企業と連携して換気装置を開発—日本歯科医学会連合

 

コロナウイルス感染症2019をはじめ、院内感染防止の面で換気が重要と言われる中、日本歯科医学会連合は、窓がないドア1枚の部屋でも室内の換気ができる装置の開発に携わっている。日本歯科医師会と厚労省が主催する令和3年度社会保険指導者研修会の研修の中で連合専務理事も務める日本歯科大学教授の小林隆太郎氏が紹介したもの。企業が試作品をつくっており、風量等の実験などを経て、製品販売を目指す。

衆院選に向け「国民皆歯科健診」自民党公約に初記載

 

19日に公示される衆議院総選挙の自民党公約に、「国民皆歯科健診」が初めて盛り込まれた。山田宏参議院議員が8日に都道府県歯科医師連盟宛に緊急報告した。

岸田内閣 厚労大臣に後藤茂之氏、文科大臣に末松信介氏

 

岸田新内閣が4日に発足し、厚生労働大臣には後藤茂之衆議院議員、文部科学大臣には末松信介参議院議員が就任した。

新興感染症への備え学ぶ—社保指導者研修会

 

令和3年度社会保険指導者研修会が8日、YouTubeによるライブ配信形式で行われた。主催は日本歯科医師会と厚労省で、テーマは「歯科医療現場に求められる感染症対策~コロナ禍そして今後」。厚労省保険局歯科医療管理官の宮原勇治氏が「最近の歯科医療の動向について(保険診療)」、日歯常務理事の林正純氏が「歯科における新規技術や期中導入について」で講演し、研修として日本歯科大学教授の小林隆太郎氏が「新たなパンデミックに備える-歯科の対応」と題して話した。

連携の過不足知る指標模索—歯科医療提供体制等に関する検討会

 

第4回歯科医療提供体制等に関する検討会が7日、オンライン上で開かれた。各地域で病診連携や診診連携、医科歯科連携等に係るニーズに対する過不足を把握するためにどのような指標を用いたら良いか、かかりつけ歯科医の充実度等についてどのような指標で可視化が図れるかについて議論した。

7月の歯科診療所数 前月より35減の6万8,024施設

 

厚労省の施設動態調査による令和3年7月末現在の歯科診療所数は全国で6万8,024施設で、前月より35減少した。

会長表彰者や終身会員を表彰—都歯の日

 

東京都歯科医師会(井上惠司会長)は7日、東京都千代田区の歯科医師会館で令和3年度第24回「東京都歯科医師会の日」表彰式を開いた。

大久保教授はまとめで、磁性アタッチメントについて、「支台歯にダメージの少ない可撤性支台装置」「維持力は恒常的に継続する」とメリットを話す一方で、「適切な症例選択」「可撤性義歯の原則の厳守」「精度の高い技工操作」「慎重な臨床術式」「定期的なメインテナンスと変化への早期対応」などをする必要性を強調している。

NAMのカタリスト·アワードを新潟大歯の前川氏が受賞

 

新潟大学歯学部の前川知樹准教授(研究推進機構·研究教授)が、全米医学アカデミー(National Academy of Medicine=NAM)が健康長寿の実現に資するシーズとなり得る革新的なアイデアに与える第2回カタリスト·アワードを受賞した。受賞対象の研究課題は「The Correlation of  ectopic calcification signatures in the ageing eye  and cardiovascular system(加齢に伴って増加する網膜と心臓血管の異所性石灰化の相関についての基盤研究)」。9月22日にオンラインで開催された「Healthy  Longevity  Global  Innovator  Summit」で発表された。

マイクロバイオーム組成 歯周病の発症に深く関与と注目

 

マイクロバイオーム組成が歯周病の発症に深く関与するため、個々のリスクに対応した歯周病治療が必要-。岡山大学(予防歯科学)の外山直樹氏らが行った研究が、新たな歯周病の治療戦略につながると期待されている。

コロナ感染拡大を医史学から展望—日本医史学雑誌で座談会

 

日本医史学会は、9月20日発行の『日本医史学雑誌』(67巻3号)誌上で、同誌編集委員による座談会「医史学から展望するCOVID–19パンデミック」を掲載した。

桑田正博氏 追悼特集

 

金属焼付ポーセレン(PFM)の開発に携わるなど世界各国で功績を高く評価され、クワタカレッジ等で国内外の歯科医療人の教育にも尽力していた歯科技工士の桑田正博氏が7月16日に亡くなった。享年85歳。愛歯技工専門学校の名誉校長や、ボストン大学歯学部客員教授、ヨーロッパ歯科審美学会名誉会員、アメリカ歯科補綴学会オーナラリーフェロー、アメリカ歯科審美学会ライフフェローなど世界で活躍してきた同氏の功績·記録を展示している資料室がある。資料を基に、同氏の軌跡を振り返る。

薬事功労者厚労大臣表彰に前商工協会会長の森田氏ら

 

厚労省の「令和3年度薬事功労者厚生労働大臣表彰」を前日本歯科商工協会会長の森田晴夫氏、日本歯科器械工業協同組合副理事長の須貝辰生氏、神奈川県歯科用品商協同組合副理事長の中野等氏が受賞した。

歯科医院選び ホームページ見て4割が受診を躊躇

 

歯科の患者の3割以上が「公式ホームページを参考にする」と回答したが、「公式ホームページを見て、受診を躊躇した·やめた経験がある」は41.4%だった-。医科·歯科向けのホームページ制作などを行うⅠ Treat(本社·岐阜県、木村健太社長)が実施した調査によるもの。

