本紙緊急アンケート 歯科器材の価格 値上げ済・検討 9割

歯科器材の価格について、91.0%が「値上げ済み」か「今後、値上げの方向」と回答-。本紙が実施した「歯科器材の価格に関する緊急アンケート」によるもの。

春の叙勲 歯科関係者60人が受章

令和4年度春の叙勲の受章者が4月29日に発表され、少なくとも60人の歯科関係者が受章した。

元神奈川県歯常務の堀真治氏が藍綬褒章

令和4年春の褒章で、元神奈川県歯科医師会常務理事の堀真治氏が藍綬褒章を受章した。

金パラ問題 代替素材の活用拡大に期待か-高橋日歯連盟会長が国の方針受け見解

日本歯科医師連盟の高橋英登会長は、国の施策に金銀パラジウム合金の代替素材の活用拡大の検討が明記されたとして、「少しは解決の糸口が見えたのではないか」との考えを示し、さらに「ハイブリッドセラミックスの適応拡大が主となると思っている」と私見を述べた。4月28日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた理事会後の記者会見で、同月26日の「原油価格・物価高騰等に関する関係閣僚会議」で示された「新たな価格体系への適応の円滑化に向けた中小企業対策等」の中に、金銀パラジウムの価格高騰への対応として、代替材料の活用拡大の検討が明記された点に言及したもの。

「オン資」「健診」など議論-日歯が代議員と意見交換会

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は4月27日、オンライン上で「代議員との意見交換会」を開き、第197回臨時代議員会の事前質問の関連質問を中心に議論した。代議員からは「電子カルテと電子認証」「オンライン資格確認の導入促進について」「歯科技工士業務の法改正を伴う早急な制度改革を望む」「『統一健診票』について」の質問があり、執行部がそれぞれに回答した。

技工士のCAD 自宅等で可能に-歯科技工士法施行規則4月から一部改正

歯科技工士法施行規則の一部が4月1日に改正された。変更点は「歯科技工所の届出事項に、リモートワークを行う者等の追加」「歯科技工所の構造設備基準に、リモートワークを行う者がいる場合は、個人情報の適切な管理のための特段の措置を講じていることを追加」「歯科技工士は、業務を行った場合には記録を作成し、保存する」など。4月27日の日本歯科医師会「代議員との意見交換会」で三代知史常務理事が報告したもの。

歯磨剤がコロナを不活化-日歯がHPで紹介

歯磨剤に含まれるラウリル硫酸ナトリウム(SDS)などの界面活性剤が新型コロナウイルスを不活化させ、他者への感染リスクを低減できる可能性がある―。岡山理科大学獣医学部微生物学講座の森川茂教授の執筆・監修した「ウイルス感染対策としての口腔ケア~歯磨剤の新型コロナウイルスに対する不活化効果」によるもので、日本歯科医師会(堀憲郎会長)がホームページ上に掲載した。

国民皆歯科健診実現PTが保険者にヒアリングを実施-自民党

自民党政務調査会の人生100年時代戦略本部に設置された「国民皆歯科健診実現PT」が4月25日、自民党本部で開かれ、デンソー健康保険組合と健康保険組合連合会愛知連合会の取り組みについてヒアリングを行った。

勤務歯科技工士「定年まで勤める」38.5%-2021歯科技工士実態調査

勤務歯科技工士の38.5%が「現状のまま定年まで勤める」と考えているが、年代別に見ると平均を上回っているのは「50代」62.7%、「60歳以上」48.2%、「40代」42.1%で、「30代」は27.1%、「20代」は15.7%に留まっている-。日本歯科技工士会の「2021歯科技工士実態調査報告」によるもの。

国内の歯科技工所4社がウクライナ支援で業務を共同発注

ロシア軍によるウクライナ侵攻により、生活に窮しているウクライナの歯科技工士の就業支援を目的に、国内4社の歯科技工所が歯科技工業務の一部をウクライナに共同発注する。

発信したい若手集めプレゼンショー-医療物販学ラボ

中原まさひろの医療物販学ラボ(中原維浩代表)は4月24日、横浜市西区の崎陽軒本店で「イブラボフェス」をリアル開催した。三つのオンラインサロンのオフ会の位置付けで、中原まさひろの医療物販学ラボの他、かすもりおしむら歯科オンラインサロン(押村憲昭代表)、カド部屋(角祥太郎代表)のメンバーが参加した。

