20代の17%「歯周病知らない」-サンスター調査

成人の約5割が「この先、永久歯を抜く経験をする可能性がある」と感じている-。サンスターグループ(=サンスター)が「いい歯の日」(11月8日)に合わせて実施した歯周病に対する意識や口腔ケアに関する調査によるもの。全国の20歳以上の男女1,100人(20、30、40、50代、60歳以上の男女各110人ずつ)を対象に7月7日にインターネットで実施した。

医師の自見英子議員「妊産婦の歯科健診 義務化を」

医師の自見英子参議院議員は、国民皆歯科健診への取り組みを踏まえて、妊産婦への歯科健診の義務化を進めてほしいと、11月25日に開かれた国民歯科問題議員連盟で訴えた。

小山日歯常務理事が紹介『デンタルクエスト』の新刊発売

日本歯科医師会が協力している、歯科衛生士を主人公に歯科界の最先端を描くコミック『デンタルクエスト』(集英社)の4巻が発売された。11月30日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた日歯の都道府県歯科医師会広報担当理事連絡協議会で小山茂幸常務理事が紹介。「多くの方に読んでほしい。今後も連載が続けば、ドラマ化も検討されるという話もあるので、ぜひ、応援をお願いしたい」と呼び掛けた。

8年ぶりの広報担当理事連絡協で広報の在り方学ぶ-日歯

日本歯科医師会(堀憲郎会長)の令和4年度都道府県歯科医師会広報担当理事連絡協議会が11月30日、東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた。8年ぶりの開催で、日歯の広報活動について報告があった他、研修では東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野准教授の奥原剛氏が「行動変容のためのヘルスコミュニケーション」について講演、講演を踏まえての啓発チラシ作成のグループワークも行われた。

「新執行部を見据え来年度事業を計画」-堀日歯会長

日本歯科医師会の堀憲郎会長は、来年度事業計画について、「2040年を見据えた歯科ビジョン」の具体的アクション展開を継続しつつ、「新執行部が新しい視点で取り組むことを想定した拡張性と自由度のある内容にしてほしいと各所管にお願いしている」と明かした。11月24日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた定例記者会見で述べたもの。

第31回日本医学会総会 来年4月、東京で開催

第31回日本医学会総会(春日雅人会頭)が来年4月21日から3日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムおよび近郊で開かれ、歯科に関する特別講演やシンポジウム、市民向けセッションも行われる。11月24日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた日本歯科医師会の定例記者会見で堀憲郎会長と尾松素樹常務理事が報告した。

歯科医による新型コロナワクチン接種189万8201回に

新型コロナウイルスワクチンは、昨年5月から今年10月末まで延べ3万3005人の歯科医師が、累計189万8,201回の接種に協力している。11月24日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた日本歯科医師会の定例記者会見で示された資料によるもの。

大阪府歯が無償提供のミルクボーイ歯科啓発動画 約60団体が活用

お笑いコンビのミルクボーイが出演する動画「生きる力を支える歯科(国民向け)」「口腔機能低下症と検査の話(歯科医師向け)」が、都道府県や郡市区の歯科医師会、同窓会だけでなく、企業、市役所、歯科衛生士会など60団体ほどのイベントで活用されている。大阪府歯科医師会(深田拓司会長)がホームページ上で公開、無償提供している動画で、これまでストリーミング方式での提供に限られていたが、11月17日からは、CDによるデータ提供が可能となり、オフラインでも放映できるようになった。

日歯会長予備選挙 柳川氏が総決起大会

来年2月の日本歯科医師会会長予備選挙に出馬の意向を示した柳川忠廣氏の後援会「廣楠の会」は11月23日、静岡市のホテルアソシア静岡で選挙に向けて総決起大会を開いた。

日歯会長予備選挙「チーム高橋」が集会

日本歯科医師会の会長予備選挙に立候補を表明している日本歯科医師連盟会長の高橋英登氏を支援する「チーム高橋」が発足した。4日には東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで「『日歯』のあるべき姿を語る会 『チーム高橋』発足集会」が開かれ、約140人が集まった。

