令和4年度診療報酬改定 厚労相に意見書—中医協

中医協は10日の第504回総会で、令和4年度診療報酬改定についての厚労大臣に対する意見書を取りまとめた。診療側の「プラス改定」、支払側の「報酬を引き上げる環境にない」の主張を両論併記した上で、診療報酬改定率の設定に適切な対応を求めている。

診療報酬改定 基本方針取りまとめ—日歯·歯科医療提供に必要な評価要望

社会保障審議会の医療保険部会と医療部会が9日にそれぞれ開かれ、令和4年度診療報酬改定の基本方針が取りまとめられた。医療保険部会で日本歯科医師会常務理事の林正純委員、医療部会で日歯副会長の遠藤秀樹委員がそれぞれ賛同の意を示し、感染症予防における口腔機能の維持の重要性を考慮した対応、多職種連携も含めた歯科医療を提供するために必要な評価を求めた。基本方針は10日に両部会名で公表された。

診療報酬改定 診療側、支払側がそれぞれ意見提出—中医協

中医協の第503回総会が8日、オンライン上で開かれ、令和4年度診療報酬改定に関する支払側委員、診療側委員それぞれの意見が提出された。支払側は、「国民皆保険制度の長期的な持続可能性を高めつつ、医療提供体制を新興感染症にも強い効率的·効果的な仕組みへ再構築することや、高い水準の自然増を考えれば、令和4年度は診療報酬を引き上げる環境にない」と指摘。診療側は「国民の安全を守るためには、地域の医療と医療従事者を支える適切な財源が必要」として「プラス改定しかあり得ない」と訴えた。

地域包括ケアでの役割を議論—厚労省·歯科医療提供体制の検討会

第5回「歯科医療提供体制等に関する検討会」が11月30日、オンライン上で開かれ、地域包括ケアシステムの構築における歯科の役割等について議論した。

オーラルフレイル対策の重要性や取り組みを紹介—8020推進財団·フォーラム8020

8020推進財団(堀憲郎理事長)は、第19回フォーラム8020「8020運動の成果から推進するオーラルフレイル対策」を6日からホームページ上で配信している。地域での取り組みを中心に、健康な口腔環境の保持·増進を図る8020運動を踏まえて、全ライフステージにおける口腔健康管理とオーラルフレイル対策を通じた「口腔の諸機能の衰えの予防」の重要性を広く国民に伝えることを目的として企画。

消費税負担分の上乗せ点数 次期改定で見直しせず

令和4年度診療報酬改定では、消費税負担分の診療報酬の上乗せ点数の見直しは行わず、引き続き、消費税負担額と補てん状況を把握·検証していく。8日の中医協で承認された。

歯科での抗生物質使用薬剤耐性のリスク警告—マンチェスター大ら

歯科で急性症状への対応として投与される抗生物質の80%は不必要で、予防的に投与されるものの80%は有害—。マンチェスター大学歯学部のウェンディ·トンプソン氏らイギリス、インドの研究者らは、歯科医療現場で使用される抗生物質が薬剤耐性(AMR)によるリスク要因となるとの警告を、世界歯科連盟(FDI)機関誌の『IDJ』71号のコメンタリー欄に掲載した。

もみ殻がCR材として有効か—マレーシア大が検証

もみ殻を使用したコンポジットレジン修復材料の有効性を検証した結果、低コストで安全、サステナブルな素材と評価された。マレーシア大学歯学部保存修復学分野のGalvin Sim Sliang Lin氏らが検証したもので、10月30日に発行された審美修復分野の学術誌『Journal of Esthetic and Restorative Dentisitry』に論文掲載。

ICT時代の教育に焦点—歯科医学教育学会学術大会

日本歯科医学教育学会(秋山仁志理事長)が「医療ICT時代の歯科医学教育を考える—歯科医学における遠隔教育の実践」をテーマにした第40回総会·学術大会(本田和也大会長)を11月20日から12月3日までウェブ上で開催した。

「オープンリソース」のデジタル臨床を考察—臨床CADCAM学会

日本臨床歯科CADCAM学会(=JSCAD、蕭敬意理事長)は4、5の両日、オンライン上で第7回学術大会(北道敏行大会長)を開いた。大会テーマは「オープンリソースによるデジタル臨床を考える」。

