アルツハイマー型認知症 28歯の喪失でリスク1.81倍

60歳以上で歯を28本失っていると、アルツハイマー型認知症となるリスクが1.81倍となる。日本歯科総合研究機構(堀憲郎機構長)が、恒石美登里主任研究員を中心にNDB第三者提供データを用いて明らかにしたもので、『PLOS ONE』オンラインジャーナル(4月30日)に掲載された。

歯科医によるワクチン接種 事前研修6千人突破

歯科医師による新型コロナウイルスワクチン接種に伴う日本歯科医師会の生涯研修システムを活用した事前研修の受講者は、開始から10日となる5月28日9時30分時点で6,007人と6千人を突破した。同日に開かれた日歯の都道府県会長会議で堀憲郎会長が報告したもので、前日の定例記者会見で発表した27日9時時点の5,243人から764人増加している。

総合歯科的な専門医で見解—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、「総合歯科的な専門医に関する日本歯科医師会の見解」を公表した。5月27日の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告したもので、専門医の育成に拘らず、生涯研修事業や現場で活動している会員の支援を優先していく構えを見せた。

医療経済実態調査で「6月」の単月調査実施へ

診療報酬改定の議論などに結果を用いる第23回医療経済実態調査で、令和元年、2年、3年の6月の単月調査を行うことが決まった。5月26日にオンライン上で開かれた中医協の第480回総会で承認された。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は、単月調査の必要性に理解を示した上で、歯科の特徴などを踏まえて調査結果の慎重な評価などを求めた

ワクチン接種の研修 受講者の9割が歯科医師会会員

歯科医師によるワクチン接種に伴う日歯の事前研修の受講者のうち、9割以上が歯科医師会の会員となっている。定例記者会見で柳川副会長が述べたもの。

歯科医によるワクチン接種Q&A第2版—日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、厚労省と日本歯科医学会と連携して作成した「歯科医師によるワクチン接種等に関する日歯Q&A(第2版)」を5月25日に公表した。今回は実技研修の方法や、接種液の希釈を頼まれた場合の対応、医療事故等が発生した場合の責任の所在など7問について取り上げている。

書面表決で役員選任が可に—日学歯

日本学校歯科医会(川本強会長)は5月27日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で第102回臨時代議員会を開き、書面による議決権行使の場合でも役員選任を行えるよう選挙規則を改定する議案を承認した。施行は同日付。

理事と監事の候補者を公表—日学歯

日本学校歯科医会の役員選挙候補者の届出が5月11日に締め切られ、理事と監事の候補者が公表された。

グローバルインフォメーション(=GI、川崎市)が5月18日に販売開始した市場調査レポートによるもので、21年から27年までの年平均成長率(CAGR)は5.9%と予測。糖アルコール全体のうち、19年実績で最もシェアが高いのはソルビトール。

コロナ禍で「洗口液等」の使用増加

コロナ禍で新たなオーラルケア習慣を取り入れたのは34%で、うち「洗口液·デンタルリンス」を使い始めた人が最も多い。サンスターグループ(=サンスター)が4月21日に20歳から69歳の男女1千人に実施したインターネットアンケート調査結果によるもの。

いずれも定数内で、役員選挙は6月の定時代議員会で行われる。

かながわSDGsパートナー 横浜市歯が登録

神奈川県と企業、団体等が連携してSDGsの普及促進活動に取り組む「かながわSDGsパートナー」に、医療系団体として初めて横浜市歯科医師会(杉山紀子会長)が登録された。同市歯が5月26日に発表した。

ワクチン接種の実技研修を実施—愛知県歯

愛知県歯科医師会(内堀典保会長)と県(大村秀章知事)は5月30日、「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種のための筋肉注射実技研修」を県歯科医師会館で実施した。この日は100人ずつの研修を5回、合計500人が参加。講師によるレクチャーとデモンストレーションに続いて筋肉注射の実技研修を行った。全国·地元のテレビ局や新聞社など10社が取材し、歯科医師によるワクチン接種への関心の高さがうかがわれた。

口腔保健推進を決議—WHO

世界保健機関(WHO)は5月27日の第74回総会で、口腔保健推進を決議した。ほとんどの口腔疾患が予防可能でありながら、世界人口の約10%が歯周病に罹患し、乳歯う蝕に罹患している子供は5億3千万人以上に上り、劣悪な口腔衛生による経済的損失は5,450億ドル(2015年)に及ぶなどの現状を踏まえたもの。

