「認知」と「口腔」 関係解明へ—日本老年精神医学会と日本補綴歯科学会が連携

 

日本補綴歯科学会(馬場一美理事長)と日本老年精神医学会(池田学理事長)の「認知機能と口腔機能に関する医科歯科連携研究(ECCO)プロジェクト」が発足した。7日には、共同調印式と概要を説明するプレスセミナーが開かれた。

プロジェクトは、「認知機能」と「口腔機能の低下による機能障害や歯周病などの口腔疾患」との相関に関するエビデンスを医科歯科連携により共創し、超高齢社会での人々の健康長寿に貢献することを目的としている。

アンチエイジングアワード 女優の大竹しのぶさんが受賞

 

美しく、健康的に年を重ねている著名人を表彰する2021年度アンチエイジングアワードに女優の大竹しのぶさんが選ばれた。日本アンチエイジング歯科学会(松尾 通会長)が毎年実施しているもので、今回で14人目の受賞。

インタビュー「全国初の女性会長·米須敦子沖縄県歯会長」

 

都道府県歯科医師会では初となる女性の会長が沖縄に誕生した。6月末に会長に就任した米須敦子氏に、会長就任についての思いや、歯科医師会の課題、今後の展望などについて聞いた。

コロナの特例措置 厚労省に継続要望—日歯

 

日本歯科医師会(堀 憲郎会長)は、今年9月診療分までとされている新型コロナウイルス感染症対策に係る臨時的·特例的な診療報酬上の評価について、10月以降も継続を強く求める要望書を、田村憲久厚生労働大臣ら宛に提出した。日歯の瀬古口精良専務理事が同省を訪れ、濵谷浩樹保険局長に手渡した。

コロナ感染見舞金支給は350件—日歯

 

日本歯科医師会(堀 憲郎会長)は、新型コロナウイルス感染見舞金を、8月末までに350件給付している。9月9日の日歯臨時代議員会で柳川忠廣副会長が報告した。

「国民皆歯科健診」実現議連が総会

 

「『国民皆歯科健診』で健やかな人生100年時代を実現する議員連盟(国民皆歯科健診実現議連)」(古屋圭司会長)の総会が16日、衆議院第二議員会館で開かれた。人事について承認され、日本歯科医師連盟の高橋英登会長が「国民皆歯科健診実現議連に期待すること」と題して講演した。

コロナ収束までの加算の存続を要望—日歯連盟

 

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)は、「診療報酬上の『歯科外来等感染症対策実施加算』のコロナ収束時期までの存続要望書」を各所に提出している。15日にウェブ上で開いた定例記者会見で浦田健二理事長が報告したもの。

施設基準の実績要件 コロナの特例措置一部除き9月で終了—中医協総会で承認

 

年間の診療実績を求める施設基準で、コロナ禍の特例措置として、要件を満たさない場合は、令和元年度の実績を用いても良いとされていたが、コロナ患者受入の重点医療機関、協力医療機関、コロナ患者受入病床を割り当てられた医療機関以外は、予定通り9月30日で措置を終了する。中医協の第488回総会で、一定の条件で特例措置を来年3月末まで延長することが承認された。

次期改定議論 中間取りまとめ—中医協総会

 

令和4年度診療報酬改定に向けた議論の中間取りまとめが、15日の中医協総会で報告された。これまで議論のあった「コロナ·感染症対応(その1)」「外来(その1)」「調剤(その1)」「個別事項(その1)」「歯科(その1)」「在宅(その1)」「入院(その1)」について、現状と課題、論点、主な意見を記載している。

コロナウイルス手指衛生の効果「アルコール」「次亜塩素酸水」「オゾン水」同等レベルで不活化

 

手指衛生で使うアルコール(70%エタノール)、38ppm次亜塩素酸水、3~10ppmオゾン水は、いずれも新型コロナウイルス感染症の原因ウイルス「SARS–CoV–2」に対して同等の不活化効果がある。日本歯科医学会の令和2年プロジェクト研究(代表:王宝禮大阪歯科大学教授·日本歯科薬物療法学会常任理事)によるもの。

中部日本デンタルショー開催中止

 

2022年2月19、20の両日に開催予定だった「第45回中部日本デンタルショー」の中止が決まった。

10月中旬に出荷予定「歯科用キシロカインカートリッジ」製造再開—デンツプライシロナ

 

デンツプライシロナ(本社·東京都港区、佐伯広幸社長)は、8月26日に歯科商店への出荷量を調整すると発表していた歯科用局所麻酔製剤「歯科用キシロカインカートリッジ」について、製造を再開し10月中旬に歯科商店への出荷が可能になる予定と明らかにした。