日本歯科新聞 | 2021年7月6日付
2020年社会医療診療行為別統計 歯科1日当たり757.6点/「歯冠修復及び欠損補綴」は34.8%
令和2年(2020年)社会医療診療行為別統計によると、歯科の1件当たり点数は1327.7点で前年に比べ128.1点(10.7%)増加、1日当たり点数は757.6点で51.2点(7..3%)増加した。同年の6月審査分として審査決定された医療保険制度の診療報酬明細書および調剤報酬明細書のうち、「レセプト情報·特定健診等情報データベース(NDB)」に蓄積されている全てを対象としており、歯科は1412万4412件を集計したもの。
学生や教職員に対するワクチン接種は、岩手医科大学の3月上旬が最も早く、長崎大学歯学部も4月中旬から実施。6月下旬からは10校、7月から実施·実施予定は9校、8月から実施予定は2校、申請中が2校。
令和3年3月の歯科医療費 社保·件数は6.1%増、点数は86.6%増
社会保険診療報酬支払基金による令和3年3月診療分の歯科の件数は1,404万2千件、点数は175億2,187万8千点で、前年同月に比べ件数は6.1%増加、点数は8.6%増加した。
令和3年3月の歯科医療費 国保·市町村の金額11.4%増加
国保中央会がまとめた令和3年3月診療分の歯科医療費は市町村が649億円で、対前年同月比で11.4%増加。組合は54億円で8.9%増加。後期高齢者は597億円で12.2%増加した。 件数は市町村が466万件で6.4%増。組合は41万件で5.1%増。後期高齢者は391万件で7.2%増となっている。
石福金属興業に聞く、金の相場動向 価格変動の見通しは?
今年も半年が過ぎた。前号で取り上げた、パラジウム価格の変動に続き、今年1~5月の金の相場動向と今後の価格変動の見通しを、石福金属興業に聞いた。
審美歯科の世界市場、2027年までに年7%ずつ成長
「審美歯科」の世界市場は、2020~27年までに6&#;71%以上の年平均成長率を見込む—。米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の化粧品歯科市場は、約205億3千万ドル。製品別は「インプラント」「ブリッジ·クラウン」「歯列矯正用ブレース」「義歯」「レーザー」「ハンドピース」「ボンディング剤」「デンタルチェア」「CAD/CAMシステム」「ラジオロジー機器」。用途先は「歯科医院」「病院」「歯科技工所」「その他」。
医療用ルーペの世界市場 2027年には6億5千万ドルに
医療用ルーペの世界市場は、2019年の3億9,364万ドルから年平均成長率(CAGR)6.8%で拡大し、27年には6億5,849万ドルに達すると予測。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月26日に発表した市場調査レポートによるもの。
齋藤元彦氏を知事選に推薦—兵庫県歯連盟
兵庫県歯科医師連盟は、7月18日投開票の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦候補の推薦を明らかにした。県歯科医師会館で、6月26日に開催された兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会に先立ち、中坪信也連盟副会長が話したもの。知事選では、自民党県議団の中で推薦候補が二つに分かれる事態となっていた。
五島朋幸氏と酒田米菓がパタカせんべいを開発
東京都開業の五島朋幸氏と酒田米菓(本社·山形県、佐藤栄司社長)が共同開発した、食べるだけで咀嚼力を判定できる咀嚼機能判定スナック「パタカせんべい」が今月から発売されている。
歯科診療所の申込率を都道府県別にみると、13県が6割に達している。
オンライン資格確認「プレ運用」歯科は211施設
