日本歯科新聞 | 2021年3月30日付
オンライン資格確認 本格運用 先送り
3月からの開始を目指していたオンライン資格確認等システムの本格運用は、医療機関·薬局や保険者の準備状況などを鑑みて10月まで先送りする。厚労省が3月26日の社会保障審議会医療保険部会で明らかにしたもので、3月末日までにカードリーダーを申し込んだ場合の準備費用満額補助については期日を延長しない考えを示した。
歯科医療費 昨年10月の9.6%増「金属価格上昇や稼働日数が影響」—堀日歯会長
日本歯科医師会の堀憲郎会長は、昨年10月の歯科医療費が対前年同月比でプラス9.6%になっている点について、金属価格上昇分や稼働日数の違いによる影響などがあるとの認識を示した。3月25日の定例記者会見で最近の歯科受診動向等の評価について紹介した。
歯科医師によるワクチン接種で「要請あれば全面協力」—堀日歯会長
歯科医師によるワクチン接種について、堀会長は「医師や看護師が足りなく、国や医師会から要請があれば全面協力する方針で、かねてから日本医師会、厚労省にもお伝えしている」と発言した。
日歯連盟の次期会長に現職の高橋氏
日本歯科医師連盟の第142回評議員会が26日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれ、次期会長に現職の高橋英登氏、監事には、現職の樋口壽一郎氏、現常任理事の竹之下伸一氏、現副会長の藤井重壽氏が選出された。評議員会(非公開)後の記者会見で報告があった。
予算委員会で政府に歯科健診等の奨励を求める—山田 宏参議院議員
山田 宏参議院議員は19日の参議院予算委員会で、コロナ禍において感染防止や重症化防止の観点から歯科健診の奨励を政府に要望した。これに対して菅義偉首相は「口腔の健康の保持増進を図ることは健康で質の高い生活を行う上で極めて重要な役割を果たしていると認識している」と発言。「コロナ禍でも国民の皆さんが必要な受診や歯科健診等を行うよう国としても働きかけをしているところ。引き続き対応していきたい」との考えを示した。
訃報 濵田義彦氏—元鹿児島県歯会長
元鹿児島県歯科医師会会長で元日本歯科医師会代議員の濵田義彦氏は19日、死去した。86歳。葬儀·告別式等は近親者のみで執り行われ、香典等は辞退している。
歯科技工士国家試験 合格者は823人
令和2年度歯科技工士国家試験の合格者が26日に発表された。合格者は前回より15人少ない823人で合格率は0.8ポイント増の95.8%だった。うち新卒は814人が受験し、787人(合格率96.7%)が合格。
正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。
「下顎骨原発性骨内がん」が口腔扁平上皮がん遠隔転移の危険因子と判明
口腔扁平上皮がんが遠隔転移する危険因子として「下顎骨原発性骨内がんであること」が新たに発見された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎口腔外科学分野の原田浩之教授と富岡寛文助教らの研究グループによるもので、国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月4日)で発表された。
オンラインで事前商談 成立までのサポートも実施—上海デンタルショー
アジア最大級のデンタルショーであるDentech China(上海デンタルショー)は、今年10月27~30日に開催予定だが、これに先立ち、オンライン商談のプラットフォームが始動した。
ヒドロキシアパタイト世界市場 23年まで年6%成長
「ヒドロキシアパタイト」の世界市場は、2018~23年まで5.9%の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。18年の市場規模は22億2千万米ドルで、23年までに29億7千万米ドルに達すると予測。市場は、整形外科、歯科治療、形成外科での使用を対象としている。
岩瀬歯科とウチヤマを合併—ヘンリーシャインジャパン
ヘンリーシャインジャパン(本社·東京都中央区)のグループ会社で、東北地区を担当するウチヤマ(本社·仙台市、石川良則社長)と関東地区を担当する岩瀬歯科商会(本社·東京都台東区、加藤大慶社長)が合併し、21日付で社名を「ヘンリーシャインジャパンイースト」に変更した。
江崎グリコのPOS–Ca 農芸化学技術賞を受賞—「歯の修復」等の技術開発で
江崎グリコ(本社·大阪市、江崎勝久社長)は、同社の「歯の修復および加速化に関する革新技術開発」の研究において、日本農芸化学会(吉田稔会長)実施の「2021年度農芸化学技術賞」を受賞したと19日に発表した。授賞式·受賞者講演は18日にホテルメトロポリタン仙台で行われた。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。
都道府県歯会長予備選挙 青森県歯·常務の福士氏が無投票で当選
任期満了に伴う青森県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が24日に締め切られ、現常務理事の福士賢治氏が無投票で当選した。
正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。
「下顎骨原発性骨内がん」が口腔扁平上皮がん遠隔転移の危険因子と判明