小学生の「なりたい職業」歯科医は男子42位、女子74位

2021年小学生「将来なりたい職業ランキング」で、「歯科医師」は男子児童の42位、女子児童の74位、「歯科衛生士」は女子児童の67位-。日本FP協会(東京都港区、白根壽晴理事長)の調査によるもので、男子児童の1位は「サッカー選手・監督など」、女子児童の1位は「医師」だった。

令和4年2月歯科診療所数 6万7,764施設

厚労省の施設動態調査による令和4年2月末現在の歯科診療所数は全国で6万7,764施設で、前月より7減少した。

令和4年1月の歯科医療費・社保 件数3.4%増、点数1.9%増

社会保険診療報酬支払基金による令和4年1月診療分の歯科の件数は1,237万8千件、点数は144億4,359万8千点で、前年同月に比べ件数は3.4%増加、点数は1.9%増加した。

令和4年1月の歯科医療費・国保 市町村の金額5.9%減少

国保中央会がまとめた令和4年1月診療分の歯科医療費は市町村が513億円で、対前年同月比で5.9%減少。組合は43億円で0.4%増加。後期高齢者は468億円で8.0%減少した。

口腔内細菌でがんを予測-東京医科大らが特徴的な細菌叢を特定

口腔内や腸内の細菌が、がんの予測に有用-。東京医科大学と国立国際医療研究センター、糖尿病研究センター、欧州分子生物学研究所の研究グループが、膵臓がん患者と非がん患者の唾液と糞便中のマイクロバイオームの解析によって明らかにした。

日本デジタル歯科学会が日歯医学会分科会加盟記念で祝賀会

日本デジタル歯科学会(末瀬一彦理事長)は4月24日、東京都千代田区の帝国ホテル東京で、日本歯科医学会認定分科会加盟祝賀会を開催し、末瀬理事長は、CAD/CAM冠の全歯保険適用を当面の目標とするなどの今後の意気込みを語った。来賓を含む出席者は、新型コロナウイルスの感染に配慮し最小限とした。

加熱式たばこ 教育歴などが低いと受動喫煙リスク増

大卒よりも高卒の方が加熱式たばこによる受動喫煙リスクが高くなる可能性がある-。東北大学大学院歯学研究科の竹内研時准教授と玉田雄大特別研究学生らの研究グループが明らかにした。

対談「ビューティーアドバイザー」とは

豊かで幸せな生活につながる健康の情報提供ができる「ビューティーアドバイザー」の第8期養成講座が6月12日、東京・日本橋のオルクドール・サロンTOKYOで開かれる。主催は、日本アンチエイジング歯科学会(松尾通会長)で、同学会のライフスタイル部会・スポーツ健康部会が準備を進めている。超高齢社会での歯科医療や同学会、ビューティーアドバイザーの役割、今後の展望などを学会副会長の志田佐和子氏と養成講座コースコーディネーターの前島美佳氏に聞いた。

笑顔と歯並びに関する意識調査 7割「笑顔に自信なし」

66.4%が「笑顔に自信がない」、75.0%が「歯並びに自信がない」と回答し、30代女性では約60%が「歯科矯正を検討したことがある」と回答-。デンツプライシロナ(本社・東京都港区、佐伯広幸社長)が実施した「笑顔と歯並びに関する意識調査」によるもの。

DXで生産時の課題を予測 歯磨剤の開発 時短へ-ライオン/日立

ライオン(本社・東京都墨田区、掬川正純社長)と日立製作所(=日立、本社・東京都千代田区、小島啓二社長兼CEO)は、歯磨剤の生産時に起こり得る課題を事前に予測し、製造工程上最適な組成や物性情報を自動で提案するシステムを開発した。

新入社員向け業界セミナー-日本歯科新聞社

日本歯科新聞社は4月25日、東京都千代田区のワテラス・コモンホールとオンラインで、主に歯科関連企業の新入社員向けの業界入門セミナーを開催した=写真。歯科医療を取り巻く社会情勢の変化や、歯科業界の産業構造、期待される領域などについて概略的な知識を共有するのが目的。講師は、水野純治社長。
なお、同講演のアーカイブ版動画を1社5万円(税込)で販売。6月中旬まで視聴できる。問い合わせは日本歯科新聞社企画室TEL03(3234)2475まで。

医療従事者向けマッチングアプリ-日本メディカルキャリアらが開発

日本メディカルキャリア(本社・東京都渋谷区、落合宏明社長)とBULLBASE(本社・東京都新宿区、後藤衛社長)は医療従事者向けのマッチングアプリ「メディカルラウンジ」を開発、販売している。