矯正中の笑顔を表彰—ブレーススマイルコンテスト

矯正歯科治療中の笑顔の写真を募る第17回「ブレーススマイルコンテスト」で、最優秀賞に松尾紗代子氏の「いただきます!」が選ばれた。優秀賞には久本りか氏の「反抗期の娘と」、大会賞には山田麻結氏の「家族」が選ばれた。

コロナ禍における歯科医療管理模索—関東甲信越歯科医療管理学会

「コロナ禍における歯科医療管理を考える~安全·安心な歯科医療提供をめざして」をテーマに、関東甲信越歯科医療管理学会の第27回学術大会(赤井淳二大会長)が11月3日から27日までオンライン上で開かれた。

年13%ずつ成長—アーユルヴェーダ歯磨剤世界市場

「アーユルヴェーダ歯磨剤」の世界市場は、2021~27年までに13.41%以上の年平均成長率で、27年に18億5千万ドルに達すると予測—。米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は7億7千万ドル。

年4%ずつ成長—舌クリーナー世界市場

「舌クリーナー」の世界市場は、2021~30年までに4.1%以上の年平均成長率で、30年に6億1,730万ドルに達すると予測—。

米市場調査会社のReportOcean(アメリカ·ミシガン州)が発表したもの。20年の市場規模は4億410万ドル。製品タイプは、金属製、プラスチック、木材、ゴム。販売別は、オンラインストア、大型店舗(スーパーマーケット等)、専門店など。

著者インタビュー『世界一簡単な驚きの健康法マウステーピング』

「あいうべ体操」やマウステーピングの健康法で知られる福岡県みらいクリニックの今井一彰院長は、それらに関する多くの著者本を出しているが、このほどマウステーピングで、長野県松本市で開業する中島潤子歯科医師と共著本を出版した。『世界一簡単な驚きの健康法マウステーピング』(幻冬舎)と題した本ではタレントのパックンや落語家の立川談慶さんら、マウステープを愛用する多くの著名人がその驚きの効果を語っている。今井氏と中島氏に、貼って寝るだけで体調不良が改善されるマウステーピングの秘密や共著に至った経緯などを聞いた。

二酸化炭素測定で感染リスクを管理—シーラスメディカル

空気感染リスクの管理に必要な換気の常時モニタリングが、歯科でも普及する可能性が出てきた。陰圧·換気装置や環境モニタリングシステムを全国の医療機関、自治体に提供しているシーラスメディカル(大分市、イシカワ·マークCEO)は、歯科医院の治療室、待合室を想定して、後付け可能なクラウド型CO2モニタリングシステム「ME–238–j」の提供を始めた。

22年の事業戦略を発表—フィリップス·ジャパン

フィリップス·ジャパン(本社·東京都港区、堤 浩幸社長)は8日、「事業戦略発表会2022」を東京都千代田区の東京會舘およびオンライン配信で行った。

50歳以上2人に1人「ジンジバリス菌」保有

50歳以上の2人に1人が「ジンジバリス菌(歯周病菌)」を保有—。L8020協議会(二川浩樹会長)が行った調査によるもの。

歯医者のオンライン診療 9割「知らない」—20~50代のビジネスパーソンに調査

9割が「歯医者のオンライン診療」を知らないと回答—。Oh my teeth(本社·東京都渋谷区、西野誠CEO)が「オンライン診療」をテーマに、20~50代のビジネスパーソン3,021人に11月9~11日にインターネットで実施した調査によるもの。「オンライン診療を知っているか」では、「知っている」が56.8%、「知らない」が43.2%だった。「歯医者にもオンライン診療があることを知っているか」では、90.4%が「知らない」と回答した。オンライン診療を知っていると回答した人を対象に「オンライン診療を利用したことがあるか(n=1,717)」では、「利用したことがある」は11.2%と約1割だった。

口閉じテープで口内乾燥の予防と睡眠の質改善を確認—小林製薬

小林製薬(本社·大阪市、小林章浩社長)は、睡眠時に「口閉じテープ」を使用すると起床時の口腔内の乾燥を予防する他、睡眠の質を改善する可能性があるとの研究データを発表した。