人事評価·面談術テーマにした書籍執筆 濵田真理子氏に聞く

歯科専門の人材育成コンサルタントとして25年以上活動するエイチ·エムズコレクション代表の濵田真理子氏。以前は医院の依頼を受けて院内研修を行うと、その時はスタッフの技術や士気も上がるが、研修が終わってしばらくすると成長が止まり、スタッフ間のトラブルも発生するという事態に悩まされていた。それを解決するために生み出したのが「成長評価」という独自の仕組みだ。評価制度を導入することで、スタッフが長期的に成長するだけでなく、院内トラブルが減り、医院全体の経営も改善したという。このほど書籍『歯科医院のための成長評価シートとスタッフ面談術』を上梓した濵田氏に、小規模医療機関が多い歯科業界になぜ評価が有効なのか、書籍に込めた思いなどを聞いた。

ワクチン接種に協力へ–私立歯科大学協会

日本私立歯科大学協会(三浦廣行会長)は5月24日、新型コロナウイルスワクチン接種への協力を機関決定した。21日に日本歯科医師会(堀憲郎会長)から協力要請を受け、同日に文書による理事会を開催し協力について協議し、全会一致で決議に至った。

歯を多く保つと「うつ」の予防に—医科歯科大ら解明

自分の歯を多く保つと、「うつ」の予防につながる可能性がある。東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科国際健康推進医学分野の松山祐輔助教の研究グループと、ラドバウドダイタクやヴッパータール大学、キングス·カレッジ·ロンドンとの共同研究によるもので、歯が1本多く残るごとに、うつ症状得点が0.15点低くなることを明らかにした。

糖タンパクBiglycanの阻害でがん治療の効果が改善

北海道大学大学院歯学研究院の樋田京子教授、間石奈湖助教らは、糖タンパク「Biglycan」を阻害するとがん微小環境が正常化され、抗がん剤や免疫細胞の治療効果が改善することを明らかにした。がん治療の新たな標的となることに期待がかかる。

SA口腔器具市場 2023年に4億8千万ドルに—SDKI

「睡眠時無呼吸(SA)口腔器具」の世界市場は、2018年の2億3,320万ドルから23年までに約4億8,250万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、「下顎前進装置(MAD)」、「舌保持装置(TRD)」。タイプ別は、「医師の処方/カスタマイズした口腔器具およびオンラインOTC口腔器具」。

歯科矯正用品の世界市場2023年に66億ドルに—SDKI

歯科矯正用品の世界市場は2018~23年の間、8.9%の年平均成長率で、23年までに66億3千万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、固定ブレース、取り外し可能なブレース、アーチワイヤー、アンカー、リガチャー、リテーナー。患者は子供、10代、成人に分類。

糖アルコール2027年に48億ドル—GI·世界市場調べ

砂糖や人工甘味料の健康への悪影響の懸念から、糖アルコールの世界的な市場規模は拡大傾向で、2019年に33億6千万ドルだったのが、27年には48億40万ドルに達する見込み。

グローバルインフォメーション(=GI、川崎市)が5月18日に販売開始した市場調査レポートによるもので、21年から27年までの年平均成長率(CAGR)は5.9%と予測。糖アルコール全体のうち、19年実績で最もシェアが高いのはソルビトール。

コロナ禍で「洗口液等」の使用増加

コロナ禍で新たなオーラルケア習慣を取り入れたのは34%で、うち「洗口液·デンタルリンス」を使い始めた人が最も多い。サンスターグループ(=サンスター)が4月21日に20歳から69歳の男女1千人に実施したインターネットアンケート調査結果によるもの。

理事候補者は会長予備選挙に当選した川本強氏を含む20人、監事候補者は末髙英世氏(東京都学校歯科医会)、田幡純氏(大阪府学校歯科医会)、三箇正人(福岡県学校歯科医会)の3人。

いずれも定数内で、役員選挙は6月の定時代議員会で行われる。

かながわSDGsパートナー 横浜市歯が登録

神奈川県と企業、団体等が連携してSDGsの普及促進活動に取り組む「かながわSDGsパートナー」に、医療系団体として初めて横浜市歯科医師会(杉山紀子会長)が登録された。同市歯が5月26日に発表した。