東京・浅草歯科医師会 創立110周年を祝う

東京の浅草歯科医師会(鬼久保至彦会長)は11月26日、東京都台東区の浅草ビューホテルで創立110周年記念式典・祝賀会を開いた。

予算獲得に向けて日歯・連盟が要望-国民歯科問題議員連盟総会

国民歯科問題議員連盟(関口昌一会長)の総会が11月25日、東京都千代田区の参議院議員会館で開かれた。議題は役員案と令和5年度歯科関係税制改正、同予算案などで、日本歯科医師会の堀憲郎会長、日本歯科医師連盟の高橋英登会長が改めて来年度予算や昨今の物価高騰への対応などを要望した。

神奈川県歯連盟創立70周年記念 菅前総理と河野大臣が講演

神奈川県歯科医師連盟(鶴岡裕亮会長)は創立70周年記念講演会を11月20日、横浜市の神奈川県歯科医師会館で開いた。第99代内閣総理大臣の菅義偉衆議院議員が「菅内閣の成果とこれからの日本」、デジタル大臣・内閣府特命担当大臣の河野太郎衆議院議員が「我が国の未来」と題して講演した。

自民党・スポーツ歯科支援議連が総会 マウスガード普及状況など確認

自民党の「スポーツ歯科を支援する議員連盟」の総会が11月29日、東京都千代田区の参議院議員会館で開かれ、日本スポーツ歯科医学会の安井利一理事長と日本スポーツ協会公認スポーツデンティスト協議会の杉山義祥会長が国内外のマウスガード普及状況などについて講演した。

物価高騰対策の交付金で「まだ給付の可能性ある」-村上日歯連盟副会長

日本歯科医師連盟(高橋英登会長)の村上恵一副会長は、物価高騰に対する地方創生臨時交付金について、12月の補正予算も踏まえて諦めずに都道府県や市町村に働き掛けることで給付が決まる可能性があると説明した。11月25日に東京都千代田区の歯科医師会館で開かれた理事会後の記者会見で述べたもの。

令和2年度国民医療費 歯科は3兆22億円

令和2年度国民医療費で、歯科医療費は3兆22億円だった。同統計が歯科医療費を把握し始めた昭和37年度以降、過去最高だった前年度と比べて128億円、2.5%減少した。医療費総額は前年度より1兆4,230億円、3.2%減の42兆9,665億円で、歯科の構成割合は前年度より0.2ポイント増の7.0%だった。

令和4年8月の歯科医療費・社保 件数1.3%増、点数1.8%増

社会保険診療報酬支払基金による令和4年8月診療分の歯科の件数は1,317万6千件、点数は158億3,704万2千点で、前年同月に比べ件数は1.3%、点数は1.8%それぞれ増加した。

令和4年8月の歯科医療費・国保 市町村の金額、1.1%増加

国保中央会がまとめた令和4年8月診療分の歯科医療費は市町村が544億円で、対前年同月比で1.1%増加。組合は47億円で0.5%増加。後期高齢者は539億円で8.0%増加した。

歯科健診の受診頻度「年に1回以上」4割-ライオン調べ

歯科医院で1年に1回以上、歯科健診を受診する人は4割程度で、女性の方が男性より高い傾向にあった。ライオン(本社・東京都墨田区、掬川正純社長)が、歯科医院で受ける歯科健診に関するアンケートを15歳から69歳の男女1千人を対象に9月28日から10月3日まで実施したもの。

満足度が最も高い歯科医師年収600万円の勤務医

歯科医師(開業医・勤務医・非常勤・その他)の中で、満足度がもっとも高いのは、「年収500万~600万円」の「勤務医」だった-。デンタルサポート(本社・千葉県千葉市、草深多計志社長)が行った意識調査によるもの。

「医療DX化には患者RWDが必須」-インテグリティ・ヘルスケアの武藤会長

医療のデジタライゼーションからDX化(デジタル・トランスフォーメーション)への転換には、患者のRWD(リアル・ワールド・データ)の広範な活用が必須―。医療のDX化推進の最前線を開拓しつつ、医師として訪問診療の第一線でも活躍するインテグリティ・ヘルスケアの武藤真祐会長は11月22日、米国研究製薬工業協会(PhRMA)が開催したセミナーで講演。

