認知症の早期発見へ3師会が連携─東京・大森地区

東京の大森地区3師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)が連携して認知症早期発見プロジェクトを推進している。医師でなくても取り組み可能な、認知症スクリーニング方法「TOP-Q(トップQ)」を、かかりつけ歯科医院やかかりつけ薬局、将来的には介護・福祉施設、あらゆる公共の場に普及させ、地域一体となって認知症の早期発見・対応を目指す。14日に東京都大田区の同医師会館で開いた報道関係者向けセミナーで発表した。

モリタの「パーマクラウン」 保険適用へ

モリタの歯科用被覆冠成形品「パーマクラウン」の保険適用が、14日開催の中医協の総会で承認された。決定区分は「C2(新機能・新技術)」で、ステンレス鋼で作製した既製の人工歯冠であり、臼歯の歯冠部に被覆するものとして使用するもの。保険償還価格は1本297円で、類似機能区分は「056 乳歯金属冠 1本 297円」。今年12月の収載を予定している。

東京デンタルフェスで麻木久仁子さん講演

「乳がんの治療を受ける際、がんセンターの歯科の先生から『感染症リスクが高まるので、必ず口の中は清潔な状態にしてください』と言われ、あらためて歯と口の健康が全身の健康に大きく関わると実感した」と話すタレントの麻木久仁子さん。

「か強診」の届出7,525軒

平成29年の「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の届出医療機関数は7,525軒、「歯科外来診療環境体制加算」は1万8,958軒、「CAD/CAM冠」は4万4,766軒、「有床義歯咀嚼機能検査」は347軒で、前年に比べてそれぞれ3,691軒、5,375軒、3,671軒、145軒増加した。

来年の薬価・材料価格改定「増税時期の10月に実施」

厚労省は14日、中医協の消費税増税に伴う薬価・材料価格改定の議論を続ける薬価専門部会と保険医療材料専門部会、調査実施小委員会、総会を東京・市谷のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開いた。

消費税増税に伴う薬価改定の時期としては「増税実施の時期と同じ2019年10月に実施する」など、厚労省が提示した対応の方向性で診療・支払側ともに了承した。材料価格改定の時期においても、薬価改定と同様の対応の方向性で全会一致となった。

BCGワクチンの生理食塩水にヒ素

厚労省は5日の医薬品等安全対策部会安全対策調査会で、乾燥BCGワクチンに添付された生理食塩水中に、規格値(0.1ppm)を超える濃度(最大0.26 ppm)のヒ素を含む製品が見つかったと報告した。

認知症高齢者GHの2割が「口腔衛生管理体制加算」算定

認知症高齢者グループホーム(GH)の2割が「口腔衛生管理体制加算」を算定している─。福祉医療機構が5日に公表した平成30年度介護報酬改定の影響に関するアンケート調査によるもの。介護サービスを運営する5,860法人を対象にしており、有効回答数は1,298法人(有効回答率22.2%)。

水道法改正案の問題点を解説

現在、国会で審議されている水道法改正案で導入が検討されているPFIにより、水道事業が民間事業者に長期委託されるようになると、水道事業経営の効率化にはつながらず、水道料金の増大を招く。全日本水道労働組合(全水道)書記次長で、水情報センター事務局長の辻谷貴文氏が、12日に神奈川県保険医協会が開催した医療問題研究会での講演で問題提起した。

アビリンピック歯科技工競技で中川氏が金賞

第38回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)で、歯科技工競技に7人が参加し、中田デンタル・センターの中川直樹氏が金賞を獲得した。

歯科技工競技の銀賞には、協和デンタル・ラボラトリーの岡田拓海氏、銅賞に和田精密歯研の中澤昇一氏、努力賞に駅南デンタルラボラトリーの亀山勝二氏が選ばれている。

入れ歯用粘膜治療材の製造販売が承認

無機系抗菌剤と粘膜調整材を組み合わせ、徐々に薬剤が放出されることで継続的な抗菌作用が得られる「入れ歯用粘膜治療材」の製造販売が厚労省から承認された。開発した広島大学と北海道大学、産業技術総合研究所らが14日に公表したもので、承認は10月9日付。今後、保険適用の申請を進めて、2019年春の販売を目指す。

歯・口の標語の最優秀賞を発表

「人生100年 歯も100年 目指して磨く 歯と健康」。日本歯磨工業会(濱田和生会長)が「歯の大切さ、口の健康の大切さを言葉にしてみませんか」をテーマに募集していた標語の最優秀賞に、東京在住の豊田崇久さんの作品が選ばれた。10月30日には東京都中央区の同会事務所で表彰式が行われ、表彰状と賞金が手渡された。

医療経営士2級に190人が合格

日本医療経営実践協会(吉原健二代表理事)は14日に、10月14日に実施した「第16回医療経営士2級資格認定試験」と「第25回医療経営士3級資格認定試験」の合格者を発表した。

扁平上皮がんの転移メカニズムを解明

北海道大学大学院医学研究院皮膚科学教室の研究グループは、TRIM29と呼ばれる分子が、皮膚や頭頸部領域に多く見られる扁平上皮がんの転移を制御するメカニズムを解明した。扁平上皮がんでは、異常なDNAメチル化制御によりTRIM 29の発現が抑制され、細胞骨格分子のケラチン細胞内の分布に変化が生じて扁平上皮がんの転移が促進されるというもの。同研究成果により診断指標や新規治療標的としての進展に期待がかかる。

同研究成果は米国癌研究学会雑誌『Cancer Research』(米国時間11月2日)に掲載された。

小児の急性口腔頭頚部疾患はネグレクトを疑え─英国

切開、排膿など処置を必要とする、小児に見られる急性の口腔頭頚部疾患は、歯科のネグレクトが起きている指標になる。英国・キングスカレッジ病院の口腔顎顔面外科医、J. Schlabe氏らが、10月26日発行の『BDJ』で論文を掲載。

デジタルコミュニケーションフェアの平日開催を発表

日本歯科コンピュータ協会(山中一剛会長)は6日、東京都千代田区のワテラスコモンホールで、第23回定期総会を開いた。議事では、平成29年度収支会計報告、平成30年度収支予算案、院内IPアドレス運用規約および規程の制定、会則および附則の改定を含む全ての議案が原案通り承認可決された。また山中会長の再任を含む役員改選も行われた。

日本歯科商工協会が歯科器材MDR認定講習会

日本歯科商工協会は14日、「平成30年度 歯科器材MDR(歯科器材情報担当者)認定講習会」を東京都台東区のヨシダの本社で開催した。

同協会では、23年度に「歯科器材MDR認定制度」を創設し、認定講習会を通じて歯科用医療機器の安全確保のための情報提供の質向上を図っている。

なお、12日にも大阪市の白水貿易の本社で同認定講習会が開催された。

製薬協らが国会議員らに要望

日本製薬工業協会(中山譲治会長)、米国研究製薬工業協会(PhRMA)在日執行委員会(パトリック・ジョンソン委員長)、欧州製薬団体連合会(EEPIA)日本支部(オーレ・ムルスコウ・ベック会長)は2日、共同記者会見を開催。

参院選、広島県歯連盟は会員の「自主投票」に

広島県歯科医師連盟(荒川信介会長)は10日、推薦を決めていた石井みどり氏が来年の参議院選挙の不出馬を決めた件に伴う臨時理事会・評議員会を開いた。

六大学歯学部校友会同窓会、次期日歯会長に堀氏を推薦

六歯科大学歯学部校友会同窓会が、日本歯科医師会の堀憲郎会長に対し、「次期日歯会長として最適任者」として推薦状を渡していたことが分かった。