オンライン資格確認を6月21日時点で「プレ運用」している歯科診療所は211施設ある。25日の社会保障審議会医療保険部会で報告があった。
茨城県歯新会長に榊氏
茨城県歯科医師会の新会長に前常務理事の榊 正幸氏が6月23日に就任した。会長予備選挙で当選した前副会長の征矢亘氏は、代議員会で過半数の信任を得られず、当選が覆る結果となった。
太田会長が退任—大阪府歯代議員会
大阪府歯科医師会(太田謙司会長)の第242回定時代議員会が6月26日、大阪市の府歯科医師会館で開催された。常務理事の定数を6人以内から7人以内とする定款の一部改正、令和2年度貸借対照表及び損益計算書承認、理事選任、監事選任、選挙管理委員会委員選定の全ての議案が可決承認された。退任する太田会長がこれまでの任期を振り返り、新会長となる深田拓司専務理事への協力を呼びかけた。
代議員会で役員選任など全議案可決—兵庫県歯
兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会が6月26日、神戸市の県歯科医師会館で開かれ、令和2年度決算書、役員選任と選挙管理委員会委員の選出が承認されたほか、日本歯科医師会代議員及び予備代議員選挙が行われた。会長には現職の澤田隆氏が4期目の再任となった。任期は同日から2年間。
インタビュー「歯科医師国民年金基金の歴史と加入メリットとは」
人生100年時代において、歯科医師も若いうちから老後について考え、備えておく必要があると話すのは、4月に歯科医師国民年金基金の理事長に就任した冨山雅史氏。国民年金基金の歴史や、老後の備えの一つの方法として提案する基金の概要、メリットなどについて聞いた。
社員総会で役員選挙など7議案可決—都技
東京都歯科技工士会(石川功会長)は、令和3年度の第9回社員総会を6月26日に都技会館で開いた。役員選挙など全7議案は承認された。
ワクチンチームで、今月から接種スタート—都歯
東京都が7月8日から従業員50人以内の中小企業を中心に行うワクチン接種に東京都歯科医師会の会員も参加する。6月24日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた都歯の代議員会で会長代行の井上惠司氏が報告した。
新型コロナワクチンで会館が接種会場に—東京·豊島区歯
東京都豊島区歯科医師会(高草木章会長)は、6月27日から豊島区歯科医師会館を大規模ワクチン接種会場として、会員による区民へのワクチン接種を開始した。歯科医師会館が大規模接種会場となるのは全国で初めてと見られるとのこと。稼働日は土日限定で、一日の予約数は80人としている。
15校が学生への接種に着手、歯科医の打ち手参加·予定は19校
29歯科大学·歯学部のうち、7月2日時点で少なくとも15校で学生に対するワクチン接種に着手している。本紙が29校に問い合わせた結果によるもので、25校から回答を得た。
学生や教職員に対するワクチン接種は、岩手医科大学の3月上旬が最も早く、長崎大学歯学部も4月中旬から実施。6月下旬からは10校、7月から実施·実施予定は9校、8月から実施予定は2校、申請中が2校。
令和3年3月の歯科医療費 社保·件数は6.1%増、点数は86.6%増
社会保険診療報酬支払基金による令和3年3月診療分の歯科の件数は1,404万2千件、点数は175億2,187万8千点で、前年同月に比べ件数は6.1%増加、点数は8.6%増加した。
令和3年3月の歯科医療費 国保·市町村の金額11.4%増加
国保中央会がまとめた令和3年3月診療分の歯科医療費は市町村が649億円で、対前年同月比で11.4%増加。組合は54億円で8.9%増加。後期高齢者は597億円で12.2%増加した。 件数は市町村が466万件で6.4%増。組合は41万件で5.1%増。後期高齢者は391万件で7.2%増となっている。
石福金属興業に聞く、金の相場動向 価格変動の見通しは?