歯学教育モデル・コア・カリキュラム改訂版を公表

「歯学教育モデル・コア・カリキュラム」の令和4年度改訂版を、文部科学省が11月18日に公表した。6年度の入学生から適用されるもので、「医師/歯科医師に求められる基本的な資質・能力」の共通化では、「IT、情報・科学技術を活かす能力」「GE、総合的に患者・生活をみる姿勢」が新設されている。

東北大・草間太郎助教ら砂糖摂取と歯周病関連性をレビュー

砂糖の摂取量と歯周病との関連を示す疫学研究はあるものの、現時点で因果関係を示すエビデンスは限定的―。東北大学大学院歯学研究科の草間太郎助教らの系統的レビュー結果によるもので、『Nutrients』電子版(10月22日)に掲載された。

SDGs&UHC焦点に健康考える-関東甲信越歯科医療管理学会

関東甲信越歯科医療管理学会(尾﨑哲則理事長)は、第28回学術大会(七沢久子大会長)を11月20日、山梨県甲府市の歯科医師会館で開催した。「歯科医療管理学からみるSDGs&UHCを考える~自立歩行ができる健康寿命の延伸」の大会テーマで特別講演や基調講演、教育講演、シンポジウムなどが行われた。12月2日までオンデマンド配信された。

創立50周年を祝う-鶴見大学歯学部

鶴見大学(中根正賢学長)は11月20日、歯学部創立50周年記念式典・記念講演を横浜市の鶴見大学記念館で開催した。

対談「SJCD」×「補綴歯科学会」トップ臨床家の症例一般化・共有を目指す

日本補綴歯科学会(馬場一美理事長)と日本臨床歯科学会(=SJCD、山﨑長郎会長)は、7月の学術大会の連携共催を皮切りに相互連携を推進している。基礎・臨床研究のプロフェッショナルが集まる補綴歯科学会と、スタディグループで世界トップクラスの会員数を誇り、包括臨床のスペシャリストが多く所属するSJCDが協調して活動することで、より良い歯科医療の一般化・共有を目指している。馬場理事長と山﨑会長に連携の経緯や今後の展望などについて聞いた。

高齢者も飲みやすい“コメダの味”の「とろみコーヒー」

コメダ(本社・名古屋市、甘利祐一社長)とクリニコ(本社・東京都目黒区、中林將宏社長)、石光商事(本社・神戸市、石脇智広社長)で共同開発した、飲み込みに不安のある人向けインスタントコーヒー「とろみコーヒー」が11月11日に発売された。翌日の愛知県健康づくり振興事業団による健康公開講座でコーヒーを監修した朝日大学大学院歯学研究科准教授の谷口裕重氏が紹介。「新食感コーヒー」として飲み込みに不安がある高齢者だけでなく、若者など幅広い年代層をターゲットにしている。

5年ぶりにフェア開催-UKデンタル

UKデンタル(本社・熊本市、慶田隆社長)は11月26、27日の両日、「第8回UKデンタルフェア」を熊本県のグランメッセ熊本で開いた。1,245人が来場した。

タカラベルモントの白井さん「なにわの名工」を受賞

大阪府と大阪府職業能力開発協会(小原英夫会長)、大阪府技能士会連合会が主催する「令和4年度大阪府職業能力開発促進大会」で、タカラベルモント(本社・大阪市、吉川秀隆会長兼社長)の大阪工場技術部所属の白井宏典氏が「大阪府優秀技能者表彰(なにわの名工)」を受賞した。理美容サロンや医院向けの特殊な椅子の張り技術が認められたもので、同工場で働く同賞の受賞は7人目。

アソインターナショナルとGENOVA 東証上場へ

歯科関連企業2社の東京証券取引所への新規上場が11月18日に承認された。アソインターナショナル(本社・東京都中央区)がスタンダード市場に、GENOVA(本社・東京都渋谷区)がグロース市場に上場する。2社の上場予定日は12月23日。