口腔扁平上皮がんが遠隔転移する危険因子として「下顎骨原発性骨内がんであること」が新たに発見された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎口腔外科学分野の原田浩之教授と富岡寛文助教らの研究グループによるもので、国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月4日)で発表された。
オンラインで事前商談 成立までのサポートも実施—上海デンタルショー
アジア最大級のデンタルショーであるDentech China(上海デンタルショー)は、今年10月27~30日に開催予定だが、これに先立ち、オンライン商談のプラットフォームが始動した。
ヒドロキシアパタイト世界市場 23年まで年6%成長
「ヒドロキシアパタイト」の世界市場は、2018~23年まで5.9%の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。18年の市場規模は22億2千万米ドルで、23年までに29億7千万米ドルに達すると予測。市場は、整形外科、歯科治療、形成外科での使用を対象としている。
岩瀬歯科とウチヤマを合併—ヘンリーシャインジャパン
ヘンリーシャインジャパン(本社·東京都中央区)のグループ会社で、東北地区を担当するウチヤマ(本社·仙台市、石川良則社長)と関東地区を担当する岩瀬歯科商会(本社·東京都台東区、加藤大慶社長)が合併し、21日付で社名を「ヘンリーシャインジャパンイースト」に変更した。
江崎グリコのPOS–Ca 農芸化学技術賞を受賞—「歯の修復」等の技術開発で
江崎グリコ(本社·大阪市、江崎勝久社長)は、同社の「歯の修復および加速化に関する革新技術開発」の研究において、日本農芸化学会(吉田稔会長)実施の「2021年度農芸化学技術賞」を受賞したと19日に発表した。授賞式·受賞者講演は18日にホテルメトロポリタン仙台で行われた。
幻冬舎(東京都渋谷区·見城徹社長)とトップアスリートが運営する「13歳のハローワーク公式サイト」の調査によるもので1位はプロスポーツ選手だった。
防災袋に歯科用品「備えている」11%—サンスター意識調査
東日本大震災以降、7割近い人の防災意識が高まっているものの、防災袋にオーラルケア用品(歯ブラシ·歯磨き·液体歯磨き)を備える人は全体の11%だった。サンスターグループ(本社·社長)が実施した「防災に関する意識調査」の結果によるもの。
代議員会で松井会長が特別委員会の設置報告—神奈川県歯
神奈川県歯科医師会(松井克之会長)は25日、第22回臨時代議員会を横浜市の県歯会館で開いた。令和3年度事業計画や書面による役員選挙を可能とする臨時規則の制定など全10議案を可決。松井会長は、次期の重点事業として「デジタルトランスフォーメーション」「インサイドベンチャー」「福祉共済の在り方」「会館別棟建設」「SDGs」「バスケット」の理事会内特別委員会を設置し、対応していく構えを見せた。次期執行部で、神奈川県歯科医師連盟会長を務める鶴岡裕亮氏を理事に加える。
都道府県歯会長予備選挙 富山県歯·現職の山﨑氏が当選を果たす
任期満了に伴う富山県歯科医師会の会長予備選挙で、24日に開票が行われ、現職の山﨑安仁氏が当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。
都道府県歯会長予備選挙 青森県歯·常務の福士氏が無投票で当選
任期満了に伴う青森県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が24日に締め切られ、現常務理事の福士賢治氏が無投票で当選した。
正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。
「下顎骨原発性骨内がん」が口腔扁平上皮がん遠隔転移の危険因子と判明
口腔扁平上皮がんが遠隔転移する危険因子として「下顎骨原発性骨内がんであること」が新たに発見された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎口腔外科学分野の原田浩之教授と富岡寛文助教らの研究グループによるもので、国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月4日)で発表された。
オンラインで事前商談 成立までのサポートも実施—上海デンタルショー
アジア最大級のデンタルショーであるDentech China(上海デンタルショー)は、今年10月27~30日に開催予定だが、これに先立ち、オンライン商談のプラットフォームが始動した。
ヒドロキシアパタイト世界市場 23年まで年6%成長
「ヒドロキシアパタイト」の世界市場は、2018~23年まで5.9%の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。18年の市場規模は22億2千万米ドルで、23年までに29億7千万米ドルに達すると予測。市場は、整形外科、歯科治療、形成外科での使用を対象としている。
岩瀬歯科とウチヤマを合併—ヘンリーシャインジャパン
ヘンリーシャインジャパン(本社·東京都中央区)のグループ会社で、東北地区を担当するウチヤマ(本社·仙台市、石川良則社長)と関東地区を担当する岩瀬歯科商会(本社·東京都台東区、加藤大慶社長)が合併し、21日付で社名を「ヘンリーシャインジャパンイースト」に変更した。
江崎グリコのPOS–Ca 農芸化学技術賞を受賞—「歯の修復」等の技術開発で
江崎グリコ(本社·大阪市、江崎勝久社長)は、同社の「歯の修復および加速化に関する革新技術開発」の研究において、日本農芸化学会(吉田稔会長)実施の「2021年度農芸化学技術賞」を受賞したと19日に発表した。授賞式·受賞者講演は18日にホテルメトロポリタン仙台で行われた。
