予防テーマにアニメを配信-歯周病2学会

日本歯周病学会(小方賴昌理事長)と日本臨床歯周病学会(高井康博理事長)は、4月18日の「よい歯の日」に合わせて、歯周病予防をテーマとしたアニメ「にゃんかむちゅ~」をYouTube公式チャンネルで配信した。

「児童虐待」歯科健診・診療時のチェックリストを作成-日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、「乳幼児歯科健診」「学校歯科健診」「歯科診療所」でそれぞれ使える児童虐待診断用アセスメントシート「健やかな子育て支援のチェックリスト」を作成した。21日に東京都千代田区の歯科医師会館で開いた定例記者会見で山本秀樹常務理事が報告したもの。

診療報酬改定 疑義解釈その3に「咬合調整」1件

令和4年度診療報酬改定の疑義解釈が21日までに「その6」まで送付されており、11日の「その3」で歯科点数表の「咬合調整」に関する1件が通知されている。

「一定の安心感につながる」-金パラ緊急改定で堀日歯会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、歯科用貴金属の告示価格の緊急改定について「歯科医療機関にとっても一定の安心感につながるものとして、ご理解と支援に感謝したい」とコメントした。21日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた定例記者会見で述べたもの。

2040年を見据えた歯科ビジョンフォローアップ会議で成果や展開など議論へ

2040年を見据えた歯科ビジョンフォローアップ会議が5月19日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれる。20年10月に発行した同ビジョンの具体的な展開の進捗状況の報告と、今後の展開についてビジョン策定時の検討会委員らで意見交換するもの。柳川忠廣副会長が定例記者会見で報告した。

新型コロナワクチン 歯科医3万1千人が183万回を接種

3月には、歯科医師延べ1,218人によって6万4,979回のコロナワクチン接種が行われ、昨年5月からの累計は3万1,484人、183万1,823回となる。日本歯科医師会の定例記者会見で柳川忠廣副会長が報告した。

ワクチン接種等で官房長官らと意見交換-堀日歯会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、13日から15日にかけて、松野博一内閣官房長官や佐藤英道厚生労働副大臣らと面談し、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種や歯科用貴金属の価格急騰について意見交換をした。日歯が18日に公表したもの。

「歯と口の健康週間」実施要領を送付-日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、6月4日から10日まで実施される「令和4年度歯と口の健康週間」の実施要領を15日付で関係団体に送付した。

訃報 佐藤博嗣氏

元山形県歯科医師会会長で元日本歯科医師会理事の佐藤博嗣(さとう・ひろつぐ)氏は21日、死去した。84歳。

9割が「歯科技工報酬」望む-2021歯科技工士実態調査

「将来の歯科技工業界に必要と思われる事項」で、歯科技工士の91.8%が「医療保険制度における『歯科技工報酬』」を望んでいる-。日本歯科技工士会(杉岡範明会長)が19日にホームページ上で公開した「2021歯科技工士実態調査報告書」によるもの。同調査は、日技が3年ごとに継続的に実施しており、勤務者と自営者各3千人を対象とし、それぞれ571人と420人から回答を得ている。

1年での会員増加トップは「歯周病学会」の297人-日歯医学会分科会

日本歯科医学会の専門・認定分科会のうち、ここ1年で最も会員数が増えたのは、日本歯周病学会の297人増で、次いで日本有病者歯科医療学会177人増、日本口腔外科学会154人増、日本矯正歯科学会140人増と続く。一方で、会員数の減少が目立ったのは、日本歯科審美学会の385人減、日本補綴歯科学会160人減、歯科基礎医学会63人減、日本歯科放射線学会52人減、日本障害者歯科学会49人減など。毎年3月末に発行の日本歯科医学会誌『JJADS』に掲載される学会活動報告を基に前年と比較したもの。

杉のむし歯菌抑制効果-高校生が細菌学会総会で研究成果発表

高校生が、杉にむし歯菌を抑制する効果があることを発見―。宮崎県の宮崎北高等学校3年の高橋正輝さん、下茂晄大さんは、県内の一部で生育する杉の一種、飫肥杉を使った歯磨き粉開発についての研究成果を、3月29日から開催された日本細菌学会(赤池孝章理事長)の第95回総会で発表した。

歯科国試出題基準で「漢方薬」と「国際保健」が重要-王教授と森田教授

来年度の第116回歯科医師国家試験から、「漢方薬物療法」と「国際保健」に関する問題が出題される可能性が高くなる。それに対して、大阪歯科大学の王宝禮教授と岡山大学大学院医歯薬学研究科の森田学教授は、両分野とも必須なものとして、教育の重要性を指摘する。

肥満と歯周病の関係解明-岡大

岡山大学学術研究院医歯薬学域予防歯科学分野の丸山貴之助教、森田学教授らの研究グループは、ラットを使った実験で、血液中のmicroRNAと歯周組織のmRNAの解析により肥満と歯周病の関連性を解明した。学術雑誌『Journal of Periodontal Research』(3月2日)に掲載されたもの。

間葉系幹細胞 分化能向上の培養-東北大が開発

培養を繰り返すうちに分化能などが低下してしまう間葉系幹細胞の幹細胞性を向上させる新規培養法を、東北大学大学院歯学研究科の大堀悠美学術研究員、新部邦透講師、江草宏教授らの研究グループが開発した。

歯ブラシ「プラスチック製がいい」が「紙製・木製でもいい」を上回る

歯ブラシは「紙製・木製に置き換わってもいい」よりも、「できればプラスチック製がいい」が上回る-。クロス・マーケティング(本社・東京都新宿区、五十嵐幹社長)が実施した「脱プラスチックに関する調査(2022年)」によるもの。調査は、全国の20~69歳の男女1,100人(各年代220人)を対象に4月1日~3日にインターネットで実施した。

ジーシー創業100周年「感謝の会」「シンポ」など-国内外から歯科関係者が参加

ジーシー(本社・東京都文京区、中尾潔貴社長)は、昨年コロナ禍で延期となっていた創業100周年事業「感謝の会」を15日に東京都港区のオークラ東京で、また「第5回国際歯科シンポジウム」を16、17日に東京都千代田区の東京国際フォーラムおよび一部セッションをウェブ形式で開いた。

噛む習慣化をサポート小学校に教材を無償で-ロッテ

ロッテ(本社・東京都新宿区、牛膓栄一社長)は、食育活動の新たな取り組みとして、教育支援プログラム「めざせ!かむことマスター~まいにちかんでげんきいっぱい!」を4日から開始した。
同プログラムは、小学校低学年(1・2年生)を対象に、よく噛むことの大切さやポイントを学び、よく噛むことの意識・習慣化をサポートする教材。

ロゴを刷新-Ivoclar Vivadent 呼び名は「イボクラー」

Ivoclar Vivadent(本社・東京都文京区、犬飼清社長)は、同社のブランドロゴをリニューアルし、呼び名を「Ivoclar(イボクラー)」に変更したと発表した。