日本歯科医学会 第24回学術大会始まる

 

歯科界最大規模の学術大会、第24回日本歯科医学会学術大会(住友雅人会頭)が23日から、全面オンライン形式で開催された。「逆転の発想―歯科界2040年への挑戦」をメインテーマに500を超える発表があり、10月31日までオンデマンド配信で視聴できる。9月21日時点での参加登録者数は1万2,995人。

コロナ対策の診療報酬上の評価 9月末で終了

 

新型コロナウイルス感染拡大への対策を支援するための診療報酬上の評価「乳幼児感染予防策加算」「歯科外来等感染症対策実施加算」などが予定通り9月末で終了する。24日の閣議後の会見で田村憲久厚労大臣が明らかにしたもので、この先の支援は補助金での対応を検討しているという。

オンライン資格確認等システム 本格運用は10月20日から

 

医療機関·薬局での特定健診等情報や薬剤情報の閲覧などを含め、オンライン資格確認等システムの本格運用が10月20日から開始される。9月22日の社会保障審議会医療保険部会でスケジュール等が示された。

中原氏に、院内でロボホンを活用することにした経緯や歯科医院でのロボットの活用の可能性について聞いた。

営業系従業員を対象に週1回の抗原検査を実施—モリタ

 

モリタ(本社·大阪府、森田晴夫社長)は、営業系職種の従業員を対象に週1回の抗原検査を21日から始めた。新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する取り組みの一環で、感染症の影響が懸念される当面の間実施するとしている。

女性が選ぶ電動歯ブラシ利用率1位はパナソニック「ドルツEW—DT51」

 

女性が選ぶ電動歯ブラシの利用率1位はパナソニック「ドルツEW—DT51」、総合満足度第1位は「フィリップス「ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマート」—。園児とママの情報誌を発行する『こどもりびんぐ』の調査によるもの。

厚労省によると現在、チェック機能強化や修正対応によりデータの正確性は担保されており、参加機関数を徐々に増やしている状況。9月12日時点で、顔認証付きカードリーダーを申請しているのは、22万8,912施設中の12万8,794施設(56.3%)。内訳で歯科診療所は7万850施設中、3万4,318施設(48.4%)となっている。

次期診療報酬改定の基本認識案を提示—社保審医療保険部会

 

社会保障審議会の第145回医療保険部会が22日、オンライン上で開かれ、令和4年度診療報酬改定の基本方針の議論で、改定に当たっての基本認識案が示された。前回改定時のものに「新型コロナウイルス感染症をはじめとする新興感染症等に対応できる医療提供体制の構築」が加えられ、委員からは方向性について異論は出なかった。日本歯科医師会常務理事の林正純委員は意見として、コロナ禍での歯科医療提供体制を維持するための配慮などを求めた。

令和2年届出状況「か強診」「歯援診2」が減少、「CAD/CAM冠」は増加

 

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」を届け出ている歯科医療機関は、令和2年7月1日時点で1万57施設と、全年同時期よりも774施設減少している。9月15日の中医協総会で厚労省が示した主な施設基準の届出状況等によるもので、「在宅療養支援歯科診療所(歯援診)2」は6,866施設で、3,390施設も減少している。

臨時評議員会で議長や顧問委嘱など決定—都歯連盟

 

東京都歯科医師連盟(大越壽和会長)は22日、東京都千代田区の歯科医師会館で第134回臨時評議員会を開いた。議案では、議長に杉並地区の野津秀郎氏、副議長に江東地区の渡辺広昭氏が選ばれ、選挙管理委員会委員の選出方法、顧問推薦についても承認された。顧問は、東京都歯科医師会の井上惠司会長、都歯連盟の高橋英登元会長、島村大参議院議員、山田宏参議院議員に加え、繰り上げ当選が行われ次第、比嘉奈津美氏にも委嘱する。

感染対策の補助金交付で申請書紛失の可能性を説明—山田 宏参院議員

 

「令和3年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止·医療提供体制確保支援補助金」の交付(振り込み)は17日から始まり、10月13日に完了を見込んでいるが、連絡がない場合は申請書の紛失の可能性があるので、再申請の必要性も生じるかもしれない。9月22日の東京都歯科医師連盟臨時評議員会の来賓あいさつで山田宏参議院議員が説明した。

歯科界における選挙の大切さ「スタッフの理解得る方策が必要」—島村議員

 