試験は2月28日に実施され、前回より23人少ない859人が受験。合格者は平成15年度から17年度は2,200人台だったが、18年度に2千人を切り1,991人、徐々に減少して28年には1千人を割った。
歯科診療所の小児栄養サポートチーム等連携加算の算定なし
令和2年度診療報酬改定で新設された「『小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料』の算定患者に対する『小児栄養サポートチーム等連携加算』」を算定している歯科診療所はなかった。24日にオンライン上で開かれた中医協の診療報酬改定結果検証部会と総会で示された「令和2年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和2年度調査)の報告書」によるもの。
プログラム医療機器 診療報酬上の扱い等議論へ
アプリや人工知能(AI)を使用したプログラム医療機器が薬事承認、保険収載される事例が出てきていることから、中医協の保険医療材料等専門部会で令和4年度診療報酬改定に向けて議論を行っていく。24日の中医協総会で提案があった。
臨時代議員会で事業計画など5議案可決—日学歯
日本学校歯科医会(川本強会長)は24日、東京·市谷の歯科医師会館で第101回臨時代議員会を開いた。令和3年度事業計画など全5議案を可決したほか、4月1日付での公益社団法人移行の決定や、会長予備選挙結果などを報告。278人の日本学校歯科医会会長表彰も行われた。
金パラ「逆ザヤ」解消手段を提案—神奈川県保険医協
神奈川県保険医協会(田辺由紀夫理事長)は18日、厚生労働省内で記者会見し、金銀パラジウム合金での「逆ザヤ」の問題を解消する手段として、超過価格設定と事後調整を組み合わせた方式を提言した。
人気職業ランキング 歯科医師は189位…
人気職業ランキングで、歯科医師は189位で、歯科衛生士·助手は187位、歯科技工士は684位だった。
幻冬舎(東京都渋谷区·見城徹社長)とトップアスリートが運営する「13歳のハローワーク公式サイト」の調査によるもので1位はプロスポーツ選手だった。
防災袋に歯科用品「備えている」11%—サンスター意識調査
東日本大震災以降、7割近い人の防災意識が高まっているものの、防災袋にオーラルケア用品(歯ブラシ·歯磨き·液体歯磨き)を備える人は全体の11%だった。サンスターグループ(本社·社長)が実施した「防災に関する意識調査」の結果によるもの。
代議員会で松井会長が特別委員会の設置報告—神奈川県歯
神奈川県歯科医師会(松井克之会長)は25日、第22回臨時代議員会を横浜市の県歯会館で開いた。令和3年度事業計画や書面による役員選挙を可能とする臨時規則の制定など全10議案を可決。松井会長は、次期の重点事業として「デジタルトランスフォーメーション」「インサイドベンチャー」「福祉共済の在り方」「会館別棟建設」「SDGs」「バスケット」の理事会内特別委員会を設置し、対応していく構えを見せた。次期執行部で、神奈川県歯科医師連盟会長を務める鶴岡裕亮氏を理事に加える。
都道府県歯会長予備選挙 富山県歯·現職の山﨑氏が当選を果たす
任期満了に伴う富山県歯科医師会の会長予備選挙で、24日に開票が行われ、現職の山﨑安仁氏が当選した。
6月の代議員会後の理事会で正式に決定する。
都道府県歯会長予備選挙 青森県歯·常務の福士氏が無投票で当選
任期満了に伴う青森県歯科医師会の会長予備選挙で、立候補届出が24日に締め切られ、現常務理事の福士賢治氏が無投票で当選した。
正式には6月の代議員会後の理事会で決定する。
「下顎骨原発性骨内がん」が口腔扁平上皮がん遠隔転移の危険因子と判明
口腔扁平上皮がんが遠隔転移する危険因子として「下顎骨原発性骨内がんであること」が新たに発見された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科顎口腔外科学分野の原田浩之教授と富岡寛文助教らの研究グループによるもので、国際科学誌『Scientific Reports』オンライン版(3月4日)で発表された。
オンラインで事前商談 成立までのサポートも実施—上海デンタルショー
アジア最大級のデンタルショーであるDentech China(上海デンタルショー)は、今年10月27~30日に開催予定だが、これに先立ち、オンライン商談のプラットフォームが始動した。
ヒドロキシアパタイト世界市場 23年まで年6%成長
「ヒドロキシアパタイト」の世界市場は、2018~23年まで5.9%の年平均成長率が見込まれる—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。18年の市場規模は22億2千万米ドルで、23年までに29億7千万米ドルに達すると予測。市場は、整形外科、歯科治療、形成外科での使用を対象としている。
岩瀬歯科とウチヤマを合併—ヘンリーシャインジャパン
ヘンリーシャインジャパン(本社·東京都中央区)のグループ会社で、東北地区を担当するウチヤマ(本社·仙台市、石川良則社長)と関東地区を担当する岩瀬歯科商会(本社·東京都台東区、加藤大慶社長)が合併し、21日付で社名を「ヘンリーシャインジャパンイースト」に変更した。
江崎グリコのPOS–Ca 農芸化学技術賞を受賞—「歯の修復」等の技術開発で
江崎グリコ(本社·大阪市、江崎勝久社長)は、同社の「歯の修復および加速化に関する革新技術開発」の研究において、日本農芸化学会(吉田稔会長)実施の「2021年度農芸化学技術賞」を受賞したと19日に発表した。授賞式·受賞者講演は18日にホテルメトロポリタン仙台で行われた。