「教室歌」の一部

北原白秋と山田耕筰の歌 九大歯科口腔外科教室に

「からたちの花」「この道」などの数々の童謡の共同作品を残した詩人の北原白秋氏と作曲家の山田耕筰氏。両氏が九州大学歯科口腔外科教室(当時)のために制作した「教室歌」の歌詞と楽譜が同学部に保管されており、直筆であることが明らかになった。

歯周病 腸内細菌が発症に影響-福歯大が解明

口から流れ込んだ歯周病原細菌が腸で取り込まれ、腸内細菌の影響を受けて活性化したヘルパーT細胞が口に移動して歯周病の発症と重症化を引き起こす-。福岡歯科大学口腔歯学部感染生物学分野の田中芳彦教授、永尾潤一講師らの研究で判明したもの。

フソバクテリウム「ポリアミン」産生で病原性が増加

口腔常在菌Fusobacterium nucleatum(フソバクテリウム)と他の常在菌の相互作用によって産生される物質「ポリアミン」が、Porphyromonas gingivalis(Pジンジバリス)のバイオフィルムの病原性を高める-。大阪大学大学院歯学研究科の坂中哲人助教、久保庭雅恵准教授、天野敦雄教授、同大学院工学研究科の新間秀一准教授、福﨑英一郎教授らと、米国のルイビル大学との共同研究によって解明された。

「よ坊さん」LINEスタンプ-日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、PRキャラクター「よ坊さん」のLINEスタンプをリリースした。
スタンプは24個で、「ありがとう!」や「おはよう」などのあいさつや、感情を表したイラストなど日常で使えるデザインが揃っている。

歯科の現場で注意呼び掛け-サル痘で『IDJ』論文

7月下旬に世界保健機関(WHO)が緊急事態宣言したサル痘の流行。サル痘患者の70%に口腔症状を呈し、25%以上が口腔潰瘍を主な症状とするため、歯科医療現場での感染予防対策が求められる。
香港大学歯学部のLakshman Samaranayake氏とカタール大学歯学部のSukumaran Anil氏らは、サル痘に関する最新の知見と、歯科医療現場での留意点をまとめ、8月5日発行の『IDJ』に論文を掲載した。

オン資「診療情報」閲覧可能に

オンライン資格確認等システムで、11日から患者の同意の下で受診歴や診療行為名などの「診療情報」が閲覧可能になる。厚労省が5日に公表した。

「8020テレビ」で「口臭」の解消法など紹介-日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)は、動画「気になる口臭!その解消法」をホームページ内の「日歯8020テレビ」で公開したと、6日のプレスリリースで公表した。

三師の資格管理にマイナンバー活用へ-厚労省が提案

令和6年度以降、医師・歯科医師・薬剤師の資格管理にマイナンバー制度を活用し、免許申請のオンライン化・簡素化、資格データの適正化、マイナポータルでの資格情報の閲覧を可能とするなどの案が厚労省から示された。5日に東京都港区のAP新橋とオンライン上で開かれた第90回社会保障審議会医療部会で議論したもの。

医師・歯科医師の8割がオン資義務化に反対-保団連

医師・歯科医師の約8割がオンライン資格確認のシステム導入原則義務化に反対し、64.9%が「必要性を感じていない」と回答している-。全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)が会員に行った緊急アンケートの結果によるもので、概要を6日に公表した。

初診の矯正患者数 コロナ前後で3.6倍も増加

平成29年の初診の矯正患者数は1日当たり800人で、令和2年は2,900人で3.6倍の結果となった。
厚労省の「患者調査」の各疾患ごとの初診・再診の人数を用いて、DRIPS(本社・東京都千代田区、各務康貴社長)が、分析したもの。患者調査では、層化無作為抽出された1,300程度の歯科医院が対象となっている。

新生児期の睡眠、歯ぎしりと関係-東北大らが解明

児童の新生児期(生後1カ月時点)の睡眠時間が短いほど、将来的な歯ぎしり癖の発生が高い傾向となる。
東北大学病院の土谷忍助教、同大大学院医学系研究科の有馬隆博教授、八重樫伸生教授、門間陽樹講師、医工学研究科の永富良一教授、東北福祉大学保健看護学科の土谷昌広教授らのグループが解明した。

困窮学生にクーポン配布へ-徳島大学がクラファン

歯学部のある徳島大学が、コロナ禍や物価高騰で生活に苦しむ学生らに徳島県内のスーパー4社で利用できるクーポン券を配布するために、クラウドファンディング「Otsucle(おつくる)」で10月16日まで資金を募っている。

妊娠中の喫煙 妊娠高血圧のリスクが上昇

全国出生コホートコンソーシアム (JBiCC)が、 出生コホートに参加した2万8,219人の妊婦の情報を用いて、妊娠中期以降も喫煙を続けると、非喫煙者と比べて妊娠高血圧症候群のリスクが約1.2倍高くなる可能性を8月9日に発表した。

東京デンタルショー 10月22、23日に3年ぶり開催へ

「東京デンタルショー2022」が10月22、23の両日、東京都江東区の東京ビッグサイト東1~2ホールで開かれる。コロナ禍で中止が続いていた同デンタルショーは、3年ぶりの開催。第44回日本歯科技工学会学術大会(※11月19、20日にオンライン開催)との併催。

歯科技工所2社を子会社化-歯愛メディカル

歯愛メディカル(本社・石川県、清水清人代表&CEO)が、「歯科技工所2社を子会社化した」との記事が8月30日の日刊紙等で報じられた。
そこで、同社経営管理部の担当者に、歯科技工分野への今後の取り組みなどについて聞いた。

『プラスワン思考』の著者・味岡武志氏に聞く

企業にしても歯科医院にしても、経営の「良し悪し」を左右するのは何だろうか。『プラスワン思考』(クロスメディア・パブリッシング刊)の著者である味岡武志氏は、愛知県日進市で歯科医院を開業する歯科医師である。2015年4月に開業した当初は、うまくいかないことばかりで失意のどん底を経験したという。そんな彼をどん底から立ち直らせ、躍進の原動力としたのが本書のタイトルの「プラスワン思考」である。今や毎年20%アップの売り上げを継続し、定期検診の患者だけで毎月700~800人が訪れるまでになった考え方「プラスワン思考」とは何か、それを持つに至った理由などについて聞いた。

ホシイの歯科材料事業21日付で移管-北海道歯科産業

北海道歯科産業(本社・札幌市、山田哲哉社長)は、ホシイ(本社・札幌市、星井誠司社長)の歯科材料販売事業を9月21日付で同社に移管する。8月22日に開かれた臨時取締役会で決議した。

サンギの「アパガード」が「愛用中の歯磨粉」で1位

女性ファッション誌『美人百花』の読者1千人が選ぶ「美人百花アワード2022 愛用している歯みがき粉部門」で、サンギ(本社・東京都中央区、ロズリン・ヘイマン社長)の歯磨剤「アパガード」シリーズが第1位を受賞した。同製品は昨年のアワードでは第3位だった。