谷で11日に開いた。第3号議案として上程の任期満了に伴う会長および監事選挙では、次期会長に現会長の山口氏、監事に現監事の鈴木一則氏と現理事の中塚要氏を無投票で当選とした。任期は8月1日から2年。

厚労省が歯科国家試験で新たな運用事項公表

厚労省は5日、来年の第111回歯科医師国家試験から新たに運用する事項を公表した。それによると出題基準については、平成30年版歯科医師国家試験出題基準とする。

日歯が市民向け口腔保健シンポジウム

「知って得する健康寿命の話―全身に影響する歯周病!医科歯科最前線」をテーマにした市民向けの口腔保健シンポジウム(主催・日本歯科医師会)が8日に都内のよみうり大手町ホールで開かれ、450人の市民が集まった。冒頭あいさつで、日歯の柳川忠廣副会長は「8020運動」「オーラルフレイル」などの取り組みを紹介し、歯と口の健康が全身の健康の保持・増進に寄与していると説明した。

歯科産業ビジョン、タイムスタディー、日歯医学会が発行記念会

日本歯科医学会(住友雅人会長)は、「平成29年版新歯科医療機器・歯科医療技術産業ビジョン(=産業ビジョン)」と「歯科診療行為のタイムスタディー調査2016年度版(=タイムスタディー)」の発行記念会を10日、東京・市谷の歯科医師会館で開いた。冒頭あいさつで、住友会長は3期目の執行部がスタートしてすぐの常務理事会で決まった、産業ビジョンとタイムスタディーに関係する二つの諮問内容について紹介した。

技工士教育に尽力、大歯大退職の末瀬氏に感謝する集い

大阪歯科大学を3月に退職した末瀬一彦氏の功績に感謝する集いが大阪市のホテル日航大阪で8日に開かれた。末瀬氏は同大学付属歯科技工士学校校長を昨年までの20年間務め、歯科技工士育成に取り組む傍ら、15年間、全国歯科技工士教育協議会会長として歯科技工教育制度の向上に尽力、歯科技工士試験の全国統一化にも大きな功績を果たした。

全日本歯科野球連盟 第33回大会が開幕

全日本歯科野球連盟の第33回軟式野球大会の開会式が埼玉県和光市の薬業健保組合グランドで6月17日に開かれた。田中歯科機械店、松風、ジーシー、ナガイレーベン、ヨシダ、ササキ、ヨシダタロウ、デンツプライシロナ、モリタの9社から約150人が参加。