比嘉奈津美氏が参議院議員に

 

第25回参議院選挙で次点だった比嘉奈津美氏が、21日付で参議院議員に繰り上げ当選した。20日に「令和元年7月21日執行の参議院比例代表選出議員選挙における欠員による繰上補充の選挙会」で決定したもので、21日に東京都千代田区の総務省で当選証書付与式が行われた。

「オン資」準備完了の歯科医院は4,110施設

 

オンライン資格確認システム(オン資)導入の準備が完了している歯科診療所は4,110施設で全歯科診療所の5.8%、すでに運用している歯科診療所は1,950施設(同2.8%)ある。厚労省が示した10日時点での状況によるもので、顔認証付きカードリーダーの歯科診療所の申込数は3万4,364施設(48.4%)。

衆議院選挙で歯科医7人が立候補

 

第49回衆議院議員総選挙で、少なくとも歯科医師7人が立候補している。

日本歯科医師連盟が推薦しているのは、比例北海道ブロックの渡辺孝一氏(前衆議院議員)、比例東京ブロックの伊藤智加氏(日本大学歯学部専任講師)、比例東海ブロックの岡本康宏氏(元小牧市民病院歯科口腔外科部長)の3人でいずれも自民党から。

日歯への要望を議論 医科歯科格差への対応求める—関東地区歯役員連絡協

 

令和3年度関東地区歯科医師会役員連絡協議会が21日、オンライン上で開かれた。メインテーマは「新しい時代の新しい歯科医療を創る」。第1分科会「新型コロナウイルス感染症によって歯科界は変化せざるをえなかったが、どのような対応をして、収束後はどのようにしたら良いか」と第2分科会「コロナ禍を経験して今後の社会保険の展望」で1都7県の取り組み状況の確認や議論を実施。全体協議会では、日本歯科医師会への要望書案について協議した。要望書は細かい調整の上で後日、日歯に提出される。

次期改定に向け外来診療を議論—中医協総会

 

中医協の第491回総会が20日、オンライン上で開かれ、次期診療報酬改定に向けて「外来(その2)」を議論した。①「かかりつけ医機能」、②「小児におけるかかりつけ医機能」、③「医療機関間の連携について」、④「生活習慣病管理」、⑤「耳鼻咽喉科診療」の論点が示された。

優良校89校を表彰—全国学校歯科保健研究大会

 

第85回全国学校歯科保健研究大会が21日、ウェブ上で「『生き抜く力』をはぐくむ歯·口の健康づくりの展開を目指して─学校での新しい生活様式」のテーマで開催された。主催は日本学校歯科医会(川本強会長)、東京都学校歯科医会(鈴木博会長)、日本学校保健会(中川俊男会長)、文部科学省。

フッ化物洗口で消毒液を誤配布—新潟市の小学校

 

新潟市教育委員会は13日、市立内野小学校でフッ化物洗口の際に誤って手指消毒用のアルコールを配布し、児童24人が洗口に使用したと発表した。一部報道によれば、配布された消毒液のアルコール度数は67.89%だったという。

新型コロナワクチン長期的な効果を検証—イスラエル

 

イスラエルは、高いワクチン接種率にもかかわらず、COVID-19の発生率が増加傾向にある。同国の研究者らが、ワクチン接種による免疫効果の長期的変動に関するコホート研究を実施。BNT162b2(ファイザー)ワクチンの2回目接種から6カ月後、液性免疫が男性、65歳以上、免疫抑制状態のヒトで大幅に低下したことが分かった。

新歯科健診システム事業は大学生や健保組合が対象—都歯

 

東京都歯科医師会(井上惠司会長)は、令和5年度に新規事業として計画している「新歯科健診システム事業」に向けて、検討中の四つの柱となる事業を紹介した。在京大学生や、九つの健康保険組合の被保険者、約600の都内健康保険組合の被保険者、全国健康保険協会(東京支部)の被保険者への無料歯科健診を考えている。21日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた記者会見で報告したもの。

FDI新会長「口腔健康格差の是正に取り組む」

 

世界歯科連盟(FDI)の新会長として9月29日より会務に当たっているIhsane Ben Yahya氏は同日、FDIニュースレターで談話を発表した。同氏はモロッコ出身で、初のアフリカ大陸から選出されたFDI会長となる。任期は2023年までの2年間。