今年も半年が過ぎた。前号で取り上げた、パラジウム価格の変動に続き、今年1~5月の金の相場動向と今後の価格変動の見通しを、石福金属興業に聞いた。
審美歯科の世界市場、2027年までに年7%ずつ成長
「審美歯科」の世界市場は、2020~27年までに6&#;71%以上の年平均成長率を見込む—。米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の化粧品歯科市場は、約205億3千万ドル。製品別は「インプラント」「ブリッジ·クラウン」「歯列矯正用ブレース」「義歯」「レーザー」「ハンドピース」「ボンディング剤」「デンタルチェア」「CAD/CAMシステム」「ラジオロジー機器」。用途先は「歯科医院」「病院」「歯科技工所」「その他」。
医療用ルーペの世界市場 2027年には6億5千万ドルに
医療用ルーペの世界市場は、2019年の3億9,364万ドルから年平均成長率(CAGR)6.8%で拡大し、27年には6億5,849万ドルに達すると予測。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月26日に発表した市場調査レポートによるもの。
齋藤元彦氏を知事選に推薦—兵庫県歯連盟
兵庫県歯科医師連盟は、7月18日投開票の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦候補の推薦を明らかにした。県歯科医師会館で、6月26日に開催された兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会に先立ち、中坪信也連盟副会長が話したもの。知事選では、自民党県議団の中で推薦候補が二つに分かれる事態となっていた。
五島朋幸氏と酒田米菓がパタカせんべいを開発
東京都開業の五島朋幸氏と酒田米菓(本社·山形県、佐藤栄司社長)が共同開発した、食べるだけで咀嚼力を判定できる咀嚼機能判定スナック「パタカせんべい」が今月から発売されている。
診療行為別で1日当たり点数が最も多いのは、「歯冠修復及び欠損補綴」の263.9点で前年より29点(12.3%)増加している。次いで「処置」151.0点(前年比5.6点、3.9%増)、「初·再診」97..2点(同5.9点、6.5%増)、「医学管理等」96.9点(同13.5点、16.2%増)、「検査」45.6点(同2.2点、4.6%減)などと続く。増減率が高いのは「放射線治療」0.2点の23.3%増、「注射」0.9点の17.1%増など。
新型コロナウイルスワクチン接種 24県で歯科医が協力
47都道府県のうち、5月28日時点で少なくとも24県でワクチン接種に歯科医師が協力している。日本歯科医師会が5月14~28日に都道府県歯科医師会に対して行った調査によるもので、6月25日の代議員会で報告された。
C2区分 2011年から歯科の承認17件
C2(新機能·新技術)として歯科の医療技術が中医協で承認された数は、2011年から2021年4月までで16件。6月23日に承認された磁性アタッチメントを含めると17件となる。6月25日に開かれた日本歯科医師会(堀憲郎会長)の定時代議員会の会長提出資料によるもの。
オンライン資格確認カードリーダー申請 歯科の申込率は49.4%
オンライン資格確認の顔認証付きカードリーダーを申請している歯科診療所は6月20日時点で3万5,071施設、全体の49.4%。厚労省が随時公表しているもので、申込率は3月21日時点の37.9%から11.5ポイント増。
歯科診療所の申込率を都道府県別にみると、13県が6割に達している。
オンライン資格確認「プレ運用」歯科は211施設
オンライン資格確認を6月21日時点で「プレ運用」している歯科診療所は211施設ある。25日の社会保障審議会医療保険部会で報告があった。
茨城県歯新会長に榊氏
茨城県歯科医師会の新会長に前常務理事の榊 正幸氏が6月23日に就任した。会長予備選挙で当選した前副会長の征矢亘氏は、代議員会で過半数の信任を得られず、当選が覆る結果となった。
太田会長が退任—大阪府歯代議員会
大阪府歯科医師会(太田謙司会長)の第242回定時代議員会が6月26日、大阪市の府歯科医師会館で開催された。常務理事の定数を6人以内から7人以内とする定款の一部改正、令和2年度貸借対照表及び損益計算書承認、理事選任、監事選任、選挙管理委員会委員選定の全ての議案が可決承認された。退任する太田会長がこれまでの任期を振り返り、新会長となる深田拓司専務理事への協力を呼びかけた。
代議員会で役員選任など全議案可決—兵庫県歯
兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会が6月26日、神戸市の県歯科医師会館で開かれ、令和2年度決算書、役員選任と選挙管理委員会委員の選出が承認されたほか、日本歯科医師会代議員及び予備代議員選挙が行われた。会長には現職の澤田隆氏が4期目の再任となった。任期は同日から2年間。
インタビュー「歯科医師国民年金基金の歴史と加入メリットとは」
人生100年時代において、歯科医師も若いうちから老後について考え、備えておく必要があると話すのは、4月に歯科医師国民年金基金の理事長に就任した冨山雅史氏。国民年金基金の歴史や、老後の備えの一つの方法として提案する基金の概要、メリットなどについて聞いた。
社員総会で役員選挙など7議案可決—都技
東京都歯科技工士会(石川功会長)は、令和3年度の第9回社員総会を6月26日に都技会館で開いた。役員選挙など全7議案は承認された。
ワクチンチームで、今月から接種スタート—都歯
東京都が7月8日から従業員50人以内の中小企業を中心に行うワクチン接種に東京都歯科医師会の会員も参加する。6月24日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた都歯の代議員会で会長代行の井上惠司氏が報告した。
新型コロナワクチンで会館が接種会場に—東京·豊島区歯
東京都豊島区歯科医師会(高草木章会長)は、6月27日から豊島区歯科医師会館を大規模ワクチン接種会場として、会員による区民へのワクチン接種を開始した。歯科医師会館が大規模接種会場となるのは全国で初めてと見られるとのこと。稼働日は土日限定で、一日の予約数は80人としている。
15校が学生への接種に着手、歯科医の打ち手参加·予定は19校
29歯科大学·歯学部のうち、7月2日時点で少なくとも15校で学生に対するワクチン接種に着手している。本紙が29校に問い合わせた結果によるもので、25校から回答を得た。
学生や教職員に対するワクチン接種は、岩手医科大学の3月上旬が最も早く、長崎大学歯学部も4月中旬から実施。6月下旬からは10校、7月から実施·実施予定は9校、8月から実施予定は2校、申請中が2校。
令和3年3月の歯科医療費 社保·件数は6.1%増、点数は86.6%増
社会保険診療報酬支払基金による令和3年3月診療分の歯科の件数は1,404万2千件、点数は175億2,187万8千点で、前年同月に比べ件数は6.1%増加、点数は8.6%増加した。
令和3年3月の歯科医療費 国保·市町村の金額11.4%増加
国保中央会がまとめた令和3年3月診療分の歯科医療費は市町村が649億円で、対前年同月比で11.4%増加。組合は54億円で8.9%増加。後期高齢者は597億円で12.2%増加した。 件数は市町村が466万件で6.4%増。組合は41万件で5.1%増。後期高齢者は391万件で7.2%増となっている。
石福金属興業に聞く、金の相場動向 価格変動の見通しは?
今年も半年が過ぎた。前号で取り上げた、パラジウム価格の変動に続き、今年1~5月の金の相場動向と今後の価格変動の見通しを、石福金属興業に聞いた。
審美歯科の世界市場、2027年までに年7%ずつ成長
「審美歯科」の世界市場は、2020~27年までに6&#;71%以上の年平均成長率を見込む—。米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。19年の化粧品歯科市場は、約205億3千万ドル。製品別は「インプラント」「ブリッジ·クラウン」「歯列矯正用ブレース」「義歯」「レーザー」「ハンドピース」「ボンディング剤」「デンタルチェア」「CAD/CAMシステム」「ラジオロジー機器」。用途先は「歯科医院」「病院」「歯科技工所」「その他」。
医療用ルーペの世界市場 2027年には6億5千万ドルに
医療用ルーペの世界市場は、2019年の3億9,364万ドルから年平均成長率(CAGR)6.8%で拡大し、27年には6億5,849万ドルに達すると予測。グローバルインフォメーション(本社·川崎市、小野悟社長)が5月26日に発表した市場調査レポートによるもの。
齋藤元彦氏を知事選に推薦—兵庫県歯連盟
兵庫県歯科医師連盟は、7月18日投開票の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦候補の推薦を明らかにした。県歯科医師会館で、6月26日に開催された兵庫県歯科医師会の第171回定時代議員会に先立ち、中坪信也連盟副会長が話したもの。知事選では、自民党県議団の中で推薦候補が二つに分かれる事態となっていた。
五島朋幸氏と酒田米菓がパタカせんべいを開発
東京都開業の五島朋幸氏と酒田米菓(本社·山形県、佐藤栄司社長)が共同開発した、食べるだけで咀嚼力を判定できる咀嚼機能判定スナック「パタカせんべい」が今月から発売されている。