中日ドラゴンズ選手らに「アスリート歯科健診」-愛知県歯

愛知県歯科医師会(内堀典保会長)は10月8日と20日、名古屋市のナゴヤ球場屋内練習場の一室で中日ドラゴンズの選手やコーチ、スタッフの計62人に「アスリート歯科健診」を行った。

オン資 60歳以上の日歯会員調査「対応困難」2割

日本歯科医師会の60歳以上で電子媒体請求をしている会員のうち、約2割がオンライン資格確認への対応が困難と回答した-。10月27日の日歯の定例記者会見で堀憲郎会長がアンケート調査結果の速報版を紹介。調査結果から必要と思われる対応を整理し、「高齢でレセプト件数の少ない医療機関へのオンライン資格確認導入の義務付け除外」や「インターネット環境が整わない場合の猶予、義務付けの除外」などを公明党と自民党のヒアリングで要望したと明かした。

医療経済実態調査で技工委託費の把握も検討か

医療経済実態調査で、これまで把握していなかった歯科技工の委託費が調査項目に盛り込まれる可能性が出てきた。10月26日にオンライン上で開かれた中医協の調査実施小委員会で、第24回医療経済実態調査をどのような内容にするかの議論がスタート。調査の在り方、調査項目、有効回答率の向上などについて論点が示され、委員の意見を求めた。

オミクロン株対応ワクチン 内閣府副大臣が日歯に接種の協力要請

日本歯科医師会(堀憲郎会長)が、新型コロナウイルスのオミクロン株対応2価ワクチンの接種について国から協力要請を受けている。10月21日に日歯が公表したもので、20日に厚生労働副大臣・内閣府副大臣(新型コロナワクチン接種推進担当)の伊佐進一氏と日歯の堀会長、柳川忠廣副会長、瀬古口精良専務理事が面談した。

令和4年度日歯生涯研修セミナー 2回で2,532人受講

初めて会員個人へのリアルタイム配信を導入した日本歯科医師会の令和4年度生涯研修セミナーが、全4回のうち2回を終え、すでに前年度と同レベルの2,532人が受講している。10月27日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた日歯の定例記者会見で尾松素樹常務理事が報告した。

歯科医によるワクチン接種3万3千人が協力

新型コロナウイルスワクチン接種は、昨年5月から今年9月末まで、歯科医師延べ3万2,983人が計189万6,222回接種している。10月27日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた日本歯科医師会の定例記者会見で配布された資料によるもの。

歯科医5人に行政処分

厚労省は10月21日、前日の医道審議会医道分科会の答申を踏まえて、医師12人、歯科医師5人の行政処分を発表した。歯科の処分は、「診療報酬不正請求」で歯科医業停止3カ月が4人、「傷害」で戒告が1人。その他、厳重注意も医師14人、歯科医師5人が受けている。

日歯会長予備選挙 柳川忠廣氏が出馬表明

日本歯科医師会副会長の柳川忠廣氏は10月27日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で次期日歯会長予備選挙に向けた出馬表明記者会見を開いた。柳川氏が「継続と改革、そして調和~One for All,All for One」をスローガンに、国民への情報発信強化、日本歯科医師連盟との連携強化など取り組むべき課題、出馬する決意を表明。さらに推薦を決めた県歯科医師会会長らも駆けつけ、応援メッセージを送った。

物価高騰で歯科診療所の経費 月15万円増加-日歯連盟が試算

物価高騰によって、歯科診療所でかかる経費が、7月分は前年より14万1,362円、8月分は15万9,014円増加している。日本歯科医師連盟(高橋英登会長)が試算したデータによるもので、10月27日の理事会後の記者会見で示された。

オン資ランニングコスト 毎月1万7千円

オンライン資格確認導入によって生じるランニングコストは毎月1万7,215円。日本歯科医師連盟が試算したもので、10月27日の理事会後の定例記者会見で報告があった。

優良校112校など表彰-全国学校歯科保健研究大会

第86回全国学校歯科保健研究会大会が10月20日、「口腔から全身の健康づくりを目指して~未来の生活を支える学校歯科保健」のテーマで山梨県のYCC県民文化ホールとウェブで行われた。

地域包括ケアテーマに学術大会-歯科薬物療法学会

日本歯科薬物療法学会(松野智宣理事長)は、「地域包括ケアを支える歯科薬物療法」をテーマに第42回学術大会(上川善昭大会長)を10月1日から2日間、ウェブで開催し、17日から31日までオンデマンド配信を行った。

低酸素での幹細胞活性 歯髄の再生を促進

低酸素で活性化する幹細胞を歯髄の再生に活かすことができる-。香港大学歯学部のワルナ・L・ディサナーヤカ博士(口腔生物学)らの研究グループが実証した。

小学校5年生と6年生 歯列不正が約5割

小学校5年生と6年生のうち、約5割が歯列不正である。ライオン(掬川正純社長)と弘前大学(福田眞作学長)、青森県黒石市が共同で明らかにしたもの。

ブレーススマイルコンテスト14日まで一般投票-日臨矯

日本臨床矯正歯科医会(野村泰世会長)主催の矯正治療中の笑顔の写真を表彰するブレーススマイルコンテスト「さあ、笑顔を解き放とう!」の選考が進んでいる。すでに入賞12作品が決まり、上位入賞者を決める一般投票が公式ホームページで11月1日から14日まで実施される予定だ。

カムカム弁当で高齢者に咀嚼の重要性を伝える-東京医科歯科大

フレイル予防は、特に栄養摂取の入口である口腔機能の低下(オーラルフレイル)予防が重要との考えの下、東京医科歯科大学(田中雄二郎学長)とあいおいニッセイ同和損害保険(=AD損保、新納啓介社長)が、口の健康と食をテーマとしたオーラルフレイル予防事業「カムカム健康プログラム」を地域在住の高齢者を対象に9月から実施している。

くちを大きく考えるシンポ 女優の杉本彩さんが特別講演

「第3回くちを大きく考えるシンポジウム」(主催・野村クリエイト)が10月23日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された。いびき、癌、味覚、統計学、痛み、摂食嚥下をテーマとした講演など、多彩な企画が催され、特別講演では、女優で美容家の杉本彩さんが出演してのトークショーが行われた。

セミナー事前鼎談 米国歯科衛生士のスタンダード「プロフィー」とは

アメリカの歯科衛生士の9割が実践しているという予防診療「Prophylaxis(プロフィー)」を学べるセミナーを、日本アインチエイジング歯科学会(松尾通会長)が11月、12月に開催する。セミナー講師は、ハワイで歯科衛生士として活躍する、ハワイデンタルアカデミー代表のMie Choe氏。プロフィーの概要や、日本の歯科診療に導入するメリットなどを、Choe氏と既に日本で実践している歯科衛生士の宮田夏絵氏(宮田歯科クリニック)、高木佐知子氏(たかぎ歯科医院)に聞いた。

第5回メディカルジャパン東京 歯科関連器材も展示

第5回医療・介護・薬局Weak東京(メディカルジャパン東京)が10月12日から14日まで千葉市の幕張メッセで開催された。主催はRX Japan(本社・東京都新宿区、田中岳志社長)。
ルーペなど診療補助用具、感染予防対策品など歯科に関連した展示も見られた。