災害等に備えBCPを模索—医業経営コンサル学会

 

「備えあれば憂いなし―地域包括ケアシステムを担保するBCPをめざす」をテーマに第25回日本医業経営コンサルタント学会福島大会(永山正人学会長)が14日から11月30日までウェブ開催している。主催は学会長の永山氏が会長を務める日本医業経営コンサルタント協会。

DXと口臭に焦点—私立歯科大学協会プレスセミナー

 

日本私立歯科大学協会(三浦廣行会長)は22日、歯科の役割の大きさや魅力などについて情報発信する第12回歯科プレスオンラインセミナーを開いた。東京歯科大学の片倉朗教授が「Society5.0時代の歯科医療におけるDX」、松本歯科大学の亀山敦史教授が「コロナ禍のマスク生活で気になる口臭の仕組みと対策」をテーマに講演した。

30代以上「高血糖」は「歯の数 少ない」—滋賀医科大らの研究で明らかに

 

 30代以上では、HbA1c値や空腹時血糖値が高いほど歯の本数が少なく、高血糖と喫煙の条件が重なると歯の喪失リスクが高まる-。滋賀医科大学の前川聡教授、森野勝太郎准教授の研究グループとサンスターの共同研究によるもの。

鈴木英二氏が理事長に就任—東日本学園

 

北海道医療大学を運営する東日本学園の理事長に鈴木英二氏が1日付で就任した。9月30日の理事会で決定したもので、任期は2022年3月22日まで。

咬合の影響など考察—口腔筋機能療法学会

 

日本口腔筋機能療法学会(高橋治会長)は、第8回学術大会(舩木純三大会長)を13、14の両日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールとウェブ上で開催した。「MFTのエビデンスを求めて」をテーマに特別講演や教育講演、一般口演、シンポジウムなどが行われた。

学術大会で「食を考える」—咀嚼学会

 

「"食"を考える」をテーマに日本咀嚼学会(志賀博理事長)が第32回学術大会(大川周治大会長)を2日から29日までウェブで開催している。

世界の歯科用機器市場 2030年には131億ドルに

 

「歯科用機器」の世界市場予測で、市場規模は2022年の56億ドルから8年後の30年末までに2.3倍の131億ドルに達する-。Kenneth Research(本社·アメリカ、ニューヨーク州)が発表したもので、年平均成長率は13%と予測している。

歯ブラシ用滅菌器市場 年17%ずつ成長

 

歯ブラシ用滅菌器の世界市場は、2021~27年までに17.4%の年平均成長率で、27年に2億2,008万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のReport Ocean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は約7,160万ドル。

特集「ホワイトニングの現状と展望」

 

コロナ禍で医科歯科問わず受診控えが起こっている中、むしろニーズが増えた可能性がある分野の一つにホワイトニングがある。一方で日本において国民、術者側の双方にホワイトニングが根付いているとは言い難い状況もある。「歯科界で10年ごとに起こっているホワイトニングの第3の波が間もなく到来するかもしれない」と語る日本大学歯学部の宮崎真至教授に、同分野の現状や展望などについて聞いた。

グッドデザイン賞2021で歯科8製品が受賞

 

2021年度のグッドデザイン賞の受賞結果が20日に発表され、国内の歯科·口腔ケア関連では8点が受賞した(日本歯科新聞調べ)。 今年の審査対象数は前年より1,066件多く過去最多の5,835件、受賞数は前年より213件多い1,608件だった。今年度を代表する「グッドデザイン大賞」は11月2日に発表される予定。

医院検索サイト開設 掲載医院の募集開始—RAQ

 

貴金属のリサイクル事業を行うアール·エー·キュー(=RAQ、本社·京都市、伊藤晴康社長)は、インターネットから予約できる歯科医院検索サイト「らくらく歯医者さん検索」を開設し、10月1日から掲載医院を募集している。

製品の自主回収で再発防止策を公表—マニー

 

マニー(本社·栃木県、齊藤雅彦社長)は、同社製品の一部の自主回収を進めていることに伴い、再発防止策の概要を1日に発表した。