参院選比例区 比嘉奈津美氏の推薦決める-九州地区の歯科医師会•連盟

九州地区の歯科医師会•連盟が参議院議員選挙の比例区の候補者として、歯科医師で元衆議院議員(沖縄県第三選挙区)の比嘉奈津美氏の推薦を決めた。16日に福岡市のホテルオークラ福岡で開かれた九州地区連合歯科医師会(九地連)の平成30年度第2回協議会前に、熊澤榮三会長から同日開催の九州各県歯科医師会会長会議•連盟会長会議で決定したとの報告があった。比嘉氏も駆け付け、選挙への意気込みを語った。45都道府県歯科医師会•連盟が支援を決めていた高橋しんご氏が体調不良により選挙を断念して、各県の対応に注目が集まっていた。自民党の吉田博美参議院議員の支援の可能性が日刊紙で報じられ、石井みどり議員の復活を望む声なども飛び交う中、九州地区が先手を打つ形となった。

日歯会長予備選挙 堀会長が3選

日本歯科医師会の会長予備選挙に唯一立候補していた現職の堀憲郎氏に対する事実上の信任投票が15日に行われ、同氏が3選を決めた。正式には6月の定時代議員会で理事者の役員選挙を行い、その後の理事会で正式に会長に就任する見込み。

点数配分など評価 日歯が中医協答申で臨時会見

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は13日、10月の消費税増税に伴う診療報酬改定について中医協で答申があったことを受けて臨時記者会見を開いた。消費税引き上げの必要性に理解を示した上で、医療界全体の一致した取り組みや、現制度下での課題対応、基本診療料への配分について評価できる結果との認識を示した。

石川県歯 現副会長の飯利氏当選

任期満了に伴う石川県歯科医師会の会長予備選挙の立候補届出が12日に締め切られ、現副会長の飯利邦洋氏が無投票で当選した。

新潟県歯 現職の松﨑氏が無投票当選

任期満了に伴う新潟県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が14日に締め切られ、現職の松﨑正樹氏が無投票で当選した。

福島県歯 現職の海野氏が当選決める

任期満了に伴う福島県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補していた現職の海野仁氏への信任投票が17日に行われ、当選を決めた。

「経営者退職金」など販売中止-保険商品税務の国税庁見直しで

「経営者退職金」など節税目的で経営者に販売されている定期保険が販売中止となっている。

継続的な補填の検証求める-中医協の答申で日医

日本医師会(横倉義武会長)は、中医協での診療報酬改定の答申取りまとめを受けて、「控除対象外消費税の補填について、継続的な検証と必要に応じた見直しが適切に行われるよう注視したい」とのコメントを発表した。

脂肪は第6の基本味!?-九大が証拠を発見

甘味、苦味、うま味、塩味、酸味に加えて、脂肪が6番目の基本味だと言える証拠を発見したと、九州大学の研究グループが発表した。他の味と独立して脂肪酸の味を伝える神経が鼓索神経の一部に見つかったというもので、摂食行動や消化吸収との関連解明などに期待がかかる。同研究成果は、欧州生理学連合の公式学術ジャーナル『Acta physiologica』にオンライン公開された。

米国の幼児38%が推奨量以上を使用-フッ素配合歯磨剤

アメリカで、3~6歳の幼児1,686人のうち38%が、フッ素濃度が推奨量以上の歯磨剤を使用しているとの報告がある。疾病管理予防センター(CDC)のスタッフを中心とするレポートによるもので、『Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)』への掲載を機に、各メディアが「子供がフッ素入り歯磨きを使う場合は、誤飲によるフッ素症のリスクに注意すべき」と報じている。18年2月の「J. Dent Hyg」誌に論文掲載されている。

日歯映画 主演•ヒロインに聞く-技工士•衛生士を演じて

「8020運動」30周年記念事業として日本歯科医師会の全面協力で制作された映画「笑顔の向こうに」が、第16回モナコ国際映画賞で最優秀作品賞(エンジェルピースアワード)を受賞した。2月15日から上映されている同映画は、歯科医療の現場を舞台に若者たちの成長を描いている。歯科技工士と歯科衛生士を演じた主演の高杉真宙さんとヒロインの安田聖愛さんに、この役柄を演じた上での感想などを聞いた。

医薬品産業の成長立ち遅れに言及-PhRMA

日本は費用対効果による医療技術評価(HTA)を導入予定だが、イノベーションが適切に評価されなければ、医薬品産業の成長が立ち遅れてしまう。米国研究製薬工業協会(PhRMA)のパトリック•ジョンソン在日執行委員会委員長が2月7日の記者会見で示したもの。

初診料などは配点案通り 診療報酬改定を答申-中医協

今年10月からの消費税率引き上げに伴う2019年度診療報酬改定について、中医協の田辺国昭会長は13日の総会で根本匠厚生労働大臣宛てに答申した。歯科診療報酬点数表は、歯科初診料251点、歯科再診料51点を含み、前回6日の総会で示した配点案通りの内容となった。

中医協総会(2月13日開催) 先進医療の実績等報告

中医協の総会が13日に厚労省内で開かれ、今年度の診療報酬改定の答申書に加え、昨年の先進医療の実績や29年度DPC導入の影響評価に関わる退院患者調査の結果の報告が行われた。

「歯科訪問診療」の提供体制-厚労省検討会が評価指標を検討

第7次医療計画の中間見直しに向けて、第1回在宅歯科医療の提供体制等に関する検討会が8日に厚労省内で開かれた。医療計画での「歯科訪問診療」の提供体制に関する評価指標を検討するため、都道府県の取り組み状況や歯科訪問診療の現状等を踏まえて議論を進める方針。第7次医療計画は今年度中に反映が適当な事項を取りまとめる予定。座長は東京医科歯科大学大学院教授の古屋純一氏が務める。