「健口神社」を富山市に建立

 

Teeth Ai(本社·富山県、精田紀代美社長)は、口腔ケアの発祥地とされる富山市に「健口神社(けんこうじんじゃ)」を9月16日に建立した。「命の入り口·心の出口」をキャッチフレーズとし、口腔ケアの中でも「舌そうじ」が重要であるとの思いから口腔の健康が全身の健康につながることを普及·啓発するために建立した。

85歳以上の会員で、歯科保健事業を50年以上行い、現在も従事している会員に贈られる会長表彰では、荏原地区の小林進氏、大森地区の岩澤京氏が表彰状を贈呈されたほか、70歳以上で都歯在籍35年以上の終身会員表彰では129人が表彰された。

著者に聞く「歯科医院革命 ∼大廃業時代の勝ち残り戦略」河野恭佑氏

 

「歯科業界で生き残るのは簡単ではありません」「そんな歯科業界に、もう明るい未来はないのでしょうか?」。混迷する歯科業界の中わずか5年で25医院を開業した歯科医師がいる。歯科グループの代表として活躍する河野恭佑氏が、歯科医院開業10周年を記念して出版したのが『歯科医院革命~大廃業時代の勝ち残り戦略』(幻冬舎刊)である。「スターバックスのように、気軽に人が集まれて笑顔と真心はどこにも負けない明るい病院をコンセプトに、ここで治療すれば大丈夫といわれる歯科のブランドを立ち上げたい」と語る河野氏に、歯科医院経営を成功させる戦略を聞いた。

「磁性アタッチメント成功させるためには」—大久保鶴見大教授が講演

 

9月からC2区分で保険導入された磁性アタッチメントに焦点を当てた講演が、日本歯科医学会の第24回学術大会で10月31日までオンデマンド配信されている。鶴見大学歯学部有床義歯補綴学講座の大久保力廣教授による「磁性アタッチメント義歯を成功させるための術式と考え方」。

大久保教授はまとめで、磁性アタッチメントについて、「支台歯にダメージの少ない可撤性支台装置」「維持力は恒常的に継続する」とメリットを話す一方で、「適切な症例選択」「可撤性義歯の原則の厳守」「精度の高い技工操作」「慎重な臨床術式」「定期的なメインテナンスと変化への早期対応」などをする必要性を強調している。

NAMのカタリスト·アワードを新潟大歯の前川氏が受賞

 

新潟大学歯学部の前川知樹准教授(研究推進機構·研究教授)が、全米医学アカデミー(National Academy of Medicine=NAM)が健康長寿の実現に資するシーズとなり得る革新的なアイデアに与える第2回カタリスト·アワードを受賞した。受賞対象の研究課題は「The Correlation of  ectopic calcification signatures in the ageing eye  and cardiovascular system(加齢に伴って増加する網膜と心臓血管の異所性石灰化の相関についての基盤研究)」。9月22日にオンラインで開催された「Healthy  Longevity  Global  Innovator  Summit」で発表された。

マイクロバイオーム組成 歯周病の発症に深く関与と注目

 

マイクロバイオーム組成が歯周病の発症に深く関与するため、個々のリスクに対応した歯周病治療が必要-。岡山大学(予防歯科学)の外山直樹氏らが行った研究が、新たな歯周病の治療戦略につながると期待されている。

コロナ感染拡大を医史学から展望—日本医史学雑誌で座談会

 

日本医史学会は、9月20日発行の『日本医史学雑誌』(67巻3号)誌上で、同誌編集委員による座談会「医史学から展望するCOVID–19パンデミック」を掲載した。

桑田正博氏 追悼特集

 

金属焼付ポーセレン(PFM)の開発に携わるなど世界各国で功績を高く評価され、クワタカレッジ等で国内外の歯科医療人の教育にも尽力していた歯科技工士の桑田正博氏が7月16日に亡くなった。享年85歳。愛歯技工専門学校の名誉校長や、ボストン大学歯学部客員教授、ヨーロッパ歯科審美学会名誉会員、アメリカ歯科補綴学会オーナラリーフェロー、アメリカ歯科審美学会ライフフェローなど世界で活躍してきた同氏の功績·記録を展示している資料室がある。資料を基に、同氏の軌跡を振り返る。

薬事功労者厚労大臣表彰に前商工協会会長の森田氏ら

 

厚労省の「令和3年度薬事功労者厚生労働大臣表彰」を前日本歯科商工協会会長の森田晴夫氏、日本歯科器械工業協同組合副理事長の須貝辰生氏、神奈川県歯科用品商協同組合副理事長の中野等氏が受賞した。

歯科医院選び ホームページ見て4割が受診を躊躇

 

歯科の患者の3割以上が「公式ホームページを参考にする」と回答したが、「公式ホームページを見て、受診を躊躇した·やめた経験がある」は41.4%だった-。医科·歯科向けのホームページ制作などを行うⅠ Treat(本社·岐阜県、木村健太社長)が実施した調査によるもの。

「健口神社」を富山市に建立

 

Teeth Ai(本社·富山県、精田紀代美社長)は、口腔ケアの発祥地とされる富山市に「健口神社(けんこうじんじゃ)」を9月16日に建立した。「命の入り口·心の出口」をキャッチフレーズとし、口腔ケアの中でも「舌そうじ」が重要であるとの思いから口腔の健康が全身の健康につながることを普及·啓発するために建立した。