ポケモンで歯みがき習慣化 日歯が「アドバイス」作成に協力

歯みがきのイヤイヤタイムをポケモンたちがワクワクタイムにすることで、「『新しい生活様式』もゲットだぜ!」—。ポケモン(本社•東京都港区、石原恒和社長)は17日、スマートフォン用の歯磨き習慣ゲーム「ポケモンスマイル」を制作したと発表。歯磨き後に表示される「ハミガキ アドバイス」の作成には日本歯科医師会(堀 憲郎会長)が協力している。

新型コロナで小児歯科学会が子供向けリーフレット

日本小児歯科学会(牧憲司理事長)は、 新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、歯科の受診や健診が難しくなった子供•保護者向けに、対応を記したリーフレット3種をホームページ上で公開している。

訂正

6月16日付(2114号)1面の保団連の調査の記事で、4月の患者数について、「26.3%が50%以上の減少」と書かれていますが、「6.4%が50%以上の減少」の誤りです。お詫びして訂正します。

緊急事態宣言の解除踏まえ留意事項の周知図る—日歯

日本歯科医師会(堀 憲郎会長)は2日、新型コロナウイルス感染症における緊急事態宣言の解除を踏まえ、「今後の歯科診療における留意事項等」を取りまとめた。都道府県歯科医師会を通じて、会員6万5千人への周知を図る。

減収への「存続支援金」求める—日歯連盟

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は11日、4~6月の診療報酬で前年より減収した分を「医療機関存続支援金」として支給するよう求める「新型コロナウイルス感染症対策に関する要望」を取りまとめた。

決算報告案など可決—日衛•令和2年度 定時代議員会

日本歯科衛生士会(武井典子会長)の令和2年度定時代議員会が14日、東京都千代田区のステーションコンファレンス東京で開かれ、令和元年度の事業報告案や決算報告案、選挙管理委員の選任案の全3議案を承認可決した。令和2年度の事業計画や収支予算の報告では、 認定歯科衛生士セミナーの中止や、 日本歯科衛生学会第15回学術大会を誌上開催とする旨などが伝えられた。

「歯初診」の研修要件の猶予要望—愛知県保険医協歯科

愛知県保険医協会歯科部会(大藪憲治部会長)は15日、要望書「歯科初診料注1の施設基準届出における研修要件の猶予を求めます」を安倍晋三内閣総理大臣と加藤勝信厚労大臣に送付した。

医療機関への支援求める—補正予算成立で保団連

全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は12日、会長声明「第2次補正予算の成立にあたって、国会会期を延長し、すべての医療機関への支援措置を求める」を発表し、安倍晋三内閣総理大臣と加藤勝信厚労大臣に送付した。

診療報酬改定の結果検証調査 2、3年度に実施

令和2年度診療報酬改定の結果検証のための調査として、歯科も含む「在宅医療と訪問看護に係る評価等に関する実施状況調査」は令和2年度に、「かかりつけ歯科医機能の評価や歯科疾患管理料の評価の見直しの影響及び歯科疾患の継続的管理等の実施状況調査」は3年度に実施される見込みとなった。17日にオンライン上で開かれた中医協の第60回診療報酬改定結果検証部会で合意を得て、同日の第462回総会で承認された。

中医協部会で薬価調査案 議論は平行線に

三師会などが見送りを求めている薬価調査について、厚労省は17日にオンライン上で開かれた中医協の第167回薬価専門部会で、実施の可否とは別に、実施する場合に必要な期間を考慮して、事務的な準備を進めることを改めて提案した。

会長に2氏立候補—日医 役員選挙

日本医師会の役員選挙の立候補届出が17日に締め切られ、会長には現職の横倉義武氏と現副会長の中川俊男氏が名乗りを上げている。そのほか、副会長も定数3人のところに5人が、常任理事も定数10人のところに14人が立候補している。選挙は27日に日医会館で開かれる第147回定例泰議員会で行われる。

新型コロナ接触確認アプリ開発—厚労省

厚労省は、感染拡大防止の観点から、「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」を19日にリリースした。スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、プライバシーを保護しつつ、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受けられる。

特集 withコロナ国の支援策と今後の医院経営

緊急事態宣言が全面解除され、約1カ月を迎えようとしている。外出や営業の自粛制限が段階的に解けてはいるものの、当面の間はマスクの着用や3密を避ける生活を送ることが求められている。

コロナと共存した生活を送る上で、歯科医院においても患者にこれまで以上に安心して治療を受けてもらうための準備が必要ではないだろうか。

準備を整えるためにはある程度の資金が必要となる場合もあり、この資金面の不安に対して、頼りになるものの—つに、国の制度がある。だが適用対象は個々の制度によって異なるため、分かりにくい。

そこで、違いはどのあたりにあるのかの検討をつけるため主だった制度を改めて調べた。

ホームページで感染対策の必要性訴える—日本歯科医学会連合

日本歯科医学会連合(住友雅人理事長)は、今後の院内感染予防システムを提言するために、ホームページ上に「コロナ時代の新たな歯科システムを」と題した情報発信コーナーを設置した。5月29日に公開したもので、これまでのスタンダードプリコーションから、パンデミックに対応する新たな院内感染予防対策システムの構築が必要だと訴えている。

指針ライブラリーに「小児在宅歯科医療の手引き」を掲載—日本歯科医学会

日本歯科医学会(住友雅人会長)は3日、日本障害者歯科学会の「小児在宅歯科医療の手引き」を「歯科診療ガイドラインライブラリー」の「その他指針等」に掲載した旨を公表した。

「ヘッジホッグシグナル」活性化の薬剤 骨粗鬆症などの治療に期待

骨芽細胞の正常な形成と維持に必要な「ヘッジホッグシグナル」を活性化させる薬剤が、骨粗鬆症などの疾患の治療薬となり得る—。長崎大学生命医科学域(歯学系)細胞生物学分野の大庭伸介教授が、東京歯科大学の小野寺晶子講師、東俊文教授のグループらと行った疾患特異的iPS細胞を用いた共同研究で示唆された。

同研究成果は国際幹細胞学会の学会誌『Stem Cell Reports』オンライン版(6月11日)で発表された。

訃報 吉川 邦英氏—元ベルモントコミュニケーションズ代表取締役副会長

タカラベルモント(本社•大阪市、吉川秀隆会長兼社長)のグループ会社であるベルモントコミュニケーションズの代表取締役副会長•吉川邦英(よしかわ•くにふさ)氏は15日、死去した。66歳。お別れの会は後日開催予定(日時未定)。連絡先はタカラベルモント秘書室まで。