ワクチン接種の実技研修を実施—愛知県歯

愛知県歯科医師会(内堀典保会長)と県(大村秀章知事)は5月30日、「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種のための筋肉注射実技研修」を県歯科医師会館で実施した。この日は100人ずつの研修を5回、合計500人が参加。講師によるレクチャーとデモンストレーションに続いて筋肉注射の実技研修を行った。全国·地元のテレビ局や新聞社など10社が取材し、歯科医師によるワクチン接種への関心の高さがうかがわれた。

口腔保健推進を決議—WHO

世界保健機関(WHO)は5月27日の第74回総会で、口腔保健推進を決議した。ほとんどの口腔疾患が予防可能でありながら、世界人口の約10%が歯周病に罹患し、乳歯う蝕に罹患している子供は5億3千万人以上に上り、劣悪な口腔衛生による経済的損失は5,450億ドル(2015年)に及ぶなどの現状を踏まえたもの。

人事評価·面談術テーマにした書籍執筆 濵田真理子氏に聞く

歯科専門の人材育成コンサルタントとして25年以上活動するエイチ·エムズコレクション代表の濵田真理子氏。以前は医院の依頼を受けて院内研修を行うと、その時はスタッフの技術や士気も上がるが、研修が終わってしばらくすると成長が止まり、スタッフ間のトラブルも発生するという事態に悩まされていた。それを解決するために生み出したのが「成長評価」という独自の仕組みだ。評価制度を導入することで、スタッフが長期的に成長するだけでなく、院内トラブルが減り、医院全体の経営も改善したという。このほど書籍『歯科医院のための成長評価シートとスタッフ面談術』を上梓した濵田氏に、小規模医療機関が多い歯科業界になぜ評価が有効なのか、書籍に込めた思いなどを聞いた。

ワクチン接種に協力へ–私立歯科大学協会

日本私立歯科大学協会(三浦廣行会長)は5月24日、新型コロナウイルスワクチン接種への協力を機関決定した。21日に日本歯科医師会(堀憲郎会長)から協力要請を受け、同日に文書による理事会を開催し協力について協議し、全会一致で決議に至った。

歯を多く保つと「うつ」の予防に—医科歯科大ら解明

自分の歯を多く保つと、「うつ」の予防につながる可能性がある。東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科国際健康推進医学分野の松山祐輔助教の研究グループと、ラドバウドダイタクやヴッパータール大学、キングス·カレッジ·ロンドンとの共同研究によるもので、歯が1本多く残るごとに、うつ症状得点が0.15点低くなることを明らかにした。

糖タンパクBiglycanの阻害でがん治療の効果が改善

北海道大学大学院歯学研究院の樋田京子教授、間石奈湖助教らは、糖タンパク「Biglycan」を阻害するとがん微小環境が正常化され、抗がん剤や免疫細胞の治療効果が改善することを明らかにした。がん治療の新たな標的となることに期待がかかる。

SA口腔器具市場 2023年に4億8千万ドルに—SDKI

「睡眠時無呼吸(SA)口腔器具」の世界市場は、2018年の2億3,320万ドルから23年までに約4億8,250万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、「下顎前進装置(MAD)」、「舌保持装置(TRD)」。タイプ別は、「医師の処方/カスタマイズした口腔器具およびオンラインOTC口腔器具」。

歯科矯正用品の世界市場2023年に66億ドルに—SDKI

歯科矯正用品の世界市場は2018~23年の間、8.9%の年平均成長率で、23年までに66億3千万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のSDKI(本社·アメリカ)が発表したもの。対象製品は、固定ブレース、取り外し可能なブレース、アーチワイヤー、アンカー、リガチャー、リテーナー。患者は子供、10代、成人に分類。

糖アルコール2027年に48億ドル—GI·世界市場調べ

砂糖や人工甘味料の健康への悪影響の懸念から、糖アルコールの世界的な市場規模は拡大傾向で、2019年に33億6千万ドルだったのが、27年には48億40万ドルに達する見込み。

グローバルインフォメーション(=GI、川崎市)が5月18日に販売開始した市場調査レポートによるもので、21年から27年までの年平均成長率(CAGR)は5.9%と予測。糖アルコール全体のうち、19年実績で最もシェアが高いのはソルビトール。

コロナ禍で「洗口液等」の使用増加

コロナ禍で新たなオーラルケア習慣を取り入れたのは34%で、うち「洗口液·デンタルリンス」を使い始めた人が最も多い。サンスターグループ(=サンスター)が4月21日に20歳から69歳の男女1千人に実施したインターネットアンケート調査結果によるもの。