今後の衆議院選挙、参議院選挙に向けて、スタッフに歯科界の選挙がいかに大切かを浸透させる方策を考える必要がある—。22日の東京都歯科医師連盟の臨時評議員会であいさつした島村大参議院議員が述べたもの。

「医業経営コンサルタント連盟」が発足

 

医業経営コンサルタントの充実発展、地位向上などを図る政治団体「日本医業経営コンサルタント連盟」(木村光雄会長)は16日、設立発表会見を東京都港区の品川プリンスホテルで開いた。すでに6月9日に設立されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により記者会見を延期。17日告示の自民党総裁選に合わせての発表となった。

神奈川工業会の職域接種に協力—横浜市歯

 

横浜市歯科医師会(吉田直人会長)は、18日から2日間、横浜市中区の神奈川県歯科医師会館を会場に神奈川工業会合同の新型コロナウイルスワクチン職域接種1回目を行った。2回目の接種は10月16、17日を予定。

モバイル型qPCR装置でのコロナ感染症のスクリーニングに期待

 

モバイル型qPCR装置を使い、歯科診療所などでも新型コロナウイルス感染症のスクリーニングができる可能性がある。鶴見大学歯学部口腔内科学講座、済生会横浜市東部病院歯科口腔外科らの研究によるもので、9、10の両日に開かれた日本口腔内科学会と日本口腔診断学会の合同学術大会で鶴見大学口腔内科学講座(里村一人教授)の戸田(徳山)麗子学内講師が発表した。

エナメル上皮腫の湿潤と進展のメカニズムを解明—福歯大

 

良性腫瘍だが顎骨を溶かしながら増大するエナメル上皮腫は、TGF–βやTNF–α、LPSなどによって浸潤·進展していく。福岡歯科大学病態構造学分野の吉本尚平講師、橋本修一教授、同大総合歯科学講座の森田浩光教授、同大口腔腫瘍学分野の平木昭光教授らの研究グループが明らかにしたもので、治療予後の予測や、新たな治療法の開発に期待がかかる。

WHO総会議決書を支持し、日本の課題を示す—日本口腔衛生学会が提言発表

 

日本口腔衛生学会(天野敦雄理事長)は17日、世界保健機関(WHO)が第74回総会(2021年5月)で公表した口腔の健康に関する報告書「2030年に向けたユニバーサル·ヘルス·カバレッジ(UHC)対策の一環として、より良い口腔保健を達成する」を支持するとの提言を発表した。

健康格差是正テーマに第20回コロキウム開催—深井保健科学研究所

 

予防目的の歯科受診が増えないのは、医療提供側の要因も大きい—。19日にオンライン上で開かれた深井保健科学研究所(深井穫博代表)の第20回コロキウムで、歯科受診·受療行動の実態と格差、医療保険·介護保険制度における歯科受診·受療、健康政策と歯科医療、コロナ禍の歯科受診·受療行動に分け、各分野の専門家が内外の最新知見を示した。

世界のマウスガード市場 6.2%ずつ成長

 

マウスガードの世界市場は、2021~27年までに6.2%の年平均成長率を予測—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は1億8,920万ドル。タイプ別は「ストック型」「ボイル·バイト」「カスタムフィット」。販売別は「専門小売店」「多店舗展開の小売店」「オンラインストア」「その他」。

インタビュー「歯科医院での『ロボット』活用」

 

歯科医院の受付や診療スペースで、ロボットを活用する取り組みが始まっている。 栄昂会理事長で「中原まさひろの医療物販学LABO」社長の中原維浩氏は、自身の横浜市の医院で、シャープ製の小型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を受付や診療スペースで活用している。受付のサポートや患者向けに販売する商品の説明などを、人に変わってロボホンが代理で実施。

中原氏に、院内でロボホンを活用することにした経緯や歯科医院でのロボットの活用の可能性について聞いた。

営業系従業員を対象に週1回の抗原検査を実施—モリタ

 

モリタ(本社·大阪府、森田晴夫社長)は、営業系職種の従業員を対象に週1回の抗原検査を21日から始めた。新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する取り組みの一環で、感染症の影響が懸念される当面の間実施するとしている。

女性が選ぶ電動歯ブラシ利用率1位はパナソニック「ドルツEW—DT51」

 

女性が選ぶ電動歯ブラシの利用率1位はパナソニック「ドルツEW—DT51」、総合満足度第1位は「フィリップス「ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマート」—。園児とママの情報誌を発行する『こどもりびんぐ』の調査によるもの。